JPH0464549B2 - - Google Patents
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- JPH0464549B2 JPH0464549B2 JP59139166A JP13916684A JPH0464549B2 JP H0464549 B2 JPH0464549 B2 JP H0464549B2 JP 59139166 A JP59139166 A JP 59139166A JP 13916684 A JP13916684 A JP 13916684A JP H0464549 B2 JPH0464549 B2 JP H0464549B2
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- JP
- Japan
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- pigment
- dichloro
- oxythionaphthene
- tetrachlorothioindigo
- chloride
- Prior art date
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09B—ORGANIC DYES OR CLOSELY-RELATED COMPOUNDS FOR PRODUCING DYES, e.g. PIGMENTS; MORDANTS; LAKES
- C09B7/00—Indigoid dyes
- C09B7/10—Bis-thionapthene indigos
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
- Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、4,7−ジクロル−3−オキシチオ
ナフテンを公知の方法で酸化して、精製の4,
4′,7,7′−テトラクロルチオインジゴを得、そ
して湿潤状態で得られた未精製の4,4′,7,
7′−テトラクロルチオインジゴを、アルカリ水溶
液及び表面活性化合物の存在下、80乃至180℃の
温度において、芳香族溶剤で処理することによ
り、着色力の良い、凝集に安定で、流動学的に優
れた4,4′,7,7′−テトラクロルチオインジゴ
−顔料を良好な収率及び高い純度で製造する方法
に於いて、稀釈剤としての塩化チオニル中、−20
乃至+50℃の温度において2,5−ジクロルフエ
ニルチオグリコール酸クロリドをフリーデル・ク
ラフツ触媒と反応させて、得られた4,7−ジク
ロル−3−オキシトナフテンを使用することを特
徴とする方法に関する。
ナフテンを公知の方法で酸化して、精製の4,
4′,7,7′−テトラクロルチオインジゴを得、そ
して湿潤状態で得られた未精製の4,4′,7,
7′−テトラクロルチオインジゴを、アルカリ水溶
液及び表面活性化合物の存在下、80乃至180℃の
温度において、芳香族溶剤で処理することによ
り、着色力の良い、凝集に安定で、流動学的に優
れた4,4′,7,7′−テトラクロルチオインジゴ
−顔料を良好な収率及び高い純度で製造する方法
に於いて、稀釈剤としての塩化チオニル中、−20
乃至+50℃の温度において2,5−ジクロルフエ
ニルチオグリコール酸クロリドをフリーデル・ク
ラフツ触媒と反応させて、得られた4,7−ジク
ロル−3−オキシトナフテンを使用することを特
徴とする方法に関する。
4,4′,7,7′−テトラクロルチオインジゴは
周知の様に工業的に重要な生成物であり、その場
合その工業的合成に関して4,7−ジクロル−3
−オキシチオナフテンが好ましい出発物質であ
る。文献でこの出発物質の種々な製法が記載され
ている: (a) 2,5−ジクロルフエニルチオグリコール酸
クロリドをアルミニウムハロゲン化物と稀釈剤
としての有機溶剤−これはアルミニウム錯化合
物の分解後環境汚染を避けるための負担を考慮
に入れるために再び再生せねばならぬ−中で反
応させること(米国特許第2158032号及び第
2914539号明細書)。
周知の様に工業的に重要な生成物であり、その場
合その工業的合成に関して4,7−ジクロル−3
−オキシチオナフテンが好ましい出発物質であ
る。文献でこの出発物質の種々な製法が記載され
ている: (a) 2,5−ジクロルフエニルチオグリコール酸
クロリドをアルミニウムハロゲン化物と稀釈剤
としての有機溶剤−これはアルミニウム錯化合
物の分解後環境汚染を避けるための負担を考慮
に入れるために再び再生せねばならぬ−中で反
応させること(米国特許第2158032号及び第
2914539号明細書)。
(b) 稀釈剤の存在下2,5−ジクロルフエニル−
チオグリコール酸ハロゲニド塩化アルミニウム
を添加すること(ドイツ特許第197162号明細
書)。この方法は、難調節性反応操作及び添加
個所の局部的加熱により生ずる分解生成のため
に実施が非常に困難であり、中位の収率のみで
低純度のみの4,7−ジクロル−3−オキシチ
オナフテンが得られる。
チオグリコール酸ハロゲニド塩化アルミニウム
を添加すること(ドイツ特許第197162号明細
書)。この方法は、難調節性反応操作及び添加
個所の局部的加熱により生ずる分解生成のため
に実施が非常に困難であり、中位の収率のみで
低純度のみの4,7−ジクロル−3−オキシチ
オナフテンが得られる。
(c) 稀釈剤としての塩化アルミニウム、二酸化硫
黄及び塩化ナトリウムよりなる融体中での、塩
化チオニルのない2,5−ジクロルフエニル−
チオグリコール酸クロリドの環化(ドイツ特許
出願公開第2825318号公報)。この方法は二酸化
硫黄の除去又は回収に費用のかかる特別な装置
的手段が必要である欠点を有する。
黄及び塩化ナトリウムよりなる融体中での、塩
化チオニルのない2,5−ジクロルフエニル−
チオグリコール酸クロリドの環化(ドイツ特許
出願公開第2825318号公報)。この方法は二酸化
硫黄の除去又は回収に費用のかかる特別な装置
的手段が必要である欠点を有する。
上記の理由から出発物質(4,7−ジクロル−
3−オキシチオナフテン)のこれら公知の製法は
満足なものでない。
3−オキシチオナフテン)のこれら公知の製法は
満足なものでない。
4,7−ジクロル−3−オキシチオナフテンの
粗製4,4′,7,7′−テトラクロルチオインジゴ
への変換は下記の公知の酸化法により行うことが
できる: (1) 多硫化ナトリウムによる酸化(米国特許第
2158032号明細書)。
粗製4,4′,7,7′−テトラクロルチオインジゴ
への変換は下記の公知の酸化法により行うことが
できる: (1) 多硫化ナトリウムによる酸化(米国特許第
2158032号明細書)。
(2) 空気、塩化鉄()、シアノ鉄酸()カリ
ウム又は重クロム酸アリウムによる酸化(ドイ
ツ特許第194237号明細書)。
ウム又は重クロム酸アリウムによる酸化(ドイ
ツ特許第194237号明細書)。
(3) 芳香族ニトロスルホン酸のアルカリ金属塩に
よる酸化(ドイツ特許出願公開第3101883号公
報)。
よる酸化(ドイツ特許出願公開第3101883号公
報)。
(4) 水性−アルカリ性溶液中のペルオキシ二硫酸
塩による酸化(ドイツ特許第2504935明細書)。
塩による酸化(ドイツ特許第2504935明細書)。
(5) 銅()−塩の存在下水性−アルカリ性媒体
中で空気により酸化すること(ドイツ特許出願
公開第2825313号公報例1)。
中で空気により酸化すること(ドイツ特許出願
公開第2825313号公報例1)。
公知の方法(ドイツ特許第2504935号明細書及
びドイツ特許出願公開第3101883号公報)により
得られる4,4′,7,7′−テトラクロルチオイン
ジゴよりなる粗顔料の顔料形態への変換は前記の
両文献で示された記載により就中有機溶剤例えば
低級アルカノール、脂肪族ケトン、カルボン酸エ
ステル又は芳香族炭化水素による処理により行な
うことができる。
びドイツ特許出願公開第3101883号公報)により
得られる4,4′,7,7′−テトラクロルチオイン
ジゴよりなる粗顔料の顔料形態への変換は前記の
両文献で示された記載により就中有機溶剤例えば
低級アルカノール、脂肪族ケトン、カルボン酸エ
ステル又は芳香族炭化水素による処理により行な
うことができる。
本発明者は驚くべきことに2,5−ジクロルフ
エニル−チオグリコール酸クロリドをフリーデ
ル・クラフツ触媒と稀釈剤としての塩化チオニル
中で−20乃至50℃好ましくは0〜3℃の温度で反
応させ、この場合に得られる4,7−ジクロル−
3−オキシチオナフテンを公知の方法により酸化
して4,4′,7,7′−テトラクロルチオインジゴ
ー粗顔料としそしてこの粗顔料を、湿潤形態で芳
香族溶剤好ましくはニトロ芳香族炭化水素でアル
カリ水溶液の存在下80乃至180℃の温度で処理し
て価値の高い性質を有する顔料に変えることによ
つて、4,7−ジクロル−3−オキシチオナフテ
ンを公知製法の(前記の如き)欠点の回避下着色
力の良い、凝集に安定で流動学的に優れた4,
4′,7,7′−テトラクロルチオインジゴ−顔料を
良好な収率及び高い純度で製造することができる
ことを見出した。
エニル−チオグリコール酸クロリドをフリーデ
ル・クラフツ触媒と稀釈剤としての塩化チオニル
中で−20乃至50℃好ましくは0〜3℃の温度で反
応させ、この場合に得られる4,7−ジクロル−
3−オキシチオナフテンを公知の方法により酸化
して4,4′,7,7′−テトラクロルチオインジゴ
ー粗顔料としそしてこの粗顔料を、湿潤形態で芳
香族溶剤好ましくはニトロ芳香族炭化水素でアル
カリ水溶液の存在下80乃至180℃の温度で処理し
て価値の高い性質を有する顔料に変えることによ
つて、4,7−ジクロル−3−オキシチオナフテ
ンを公知製法の(前記の如き)欠点の回避下着色
力の良い、凝集に安定で流動学的に優れた4,
4′,7,7′−テトラクロルチオインジゴ−顔料を
良好な収率及び高い純度で製造することができる
ことを見出した。
4,7−ジクロル−3−オキシチオナフテンの
製造の場合適当なフリーデル・クラフツ触媒は例
えば塩化アルミニウム及び臭化アルミニウムであ
る。前記製造の方法は塩及び有機溶剤を添加しな
いで遂行され、そして極めて少量のアルミニウム
ハロゲン化物を使用するだけで二酸化硫黄を少量
しか生じないという長所を有する。もう一つの長
所はその単純性にあり、特に稀釈剤として塩化チ
オニルが用いられる場合の単純性にある。と言う
のは、前駆体、すなわち2,5−ジクロルフエニ
ル−チオグリコール酸クロリドを製造する際に塩
化チオニルは既に使用されていて、前記前駆体を
処理して4,7−ジクロル−3−オキシチオナフ
テンにする間の別のプロセス段階でそれを蒸留に
より除去する必要がないからである。
製造の場合適当なフリーデル・クラフツ触媒は例
えば塩化アルミニウム及び臭化アルミニウムであ
る。前記製造の方法は塩及び有機溶剤を添加しな
いで遂行され、そして極めて少量のアルミニウム
ハロゲン化物を使用するだけで二酸化硫黄を少量
しか生じないという長所を有する。もう一つの長
所はその単純性にあり、特に稀釈剤として塩化チ
オニルが用いられる場合の単純性にある。と言う
のは、前駆体、すなわち2,5−ジクロルフエニ
ル−チオグリコール酸クロリドを製造する際に塩
化チオニルは既に使用されていて、前記前駆体を
処理して4,7−ジクロル−3−オキシチオナフ
テンにする間の別のプロセス段階でそれを蒸留に
より除去する必要がないからである。
本発明の好ましい実施態様は、2,5−ジクロ
ルフエニル−チオグリコール酸クロリド1モルを
(場合によりこの化合物の合成からなお存在する
塩化チオニルと共に)0〜15℃で塩化チオニル3
〜12モル好ましくは3〜5モル中塩化アルミニウ
ム1.2乃至1.4モルを含む溶液又は懸濁液に滴加さ
せることにある。反応終了後反応混合物を氷水に
加え、その際生成したアルミニウム錯化合物を分
解し、その結果生じた4,7−ジクロル−3−オ
キシチオナフテンを本発明により更に反応させて
4,4′,7,7′−テトラクロルチオインジゴ−粗
顔料にすることができる。しかしながらまた、
2,5−ジクロルフエニル−チオグリコール酸ク
ロリドを仕込み、そしてそれに、塩化チオニル中
に塩化アルミニウムを溶解または懸濁させた溶液
または懸濁液を、前記モル比を保持させながら0
〜15℃において滴加させ、ついでその他の点は前
記のように進行させることもできる。
ルフエニル−チオグリコール酸クロリド1モルを
(場合によりこの化合物の合成からなお存在する
塩化チオニルと共に)0〜15℃で塩化チオニル3
〜12モル好ましくは3〜5モル中塩化アルミニウ
ム1.2乃至1.4モルを含む溶液又は懸濁液に滴加さ
せることにある。反応終了後反応混合物を氷水に
加え、その際生成したアルミニウム錯化合物を分
解し、その結果生じた4,7−ジクロル−3−オ
キシチオナフテンを本発明により更に反応させて
4,4′,7,7′−テトラクロルチオインジゴ−粗
顔料にすることができる。しかしながらまた、
2,5−ジクロルフエニル−チオグリコール酸ク
ロリドを仕込み、そしてそれに、塩化チオニル中
に塩化アルミニウムを溶解または懸濁させた溶液
または懸濁液を、前記モル比を保持させながら0
〜15℃において滴加させ、ついでその他の点は前
記のように進行させることもできる。
反応操作及び反応生成物の分解温度に依存して
前記の方法で得られる4,7−ジクロル−3−オ
キシチオナフテンは少量の4,4′,7,7′−テト
ラクロルチオインジゴ−を含有し、そしてこれか
ら、アルカリ金属水酸化物または水酸化アンモニ
ウムの水溶液中に溶解させ、その溶液を濾過し
て、溶解しなかつたテトラクロルチオイジンゴを
除去し、そして濾液を酸性化による再沈澱によつ
て、4,4′,7,7′−テトラクロルチオインジゴ
を分離することができる。4,7−ジクロル−3
−オキシチオナフテンの4,4′,7,7′−テトラ
クロルチオインジゴ−顔料への変換にとつては、
既に生成した4,4′,7,7′−テトラクロルチオ
インジゴが含まれていることは妨げとならず、そ
れ故前記種類の精製処置は必要でない。
前記の方法で得られる4,7−ジクロル−3−オ
キシチオナフテンは少量の4,4′,7,7′−テト
ラクロルチオインジゴ−を含有し、そしてこれか
ら、アルカリ金属水酸化物または水酸化アンモニ
ウムの水溶液中に溶解させ、その溶液を濾過し
て、溶解しなかつたテトラクロルチオイジンゴを
除去し、そして濾液を酸性化による再沈澱によつ
て、4,4′,7,7′−テトラクロルチオインジゴ
を分離することができる。4,7−ジクロル−3
−オキシチオナフテンの4,4′,7,7′−テトラ
クロルチオインジゴ−顔料への変換にとつては、
既に生成した4,4′,7,7′−テトラクロルチオ
インジゴが含まれていることは妨げとならず、そ
れ故前記種類の精製処置は必要でない。
4,7−ジクロル−3−オキシチオナフテンの
4,4′,7,7′−テトラクロルチオイジンゴー粗
顔料への変換は上記の公知の酸化法の一つにより
遂行される。
4,4′,7,7′−テトラクロルチオイジンゴー粗
顔料への変換は上記の公知の酸化法の一つにより
遂行される。
湿つた4,4′,7,7′−テトラクロルチオイン
ジゴ−粗顔料を価値の高い顔料に変換する場合芳
香族溶剤として例えばクロルベンゼン、o−ジク
ロルベンゼン、1,2,4−トリクロルベンゼ
ン、ブロムベンゼン、トルエン、ニトロトルエ
ン、キシレン及びニトロフエノール併し特にニト
ロベンゼンが考慮される。適当なアルカリ水溶液
はアルカリ金属水酸化物、例えば水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、更にアンモニア、第四アン
モニウム塩及びアルカリ金属炭酸塩、例えば炭酸
ナトリウム又は−カリウムの水溶液である。殊に
水酸化ナトリウムの水溶液が使用される。芳香族
溶剤は処理されるべき粗顔料に対し有利には0.1
乃至5倍好ましくは0.25〜2倍重量で使用され
る。アルカリは固体アルカリに対し及び処理さる
べき粗顔料に対し有利には4乃至12倍好ましくは
6乃至8倍量で使用され、その際アルカリは0.1
〜10重量%好ましくは2.5〜7.5重量%水溶液の形
態で使用される。
ジゴ−粗顔料を価値の高い顔料に変換する場合芳
香族溶剤として例えばクロルベンゼン、o−ジク
ロルベンゼン、1,2,4−トリクロルベンゼ
ン、ブロムベンゼン、トルエン、ニトロトルエ
ン、キシレン及びニトロフエノール併し特にニト
ロベンゼンが考慮される。適当なアルカリ水溶液
はアルカリ金属水酸化物、例えば水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、更にアンモニア、第四アン
モニウム塩及びアルカリ金属炭酸塩、例えば炭酸
ナトリウム又は−カリウムの水溶液である。殊に
水酸化ナトリウムの水溶液が使用される。芳香族
溶剤は処理されるべき粗顔料に対し有利には0.1
乃至5倍好ましくは0.25〜2倍重量で使用され
る。アルカリは固体アルカリに対し及び処理さる
べき粗顔料に対し有利には4乃至12倍好ましくは
6乃至8倍量で使用され、その際アルカリは0.1
〜10重量%好ましくは2.5〜7.5重量%水溶液の形
態で使用される。
水性アルカリの存在下での芳香族溶剤による粗
顔料の処理は、粗顔料に対し0.1〜10重量%好ま
しくは0.5〜5重量%の表面活性化合物の存在下
実施される。
顔料の処理は、粗顔料に対し0.1〜10重量%好ま
しくは0.5〜5重量%の表面活性化合物の存在下
実施される。
表面活性化合物としては非イオン活性、陽イオ
ン活性及び特に陰イオン活性化合物が考慮され
る。適当な表面活性化合物は次の通りである: (a) 非イオン活性化合物例えば脂肪アルコールポ
リグリコールエーテル、脂肪アルコールポリグ
リコールエステル又はアルキルフエノールポリ
グリコールエーテル。
ン活性及び特に陰イオン活性化合物が考慮され
る。適当な表面活性化合物は次の通りである: (a) 非イオン活性化合物例えば脂肪アルコールポ
リグリコールエーテル、脂肪アルコールポリグ
リコールエステル又はアルキルフエノールポリ
グリコールエーテル。
(b) 陽イオン活性化合物例えばアンモニウム塩、
水酸化アンモニウム、脂肪アミンオキシエチレ
ート、脂肪アミンポリグリコールエーテル又は
塩基性コロホニウム誘導体。
水酸化アンモニウム、脂肪アミンオキシエチレ
ート、脂肪アミンポリグリコールエーテル又は
塩基性コロホニウム誘導体。
(c) 陰イオン活性化合物例えば脂肪酸タウリド、
脂肪酸−N−メチルタウリド及び脂肪酸イソチ
オネート(isothionate)アルキルナフタリン
スルホネート、アルキルフエニルスルホネー
ト、アルキルフエノールポリグリコールエテル
スルフエート、脂肪アルコールポリグリコール
エーテルスルフエート及び特に石けん及び樹脂
即ち脂肪酸、ナフテン酸及び樹脂酸のアルカリ
金属塩及び変性コロホニウム−マレエート樹脂
又はコロホニウム−フマル酸樹脂。
脂肪酸−N−メチルタウリド及び脂肪酸イソチ
オネート(isothionate)アルキルナフタリン
スルホネート、アルキルフエニルスルホネー
ト、アルキルフエノールポリグリコールエテル
スルフエート、脂肪アルコールポリグリコール
エーテルスルフエート及び特に石けん及び樹脂
即ち脂肪酸、ナフテン酸及び樹脂酸のアルカリ
金属塩及び変性コロホニウム−マレエート樹脂
又はコロホニウム−フマル酸樹脂。
粗顔料の価値の高い顔料への好ましい変換は、
4,7−ジクロル−3−オキシチオナフテンの酸
化により得られる粗顔料の湿潤プレスケーキを約
7倍重量の5%苛性ソーダ水溶液と撹拌し、次に
樹脂石けん5%及び1倍重量のニトロベンゼンを
加え、3時間100℃に加熱し、引き続いてニトロ
ベンゼンを留出させ、ついで顔料を濾別し、中性
になるまで洗浄しそして乾燥する。
4,7−ジクロル−3−オキシチオナフテンの酸
化により得られる粗顔料の湿潤プレスケーキを約
7倍重量の5%苛性ソーダ水溶液と撹拌し、次に
樹脂石けん5%及び1倍重量のニトロベンゼンを
加え、3時間100℃に加熱し、引き続いてニトロ
ベンゼンを留出させ、ついで顔料を濾別し、中性
になるまで洗浄しそして乾燥する。
例 1
(a) 閉環:
予め仕込んだ塩化チオニル200gに塩化アル
ミニウム(無水)70gを導入する。0〜5℃で
10分以内に2,5−ジクロルフエニルチオグリ
コール酸クロリド102gを滴加した後4時間0
〜5℃で後撹拌する。引き続いて反応混合物を
氷2400g及び水800mlからなる混合物上に注ぎ
そして得られる混合物中に1時間窒素を導入す
る。次に吸引濾過し、中性になるまで洗浄しそ
して50℃で真空乾燥する。
ミニウム(無水)70gを導入する。0〜5℃で
10分以内に2,5−ジクロルフエニルチオグリ
コール酸クロリド102gを滴加した後4時間0
〜5℃で後撹拌する。引き続いて反応混合物を
氷2400g及び水800mlからなる混合物上に注ぎ
そして得られる混合物中に1時間窒素を導入す
る。次に吸引濾過し、中性になるまで洗浄しそ
して50℃で真空乾燥する。
92.6%4,7−ジクロル−3−オキシチオナ
フテン86.8gが得られる。
フテン86.8gが得られる。
(b) 酸化(ドイツ特許第2504935号明細書によ
る): 4,7−ジクロル−3−オキシチオナフテン
66.1gを室温で7%苛性ソーダ液260.8gに溶
かす。得られる溶液に3時間室温で水148g、
苛性ソーダ液(33%)38.1g及びペルオキシ二
硫酸ナトリウム73.3gからなる溶液を滴加す
る。次に1時間室温で後撹拌し、引き続いて粗
顔料を吸引濾過しそして中性になるまで洗浄す
る。
る): 4,7−ジクロル−3−オキシチオナフテン
66.1gを室温で7%苛性ソーダ液260.8gに溶
かす。得られる溶液に3時間室温で水148g、
苛性ソーダ液(33%)38.1g及びペルオキシ二
硫酸ナトリウム73.3gからなる溶液を滴加す
る。次に1時間室温で後撹拌し、引き続いて粗
顔料を吸引濾過しそして中性になるまで洗浄す
る。
(c) 仕上:
粗顔料のプレスケーキを水で重量436.6gに
調整する。次に順に苛性ソーダ液(33%)60
g、樹脂石けん(50%)6g及びニトロベンゼ
ン60gを添加する。引き続いて3時間100℃に
加熱し、次にニトロベンゼンを水蒸気とともに
留出させ、吸引濾過し、中性になるまで洗浄し
そして80℃で乾燥する。
調整する。次に順に苛性ソーダ液(33%)60
g、樹脂石けん(50%)6g及びニトロベンゼ
ン60gを添加する。引き続いて3時間100℃に
加熱し、次にニトロベンゼンを水蒸気とともに
留出させ、吸引濾過し、中性になるまで洗浄し
そして80℃で乾燥する。
塗料及び塑性物質の着色に著しく適しそして特
に塗料中で高い着色力、良好な流動学的挙動及び
凝集安定性で優れている顔料60.0gが得られる。
に塗料中で高い着色力、良好な流動学的挙動及び
凝集安定性で優れている顔料60.0gが得られる。
例 2
(a) 閉環:
予め仕込んだ塩化チオニル400gに塩化アル
ミニウム(無水)70gを導入する。0〜5℃で
10分以内に2,5−ジクロルフエニルチオグリ
コール酸クロリド102gを滴加した後1時間0
〜5℃で後撹拌する。引き続いて反応混合物を
氷2400g及び水800mlからなる混合物上に注ぎ
そして得られる混合物中に1時間窒素を導入す
る。次に吸引濾過し、中性になるまで洗浄しそ
して50℃で真空乾燥する。
ミニウム(無水)70gを導入する。0〜5℃で
10分以内に2,5−ジクロルフエニルチオグリ
コール酸クロリド102gを滴加した後1時間0
〜5℃で後撹拌する。引き続いて反応混合物を
氷2400g及び水800mlからなる混合物上に注ぎ
そして得られる混合物中に1時間窒素を導入す
る。次に吸引濾過し、中性になるまで洗浄しそ
して50℃で真空乾燥する。
92.6%4,7−ジクロル−3−オキシチオナ
フテン87.2gが得られる。
フテン87.2gが得られる。
(b) 酸化:これは例1(b)において記載せる如く行
われる。
われる。
(c) 仕上:これは例1(c)において記載せる如く実
施される。
施される。
顔料59.6gが得られ、これは塗料及び塑性物質
の着色に著しく適しそして特に塗料中でその高い
着色力、その良好な流動学的挙動及びその凝集安
定性で優れている。
の着色に著しく適しそして特に塗料中でその高い
着色力、その良好な流動学的挙動及びその凝集安
定性で優れている。
例 3
(a) 閉環:
予め仕込んだ塩化チオニル200gに塩化アル
ミニウム(無水)70gを導入する。40℃で10分
以内に2,5−ジクロルフエニルチオグリコー
ル酸クロリド102gを滴加した後1時間40℃で
後撹拌する。引き続いて反応混合物を氷2400g
及び水800mlからなる混合物上に注ぎそして得
られる混合物中に1時間窒素を導入する。次に
吸引濾過し、中性になるまで洗浄しそして50℃
で真空乾燥する。
ミニウム(無水)70gを導入する。40℃で10分
以内に2,5−ジクロルフエニルチオグリコー
ル酸クロリド102gを滴加した後1時間40℃で
後撹拌する。引き続いて反応混合物を氷2400g
及び水800mlからなる混合物上に注ぎそして得
られる混合物中に1時間窒素を導入する。次に
吸引濾過し、中性になるまで洗浄しそして50℃
で真空乾燥する。
90.9%4,7−ジクロル−3−オキシチオナ
フテン91.4gが得られる。
フテン91.4gが得られる。
(b) 酸化:これは例1(b)において記載せる如く行
われる。
われる。
(c) 仕上:これは例1(c)において記載せる如く実
施される。
施される。
顔料59.6gが得られ、これは塗料及び塑性物質
の着色に著しく適しそして特に塗料中でその高い
着色力、その良好な流動学的挙動及びその凝集安
定性で優れている。
の着色に著しく適しそして特に塗料中でその高い
着色力、その良好な流動学的挙動及びその凝集安
定性で優れている。
例 4
(a) 閉環:
2,5−ジクロルフエニルチオグリコール酸
94.8を塩化チオニル103.2gに導入する。N−
メチルピロリドン0.24gの添加後2時間50℃に
加熱しそして0℃に冷却する。引き続いてこの
温度に生成2,5−ジクロフエニルチオグリコ
ール酸クロリドを1時間以内に塩化チオニル
160g及び塩化アルミニウム(無水)77.2gか
らなる懸濁液に滴加する。0〜5℃で1時間後
撹拌した後懸濁液を氷1200g及び水800mlから
なる混合物上に注ぎ、次に1時間80℃で撹拌
し、吸引濾過し、中性になるまで洗浄しそして
50℃で真空乾燥する。
94.8を塩化チオニル103.2gに導入する。N−
メチルピロリドン0.24gの添加後2時間50℃に
加熱しそして0℃に冷却する。引き続いてこの
温度に生成2,5−ジクロフエニルチオグリコ
ール酸クロリドを1時間以内に塩化チオニル
160g及び塩化アルミニウム(無水)77.2gか
らなる懸濁液に滴加する。0〜5℃で1時間後
撹拌した後懸濁液を氷1200g及び水800mlから
なる混合物上に注ぎ、次に1時間80℃で撹拌
し、吸引濾過し、中性になるまで洗浄しそして
50℃で真空乾燥する。
94.5%4,7−ジクロル−3−オキシチオナ
フテン88.4gが得られる。
フテン88.4gが得られる。
(b) 酸化:これは例1(b)において記載せる如く行
われる。
われる。
(c) 仕上:これは例1(c)において記載せる如く実
施される。
施される。
顔料60.1gが得られ、これは塗料及び塑性物質
の着色に著しく適しそして特に塗料中でその高い
着色力、その良好な流動学的挙動及びその凝集安
定性で優れている。
の着色に著しく適しそして特に塗料中でその高い
着色力、その良好な流動学的挙動及びその凝集安
定性で優れている。
例 5
(a) 閉環:これは例1(a)において記載せる如く行
われる。
われる。
(b) 酸化(ドイツ特許出願公開第2825313号公報
例1による): 4,7−ジクロル−3−オキシチオナフテン
72gを脱塩水748g及び苛性ソーダ液(33%)
150gからなる溶液に導入した後80℃に加熱し、
次に水10g中に硫酸銅(結晶)2gを含む溶液
を添加し、酸化が完結するまで空気を導入し、
加熱下吸引濾過しそして中性になるまで洗浄す
る。
例1による): 4,7−ジクロル−3−オキシチオナフテン
72gを脱塩水748g及び苛性ソーダ液(33%)
150gからなる溶液に導入した後80℃に加熱し、
次に水10g中に硫酸銅(結晶)2gを含む溶液
を添加し、酸化が完結するまで空気を導入し、
加熱下吸引濾過しそして中性になるまで洗浄す
る。
(c) 仕上:これは例1(c)において記載せる如く実
施される。
施される。
顔料60.4gが得られ、これは塗料及び塑性物質
の着色に著しく適しそして例1により得られる顔
料より被覆性がありそして青色である。
の着色に著しく適しそして例1により得られる顔
料より被覆性がありそして青色である。
例 6
(a) 閉環:これは例1(a)において記載せる如く行
われる。
われる。
(b) 酸化(ドイツ特許出願公開第3101883号公報
例1による): 4,7−ジクロル−3−オキシチオナフテン
72gを脱塩水230g及び苛性ソーダ液(33%)
100gからなる溶液に導入しそして溶かす。
例1による): 4,7−ジクロル−3−オキシチオナフテン
72gを脱塩水230g及び苛性ソーダ液(33%)
100gからなる溶液に導入しそして溶かす。
3−ニトロベンゼンスルホン酸ナトリウム36
gの添加後2時間60℃に加熱し、吸引濾過しそ
して中性になるまで洗浄する。
gの添加後2時間60℃に加熱し、吸引濾過しそ
して中性になるまで洗浄する。
(c) 仕上:これは例1(c)において記載せる如く実
施される。
施される。
顔料53.6gが得られ、これは塗料及び塑性物質
の着色に著しく適しそして例1により得られる顔
料より被覆性がありそして青色である。
の着色に著しく適しそして例1により得られる顔
料より被覆性がありそして青色である。
例 7
(a) 閉環:これは例1(a)において記載せる如く行
われる。
われる。
(b) 酸化(ドイツ特許第194237号公報例1によ
る): 4,7−ジクロル−3−オキシチオナフテン
72gを脱塩水420g及び苛性ソーダ液(33%)
182gからなる溶液に導入しそして溶かす。次
に15〜20℃で5時間10%フエリシアン化カリウ
ム溶液1650gを滴加する。引き続いて吸引濾過
しそして中性になるまで洗浄する。
る): 4,7−ジクロル−3−オキシチオナフテン
72gを脱塩水420g及び苛性ソーダ液(33%)
182gからなる溶液に導入しそして溶かす。次
に15〜20℃で5時間10%フエリシアン化カリウ
ム溶液1650gを滴加する。引き続いて吸引濾過
しそして中性になるまで洗浄する。
(c) 仕上:これは例1(c)において記載せる如く実
施される。
施される。
顔料60.8gが得られ、これは塗料及び塑性物質
の着色に著しく適しそして特に塗料中でその高い
着色力、その良好な流動学滴挙動及びその凝集安
定性で優れている。
の着色に著しく適しそして特に塗料中でその高い
着色力、その良好な流動学滴挙動及びその凝集安
定性で優れている。
例 8
(a) 閉環:これは例1(a)において記載せる如く行
われる。
われる。
(b) 酸化(米国特許第2158032号公報例1によ
る): 4,7−ジクロル−3−オキシチオナフテン
28.8gを水1400g及び苛性ソーダ液(33%)
140gからなる溶液に導入した後80℃に加熱す
る。次にこの温度で45%多硫化ナトリウム溶液
113.5gを滴加する。引き続いて1時間80℃で
後撹拌し、粗顔料を吸引濾過しそしてこれを中
性になるまで洗浄する。
る): 4,7−ジクロル−3−オキシチオナフテン
28.8gを水1400g及び苛性ソーダ液(33%)
140gからなる溶液に導入した後80℃に加熱す
る。次にこの温度で45%多硫化ナトリウム溶液
113.5gを滴加する。引き続いて1時間80℃で
後撹拌し、粗顔料を吸引濾過しそしてこれを中
性になるまで洗浄する。
(c) 仕上:これは例1(c)において記載せる如く実
施される。
施される。
顔料24.2gが得られ、これは塗料及び塑性物質
の着色に著しく適しそして例1により得られる顔
料より被覆性がありそして青色である。
の着色に著しく適しそして例1により得られる顔
料より被覆性がありそして青色である。
例 9
(a) 閉環:これは例1(a)において記載せる如く行
われる。
われる。
(b) 酸化:これは例1(b)において記載せる如く実
施される。
施される。
(c) 仕上:
粗顔料のプレスケーキを水で全重量436.6g
を調整する。次に順に苛性ソーダ液(33%)30
g、樹脂石けん(50%)6g及びニトロベンゼ
ン60gを添加する。引き続いて3時間100℃に
加熱し、ニトロベンゼンを水蒸気で留出させ、
吸引濾過し、中性になるまで洗浄しそして0℃
で乾燥する。
を調整する。次に順に苛性ソーダ液(33%)30
g、樹脂石けん(50%)6g及びニトロベンゼ
ン60gを添加する。引き続いて3時間100℃に
加熱し、ニトロベンゼンを水蒸気で留出させ、
吸引濾過し、中性になるまで洗浄しそして0℃
で乾燥する。
顔料59.4gが得られ、これは塗料及び塑性物質
の着色に著しく適しそして特に塗料中でその高い
着色力、その良好な流動学的挙動及びその凝集安
定性で優れている。
の着色に著しく適しそして特に塗料中でその高い
着色力、その良好な流動学的挙動及びその凝集安
定性で優れている。
例 10
(a) 閉環:これは例1(a)において記載せる如く行
われる。
われる。
(b) 酸化:これは例1(b)において記載せる如く実
施される。
施される。
(c) 仕上:
粗顔料のプレスケーキを水で全重量436.6g
を調整する。次に順に苛性ソーダ液(33%)90
g、樹脂石けん(50%)6g及びニトロベンゼ
ン60gを添加する。引き続いて3時間100℃に
加熱し、ニトロベンゼンを水蒸気で留出させ
る。次に残渣を吸引濾過し、中性になるまで洗
浄しそして80℃で乾燥する。
を調整する。次に順に苛性ソーダ液(33%)90
g、樹脂石けん(50%)6g及びニトロベンゼ
ン60gを添加する。引き続いて3時間100℃に
加熱し、ニトロベンゼンを水蒸気で留出させ
る。次に残渣を吸引濾過し、中性になるまで洗
浄しそして80℃で乾燥する。
顔料58.6gが得られ、これは塗料及び塑性物質
の着色に著しく適しそして特に塗料中でその高い
着色力、その良好な流動学的挙動及びその凝集安
定性で優れている。
の着色に著しく適しそして特に塗料中でその高い
着色力、その良好な流動学的挙動及びその凝集安
定性で優れている。
例 11
(a) 閉環:これは例1(a)において記載せる如く行
われる。
われる。
(b) 酸化:これは例1(b)において記載せる如く実
施される。
施される。
(c) 仕上:
粗顔料のプレスケーキを水で全重量436.6g
を調整する。次に順に苛性ソーダ液(33%)60
g、樹脂石けん(50%)1g及びニトロベンゼ
ン60gを添加する。引き続いて3時間100℃に
加熱した後、ニトロベンゼンを水蒸気で留出さ
せる。次に沈澱を吸引濾過し、中性になるまで
洗浄しそして80℃で乾燥する。
を調整する。次に順に苛性ソーダ液(33%)60
g、樹脂石けん(50%)1g及びニトロベンゼ
ン60gを添加する。引き続いて3時間100℃に
加熱した後、ニトロベンゼンを水蒸気で留出さ
せる。次に沈澱を吸引濾過し、中性になるまで
洗浄しそして80℃で乾燥する。
顔料58.3gが得られ、これは塗料及び塑性物質
の着色に著しく適しそして特に塗料中でその高い
着色力、その良好な流動学的挙動及びその凝集安
定性で優れている。
の着色に著しく適しそして特に塗料中でその高い
着色力、その良好な流動学的挙動及びその凝集安
定性で優れている。
例 12
(a) 閉環:これは例1(a)において記載せる如く行
われる。
われる。
(b) 酸化:これは例1(b)において記載せる如く実
施される。
施される。
(c) 仕上:
粗顔料のプレスケーキを水で全重量436.6g
を調整する。次に順に苛性ソーダ液(33%)60
g、樹脂石けん(50%)6g及びニトロベンゼ
ン15gを添加する。引き続いて3時間100℃に
加熱した後、ニトロベンゼンを水蒸気で留出さ
せ、吸引濾過し、中性になるまで洗浄しそして
80℃で乾燥する。
を調整する。次に順に苛性ソーダ液(33%)60
g、樹脂石けん(50%)6g及びニトロベンゼ
ン15gを添加する。引き続いて3時間100℃に
加熱した後、ニトロベンゼンを水蒸気で留出さ
せ、吸引濾過し、中性になるまで洗浄しそして
80℃で乾燥する。
顔料58.4gが得られ、これは塗料及び塑性物質
の着色に著しく適しそして特に塗料中でその高い
着色力、その良好な流動学的挙動及びその凝集安
定性で優れている。
の着色に著しく適しそして特に塗料中でその高い
着色力、その良好な流動学的挙動及びその凝集安
定性で優れている。
例 13
(a) 閉環:これは例1(a)において記載せる如く行
われる。
われる。
(b) 酸化:これは例1(b)において記載せる如く実
施される。
施される。
(c) 仕上:
粗顔料のプレスケーキを水で全重量436.6g
を調整する。次に順に苛性ソーダ液(33%)60
g、樹脂石けん(50%)6g及びニトロベンゼ
ン180gを添加する。3時間100℃に加熱した
後、ニトロベンゼンを水蒸気で留出させ、吸引
濾過し、中性になるまで洗浄しそして80℃で乾
燥する。
を調整する。次に順に苛性ソーダ液(33%)60
g、樹脂石けん(50%)6g及びニトロベンゼ
ン180gを添加する。3時間100℃に加熱した
後、ニトロベンゼンを水蒸気で留出させ、吸引
濾過し、中性になるまで洗浄しそして80℃で乾
燥する。
顔料56.2gが得られ、これは塗料及び塑性物質
の着色に著しく適しそして特に塗料中でその高い
着色力、その良好な流動学的挙動及びその凝集安
定性で優れている。
の着色に著しく適しそして特に塗料中でその高い
着色力、その良好な流動学的挙動及びその凝集安
定性で優れている。
例 14
(a) 閉環:これは例1(a)において記載せる如く行
われる。
われる。
(b) 酸化:これは例1(b)において記載せる如く実
施される。
施される。
(c) 仕上:
粗顔料のプレスケーキを水で全重量436.6g
を調整する。次に順に苛性ソーダ液(33%)60
g、樹脂石けん(50%)6g及びニトロベンゼ
ン60gを添加する。3時間100℃に加熱した後、
直ちにニトロベンゼンを水蒸気で留出させ、吸
引濾過し、中性になるまで洗浄しそして80℃で
乾燥する。
を調整する。次に順に苛性ソーダ液(33%)60
g、樹脂石けん(50%)6g及びニトロベンゼ
ン60gを添加する。3時間100℃に加熱した後、
直ちにニトロベンゼンを水蒸気で留出させ、吸
引濾過し、中性になるまで洗浄しそして80℃で
乾燥する。
顔料58.4gが得られ、これは塗料及び塑性物質
の着色に著しく適しそして特に塗料中でその高い
着色力、その良好な流動学的挙動及びその凝集安
定性で優れている。
の着色に著しく適しそして特に塗料中でその高い
着色力、その良好な流動学的挙動及びその凝集安
定性で優れている。
例 15
(a) 閉環:これは例1(a)において記載せる如く行
われる。
われる。
(b) 酸化:これは例1(b)において記載せる如く実
施される。
施される。
(c) 仕上:
粗顔料のプレスケーキを水で全重量436.6g
を調整する。次に順に苛性ソーダ液(33%)60
g、樹脂石けん(50%)6g及びニトロベンゼ
ン60gを添加する。引き続いてオートクレーブ
中で3時間125℃に加熱し、ニトロベンゼンを
水蒸気で留出させ、吸引濾過し、中性になるま
で洗浄しそして80℃で乾燥する。
を調整する。次に順に苛性ソーダ液(33%)60
g、樹脂石けん(50%)6g及びニトロベンゼ
ン60gを添加する。引き続いてオートクレーブ
中で3時間125℃に加熱し、ニトロベンゼンを
水蒸気で留出させ、吸引濾過し、中性になるま
で洗浄しそして80℃で乾燥する。
顔料55.7gが得られ、これは塗料及び塑性物質
の着色に著しく適しそして特に塗料中でその高い
着色力、その良好な流動学的挙動及びその凝集安
定性で優れている。
の着色に著しく適しそして特に塗料中でその高い
着色力、その良好な流動学的挙動及びその凝集安
定性で優れている。
例 16
(a) 閉環:これは例1(a)において記載せる如く行
われる。
われる。
(b) 酸化:これは例1(b)において記載せる如く実
施される。
施される。
(c) 仕上:
粗顔料のプレスケーキを水で全重量436.6g
を調整する。次に順に苛性ソーダ液(33%)60
g、樹脂石けん(50%)6g及びニトロベンゼ
ン60gを添加する。3時間100℃に加熱した後、
ニトロベンゼンを水蒸気で留出させ、25℃に冷
却し、次亜塩素酸ナトリウム47.6gを加えそし
て25℃で次亜塩素酸ナトリウムが消尽するまで
後撹拌する。引き続いて吸引濾過し、中性にな
るまで洗浄しそして80℃で乾燥する。
を調整する。次に順に苛性ソーダ液(33%)60
g、樹脂石けん(50%)6g及びニトロベンゼ
ン60gを添加する。3時間100℃に加熱した後、
ニトロベンゼンを水蒸気で留出させ、25℃に冷
却し、次亜塩素酸ナトリウム47.6gを加えそし
て25℃で次亜塩素酸ナトリウムが消尽するまで
後撹拌する。引き続いて吸引濾過し、中性にな
るまで洗浄しそして80℃で乾燥する。
顔料55.9gが得られ、これは塗料及び塑性物質
の着色に著しく適しそして特に塗料中でその高い
着色力、その良好な流動学的挙動及びその凝集安
定性で優れておりそして例1により得られる顔料
より赤色である。
の着色に著しく適しそして特に塗料中でその高い
着色力、その良好な流動学的挙動及びその凝集安
定性で優れておりそして例1により得られる顔料
より赤色である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 4,7−ジクロル−3−オキシチオナフテン
を公知の方法で酸化して、末精製の4,4′,7,
7′−テトラクロルチオインジゴを得、そして湿潤
状態で得られた未精製の4,4′,7,7′−テトラ
クロルチオインジゴを、アルカリ水溶液及び表面
活性化合物の存在下、80乃至180℃の温度におい
て、芳香族溶剤で処理することにより、着色力の
良い、凝集に安定で、流動学的に優れた4,4′,
7,7′−テトラクロルチオインジゴ−顔料を良好
な収率及び高い純度で製造する方法において、稀
釈剤としての塩化チオニル中、−20乃至+50℃の
温度において2,5−ジクロフエニルチオグリコ
ール酸クロリドをフリーデル・クラフツ触媒と反
応させて、得られた4,7−ジクロル−3−オキ
シチオナフテンを使用することを特徴とする方
法。 2 フリーデル・クラフツ触媒として塩化アルミ
ニウム又は臭化アルミニウムを使用し、そして反
応を0乃至30℃の温度で実施する特許請求の範囲
第1項記載の方法。 3 2,5−ジクロルフエニルチオグリコール酸
クロリド1モルを、塩化チオニル3〜5モル中に
1.2乃至1.4モルの塩化アルミニウムを溶解又は懸
濁させた溶液又は懸濁液と0〜15℃において反応
させる特許請求の範囲第1項又は第2項記載の方
法。 4 芳香族溶剤としてクロルベンゼン、o−ジク
ロルベンゼン、1,2,4−トリクロベンゼン、
ブロムベンゼン、トルエン、ニトロトルエン、キ
シレン、ニトロフエノール又はニトロベンゼン
を、アルカリ水溶液として水酸化ナトリウム、水
酸化カリウム、アンモニア、第四アンモニウム
塩、炭酸ナトリウム又は炭酸カリウムの水溶液
を、そして表面活性化合物として非イオン活性、
陽イオン活性又は陰イオン活性化合物を使用する
特許請求の範囲第1項記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19833324879 DE3324879A1 (de) | 1983-07-09 | 1983-07-09 | Verfahren zur herstellung eines pigments auf basis 4,4',7,7'-tetrachlorthioindigo |
DE3324879.6 | 1983-07-09 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6036567A JPS6036567A (ja) | 1985-02-25 |
JPH0464549B2 true JPH0464549B2 (ja) | 1992-10-15 |
Family
ID=6203626
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59139166A Granted JPS6036567A (ja) | 1983-07-09 | 1984-07-06 | 4,4′,7,7′‐テトラクロルチオインジゴを基剤とする顔料の製法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4617403A (ja) |
EP (1) | EP0134478B1 (ja) |
JP (1) | JPS6036567A (ja) |
DE (2) | DE3324879A1 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19616364A1 (de) * | 1996-04-24 | 1997-10-30 | Hoechst Ag | Oberflächenbehandelte Chinacridon- und Dioxazin-Pigmente |
JP6654181B2 (ja) | 2017-12-28 | 2020-02-26 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗り型車両のキャニスタ配置構造 |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2158032A (en) * | 1938-06-11 | 1939-05-09 | Du Pont | Process of producing symmetrical thioindigo dyes |
US2914539A (en) * | 1955-01-28 | 1959-11-24 | Ciba Ltd | Process for the manufacture of hydroxythionaphthenes |
DE2457703C2 (de) * | 1974-12-06 | 1984-09-20 | Bayer Ag, 5090 Leverkusen | Verfahren zur Herstellung von 4,4', 7,7'-Tetrachlorthioindigo in Pigmentform |
BR7600707A (pt) * | 1975-02-06 | 1976-08-31 | Hoechst Ag | Processo para a preparacao de corantes de tioindigo |
DE2504962A1 (de) * | 1975-02-06 | 1976-08-19 | Hoechst Ag | Verfahren zur herstellung eines 4,4',7,7'-tetrachlorthioindigopigments |
DE2825313C2 (de) * | 1978-06-09 | 1987-04-09 | Bayer Ag, 5090 Leverkusen | Verfahren zur Herstellung von Thioindigo-Verbindungen |
DE2916400A1 (de) * | 1979-04-23 | 1980-11-13 | Basf Ag | Verfahren zur herstellung von lasierenden pigmentformen des 4,4',7,7'-tetrachlorthioindigo |
DE3101873A1 (de) * | 1981-01-22 | 1982-08-26 | Basf Ag, 6700 Ludwigshafen | Verfahren zur herstellung von farbstarken 4,4',7,7'-tetrachlorthioindigopigmenten |
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