JPH0458578A - 自生旋回ガスフローを用いたガスレーザ発振方法及びその装置 - Google Patents
自生旋回ガスフローを用いたガスレーザ発振方法及びその装置Info
- Publication number
- JPH0458578A JPH0458578A JP16829390A JP16829390A JPH0458578A JP H0458578 A JPH0458578 A JP H0458578A JP 16829390 A JP16829390 A JP 16829390A JP 16829390 A JP16829390 A JP 16829390A JP H0458578 A JPH0458578 A JP H0458578A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas
- flow
- discharge pipe
- reducer
- gas flow
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 8
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 claims abstract description 14
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 claims description 7
- 239000003989 dielectric material Substances 0.000 claims description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 2
- 230000005284 excitation Effects 0.000 abstract description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002269 spontaneous effect Effects 0.000 description 2
Landscapes
- Lasers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野1
本発明は自生旋回ガスフローを用いたガスレーザ発振方
法及びその装置に関する。
法及びその装置に関する。
[従来の技術1
ガスを放電管内に流入し、これを放電励起するガスレー
ザでは、ガス密度や流速分布が不均一であると、レーザ
出力が低下し、出力の安定性が悪いという問題がある。
ザでは、ガス密度や流速分布が不均一であると、レーザ
出力が低下し、出力の安定性が悪いという問題がある。
このような問題を解決するために、放電管軸方向に負荷
インピーダンスが均一に保たれるように誘電体である放
電管の軸方向内径をテーパ状にする技術が開示されてい
る。(特開平2−43780号公報)。
インピーダンスが均一に保たれるように誘電体である放
電管の軸方向内径をテーパ状にする技術が開示されてい
る。(特開平2−43780号公報)。
〔発明が解決しようとする課題]
本発明は上記問題を解決する別の技術を提供しようとす
るものであって、放電による励起でレーザ発振するガス
レーザにおける放電管内のガス流速分布の均一化を図る
技術を提供する。
るものであって、放電による励起でレーザ発振するガス
レーザにおける放電管内のガス流速分布の均一化を図る
技術を提供する。
[課顕を解決するための手段]
本発明は自生旋回ガスフロー技術を利用したガスレーザ
発振方法であって、放電管中に自生旋回ガスフローを伴
う高速乱流抑制ガス流を形成し、このガス流の外周に高
周波高電圧を印加することを特徴とする自生旋回ガスフ
ローを用いたガスレーザ発振方法である。
発振方法であって、放電管中に自生旋回ガスフローを伴
う高速乱流抑制ガス流を形成し、このガス流の外周に高
周波高電圧を印加することを特徴とする自生旋回ガスフ
ローを用いたガスレーザ発振方法である。
この方法を実施するための本発明の装置は、外周に対向
する一対の金属電極を配設した誘電体よりなる放電管に
おいて、この放電管を断面が均一な直管とし、この放電
管の一方の端部にレデューサの小径端を接続し、このレ
デューサの大径端に半球殻体を接続し、この半球殻体の
内面に沿って流入ガスを流入するガス導入口を配設した
ことを特徴とする装置である。
する一対の金属電極を配設した誘電体よりなる放電管に
おいて、この放電管を断面が均一な直管とし、この放電
管の一方の端部にレデューサの小径端を接続し、このレ
デューサの大径端に半球殻体を接続し、この半球殻体の
内面に沿って流入ガスを流入するガス導入口を配設した
ことを特徴とする装置である。
また、この装置は断面均一な直管及びこれに接続するレ
デューサの代りに、放電管をテーパ管とし、その大径端
に半球殻体を接続し、この半球殻体の内面に沿って流入
ガスを流入するガス導入口を配設したガスレーザ発振装
置としてもよい。
デューサの代りに、放電管をテーパ管とし、その大径端
に半球殻体を接続し、この半球殻体の内面に沿って流入
ガスを流入するガス導入口を配設したガスレーザ発振装
置としてもよい。
[作用1
軸対象の拡大または縮小流路に、この流路と同心の環状
の流速極小部を有する軸流方向の流体流を形成すると、
流体流中に旋回速度成分を自生する。
の流速極小部を有する軸流方向の流体流を形成すると、
流体流中に旋回速度成分を自生する。
このような流れは次の■〜■の条件を満足すれば生成す
ることができる。すなわち、 ■ 軸対象の拡大または縮小流れ場 ■ 旋回方向速度成分がゼロに近い軸方向流れ■ 円環
状の極小点をもつ主流速分布 自生旋回流動では、旋回が自生することによって従来乱
流の乱れのエネルギーとしてあられれていた流体エネル
ギーが旋回速度エネルギーに置換される。したがって従
来の同じレイノルズ数の流れと比較すると流れの乱れ度
が小さくなる。このようにして、自生旋回流動により乱
流を抑制することができる。
ることができる。すなわち、 ■ 軸対象の拡大または縮小流れ場 ■ 旋回方向速度成分がゼロに近い軸方向流れ■ 円環
状の極小点をもつ主流速分布 自生旋回流動では、旋回が自生することによって従来乱
流の乱れのエネルギーとしてあられれていた流体エネル
ギーが旋回速度エネルギーに置換される。したがって従
来の同じレイノルズ数の流れと比較すると流れの乱れ度
が小さくなる。このようにして、自生旋回流動により乱
流を抑制することができる。
本発明は以上の基本原理に基づいており、レーザ発振装
置に流入するガスの流れや密度を均一化し、レーザ出力
の安定性を確保し出力低下を防止する。
置に流入するガスの流れや密度を均一化し、レーザ出力
の安定性を確保し出力低下を防止する。
[実施例1
第1図に本発明の実施例装置の縦断面図を示した。第1
図において、放電管1の外周には一対の電極2が配設さ
れている。放電管1の一方の端部にはレデューサ3が接
続されている。レデューサ3はその小径端を放電管lに
接続し、大径端は直v4を介して半球殻体5に接続され
ている。この半球殻体5の内面に沿ってガス7を流入す
るガス導入口6を備えている。放電管内を通ったガスは
排出口8から排出される。
図において、放電管1の外周には一対の電極2が配設さ
れている。放電管1の一方の端部にはレデューサ3が接
続されている。レデューサ3はその小径端を放電管lに
接続し、大径端は直v4を介して半球殻体5に接続され
ている。この半球殻体5の内面に沿ってガス7を流入す
るガス導入口6を備えている。放電管内を通ったガスは
排出口8から排出される。
ガス導入口側にレーザミラー11、ガス排出口側にハー
フミラ−12が配設されており、放電管1のガス排出口
側の端部には窓9が設けられている。
フミラ−12が配設されており、放電管1のガス排出口
側の端部には窓9が設けられている。
第2図は本発明の他の実施例を示し、放電管1aはテー
パ管となっており、その外周にも電極2が形成されてい
る。放電管1aの大径端に直管4を介して半球殻体5が
接続されている。
パ管となっており、その外周にも電極2が形成されてい
る。放電管1aの大径端に直管4を介して半球殻体5が
接続されている。
この半球殻体5の内面に沿ってガス7を流入するガス導
入−6を備えている。放電管内を通ったガスは排出口8
から排出される。
入−6を備えている。放電管内を通ったガスは排出口8
から排出される。
ガス導入口側にレーザミラー11、ガス排出口側にハー
フミラ−12が配設されており、放電管1のガス排出口
側の端部には窓9が設けられている。
フミラ−12が配設されており、放電管1のガス排出口
側の端部には窓9が設けられている。
第1図、第2図の装置に、ガス導入口6からガスを流入
すると、流入されたガスは半球殻体5の内面に沿って流
れ、レデューサ3内またはテーパ管(放電管1a)内に
円環状の極小点をもつ軸流速度分布の流れを生じ、旋回
流を自生する。したがって、放電管lまたはla内のガ
ス流はレイノルズ数の高い領域でも、乱流とならずに旋
回流を伴う層流となる。したがって、放電管1内におけ
る流れは均一となり、レーザ出力が安定する。
すると、流入されたガスは半球殻体5の内面に沿って流
れ、レデューサ3内またはテーパ管(放電管1a)内に
円環状の極小点をもつ軸流速度分布の流れを生じ、旋回
流を自生する。したがって、放電管lまたはla内のガ
ス流はレイノルズ数の高い領域でも、乱流とならずに旋
回流を伴う層流となる。したがって、放電管1内におけ
る流れは均一となり、レーザ出力が安定する。
このレーザ出力は窓9を通して出力され、強力なレーザ
源として使用することができる。
源として使用することができる。
[発明の効果1
本発明によれば、ガスレーザ放電管内のガス流分布を均
一化することができ、レーザ出力低下を防止し、出力の
安定性を確保することができる。
一化することができ、レーザ出力低下を防止し、出力の
安定性を確保することができる。
第1図、第2図は本発明装置の模式的縦断面図である。
■、1a・・・放電管 2・・・電極3・・・レデ
ューサ 4・・・直管5・・・半球殻体
6・・・ガス導入ロア・・・ガス 8・
・・排出口9・・・窓 11・・・ミラ
12・・・ハーフミラ−
ューサ 4・・・直管5・・・半球殻体
6・・・ガス導入ロア・・・ガス 8・
・・排出口9・・・窓 11・・・ミラ
12・・・ハーフミラ−
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 放電管中に自生旋回ガスフローを伴う高速層流ガス
流を形成し、該ガス流の外周に高周波高電圧を印加する
ことを特徴とする自生旋回ガスフローを用いたガスレー
ザ発振方法。 2 外周に対向する一対の金属電極を配設した誘電体よ
りなる放電管において、該放電管を断面が均一な直管と
し、該放電管の一方の端部にレデューサの小径端を接続
し、該レデューサの大径端に半球殻体を接続し、該半球
殻体の内面に沿って流入ガスを流入するガス導入口を配
設したことを特徴とする自生旋回ガスフローを用いたガ
スレーザ発振装置。 3 断面均一な直管及びこれに接続するレデューサに代
え、放電管をテーパ管とし、該テーパ管の大径端に半球
殻体を接続したことを特徴とする請求項2記載の装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16829390A JPH0458578A (ja) | 1990-06-28 | 1990-06-28 | 自生旋回ガスフローを用いたガスレーザ発振方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16829390A JPH0458578A (ja) | 1990-06-28 | 1990-06-28 | 自生旋回ガスフローを用いたガスレーザ発振方法及びその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0458578A true JPH0458578A (ja) | 1992-02-25 |
Family
ID=15865327
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16829390A Pending JPH0458578A (ja) | 1990-06-28 | 1990-06-28 | 自生旋回ガスフローを用いたガスレーザ発振方法及びその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0458578A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59184575A (ja) * | 1983-04-04 | 1984-10-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | レ−ザ発振器 |
JPS6185881A (ja) * | 1984-10-04 | 1986-05-01 | Mitsubishi Electric Corp | レ−ザ発振器 |
JPS62106681A (ja) * | 1985-11-05 | 1987-05-18 | Toshiba Corp | ガスレ−ザ発振装置 |
-
1990
- 1990-06-28 JP JP16829390A patent/JPH0458578A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59184575A (ja) * | 1983-04-04 | 1984-10-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | レ−ザ発振器 |
JPS6185881A (ja) * | 1984-10-04 | 1986-05-01 | Mitsubishi Electric Corp | レ−ザ発振器 |
JPS62106681A (ja) * | 1985-11-05 | 1987-05-18 | Toshiba Corp | ガスレ−ザ発振装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
RU2564534C2 (ru) | Плазменная горелка | |
Husain et al. | Elliptic jets. Part 2. Dynamics of coherent structures: pairing | |
US6348687B1 (en) | Aerodynamic beam generator for large particles | |
JPH10507307A (ja) | プラズマトーチの電極構造 | |
SE8300546L (sv) | Svetspistol | |
WO1980000514A1 (en) | Gas laser generating device | |
JPH0514399B2 (ja) | ||
GB1238239A (ja) | ||
JPH0458578A (ja) | 自生旋回ガスフローを用いたガスレーザ発振方法及びその装置 | |
CN108650770A (zh) | 一种微波脉冲共振放电等离子体射流体模加热改性装置 | |
JPH01501188A (ja) | 大容量形気体放電システム | |
JPS62106681A (ja) | ガスレ−ザ発振装置 | |
JPS58178577A (ja) | レ−ザ発振装置 | |
US5136606A (en) | Discharge tube for a gas laser device | |
JP2000257610A (ja) | 固定回転体の表面流れを利用した自生旋回流による乱流抑制方法と自生旋回流生成装置ならびに自生旋回流生成と持続の制御方法および乱流抑制効果の検証方法 | |
KR20230146564A (ko) | 나노-버블 발생기 | |
JPH0544740Y2 (ja) | ||
WO2023282185A1 (ja) | プラズマ処理装置およびプラズマ処理方法 | |
JPS6076181A (ja) | 高速軸流形ガスレ−ザ発振器 | |
JPS62174989A (ja) | ガスレ−ザ発生装置 | |
CN109854342A (zh) | 基于介质阻挡放电的一体化汽车尾气净化装置 | |
JPS61294882A (ja) | ガスレ−ザ発振器 | |
JPH10294175A (ja) | プラズマアーク発生装置 | |
JP2706353B2 (ja) | ガスレーザ発振装置 | |
RU2191667C2 (ru) | Горелка для дуговой сварки в защитных газах |