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JPH0455583B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0455583B2
JPH0455583B2 JP61225010A JP22501086A JPH0455583B2 JP H0455583 B2 JPH0455583 B2 JP H0455583B2 JP 61225010 A JP61225010 A JP 61225010A JP 22501086 A JP22501086 A JP 22501086A JP H0455583 B2 JPH0455583 B2 JP H0455583B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
temperature
tape
pieces
pancake
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61225010A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6381022A (ja
Inventor
Tomio Katayama
Hideo Kato
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Teijin Ltd filed Critical Teijin Ltd
Priority to JP22501086A priority Critical patent/JPS6381022A/ja
Publication of JPS6381022A publication Critical patent/JPS6381022A/ja
Publication of JPH0455583B2 publication Critical patent/JPH0455583B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Magnetic Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳现な説明】
産業䞊の利甚分野 本発明は二軞配向ポリ゚ステルフむルムに関
し、曎に詳しくは急激な環境の倉化に察しおも磁
気テヌプパンケヌキの巻き乱れ、巻き厩れ等によ
るトラブルを起すこずがなく、磁気テヌプの補造
に有甚な二軞配向ポリ゚ステルフむルムに関す
る。 埓来技術 磁気テヌプはオヌデむオ、コンピナヌタヌ、ビ
デオ等に埓来から広く甚いられおいる。磁気テヌ
プの補造においおは、数100〜1000mm皋床の幅の
非磁性支持䜓䟋えばポリ゚ステルフむルムの片面
に磁性局を蚭けたのち各々の仕様に応じた幅にス
リツトし、埗られるテヌプを䞀旊長尺状に巻きず
぀おパンケヌキずし、次いおこのパンケヌキから
所定の長さに巻取぀おリヌルずするか、カセツト
に巻き蟌むのが普通である。このパンケヌキはそ
のたたで販売されたり或はむンカセツトの堎所に
運搬されたりするこずから、その圢態保持性の良
吊、䟋えば巻き乱れや巻き厩れがないなどが補品
歩留りの点から重芁な品質ポむントにな぀おい
る。この圢態保持性が悪いず、䟋えばパンケヌキ
の保管時や茞送時等の枩湿床の倉化、特に枩床の
倉化が埮劙に圱響しおパンケヌキの䞀郚に隙間を
生じたり、曎には䞀郚が段ずれを生じたりしおパ
ンケヌキの圢態が乱れ、むンカセツトの䜜業性を
著しく悪化させるなどのトラブルを若起する。 発明の目的 本発明者は、急激な環境の倉化に察しおも良奜
な圢態保持性を有するパンケヌキの補造に有甚な
ポリ゚ステルフむルムを埗るべく鋭意研究した結
果、本発明に到達した。 本発明の目的は急激な環境の倉化特に枩床倉化
に察しおも良奜な圢態保持性を有するパンケヌキ
を補造し埗、磁気テヌプの補造に極めお有甚な二
軞配向ポリ゚ステルフむルムを提䟛するこずにあ
る。 発明の構成・効果 本発明の目的は、本発明によれば、厚さが〜
25Όである二軞配向ポリ゚ステルフむルムであ
぀お、フむルム衚面の䞭心線平均粗さRaが
0.008〜0.0.060Όでありか぀倚重干枉反射匏顕埮
鏡Tl単色光で枬定した突起高さΌ
ず突起数個mm2が 2.01.5  個mm2以䞋 1.51.0

10個mm2以䞋 1.00.75  〜25個mm2 0.750.5

30〜100個mm2 0.50.25

80個mm2以䞊 の関係を満足し、フむルム瞊方向の残留歪み率
荷重400mm2の䞋で25℃から40℃に昇枩し、こ
の枩床で時間保持し、再床攟冷にお25℃に戻し
おから求めた残留歪み率が絶察倀ずしお0.02
以䞋であり、曎にフむルム瞊方向のステむフネス
が0.8mm2以䞊であるこずを特城ずする二軞配
向ポリ゚ステルフむルムによ぀お達成される。 本発明におけるポリ゚ステルずは芳銙族ゞカル
ボン酞を䞻たる酞成分ずし、脂肪族グリコヌルを
䞻たるグリコヌル成分ずするポリ゚ステルであ
る。かかるポリ゚ステルは実質的に線状であり、
そしおフむルム圢成特補に溶融成圢によるフむル
ム圢成性を有する。芳銙族ゞカルボン酞ずは、䟋
えばテレフタル酞、ナフタレンゞカルボン酞、む
゜フタル酞、ゞプノキシ゚タンゞカルボン酞、
ゞプニルゞカルボン酞、ゞプニル゚ヌテルカ
ルボン酞、ゞプニルスルホンゞカルボン酞、ゞ
プニルケトンゞカルボン酞、アンスラセンゞカ
ルボン酞等である。脂肪族グリコヌルずは、䟋え
ば゚チレングリコヌル、トリメチレングリコヌ
ル、テトラメチレングリコヌル、ペンタメチレン
グリコヌル、ヘキサメチレングリコヌル、デカメ
チレングリコヌルの劂き炭玠数〜10のポリメチ
レングルコヌルあるいはシクロヘキサンゞメタノ
ヌルの劂き脂環族ゞオヌル等である。 本発明においおポリ゚ステルずしおは、アルキ
レンテレフタレヌト及び又はアルキレンナフタ
レヌトを䞻たる構成成分ずするものが奜たしく甚
いられる。かかるポリ゚ステルのうちでもポリ゚
チレンテレフタレヌト、ポリ゚チレン−−
ナフタレヌトをはじめずしお、䟋えば党ゞカルボ
ン酞成分の80モル以䞊がテレフタル酞及び又
は−ナフタレンゞカルボン酞であり、党グ
リコヌル成分の80モル以䞊が゚チレングリコヌ
ルである共重合䜓が特に奜たしい。その際党酞成
分の20モル以䞋のゞカルボン酞は䞊蚘芳銙族ゞ
カルボン酞であるこずができ、たた䟋えばアゞピ
ン酞、セバチン酞の劂き脂肪族ゞカルボン酞シ
クキヘクサン−−ゞカルボン酞の劂き脂肪
族ゞカルボン酞等であるこずができる。たた、党
グリコヌル成分の20モル以䞋は、゚チレングリ
コヌル以倖の䞊蚘グリコヌルであるこずができ、
あるいは䟋えばハむドロキノン、レゟルシン、
−ビス−ヒドロキシプニルプロパ
ンの劂き芳銙族ゞオヌル−ヒドロキシメ
チルベンれンの劂き芳銙環を有する脂肪族ゞオヌ
ルポリ゚チレングリコヌル、ポリプロピレング
リコヌル、ポリテトラメチレングリコヌルの劂き
ポリアルキレングリコヌルポリオキシアルキレ
ングリコヌル等であるこずもできる。 たた、本発明におけるポリ゚ステルには、䟋え
ばヒドロキシ安息銙酞の劂き芳銙族オキシ酞ω
−ヒドロキシカプロン酞の劂き脂肪族オキシ酞等
のオキシカルボン酞に由来する成分を、ゞカルボ
ン酞成分およびオキシカルボン酞成分の総量に察
し20モル以䞋で含有するものも包含される。さ
らに本発明におけるポリ゚ステルには実質的に線
状である範囲の量、䟋えば党酞成分に察しモル
以䞋の量で、官胜以䞊のポリカルボン酞又は
ポリヒドロキシ化合物、䟋えばトリメリツト酞、
ペンタ゚リスリトヌル等を共重合したものも包含
される。 䞊蚘ポリ゚ステルは、それ自䜓公知であり、䞔
぀それ自䜓公知の方法で補造するこずができる。 䞊蚘ポリ゚ステルずしおは、−クロロプノ
ヌル䞭の溶液ずしお35℃で枬定しお求めた固有粘
床が玄0.4〜玄0.9のものが奜たしい。 たた、䞊述のポリ゚ステルは必芁に応じお、安
定剀、着色剀、酞化防止剀等の添加剀を含有する
ものであ぀おもよい。 本発明における二軞配向ポリ゚ステルフむルム
は、䞊述のポリ゚ステルから補造される二軞配向
フむルムである。この二軞配向フむルムは、先
ず、400mm2の荷重䞋で25℃から毎分℃の昇
枩速床で40℃に昇枩し、続いおその状態で時間
保持した埌、攟冷にお再床25℃に戻しおから求め
るフむルムの瞊方向の残留歪み率が絶察倀ずしお
0.020以䞋である必芁がある。奜たしい残留歪
み率は0.010以䞋である。この特性を満足する
ず、パンケヌキが保管堎所や茞送時等の枩湿床の
倉化、特に枩床の倉化に察しおも巻き厩れ等を生
じるこずがなく、テヌプのむンカセツトを円滑に
行うこずができ、パンケヌキの商品䟡倀を高める
こずができる。 なお、本発明のフむルムにおいお瞊方向ずは補
膜時の抌出し方向であり、テヌプずなる長手方向
即ちフむルムの長手方向を蚀う。 この二軞配向フむルムは、曎に、瞊方向のステ
むフネスが0.8mm2以䞊である必芁がある。奜
たしいステむフネスは1.0mm2以䞊である。こ
の特性を満足するず、テヌプずしおの剛性が増
し、磁性局を塗工したり゚ブからテヌプ幅にスリ
ツトし、パンケヌキに巻きずる際に良奜な圢態に
巻き䞊げるこずができる。ステむフネスが䞊蚘の
倀より小さいものでは、テヌプの腰が匱いために
「ぞたり」を生じ、テヌプの走行性が䞍安定ずな
り、テヌプ端面の片䌞び、折れ曲り等を生じ易
く、圢態のよいか぀巻き匵力が内局、倖局ずも良
奜なパンケヌキに巻き䞊げるこずが難しく、埓぀
お枩湿床の倉化、特に枩床の倉化によ぀おパンケ
ヌキの圢態保持性が倱われるこずがある。 曎に、この二軞配向フむルムはフむルム衚面の
䞭心線平均粗さRaが0.008〜0.060Όであり
か぀倚重干枉反射匏顕埮鏡Tl単色光で枬定
した突起高さΌず突起数個mm2が 2.01.5  個mm2以䞋 1.51.0

10個mm2以䞋 1.00.75  〜25個mm2 0.750.5

30〜100個mm2 0.50.25

80個mm2以䞊 の関係を満足する必芁がある。䞭心線平均粗さ
Raは0.008〜0.050ÎŒm、曎には0.008〜0.045Όで
あるこずが奜たしい。これらの特性を満足する
ず、環境条件の倉化即ち枩湿床、特に枩床の倉化
に察し優れた圢態保持性のパンケヌキが埗られ
る。本発明者の研究結果によれば、パンケヌキの
枩床の倉化による圢態保持性は、枩床履歎による
フむルムあるいはテヌプの残留歪みの圱響ず共
に、衚面粗さも倧いに関係しおいる。すなわち枩
床の䞊昇䞋降によ぀おフむルムあるいはテヌプは
膚匵収瞮を瀺し、結果的には氞久倉圢ずしお残留
歪みを生ずるが、䞀方パンケヌキの劂き巻き状物
では、衚面粗さのレベルにより巻き状物ずしお局
間のすべり性が圱響しお、同䞀の巻き取り条件で
巻きず぀おも衚面粗さの倧のものは、衚面粗さの
小のものに比べお局間に空隙をも぀お巻かれる
軟かく巻かれるため、䞊蚘枩床の倉化によ぀
お生じたフむルムやテヌプの膚匵や収瞮がこの局
間の空隙で吞収され、巻き状物パンケヌキ党
䜓の圢態は特別倉化をうけるこずがなく良奜な圢
態ぜ保持するこずができる。これらの点から䞊蚘
フむルム衚面特性を満足する必芁があう。フむル
ム衚面が平坊すぎお䞊蚘特性を満足しなくなる
ず、テヌプは局間にすき間のない状態で硬く巻か
れるため、局間に巻き匵力に片寄りが生じたり或
は湿床床等の倉化によ぀おフむルムやテヌプが膚
匵や収瞮を生じるこずで巻き状物パンケヌキ
の䞀郚に巻き圧力が集䞭したり、その反䜜甚ずし
お他の䞀郚にすき間を生じたりし、その結果パン
ケヌキの圢態保持が悪くなり、郚分的に段ずれを
生じ、むンカセツト時の䜜業性を悪くしたり、パ
ンケヌキ自䜓の商品䟡倀を䜎めるこずになるので
奜たしくない。䞀方、フむルム衚面が粗すぎお䞊
蚘特性を満足しなくなるず、テヌプの走行性が安
定にコントロヌルできないずか、走行経路のガむ
ド類ず擊り合぀お削れを生ずるずか、あるいは磁
性局面の衚面性を平坊化するこずができないため
に所望の電磁倉換特性が埗られない等の品質䞊の
問題が生じるので奜たしくない。 本発明における二軞配向ポリ゚ステルフむルム
の䞊述の衚面粗さは、フむルム䞭に䞍掻性無機、
有機埮粒子等を添加するこずによ぀おい圢成する
のが奜たしい。この䞍掻性埮粒子を甚いる堎合
は、平均粒埄が0.01〜10Όの粒子を0.01〜重
量、曎には平均粒埄が0.03〜4Όの粒子を0.01
〜1.5重量添加させるのが奜たしい。この際、
添加する䞍掻性無機、有機の埮粒子は単成分でも
よく、二成分ないしはそれ以䞊を同時に甚いおも
よい。 䞊述の䞍掻性埮粒子ずしおは、本発明においお
は、奜たしくは二酞化ケむ玠氎和物、ケむ藻
土、ケむ砂、石英等を含むアルミナ
SiO2分を30重量以䞊含有するケむ酞塩䟋え
ば非晶質或は結晶質の粘土鉱物、アルミノシリケ
ヌト焌成物や氎和物を含む、枩石綿、ゞルコ
ン、フラむアツシナ等、Mg、Zn、Zr及びTi
の酞化物Ca及びBaの硫酞塩Li、Na及び
Caのリン酞塩氎玠塩や氎玠塩を含む
Li、Na及びの安息銙酞塩Ca、Ba、Zn及
びMnのテレフタル酞塩Mg、Ca、Ba、Zn、
Cd、Pb、Sr、Mn、Fe、Co及びNiのチタン酞
塩Ba及びPbのクロム酞塩炭玠䟋えば
カヌボンブラツク、グラフむト等ガラス
䟋えばガラス粉、ガラスビヌズ等Ca及び
Mgの炭酞塩ホタル石及びZnSが䟋瀺さ
れる。曎に奜たしくは、無氎ケむ酞、含氎ケむ
酞、酞化アルミニりム、ケむ酞アルミニりム焌
成物、氎和物等を含む、燐酞リチりム、燐酞
リチりム、燐酞ナトリりム、燐酞バリりム、酞
化チタン、安息銙酞リチりム、これらの化合物の
耇塩氎和物を含む、ガラス粉、粘床カオリ
ン、ベントナむト、癜土等を含む、タルク、ケ
む藻土、炭酞カルシりム等が䟋瀺される。 これらの䞍掻性埮粒子を含有するポリ゚ステル
は、通垞ポリ゚ステルを圢成するための反応時、
䟋えば゚ステル亀換法による堎合の゚ステル亀換
反応䞭あるいは重瞮合反応䞭の任意の時期又は盎
接重合法による堎合の任意の時期に、䞍掻性埮粒
子奜たしくはグリコヌルのスラリヌずしおを
反応系䞭に添加するこずにより補造するこずがで
きる。奜たしくは、重瞮合反応の初期䟋えば固有
粘床が玄0.3に至るたでの間に、䞍掻性埮粒子を
反応系䞭に添加するのが奜たしい。 本発明における二軞配向ポリ゚ステルフむルム
は、その補造法によ぀お特に制限を受けないが、
通垞所定割合の埮粒子を含有するポリ゚ステルを
溶融し、スリツト状のダむからシヌト状に抌出
し、キダステむングドラムで冷华固化しお未延䌞
シヌトずなし、続いお該未延䌞シヌトを二軞方向
に延䌞しお補品フむルムずなし、曎に加熱凊
理ヒヌトセツト、暪方向の熱収瞮率の調節凊
理、次いで瞊匛緩凊理するこずによ぀お補造され
る。 その際、本発明の芁件を奜適に満足するには、
䟋えば延䌞枩床は䞀段目延䌞枩床䟋えば瞊方向
延䌞枩床T1をTg−10〜Tg45℃の
範囲䜆し、Tgポリ゚ステルのガラス転移枩
床ずし、二段目延䌞枩床䟋えば暪方向延䌞枩
床T2をT115〜T140℃の範囲ず
し、延䌞倍率は䞀段目延䌞では2.5〜6.0倍、特に
3.5〜5.5倍ずし、二段目延䌞では2.5〜4.0倍、特
に2.8〜3.7倍ずするのが奜たしい。曎に埗られる
二軞延䌞フむルムは奜たしくは150〜245℃、曎に
奜たしくは170〜240℃の範囲の枩床で〜200秒
皋床熱固定する。曎に、必芁であればテンタヌに
おける熱凊理条件を調節しお暪方向の熱収瞮率を
調敎し、その埌瞊匛緩凊理を行う。 暪方向の熱収瞮率の調節は、通垞瞊匛緩凊理前
に行う。通垞テンタヌに斌ける熱凊理時に調節さ
れる。䟋えば暪方向の熱収瞮率が䞍足しおいる堎
合には䞊蚘熱凊理時にフむルムを幅方向に延き䌞
ばすず良く、たた熱収瞮率が倧きすぎる堎合には
䞊蚘熱凊理時にフむルムを幅方向に匛緩させるず
良い。曎に具䜓的には熱凊理枩床160℃のずきに
は党幅に察し〜13匛緩させるずよく、170℃
のずきには〜11匛緩させるずよく、180℃の
ずきには〜匛緩させるずよく、200℃のず
きには〜緊匵もしくは匛緩させるずよく、
205℃のずきには〜−延き䌞ばし乃至匛緩
させるずよく、たた220℃のずきには〜−
延き䌞ばし乃至匛緩させるずよい。 瞊方向に匛緩する方法ずしおは、䟋えば空気力
による浮遊凊理方匏で加熱䜎匵力䞋、非接觊状態
で匛緩する方匏倫々ニツプロヌルを有する加熱
ロヌルず冷华ロヌル間で速床差を䞎えるこずによ
぀お匛緩する方匏又は、テンタヌ内でフむルムを
把持したクリツプの進行速床を逐次挟めるこずに
よ぀お瞊方向に匛緩する方法等があるが、瞊方向
に匛緩できる方匏であればいずれの方匏も甚いる
こずができる。 瞊方向に匛緩する時の枩床はTg20℃以
䞊熱凊理枩床−30℃以䞋、奜たしくはTg
30℃以䞊熱凊理枩床−40℃以䞋である。
Tg20℃より䜎い枩床では、Tg近傍におけ
る熱収瞮率を充分䞋げるこずができず、たた熱
凊理枩床−30℃より高い枩床では瞊方向の匛緩
量は倚くなるも暪方向の収瞮も倧きくなり、暪方
向の熱収瞮率を満足させるこずができなくなるだ
けでなく、暪方向の機械特性を䜎䞋させ、曎には
厚み斑を悪化させ、たた匛緩を぀のロヌル間の
速床差で行う方匏の堎合には、加熱ロヌル䞊での
巟収瞮によりフむルム面䞊暪方向にスクラツチを
発生させる為奜たしくない。瞊方向の匛緩量は熱
凊理枩床によ぀おも異なるが、匛緩時のフむルム
匵力が10Kgcm2以䞊80.Kgcm2以䞋、奜たしくは
20Kgcm2以䞊60Kgcm2以䞋になるように、䟋えば
匛緩を぀のロヌル間の速床差で行う方匏の堎合
には、加熱ロヌルに察し冷华ロヌルの速床を調節
するのが奜たしい。フむルム匵力が10Kgcm2未満
の堎合はフむルムがたるみ、しわが発生するし、
匵力が80Kgcm2より倧きくなる堎合は熱収瞮率を
充分䞋げるこずができない。 かくしお埗られる二軞配向ポリ゚ステルフむル
ムは、通垞、衚裏面ずも同じ衚面特性を呈する。
この堎合、磁性局はフむルムの衚面でも裏面でも
良い。かかる磁性局は塗垃型でもよく、たた金属
薄膜型でも良い。この塗垃型磁性局ずしおは、䟋
えば磁性粉䜓ずしおの−Fe2O3、Co含有−
Fe2O3、CrO2、Fe−Co又はFe−Co−Ni等の劂き
金属粉末ず、塩化ビニヌル暹脂、酢酞ビニヌル暹
脂、ポリりレタン、ニトロセルロヌス又はこれら
の共重合䜓もしくは混合剀、又はその他の暹脂を
䞻成分ずする結合剀及び少量の最滑剀ずからなる
磁性塗料を塗垃したものが含たれる。たた金属薄
膜型磁性局ずしおは䟋えばCo、Co−Crその他の
金属を真空蒞着やスパツタリング、むオンプレヌ
テむング等の劂き真空蒞着法により蚭局したもの
が含たれる。 実斜䟋 以䞋、実斜䟋を掲げお本発明を曎に説明する。
なお、本発明における皮々の物性倀および特性は
以䞋の劂くしお枬定されたものであり、か぀定矩
される。 (1) フむルム衚面粗さRa JIS  0601に準じお枬定した。東京粟密瀟
(æ ª)補の觊針匏衚面粗さ蚈SURFCOM 3B
を甚いお、針の半埄2Ό、荷重0.07の条件䞋に
チダヌトフむルム衚面粗さ曲線をかかせ
た。フむルム衚面粗さ曲線からその䞭心線の方
向に枬定長さの郚分を抜き取り、この抜き取
り郚分の䞭心線を軞ずし、瞊倍率の方向を
軞ずしお、粗さ曲線をで衚わした
ずき、次の匏で䞎えられる倀RaΌを
フむルム衚面粗さずしお定矩する。 Ra∫L 0dx 本発明では、基準長を0.25mmずしお個枬定
し、倀の倧きい方から個陀いた個の平均倀
ずしおRaを衚わした。 (2) 衚面突起数 フむルムの衚面に400〜500Å乃至それ以䞋の
厚みにアルミニりムを均䞀に真空蒞着し、反察
の非蒞着面フむルム面にコロゞオンを瞫぀
お貌付け、也燥する。Tl単色光倚重干枉反射
顕埮鏡䟋えば、Cayl Zeiss JENA瀟補を
甚いお100倍の倍率でアルミニりム蒞着面の任
意の100cm2を芳察し、顕埮鏡芖野䞭の突起物の
突起高さに察応しお生じる干枉瞞を持぀突起数
を各々カりントする。 (3) ステむフネス 東掋粟機株匏䌚瀟補のルヌプステむフネステ
スタヌ「タむプ」を甚いお、ルヌプ長50mm、
぀ぶし量10mm、荷重10grで枬定し、の平
均倀でmm2単䜍で衚瀺する。 (4) 残留歪み率 真空理工株匏䌚瀟補の熱機械詊隓噚「タむプ
TM−3000」を甚いお所定の詊隓片の䞡端をチ
ダツクで把持しお所定荷重䞋で、毎分℃の昇
枩速床で25℃から40℃たで昇枩し、そのたた
時間保持した埌攟冷しお25℃にもどす。 枩床凊理前埌の寞法倉化をチダヌトから読み
ずり、䞋匏にお残留歪み率を求める。なお詊
料に぀き枬定し、平均倀で絶察倀ずしお衚瀺す
る。 残留歪み率 原長−凊理埌長さ原長×100 䜆し、詊隓片長さチダツク間15.0mm 詊隓片幅3.8mm 荷重400mm2、900mm2 ずする。 (5) 滑剀粒子の平均粒埄 島接補䜜所CP−50型セントリフナグル・パ
ヌテむクル・サむズ・アナラむザヌCentri−
fugal Particle Size Analyserを甚いお枬定
した。埗られた延䌞沈降曲線を基に算出した各
粒埄の粒子ずその存圚量ずの环積曲線から、50
マスパヌセントmass percentに想到する
粒埄を読み取り、この倀を平均粒埄ずする。 (6) パンケヌキ巻き圢態 硬く、平坊で熱を䌝えにくい平板の䞊にパン
ケヌキを氎平に眮き、枩床40℃〜−10℃の範囲
で枩床を倉えうる恒枩槜にパンケヌキを収め、
枩床40℃又は−10℃にお䞀定時間24時間保
持した埌宀枩25℃に攟眮したずき、パンケ
ヌキの枩床の倉化に぀れおパンケヌキの圢態が
厩れる郚分的に段ずれを生ずる状態を目芖
刀定する。その際、パンケヌキの枩床はパンケ
ヌキの衚面玄cm離れたずころに非接觊匏枩床
怜出蚈束䞋電噚(æ ª)補焊電圢赀倖攟射枩床蚈
「ER2008」を甚いお枬定する。 目芖刀定基準は次の通り。 ○ 枩床倉化に察しおパンケヌキの圢態はた぀た
く倉化が芋られず、その埌宀枩でむンカセツト
しおも党くテヌプの走行䞊のトラブルは生じな
い。 △ 枩床倉化に察しおパンケヌキの圢態は䞀郚に
筋状の段ずれが芋られるが、その埌宀枩でむン
カセツトした堎合、テヌプの走行䞊のトラブル
は殆ど感じられない。 × 枩床倉化に察しお、パンケヌキの圢態は、明
瞭な段ずれが認められ、むンカセツトが䞍可胜
である。 実斜䟋  ゚チレングリコヌル以䞋EGず略称する90
重量郚に炭酞カルシりム平均粒埄1.5Ό10重
量郚を添加した埌、混合撹拌を行぀おスラリヌを
埗た。 次に、ゞメチルテレフタレヌト100重量郚ず
EG70重量郚を酢酞マンガン氎和物0.035重量郹
を觊媒ずしお垞法通り゚ステル亀換をせしめた埌
䞊蚘で埗られた炭酞カルシりム濃床0.4重量
察ポリマヌを撹拌䞋添加した。続いおリン酞ト
リメチル0.03重量郚及び䞉酞化アンチモン0.03重
量郚を添加した埌高枩真空䞋で垞法通り重瞮合反
応を行い、固有粘床0.620のポリ゚チレンテレフ
タレヌトペレツトを埗た。 曎にこのポリ゚チレンテレフタレヌトペレツト
を170℃、時間也燥埌抌出機ホツパヌに䟛絊し、
溶融枩床280〜300℃で溶融し、この溶融ポリマヌ
をmmのスリツト状ダむを通しお衚面仕䞊げ0.3S
皋床、衚面枩床20℃の回転冷华ドラム䞊に成圢抌
出し、厚み玄170Όの未延䌞フむルムを埗た。 このようにしお埗られた未延䌞フむルムを75℃
に予熱しおから曎に䜎速、高速ロヌルの間で15mm
䞊方より900℃の衚面枩床のIRヒヌタヌ本にお
加熱し、該䜎、高速のロヌル衚面速床により1.6
倍延䌞し、続いお䞀旊急冷しおから再床䞊蚘枩床
条件に加熱しお1.5倍に延䌞し、曎にこの急冷−
加熱延䌞を繰返し再延䌞の合蚈倍率3.6倍お
瞊方向に延䌞した。この瞊方向延䌞フむルムを、
次に、熱颚䞭105℃の枩床で暪方向に3.9倍に延䌞
し、次いで230℃で秒間熱凊理を斜しお12Ό
の厚さの二軞配向フむルムを埗た。なお、この時
の延䌞速床は20分であ぀た。 次いで、この二軞配向フむルムを加熱ロヌルで
120℃に加熱埌、冷华ロヌルずの間で、熱凊理枩
床に応じた収瞮に盞圓する匵力を掛けながら匛緩
凊理した。埗られたフむルムの特性を第衚に瀺
す。 曎に、このようにしお埗られたフむルムに、
70wtの−Fe2O2ず30wtのバむンダヌずか
らなる塗料を塗垃した。このバむンダヌは5wt
のりレタンゎム、3.5wtのニトロセルロヌズ、
1.5wtの塩化ビニヌル暹脂、90wtのメチル゚
チルケトン、曎に硬化剀ずしおむ゜シアネヌト化
合物を暹脂に察しお15wt添加したものである。
垞法による塗垃によ぀お600mm巟の磁性䜓コヌテ
むング原反を埗た。 このコヌテむング原反をシ゚アヌ匏スリツタヌ
を甚いお西村補䜜所(æ ª)補RT型3/20むンチの
マむクロスリツトを斜した。埗られた磁気テヌプ
の特性を䞋蚘の方法で枬定し、その結果を第衚
に瀺す。 オヌデむオ特性の枬定法及び評䟡 テクトロニクス補の党自動テむストヌシペンア
ナラむザヌAA−501型を甚いお、呚波数315Hz及
び10KHzで入出力感床及び比シグナル−
ノむズを枬定し、自瀟基準テヌプを比范ずし
お、各々次の劂く評䟡した。 Γ入出力感床 ○ 入力感床に比しお、出力感床が䜎くな぀お
いない。 △ 入力感床に比しお、出力感床はやや䜎くな
぀おいるが、実甚䞊問題はない。 × 入力感床に比しお、出力感床は䜎く、䜿甚
できない。 Γ比 ○ 比范の基準テヌプ䞊みであり問題ない。 △ 比范テヌプに比しお劣るが、実甚䞊問題な
い。 × 比范の基準テヌプに比しお劣り䜿甚できな
い。 第衚から明らかな通り、実斜䟋のものはテ
ヌプ品質ずしおのパンケヌキ巻き圢態及びオヌデ
むオ特性が共に良奜であ぀た。 実斜䟋 〜 実斜䟋のうち、添加滑剀の皮類、平均粒埄及
び添加量を各々第衚に瀺す内容のものずした他
は実斜䟋ず同様の方法でフむルムを埗、曎に磁
気コヌトしお20むンチにスリツトしお磁気テ
ヌプを埗た。 各皮評䟡結果は第衚に瀺す通りであり、埗ら
れたベヌスフむルムはテヌプ品質ずしおのパンケ
ヌキ巻き圢態、オヌデむオ特性が共に良奜であ぀
た。
【衚】 比范䟋  二軞配向埌のフむルムに匛緩凊理を斜す工皋を
省略した以倖は、実斜䟋ず同様にしお3/20むン
チの磁気テヌプを䜜成した。この結果を第衚に
瀺す。 このものは、ベヌスフむルムの品質のうち残留
歪み率が倧きく、その結果テヌプ品質ずしおのパ
ンケヌキ巻き圢態が悪く、むンカセツト時の走行
にトラブルを生じ、䜿甚に耐えないものであ぀
た。 比范䟋 、 添加滑剀の皮類、平均粒埄及び添加量を第衚
に瀺すように倉えた他は比范䟋ず党く同様に行
぀た。この結果を第衚に瀺す。 このものは残留歪み率が倧きく、その結果テヌ
プ品質ずしおのパンケヌキ巻き圢態が悪く、むン
カセツトの走行にトラブルを生じ、䜿甚に耐えな
いものであ぀た。 比范䟋  添加滑剀の皮類、平均粒埄及び添加量を第衚
に瀺すように倉えた他は、実斜䟋ず党く同様に
行぀おテヌプを䜜成した。この結果を第衚に瀺
す。 このものは、ベヌスフむルムの品質ずしお衚面
粗さRaが平坊すぎ、か぀突起高さず突起数
も少なく、枩床の倉化に察しおパンケヌキが厩れ
を生じ、パンケヌキずしお圢態保持性が䞍良であ
぀た。 比范䟋  実斜䟋のうち、添加滑剀の皮類、平均粒埄及
び添加量を第衚に瀺すように倉えた他は、実斜
䟋ず党く同様に行぀おテヌプを䜜成した。この
結果を第衚に瀺す。 このものはベヌスフむルムの品質ずしお、衚面
粗さRaが粗く、か぀突起高さず突起数も倚
く、滑りやすく、パンケヌキずしお圢態が悪く、
か぀オヌデむオ特性も䞍良であ぀た。
【衚】

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  厚さが〜25Όである二軞配向ポリ゚ステ
    ルフむルムであ぀お、フむルム衚面の䞭心線平均
    粗さRaが0.008〜0.060Όでありか぀倚重干
    枉反射匏顕埮鏡Tl単色光で枬定した突起高
    さΌず突起数個mm2が 2.01.5  個mm2以䞋 1.51.0

10個mm2以䞋 1.00.75  〜25個mm2 0.750.5

30〜100個mm2 0.50.25

80個mm2以䞊 の関係を満足し、フむルム瞊方向の残留歪み率
    荷重400mm2の䞋で25℃から40℃に昇枩し、こ
    の枩床で時間保持し、再床攟冷にお25℃に戻し
    おから求めた残留歪み率が絶察倀ずしお0.02
    以䞋であり、曎にフむルム瞊方向のステむフネス
    が0.8mm2以䞊であるこずを特城ずする二軞配
    向ポリ゚ステルフむルム。
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