JPH0454461Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0454461Y2 JPH0454461Y2 JP4514183U JP4514183U JPH0454461Y2 JP H0454461 Y2 JPH0454461 Y2 JP H0454461Y2 JP 4514183 U JP4514183 U JP 4514183U JP 4514183 U JP4514183 U JP 4514183U JP H0454461 Y2 JPH0454461 Y2 JP H0454461Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pass filter
- low
- zero
- analog
- auto
- Prior art date
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- Expired
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- Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、オートゼロ手段を有する電圧測定装
置に関するものである。
置に関するものである。
従来公知のオートゼロ手段を有する電圧測定装
置の一例を第1図に示す。第1図において、Vin
は被測定入力、PAはプリアンプ、LPはローパス
フイルター、SWはオートゼロ用の切換スイツ
チ、A/Dはアナログ・デイジタル変換器(以
下、単にA/D変換器という)、OPは記憶機能を
有する演算回路、DIは表示回路である。被測定
の入力VinはプリアンプA、ローパスフイルター
LP及び切換スイツチSWの端子aを介してA/D
変換器に加えられ、A/D変換器の出力は演算回
路OPを介して表示又は記録回路DIで測定され
る。切換スイツチSWの端子bはコモンに接続さ
れている。
置の一例を第1図に示す。第1図において、Vin
は被測定入力、PAはプリアンプ、LPはローパス
フイルター、SWはオートゼロ用の切換スイツ
チ、A/Dはアナログ・デイジタル変換器(以
下、単にA/D変換器という)、OPは記憶機能を
有する演算回路、DIは表示回路である。被測定
の入力VinはプリアンプA、ローパスフイルター
LP及び切換スイツチSWの端子aを介してA/D
変換器に加えられ、A/D変換器の出力は演算回
路OPを介して表示又は記録回路DIで測定され
る。切換スイツチSWの端子bはコモンに接続さ
れている。
この装置において回路のオフセツトを自動的に
キヤンセルするには、既に公知であるように測定
に先立つて、切換スイツチSWの端子bをコモン
COMに接続することにより行なわれる。しかし、
この方法では後段のA/D変換器のオフセツトを
キヤンセルするには有効であるが、前段のプリア
ンプPA及びローパスフイルターLPのオフセツト
はキヤンセルできない。これを解決するために、
第2図に示すように切換スイツチSWをプリアン
プPAの前に置く構成も考えられるが、この場合
ローパスフイルターLPの応答によつて系のスピ
ードが決まるので、高速動作ができない欠点があ
る。本考案はこれらの問題点を解決したもので、
その実施例を第3図に示す。
キヤンセルするには、既に公知であるように測定
に先立つて、切換スイツチSWの端子bをコモン
COMに接続することにより行なわれる。しかし、
この方法では後段のA/D変換器のオフセツトを
キヤンセルするには有効であるが、前段のプリア
ンプPA及びローパスフイルターLPのオフセツト
はキヤンセルできない。これを解決するために、
第2図に示すように切換スイツチSWをプリアン
プPAの前に置く構成も考えられるが、この場合
ローパスフイルターLPの応答によつて系のスピ
ードが決まるので、高速動作ができない欠点があ
る。本考案はこれらの問題点を解決したもので、
その実施例を第3図に示す。
第3図において、SWは端子a,bを有する切
換スイツチ、PAはプリアンプ、LPはローパスフ
イルター、A/DはA/D変換器、OPは記憶機
能をする演算回路、DIは表示又は記録回路であ
る。被測定入力源Vinは切換スイツチSWの端子
aとプリアンプPAを介してローパスフイルター
LPに接続され、ローパスフイルターLPの出力端
子はA/D変換器と演算回路OPを介して表示回
路DI接続されている。
換スイツチ、PAはプリアンプ、LPはローパスフ
イルター、A/DはA/D変換器、OPは記憶機
能をする演算回路、DIは表示又は記録回路であ
る。被測定入力源Vinは切換スイツチSWの端子
aとプリアンプPAを介してローパスフイルター
LPに接続され、ローパスフイルターLPの出力端
子はA/D変換器と演算回路OPを介して表示回
路DI接続されている。
ローパスフイルターLPにおいて、R1,R2
は抵抗素子、S1,S2はスイツチ、Aは演算増
幅器、C1,C2はキヤパシタである。演算増幅
Aの(+)入力端子は抵抗素子R2,R1を介し
てプリアンプPAの出力端子に接続されると共に、
スイツチS1とキヤパシタC1の直列回路を介し
てコモンCOMに接続されている。演算増幅器A
の出力端子はこの増幅器の(−)入力端子に接続
されると共にスイツチS2とキヤパシタC2の直
列回路を介して抵抗素子R1とR2の接続点に接
続され、かつA/D変換器の入力端子に接続され
ている。
は抵抗素子、S1,S2はスイツチ、Aは演算増
幅器、C1,C2はキヤパシタである。演算増幅
Aの(+)入力端子は抵抗素子R2,R1を介し
てプリアンプPAの出力端子に接続されると共に、
スイツチS1とキヤパシタC1の直列回路を介し
てコモンCOMに接続されている。演算増幅器A
の出力端子はこの増幅器の(−)入力端子に接続
されると共にスイツチS2とキヤパシタC2の直
列回路を介して抵抗素子R1とR2の接続点に接
続され、かつA/D変換器の入力端子に接続され
ている。
第4図イは第3図装置のオートゼロ時の、又第
4図ロはA/D変換器の変換器動作時のタイミン
グを示す図で、TはA/D変換器の1変換動作サ
イクルを示すものである。即ち、第3図の装置は
A/D変換器の1変換動作サイクル中にオートゼ
ロが行なわれるようになつている。このような構
成の第3図装置の動作を説明すると次の如くな
る。
4図ロはA/D変換器の変換器動作時のタイミン
グを示す図で、TはA/D変換器の1変換動作サ
イクルを示すものである。即ち、第3図の装置は
A/D変換器の1変換動作サイクル中にオートゼ
ロが行なわれるようになつている。このような構
成の第3図装置の動作を説明すると次の如くな
る。
測定動作に先立つて第4図イに示す如く1変換
動作サイクル中でオートゼロを行なうが、その場
合切換スイツチSWの端子aをOff、端子bをOn
にし、そしてスイツチS1とS2を共にOffにす
る。そうすると、ローパスフイルターLPにおけ
る演算増幅器Aはボルテージフオロワとして動作
し、プリアンプPAと演算増幅器Aのオフセツト
電圧の和がA/D変換器に加えられてデイジタル
変換され、その変換信号は演算回路OPに加えら
れてその記憶機能によりホールドされる。このオ
トゼロ実行中にはキヤパシタC1,C2はオート
ゼロ直前の電圧値を保持している。
動作サイクル中でオートゼロを行なうが、その場
合切換スイツチSWの端子aをOff、端子bをOn
にし、そしてスイツチS1とS2を共にOffにす
る。そうすると、ローパスフイルターLPにおけ
る演算増幅器Aはボルテージフオロワとして動作
し、プリアンプPAと演算増幅器Aのオフセツト
電圧の和がA/D変換器に加えられてデイジタル
変換され、その変換信号は演算回路OPに加えら
れてその記憶機能によりホールドされる。このオ
トゼロ実行中にはキヤパシタC1,C2はオート
ゼロ直前の電圧値を保持している。
一方、第4図ロに示す測定動作が行なわれる場
合には、切換スイツチSWの端子aをOn、端子b
をOffにし、そしてスイツチS1,S2を共にOn
にする。そうすると、被測定入力Vinはプリアン
プPAを介してローパスフイルターLPに加えられ
る。この場合、スイツチS1とS2がOnにされ
ることによりローパスフイルターLPは公知の如
く、2次のローパスフイルターとして動作する。
このようなローパスフイルターLPを通つた被測
定入力VinはA/D変換器に加えられ、その変換
信号は演算回路OPに加えられてその記憶機能に
よりホールドされる。演算回路OPは、先にホー
ルドしたオートゼロ時におけるプリアンプPAと
演算増幅器OPのオフセツト電圧の和を、被測定
入力VinのA/D変換値から差し引く演算を行な
う。その結果演算回路OPが出力するデイジタル
信号はプリアンプPAと演算増幅器OP及びA/D
変換器のオフセツト電圧が自動的にキヤンセルさ
れたものとなり、被測定入力Vinに正確に対応し
たデイジタル信号が表示又は記録回路DIに加え
られてその値が示されるものとなる。
合には、切換スイツチSWの端子aをOn、端子b
をOffにし、そしてスイツチS1,S2を共にOn
にする。そうすると、被測定入力Vinはプリアン
プPAを介してローパスフイルターLPに加えられ
る。この場合、スイツチS1とS2がOnにされ
ることによりローパスフイルターLPは公知の如
く、2次のローパスフイルターとして動作する。
このようなローパスフイルターLPを通つた被測
定入力VinはA/D変換器に加えられ、その変換
信号は演算回路OPに加えられてその記憶機能に
よりホールドされる。演算回路OPは、先にホー
ルドしたオートゼロ時におけるプリアンプPAと
演算増幅器OPのオフセツト電圧の和を、被測定
入力VinのA/D変換値から差し引く演算を行な
う。その結果演算回路OPが出力するデイジタル
信号はプリアンプPAと演算増幅器OP及びA/D
変換器のオフセツト電圧が自動的にキヤンセルさ
れたものとなり、被測定入力Vinに正確に対応し
たデイジタル信号が表示又は記録回路DIに加え
られてその値が示されるものとなる。
このような構成の本考案の装置においては、
(1) オートゼロを初段で行なうようにしたので、
プリアンプPAと演算増幅器OPに高性能のアン
プを必要としない。
プリアンプPAと演算増幅器OPに高性能のアン
プを必要としない。
(2) オートゼロ時にはフイルターLPはボルテー
ジフオロワとして動作するようになつているの
で、ローパスフイルターLPの応答時間には無
関係に高速でオートゼロを行なうことができ
る。
ジフオロワとして動作するようになつているの
で、ローパスフイルターLPの応答時間には無
関係に高速でオートゼロを行なうことができ
る。
等の特徴がある。
第1図及び第2図は夫々電圧測定装置の従来例
を示す図、第3図は本考案に係る電圧測定装置の
一実施例を示す図、第4図は第3図装置の動作を
説明するためのタイミングチヤートである。 Vin……被測定入力、PA……プリアンプ、LP
……ローパスフイルター、A/D……アナログ・
デイジタル変換器、OP……演算回路、DI……表
示又は記録回路。
を示す図、第3図は本考案に係る電圧測定装置の
一実施例を示す図、第4図は第3図装置の動作を
説明するためのタイミングチヤートである。 Vin……被測定入力、PA……プリアンプ、LP
……ローパスフイルター、A/D……アナログ・
デイジタル変換器、OP……演算回路、DI……表
示又は記録回路。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 一対の端子を有し一方の端子が被測定入力源に
接続され他方の端子がコモンに接続されたオート
ゼロ用の切換スイツチ、この切換スイツチにプリ
アンプを介して接続されたローパスフイルター、
このローパスフイルターの出力をデイジタル信号
に変換するアナログ・デイジタル変換器、記憶機
能を有し前記アナログ・デイジタル変換器の出力
が与えられる演算回路、及びこの演算回路の出力
を表示又は記録する表示又は記録回路からなり、 前記ローパスフイルターはオートゼロ時にボル
テージフオロワーとして動作し、アナログ・デイ
ジタル変換器が被測定入力をデイジタル信号に変
換するとき2次のローパスフイルターとして動作
するように構成され、 前記演算回路はアナログ・デイジタル変換器が
出力するオートゼロ時に得たオフセツト電圧を被
測定入力の値より差し引く演算を行なうように構
成したことを特徴とする電圧測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4514183U JPS59151165U (ja) | 1983-03-29 | 1983-03-29 | 電圧測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4514183U JPS59151165U (ja) | 1983-03-29 | 1983-03-29 | 電圧測定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59151165U JPS59151165U (ja) | 1984-10-09 |
JPH0454461Y2 true JPH0454461Y2 (ja) | 1992-12-21 |
Family
ID=30175657
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4514183U Granted JPS59151165U (ja) | 1983-03-29 | 1983-03-29 | 電圧測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59151165U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4624326B2 (ja) * | 2006-08-30 | 2011-02-02 | 三洋電機株式会社 | 車両の充放電電流の検出方法 |
-
1983
- 1983-03-29 JP JP4514183U patent/JPS59151165U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59151165U (ja) | 1984-10-09 |
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