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JPH0454398Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0454398Y2
JPH0454398Y2 JP12054488U JP12054488U JPH0454398Y2 JP H0454398 Y2 JPH0454398 Y2 JP H0454398Y2 JP 12054488 U JP12054488 U JP 12054488U JP 12054488 U JP12054488 U JP 12054488U JP H0454398 Y2 JPH0454398 Y2 JP H0454398Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
condensate
float
valve
trap
proximity switch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP12054488U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0241798U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP12054488U priority Critical patent/JPH0454398Y2/ja
Publication of JPH0241798U publication Critical patent/JPH0241798U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0454398Y2 publication Critical patent/JPH0454398Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Float Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は蒸気、圧縮空気、加圧ガス配管系に発
生する復水を排出する復水排出装置に関する。
蒸気系から蒸気を逃さずに復水だけを排出する
ためにスチームトラツプが、圧縮空気系から空気
を逃さずに復水だけを排出するためにエアトラツ
プが、加圧ガス系からガスを逃さずに復水だけを
排出するためにガストラツプが用いられる。
これらのトラツプは復水の量、あるいは使用圧
力等によりトラツプのサイズ、弁口を適切に選定
しなければならない。しかしながら、始動時には
多量の復水が発生し、使用機器の稼働率を高める
ために迅速に排出しなければならない。従つて、
特に運転と休止を繰り返すバツチ運転の設備に於
いては、通常運転時の復水発生量ではなく、始動
時の高負荷に対応した多量の復水を排出できる装
置が必要になる。
従来の技術 そこで、従来は第2図に示すような復水排出装
置が用いられていた。これは、トラツプ31の上
流配管32と下流配管33を連通してバイパス通
路34を設け、バイパス通路34に手動弁35を
配置したものである。トラツプ31は通常運転時
に発生する復水を排出できる容量のものを選定し
ている。
通常運転時は手動弁35を閉じて復水をトラツ
プ31で自動的に排出し、始動時等の復水が多量
に発生する場合には手動弁を開いて復水を迅速に
排出させる。
本考案が解決しようとする課題 上記構造のものでは、弁35を手動で開閉操作
しなければならないので、手間暇の掛かる問題が
あつた。
従つて、本考案の技術的課題は、バイパス通路
に配した弁を自動的に開閉できるようにすること
である。
課題を解決するための手段 上記の技術的課題を解決するために講じた本考
案の技術的手段は、弁室内に配したフロートで弁
口を開閉するフロート式トラツプを用い、フロー
トの上方にセンサーを配置した近接スイツチを設
け、トラツプの上流配管と下流配管を連通するバ
イパス通路に電気操作弁を配置し、フロートのセ
ンサーへの接離により近接スイツチを切り換えて
電気操作弁の開閉を制御するようにした、もので
ある。
作 用 上記の技術的手段の作用は下記の通りである。
復水発生量が少なくフロートの浮上降下が僅かな
場合は、電気操作弁を閉弁位置にセツトする。従
つて、通常運転時はフロートの浮上降下による弁
口の開閉により、トラツプからのみ復水は自動的
に排出される。
復水発生量が多く、弁室内の復水位が上記以上
に上昇すると、それと共にフロートは更に浮上し
て近接スイツチのセンサーに近接する。近接スイ
ツチの指令で電気操作弁が開弁せしめられる。従
つて、始動時等の多量の復水はトラツプ及びバイ
パス通路を通して迅速に排出される。
復水の排出により、弁室内の復水位が低下する
と、それと共にフロートは降下して近接スイツチ
のセンサーから遠ざかる。近接スイツチの指令で
電気操作弁が閉弁せしめられる。
従つて、フロートのセンサーへの接離により自
動的に近接スイツチを切り換えて電気操作弁を開
閉することができる。
考案の効果 本考案は下記の特有の効果を生じる。
上記のように本考案によれば、自動的にバイパ
ス通路を開閉して、多量に発生した復水を迅速に
排出することができる。
また、通常運転時はトラツプのみで復水を排出
し、復水発生量の多いときのみ電気操作弁は開閉
動作するので、電気操作弁のみで常に復水を排出
するものに比べて、電気操作弁の寿命が長くな
る。
実施例 上記の技術的手段の具体例を示す実施例を説明
する(第1図参照)。
トラツプ1の上流配管2と下流配管3を連通し
てバイパス配管4を設け、バイパス配管4に電気
操作弁5を配置する。
トラツプ1のケーシングは、本体6に蓋7をボ
ルト(図示せず)で締結して形成し、内部に弁室
8を形成する。弁室8の上部に入口9を開口させ
る。入口9と同一軸上に出口11を形成する。本
体6の下部に弁座12を弁室8側からねじ結合し
て取り付ける。弁座12には弁室8を立上り通路
13を介して出口11に連通する弁口14を形成
する。
弁室8内に密閉球形のフロート15を自由状態
で収容する。弁室8の下部にフロート15の降下
位置を定めるフロート座16を形成する。
蓋7の上に近接スイツチ17を配置する。近接
スイツチ17はケース18内に収容されたコント
ローラユニツト19と、蓋7にねじ結合した取付
部材20にねじ結合したセンサー21とからな
る。センサー21の先端は弁室8内に突出し、フ
ロート15の上方に位置している。近接スイツチ
17と電気操作弁5の駆動部とは電気結腺(図示
せず)で連結している。
復水発生量が少なくフロート15の浮上が僅か
な場合は、電気操作弁5は開弁位置にセツトされ
ている。従つて、通常運転時はフロート15の浮
上降下による弁口14の開閉により、復水はトラ
ツプ1を通してのみ下流配管3に自動的に排出さ
れる。
復水発生量が多く、弁室8内の復水位が上記以
上に上昇すると、それと共にフロート15は更に
浮上して近接スイツチ17のセンサー21に接近
する。センサー21の信号により作動するコント
ローラユニツト19よりなる近接スイツチ17の
指令で電気操作弁5が開弁せしめられる。従つ
て、始動時等の多量の復水はトラツプ1及びバイ
パス通路4を通して下流配管3に自動的に迅速に
排出される。
復水の排出により、弁室内の復水位が低下する
と、それと共にフロート15は降下して近接スイ
ツチ17のセンサー21から遠ざかる。近接スイ
ツチ17の指令で電気操作弁5が閉弁せしめられ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の復水排出装置の断面
図、第2図は従来の復水排出装置の概略図であ
る。 1……トラツプ、2……上流配管、3……下流
配管、4……バイパス通路、5……電気操作弁、
8……弁室、14……弁口、15……フロート、
17……近接スイツチ、21……センサー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弁室内に配したフロートで弁口を開閉するフロ
    ート式トラツプを用い、フロートの上方にセンサ
    ーを配置した近接スイツチを設け、トラツプの上
    流配管と下流配管を連通するバイパス通路に電気
    操作弁を配置し、フロートのセンサーへの接離に
    より近接スイツチを切り換えて電気操作弁の開閉
    を制御するようにした、復水排出装置。
JP12054488U 1988-09-14 1988-09-14 Expired JPH0454398Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12054488U JPH0454398Y2 (ja) 1988-09-14 1988-09-14

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12054488U JPH0454398Y2 (ja) 1988-09-14 1988-09-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0241798U JPH0241798U (ja) 1990-03-22
JPH0454398Y2 true JPH0454398Y2 (ja) 1992-12-21

Family

ID=31366749

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12054488U Expired JPH0454398Y2 (ja) 1988-09-14 1988-09-14

Country Status (1)

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JP (1) JPH0454398Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6470123B2 (ja) * 2015-06-17 2019-02-13 株式会社テイエルブイ フロート式スチームトラップ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0241798U (ja) 1990-03-22

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