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JPH04500459A - 組換えコールドショックタンパク質、その製造および農業における使用 - Google Patents

組換えコールドショックタンパク質、その製造および農業における使用

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Publication number
JPH04500459A
JPH04500459A JP50459690A JP50459690A JPH04500459A JP H04500459 A JPH04500459 A JP H04500459A JP 50459690 A JP50459690 A JP 50459690A JP 50459690 A JP50459690 A JP 50459690A JP H04500459 A JPH04500459 A JP H04500459A
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JP
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protein
gene
promoter
coli
temperature
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Pending
Application number
JP50459690A
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English (en)
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ゴールドスタイン,ジョエル
ポリット,スティーブン エヌ.
イノウエ,マサヨリ
Original Assignee
ユニバーシティー、オブ、メディシン、アンド、デンティストリー、オブ、ニュージャージー
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Publication date
Application filed by ユニバーシティー、オブ、メディシン、アンド、デンティストリー、オブ、ニュージャージー filed Critical ユニバーシティー、オブ、メディシン、アンド、デンティストリー、オブ、ニュージャージー
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 組換えコールドショックタンパク質、その製造および農業における使用 産業上の利用分野 本発明は、一般的にはバイオテクノロジーの分野に関し、より詳細には、植物細 胞などの細胞を低温による悪影響および傷害から保護することができると今日ま でのデータを基に信じられており、生理的温度において安定である、新規の有益 なタンパク質(抗凍結タンパク質)に関する。本発明は、また、このタンパク質 を製造する方法に関する。さらに、本発明は、このタンパク質または異種(he terologous)タンパク質をコードする遺伝子の発現を調節する新規の プロモーターに関する。さらに、本発明は、その発現が異種プロモーターによっ て調節され得るコールドシラツク構造遺伝子に関する。さらに、本発明は、形質 転換されたコンピテント宿主、抗凍結タンパク質を発現することができるトラン スジェニック植物体および農業および他の分野でのいくつかの他の有用な応用に 関する。
発明の背景 1 技術分野 霜による作物への害は、世界における天候の変化の自熱現象による農業生産の損 失の主たる原因の一つである。
1年間に世界の農業総生産量の5〜15%が霜害によって失われていると推定さ れている。地域によっては、損失は100%に達するかもしれない。米国におけ る霜害による作物の経済的損失は、年間50億ドルを越えると報告されている。
この害のほとんどは、syringaescoronaraclens 5pi si%tabaclまたはr I uoreseensなどのPseudoao nas菌種、t rans I ucensなどのXanthomonas菌種 またはherblcolaなどのErvinlaの菌種などの、天然の氷核細菌 (Ice−nucleating bacteria )のある菌種が起こす凍 結によって引き起こされる。植物体表面におけるこのような天然の着生Cepl phytIc )細菌の存在は、0℃を僅かに下回る温度において氷の結晶の核 形成および形成を促進することができる。そのような氷核形成能を有する(IN A”)細菌は、トウモロコシ、大豆、小麦、トマト、ナシ、アーモンド、リンゴ 、サクランボなどの美味の果実樹木および柑橘類およびアボカドなどの多くの亜 熱帯植物など、多種の重要な農業作物に対する霜害の原因となっている。
霜害感受性植物からの氷核細菌の除去は、直ちに明かな経済的利益をもたらす。
この必要性によって、作物への霜害を予防するために用いられると思われる多く の技術が生まれた。その技術の一つは、細菌から氷核形成遺伝子を除去して、こ れらの遺伝子工学的に処理された微生物(OE M、)を作物に再導入すること に基づいている。
これらのOEMが植物体に定着すると、これらは天然の氷核細菌にとって代わり 、それによって霜に対する保護の方法が提供される。この問題の解決を試みたい くつかの特許について後に考察する。本発明は、その重要な態様の一つであって 、この問題の解決へのアプローチを示唆するものである。したがって、米国およ び全世界において植物および他の生物材料への損害を抑制するための方法を提供 する緊急の経済的要請がある。細菌株による植物の処理は、アメリカ合衆国およ びその他で法律的および公共の問題となっているが、本発明は、その重要な態様 の一つにおいて、非氷核細菌株の適用に代わるものを示唆している。本発明は、 以下により詳細に記述されるように、現在までに得られた証拠に基づいて、抗凍 結タンパク質として機能すると思われるタンパク質を提供する。また、本発明は 、遺伝子を有するDNA配列を受容作物宿主細胞に組み込むことによって、本発 明の抗凍結タンパク質を合成しまたは同様の抗凍結の性質を付与するように植物 体を形質転換させて、植物体の低温への感受性を低下させるまたは抵抗性にする ことをも意図している。
本発明が関係するさらに他の重要な分野がある。組換えDNAまたは発酵技術に よって生産されるタンパク質は、生理的温度において酵素的に分解されて、その 結果、タンパク質の所望の生物学的活性の修飾、低下または破壊が起きるという 例が知られている。さらに、大腸菌の正常の増殖温度(37℃)において産生さ れるタンパク質において誤った折り畳みが起き得て、その結果、タンパク質の所 望の性質(例えば生物学的活性)の完全なあるいは部分的な損失が生じることを 示す最近の証拠がある。本発明は、他の重要な態様において、所望のタンパク質 を正常の増殖温度以下の温度で産生させることによってこれらの問題の解決を示 すものと思われる。
したがって、商品価値のあるタンパク質をコードする遺伝子を、正常の増殖温度 以下に温度を下げた後でのみ、そのタンパク質が産生されるように調節できるこ とによって、目的とするタンパク質の発現を、タンパク質の所望の生理的活性に 悪影響を与えることなく最適温度において進行させ得ることができる。
2 背景技術 遺伝子工学の分野に関しては、かなり豊富な文献(米国および外国を含む)が発 表されてきた。当業者の理解を助けるために適当と思われる場合に、本明細書の 記述中にまたはその束部にそのような文献が参考のためにあげられている。多く の特許および参考文献が本明細書の束部に「参考文献」として記載されている。
これによって、全てのそのような参考文献は本明細書に組み込まれる。
米国特許第4.766.077号明細書(19811)は、氷核形成活性(IN A)を担うポリペプチドをコードするゲノムDNA配列(INA遺伝子)内で、 非可逆的突然変異を誘導した、氷核形成欠失(INA−)微生物に関するもので ある。開示されたINA−微生物は、INA 微生物による植物の集落形成より 前に確立されるように、植物部分に適用される。この特許による処理は、インビ トロにおいて氷核に関与する遺伝子の全部または一部を欠申請通知の対象となる ことは明かである。
米国特許第4,375,734号(1983)もまた、植物体上にふつうに存在 する氷核細菌に種特異性を示す非植物毒性ビルレントバクテリオファージを用い た氷核形成阻害組−ジ、Erhlである。
米国特許第4.464,473号(1984)は、氷核形成活性をコードするD NA断片の単離法を提供するものであって、このDNA断片は、次いで適当なベ クターに導入される。
氷核微生物は、種々の商業的応用において水の過冷却防止に用い得る。
米国特許第4,161,084号(1979)は、霜害を低減するために、植物 の凍結を起こす温度を下げる方法を提供する。これは、凍結温度に達する前にお よび、好ましくは、植物の苗の段階において、植物体に非氷核細菌を加えること によって達成される。
凍結温度になる前のErvjnla herbicolaによる植物体の処理が 記述されている、より早期の米国特許第4.045,910号(1977)もま た参照される。
米国の特許文献のいくつかをこのようにみると、農業作物への霜害の問題はもち ろんよく認知されており、この深刻な問題を軽減するための多くの提案がなされ てきたことがわかる。しかし、これら特許のいずれも、本発明の主題を教示また は示唆するものではない。
技術的な文献の総説は、次の刊行物に記載されている。
増殖培養物の温度を上げることによって微生物中で合成されるタンパク質、いわ ゆる「ヒートショック」タンパク質をもたらし、増殖温度を低下させることによ って合成されるタンパク質、いわゆる「コールドショック」タンパク質、等に関 連する刊行物が特に注目されている。
本明細書に完全な引用が示されていない場合には、括弧中の番号によって本明細 書束部の参考文献が参照される。
Ne1dhart、、F、Cら([ヒートンB ツクタンパク質の遺伝学および 調節(The Genetlcs and Regulatlon ofHea t−Shock Protelns ) J 、Ann、 Rev、 Gene t、+ Vat。
18、pp、 295−329、1984 )は、原核および真核細胞における ヒートショック応答について考察している。大腸菌で同定されたヒートショック タンパク質について記載されている。
Covlfng%D、W、ら(「大腸菌ヒートショック遺伝子プロモーターのコ ンセンサス配列(Consensus 5equencefor Escher ichla colI Heat 5hock Gene Promoters ) J、Proc、 Natl、 Acad、 Sc1.、 Vat、 Ii2 、 I)p、 2679−2683.1985)は、大腸菌ヒートショックプロ モーターのコンセンサス配列およびヒートショックタンパク質をコードする遺伝 子を同定している。各々のプロモーターからの転写は、インビボで熱誘導性であ って、rpoH(htpR)によってコードされるσ70因子を含むRNAポリ メラーゼによってインビトロで認識されるが、主要大腸菌σ30因子を含むRN Aポリメラーゼでは認識されない。
ヒートショックタンパク質の転写の誘導は、主に、rpoH(Ht pR)によ ってコードされるRNAポリメラーゼの別のσサブユニットによって達成される ことが報告されている(Grossmanら(1)および5traussら(2 ))。
種々の生物におけるヒートショック応答についての総説は、Lindquist  (r ヒートン517り応答(Heat 5hockResponse) J 、Ann、 Rev、 Biochem、 、Vol、 55. pp。
151−1101、198G )およびNe1dhardtら[ヒートショック タンパク質の遺伝学および調節(TlIB gH6ties andRegul ation or Heat 5hock Protelns)J、Ann、  Rev。
Genet 、、Vol、 18、 pp、 295−329、1984 )を 参照されたい。
Broezeら(24)は、5℃への温度シフトの後の大腸菌およびP、 fl uorescensによるタンパク質合成の相違を報告している。好中温(me sophilic)大腸菌においては、タンパク質合成は1時間低下してから止 まることが報告された。そのような温度シフトの後に見出された70sリポソー ムの蓄積は翻訳開始の阻止を示すものと解釈されている。一方、10℃へのシフ トの結果は、4時間の増殖遅延をもたらし、その後に新たな増殖が続く。Ngら (4)および前出のJonesらを参照されたい。
抗凍結タンパク質に関するさらなる背景については、)fewら(5)およびD u■anら(6)を参照されたい。そのようなタンパク質は、極地に棲息する海 洋魚の血清および冬季には氷点下になる領域の昆虫の血リンパに高濃度で共通し て見られる、低分子量のタンパク質である。
転写の調節に一般に関係する背景情報については、例えば、「転写におけるタン パク質−核酸相互反応:分子分析(Protein−Nuclelc Ac1d  Interaetfons 1nTranscript1on : A Mo 1ecular Analysis) J、Hlpplel。
P、H,ら: Ann、 Rev、 Blochem、、 Vol、 53、  pp、 389−440.1984 )を参照されたい。この記述に関連した他 の参考となる刊行物については、束部の参考文献を参照されたい。本明細書にお いて用いている用語および技術を使用する遺伝子工学分野のいくつかの特許に関 しては、「微生物宿主におけるポリペプチドの発現のための新規のクローニング 担体CNove! Clonlng VehlclesforPolypept lde Expression )n Mlcroblal 1asts)Jと 題する米国特許第4,824,928号明細書(Masayorl Inouy eおよびKenzo Nakamura 、19116)、[微生物宿主におけ るポリペプチドの発現のための新規のクローニング担体(Novel Clon lng Vehlcles ror Po1ypeptjdeExpressi on tn Microblal Ho5ts)Jと題する米国特許第4.68 6,838号明細書(Masayorf InouyeおよびKenz。
Nakamura 、 1987)、「微生物宿主におけるポリペプチドの発現 のための新規のクローニング担体(NovelCloning Vehjcle s for Po1ypeptide Expression 1n)llcr obfal Ho5ts)Jと題する米国特許第4,843,989号明細書( Masayorl 1nouyeおよびYoshihlro Masul、19 87) 、および[微生物宿主におけるポリペプチドの発現のためのクローニン グ担体(Ctoning Vehlcles forPolypeptide  Expression In Mlcroblal Ho5ts) Jと題する 米国特許第4,757.口13号明細書(Masayorl 1nouyeおよ びYoshlhlro Masul、 19811)が参照されよう。
その他の刊行物では、興味のある文献が最近発表された(「大腸菌における低温 への応答によるタンパク質誘導(Induction or Proteins  in Re5ponse to LowTemperatures 1n E xcherichia colt) J、Jones、P、G。
ら: The Journa! orBacteriology IVol、  189 、pp。
2092−2095、191 :l。この文献では、転写および翻訳あるいは口 1RNA分解に関与する一群のタンパク質の合成について考察がなされている。
細菌の増殖温度が37℃から10℃に下げられる場合に、タンパク質が増殖遅滞 の間に合成されることが報告されている。約13のタンパク質について言及され ている。12の同定されたタンパク質が増殖遅滞中に合成され(温度を37℃か ら下げた後で)、5個は同定されておらず、コールドショックタンパク質の一つ (Flo、6と称される)は、低温度での増殖中に検出可能なほどに合成される 。これが一時的合成であるということは示されていない。
図面の簡単な説明 第1図は、主なコールドショックタンパク質誘導を示す。右方の矢印は、誘導さ れた主要なコールドショックタンパク質、es7.4、を示す。
第2図(AおよびB)は、cs7.4の一時的誘導を示す。示される番号は以下 のごとくである。1)パルス−標識、温度シフト後、0〜30分、2)30〜6 0分、3)60〜90分、4)90〜120分、5)120〜150分、6)1 50〜180分。矢印は第1図に記載の通りである。
第3図は、cs7.4の安定性を示す。矢印はcs7.4を示す。
第4囚は、cs7.4の精製において用いられる二次元ゲルを示す。
第5図は、cspAのサザンプロット分析を示す。
第6A図は、cspAのDNA配列を示す(制限地図および配列決定手順)。
第6B図は、クローニングしたHindm断片の部分的ヌクレオチド配列を示す 。espAをコードする領域およびcs7.4に対応するアミノ酸配列を太字で 示す。
下線を付したAGGは、おそらくシャインーダルガルノ(Shine−Delg arno)配列である。半矢印で下線を付した領域は、逆向き反復を示す。
第7図は、cspA遺伝子(矢印で表示)を有するプラスミドpJJGO1を図 示したものである。
第8図は、pJJG12を図示したものである。
第9図は、pJJGO4を図示したものである。
発明の開示の概要 本発明は、微生物、特に細菌、を遺伝学的に形質転換し、遺伝子量的能力を付与 し、特に「コールドショック」または「抗凍結」および他のタンパク質を産生ず るための、方法、システムおよび組成物を提供する。また、RNAポリメラーゼ ホロ酵素の正しい結合およびそれに続く特異的RNA転写開始能を有する型への 活性化を指示するシグナルを含むDNA断片(「プロモーター」)を提供する。
本明細書において記述されるプロモーターは、低温によって誘導されて、コール ドショックまたは抗凍結または他のタンパク質をコードするcspA遺伝子の発 現を調節することができる。具体的な適用については、以下に示される通りであ る。
コールドショックまたは抗凍結タンパク質と称されるタンパク質、特にcs7. 4と呼ばれる大腸菌のコールドショックタンパク質、を発現させるための遺伝学 的システムが提供される。
本発明は、周囲の温度以下または生理的増殖温度以下への温度低下に応答して、 大腸菌において合成される新規のポリペプチドを提供する。ポリペプチド(また はタンパク質)は、コールドショック下で誘導される7、4kdatのタンパク 質で、rcs7.4Jと称する。
このポリペプチドの注目すべきところは、これがそれが誘導された低温度以上の 温度で安定であることである。
本発明は、また、cs7.4タンパク質をコードする遺伝子を提供する。さらに 、本発明は、cs7.4をコードする遺伝子の発現を調節し、また、微生物の増 殖温度以下への温度シフトに応じてcs7.4以外のタンパク質の転写を開始す ることができる、低温によって誘導されるプロモーターを提供する。
また、本発明は、本発明のプロモーター以外のプロモーターの指示の下に抗凍結 タンパク質をコードする遺伝子を発現させる系を提供する。
さらに、本発明は、プロモーター、構造遺伝子および他の必要な機能的DNA要 素を含むプラスミドのようなりローニングベクターなどの種々のDNA構築物、 および形質転換された宿主を提供する。
また、本発明は、低温による傷害または致死、例えば微生物および植物細胞の凍 結などを予防または低減させる分野において本発明の産生物を種々に利用するこ とも意図している。本発明のタンパク質を例えば作物に対する「抗凍結」化合物 として用いること、また、本発明のcs7.4のタンパク質をコードする遺伝子 またはその部分によって形質転換された無毒の微生物を農業または他の利用に用 いることが意図されている。また、es7.4タンパク質をコードする配列を含 むDNAを作物宿主細胞に移して、そこでcs7.4抗凍結タンパク質を産生さ せて、これによって作物を霜害から守ることも意図されている。
本発明は、抗凍結タンパク質をコードするコールドショック誘導遺伝子の発現を 調節することができる、コールドショックで誘導されるプロモーター(「本来の 」プロモーター)を提供する。
さらに、本発明は、抗凍結タンパク質または他のタンパク質をコードする遺伝子 の発現を生理的温度以下の温度で調節することができるプロモーター(「本来の 」)を提供する。cs7.4が本明細書ではしばしば参照されるが、本発明のプ ロモーターによっていかなるタンパク質をも産生ずることが意図されている。
また、本発明は、生理的温度における異種(外来の)プロモーターの調節下での 抗凍結タンパク質をコードする遺伝子の発現を提供する。
さらに、本発明は、プロモーター配列をさらに明らかにして、プロモーターのD NA配列を合成によって作出し得ることを意図する。そのようなプロモーターは 、低温、すなわち、生理的温度以下の温度におけるタンパク質の発現の調整にを 用であろう。
本発明において、プロモーターが本来の構造遺伝子なしで用いられ得て、また逆 に、構造遺伝子が異種プロモーターによって調節され得るという意味で「非連結 (U口coupled) Jであり得ることは、注目すべき点である。
本発明の他の特性については、以下の説明によって明らかになろう。
図面の簡単な説明 (第1図−主要コールドショックタンパク質誘導)30℃で増殖している細胞培 養分液を42℃、30℃、25℃および18℃として、直ちに[35S]メチオ ニンで10分間パルス(pulse )標識した。サンプルをドデシル硫酸ナト リウムポリアクリルアミドゲル電気泳動に供した。オートラジオグラムを本図に 示す。分子量標準サイズを左方にキロダルトンで示す。右方の矢印は、誘導され た主要コールドショックタンパク質を示す。
(第2A図および2B図−cs7.4の一時的誘導)37℃で増殖している細胞 培養液を分けて10℃または15℃とした。次いで、各々の培養液分を[35S ]メチオニンで30分間間隔でパルス標識して、第1図の記述と同様に電気泳動 に供した。第2A図二本図に示したオートラジオグラムにおいて、Cは温度シフ ト前に分液を37℃で5分間パルス標識した対照を示す。数字は次のものを示す 。パルス標識、温度シフト後、1.0−30分、2.30−60分、3.60− 90分、4.90−120分、5.120−150分、および6.150−18 0分。矢印は第1図の記述と同じである。第2B図:A図のオートラジオグラム を走査デンシトメトリーに供して、全体細胞中のメチオニン標識cs7.4タン パク質の百分率を各々の時間間隔で測定した。グラフ上の各々の時間点は、各3 0分間隔の終わりにおけるメチオニン標fics7.4タンパク質の百分率を示 す。例えば、30分と60分の間(縦座標では時間60分の点)では、cs7. 4は10℃で細胞中の全メチオニン標識タンパク質の10%を占める。0時間は 、37℃で5分間パルスを表し、これはA図に記述されている。
(第3図−cs7.4の安定性) 37℃で増殖している細胞培養液を15℃とした。
30分後、培養液を[35S] トランスラベル(Translabel)で3 0分間パルス標識した。次いで、培養液を、本図で示したオートラジオグラムの 上に示した種々の時間の長さで、非放射性標識のメチオニンおよびシスティンを 用いて追跡した。サンプルを第1図に記述したように電気泳動に供した。37℃ のサンプルを第2図の記述のようにして調製した。矢印はcs7.4を示す。
(第4図−es7.4の精製に利用する二次元ゲル)37℃で増殖している細胞 培養液を4時間14℃とした。培養液を集菌処理して、分画して、細胞質画分を 二次元ゲル電気泳動に供した。第1次元は等電点電気泳動を、第2次元は5DS −ポリアクリルアミドゲル電気泳動を行った。ゲルを、PVDF膜上にエレクト ロプロットシ、クマシーブルー染料で染色した。矢印はCS7.4を示す。
(第5図−cspAのサザンプロット分析)大腸菌染色体DNAを、種々の制限 酵素によって消化して、DNAをアガロースゲルからニトロセルロース紙に移し た。本明細書に記載の縮重(degenerate)プローブを用いてハイブリ ダイゼーションを行って、本図に示すオートラジオグラムを得た。制限酵素消化 は、S (Sall)、P (PstI)、B (BamHI) 、E (Ec oRI)およびH(HindIff)で行った。
λDNAをHindInで消化して、サイズ標準物質として用いた。HindI llで消化した染色体DNAもまたアガロースゲル電気泳動で分画して、本図に 示される画分1〜12を得た。
(第6Aおよび6B図−cspAのDNA配列)クローンpJJGO1からの2 .4kbのHindII[断片の約半分を配列決定した。第6A図は、制限酵素 地図および配列決定工程を示す。制限酵素部位は、H(HfndI[[)、D  (Dral)、S (Smal)、B(BglI)、A(ApaLり、P(Pv uII)およびX(XmnI)である。太線矢印はcspAをコードする領域を 示す。第6B図は、クローニングされたHindIII断片の部分的ヌクレオチ ド配列が示されている。cspAをコードする領域およびcs7.4に対応する アミノ酸配列は太字で示されている。下線を付したAGGは予想されるSD配列 である。半矢印で下線を付した領域は、逆向き反復を示す。
第7.8および9因についてはさらに以下に記述する。
特異的および好ましい態様の記述 本発明は、「コールドショックJタンパク質の製造法、そのためのプロモーター および種々の構築物を提供する。
以下に記述される一つの態様において、コールドシップクタンパク質をコードす る遺伝子は異種プロモーターの調整下で発現される。他の態様においては、コー ルドショックで誘導されるプロモーターは、低下させた増殖温度に応答して、異 種タンパク質の合成を調節するために用いられる。
本発明のcs7.4タンパク質を誘導して産生ずる本発明の方法は、適当な微生 物、例えば大腸菌、を高栄養培地中で指数速度で各微生物の生理的増殖温度で所 望の増殖密度にまで増殖させることから成る。大腸菌では、そのような温度は、 約り0℃〜約50℃の範囲、好ましくは20℃〜約40℃の範囲である。微生物 は各々固有の最適増殖温度を有している。大腸菌の場合は、温度を約40℃に上 げるか20℃以下に下げると増殖は漸次遅くなり、増殖温度の上限、約49℃、 または下限、約8℃、で増殖は停止する。
所望の増殖程度が得られたときに(分光光度測定などの適当な方法によってモニ ターする)、温度を約10℃以上で約20℃以下、好ましくは約20℃以下およ び約8℃以上、の低い温度に急速にシフトさせる。一般に、低温においては実質 的な増殖速度は維持されない。望ましければ、低温であるが微生物が増殖しない 温度よりは高い温度ヘシフトさせてもよい。低い温度範囲で適当な期間、本発明 のポリペプチドの最適生産のために、培養する。ポリペプチド誘導の動力学は、 放射性メチオニンによってパルス標識し、培養物を集め、二次元ゲル電気泳動に よって処理分離して、オートラジオグラフィーによって合成されたタンパク質量 を決定するなどの適当な方法によって、追跡される。
本発明のタンパク質は微生物、この場合は大腸菌、が正常に増殖する生理的増殖 温度においては合成されず、本ポリペプチドはより低い温度範囲で合成されるこ とが見出された。ポリペプチド合成の急激な誘導は、10℃または15℃への温 度シフト後、大体最初の30分間に起きる。合成の最大の誘導および速度は温度 シフト後の温度に依存する。15℃へのシフトの後、最大の合成は温度シフトか ら30〜60分後に達成され、最大の合成率は、全タンパク質合成の約13.1 %である。第2Aおよび2BCを参照されたい。10℃へシフトした場合、シフ ト後60〜90分に全タンパク質合成の約8.5%の最高合成率となる。したが って、温度の調整は、本発明の目的に適合して、ポリペプチドの合成率および/ または収量の調整を可能にする。最大の全ポリペプチド収量が達成された後に、 ポリペプチド合成率は低下して、例えば15℃に温度シフトした培養物では最大 時の約5分の1、および10℃に温度シフトした培養物では最大時の約5分の3 に最終的には低減する。
本発明のcs7.4タンパク質の注目すべき特徴は、誘導され合成された温度範 囲より高い温度における安定性である。そのような生理的温度は、約り5℃〜約 40℃の範囲、またはより高温、である。第3図のデータは、タンパク質が合成 後15℃で20時間安定であり(約30%のタンパク質が分解されたのみ)、3 7℃で(少なくとも1.5時間)安定であることを示している。
生理的温度における本発明のタンパク質の安定性は、実際の応用に重要である。
これによって、本発明のプロモーター以外のプロモーターを用いての生理的温度 における本タンパク質合成が可能になる。また、本タンパク質が凍結または霜害 の予防機能を開始する前に、周囲温度で作物に本タンパク質を農業上適用してお くことが容品になる。
本発明の他の要素は以下に記述される通りである。本発明のプロモーターは、ク ローニングされたHindII[断片のヌクレオチド1と605の間に位置して いると考えられている。クローニングされたBindu断片の最初の997bp は、リポソーム結合部位を含む調節された発現のための機能的遺伝子の全必須要 素を含んでいる。
コーティング領域の一35上流および一10上流、すなわち、各々330の位置 および355の位置にプロモーター配列の証明がある。プロモーターの他の特徴 は、温度の降下に応答することである。
本発明のプロモーターは、下げられた温度で活性化されて、本発明の遺伝子の転 写を指示する。
本発明のプロモーターは、インビボで低温誘導性であり、インビボでRNAポリ メラーゼによって認識される。
本発明者らは、作用機序または機能に関するいかなる特定の説または原則にも捕 られれることを欲しないが、いくつかの仮説が現在考えられている。本発明者ら は、本発明のプロモーターの調節の機序として三つの可能性(互いに重複する可 能性もある)を考えている。まず、低温によって活性化されるインデューサーが 低温においてプロモーターからの発現を誘導するという可能性がある。第二に、 低温感受性リプレッサーが低温において不活化されて、その結果、遺伝子が発現 されるのかもしれない。第三に、RNAポリメラーゼによる構造遺伝子の上流の 新規のプロモーター配列の認識を可能にする低温誘導性の別の(σ70のような 標準物以外の)シグマ因子によって遺伝子が調節されることが、考えられる。特 に形質転換される宿主が腸内細菌科(Enterobacteriaeeae) に属するものでなくてもよいことを考慮すると、別の機序が仮定されてもよい。
本発明は、さらに、大腸菌などの微生物の増殖温度において安定であるcs7. 4と称される低温誘導性細胞質タンパク質を提供する。このポリペプチドは、部 分的アミノ酸配列、SGKMTG (X)VKWFNADKGFGF I、を有 する。ここでXはロイシンまたはイソロイシンである。イソロイシンおよびロイ シンがともに同定された(各々64%および36%)。したがって、本発明は一 方および両方のポリペプチドを含む。本発明のポリペプチドは、70個のアミノ 酸残基からなるタンパク質である。計算による分子量は7402ダルトンであり 、計算によるpIは5.92である。ポリペプチドは荷電残基を20%以上含ん でおり、著しく親水性である。
リジン残基がタンパク質の10%を占める。NBRFデータベースによれば他の いかなる配列との相同性も認められなかった。
本発明を進めるにあたって行われた二次構造決定に関して、ChouおよびPa sman (1978) (11)のルールれば顕著な二次構造形態は認められ なかった。しかし、アミノ酸残基を螺旋状網(helical net )にプ ロットすると、16個の荷電残基のうちの12個が反対に荷電した対として隣接 していることが決定された。また、タンパク質をα−へリックスに折り畳むと、 タンパク質中の16個の荷電アミノ酸残基のうちの12個が反対に荷電した残基 と並列になる。このデータは、本発明のタンパク質の大部分または実質的には全 部がα−ヘリックス構造をしているかもしれないことを示唆する。
魚( Winter Flounder)からの抗凍結ポリペプチドの二次構造 の最近の結晶学的研究は、分子が単一のα−へリックスであることを示している 。抗凍結ポリペプチドの結晶構造およびその作用メカニズム(CrystalS tructure of an Antifreeze Polypeptid e and itsMechanistic Implications. Y angら: Nature. Vol。
333、 19 May 1988、 pp. 232−237) (25)を 参照されたい。抗凍結タンパク質結合の機序は、氷結晶の全表面はタンパク質表 面に水素結合できる原子で密になっていること、および側鎖の柔軟性によって水 素結合の多くのパターンが存在し得るという事実に基づいて提案されている。示 唆された機序は、抗凍結ポリペプチドが氷格子の局所配列を誘導して、螺旋構造 からの双極子モーメントがペプチドの好ましい配列を氷核のC−軸に指示し、次 いで、螺旋構造のシフトが起き得て、親水性アミノ酸の側鎖の捻れ運動によって タンパク質と氷表面との結合が強化されるというものである。
本発明のポリペプチドの螺旋構造のさらなる証明によって、本発明のポリペプチ ドcs7.4が、遺伝子工学的方法によちて生産され得る、大腸菌において低温 誘導される最初の抗凍結タンパク質であるかどうかが明かにされよう。cs7. 4の二次構造の研究によって他の可能性も生まれよう。例えば、α−へリツクス 構造を有するペプチドの部分のみが抗凍結機能に必須であり、同様に、そのよう なペプチド画分をコードするヌクレオチド配列の部分のみがそのような抗凍結適 用に必須であることが想定され得る。
cs7.4のための遺伝子を含むクローニングされた2、4kbのHindII I断片を、Hindmによる消化および5%ポリアクリルアミドゲル上での分離 によってpUC9から単離した。次いで、断片をM13中にサブクローニングし た。DNA配列決定をチェインターミネーシジン法(Sangerら: 197 7)によって行った。DNA配列決定を、[35S] dATPおよび酵素、シ クエナーゼ(Sequenase )を用いて製造者(υnited Stat esBlocheslcal Corporation )の指示による方法で 行った。
クローニングされたHindI[I断片の部分的ヌクレオチド配列は、cs7. 4およびそのプロモーターをコードする配列を含む。本発明のポリペプチドcs pAをコードするヌクレオチド配列は、以下の210個のヌクレオチド配列を含 む。
AT ” CrCCTGAC GA nアスはαコAαπ CTG cspAによってコードされる対応するアミノ酸配列は、次に示す通りである。
H@ts@rGlyLyd*tzyX1mVa31.ysTrp Ph山飢−卯 LYsGlyPi+eGlyPhe工1eτhrPr。
態μ卯GlysarLysAspvau’b@ValEisPbe5框紅社麺C 麟nAspGLy?yrLysS@rLauAspGluGlyGj≦Y薯Vt LSarPh*シnsGlusarcLyAlaLyニyb−崩ムGlyAsn Val?hrSarLmu配列は第6B図に示され、これはクローニングされた HindI[[断片のヌクレオチド61フ番目のATGコドンに始まってTAA 終止コドンで終る210個のヌクレオチドからなるオーブンリーディングフレー ム(open reading fralle)を含む。このオーブンリーディ ングフレームは、cs7.4合成に関与する本明細書でcspAと命名した遺伝 子のコーディング領域である。
本発明は、その範囲に、ポリペプチドcs7.4またはcs7.4の性質を有す るCm能的に同等の)ポリペプチドをコードするヌクレオチド配列またはそのい かなる部分配列をも包含する。また、本発明は、一つまたはそれ以上のコドンが 他のあるコドンによって置換されている、そのヌクレオチド配列がcs7.4ポ リペプチドまたは機能的にそれと同等であるものをコードする、同等のいかなる ヌクレオチド配列をも包含する。
本発明と関連した研究において、低温誘導ポリペプチドcs7.4をコードする 遺伝子の二つのコピー(e s pAおよびcspB)が存在する可能性のある ことを示唆する証拠が今日までに提示された。この証拠については以下にさらに 検討する。本発明は、その範囲に、cs7.4ポリペプチドまたはその機能的同 等物をコードするような他の考えられる遺伝子を含む。分子生物学においては、 大腸菌における同一のタンパク質をコードする複数遺伝子の例、例えばエロンゲ ーシジンファクターTu(tufAおよびt u f B)およびオルニチンカ ルバモイルトランスフェラーゼ(Arg ArgFArgl)などがある。cs 7.4をコードする遺伝子が二つあるとすると、これは二遺伝子低温誘導性ポリ ペプチドの最初の発見となる。
本発明によると、クローニングされたHindIII断片の997bpの断片か らcspA構造遺伝子を除去して、外来性の遺伝子で置き換え得ることが考えら れる。必要であれば、857〜866および869〜878の3′末端の逆向き の反復を保持してもよい。しかし、必要でなければ、HindI[I断片はTA A終止コードンの上流の塩基対を含む必要はない。外来性遺伝子(またはその部 分)は、低温誘導性プロモーター(またはそれと同等のもの)によって誘導され 得て、目的のタンパク質をコードすることができる。
本発明の他の態様において、コールドショックタンパク質はそれをコードする遺 伝子によって本発明のプロモーターの調節下で発現される。
さらに本発明の他の態様において、本来のプロモーター以外のプロモーターは、 生理的温度、すなわち細菌が指数的増殖をする温度範囲、においてes7.4遺 伝子の発現を調整することができる。したがって、本発明によると、異種プロモ ーター、大腸菌1acプロモーター、がcs7.4遺伝子の発現を調節するため に用いられた。
cspA構造遺伝子を、高レベル発現ベクター、p IN■(Ippp5)(7 ) 、中にサブクローニングした。得られる構築物、pJJG12は第8図に図 示される通りである。イソプロピルチオガラクトシド(IPTG)を加えて、3 7℃におけるcs7.4タンパク質の発現が全細胞溶解物のSDSポリアクリル アミドゲル電気泳動によって検出された。タンパク質の発現は、本来のプロモー ターによって15℃で調節された発現から得られたものよりも5〜】0倍少なか った。
しかし、本タンパク質の発現が本来のプロモーター以外のプロモーターによって より高い温度において得られた事実は、特に本タンパク質が通常は37℃で発現 されないことから、有意義である。これによって多くの興味のある新たな可能性 が開かれる。lacプロモーター以外のプロモーターが本遺伝子の発現の調節に より効果的であることも考え得る。また、低温(15〜10℃)範囲における細 胞の増殖は選択された微生物、例えば大腸菌、の最適増殖温度におけるよりも遅 い。したがって、最適増殖温度では収量は少ないかもしれないが、低収量は細菌 のより速い増殖によってカバーされるようである。
lacプロモーターよりも強力なプロモーターをcs7.4遺伝子の発現の調節 に用いれば、cs7.4のような有用な抗凍結タンパク質を高収量で満足すべき 時間内に商業的な規模で得ることが期待され得る。したがって、大量の抗凍結タ ンパク質が得られるであろう。
上記の性質、すなわち、タ゛ンバク質が生理的温度で産生されてかつ抗凍結タン パク質として活性であることは、したがって、きわめて有意義である。
この開示の結果、当業者は、lacプロモーター以外の他の適当なプロモーター 、例えばtrp、tacプロモーター、λp L、 o m p F So p  pおよび他のプロモーター、を所望のタンパク質をコードする遺伝子の発現の 調節に用いられるかもしれないことを認めるであろう。
酵母などの他の形質転換微生物を用いてタンパク質を発現させる場合には、GA LIOその他のプロモーターが適しているかもしれない。
さらに、簡単に上記したように、低温において活性である本発明のcspAプロ モーターを、cs7.4コールドシヨツクタンパク質以外のタンパク質の発現の 調節に用いることができる。したがって、これは、さらに他の可能性を当然に開 くものである。生理的温度において酵素的に(例えばタンパク質分解によって) 分解されることがなければ有用であるタンパク質を、酵素分解に対して影響が少 ない低い温度において発現し得るということは、特に興味深い。同様の可能性は 、生理的に活性の温度において産生されたときにおそらく誤った折り畳みのため に、生物学的に非活性となるような有用なタンパク質にも認められる。本発明の cspAプロモーターの調節下で、正しく折り畳まれて活性であるタンパク質を 生産することは有利であるかもしれない。
これらの観察は、抗凍結タンパク質にのみ適用されるだけではなく、従来、生理 的温度において所望の構造形態では発現することができなかったいかなるタンパ ク質の発現にも適用される。これらのタンパク質をより低い非傷害温度において 本発明のプロモーターを用いて発現させることができる。
本発明の上記の態様において、本発明のcspAプロモーターは、古典的モデル においてβ−ガラクトシダーゼの発現の調節に用いられた。この目的のために、 1acZ構造遺伝子を含みプロモーターを持たないプラスミド(pKMOO5) (21)を、806b9のHindm−Pvun断片上にcspAプロモーター を含むプラスミド(pJJ’GO4)と比較した。第9図を参照されたい。
第二のプラスミド、pJ’JGO8(第9図を参照されたい)を、cspA遺伝 子の上流領域のより小さいヌクレオチド分画を含み、ApaLI部位(bp53 4)で終結するように構築した。その結果を以下の表1に示す。
表1 プラスミド 温度 15℃への 10℃への37℃ シフト後 シフト後 pKMOO56,74,13,7 pJJGO4549,0900,0g51.0pJJGO840,745,85 6,1数字は酵素活性の「単位」を表す。
pJJGO4とpJJGO5の収量の差は、プロモーターまたは他の調節要素が 0〜534bp断片中にあることを示唆しよう。534から遺伝子の開始点まで の領域もまた調節要素を包含するのかもしれない。同様に、bp878までの遺 伝子の下流領域もまた調節要素を包含するかもしれない。
結果は、cspAプロモーターが、タンパク質の発現を異挿遺伝子に指示する能 力があることを示している。
次の諸例は単に本発明を説明するためのものであって、本発明を限定するもので はない。当業者は、容易に変更および代替を行って同等の結果を得ることができ る。
大腸菌5B221(lpp hsdRtrpE51acY recA/F’ 1 acIqlac+pro”)(7)の培養を1011の培養容量中で温度シフト に先だって約2×108細胞/−1の密度にまで増殖させた。30℃で増殖して いる細胞培養液の1.11分液を、10uC1の[353]メチオニン(^*e rshasCorp、、>1000 C1/m5ol)または[35S] )ラ ンスラベル(ICN Radlochesjcals、 IrVIn8、CA  )を含む42℃、30℃、25℃および18℃のビーカーに移して、10分間パ ルス標識した。全サンプルを遠心分離によって集めて、ベレットを凍結乾燥によ って乾燥させた。次いで、サンプルを、ドデシル硫酸ナトリウム−ポリアクリル アミドゲル電気泳動(SDS−PAGE)の17.5%の分離用ゲル上に供した 。ゲルを乾燥させて、X線フィルムに当てた。
得られたオートラジオグラムは、見かけの分子量が8kdalであるタンパク質 が25℃へのシフト後にのみ産生されたことを示した。シフト前または43℃へ シフトされた培養液では対応するバンドは見られなかった。このタンパク質をc s7.4と称する。
コールドショックタンパク質をコードする配列およびその調節要素を含むプラス ミドの構築において、まず、遺伝子座(focus )を同定して単離すること が必要である。オリゴヌクレオチドプローブを調製するために、タンパク質の部 分的なアミノ末端配列を得る。大腸菌5B221 (7)の培養液の101を、 37℃で約2×108細胞/1の密度になるまで増殖させて、14℃に4時間移 す。次いで、細胞を集めて4.前記(9)のようにして可溶画分を分画した。上 記のように15℃へのシフト後に30分間パルス−標識したタンパク質の微量を 、次いで、250μgの可溶分画タンパク質と混合した。
次いで、二次元電気泳動を、−次元を等電点電気泳動法(aspho! 1ne s、 p H3〜10.1.5%、pH6〜8.0.5%)および二次元を5D S−ポリアクリルアミド勾配ゲル電気泳動(10〜18.4%アクリルアミド、 架橋度2.7%)で、0°Farrell (15)の方法に従って行った。分 離されたタンパク質を、半乾燥ブロック−装置(Sa+4torius Gmb )I 、Goettlnggen、FRG)および移動緩衝液として48mM) リス、391Mグリシン、1.3gM SDSおよび20% (V/V )y1 9)−ル(pH9,2)を用いてボリニフッ化ビニリデン(PVDF)膜(Mi llipore Corp、、Bedford、 HA )に電気泳動的に移し た。次いで、膜をクマシーブルーR−250でタンパク質染色処理し、乾燥して 、オートラジオグラフィーに供した。オートラジオグラムによって、前に観察さ れたcs7.4とほぼ同じ分子量の位置に濃く標識されたタンパク質がはっきり と同定された(第4図)。オートラジオグラムのスポットを用いて染色膜上のc s7.4スポツトを同定して、次いで、これをプロットから切り出した。自動エ ドマン分解を、)Iatsudai ra(19117)の方法に従ってApp lied Blosysteas Model 470ガス相シーケンサ−を用 いて、染色された膜断片上で直接行った。得られたアミノ酸配列は上記の通りで ある。
サザンプロット分析のための混合縮重オリゴヌクレオチドプローブを、以下に示 したアミノ酸配列の短い領域に対合するように作出した。
、、、+に−WF N 入1.+ サザンプロット分析のために、染色体DNAを大腸菌5B221 (7)の−晩 培養物から調製した。細胞を遠心分離によって集めて、10Il)Iトリス塩酸 (pH8)で洗浄して、リゾチーム(0,25Mトリズ塩酸(pH8)溶液)を 3.3B/mlの濃度になるように加えた。次いで、サンプルを0℃で20分間 インキュベートしてからRNaseAを60■Xの濃度になるように加えた。さ らに5分間氷上においた後、10%SDSを約1%の濃度になるように加えた。
次いでサンプルをすばやく混合して、前に加えたRNaseAの等量を、添加後 の濃度が0、 1ag/mlになるように調整したプロナーゼ(25℃Mトリス 塩酸(pH8)溶液)とともに、再び加えた。次いで、サンプルを37℃で30 分間インキュベートした後、フェノール抽出、クロロホルム−イソアミルアルコ ール(24: 1)抽出およびエタノール沈澱に供した。
次いで、サンプルをさらにフェノール抽出、エーテル抽出およびエタノール沈澱 に供した。制限酵素消化の前に、染色体 D N A−f−Mllljpore Type VS O,,025u−フィ ルターを用いて滴下(drop)透析した。
染色体DNA分画を、少なくとも50μgのDNAをHindII[、Sa l  I、BamHI、Ps t IおよびEcoRIで消化して0.7%アガロー スゲル上で電気泳動することによって行った。
アガロースゲルからニトロセルロース紙へのDNAのサザン移動を、Nan1a tisら(19)によるマニュアルに記載の方法を次のように変更して行った。
DNAの部分加水分解のための酸浄化(acid depurination  )を、ゲルを0.25M塩酸中で15分間1回だけ洗浄することによって行った 。さらに、移動を行う皿を10XSSCの代わりに20XSSCで満たした。
ハイプリダーゼ−ジョンを、Maniatisら(26)の方法を次のように変 更して行った。プレハイブリダイゼーションおよびハイブリダイゼーション溶液 は、ともに、0.1mlの50 xDenhardt’s、 0 、2mlの3 0XNET。
0.51の20%デキストラン硫酸および0.05m1の10%SDS (いず れも溶液1ml当り)を含んでいた。
これら溶液はInouyeおよびInouye (19)に記述されている。プ ローブとして用いられたオリゴマーは、上記に示される。[32P]標識された プローブを、I nouyeおよび1nouye (19)に従って作出して、 プレハイブリゼーションおよびハイブリダイゼーションを32℃で行った。
l nouyeおよび1nouye (19)の方法によって、フィルターを洗 浄して乾燥させた。
混合オリゴヌクレオチドプローブとのサザンプロットハイプリダイゼーシランか らのオートラジオグラムは、各消化物において少なくとも一つの明瞭なバンドを 示した。特に、HindIII消化物は、2.4kbの大きさの一つのバンドを 示した(第5図を参照されたい)。
2.4kbのHindIII断片を次のようにして単離した。
染色体DNAのHtndI[[消化物を0.7%アガロースゲル上で分画した。
次いでゲルスライスをゲル最上表層から0.5cm毎に切り出した。各ゲルスラ イスを、−20℃で少なくとも20分間凍結して、次いで、エッペンドルフ管中 で10分間遠心分離した。これを3回繰り返したが、最終回では凍結前にIII Nトリスおよび0.1■M EDTA (pH7,5)を適量加えて、上溝液を 各遠心分離の後に集めた。サンプルを、次いで、フェノール抽出3回、エーテル 抽出およびエタノール沈澱に供した。
各画分を、プローブを用いてサザンプロット分析した。
画分7および8からのDNA断片は、オリジナル染色体消化物における2、4k bのHindIIIバンドによく対応するプローブと明かにハイブリダイズした 。
例3 cspA遺伝子のクローニング pUC9プラスミドDNAをHindIIIで消化して、T4DNAリガーゼを 用いてHindm染色体消化物の画分7(例2を参照されたい)と連結させた。
次いで大腸菌JM83株(ara A (Iac−proAB) rpsL 8 0 IacM15)(13)を形質転換させて、50μg/slのアンピシリン を含み25μlの40g+g/mlのxgalを塗布したし一寒天プレート上で 細胞をスクリーニングした。白色コロニーをワットマン濾紙に取り上げて、]  nouyeおよび1nouye (19)により記述されているようにコロニー ノ\イブリダイゼーシジンスクリーニングに供した。用いたプローブは、サザン プロット分析(例2を参照されたい)に用いたものと同じであった。/Xイブリ ダイゼーシラン温度は32℃であった。オートラジオグラフィーで明るく見えた コロニーを、クローンが得られていることを確認するためにコロニーハイブリダ イゼーションによる第二のスクリーニングに供した。
例4 異種タンパク質合成の指示のためのaspプロモーターの使用 cspプロモーターを、プラスミドpJJGO4からの、大腸菌におけるβ−ガ ラクトシダーゼの合成の指示に用いた。このプラスミドを次のようにして構築し た。
遺伝子を含む2.4kbのHindIII断片をPuvllで消化した。得られ る806bpの断片を0.8%のアガロースゲル上で分離して、バンドを切り出 して、塩−架橋電気溶出装置(IBI * Inc、製)を製造者の指示に従っ て用いて電気溶出によってDNAを回収した。この断片を、次いで、DNAT4 リガーゼを用いて、ベクター断片をXba制限酵素およびDNAポリメラーゼI のフレノウ断片で処理した後、プロモーター−確認ベクター(p KMO05)  (Masuiら)(21)に連結した。大腸菌lac欠失株5B4288 ( 21)を形質転換させて、組換えプラスミドを有する細胞を50μg7膳1のア ンピシリンおよび401g/mlのXga lを含むL−寒天プレート上で青色 コロニーとして選択した。
プラスミドp J J GO4を有する大腸菌5B4288の培養物を37℃で 増殖させて、温度を10℃または15℃にシフトした。シフト前後のβ−ガラク トシダーゼ活性をMutter (22)の記述のようにして基質O−ニトロフ ェニール−β−D−ガラクトシドを用いて決定した。
結果は、培養物の15℃へのシフトによってβ−ガラクトシダーゼ活性の64% の増加を示し、これはクローニングされたcspAプロモーターからの転写およ び続いてのβ−ガラクトシダーゼの発現の誘導を立証するものである。
この例は、本発明のプロモーター配列の多機能性をよcspA構造遺伝子を、高 レベル発現ベクターであるp INItI (l ppP5) (23)に、部 位特異性突然変異誘導に向けられたオリゴヌクレオチドを用いて構造遺伝子のす ぐ上流に作られたXba1部位を用いて、サブクローニングした。I PTGの 添加によって、cs7.4タンパク質の発現を全細胞分解物の5DS−PAGE 分析によって検出することができた。
プロモーターを有するDNA断片のクローニングおよびプロモーターの有効性を 調べるために用い得るベクターについては、Na5uf ら(21)を参照され たい。
他のコンピテントにした微生物宿主(真核および原核)は本発明に止って遺伝学 的に形質転換できることが理解される。形質転換に感受性である細菌としては、 大腸菌のよな腸内細菌科の菌、サルモネラ、枯草菌などのバチ特に、本発明の構 造遺伝子または第6図に示されたヌクレオチド配列の全部または一部を用いての サツカロミセス−セレビシェ(Saccharomyces cerevisi ae)などの酵母細胞の形質転換は、興味深いかもしれない。酵母遺伝学の基礎 的な技術、適当な酵母クローニングおよび発現ベクターおよび形質転換プロトコ ールは、本明細書に参考文献として特にあげられている「分子生物学の最近のプ ロトコール(Current Protocols in Molecular Biology)J (Supplement 5、1989) (23)中で 検討されている。
同様に、を椎動物細胞培養物も、本発明の構造遺伝子またはその部分または第6 図に示されたヌクレオチド配列の全部または一部を用いて形質転換されるかもし れない。当業者は、サル線維芽細胞のCO3−7系などの適当な細胞培養を選択 するであろう。真核細胞へのDNAのトランスフェクシヨンのための適当な技術 は、「最近のプロトコールCCurrent Protocols)J第9章( これも本明細書中の参考としてあげられている)に記載されている。例示されて いるプロトコールは、HeLa。
BLAB/c3T3、NIH3T3およびラット胎児線維芽細胞などの細胞系を 用いて好結果が得られるものが示されている。
さらなるベクターおよびその源については、科学的な適当な参考文献とともに酵 母クローニングベクター、植物ベクターおよびウィルスベクターが、さらに市販 のクローニングベクターが、Perbal (22) (pp、 277−29 8 )によってあげられている。
多くの適当な微生物がAmerican Type Cu1tureColle ction (12301Parklavn Drive、Rockville 、HD 。
20852−1778)から入手できる。
本発明の開示から、当業者には、本発明が、本発明のタンパク質の生物学的性質 、または実質的に機能的に等価とみなされる性質、を有するタンパク質をコード するヌクレオチド配列を意図していることは明かになったであろう。同様に、本 発明は、本明細書に記載したものと実質的には同じ機能を有するプロモーター配 列をも意図する。このように、本発明は、ここに記述して開示した機能的な要素 の機能的な等硬物を包含することを意図しており、事実包含する。
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Claims (39)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.大腸菌の正常の増殖温度以下の温度でのみ、大腸菌において合成が誘導され 得る、タンパク質。
  2. 2.大腸菌の正常の増殖温度および正常の増殖温度以下でも安定性を示す、請求 項1に記載のタンパク賞。
  3. 3.細胞質タンパク質である、請求項1に記載のタンパク質。
  4. 4.約7.4kdalの分子量を有する、請求項1に記載のタンパク質。
  5. 5.大腸菌生存細胞への低温による悪影響を低減することができる、請求項1に 記載のタンパク質。
  6. 6.次のアミノ酸配列を有する、請求項5に記載のタンパク質。 【配列があります】
  7. 7.アミノ酸配列に開始Met残基を含まない、請求項6に記載のタンパク質。
  8. 8.高度に親水性である、請求項6に記載のタンパク質。
  9. 9.α−ヘリックス構造の証拠となる二次構造を有する、請求項6に記載のタン パク質。
  10. 10.大腸菌の正常な増殖濃度以下の温度で遺伝子の転写を開始することができ る、プロモーター配列。
  11. 11.大腸菌生存細胞への低温の悪影響を軽減することができるタンパク質をコ ードする遺伝子の転写を開始することができる、請求項10に記載のプロモータ ー。
  12. 12.大腸菌生存細胞への低温の悪影響を軽減することができるタンパク質をコ ードする遺伝子の転写を、大腸菌の正常な増殖温度以下の温度で開始することが できる、請求項11に記載のプロモーター。
  13. 13.低温で転写が開始される遺伝子の転写が同種の遺伝子である、請求項12 に記載のプロモーター。
  14. 14.遺伝子がcs7.4である、請求項13に記載のプロモーター。
  15. 15.同種の遺伝子の代わりに、異種の遺伝子の転写を大腸菌の正常な増殖温度 で開始することができる、請求項11に記載のプロモーター。
  16. 16.遺伝子の上流で、第7図に示されるヌクレオチド1と605との間に位置 している、請求項12に記載のプロモーター。
  17. 17.第7図に示される、DNA断片。
  18. 18.第7図に示されるヌクレオチド1から997までのDNA断片。
  19. 19.第7図に示されるDNA断片において、大腸菌生存細胞への低温の悪影響 を軽減することができるタンパク質をコードする遺伝子、該遺伝子の転写を低温 で開始することができるプロモーターおよび他の遺伝的調節要素を含む、ヌクレ オチド配列。
  20. 20.増殖している大腸菌細胞への低温の悪影響を軽減するタンパク質をコード する、DNA配列。
  21. 21.次のヌクレオチド配列を有する、請求項20に記載のDNA配列。 【配列があります】
  22. 22.タンパク質をコードすることができて、その転写が大腸菌において低温誘 導性であるプロモーターによって調節される、遺伝子。
  23. 23.請求項1に記載のタンパク質をコードする、請求項22に記載の遺伝子。
  24. 24.請求項4に記載のタンパク質をコードする、請求項22に記載の遺伝子。
  25. 25.請求項5に記載のタンパク質をコードする、請求項22に記載の遺伝子。
  26. 26.請求項6に記載のタンパク質をコードする、請求項22に記載の遺伝子。
  27. 27.cs7.4と呼称される、請求項22に記載の遺伝子。
  28. 28.その転写が低温誘導性プロモーター以外のプロモーターによっても調節さ れる、請求項22に記載の遺伝子。
  29. 29.低温誘導性プロモーター以外のプロモーターがlacプロモーターである 、請求項28に記載の遺伝子。
  30. 30.大腸菌の正常の増殖温度においてタンパク質をコードする、請求項29に 記載の遺伝子。
  31. 31.請求項1に記載のタンパク質を発現することができる、組換えプラスミド 。
  32. 32.第7図に示される遺伝子を含む、請求項31に記載のプラスミド。
  33. 33.遺伝子の転写を開始することができるプロモーター領域配列をも含む、請 求項32に記載のプラスミド。
  34. 34.転写調節タンパク質を結合することができるプロモーター領域の上流のD NA配列をさらに含んでなる、請求項33に記載のプラスミド。
  35. 35.調節タンパク質結合部位をさらに含んでなる、請求項34に記載のプラス ミド。
  36. 36.染色体外要素から請求項1に記載のタンパク質を発現することができる、 腸内細菌科(Enterobacteriaceae)細胞。
  37. 37.細胞が大腸菌である、請求項36に記載の細胞。
  38. 38.大腸菌の正常の増殖温度以下の温度でのみ誘導されることができ、増殖し ている大腸菌への低温による悪影響を軽減することができるタンパク質の製造法 および、該タンパク質をコードする遺伝子の転写を開始することができるプロモ ーター配列の製造法であって、大腸菌を指数速度で所望の増殖レベルまでに生理 的温度で増殖させること、温度をほぼ15℃以下に低下させることおよび該大腸 菌の増殖をその温度で継続させることからなり、これによって、該タンパク質の 合成を行わせること、培養の増殖を中断すること、そして、該タンパク質をコー ドする遺伝子および該遺伝子の転写を開始したプロモーター配列を少なくとも含 む所望のDNA断片をこれから単離すること、からなる、製造法。
  39. 39.遺伝子がcs7.4であり、タンパク質がcsp7.4である、請求項3 8に記載の製造法。
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