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JPH0443154B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0443154B2
JPH0443154B2 JP60186149A JP18614985A JPH0443154B2 JP H0443154 B2 JPH0443154 B2 JP H0443154B2 JP 60186149 A JP60186149 A JP 60186149A JP 18614985 A JP18614985 A JP 18614985A JP H0443154 B2 JPH0443154 B2 JP H0443154B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
sub
main structure
plywood
board
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60186149A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6245880A (ja
Inventor
Shigeji Fukuoka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BURAZAA PETSUTO KK
Original Assignee
BURAZAA PETSUTO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by BURAZAA PETSUTO KK filed Critical BURAZAA PETSUTO KK
Priority to JP18614985A priority Critical patent/JPS6245880A/ja
Publication of JPS6245880A publication Critical patent/JPS6245880A/ja
Publication of JPH0443154B2 publication Critical patent/JPH0443154B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この発明は、主に戸ぶすまに利用される建具の
構造に関する。
<従来の技術> 従来の戸ぶすま材の構造は、その断面を第2図
乃至第4図に示すようなものが知られている。第
2図のものは格子状に組んだ木の芯材1の片側の
面にプリント合板2を接着し、他の片側の面に合
板3を接着してその上にふすま紙4を接着したも
のである。第3図のものは発泡スチロールの芯材
5の片側の面にプリント合板2を接着し、他の片
側の面に三層紙(チツプボール、金属箔、ふすま
紙からなるもの)6を接着したものである。第4
図に示すものは第3図のプリント合板2に代えて
通常の合板7を接着して外面にクロス8を張つた
ものである。図中、10は接着剤層を示す。この
ほかにも芯材5に代えて段ボールをハニカム構造
として用いたものもある。これらの各種断面構造
の板状体周辺に縁材を結合して戸ぶすまとしてあ
る。
その縁材は、例えば第5図a,bに示すよう
に、木製の縁材11又は11a,11bからなる
もので、前述した第2図乃至第4図に示したよう
な板状体に対して(第3図の板状体を図示)接着
結合してある。図中12,13は接着剤層であ
る。
<発明が解決しようとする問題点> 戸ぶすまは一般に室内と廊下などの界に、室内
側にふすま紙の面が、廊下などの側にプリント合
板又はクロス張りの面が位置するように設置され
る。そのふすま紙の側で暖房するとふすま紙の収
縮により戸ぶすま全体が湾曲する問題があつた。
また、ふすま紙の面の汚れや損傷に対してその上
に新しいふすま紙を張ることが行われるが、水性
のりを用いると乾くときにふすま紙が収縮して同
様に歪む問題もあつた。また、プリントの合板側
の面で暖房した場合にもその側に湾曲する傾向が
ある。
<問題を解決するための手段> この発明による手段は、所定厚さの板状の主構
造体の片面又は両面に副板を重ね合わせてその周
辺部でのみ接着結合してあると共にその重ね合わ
せ体に縁材を接着してあり、上記副板が上記主構
造体に比較して撓油性のある板状体であることを
特徴とするものである。ここで撓油性とは、撓み
易さ、曲げやすさの意味であり、撓油性を主構造
体と副板とで比べると、同じ曲げ力を作用させた
とき主構造体は殆ど撓まないが、副板はよく撓む
ものであるということである。
上記主構造体としては、従来の戸ぶすま等の構
造の一部に用いられているものである。格子状木
製芯材のみか格子状木製芯材の片面又は両面に合
板を接着したもの、発泡体板(例えば押出発泡ス
チロール板)のみか発泡体板の片面又は両面に合
板を接着したもの、段ボール板のみが段ボール板
の片面又は両面に合板を接着したもの等が適当で
ある。これらはいずれも僅かな弾力性があるが、
人手によつて曲げようとすると、僅かに撓む程度
のものであつて、殆ど撓油性はない。
上記副板の一方の面は建具の表面となるから、
副板としては、合板のみとするか、又は合板、発
泡スチロール板、段ボール板等の一方の面に表面
材を接着したものがよい。表面材としては周知の
三層紙、ふすま紙、プリント材、クロス等を使用
できる。このような副板は、一般に主構造体より
も薄いものであり、人手によつて曲げようとする
とよく撓み、手を放すと略元に戻る程度の主構造
体よりも撓み易いものである。
<作用> 上記手段によれば、主構造板と副板とは周辺部
を除いては結合されておらず、互いに接触してい
るのみである。このような状態において、副板の
表面が暖房などにより収縮したも建具全体が湾曲
するようなことはない。これは、副板の表面が収
縮したとき、副板は外表面が凹面となるように湾
曲しようとするが、副板自身に撓油性があるの
で、副板の内部歪となつて吸収され、主構造体に
は殆ど及ぶことがなく、あるいは主構造体に及ん
だとしても主構造体を湾曲させるほどの大きさに
はならないからであると考えられる。
<実施例> 第1実施例を第1図に示す。図において、20
は戸ぶすま全体を示し、21は重ね合わせ体、2
2,23,24は縁材である。重ね合わせ体21
は主構造体25、副板26,27からなる。第1
図Cに見られるように、主構造体25は発泡スチ
ロール板(押出し発泡スチロール板)であり、副
板26はプリント合板でプリント面を表側にして
主構造体25の一方の面に重ね合わせてあり、副
板27は発泡スチロール板の一方の面にふすま紙
を貼着したものでふすま紙の面を表側にして主構
造体25の他方の面に重ね合わせてある。縁材2
2,23,24は断面形状がL字状の木製のもの
で、接着剤層28を介して重ね合わせ体21の周
縁部に接着してある。図において、主構造体25
と副板26,27との間には間隙があるように図
示してあるが、これは接着剤層28a,28b,
28cを示して接着部分を明確にするために便宜
上示したものであり、実際には殆ど全域で接触し
ている。接着剤層28a,28b,28cは、液
状接着剤を重ね合わせ体21の周辺の端面にはけ
塗りして縁材22,23,24を接着した際に自
然に浸透してできたものである。このような浸透
があまりない接着剤の場合は予め接着剤層28
a,28b,28cに相当するものが形成される
ように接着剤を塗布しておけばよい。また、接着
剤層28a,28b,28cに代えて、両面粘着
テープを使用して重ね合わせ体21を一体にまと
めてから縁材を接着するようにしてもよい。
上記実施例において、縁材の断面形状がL字形
であるものを用いたが、第5図bにおいて示した
ように2本を接着してL字形断面となるものでも
よい。
第2実施例を第6図に示す。30は戸ぶすま全
体を示し、第1実施例と異なる点は、重ね合わせ
体21aの主構造体25aとして格子組した木製
芯材を用いた点であり、他は同じであるから、同
一図面符号で示して説明を省略する。
上記実施例の戸ぶすまと従来の戸ぶすまとにつ
いて熱による変形及びふすま紙の張り付けによる
変形について実験を行つたところ、次のような結
果が得られた。まず熱による変形は、ふすま紙の
ある面を約50℃となるように所定距離をおいて熱
源を配置して1時間放置したところ、従来のもの
ではすべて熱源側が凹面となるように湾曲し、程
度に差はあるが、その湾曲の深さ寸法で4〜10mm
であつたのに対し、実施例のものはいずれも変形
が認められなかつた。次にふすま紙を澱粉糊で重
ね貼りした場合、従来のものでは従来と同じ湾曲
の深さ寸法で3〜6mmの変形が認められ、実施例
のものはいずれも変形が認められなかつた。
なお、上記実施例のものではふすま紙の反対側
の面から同様に1時間加熱した場合も変形は認め
られなかつた。
また、第2図に示した板状体で戸ぶすまを形成
したものにあつては、年月の経過により表面が波
打つたような変形が現われる。こらは格子状芯材
に合板が部分的に接着しているからで、第2実施
例のものでは同様な芯材を使用しているがこのよ
うな変形が現われるおそれがないと推定できる。
第3実施例として、図示は省略するが、第1実
施例の第1図cにおいて副板27を反対側の副板
26と同様なプリント合板とし、縁材22,2
3,24を矩形断面のもの(第5図bにおける1
1aに相当するもの)とすると、重量が小さく、
そりを生じないドアとして良好なものが得られ
る。
なお、ふすまや間仕切体について説明しなかつ
たが、前述した主構造体と副板との組合わせの範
囲内で縁材が異なるのみであるから、同様にその
防止効果が得られる。
<発明の効果> この発明によれば暖房やふすま紙の張り付けに
よつてもそりの出ない建具が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1実施例を示しaは正面
図、bは側面図、cはaのA−A断面拡大図、第
2図、第3図、第4図は夫々異なる従来の戸ぶす
まの断面構造を示す断面部分図、第5図a,bは
夫々異なる従来の戸ぶすまの縁の取付状態を示す
断面部分図、第6図はこの発明の第2実施例を示
す第1図cに相当する断面図である。 20,30……戸ぶすま、21,21a……重
ね合わせ体、22,23,24……縁材、25,
25a……主構造体、26,27……副板、2
8,28a,28b,28c……接着剤層。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 所定厚さの板状の主構造体の片面又は両面に
    副板を重ね合わせてその周辺部でのみ接着結合し
    てあると共にその重ね合わせ体に縁材を接着して
    あり、上記副板が上記主構造体に比較して撓曲性
    を有する板状体である建具。
JP18614985A 1985-08-23 1985-08-23 建具 Granted JPS6245880A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18614985A JPS6245880A (ja) 1985-08-23 1985-08-23 建具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18614985A JPS6245880A (ja) 1985-08-23 1985-08-23 建具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6245880A JPS6245880A (ja) 1987-02-27
JPH0443154B2 true JPH0443154B2 (ja) 1992-07-15

Family

ID=16183237

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18614985A Granted JPS6245880A (ja) 1985-08-23 1985-08-23 建具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6245880A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5951189B2 (ja) * 1974-12-24 1984-12-12 オリンパス光学工業株式会社 多値符号化伝送における符号語検出方法および装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5951189U (ja) * 1982-09-27 1984-04-04 立山アルミニウム工業株式会社 戸襖

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5951189B2 (ja) * 1974-12-24 1984-12-12 オリンパス光学工業株式会社 多値符号化伝送における符号語検出方法および装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6245880A (ja) 1987-02-27

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