JPH0442227B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0442227B2 JPH0442227B2 JP60271762A JP27176285A JPH0442227B2 JP H0442227 B2 JPH0442227 B2 JP H0442227B2 JP 60271762 A JP60271762 A JP 60271762A JP 27176285 A JP27176285 A JP 27176285A JP H0442227 B2 JPH0442227 B2 JP H0442227B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steering
- wheels
- straight
- tractor
- rear wheels
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D7/00—Steering linkage; Stub axles or their mountings
- B62D7/06—Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins
- B62D7/14—Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering
- B62D7/15—Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering characterised by means varying the ratio between the steering angles of the steered wheels
- B62D7/1509—Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering characterised by means varying the ratio between the steering angles of the steered wheels with different steering modes, e.g. crab-steering, or steering specially adapted for reversing of the vehicle
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D49/00—Tractors
- B62D49/02—Tractors modified to take lifting devices
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)
- Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、四輪操向型トラクタの操向制御装置
に関するものである。
に関するものである。
(従来の技術)
トラクタ機体の前後に同種作業機を夫々昇降自
在に備え、かつ前後左右の四輪をクラブステアリ
ング式等に操向可能にし、圃場内では進行方向前
方側の作業機を降して四輪操向しながら作業を行
なうようにしたものが、特願昭60−238958号(特
開昭62−99268号)出願等において考えられてい
る。
在に備え、かつ前後左右の四輪をクラブステアリ
ング式等に操向可能にし、圃場内では進行方向前
方側の作業機を降して四輪操向しながら作業を行
なうようにしたものが、特願昭60−238958号(特
開昭62−99268号)出願等において考えられてい
る。
(発明が解決しようとする問題点)
四輪操向、特にクラブステアリング方式は、前
後進と組合せた場合、圃場端部での旋回が全く不
要となり、作業能率が著しく向上する反面、路上
走行時には通常の操向方式に変更しなければなら
ず、切換えを忘れた時には不測の事故を招く惧れ
がある。
後進と組合せた場合、圃場端部での旋回が全く不
要となり、作業能率が著しく向上する反面、路上
走行時には通常の操向方式に変更しなければなら
ず、切換えを忘れた時には不測の事故を招く惧れ
がある。
(問題点を解決するための手段)
本発明は、このような問題点を解決するもの
で、そのための手段として、トラクタ機体の前後
に同種作業機を夫々昇降自在に備え、かつ前後左
右の四輪を操向自在にした四輪操向型トラクタに
おいて、前後の作業機が共に上昇しかつ座席にオ
ペレータが着座状態にあることを検出する検出手
段と、該検出手段の検出時に後輪を直進位置に戻
す戻し手段と、該戻し手段により直進位置に戻し
た後輪を操向不能に拘束する拘束手段とを備えた
ものである。
で、そのための手段として、トラクタ機体の前後
に同種作業機を夫々昇降自在に備え、かつ前後左
右の四輪を操向自在にした四輪操向型トラクタに
おいて、前後の作業機が共に上昇しかつ座席にオ
ペレータが着座状態にあることを検出する検出手
段と、該検出手段の検出時に後輪を直進位置に戻
す戻し手段と、該戻し手段により直進位置に戻し
た後輪を操向不能に拘束する拘束手段とを備えた
ものである。
(作用)
作業を行なう場合には、座席24にオペレータ
が乗らず、外部から無線等の遠隔操縦によつて自
動制御装置を働かせ、以下の操縦を行なう。
が乗らず、外部から無線等の遠隔操縦によつて自
動制御装置を働かせ、以下の操縦を行なう。
トラクタ1を前進させて作業を実施する場合に
は、前部作業機27を持上げると共に、クラツチ
41を断にして静止させておき、後部作業機28
のみを地面に降し、クラツチ40を接にして、耕
耘部28Bを回転させて耕耘する。
は、前部作業機27を持上げると共に、クラツチ
41を断にして静止させておき、後部作業機28
のみを地面に降し、クラツチ40を接にして、耕
耘部28Bを回転させて耕耘する。
この時、クラツチ37が接続して左右一対の前
輪2が前進方向に駆動されており、前部作業機2
7が持上げられているから、その重量が前輪2に
付加され、大きな牽引力を得ることができる。
輪2が前進方向に駆動されており、前部作業機2
7が持上げられているから、その重量が前輪2に
付加され、大きな牽引力を得ることができる。
また、前輪2のラグ2Aは、土を抱込んで排土
(跳る)方向に回転していることから、土の付着
が少なくなるとともに大きな牽引力を得る。
(跳る)方向に回転していることから、土の付着
が少なくなるとともに大きな牽引力を得る。
作業が進行して枕地にトラクタ1がくると、次
の作業工程に移向する必要があるが、この時には
前部作業機27および後部作業機28をともに持
上げ、前輪2と後輪3とを同方向に操向させてト
ラクタ1を後進させることによりクラブステアリ
ング方式で移動する。例えば、操向指令器42で
右操向の指令を出すと、電磁弁43,44の右用
ソレノイド47,48が励磁し、操向シリンダ1
8,19のピストンが左方向に移動し、ナツクル
アーム15,16を介して前輪2及び後輪3がキ
ングピン廻りに第2図仮想線の如く右方向に操向
動作をする。
の作業工程に移向する必要があるが、この時には
前部作業機27および後部作業機28をともに持
上げ、前輪2と後輪3とを同方向に操向させてト
ラクタ1を後進させることによりクラブステアリ
ング方式で移動する。例えば、操向指令器42で
右操向の指令を出すと、電磁弁43,44の右用
ソレノイド47,48が励磁し、操向シリンダ1
8,19のピストンが左方向に移動し、ナツクル
アーム15,16を介して前輪2及び後輪3がキ
ングピン廻りに第2図仮想線の如く右方向に操向
動作をする。
次の作業工程への移動が完了すると、前部作業
機27を地面に降し、後部作業機28を持上げ、
前部作業機27のみを駆動しながらトラクタ1を
後進させて作業を行なう。この時には、後輪3が
駆動される。
機27を地面に降し、後部作業機28を持上げ、
前部作業機27のみを駆動しながらトラクタ1を
後進させて作業を行なう。この時には、後輪3が
駆動される。
路上走行の際には、オペレータが座席24に着
席し、前後部作業機27,28を持上げた状態
で、操向ハンドル23により手動で前輪2を操向
しながら運転し、後輪3は直進走行位置でロツク
しておく。
席し、前後部作業機27,28を持上げた状態
で、操向ハンドル23により手動で前輪2を操向
しながら運転し、後輪3は直進走行位置でロツク
しておく。
即ち、オペレータが座席24にすわると、着席
検出器50が働き、また前後部作業機27,28
が共に上昇すると、上昇検出器49が働く。これ
によつてゲート回路51を介してスイツチ素子5
2,53がオフし、操向指令器42からの信号を
カツトすると共に、戻し手段54が働く。即ち、
今、後輪3が第2図仮想線の位置にあれば、切れ
角検出器55がそれを検出して、検出信号を比較
器57に入力する。そして、比較器57が中立信
号と検出信号とを比較し、その比較値を判別器5
8に送るので、判別器58が復帰方向を判別し
て、左用又は右用ソレノイド46,48の何れか
一方を駆動し、電磁弁44、操向シリンダ19の
作動によつて後輪3を中立の直進位置に戻す。第
2図の仮想線のときには、左方向に後輪3を動か
すべく、電磁弁44の左用ソレノイド46が励磁
する。後輪3が直進位置に戻れば、比較値が零と
なり、拘束手段のスイツチ素子52,53が共に
オフするので、電磁弁44は中立で操向シリンダ
19をロツクする。従つて、通常の車輌と同様、
前輪2のみ操向して運転できる。
検出器50が働き、また前後部作業機27,28
が共に上昇すると、上昇検出器49が働く。これ
によつてゲート回路51を介してスイツチ素子5
2,53がオフし、操向指令器42からの信号を
カツトすると共に、戻し手段54が働く。即ち、
今、後輪3が第2図仮想線の位置にあれば、切れ
角検出器55がそれを検出して、検出信号を比較
器57に入力する。そして、比較器57が中立信
号と検出信号とを比較し、その比較値を判別器5
8に送るので、判別器58が復帰方向を判別し
て、左用又は右用ソレノイド46,48の何れか
一方を駆動し、電磁弁44、操向シリンダ19の
作動によつて後輪3を中立の直進位置に戻す。第
2図の仮想線のときには、左方向に後輪3を動か
すべく、電磁弁44の左用ソレノイド46が励磁
する。後輪3が直進位置に戻れば、比較値が零と
なり、拘束手段のスイツチ素子52,53が共に
オフするので、電磁弁44は中立で操向シリンダ
19をロツクする。従つて、通常の車輌と同様、
前輪2のみ操向して運転できる。
(実施例)
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳述す
る。
る。
第1図乃至第4図において、1はトラクタであ
り、左右一対の前輪2と左右一対の後輪3とから
なる2軸4車輪形走行装置4が備えられている。
り、左右一対の前輪2と左右一対の後輪3とから
なる2軸4車輪形走行装置4が備えられている。
5は搭載エンジンであり、トラクタ機体6の前
部側に搭載されており、ボンネツト7に覆われて
いる。
部側に搭載されており、ボンネツト7に覆われて
いる。
エンジン5の回転動力は主クラツチ8の断接を
介して第1変速部9に伝達され、該第1変速部9
よりそれぞれプロペラシヤフト10,11を介し
て走行系変速部12及びPTO変速部13を有す
る第2変速部14に伝達可能とされている。
介して第1変速部9に伝達され、該第1変速部9
よりそれぞれプロペラシヤフト10,11を介し
て走行系変速部12及びPTO変速部13を有す
る第2変速部14に伝達可能とされている。
前輪2と後輪3は何れもラグ2A,3Aを有
し、何れのラグ2A,3Aも斜めラグパターンと
されており、第3図で示す如くラグ2Aは前進運
転されるときに土を抱込んで牽引力を発揮するパ
ターンであり、ラグ3Aは後進運転されるときに
土を抱込んで排土する牽引力を発揮するパターン
とされ、ここに、ラグ2A,3Aの向きはそれぞ
れ逆とされている。
し、何れのラグ2A,3Aも斜めラグパターンと
されており、第3図で示す如くラグ2Aは前進運
転されるときに土を抱込んで牽引力を発揮するパ
ターンであり、ラグ3Aは後進運転されるときに
土を抱込んで排土する牽引力を発揮するパターン
とされ、ここに、ラグ2A,3Aの向きはそれぞ
れ逆とされている。
前輪2と後輪3はともにホイール径が同径とさ
れており、何れもキングピン軸心回りに旋回自在
として車軸両端に具備されており、左右のキング
ピン軸側には夫々ナツクルアーム15,16を有
しており、左右ナツクルアーム15,16は操向
シリンダ18,19を有するタイロツド20,2
1で連結されている。なお、各シリンダ18,1
9は複動形とされている。
れており、何れもキングピン軸心回りに旋回自在
として車軸両端に具備されており、左右のキング
ピン軸側には夫々ナツクルアーム15,16を有
しており、左右ナツクルアーム15,16は操向
シリンダ18,19を有するタイロツド20,2
1で連結されている。なお、各シリンダ18,1
9は複動形とされている。
22は操縦運転装置であり、前後に離間してト
ラクタ機体6上に具備された操向ハンドル23と
運転用座席24を少なくとも含み、その他、図示
省略しているが、各種クラツチ操作レバー、作業
機昇降用油圧制御レバー、変速レバー等の各種レ
バーが備えられている。
ラクタ機体6上に具備された操向ハンドル23と
運転用座席24を少なくとも含み、その他、図示
省略しているが、各種クラツチ操作レバー、作業
機昇降用油圧制御レバー、変速レバー等の各種レ
バーが備えられている。
操向ハンドル23は操向シリンダ18,19を
夫々制御するものであり、第3図で概略示すよう
に制御部25を有してパワーステアリング可能と
される。
夫々制御するものであり、第3図で概略示すよう
に制御部25を有してパワーステアリング可能と
される。
前輪2と後輪3はともに独立してキングピン回
りに操向自在(直進も含む)であるとともに、第
2図の鎖線で示す如く前輪2と後輪3とをともに
同じ方向に向きを変えて斜方向に前後進するクラ
ツチステアリングを構成している。
りに操向自在(直進も含む)であるとともに、第
2図の鎖線で示す如く前輪2と後輪3とをともに
同じ方向に向きを変えて斜方向に前後進するクラ
ツチステアリングを構成している。
27は前部作業機、28は後部作業機であり、
本例ではいずれもロータリ耕耘機で例示された同
種作業機であつて、いずれも、動力受入軸27
A,28Aを有し、耕耘部27B,28Bをトラ
クタPTO軸から駆動可能とされている。
本例ではいずれもロータリ耕耘機で例示された同
種作業機であつて、いずれも、動力受入軸27
A,28Aを有し、耕耘部27B,28Bをトラ
クタPTO軸から駆動可能とされている。
なお、耕耘部27B,28Bのそれぞれは正逆
転切換自在であることが望ましい。
転切換自在であることが望ましい。
前・後部作業機27,28はトラクタ機体6に
本例では2点リンクによる装架機構29,30に
よつて昇降自在に装着されており、前部作業機2
7はリフトシリンダ31によつて昇降され、後部
作業機28はリフトアーム32によつて昇降され
るようにされている。
本例では2点リンクによる装架機構29,30に
よつて昇降自在に装着されており、前部作業機2
7はリフトシリンダ31によつて昇降され、後部
作業機28はリフトアーム32によつて昇降され
るようにされている。
第1変速部9及び第2変速部14には正逆転切
換機構が設けられてトラクタ1を前後進可能とさ
れており、走行系変速部12は後端デフ機構33
と前輪デフ機構34に連動され、符号35が前輪
駆動用プロペラシヤフトである。
換機構が設けられてトラクタ1を前後進可能とさ
れており、走行系変速部12は後端デフ機構33
と前輪デフ機構34に連動され、符号35が前輪
駆動用プロペラシヤフトである。
そして、後輪デフ機構33への経路途中及び前
輪デフ機構34への経路途中にはそれぞれクラツ
チ36,37が備えられ、このクラツチ36,3
7は断接自在とされ、前後輪2,3のいずれか一
方を駆動したり前後輪2,3をともに駆動する場
合が可能とされている。
輪デフ機構34への経路途中にはそれぞれクラツ
チ36,37が備えられ、このクラツチ36,3
7は断接自在とされ、前後輪2,3のいずれか一
方を駆動したり前後輪2,3をともに駆動する場
合が可能とされている。
PTO変速部13には後部PTO伝動部38と前
部PTO伝動部39がそれぞれ出力側として具備
されており、各出力側にはクラツチ40,41が
設けられ、同速で回転される伝動部38,39を
それぞれ断接自在である。
部PTO伝動部39がそれぞれ出力側として具備
されており、各出力側にはクラツチ40,41が
設けられ、同速で回転される伝動部38,39を
それぞれ断接自在である。
第5図は操向シリンダ18,19の制御部25
を示し、42は操向ハンドル23に連動するポテ
ンシヨメータ等の操向指令器で、左操向、右操向
の信号を発生する。43,44は操向シリンダ1
8,19用の電磁弁で、左用ソレノイド45,4
6と右用ソレノイド47,48とを有し、夫々が
左操向、右操向の信号で駆動されるようになつて
いる。49は前・後部作業機27,28の上昇を
検出する上昇検出器、50は座席24へのオペレ
ータの着座を検出する着席検出器である。51は
検出器49,50と共に検出手段を構成するゲー
ト回路で、検出器49,50が共に働いた時に後
輪中立拘束用の信号を発生する。52,53はス
イツチ素子で、拘束信号があつた時に操向指令器
42からの信号を遮断するようになつている。5
4は戻し手段で、後輪3の切れ角検出器55と、
直進位置信号発生器56と、検出器55及び発生
器56からの信号を比較する比較器57と、比較
値から後輪3の直進復帰方向を判別してソレノイ
ド46,48を駆動する判別器58とから成り、
拘束信号があつた時に働くようになつている。
を示し、42は操向ハンドル23に連動するポテ
ンシヨメータ等の操向指令器で、左操向、右操向
の信号を発生する。43,44は操向シリンダ1
8,19用の電磁弁で、左用ソレノイド45,4
6と右用ソレノイド47,48とを有し、夫々が
左操向、右操向の信号で駆動されるようになつて
いる。49は前・後部作業機27,28の上昇を
検出する上昇検出器、50は座席24へのオペレ
ータの着座を検出する着席検出器である。51は
検出器49,50と共に検出手段を構成するゲー
ト回路で、検出器49,50が共に働いた時に後
輪中立拘束用の信号を発生する。52,53はス
イツチ素子で、拘束信号があつた時に操向指令器
42からの信号を遮断するようになつている。5
4は戻し手段で、後輪3の切れ角検出器55と、
直進位置信号発生器56と、検出器55及び発生
器56からの信号を比較する比較器57と、比較
値から後輪3の直進復帰方向を判別してソレノイ
ド46,48を駆動する判別器58とから成り、
拘束信号があつた時に働くようになつている。
なお、電磁弁44、スイツチ素子52,53に
より、後輪3を直進位置で操向不能に拘束する拘
束手段が構成されている。
より、後輪3を直進位置で操向不能に拘束する拘
束手段が構成されている。
(発明の効果)
本発明によれば、前後の作業機が共に上昇しか
つ座席にオペレータが着座状態にあることを検出
する検出手段と、該検出手段の検出時に後輪を直
進位置に戻す戻し手段と、該戻し手段により直進
位置に戻した後輪を操向不能に拘束する拘束手段
とを備えているので、前後の作業機を上げオペレ
ータが着座して路上走行する際には、四輪操向型
であるにも拘らず、前輪のみを操向しながら運転
でき、従つて、路上走行時の操向動作が通常の車
輌と同様となり、運転容易である。また検出手段
が上昇・着座を検出すれば、戻し手段が後輪を直
進位置に戻すので、後輪が直進位置以外の位置で
拘束されることがなく、しかも後輪を手動操作で
直進位置に戻す操作が不要になる。このためオペ
レータは座席に着座して前後の作業機を上昇させ
れば、そのままで路上走行に移ることができ、運
転操作上の問題もない。
つ座席にオペレータが着座状態にあることを検出
する検出手段と、該検出手段の検出時に後輪を直
進位置に戻す戻し手段と、該戻し手段により直進
位置に戻した後輪を操向不能に拘束する拘束手段
とを備えているので、前後の作業機を上げオペレ
ータが着座して路上走行する際には、四輪操向型
であるにも拘らず、前輪のみを操向しながら運転
でき、従つて、路上走行時の操向動作が通常の車
輌と同様となり、運転容易である。また検出手段
が上昇・着座を検出すれば、戻し手段が後輪を直
進位置に戻すので、後輪が直進位置以外の位置で
拘束されることがなく、しかも後輪を手動操作で
直進位置に戻す操作が不要になる。このためオペ
レータは座席に着座して前後の作業機を上昇させ
れば、そのままで路上走行に移ることができ、運
転操作上の問題もない。
図面は本発明の実施例を示し、第1図は全体側
面図、第2図は同平面図、第3図は操向系を示す
概略平面図、第4図は伝動系を示す概略平面図、
第5図は制御系を示すブロツク図である。 2,3……前輪・後輪、2A,3A……ラグ、
4……2軸4車輪形走行装置、6……トラクタ機
体、18,19……操向シリンダ、23……操向
ハンドル、27,28……作業機、43,44…
…電磁弁、49……上昇検出器、50……着席検
出器、54……戻し手段。
面図、第2図は同平面図、第3図は操向系を示す
概略平面図、第4図は伝動系を示す概略平面図、
第5図は制御系を示すブロツク図である。 2,3……前輪・後輪、2A,3A……ラグ、
4……2軸4車輪形走行装置、6……トラクタ機
体、18,19……操向シリンダ、23……操向
ハンドル、27,28……作業機、43,44…
…電磁弁、49……上昇検出器、50……着席検
出器、54……戻し手段。
Claims (1)
- 1 トラクタ機体の前後に同種作業機を夫々昇降
自在に備え、かつ前後左右の四輪を操向自在にし
た四輪操向型トラクタにおいて、前後の作業機が
共に上昇しかつ座席にオペレータが着座状態にあ
ることを検出する検出手段と、該検出手段の検出
時に後輪を直進位置に戻す戻し手段と、該戻し手
段により直進位置に戻した後輪を操向不能に拘束
する拘束手段とを備えたことを特徴とする四輪操
向型トラクタの操向制御装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27176285A JPS62131879A (ja) | 1985-12-02 | 1985-12-02 | 四輪操向型トラクタの操向制御装置 |
CA000519980A CA1287147C (en) | 1985-10-24 | 1986-10-07 | Tractor equipped with working implements |
DE19863635120 DE3635120A1 (de) | 1985-10-24 | 1986-10-15 | Zugmaschine mit arbeitsgeraeten |
GB08624841A GB2182005B (en) | 1985-10-24 | 1986-10-16 | Tractor equipped with working implements |
FR868614646A FR2593459B1 (fr) | 1985-10-24 | 1986-10-22 | Tracteur muni d'instruments de travail. |
US07/395,143 US4982799A (en) | 1985-10-24 | 1989-08-16 | Tractor equipped with working implements |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27176285A JPS62131879A (ja) | 1985-12-02 | 1985-12-02 | 四輪操向型トラクタの操向制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62131879A JPS62131879A (ja) | 1987-06-15 |
JPH0442227B2 true JPH0442227B2 (ja) | 1992-07-10 |
Family
ID=17504485
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27176285A Granted JPS62131879A (ja) | 1985-10-24 | 1985-12-02 | 四輪操向型トラクタの操向制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62131879A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2551181B2 (ja) * | 1990-01-23 | 1996-11-06 | 井関農機株式会社 | 動力車両に於ける四輪操舵装置 |
JP2507106Y2 (ja) * | 1990-04-06 | 1996-08-14 | セイレイ工業株式会社 | 走行作業車の操向切換牽制装置 |
JP6907873B2 (ja) * | 2017-10-11 | 2021-07-21 | 井関農機株式会社 | 作業車両 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5717873U (ja) * | 1980-07-03 | 1982-01-29 |
-
1985
- 1985-12-02 JP JP27176285A patent/JPS62131879A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62131879A (ja) | 1987-06-15 |
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