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JPH04372478A - 自動車用ボディパネル - Google Patents

自動車用ボディパネル

Info

Publication number
JPH04372478A
JPH04372478A JP15051091A JP15051091A JPH04372478A JP H04372478 A JPH04372478 A JP H04372478A JP 15051091 A JP15051091 A JP 15051091A JP 15051091 A JP15051091 A JP 15051091A JP H04372478 A JPH04372478 A JP H04372478A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aluminum
panel
plate
heat
reinforcing ribs
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15051091A
Other languages
English (en)
Inventor
Seikichi Manaka
間中 清吉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Altemira Co Ltd
Original Assignee
Showa Aluminum Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Showa Aluminum Corp filed Critical Showa Aluminum Corp
Priority to JP15051091A priority Critical patent/JPH04372478A/ja
Priority to DE4219938A priority patent/DE4219938A1/de
Publication of JPH04372478A publication Critical patent/JPH04372478A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車のフード、ト
ランクリッド、ドア、ロード・フロアなどのボディパネ
ルに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の軽量化の要請は近時益々強いも
のがある。このような要請から、ボディパネルをアルミ
化する試みは相当古くから種々検討されているが、我が
国では未だほとんど実用化されていないのが実情である
【0003】その要因としては、一般的な鋼板製のボデ
ィパネルに比べてのコスト上の問題もさることながら、
強度、剛性等の面での問題が未解決であることによると
ころが大きい。
【0004】従来、英国、ドイツ国等で製造される自動
車では、その一部についてフードおよびトランクリッド
にアルミニウム製ボディパネルが採用されている例があ
る。これらの実用例におけるボディパネルは、アウター
プレートとインナープレートとの組合わせからなるもの
である。即ち、1枚のボディ外面を構成する平坦なアウ
タープレートの内面に、凹凸状にプレス加工して所要の
補強リブを形成したインナープレートを重ね、スポット
溶接、接着剤等で接合することにより、組立後のパネル
全体の強度、剛性を確保したものとしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
上記のようなアウタープレートとインナープレートとを
組合わせボディパネルにあっては、製造に際し、両プレ
ートの個別の成形加工とそれらの接合一体化の作業に多
くの手間がかかり、製作コストが高くつくのみならず、
パネル全体の強度剛性を主としてインナープレートに負
うものであるのに対し、該インナープレートとアウター
プレートとの一体化の不十分により、所要の強度、剛性
を得るために各プレートの板厚の増大を余儀なくされ、
必ずしも軽量化の要請に十分な満足を与えることができ
ず、更には材料コストも高くつくというような問題があ
った。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は上記のような
問題点の解決のために、ロールボンド法と呼ばれる中空
管板の製造技術の応用が有効であることに着眼し、ロー
ルボンド法を採用して、外面の平坦度を良好に保ちつつ
、簡易な製造工程で、強度、剛性に卓越したアルミニウ
ム製の自動車用ボディパネルを提供することに成功した
ものである。
【0007】即ち、この発明は、2枚のアルミニウム板
を、補強リブの形成予定部位に従った所定パターンに圧
着防止剤を塗布したのち圧着し、その後非圧着部分に流
体圧を導入して非圧着部分をボディパネルの内面側の一
面のみに膨管して補強リブを形成したロールボンドパネ
ルからなり、かつ上記2枚のアルミニウム板のうち、少
なくとも外面側のアルミニウム板が熱処理型アルミニウ
ム合金よりなることを特徴とする自動車用ボディパネル
を要旨とする。
【0008】
【実施例】以下、この発明を更に図示実施例に基いて詳
しく説明する。
【0009】第1図及び第2図はこの発明によって提供
される自動車用ボディパネルの一例として、トランクリ
ッド(1)への適用例を示すものである。
【0010】該トランクリッド(1)は、アルミニウム
製のロールボンドパネルからなるものであって、外面は
平坦面(1a)に形成され、内面は所定部位に補強用リ
ブ(2)が膨隆形成された凹凸面(2b)に形成されて
いる。
【0011】上記トランクリッド(1)はロールボンド
法に従い次の如くして製造されたものである。
【0012】第3図の参照において、(10)(11)
は2枚のアルミニウム板であり、これらのアルミニウム
板は予め板表面の有害な油脂分、よごれなどを化学的に
除去し、更にワイヤブラッシングによって機械的に酸化
皮膜を除去してフレッシュな面を露出させたのち、少な
くとも一方の板面に、前述の補強用リブ(2)の形成予
定部位に従った所定パターンに圧着防止剤(3)を塗布
する。この圧着防止剤(3)には、1μm以下のコロイ
ド状グラファイトを主成分とするインキを使用するのが
一般的であり、その塗布は印刷の手段によって行うのが
普通である。
【0013】次に、上記2枚のアルミニウム板(10)
(11)を重ね合わせ、第4図に示すように良好な圧接
強度が得られる条件下に、圧延ロール(12)(12)
により熱間圧延し、圧着防止剤(3)の介在しない部分
を強固に圧接一体化する。そして、必要に応じて焼鈍を
行ったのち、圧着防止剤(3)の介在している非圧着部
分に、周縁の一個所から圧縮空気等の圧力流体を導入し
、前記パターン部分を膨管して内部に中空回路(4)を
有するロールボンドパネル(RB)に製作する。上記の
膨管は、第5図に示すようにとくにトランクリッド(1
)等のボディパネルの外面側においては板面に膨らみを
生じないようにし、内面側一面のみに膨管して所定高さ
と断面形状の補強用リブ(2)を形成する。即ち、片面
膨管の技法を用いて行うものとする。
【0014】ここに、このような片面膨管を他面側の平
坦度を良好に保ちながら行うために、更にはまた、ボデ
ィパネルの外面側の強度、剛性、耐へこみ性等を可及的
良好なものとするために、少なくとも外面側に用いられ
るアルミニウム板(10)には、熱処理型のアルミニウ
ム合金からなるものを用いることが必要である。熱処理
型アルミニウム合金としては、Al−Cu−Mg系の2
000系合金、Al−Mg−Si系の6000系合金、
及びAl−Zn−Mg系の7000系合金を挙げること
ができる。これらの熱処理型合金は、いずれも、従来ロ
ールボンドパネルの製造に普通に用いられている純アル
ミ系の1000系合金やAl−Mn系の3000系合金
に較べてはるかに強度、剛性に優れ、耐変形抵抗性に優
れたボディパネルを得るのに有効である。また熱処理型
アルミニウム合金の中でも、6000系合金については
、Mgの含有量が1%以下であるもの、例えばA601
0合金を、また7000系合金ではZnの含有量が4%
以下でかつMgの含有量が1%以下であるものを用いる
のが強度面から好適である。
【0015】上記外面側のアルミニウム板(10)に対
し、内面側のアルミニウム板(11)は、膨管による補
強用リブ(2)の容易な成形のために、従ってまたこの
片面膨管による影響が外面側に及ぶのを回避して、外面
の平坦面(1a)を可及的平坦度に優れたものとするた
めに、非熱処理型のアルミニウム合金を用いるのが好適
である。このような非熱処理型アルミニウム合金として
は、3003、3004等のAl−Mn系の3000系
合金、5052、5182等のAl−Mg系合金の使用
が好適である。もっとも、内面側アルミニウム板(11
)は、非熱処理型合金に限ることなく、外面側アルミニ
ウム板(10)と同様の非熱処理型合金であって相対的
に厚さの薄いものを用いるものとしても良い。
【0016】なお、上記のようにしてつくられた片面膨
管によるロールボンドパネル(RB)は、これを所要の
トランクリッドその他のボディパネル形状に成形し、ト
リミングし、更に熱処理を施して固有の最高強度を有す
るものとして実用に供されるものであることはいうまで
もない。
【0017】
【発明の効果】この発明による自動車用ボディパネルは
、上述のように片面膨管によるロールボンドパネルから
なるものであるから、比較的簡易に製造しうると共に、
中空回路を有する単一パネルとして製作され、内面側に
片面膨管による補強用リブが存在すること、及び外面側
のアルミニウム板が熱処理型アルミニウム合金からなる
ことも相俟って、ボディパネルの全体としての強度、剛
性に優れたものとなしうる。またアルミニウム製である
ことはもちろん耐変形抵抗の増大によって薄肉化を達成
でき、ひいては低コスト化をはかることができる。かつ
、外面側に強度、剛性の高い熱処理型アルミニウム合金
製の板が使われていることにより、片面膨管によるロー
ルボンドパネルとして製作されるにも拘らず、外面側の
平坦度が優れたものに製造でき、外観態様の美しいボデ
ィパネルを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るボディパネルの一例としてトラ
ンクリッドへの適用例を示す裏面側より見た斜視図。
【図2】図1のII−II線の断面図。
【図3】ロールボンドパネルの製造工程における圧着防
止剤の塗布後の状態を示す斜視図。
【図4】ロールボンドパネルの製造工程中の圧延圧着工
程を示す断面図。
【図5】ロールボンドパネルの製造工程中の膨管後の状
態を示す一部断面図。
【符号の説明】
1…トランクリッド(ボディパネル) 2…補強用リブ 3…圧着防止剤 10…アルミニウム板 11…アルミニウム板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  2枚のアルミニウム板を、補強リブの
    形成予定部位に従った所定パターンに圧着防止剤を塗布
    したのち圧着し、その後非圧着部分に流体圧を導入して
    非圧着部分をボディパネルの内面側の一面のみに膨管し
    て補強リブを形成したロールボンドパネルからなり、か
    つ上記2枚のアルミニウム板のうち、少なくとも外面側
    のアルミニウム板が熱処理型アルミニウム合金よりなる
    ことを特徴とする自動車用ボディパネル。
JP15051091A 1991-06-21 1991-06-21 自動車用ボディパネル Pending JPH04372478A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15051091A JPH04372478A (ja) 1991-06-21 1991-06-21 自動車用ボディパネル
DE4219938A DE4219938A1 (de) 1991-06-21 1992-06-18 Verkleidungsplatte zur verwendung in automobilen oder anderen fahrzeugen

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15051091A JPH04372478A (ja) 1991-06-21 1991-06-21 自動車用ボディパネル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04372478A true JPH04372478A (ja) 1992-12-25

Family

ID=15498443

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15051091A Pending JPH04372478A (ja) 1991-06-21 1991-06-21 自動車用ボディパネル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04372478A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009084800A (ja) * 2007-09-27 2009-04-23 Caterpillar Japan Ltd ドアパネル

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009084800A (ja) * 2007-09-27 2009-04-23 Caterpillar Japan Ltd ドアパネル

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