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JPH04370164A - 塗料組成物 - Google Patents

塗料組成物

Info

Publication number
JPH04370164A
JPH04370164A JP17307691A JP17307691A JPH04370164A JP H04370164 A JPH04370164 A JP H04370164A JP 17307691 A JP17307691 A JP 17307691A JP 17307691 A JP17307691 A JP 17307691A JP H04370164 A JPH04370164 A JP H04370164A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
coating
powder
thermoplastic resin
coating composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17307691A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Ogawa
光夫 小川
Mitsuru Suda
充 須田
Yoshiki Ikenaga
池永 良樹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Paint Co Ltd
Original Assignee
Nippon Paint Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Paint Co Ltd filed Critical Nippon Paint Co Ltd
Priority to JP17307691A priority Critical patent/JPH04370164A/ja
Publication of JPH04370164A publication Critical patent/JPH04370164A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は仕上げ用塗料組成物に関
し、更に詳しくは、いわゆるゆず肌と呼ばれるような微
小凹凸模様を容易にかつほぼ均一に形成することができ
、プレコート塗装に好適に使用できる塗料組成物に関す
る。 【0002】 【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】アルミ
ニウム板、鉄(鋼)板、亜鉛めっき鋼板等の金属板を加
工前にあらかじめ塗装しておくいわゆるプレコート鋼板
は、家電製品や建材(各種構造物の内外裝材)等に広く
利用されている。 【0003】プレコート鋼板は、一般に、上記した各種
金属板にロール塗装等により塗料組成物を塗装し、焼付
して製造されるが、その塗膜は平滑で均一となる。この
ような平滑で均一な塗膜はプレコート鋼板の利点の一つ
とされているが、最近では、ニーズの多様化に伴い、ポ
ストコートによる塗膜(例えばスプレー塗装で形成した
塗膜)が有するような微小凹凸模様、いわゆるゆず肌調
の塗膜もプレコート鋼板の塗膜に要求されるようになっ
てきた。ゆず肌調の塗膜をプレコート鋼板において形成
できれば、高級感や肌触り等の向上が期待され、また、
ポストコートによる部材との組み合わせ等も容易に行う
ことができ、プレコート鋼板の需要の拡大が見込まれる
。 【0004】このような状況の中で、プレコート鋼板の
表面に凹凸模様を形成することができるような塗料組成
物、又は微小凹凸模様を形成する方法等がこれまでにい
くつか提案されている。たとえば、ポリエステル樹脂塗
料をベースにし、これに塩化ビニル、フッ素樹脂、アク
リル樹脂、ウレタン樹脂等のパウダーを添加してなる塗
料組成物が有るが、このような塗料組成物による塗膜で
は不均一又は粗大な凹凸となり外観が良好とならない。 また、塗料に揺変性を付与してレベリングを低下させて
おく方法もあるが、そうするとロール塗装において発泡
等が生じることがあり、均一な塗膜が形成しにくくなる
。さらに、塗料樹脂にシリコーン系の添加剤を加える方
法もあるが、塗膜のちぢみやハジキが発生することがあ
り、良好な微小凹凸模様の外観とすることが難しい。 【0005】また、特開平3−71835 号には、特
定の数平均分子量、ガラス転移温度、水酸基価を有する
ポリエステル樹脂及び/又はアクリルポリエステル樹脂
をベースとし、これにアルキルエーテル化メラミン樹脂
及び/又はオキシム系ブロック剤でブロック化されたイ
ソシアネート化合物を硬化剤として配合するとともに、
特定の平均粒子径を有する架橋硬化した着色球状樹脂粉
末を配合した塗料組成物を開示している。しかしながら
、この塗料組成物では架橋硬化した樹脂粒子を用いてい
るため、得られる塗膜の艶消し性は良好となるが、比較
的スムーズな表面(凸部の高さがそれほど大きくないよ
うな凹凸面)を有するゆず肌調の塗膜は得られない。 【0006】また、特開平3−75137 号には、弾
性樹脂バインダーと、特定の粒径を有する架橋した着色
球状樹脂粉末及び無機物粉末とを特定量含有する塗料組
成物を開示している。しかしながら、この塗料組成物か
ら得られる塗膜でも、良好な外観を有するゆず肌調の塗
膜とはならない。 【0007】さらに、特定の粒径のポリエステル樹脂又
はポリウレタン樹脂の微粉末を、バインダー中に特定量
配合してなる塗料組成物もある(特公昭51−1025
1号) 。 しかしながら、本発明者等の研究によれば、特公昭51
−10251号に開示されているように、単にバインダ
ー中に配合するポリエステル樹脂又はポリウレタン樹脂
の微粉末の粒径及びその配合量を特定するだけでは、良
好な外観を有する微小凹凸模様(ゆず肌調)の塗膜が得
られず、また、多くの塗料(バインダー)に対しても応
用がきかない。 【0008】従って本発明の目的は、ロール塗装で容易
に形成でき、いわゆるゆず肌調の安定した微小凹凸模様
を形成できるプレコート鋼板用として好適に用いること
ができる塗料組成物を提供することである。 【0009】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく鋭
意検討を重ねた結果、本発明者等は、ビヒクル樹脂と、
熱可塑性樹脂粉末とを含有する塗料組成物において、熱
可塑性樹脂粉末の平均粒径を特定するとともに、ビヒク
ル樹脂及び粉末を形成する熱可塑性樹脂の溶解度パラメ
ータの差が特定の範囲内にあり、かつ、塗膜の焼付温度
における熱可塑性樹脂の溶融粘度が特定の範囲内に入る
ようにビヒクル樹脂及び熱可塑性樹脂を選択すれば、こ
の塗料組成物から得られる塗膜は良好な外観を有するゆ
ず肌調を示し、またその塗膜もロール塗装により容易に
形成できることを発見し、本発明を完成した。 【0010】すなわち、本発明の塗料組成物は、(a)
 ビヒクル樹脂と、(b) 平均粒径が10〜50μm
の熱可塑性樹脂粉末とを含有する組成物であって、前記
ビヒクル樹脂及び前記熱可塑性樹脂の溶解度パラメータ
の差が0〜1であり、塗膜焼付温度における前記熱可塑
性樹脂の溶融粘度が500〜6000cpsであること
を特徴とする。 【0011】以下本発明を詳細に説明する。 ビヒクル樹脂 本発明では、ビヒクル樹脂は熱硬化型の樹脂であれば特
に限定されず、現在、プレコートメタルの塗装に使用さ
れている各種樹脂を用いることができるが、後述するよ
うに、このビヒクル樹脂に添加される粉末を形成する熱
可塑性樹脂との溶解度パラメータの差異が一定の範囲に
入ることが必要である。ビヒクル樹脂としては、具体的
には、オイルフリーポリエステル樹脂、シリコーン変性
ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、シリコーン変性アク
リル樹脂、アルキド樹脂等を用いることができる。なお
、オイルフリーポリエステル樹脂とは油脂分を含まない
ポリエステル樹脂を指す。 【0012】ポリエステル樹脂は、多価アルコールと多
塩基酸とから合成(エステル縮合反応による合成)され
るものであって、多価アルコールとしては、エチレング
リコール、ジエチレングリコール、ポリエチレングリコ
ール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール
、ポリプロピレングリコール、ネオペンチルグリコール
、1,2−ブタンジオール、1,3−ブタンジオール、
2,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、1
,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、
1,4−シクロヘキサンジメタノール、2,2−ジメチ
ル−3− ヒドロキシプロピル−2,2−ジメチル−3
− ヒドロキシプロピオネート(BASHPN)、N,
N−ビス(2− ヒドロキシエチル) ジメチルヒダン
トイン、ポリテトラメチレンエーテルグリコール、ポリ
カプロラクトンポリオール、グリセリン、ソルビトール
、アンニトール、トリメチロールエタン、トリメチロー
ルプロパン、トリメチロールブタン、ヘキサントリオー
ル、ペンタエリスリトール、ジペンタエリスリトール、
トリス(ヒドロキシエチル)イソシアネート、1,9−
ノナンジオール等が挙げられ、これらの多価アルコール
の二種以上を組み合わせて用いることもできる。また、
多塩基酸としては、フタル酸、無水フタル酸、テトラヒ
ドロフタル酸、テトラヒドロ無水フタル酸、ヘキサヒド
ロフタル酸、ヘキサヒドロ無水フタル酸、メチルテトラ
ヒドロフタル酸、メチルテトラヒドロ無水フタル酸、無
水ハイミック酸、トリメット酸、無水トリメット酸、ピ
ロメリット酸、無水ピロメリット酸、イソフタル酸、テ
レフタル酸、マレイン酸、無水マレイン酸、フマル酸、
イタコン酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、
コハク酸、無水コハク酸、乳酸、ドデセニルコハク酸、
ドデセニル無水コハク酸、シクロヘキサン−1,4− 
ジカルボン酸、無水エンド酸等が挙げられ、これら多塩
基酸の二種以上を組み合わせて用いてもよい。 【0013】シリコーン変性ポリエステル樹脂としては
、上記した化合物から形成されるポリエステル樹脂10
0重量部に対して、有機シリコーン(例えば官能基とし
て−SiOCH 3 、−SiOHを有する数平均分子
量300〜1000の有機シリコーン)5〜50重量部
を反応させて得られるものを使用することができる。 【0014】本発明で、ビヒクル樹脂として用いるポリ
エステル系樹脂の物性には特に限定はないが、例えば数
平均分子量が3000〜10000で、酸価が1〜30
、及び水酸基価が10〜250(樹脂の固形分に対して
)であるのが好ましい。 【0015】アクリル樹脂としては、例えば以下のよう
なモノマーを通常の方法により重合させたものを使用す
ることができる。そのようなモノマーとしては、(1)
 (メタ)アクリル酸ヒドロキシメチル、(メタ)アク
リル酸ヒドロキシエチル、(メタ)アクリル酸ヒドロキ
シプロピル、(メタ)アクリル酸ヒドロキシブチル、N
−メチロールアクリルアミン等のヒドロキシル基を有す
るエチレン性モノマーや、(2) (メタ)アクリル酸
、クロトン酸、イタコン酸、フマール酸、マレイン酸等
のカルボキシル基を有するエチレン性モノマーや、(3
) (メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エ
チル、(メタ)アクリル酸プロピル、アクリル酸ブチル
、アクリル酸n−プロピル、アクリル酸n−ブチル、ア
クリル酸イソブチル、アクリル酸2−エチルヘキシル、
アクリル酸n−オクチル、アクリル酸n−ドデシル等の
(メタ)アクリル酸アルキルエステル等のモノマーや、
(4) 上記した(1) 及び(2) の各モノマーと
共重合可能な他のエチレン性モノマー、並びに(メタ)
アクリロニトリル、スチレン等が挙げられる。 【0016】上述した各モノマーのうち、炭素数2〜5
の(メタ)アクリル酸アルキルエステルを85重量%以
上含むアクリル樹脂を用いるのが好ましい。アクリル樹
脂の数平均分子量は15000〜40000であるのが
好ましい。数平均分子量が15000未満であると、塗
膜の機械的特性が低下し、また40000を超す分子量
とすると塗装の作業性が低下する。 【0017】また、シリコーン変性アクリル樹脂も用い
ることができる。シリコーン変性アクリル樹脂は、上記
のモノマーから合成されたアクリル樹脂100重量部に
対して、前述したような有機シリコーン5〜50重量部
を反応させて得ることができる。 【0018】さらに、アルキド樹脂として、ポリエステ
ル樹脂に、油脂又は脂肪酸を30重量%程度まで加え、
柔軟性を付与したものを用いることができる。 【0019】本発明において、上記した各ビヒクル樹脂
の硬化剤として、アミノ樹脂及び/又はブロックイソシ
アネートを用いることができる。アミノ樹脂としては、
例えば、n−ブチル化メラミン樹脂、イソブチル化メラ
ミン樹脂等のメラミン樹脂や、ベンゾクアナミン樹脂等
が挙げられる。これらの樹脂は通常、メラミン、ベンゾ
クアナミン等のアミノ化合物に、ホルムアルデヒド、パ
ラホルムアルデヒド等のアルデヒドを付加反応又は付加
縮合反応させて得られたものに、炭素数1〜4の1価の
アルコールでエーテル化して得ることができる。このよ
うなメラミン樹脂の具体例としては、アルコキシ基がメ
トキシ基、エトキシ基、n−ブトキシ基、i−ブトキシ
基等であるアルコキシメチルメラミン樹脂を挙げること
ができる。可撓性を付与するためには、モノメリックメ
ラミンを用いるのが好ましい。 【0020】硬化剤としてメラミン樹脂を用いる場合、
アクリル樹脂又はポリエステル樹脂(それぞれシリコー
ン変性樹脂の場合も含む)と、架橋剤であるメラミン樹
脂との混合比率は、〔アクリル樹脂又はポリエステル樹
脂/メラミン樹脂〕の比が85/15〜60/40(重
量比)であるのが好ましく、さらに好ましくは、この比
を80/20〜70/30とする。メラミン樹脂の配合
比が上記範囲の上限値を超すと(メラミン樹脂を多くし
すぎると)加工性が低下し、一方、下限値を下回ると塗
膜の耐食性、耐湿性、耐薬品性等が低下する。 【0021】イソシアネートとしては、ヘキサメチレン
ジイソシアネート(HMDI)、イソホロンジイソシア
ネート(IPDI)、トリレンジイソシアネート(TD
I)、ナフタリンジイソシアネート等のブロックタイプ
を使用することが可能であり、このときブロック剤とし
ては、メチルエチルケトン(MEK)オキシム、ε−カ
プロラクタム、アルコール類、フェノール類等を用いる
ことができる。 【0022】これらイソシアネートを架橋剤として用い
る場合、−NCO基と−OH基の当量比(−NCO/−
OH)が0.4/1〜1/1の範囲内にあるのがよい。 この比が上記範囲の上限値より大きいと加工性が低下す
る。また、上記範囲の下限値より小さいと、塗膜の耐食
性、耐湿性、耐薬品性等が低下する。 【0023】また、本発明では、アミノ樹脂とブロック
イソシアネートを併用してもよく、その場合、各々の反
応性を補完することにより、一段とバランスの良い塗膜
が得られることになる。 【0024】熱可塑性樹脂粉末 本発明において、上記したビヒクル樹脂に配合する熱可
塑性樹脂粉末の平均粒径は10〜50μmである。平均
粒径が10μm未満であると、得られる塗膜において凹
凸感がなくなり、いわゆる通常のツヤ消し塗膜となって
しまう。一方、平均粒径が50μmを超える大きさの粉
末を用いると、ロール塗布においてすじ引きが発生しや
すく、また得られる塗膜もいわゆるゆず肌感がなく、均
一性に不足するようになる。好ましくは、熱可塑性樹脂
粉末の平均粒径を10〜25μmとする。なお、粉末の
平均粒径は目的とする塗膜の厚さにより適宜変更するの
がよい。 【0025】粉末を形成する熱可塑性樹脂と、前述した
ビヒクル樹脂との溶解度パラメータ(sp値)の差は、
0〜1である必要がある。すなわち、粉末を形成する熱
可塑性樹脂とビヒクル樹脂との溶解度パラメータに実質
的に差がないか、または差があっても1以下である。な
お、溶解度パラメータに差がある場合、熱可塑性樹脂と
ビヒクル樹脂のどちらの溶解度パラメータが大きくても
よい。溶解度パラメータの差が1を超えると、塗膜上に
、粉末を形成する樹脂分が浮いた状態となり、ソフトな
ゆず肌調の塗膜が得られない。 【0026】また、粉末を形成する熱可塑性樹脂は、本
発明の塗料組成物を塗布して焼付するときの温度(焼付
温度)において、溶融粘度が500〜6000cpsで
ある必要がある。溶融粘度が500cps未満であると
、焼付時に熱可塑性樹脂からなる粉末が全て溶融して被
塗物表面上に広がり、凹凸感を保持することができない
。一方、溶融粘度が6000cpsを超えると熱可塑性
樹脂粉末が溶融しにくく、また溶融しても粉末(粒子)
の形状がそれほど変化せず、熱可塑性樹脂粉末が塗膜中
で浮いた状態となり、ソフトなゆず肌調の塗膜が形成さ
れない。好ましい溶融粘度は500〜2000cpsで
ある。 【0027】粉末を形成する熱可塑性樹脂としては、上
記した三つの条件(平均粒径、溶解度パラメータの差、
及び溶融粘度)を満足するものであれば、特に限定され
ない。具体的には、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、
シリコーン変性ポリエステル樹脂、アルキド樹脂等を単
独又は組み合わせて用いることができる。実際には、ビ
ヒクル樹脂の有する溶解度パラメータとの差等を考える
と、ビヒクル樹脂と同種のものを用いるのがよい。なお
、この粉末を着色粉末とする場合には、着色剤を熱可塑
性樹脂に練り混んでもよく、また、粉末形成後に着色剤
を被覆してもよい。 【0028】上記した熱可塑性樹脂粉末の配合量は、最
終的に得られる塗料組成物(ビヒクル樹脂、熱可塑性樹
脂粉末、及び以下に記す他の添加剤を含めた組成物全体
)の固形分を100重量部として、0.05〜30重量
部とするのがよい。さらに好ましくは、熱可塑性樹脂粉
末の配合量を0.3〜5重量部とする。 【0029】その他の添加剤 本発明の塗料組成物には、顔料や、他の塗料組成物に一
般に使用されている各種添加剤を加えてもよい。 【0030】顔料としては、フタロシアニンブルー、フ
タロシアニングリーン、キナクドリン、インダンスロン
、イソインドリノン、ペリレン、アンスラピリミジン、
ベンズイミダゾロン、グラファイト、カーボンブラック
、二酸化チタン、黄色酸化鉄、赤色酸化鉄等の着色顔料
や、硫酸バリウム、アルミニウムシリケート等の体質顔
料や、光輝性顔料として、マイカ顔料、アルミ箔、ブロ
ンズ箔、スズ箔、金箔、銀箔、チタン金属箔、ステンレ
ススチール箔、ニッケル−銅等の合金箔、プラスチック
で被覆した金属箔、箔状フタロシアニンブルー等の金属
箔顔料を用いることもできる。 【0031】上記した顔料以外の添加剤としては、トデ
シルベンゼンスルホン酸等の硬化触媒、ベンゾフェノー
ル系等の紫外線吸収剤、フェノール系やスルフォイド系
等の酸化防止剤、シリコーンや有機高分子からなる表面
調整剤、タレ止め剤、増粘剤等が挙げられる。 【0032】これらの添加剤は、塗料中に5重量部程度
(塗料組成物の固形分100重量部に対して)又はそれ
以下の量で配合するのがよい。なお、添加剤の配合が多
すぎると、塗膜形成時にハジキが生じたり、被塗物(金
属板等)との接着性が悪くなったりすることがあるので
、添加量を適宜調節する。 【0033】本発明においては、ビヒクル樹脂を始めと
する塗料成分(塗料組成物から熱可塑性樹脂粉末を除い
たもの)と熱可塑性樹脂粉末の色調を選択することによ
り、塗膜に模様を付与することができる。たとえば、塗
料成分の色を白色とし、熱可塑性樹脂粉末の色を赤色と
すれば、ピンクの斑点模様が得られる。もちろん、塗料
成分の色と粉末の色とを同一色としてもよい。 【0034】上記した各成分の混合には、塗料製造に慣
用されているペイントシェイカー、ボールミル、サンド
グラインドミル、ニーダー、ディゾルバー等の装置を用
いる。なお、熱可塑性樹脂粉末が塗料組成物に含有され
る溶媒に実質的に不溶である場合には、熱可塑性樹脂粉
末をあらかじめ塗料成分中に混合しておき、いわゆるプ
レミックスの状態で保存しておいてもよいが、熱可塑性
樹脂粉末が用いる溶媒に可溶である場合には、塗装直前
に粉末を混合するのがよい。 【0035】本発明の塗料組成物を適用することができ
る被塗物としては、亜鉛めっき鋼板、亜鉛−アルミニウ
ム合金めっき鋼板、アルミニウム板、アルミニウム箔、
冷延鋼板、ステンレス板等の金属板が挙げられる。被塗
物はコイル状又はシート状であってよい。 【0036】被塗物は、必要に応じて脱脂及び/又は化
成処理が施される。脱脂(表面洗浄)及び化成処理は公
知の方法によって行ってよく、対象となる被塗物(鋼板
等)に適合する方法を適宜選択する。また、必要により
、被塗物の表面に機械的処理を施しておいてもよい。 【0037】塗装方法は特に限定されず、エアースプレ
ー塗装、エアレス塗装、静電塗装等の通常の塗装方法を
用いることができる。特に、塗布厚の精度等が要求され
る場合には、グラビアコーティング方法、ロールコーテ
ィング方法、カーテンコーティング方法、バーコーティ
ング方法、オフセットグラビアコーティング方法等を採
用するのがよい。本発明の塗料組成物をプレコート用と
して用いる場合には、被塗物をアプリケーターロールと
バックアップロール間を通過させながら塗装するロール
塗装とするのがよい。 【0038】本発明の塗料組成物を塗布する場合、まず
塗料組成物を所望の粘度に調整する。塗装粘度は特に限
定がなく、通常のこの種の塗装において用いられる粘度
(たとえば40〜180秒/♯4フォードカップ)であ
ってよい。また、膜厚は、色相により異なるが、5〜1
00μm、より好ましくは10〜25μm(乾燥膜厚)
程度がよい。 【0039】塗膜の焼付は用いるビヒクル樹脂及び熱可
塑性樹脂の種類によって異なるが、200〜250℃程
度がよい。 【0040】図1は、本発明の塗料組成物を被塗物に塗
装した場合の塗膜の状態を模式的に示す部分断面図であ
る。図1の(a) に示すように、塗料組成物を被塗物
3に塗装直後の状態(焼付前の状態)では、塗膜はほぼ
球形の熱可塑性樹脂粉末2を含み、これをビヒクル樹脂
2が一様に覆った状態となっている。なお、熱可塑性樹
脂粉末2は球形となっている必要はないが、塗膜の焼付
前にはある程度の高さをもった粒子状となっている。こ
の塗膜を焼付けると、今度は、図1の(b) に示すよ
うに、塗膜中の熱可塑性樹脂粉末2がある程度溶融して
周囲に流動して偏平状となり、その上にビヒクル樹脂1
が硬化して膜を形成する。このようにして得られる凹凸
模様(ゆず肌調表面)は、凸部の高さ(最も凹な部分か
らの高さ:図1の(b) のh)が2〜50μm程度で
あり、1つの凸部の幅(凸部の広がりを示す径:図1の
(b) のr)が1〜10mm程度となる。このような
凸部が形成されるのは、塗膜の焼付において熱可塑性樹
脂粒子が溶融し、それがレベリングまで進まず(熱可塑
性樹脂分が被塗物面に沿って完全に流動せず)凹凸感を
残したまま硬化されたためであると考えられる。なお、
一旦塗膜が(b) のように硬化すると、ビヒクル樹脂
が硬化した部分1がすでに硬くなっているために、再び
塗膜が加熱されても塗膜において変形(ゆず肌調の凹凸
模様の変化)が起こることはない。 【0041】なお、本発明の塗料組成物を用いた塗装は
、被塗物にこの塗料組成物を直接塗装する1コート法で
あってもよく、また、下塗り塗膜の上に塗る2コート法
、さらには多重コート法であってもよい。2コート法の
場合の下塗り塗料としては、本発明の塗料組成物からな
る上塗り塗膜と密着性があり、耐食性が付与できるもの
であれば特に限定されない。塗膜保護の点で、ゆず肌調
塗膜上にクリヤー塗膜を形成してもよい。 【0042】 【実施例】本発明を以下の実施例によりさらに詳細に説
明する。 実施例1〜20、比較例1〜5 ビヒクル樹脂に熱可塑性樹脂粉末を加えて攪拌し、均一
な塗料を調製した。ビヒクル樹脂としては、以下のもの
を用いた。 【0043】ビヒクル樹脂 P−1:オイルフリーポリエステル/メラミン樹脂塗料
(フレキコート200HQ、日本ペイント(株)製、ホ
ワイト色 P−2:アクリル/メラミン樹脂塗料(SpDIF,A
−55、日本ペイント(株)製、ホワイト色P−3:以
下の組成のシリコーン変性ポリエステル/メラミン系塗
料(ホワイト色)           シリコーン変性ポリエステルワニ
ス(ポリエステル/有機シリコーン         
   の重量比100/30、不揮発分60%) ・・
・・・45重量部          ブチル化メラミ
ン(不揮発分65%) ・・・・・  9重量部   
       メチル化メラミン(不揮発分80%) 
・・・・・  3重量部          二酸化チ
タン              ・・・・・・・・3
6重量部          ソルベッソ150(エク
ソンケミカル社製)・  7重量部【0044】実施例
20においては、ビヒクル樹脂塗料にアルミニウム粉末
を加えてシルバーメタリックの色調とした。他の実施例
及び比較例においては、ビヒクル樹脂塗料はすべてホワ
イト色とした。また、実施例7では、P−1の塗料の架
橋剤として、メラミンに代えてブロックイソシアネート
を用いた。 【0045】また、熱可塑性樹脂粉末としては以下のも
のを用いた。 熱可塑性樹脂粉末 A−1:オイルフリーポリエステル樹脂白色粉末(東洋
紡(株)製のバイロン900)。 A−2〜A−12:上記のA−1を、それぞれ酸及びア
ルコールで処理することにより表1に示す物性値に調整
したもの。 B−1:アクリル樹脂粉末(テクポリマーMBX−20
、積水化成品工業(株)製)。 B−2〜B−5:上記のB−1をベースとし、モノマー
成分を変えることにより表1に示す物性値に調整したも
の。 なお、A−1〜A−12、B−1〜B−5ともに、各粉
末の粒径については、樹脂を機械粉砕後、篩分けにより
所定のものとした。 【0046】熱可塑性樹脂粉末の色調、添加量、粒径を
それぞれ表1に示す。また、粉末を形成する樹脂の溶融
粘度、及びビヒクル樹脂との溶解度パラメータの差(Δ
SP)についても表1に示す。溶融粘度については、そ
れぞれの実施例及び比較例での焼付温度における溶融粘
度を、レオメータ((株)レオロジ製)により測定した
ものであり、またΔSPについては、ジオキサン及び水
の滴定結果から計算により求めたものである。 【0047】                          
     表1          ビヒクル    
            熱可塑性樹脂粉末     
             例No.     樹脂種
類    種類  色調  添加量(1) 粒径(2)
 ΔSP  溶融粘度(3) 実施例1    P−1
       A−1   白      0.5  
    20      0.1      1000
    実施例2    P−1       A−2
   白      0.5      20    
  0.1      2500    実施例3  
  P−1       A−3   白      
0.5      20      0.1     
  500    実施例4    P−1     
  A−4   白      0.5      2
0      0.1      6000    実
施例5    P−1       A−1   白 
     0.05     20      0.1
      1000    実施例6    P−1
       A−1   白     10    
    20      0.1      1000
    実施例7    P−1       A−1
   白     30        20    
  0.1      1000    実施例8  
  P−1       A−7   白      
0.5      10      0       
 1000    実施例9    P−1     
  A−8   白      0.5      1
0      1        1000    実
施例10    P−2       B−1   白
      0.5      20      0.
2      5000    実施例11    P
−2       B−2   白      1.0
      20      0.5      10
00    実施例12    P−3       
A−2   白      0.5      20 
     0.1      2500    実施例
13    P−3       A−9   白  
    1.0      20      0.5 
     1000    実施例14    P−3
       B−1   ブルー  0.5    
  20      0.2      5000  
  実施例15    P−1       A−1 
  白      0.5      20     
 0.1      1000    実施例16  
  P−2       B−1   白      
0.5      50      0.2     
 5000    実施例17    P−2    
   B−3   白      0.5      
20      0.2       500    
実施例18    P−1       A−1   
赤      1        20      0
.1      1000    実施例19    
P−1       A−1   クリヤ  5   
     20      0.1      100
0    実施例20    P−2 (4)   B
−4   金(5)   5        20  
    0.3      1000    比較例1
    P−1       A−10  白    
  0.5      20      0.1   
    400    比較例2    P−1   
    A−11  白      0.5     
 20      0.1      7000   
 比較例3    P−1       A−12  
白      0.5      20      2
.5      1000    比較例4    P
−2       B−5   白      0.5
       2      0.1      10
00    比較例5    P−3       A
−1   白      0.5     100  
    0.1      1000    【004
8】表1注(1) :単位は重量%(塗料の固形分全体
に対して)。 (2) :単位はμm (3) :単位はセンチポイズ(cps)。 (4) :色調はシルバーメタリック。 (5) :色調はゴールドメタリック。 【0049】まず、被塗物として板厚0.4mmの亜鉛
めっき鋼板を用い、これに対して日本ペイント(株)製
のサーフダインZS9100を用いてリン酸亜鉛処理を
施し、さらに、オイルフリーポリエステル/メラミン樹
脂系下塗り塗料(日本ペイント(株)製、SpDIF,
P−96プライマー)を塗装した。 【0050】次に、表1に示した塗料を用い、実施例1
5以外はロールコート法により塗料を塗布した。実施例
15はスプレー塗装により塗装した。なお、塗装は乾燥
膜厚で18μm程度となるように行った。 【0051】塗装後塗膜を乾燥し、その後、表2に示す
温度で焼付を40秒間行った。 【0052】得られた塗膜について、ゆず肌感の有無を
目視判定した。 ○:ゆず肌感あり ×:ゆず肌感なし また、ビヒクル樹脂と熱可塑性樹脂粉末とが別な色調で
あった塗料については、模様性の有無を目視判定した。 ○:模様性(美匠性)あり −:単一色 さらに、プライマーの隠蔽性の良否を目視判定した。 ○:プライマーを完全に隠蔽し、プライマー色の露出な
し。 ×:プライマー色の露出あり。 結果を表2に示す。 【0053】                          
     表2                  
焼付温度                     
   プライマー    例No.         
(℃)      ゆず肌調    模様性    隠
蔽性      実施例1      230    
    ○          −        ○
        実施例2      230    
    ○          −        ○
        実施例3      230    
    ○          −        ○
        実施例4      230    
    ○          −        ○
        実施例5      230    
    ○          −        ○
        実施例6      230    
    ○          −        ○
        実施例7      230    
    ○          −        ○
        実施例8      230    
    ○          −        ○
        実施例9      230    
    ○          −        ○
        実施例10      210   
     ○          −        
○        実施例11      210  
      ○          −       
 ○        実施例12      210 
       ○          −      
  ○        実施例13      210
        ○          −     
   ○        実施例14      23
0        ○          ○    
    ○        実施例15      2
30        ○          −   
     ○        実施例16      
210        ○          −  
      ○        実施例17     
 210        ○          − 
       ○        実施例18    
  230        ○          ○
        ○        実施例19   
   230        ○          
○        ○        実施例20  
    210        ○         
 ○        ○        比較例1  
    230        ×         
 −        ○        比較例2  
    230        ×         
 −        ○        比較例3  
    230        ×         
 −        ○        比較例4  
    210        ×         
 −        ○        比較例5  
    210        ×         
 −        ×    【0054】 【発明の効果】以上の通り、本発明の塗料組成物によれ
ば、いわゆるゆず肌調の良好な微小凹凸模様を有する塗
膜を形成することができる。本発明の塗料組成物は、各
種プレコート鋼板の塗膜形成に好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による塗料組成物を被塗物に塗装した状
態を模式的に示す部分断面図であり、(a) は焼付前
の塗膜を、(b) は焼付後の塗膜を示す。
【符号の説明】
1  ビヒクル樹脂 2  熱可塑性樹脂粉末 3  被塗物

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  (a) ビヒクル樹脂と、(b) 平
    均粒径が10〜50μmの熱可塑性樹脂粉末とを含有す
    る塗料組成物であって、前記ビヒクル樹脂及び前記熱可
    塑性樹脂の溶解度パラメータの差が0〜1であり、塗膜
    焼付温度における前記熱可塑性樹脂の溶融粘度が500
    〜6000cpsであることを特徴とする塗料組成物。
JP17307691A 1991-06-18 1991-06-18 塗料組成物 Pending JPH04370164A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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