JPH04366587A - 誘導加熱装置 - Google Patents
誘導加熱装置Info
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- JPH04366587A JPH04366587A JP14294491A JP14294491A JPH04366587A JP H04366587 A JPH04366587 A JP H04366587A JP 14294491 A JP14294491 A JP 14294491A JP 14294491 A JP14294491 A JP 14294491A JP H04366587 A JPH04366587 A JP H04366587A
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- heating coil
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- induction heating
- heating device
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- 230000006698 induction Effects 0.000 title claims abstract description 26
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は誘導加熱装置に関するも
ので、特に誘導加熱装置と、被加熱物との間の絶縁物の
構成に関する。
ので、特に誘導加熱装置と、被加熱物との間の絶縁物の
構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、金属性鍋の加熱用として、様々な
誘導加熱装置が開発されてきた。
誘導加熱装置が開発されてきた。
【0003】図4に従来の誘導加熱装置の回路構成を示
す。図4において、商用電源1をダイオードブリッジ2
で整流、フィルターチョーク3、平滑コンデンサ4で平
滑し、単方向電源5を構成している。単方向電源5は、
共振コンデンサ6、スイッチング素子7などからなるイ
ンバータ回路8に接続されている。インバータ回路8は
単方向電源5の出力を高周波電源の出力に変換し、加熱
コイル9に供給する。加熱コイル9は、高周波による表
皮効果のための損失増加を抑制するため、リッツ線で構
成され円盤状に巻かれている。加熱コイル9から金属性
の鍋などの被加熱物10に高周波磁束を供給し、金属中
にうず電流を発生させる。この渦電流によりジュール熱
が発生し、被加熱物10は加熱される。
す。図4において、商用電源1をダイオードブリッジ2
で整流、フィルターチョーク3、平滑コンデンサ4で平
滑し、単方向電源5を構成している。単方向電源5は、
共振コンデンサ6、スイッチング素子7などからなるイ
ンバータ回路8に接続されている。インバータ回路8は
単方向電源5の出力を高周波電源の出力に変換し、加熱
コイル9に供給する。加熱コイル9は、高周波による表
皮効果のための損失増加を抑制するため、リッツ線で構
成され円盤状に巻かれている。加熱コイル9から金属性
の鍋などの被加熱物10に高周波磁束を供給し、金属中
にうず電流を発生させる。この渦電流によりジュール熱
が発生し、被加熱物10は加熱される。
【0004】図5に従来例の誘導加熱装置の加熱コイル
部の断面を示す。図4と同じ構成要素は同符号を付す。 図5において、加熱コイル9の上面にはセラミックプレ
ート11が設置されている。加熱コイル9を保護してい
るセラミックプレート11は、非磁性体で導電率が非常
に低いので、高周波磁束損失がほとんどない。加熱コイ
ル9の下面に、フェライト12を高周波磁束を導く目的
で設置している。フェライト12は、強磁性体で磁束が
通過しやすく誘電率が小さいため損失は少ない。したが
って、加熱コイル9のつくりだす高周波磁束は、ほとん
ど、被加熱物10のみで誘導損失を生じ、被加熱物の高
効率加熱を行なうことが可能であった。
部の断面を示す。図4と同じ構成要素は同符号を付す。 図5において、加熱コイル9の上面にはセラミックプレ
ート11が設置されている。加熱コイル9を保護してい
るセラミックプレート11は、非磁性体で導電率が非常
に低いので、高周波磁束損失がほとんどない。加熱コイ
ル9の下面に、フェライト12を高周波磁束を導く目的
で設置している。フェライト12は、強磁性体で磁束が
通過しやすく誘電率が小さいため損失は少ない。したが
って、加熱コイル9のつくりだす高周波磁束は、ほとん
ど、被加熱物10のみで誘導損失を生じ、被加熱物の高
効率加熱を行なうことが可能であった。
【0005】図6に従来例の誘導加熱装置の破断斜視図
を示す。図6において、冷却ファンは誘導加熱装置が動
作すると回転して、半導体スイッチング素子と加熱コイ
ルを強制冷却する構成になっている。
を示す。図6において、冷却ファンは誘導加熱装置が動
作すると回転して、半導体スイッチング素子と加熱コイ
ルを強制冷却する構成になっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような構
成のものでは、被加熱物10と加熱コイル9がプレート
11をはさんで密着しているため、被加熱物10の発熱
がプレート11を熱伝導し、加熱コイル9の冷却が不十
分になるという課題があった。
成のものでは、被加熱物10と加熱コイル9がプレート
11をはさんで密着しているため、被加熱物10の発熱
がプレート11を熱伝導し、加熱コイル9の冷却が不十
分になるという課題があった。
【0007】誘導加熱装置の加熱コイル9には、強磁界
をつくりだすために高周波大電流が流れている。高周波
による表皮効果と大電流の影響で加熱コイルは銅損によ
る発熱が大きい。損失を低減するために皮膜された細線
をよりあわせたリッツ銅線を使用し、発熱をおさえるた
めファンで強制冷却している。ところが、高周波で誘導
加熱される被加熱物10は加熱コイル9の上面にプレー
ト11を介して密着しているため、長時間加熱を行なう
と被加熱物よりの熱伝導でコイルの発熱が促進され、冷
却能力が不足する課題があった。
をつくりだすために高周波大電流が流れている。高周波
による表皮効果と大電流の影響で加熱コイルは銅損によ
る発熱が大きい。損失を低減するために皮膜された細線
をよりあわせたリッツ銅線を使用し、発熱をおさえるた
めファンで強制冷却している。ところが、高周波で誘導
加熱される被加熱物10は加熱コイル9の上面にプレー
ト11を介して密着しているため、長時間加熱を行なう
と被加熱物よりの熱伝導でコイルの発熱が促進され、冷
却能力が不足する課題があった。
【0008】本発明はかかる課題を解決するため、被加
熱物10の熱が加熱コイル9に伝わらない構成で冷却効
率の高い誘導加熱装置を提供することを目的としている
。
熱物10の熱が加熱コイル9に伝わらない構成で冷却効
率の高い誘導加熱装置を提供することを目的としている
。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、商用電源を高周波に変換する半導体スイ
ッチング素子を備えたインバータ回路と、前記インバー
タ回路の出力を受け高周波磁束をつくる平板状の加熱コ
イルと、前記加熱コイルの上面に配置されたプレートと
を備え、前記プレートにプレートを貫通する空気層を設
け、この空気層に冷却ファンの空気流を導く構成にした
ものである。
めに本発明は、商用電源を高周波に変換する半導体スイ
ッチング素子を備えたインバータ回路と、前記インバー
タ回路の出力を受け高周波磁束をつくる平板状の加熱コ
イルと、前記加熱コイルの上面に配置されたプレートと
を備え、前記プレートにプレートを貫通する空気層を設
け、この空気層に冷却ファンの空気流を導く構成にした
ものである。
【0010】
【作用】本発明の誘導加熱装置は、平板状をした加熱コ
イルの導線と金属性被加熱物の間におかれるプレートに
空気層をもたせ、冷却ファンからの冷却風を導く構成と
しているので、被加熱物からの熱が加熱コイルに伝達し
ない構成となっている。このため加熱コイルの発熱が抑
えられるので、冷却が容易になる。
イルの導線と金属性被加熱物の間におかれるプレートに
空気層をもたせ、冷却ファンからの冷却風を導く構成と
しているので、被加熱物からの熱が加熱コイルに伝達し
ない構成となっている。このため加熱コイルの発熱が抑
えられるので、冷却が容易になる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1から図3を参照
して説明する。
して説明する。
【0012】図1は本発明の誘導加熱装置の加熱コイル
部の断面図を示す。図1において、図4と同じ構成要素
は、同符号を付す。加熱コイル9はエナメル被覆された
細い導線を数十本束ねたリッツ線を用いている。加熱コ
イル9の抵抗成分は、周波数が高くなると大きくなる。 これは表皮効果の影響で、加熱コイル9を流れる電流が
導線の表面に集中するためである。数十キロHzという
高周波では導線の抵抗が商用周波数にくらべて非常に大
きく加熱コイルの抵抗成分が著しく増加する。そこで、
リッツ線をもちいて導線の実効断面積を増加させて発熱
損失を低減している。すなわち、全体として同じ断面積
でも細線を束ねた場合、導線の表面が広くなるので表皮
効果の影響による発熱損失が少ない。したがって、細線
の本数が多いと損失が小さくなるといえる。しかしなが
ら、本数を増やすことはコスト高になるため、ファン1
3で強制冷却をし、加熱コイル9のコスト増加、および
、断面積増による大きさの増加および加熱コイル9の発
熱を抑えている。
部の断面図を示す。図1において、図4と同じ構成要素
は、同符号を付す。加熱コイル9はエナメル被覆された
細い導線を数十本束ねたリッツ線を用いている。加熱コ
イル9の抵抗成分は、周波数が高くなると大きくなる。 これは表皮効果の影響で、加熱コイル9を流れる電流が
導線の表面に集中するためである。数十キロHzという
高周波では導線の抵抗が商用周波数にくらべて非常に大
きく加熱コイルの抵抗成分が著しく増加する。そこで、
リッツ線をもちいて導線の実効断面積を増加させて発熱
損失を低減している。すなわち、全体として同じ断面積
でも細線を束ねた場合、導線の表面が広くなるので表皮
効果の影響による発熱損失が少ない。したがって、細線
の本数が多いと損失が小さくなるといえる。しかしなが
ら、本数を増やすことはコスト高になるため、ファン1
3で強制冷却をし、加熱コイル9のコスト増加、および
、断面積増による大きさの増加および加熱コイル9の発
熱を抑えている。
【0013】加熱コイル9の下面には強磁性体のフェラ
イト12が配置されている。このフェライト12は、磁
気回路14を構成し加熱コイル9のつくりだす高周波磁
束を被加熱物10に導く。加熱コイル9による高周波磁
束は、フェライト12のように強磁性体で、かつ、導電
率の非常に小さい材料ではうず電流が流れにくいため磁
束を導く働きが大きく損失は小さい。一方、被加熱物1
0はフェライト12に比べて導電率が高いので磁束が通
ると、高周波による起電力が発生してうず電流が流れ発
熱する。このうず電流による銅損のため被加熱物が発熱
する。
イト12が配置されている。このフェライト12は、磁
気回路14を構成し加熱コイル9のつくりだす高周波磁
束を被加熱物10に導く。加熱コイル9による高周波磁
束は、フェライト12のように強磁性体で、かつ、導電
率の非常に小さい材料ではうず電流が流れにくいため磁
束を導く働きが大きく損失は小さい。一方、被加熱物1
0はフェライト12に比べて導電率が高いので磁束が通
ると、高周波による起電力が発生してうず電流が流れ発
熱する。このうず電流による銅損のため被加熱物が発熱
する。
【0014】また、フェライト12は高周波磁束で周囲
の導電性金属が誘導加熱され発熱し、効率が低下するの
を防いでいる。加熱コイルの下面には、電気部品等が配
置されているので、強磁性体フェライト12で磁束を導
く磁気回路を構成することで、高周波磁束の漏れによる
影響を少なくしている。
の導電性金属が誘導加熱され発熱し、効率が低下するの
を防いでいる。加熱コイルの下面には、電気部品等が配
置されているので、強磁性体フェライト12で磁束を導
く磁気回路を構成することで、高周波磁束の漏れによる
影響を少なくしている。
【0015】加熱コイル9と被加熱物10との間には、
セラミックのプレート15,16が設置され、加熱コイ
ル9の絶縁および保護をしている。プレート15,16
は2枚の板からなっており、その2枚の板の間には空気
層17が設けてある。
セラミックのプレート15,16が設置され、加熱コイ
ル9の絶縁および保護をしている。プレート15,16
は2枚の板からなっており、その2枚の板の間には空気
層17が設けてある。
【0016】加熱コイル9のつくり出す高周波磁束は、
プレート15,16や空気層17をほとんど損失なく通
過して、被加熱物10を加熱することが可能である。こ
のため、加熱コイル9自身はほとんど発熱せずに、被加
熱物10を効率よく加熱できる。このことが、誘導加熱
装置の最大の特徴である。しかしながら、加熱コイル9
と被加熱物10は隣接しているので、長時間の加熱を行
なうと被加熱物10の発生する熱が、熱伝導でプレート
15,16を通して加熱コイル9自身に伝わってくる。 加熱コイル9は、エナメル被覆のリッツ線をもちいてい
るため、一般に百数十度までの耐熱温度である。しかし
ながら、加熱しすぎるとエナメル被覆が絶縁破壊をおこ
し損傷する。このため、誘導加熱装置の加熱コイル9は
十分な強制冷却が必要であり、これが加熱効率を低下さ
せる要因となっていた。本発明は、被加熱物の熱伝導を
2枚のプレート15,16間に設けた空気層17により
遮断している。このため、被加熱物10の熱が加熱コイ
ル9にほとんど伝わらない。したがって、加熱コイル9
の発熱が少なく装置の効率がよいとともに、加熱コイル
9のコスト低減がはかれる。また、加熱装置の信頼性も
向上する。
プレート15,16や空気層17をほとんど損失なく通
過して、被加熱物10を加熱することが可能である。こ
のため、加熱コイル9自身はほとんど発熱せずに、被加
熱物10を効率よく加熱できる。このことが、誘導加熱
装置の最大の特徴である。しかしながら、加熱コイル9
と被加熱物10は隣接しているので、長時間の加熱を行
なうと被加熱物10の発生する熱が、熱伝導でプレート
15,16を通して加熱コイル9自身に伝わってくる。 加熱コイル9は、エナメル被覆のリッツ線をもちいてい
るため、一般に百数十度までの耐熱温度である。しかし
ながら、加熱しすぎるとエナメル被覆が絶縁破壊をおこ
し損傷する。このため、誘導加熱装置の加熱コイル9は
十分な強制冷却が必要であり、これが加熱効率を低下さ
せる要因となっていた。本発明は、被加熱物の熱伝導を
2枚のプレート15,16間に設けた空気層17により
遮断している。このため、被加熱物10の熱が加熱コイ
ル9にほとんど伝わらない。したがって、加熱コイル9
の発熱が少なく装置の効率がよいとともに、加熱コイル
9のコスト低減がはかれる。また、加熱装置の信頼性も
向上する。
【0017】13は、冷却ファンであり、加熱コイル9
を強制冷却するとともに、2枚のプレート15,16の
間に設けた空気層17に、冷却風を送る。被加熱物10
からの熱伝導は空気層17で遮断されるうえ、空気の流
れのため加熱コイル9と被加熱物10の断熱効果は著し
く向上している。
を強制冷却するとともに、2枚のプレート15,16の
間に設けた空気層17に、冷却風を送る。被加熱物10
からの熱伝導は空気層17で遮断されるうえ、空気の流
れのため加熱コイル9と被加熱物10の断熱効果は著し
く向上している。
【0018】図2に、他の実施例における加熱コイル9
の断面図を示す。図1と同じ構成要素は同符号をつけて
、説明を省略する。図2において、2枚のプレート15
,16の間には、断熱材17が挿入されている。このた
め、加熱コイル9と被加熱物10間の断熱作用がさらに
向上している。したがって、加熱コイル9は自身の高周
波損失により発熱はするが、被加熱物10からの熱電導
による温度上昇がない。よって、上記のような構成にす
ることで、加熱コイル9の冷却能力は少なくてすむ。
の断面図を示す。図1と同じ構成要素は同符号をつけて
、説明を省略する。図2において、2枚のプレート15
,16の間には、断熱材17が挿入されている。このた
め、加熱コイル9と被加熱物10間の断熱作用がさらに
向上している。したがって、加熱コイル9は自身の高周
波損失により発熱はするが、被加熱物10からの熱電導
による温度上昇がない。よって、上記のような構成にす
ることで、加熱コイル9の冷却能力は少なくてすむ。
【0019】図3に本発明の誘導加熱装置の断面斜視図
を示す。加熱コイル9の上面に配置されたプレート15
,16は2枚で構成され、冷却ファン13から発生する
冷却風がプレート15,16の間の空気層17を通過す
る。冷却ファン13は、被加熱物10の熱が加熱コイル
9に伝達しないようにしているとともに、加熱コイル9
および放熱フィンにとりつけられたスイッチング素子7
、回生用ダイオード18などのパワー半導体部品をも冷
却している。
を示す。加熱コイル9の上面に配置されたプレート15
,16は2枚で構成され、冷却ファン13から発生する
冷却風がプレート15,16の間の空気層17を通過す
る。冷却ファン13は、被加熱物10の熱が加熱コイル
9に伝達しないようにしているとともに、加熱コイル9
および放熱フィンにとりつけられたスイッチング素子7
、回生用ダイオード18などのパワー半導体部品をも冷
却している。
【0020】なお、上記で説明したように、被加熱物1
0の熱が加熱コイル9に伝熱されにくくすることを目的
としている。したがって、プレートは2枚に限定される
ものでなく、3枚以上として空気層を2層以上にしても
よい。また、一枚のプレートに空気が流通する多数の貫
通孔を設けこれを空気層として用いてもよい。
0の熱が加熱コイル9に伝熱されにくくすることを目的
としている。したがって、プレートは2枚に限定される
ものでなく、3枚以上として空気層を2層以上にしても
よい。また、一枚のプレートに空気が流通する多数の貫
通孔を設けこれを空気層として用いてもよい。
【0021】上記の構成により、加熱コイル9の冷却効
率をよくして、装置の効率および信頼性を向上している
。
率をよくして、装置の効率および信頼性を向上している
。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明の誘導加熱装置では
次の効果が得られる。加熱コイルと被加熱物の間に設け
たプレートに、空気層を設けて冷却風を通す構成として
いるため、被加熱物の熱が加熱コイルに伝達されること
が、ほとんどない。このため、加熱コイルの発熱による
損傷が防ぐことができる。特に長時間の加熱では効果が
大きい。したがって、装置の加熱効率の向上が図れる。
次の効果が得られる。加熱コイルと被加熱物の間に設け
たプレートに、空気層を設けて冷却風を通す構成として
いるため、被加熱物の熱が加熱コイルに伝達されること
が、ほとんどない。このため、加熱コイルの発熱による
損傷が防ぐことができる。特に長時間の加熱では効果が
大きい。したがって、装置の加熱効率の向上が図れる。
【図1】本発明の一実施例における誘導加熱装置の加熱
コイル部の断面図
コイル部の断面図
【図2】他の実施例における誘導加熱装置の断面図
【図
3】誘導加熱装置の断面斜視図
3】誘導加熱装置の断面斜視図
【図4】従来の誘導加熱装置の回路図
【図5】従来の誘導加熱装置の加熱コイル部の断面図
【
図6】従来の誘導加熱装置の断面斜視図
図6】従来の誘導加熱装置の断面斜視図
1 商用電源
7 半導体スイッチング素子
8 インバータ回路
9 加熱コイル
10 被加熱物
13 冷却ファン
15,16 プレート
17 空気層
Claims (1)
- 【請求項1】商用電源と、前記商用電源を高周波に変換
する半導体スイッチング素子を備えたインバータ回路と
、前記インバータ回路の出力を受け高周波磁束をつくる
平板状の加熱コイルと、前記加熱コイルの上面に配置さ
れたプレートとを備え、前記プレートにプレートを貫通
する空気層を設け、この空気層に冷却ファンの空気流を
導く構成とした誘導加熱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14294491A JPH04366587A (ja) | 1991-06-14 | 1991-06-14 | 誘導加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14294491A JPH04366587A (ja) | 1991-06-14 | 1991-06-14 | 誘導加熱装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04366587A true JPH04366587A (ja) | 1992-12-18 |
Family
ID=15327282
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14294491A Pending JPH04366587A (ja) | 1991-06-14 | 1991-06-14 | 誘導加熱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04366587A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08106978A (ja) * | 1994-10-03 | 1996-04-23 | Kansai Electric Power Co Inc:The | 高周波電磁調理器 |
JP2008071548A (ja) * | 2006-09-12 | 2008-03-27 | Nichiwa Denki Kk | 電磁誘導加熱調理器 |
WO2008078400A1 (ja) * | 2006-12-22 | 2008-07-03 | Sanyo Electric Co., Ltd. | 加熱調理装置 |
-
1991
- 1991-06-14 JP JP14294491A patent/JPH04366587A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08106978A (ja) * | 1994-10-03 | 1996-04-23 | Kansai Electric Power Co Inc:The | 高周波電磁調理器 |
JP2008071548A (ja) * | 2006-09-12 | 2008-03-27 | Nichiwa Denki Kk | 電磁誘導加熱調理器 |
WO2008078400A1 (ja) * | 2006-12-22 | 2008-07-03 | Sanyo Electric Co., Ltd. | 加熱調理装置 |
JP2008159337A (ja) * | 2006-12-22 | 2008-07-10 | Sanyo Electric Co Ltd | 加熱調理装置 |
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