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JPH04365655A - ワイパ制御装置 - Google Patents

ワイパ制御装置

Info

Publication number
JPH04365655A
JPH04365655A JP3142124A JP14212491A JPH04365655A JP H04365655 A JPH04365655 A JP H04365655A JP 3142124 A JP3142124 A JP 3142124A JP 14212491 A JP14212491 A JP 14212491A JP H04365655 A JPH04365655 A JP H04365655A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
washer
wiper
switch
time
wiper blade
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP3142124A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Nomura
徹也 野村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Ten Ltd filed Critical Denso Ten Ltd
Priority to JP3142124A priority Critical patent/JPH04365655A/ja
Publication of JPH04365655A publication Critical patent/JPH04365655A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車などで好適に実
施されるワイパ制御装置に関し、さらに詳しくは、洗浄
液の噴射に連動してワイパブレードを駆動する、いわゆ
るウォッシャ連動機能を備えるワイパ制御装置に関する
【0002】
【従来の技術】前記ウォッシャ連動機能とは、ワイパス
イッチが遮断されていてワイパブレードが払拭動作を行
っていない状態で、洗浄液を吐出するポンプを駆動する
ためのウォッシャスイッチが導通されると、該ウォッシ
ャスイッチの導通に連動して自動的にワイパブレードの
払拭動作が開始される機能である。したがってワイパブ
レードを連続払拭動作させることない極少雨において、
極めて有効に使用される機能である。
【0003】上述のような極少雨時において、フロント
ガラスへ泥や埃などの汚れが付着すると、運転者は前記
ウォッシャスイッチを操作して、ウォッシャ連動機能に
よって前記汚れの除去を試みる。典型的な従来技術では
、前記ウォッシャモータは前記ウォッシャスイッチが導
通されている期間中、連続して駆動される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって、環境や気
象条件などにより洗浄液を頻繁に使用するときには、煩
雑な補給作業も頻繁に行う必要が生じる。
【0005】このため運転者によっては、ウォッシャス
イッチの操作タイミングを調節することによって、少量
の洗浄液で効率的に汚れを除去することが試みられてい
る。すなわち、ウォッシャスイッチを導通し、ワイパブ
レードが変位してフロントガラス上の前記洗浄液が噴射
されている領域の直前にさしかかった時点で、前記ワイ
パスイッチを遮断するように調節している。
【0006】しかしながら、ウォッシャスイッチの操作
時間が短いと充分な洗浄液が噴射されず、また操作タイ
ミングが早いと噴射された洗浄液が流れ落ちてしまい、
遅いとワイパブレードの払拭動作終了後にも洗浄液が噴
射されてしまうという不具合が生じる。さらにこのよう
な操作は、極めて煩雑である。
【0007】本発明の目的は、煩雑な操作を伴うことな
く、少量の洗浄液で効率的に汚れを除去することができ
るワイパ制御装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、ワイパスイッ
チが導通されると、ワイパブレードを被払拭面上で往復
変位駆動するワイパ制御装置において、ウォッシャスイ
ッチと、前記被払拭面に洗浄液を噴射する噴射手段と、
前記ワイパブレードが払拭動作中であるか否かを検出す
る検出手段と、前記ワイパスイッチとウォッシャスイッ
チとのスイッチング状態および前記検出手段の検出結果
に応答し、ワイパスイッチおよびウォッシャスイッチが
ともに導通されているときには、ワイパブレードに払拭
動作を開始させてから予め定める第1の時間だけ前記噴
射手段を駆動して洗浄液を噴射させ、前記第1の時間経
過後から第2の時間だけ前記噴射を休止させた後、前記
噴射を再開させるウォッシャ制御手段とを設けることを
特徴とするワイパ制御装置である。
【0009】また本発明の前記ワイパスイッチは、前記
ウォッシャスイッチが導通されると、該ウォッシャスイ
ッチに連動して導通し、その導通状態は、該ウォッシャ
スイッチが遮断されてから予め定める第3の時間だけ保
持されることを特徴とする。
【0010】さらにまた本発明の前記ウォッシャ制御手
段は、ウォッシャスイッチが予め定める第4の時間以上
導通されているときには、洗浄液を連続噴射することを
特徴とする。
【0011】また本発明の前記ウォッシャ制御手段は、
ウォッシャスイッチが予め定める第5の時間以上導通さ
れているときには、ワイパブレードの払拭動作速度を上
昇させることを特徴とする。
【0012】
【作用】本発明に従えば、ワイパ制御装置にはウォッシ
ャ制御手段が設けられている。このワイパ制御装置は、
ワイパスイッチが導通されると、ワイパブレードを被払
拭面上で往復変位駆動し、好ましくは間欠駆動、低速連
続駆動または高速連続駆動に切換えて駆動することがで
きる。前記ウォッシャ制御手段には、ウォッシャスイッ
チとワイパスイッチとのスイッチング状態が読込まれる
とともに、カムスイッチなどで実現され、ワイパブレー
ドが払拭動作中であるか否かを検出する検出手段の検出
結果が入力される。
【0013】ウォッシャ制御手段は、前記ワイパスイッ
チおよびウォッシャスイッチがともに導通されていると
きには前記検出手段の検出結果に応答し、ワイパブレー
ドが払拭動作を開始した時点から予め定める第1の時間
だけ、前記被払拭面に洗浄液を噴射するポンプなどの噴
射手段を駆動して洗浄液を噴射させる。前記第1の時間
は、たとえばワイパブレードが払拭動作を開始してから
折返し位置に到達するまでに要する時間である0.5秒
よりも短い0.4秒程度に選ばれる。
【0014】なお、ワイパモータの動作速度は電圧によ
り変化するため、その電圧をたとえばA/D変換器等で
マイコンに読込み、ワイパブレードが折返位置に到達す
るまでの時間を決定してもよい。
【0015】前記第1の時間経過後には、ウォッシャ制
御手段は予め定める第2の時間だけ前記洗浄液の噴射を
休止させる。前記第2の時間は、前記洗浄液の噴射を休
止した時点の位置までワイパブレードが復帰するのに要
する時間である、たとえば0.2秒程度に選ばれる。前
記第2の時間経過後は、洗浄液の噴射が再び再開される
【0016】したがって、ワイパブレードが折返し位置
付近にあるときには洗浄液の噴射は休止され、これによ
って少ない洗浄液で効率的に汚れを除去することができ
る。また、前記洗浄液の効率的な使用のために、煩雑な
ウォッシャスイッチの操作をともなう必要もない。
【0017】なお好ましくは、前記ワイパスイッチは前
記ウォッシャスイッチに連動して導通し、その導通状態
は前記ウォッシャスイッチが遮断されてから予め定める
第3の時間、たとえばワイパブレードが2〜3回払拭動
作を行うことができる程度の時間だけ保持されることが
望ましい。
【0018】また前記ウォッシャ制御手段は、操作スイ
ッチが予め定める第4および第5の時間、たとえば10
秒以上に亘って導通されているときには、前記噴射手段
を連続駆動して洗浄液を連続噴射するとともに、ワイパ
ブレードをたとえば高速連続動作状態として駆動するこ
とが好ましい。これによって、たとえば先行車の跳ね上
げた泥などで汚れがひどいときにも、速やかに前記汚れ
を除去することができる。
【0019】
【実施例】図1は、本発明の一実施例のワイパ制御装置
1の電気的構成を示すブロック図である。このワイパ制
御装置1は、車載用として用いられ、オートワイパスイ
ッチ2を導通することによって、制御回路3が雨滴セン
サ4からの出力に応答して駆動手段であるワイパモータ
5を駆動制御し、図示しないワイパブレードをフロント
ガラス上で往復変位させて払拭動作を行わせる、いわゆ
るオートワイパ制御装置である。
【0020】前記雨滴センサ4は、たとえば一対の受発
光素子を備え、これらの受発光素子によって形成される
光経路を雨滴が通過することによる受光レベルの変化に
基づいて、降雨量を検出する光学式の雨滴センサである
。この雨滴センサ4の出力は、前記制御回路3に入力さ
れ、波形整形回路11で矩形波パルスに整形された後、
マイクロコンピュータなどで実現される処理回路12に
入力される。また、前記オートワイパスイッチ2の出力
は、波形整形回路13で、いわゆるチャタリングなどの
雑音成分が除去された後、前記処理回路12に入力され
る。
【0021】前記処理回路12をはじめ、この制御回路
3内の各回路へは、電源ラインL2から定電圧回路29
を介して、バッテリ23からの電力が供給される。処理
回路12は、定電圧回路29から電力が供給されており
、かつオートワイパスイッチ2が導通されているときに
は、前記雨滴センサ4の出力を積算し、その積算値が予
め定める閾値以上となった時点でワイパモータ5を駆動
する。
【0022】処理回路12は、ワイパモータ5を低速駆
動するときには、出力端子P2からラインL3に駆動信
号を出力する。この駆動信号は、抵抗R3とバイアス用
の抵抗R4とを介して、トランジスタTr2のベースに
与えられる。トランジスタTr2のエミッタは接地され
、コレクタはリレー26のリレーコイル27を介して前
記電源ラインL2に接続される。
【0023】一方、前記リレー26のリレースイッチ2
8は2つの個別接点28a,28bを備えており、一方
の個別接点28bは前記電源ラインL2に接続され、他
方の個別接点28aはラインL4を介してカムスイッチ
30の共通接点30cに接続されている。また、リレー
21のリレースイッチ24の共通接点24cが前記リレ
ースイッチ28の共通接点28cと接続され、前記リレ
ースイッチ24の一方の個別接点24aはワイパモータ
5の低速用電源入力端子5aに接続されている。
【0024】処理回路12はまた、ワイパモータ5を高
速で連続駆動するときには、出力端子P1,P2からラ
インL1,L3に駆動信号を出力する。ラインL1の駆
動信号は抵抗R1,R2を介してトランジスタTr1の
ベースに入力され、またラインL3の駆動信号は前記抵
抗R3,R4を介してトランジスタTr2のベースに入
力される。
【0025】前記トランジスタTr1のエミッタは接地
されており、コレクタはリレー21のリレーコイル22
を介して前記電源ラインL2に接続されている。リレー
21のリレースイッチ24の他方の個別接点24bは、
ワイパモータ5の高速用電源入力端子5bに接続されて
いる。
【0026】前記ワイパモータ5に関連して、検出手段
であるカムスイッチ30が設けられており、このカムス
イッチ30は、前記ワイパブレードが初期位置にある状
態では個別接点30aに導通しており、ワイパモータ5
が起動されてワイパブレードが払拭動作を開始し、前記
初期位置から離れた時点で個別接点30bに導通し、ワ
イパブレードが払拭動作を終了して再び前記初期位置に
復帰した時点で個別接点30aに導通する。
【0027】個別接点30aは、ワイパモータ5の接地
端子5cとともに接地されており、個別接点30bは、
前記電源ラインL2に接続されている。また共通接点3
0cは、ラインL4を介して前記リレースイッチ28の
個別接点28aに接続されるとともに、この共通接点3
0cの電位は、ラインL5から信号処理回路31を介し
て、前記処理回路12で検出されている。処理回路12
は、検出された前記共通接点30cの電位から、ワイパ
ブレードが払拭動作中であるか否かを判定する。
【0028】したがって処理回路12は、ワイパモータ
5を低速で駆動するときには、出力端子P2から前記ラ
インL3に駆動信号を出力する。これによってトランジ
スタTr2が導通し、リレーコイル27が励磁されてリ
レースイッチ28の接点28b,28c間が導通する。 したがって、前記電源ラインL2を介するバッテリ23
からの電力は、これらの接点28b,28cからリレー
スイッチ24の接点24c,24aを介して、ワイパモ
ータ5の低速用電源入力端子5aに供給される。
【0029】こうしてワイパモータ5が起動されてカム
スイッチ30が個別接点30aから個別接点30bに切
換わり、その後ワイパブレードが初期位置に復帰すると
、カムスイッチ30が個別接点30bから再び個別接点
30aに切換わり、処理回路12は前記駆動信号の出力
を停止する。これによって、ワイパモータ5の低速用電
源入力端子5aには、接点30a,30c、リレースイ
ッチ28の接点28a,28c、およびリレースイッチ
24の接点24c,24aを介してブレーキ電流が流れ
、ワイパモータ5は停止する。
【0030】また処理回路12は、ワイパモータ5を高
速で駆動するときには、出力端子P1,P2から駆動信
号を出力し、これによってトランジスタTr1,Tr2
が導通し、リレーコイル22,27がともに励磁されて
、リレースイッチ24は個別接点24bに導通し、リレ
ースイッチ28は個別接点28bに導通する。これによ
って、前記バッテリ23からの電力は、リレースイッチ
28,24を介して、前記ワイパモータ5の高速用電源
入力端子5bに供給される。
【0031】処理回路12は、カムスイッチ30の出力
電圧レベルから、ワイパブレードが前記初期位置に復帰
したか否かを検出しており、該初期位置に復帰するまで
、出力端子P1,P2から前記駆動信号を導出し続ける
。このようにして、ワイパモータ5を低速と高速とで駆
動することができる。
【0032】また、運転席のオートワイパスイッチ2の
近傍において、ウォッシャスイッチ15が設けられてお
り、このウォッシャスイッチ15のスイッチング状態は
、波形整形回路17を介して前記処理回路12に読込ま
れている。処理回路12は、ウォッシャスイッチ15が
導通されると、後述するようにしてウォッシャモータ1
6を駆動制御し、これによって噴射手段である図示しな
いポンプが駆動されて、フロントガラスへ洗浄液が噴射
される。
【0033】ウォッシャモータ16についても、ワイパ
モータ5と同様に、抵抗R5,R6、トランジスタTr
3およびリレー41が設けられている。ウォッシャモー
タ16を駆動するときには、処理回路12は出力端子P
3からハイレベルの駆動信号を出力し、この駆動信号は
抵抗R5,R6を介してトランジスタTr3のベースに
与えられる。これによってトランジスタTr3は導通し
、リレー41のリレーコイル42が励磁されてリレース
イッチ43が導通する。これによって前記電源ラインL
2を介する電力は、リレースイッチ43を介してウォッ
シャモータ16に与えられ、洗浄液が噴射される。
【0034】また、処理回路12内にはカウンタ32が
内蔵されており、このカウンタ32はカムスイッチ30
の出力電圧レベルから、ワイパブレードが払拭動作を開
始した時点で0にリセットされてカウント動作を開始す
る。処理回路12は、ウォッシャスイッチ15が導通さ
れている状態で、カウンタ32のカウント値CTに対応
して、後述するようにウォッシャモータ16を駆動制御
する。
【0035】なお、処理回路12はウォッシャスイッチ
15が導通されると、ワイパモータ5を駆動し、前記ウ
ォッシャスイッチ15が遮断された後にも、予め定める
第3の時間W3だけワイパモータ5を継続駆動する。前
記時間W3は、ワイパブレードが、たとえば2回払拭動
作を行うことができるだけの時間に選ばれる。このよう
にして、いわゆるウォッシャ連動動作が行われる。
【0036】図2は、上述のように構成されたワイパ制
御装置1のウォッシャ連動動作の一実施例を説明するた
めのタイミングチャートである。図2(1)で示される
ように時刻t1でウォッシャスイッチ15が導通される
と、図2(2)で示されるようにウォッシャモータ16
が起動される。またこの時刻t1から時間W6だけ経過
した時刻t2において、図2(3)で示されるようにワ
イパモータ5が起動する。前記時間W6は、ウォッシャ
連動動作であることの判定のために、および空拭き予防
のために洗浄液が噴射されてから払拭動作を開始するよ
うに設けられている遅延時間である。
【0037】こうしてワイパモータ5が起動されると、
時間W7だけ経過した時刻t3において、該ワイパモー
タ5の出力軸に設けられているカムスイッチ30のスイ
ッチング状態が図2(4)で示されるように切換わる。 またこのとき、図2(5)で示されるように、カウンタ
32はカウント動作を開始する。
【0038】前記カウンタ32のカウント値CTに応答
して、時刻t2から予め定める第1の時間W1、たとえ
ば0.4秒が経過した時刻t4において、図2(2)で
示すようにウォッシャモータ16の駆動は休止され、さ
らにその後、前記時刻t4から前記予め定める第2の時
間W2、たとえば0.2秒が経過した時刻t5において
前記ウォッシャモータ16の駆動が再開される。これに
よって図2(6)で示されるように、ワイパブレードが
折返位置に到達する時刻t6付近においては、洗浄液の
噴射は休止される。
【0039】図2(6)で示されるようにワイパブレー
ドが初期位置に復帰すると、その時刻t7においてカム
スイッチ30のスイッチング状態は図2(4)で示され
るように切換わり、その後、ウォッシャスイッチ15が
さらに導通されているときには、上述の時刻t2〜t7
で示される動作が繰返され、ウォッシャモータ16は、
ワイパブレードが折返位置付近にあるときには休止され
、残余の位置にあるときには駆動される。
【0040】図2(1)で示されるように時刻t11に
おいてウォッシャスイッチ15が遮断されると、図2(
2)で示すようにウォッシャモータ16は停止される。 しかしながら、図2(3)で示されるようにワイパモー
タ5は前記時刻t11から前記時間W3だけ経過した時
刻t12まで駆動され、これによって図2(6)で示す
ように前記時刻t11からワイパブレードは2回払拭動
作を行う。こうしてフロントガラスに噴射された洗浄液
は、確実に払拭される。
【0041】図3は、図2の動作を説明するためのフロ
ーチャートである。ステップn1では前記カウンタ32
のカウント値CTのリセットなどの初期化処理が行われ
、ステップn2でウォッシャ連動動作であるか否かが判
断される。ウォッシャ連動動作でないときにはステップ
n3のオートワイパ動作に移り、オートワイパスイッチ
2が導通されていると、雨滴センサ4の検出出力の積算
値が閾値以上となるとワイパモータ5を駆動するオート
ワイパ動作が行われた後、前記ステップn1に戻り、オ
ートワイパスイッチ2が遮断されているときには直接ス
テップn1に戻る。
【0042】前記ステップn2においてウォッシャ連動
であると判定されたとき、すなわち前記時刻t2のタイ
ミングではステップn4に移り、ウォッシャモータ16
が駆動され、さらにステップn5でワイパモータ5が駆
動される。ステップn6では、カウンタ32のカウント
値CTから、ワイパモータ5が起動されてから前記時間
W1が経過したか否かが判断され、そうでないときには
ステップn4に戻ってウォッシャモータ16およびワイ
パモータ5が継続して駆動され、そうであるとき、すな
わち前記時刻t4のタイミングではステップn7に移っ
てウォッシャモータ16の駆動が休止される。ステップ
n8では、前記カウンタ32のカウント値CTに基づい
て、ウォッシャモータ16の休止時間が前記時間W2と
なったか否かが判断され、そうでないときにはステップ
n7に戻り、そうであるとき、すなわち前記時刻t5の
タイミングでステップn9に移る。
【0043】ステップn9ではウォッシャモータ16の
駆動が再開され、ステップn10ではカムスイッチ30
のスイッチング状態からワイパブレードが初期位置に復
帰したか否かが判断され、そうでないときには前記ステ
ップn9に戻り、そうであるとき、すなわち前記時刻t
7のタイミングではステップn11に移る。ステップn
11ではウォッシャ連動が解除されたか否かが判断され
、そうでないときには前記ステップn4に戻り、そうで
あるとき、すなわち前記時刻t11のタイミングではス
テップn12に移る。
【0044】ステップn12ではウォッシャモータ16
の駆動が停止され、その後ステップn13でワイパブレ
ードが2往復だけ払拭動作を行うことができる前記時間
W3だけワイパモータ5が継続して駆動された後、前記
ステップn1に戻る。
【0045】このように本発明に従うワイパ制御装置1
では、ウォッシャ連動時にワイパブレードが折返位置付
近にあるときにはウォッシャモータ16の駆動を休止す
るので、運転者が煩雑なスイッチ操作を行うことなしに
、少量の洗浄液で効率的に洗浄を行うことができる。 これによって、洗浄液の補充などの保守の負担を軽減す
ることができる。
【0046】図4は本発明の他の実施例の動作を説明す
るためのタイミングチャートであり、この実施例は前述
の実施例に類似し、図4(1)〜図4(6)の各波形は
それぞれ前記図2(1)〜図2(6)の波形に対応して
いる。この実施例で注目すべきは、図4(1)で示され
るように前記時刻t1においてウォッシャスイッチ15
が導通されてから予め定める第4の時間W4が経過した
時刻t10においてもウォッシャ連動状態であるときに
は、図4(2)で示されるようにウォッシャモータ16
は連続で駆動される。前記時間W4は、たとえばワイパ
ブレードが2回の払拭動作を終了するのに要する時間に
選ばれている。したがって前記時刻t10において、図
4(6)で示されるようにワイパブレードは初期位置に
復帰し、図4(4)で示されるようにカムスイッチ30
のスイッチング状態が変化している。
【0047】図5は前記図4で示される実施例の動作を
説明するためのフローチャートであり、前述の図3で示
される動作に類似し、対応する部分には同一の参照符を
付す。この実施例では、ステップn11でウォッシャ連
動モードが解除されていないときにはステップn21に
移り、前記時間W4が経過したか否か、すなわちワイパ
ブレードが2回払拭動作を行ったか否かが判断され、そ
うでないときには前記ステップn4に戻り、そうである
ときにはステップn22に移る。
【0048】ステップn22ではウォッシャモータ16
は駆動されたままで保持され、ステップn23でワイパ
モータ5が継続して駆動される。さらにステップn24
では、カムスイッチ30のスイッチング状態が変化して
ワイパブレードが初期位置に復帰したか否かが判断され
、そうでないときには前記ステップn22に戻り、そう
であるときにはステップn25に移る。ステップn25
では、ウォッシャ連動動作が継続されているか否かが判
断され、そうであるときには前記ステップn22に戻り
、そうでないときには前記ステップn12に移ってウォ
ッシャモータ16は停止される。このように前記時間W
4以上に亘ってウォッシャ連動動作が継続されていると
きには、ウォッシャモータ16を連続して駆動すること
によって、激しい汚れにも対応することができる。
【0049】図6は本発明のさらに他の実施例の動作を
説明するためのタイミングチャートであり、この実施例
は前述の実施例に類似し、図6(1)〜図6(6)はそ
れぞれ図4(1)〜図4(6)および図2(1)〜図2
(6)に対応している。この実施例で注目すべきは、図
6(1)で示すように前記時刻t1でウォッシャスイッ
チ15が導通されてから予め定める第5の時間W5以上
に亘ってウォッシャ連動動作が行われているときには、
前記時間W5が経過した時刻t15において、図6(3
)で示すようにワイパモータ5が高速連続駆動される。 前記時間W5は、たとえばワイパブレードが4回目の払
拭動作を終了する時間に選ばれている。
【0050】図7は前記図6で示される実施例の動作を
説明するためのフローチャートであり、前述の図3およ
び図5に対応する部分には同一の参照符を付す。この実
施例では、ステップn25においてウォッシャ連動動作
が継続されているときにはステップn31に移り、前記
時間W5が経過したか否か、すなわちワイパブレードが
4回払拭動作を終了したか否かが判断され、そうでない
ときには前記ステップn22に戻り、そうであるときに
はステップn32に移る。
【0051】ステップn32では前記ステップn22と
同様に、ウォッシャモータ16が継続して駆動され、ス
テップn33ではワイパモータ5が高速連続駆動される
。ステップn34では、カムスイッチ30のスイッチン
グ状態からワイパブレードが初期位置に復帰したか否か
が判断され、そうでないときには前記ステップn32に
戻り、そうであるときにはステップn35に移る。ステ
ップn35では、ウォッシャ連動動作が継続されている
か否かが判断され、そうであるときには前記ステップn
32に戻り、そうでないときには前記ステップn12に
移ってウォッシャモータ16は停止される。
【0052】このように前記時間W5が経過した時点で
ワイパモータ5を高速連続駆動することによって、ひど
い汚れにさらに有効に対応することができる。
【0053】なお、上述の実施例ではワイパ制御装置1
は、雨滴センサ4を用いた、いわゆるオートワイパ制御
装置であったけれども、本発明の他の実施例として、ワ
イパスイッチの切換えによって、間欠動作、低速連続動
作および高速連続動作などに切換える構成であってもよ
い。またオートワイパスイッチ2が導通されていて、既
にワイパモータ5が駆動されている状態でウォッシャス
イッチ15が導通されたときには、ウォッシャモータ1
6は連続で駆動されてもよく、また上述のようにワイパ
ブレードの払拭位置に対応して駆動されてもよい。さら
にまた、ワイパブレードが初期位置付近に復帰した時点
で、ウォッシャモータ16は休止されてもよい。
【0054】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ワイパブ
レードを駆動制御するワイパ制御装置にウォッシャ制御
手段を設け、該ウォッシャ制御手段はワイパスイッチお
よびウォッシャスイッチがともに導通されているときに
は、ワイパブレードが払拭動作を開始してから第1の時
間が経過した時点から第2の時間だけ洗浄液の噴射を休
止させるので、前記第1の時間をワイパブレードが折返
位置に到達するまでの時間よりも僅かに短い時間に選択
し、かつ前記第2の時間を前記第1の時間経過時点での
ワイパブレードの到達位置まで復帰するのに要する時間
に選ぶことによって、ワイパブレードが折返位置付近に
あるときには、前記洗浄液の噴射は休止される。
【0055】したがって、少量の洗浄液で効率的に汚れ
を除去することができる。また、上述のような洗浄液の
噴射の休止制御を行うにあたって、操作者はウォッシャ
スイッチを導通した状態で保持するだけでよく、したが
って煩雑な操作を伴うことなく、上述のような効率的な
洗浄液の噴射を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のワイパ制御装置1の電気的
構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例のウォッシャ連動動作を説明
するためのタイミングチャートである。
【図3】図2のフローチャートである。
【図4】本発明の他の実施例のウォッシャ連動動作を説
明するためのタイミングチャートである。
【図5】図4のフローチャートである。
【図6】本発明のさらに他の実施例のウォッシャ連動動
作を説明するためのタイミングチャートである。
【図7】図6のフローチャートである。
【符号の説明】
1  ワイパ制御装置 2  オートワイパスイッチ 3  制御回路 4  雨滴センサ 5  ワイパモータ 12  処理回路 15  ウォッシャスイッチ 16  ウォッシャモータ 30  カムスイッチ 32  カウンタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ワイパスイッチが導通されると、ワイ
    パブレードを被払拭面上で往復変位駆動するワイパ制御
    装置において、ウォッシャスイッチと、前記被払拭面に
    洗浄液を噴射する噴射手段と、前記ワイパブレードが払
    拭動作中であるか否かを検出する検出手段と、前記ワイ
    パスイッチとウォッシャスイッチとのスイッチング状態
    および前記検出手段の検出結果に応答し、ワイパスイッ
    チおよびウォッシャスイッチがともに導通されていると
    きには、ワイパブレードに払拭動作を開始させてから予
    め定める第1の時間だけ前記噴射手段を駆動して洗浄液
    を噴射させ、前記第1の時間経過後から第2の時間だけ
    前記噴射を休止させた後、前記噴射を再開させるウォッ
    シャ制御手段とを設けることを特徴とするワイパ制御装
    置。
  2. 【請求項2】  前記ワイパスイッチは、前記ウォッシ
    ャスイッチが導通されると、該ウォッシャスイッチに連
    動して導通し、その導通状態は、該ウォッシャスイッチ
    が遮断されてから予め定める第3の時間だけ保持される
    ことを特徴とする請求項1記載のワイパ制御装置。
  3. 【請求項3】  前記ウォッシャ制御手段は、ウォッシ
    ャスイッチが予め定める第4の時間以上導通されている
    ときには、洗浄液を連続噴射することを特徴とする請求
    項1および請求項2の少なくともいずれかに記載のワイ
    パ制御装置。
  4. 【請求項4】  前記ウォッシャ制御手段は、ウォッシ
    ャスイッチが予め定める第5の時間以上導通されている
    ときには、ワイパブレードの払拭動作速度を上昇させる
    ことを特徴とする請求項1記載のワイパ制御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002536232A (ja) * 1999-02-02 2002-10-29 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング ウインドウガラスワイパ駆動ユニットとこれを備えた車両
JP2015066957A (ja) * 2013-09-26 2015-04-13 富士重工業株式会社 ワイパウォッシャ装置

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