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JPH0435090Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0435090Y2
JPH0435090Y2 JP1986018536U JP1853686U JPH0435090Y2 JP H0435090 Y2 JPH0435090 Y2 JP H0435090Y2 JP 1986018536 U JP1986018536 U JP 1986018536U JP 1853686 U JP1853686 U JP 1853686U JP H0435090 Y2 JPH0435090 Y2 JP H0435090Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grindstone
grinding wheel
headstock
stator
stator case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1986018536U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62130865U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986018536U priority Critical patent/JPH0435090Y2/ja
Publication of JPS62130865U publication Critical patent/JPS62130865U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0435090Y2 publication Critical patent/JPH0435090Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 「産業上の利用分野」 この考案はビルトインモータを組込んだ砥石主
軸台に関する。
「従来の技術」 ビルトインモータはステータとロータが単独で
供給され、使用者側において作業機の枠体に組立
てられる。研削盤においても砥石主軸台本体に砥
石主軸及び砥石主軸を軸承する主軸軸受と共に組
込まれる。そのステータは砥石主軸台本体に通常
の電動機のステータをモータフレームに取付ける
のと同様に圧入されている。そして例えばステー
タとロータの間の空隙等を外気が通過するように
自然通風又は強制通風により空冷している。この
ようなビルトインモータでは使用目的から生ずる
構造のため全閉外扇の冷却構造はとられていな
い。
「考案が解決しようとする問題点」 然し乍ら、ステータを砥石主軸台本体に圧入し
てあるため、特に維持(duty)の厳しい砥石主
軸台の場合に時としてステータの焼損等により取
換えねばならなくなるがステータを取替えようと
しても、電動機の製造者でないためステータを被
取付部材の砥石主軸台本体から分解する手段がな
い。砥石主軸台本体は必ずしも形状が簡単でない
ため、仮に電動機の製造者に依頼しても分解でき
ない場合もある。砥石主軸台内に空気を通過させ
て冷却するとステータ、ロータに塵埃が堆積した
り、綿ぼこりが附着し、冷却性能を低下させる等
の不具合のほか異物の浸入の可能性もある。
この考案はビルトインモータを備えて砥石主軸
を駆動する形式の砥石主軸台における上記問題点
を解消し、ステータの組立分解が容易であると共
に冷却媒体によつて電動機内が汚れない砥石主軸
台を提供することを目的とする。
〔考案の構成〕
「問題点を解決するための手段」 この考案はビルトインモータのステータを砥石
主軸台に着脱可能な円筒状ステータケースに圧入
固定し、該ステータケース外周と砥石主軸台本体
との間を密封して該ステータケース外周と砥石主
軸台本体との間に筒状空間を設け、該筒状空間に
通ずる冷却媒体の出入り口を砥石主軸台本体に設
け、砥石主軸台の前部のみに配した砥石を砥石主
軸に固定した砥石主軸台において、砥石主軸台後
部よりステータケースを組立分解可能なステータ
ケース取付構造を有し、ステータケース取付構造
は砥石主軸台後部にステータケースを後方へ砥石
主軸台から出入可能な穴を設け、該穴に後部カバ
ーを嵌入固定し、該カバーに軸方向移動自在に嵌
入した軸受を砥石主軸に砥石主軸後方から着脱可
能に固定してなることを特徴とする。
「実施例」 以下、この考案の実施例を図面に従つて説明す
る。第1図は縦断面図である。機台1上にピン2
に枢着された円筒座金3により、垂直軸としてピ
ン2を中心に回動し、円筒座金3を水平軸として
回動して自在に微調整できるように円筒座金3に
ベース4が係合している。ベース4は図示されな
い締結部材により機台1に固定されている。
ベース4に固定されたパルスモータ5の出力軸
端に固定された送りねじ6にはナツト7がねじ込
まれており、ナツト7はベース4に前後方向(図
において左右方向)に案内されるように係合して
いる砥石主軸台本体8に固定されている。
砥石主軸台本体8にはステータ9を圧入固定し
た円筒形のステータケース11がステータケース
11の外周に設けた密封輪12により軸方向の両
端部が密封されて嵌入し、該密封部分の間は冷却
媒体の空気、水又は油の入る空間13となつてい
る。砥石主軸台本体8には該空間13に通ずる冷
却媒体の出入口I,Oが設けてある。ステータケ
ース11は砥石主軸台本体8にねじ込まれた止め
ねじ10により固定されている。
砥石主軸14は前部で砥石主軸14の前部フラ
ンジに当接するカラー29につづいて、砥石主軸
台本体8に外輪が嵌入し、砥石主軸14に内輪の
嵌入するテーパーローラ軸受15、夫々砥石主軸
台本体8に嵌入するカラー16、スペーサ17、
カラー18、前記テーパーローラ軸受15と互に
背面合せとなるように砥石主軸14に内輪が嵌入
し、砥石主軸台本体8に外輪が嵌入するテーパー
ローラ軸受19が順に嵌入し、砥石主軸14にね
じ込まれた軸ナツト21により軸方向に適度の予
圧を加えて締込まれている。22は砥石主軸台本
体8に取付けた砥石主軸14との間の軸封部材、
23は砥石主軸台本体8の前端面に固定されたシ
ールカバー、24はシールカバー23に嵌入しカ
ラー29の外周を密封する軸封部材、25は砥石
主軸14に嵌入固定され、軸封部材24の外周側
の不動部分と摺擦する端面シールである。
砥石主軸台本体8後部にはステータケース11
を後方へ出入り可能な穴が設けられ、該穴に後部
カバー20が嵌入固定されている。
砥石主軸14は後部で砥石主軸14の段部に当
接するように嵌入するカラー26、その内輪が砥
石主軸14に嵌入し、外輪が後部カバー20に嵌
入する互に背面合せされたアンギユラーコンタク
ト球軸受27,27、砥石主軸14に嵌入するカ
ラー28が順に組み込まれ、砥石主軸14にねじ
込まれた軸ナツト31により締込み固定されてい
る。
32は後部カバー20に固定されたシールカバ
ー33に保持されたカラー26との間を密封する
軸封部材、34は後部カバー20に固定されたシ
ールカバー35に保持され、後方へ貫通する砥石
主軸14を密封する軸封部材、36は砥石主軸1
4前端に固定した平面研削用の砥石40に研削液
を送る砥石主軸14の中心の貫通孔に連通する砥
石主軸14に固定された回転ジヨイントである。
上記において、シールカバー33,35はシー
ルカバー35、後部カバー20を軸方向に貫通す
るボルトをシールカバー35側からシールカバー
33にねじ込み共締めするか、シールカバー3
3,35は夫々が立込みボルトで後部カバー20
にねじ込まれている。
ステータケース11の分解は、シールカバー3
3,35が共締めの場合はこれらを締め込んだボ
ルトを外すと後部カバー20が外れる。又、シー
ルカバー33,35が夫々後部カバー20に固定
されている場合には、シールカバー35を固定す
るボルトを外してシールカバー35を後部カバー
20から外し、軸ナツト31を外し、カラー2
8、軸受27、シールカバー33、後部カバー2
0を併せて後方へ引張つて取外す。何れの場合も
後部カバー20を外した後、止めねじ10を外し
て、ステータ9と共にステータケース11を後方
へぬいて外す。組立は分解と逆である。
砥石主軸本体8の砥石主軸14を支持する前部
軸承部のハウジング部分は二重壁となつて該軸承
部を取巻いて軸受冷却空間37が設けられてお
り、砥石主軸台本体8ほ外壁には該空間37に冷
却媒体が出入りする出入口がある。
砥石主軸14には段部に当接するカラー38、
ステータ9に対して空隙をおいてロータ39、カ
ラー41が嵌入し、砥石主軸14にねじ込まれた
ナツト42により締込まれている。
ステータ9に通電されるとロータ39に回転力
が与えられ、砥石主軸14はテーパーローラ軸受
15,19、アンギユラーコンタクト球軸受2
7,27に軸承されて回転し、砥石40が回転す
る。テーパーローラ軸受15,19の発生熱はハ
ウジング部37aを通じて冷却空間37を流れる
冷却媒体の空気、水又は油等により冷却される。
軸受部から伝わつて昇温した冷却空間37の外側
のジヤケツト部37bが冷却空間37を流れる冷
却媒体により冷却されると共にその外周側は外気
により空冷される。
ステータ9の発生熱はステータケース11を介
して空間13を流れる冷却媒体により冷却される
と共に砥石主軸台本体8が内部のロータ39、ス
テータ9からの発生熱を受けて昇温した部分は空
間13の部分に伝わり冷却媒体により冷却され
る。
工作機械特に研削盤では熱変形による加工精度
のばらつきを小さくするため、熱変形を小さくす
る必要があり、そのため形状により熱変形が工具
位置を変化させないようにする設計と、温度上昇
を低く抑えるという手段がとられる。この温度上
昇を低く抑えるという手段の一つに冷却を行うこ
とがある。この実施例では主軸前部軸受回りにお
いては砥石主軸台本体8が冷却空間37を設けて
冷却するほかにビルトインモータのステータ9の
外周側の砥石主軸台本体8が内部から強制冷却さ
れ、外部から自然空冷されるために砥石主軸台本
体8の熱変位が少なく砥石40の熱変位に基づく
アライメントが殆んど変化しない。
〔考案の効果〕
この考案は、ビルトインモータのステータを砥
石主軸台本体に着脱可能な円筒状ステータケース
に圧入固定し、該ステータケース外周と砥石主軸
台本体との間を密封して該ステータケース外周と
砥石主軸台本体との間に筒状空間を設け、該筒状
空間に通ずる冷却媒体の出入り口を砥石主軸台本
体に設けた砥石主軸台においてステータケースを
砥石主軸台後部へ取外し可能としたから、簡単で
研削盤の機上での取替え可能であり、モータ冷却
用の筒状空間の周壁の清掃が容易であり、モータ
の冷却能力を恒常的に維持するのが楽である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例の縦断面図である。 1……機台、2……ピン、3……円筒座金、4
……ベース、5……パルスモータ、6……送りね
じ、7……ナツト、8……砥石主軸台本体、9…
…ステータ、10……止めねじ、11……ステー
タケース、12……密封輪、13……空間、14
……砥石主軸、15……テーパーローラ軸受、1
6……カラー、17……スペーサ、18……カラ
ー、19……テーパーローラ軸受、20……後部
カバー、21……軸ナツト、22……軸封部材、
23……シールカバー、24……軸封部材、25
……端面シール、26……カラー、27……アン
ギユラーコンタクト球軸受、28,29……カラ
ー、31……軸ナツト、32……軸封部材、33
……シールカバー、34……軸封部材、35……
シールカバー、36……回転ジヨイント、37…
…軸受冷却空間、37a……ハウジング部、37
b……ジヤケツト部、38……カラー、39……
ロータ、40……砥石、41……カラー、42…
…ナツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ビルトインモータのステータを砥石主軸台に着
    脱可能な円筒状ステータケースに圧入固定し、該
    ステータケース外周と砥石主軸台本体との間を密
    封して該ステータケース外周と砥石主軸台本体と
    の間に筒状空間を設け、該筒状空間に通ずる冷却
    媒体の出入り口を砥石主軸台本体に設け、砥石主
    軸台の前部のみに配した砥石を砥石主軸に固定し
    た砥石主軸台において、砥石主軸台後部よりステ
    ータケースを組立分解可能なステータケース取付
    構造を有し、ステータケース取付構造は砥石主軸
    台後部にステータケースを後方へ砥石主軸台から
    出入可能な穴を設け、該穴に後部カバーを嵌入固
    定し、該カバーに軸方向移動自在に嵌入した軸受
    を砥石主軸に砥石主軸後方から着脱可能に固定し
    てなることを特徴とする砥石主軸台。
JP1986018536U 1986-02-10 1986-02-10 Expired JPH0435090Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986018536U JPH0435090Y2 (ja) 1986-02-10 1986-02-10

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JP1986018536U JPH0435090Y2 (ja) 1986-02-10 1986-02-10

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Publication Number Publication Date
JPS62130865U JPS62130865U (ja) 1987-08-18
JPH0435090Y2 true JPH0435090Y2 (ja) 1992-08-20

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ID=30812295

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JP1986018536U Expired JPH0435090Y2 (ja) 1986-02-10 1986-02-10

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