JPH0434503Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0434503Y2 JPH0434503Y2 JP1987026961U JP2696187U JPH0434503Y2 JP H0434503 Y2 JPH0434503 Y2 JP H0434503Y2 JP 1987026961 U JP1987026961 U JP 1987026961U JP 2696187 U JP2696187 U JP 2696187U JP H0434503 Y2 JPH0434503 Y2 JP H0434503Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- output
- laser beam
- comparator
- scanning position
- photo sensor
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 13
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 2
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
- Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
- Facsimile Transmission Control (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、半導体レーザ等のレーザ光源から出
射されるレーザビームを回転反射鏡(ポリゴンミ
ラー)等で偏向走査させるレーザ光学系のビーム
走査位置検出装置に関する。
射されるレーザビームを回転反射鏡(ポリゴンミ
ラー)等で偏向走査させるレーザ光学系のビーム
走査位置検出装置に関する。
(従来技術及びその問題点)
レーザ光源から出射されるレーザビームをポリ
ゴンミラーで偏向させて回転ドラム上を主走査方
向(ドラムの回転軸方向)に走査させる場合、回
転ドラムの書込みタイミングを制御する為に、レ
ーザビームが所定の走査位置を通過した時点を正
確に検出することが必要となる。
ゴンミラーで偏向させて回転ドラム上を主走査方
向(ドラムの回転軸方向)に走査させる場合、回
転ドラムの書込みタイミングを制御する為に、レ
ーザビームが所定の走査位置を通過した時点を正
確に検出することが必要となる。
この走査位置検出の為の装置としては、従来、
第5図示の如く構成したものがある。即ち、レー
ザビームの走査経路上の予め定めた走査位置に直
接設置され或は当該位置に設置された反射鏡を介
して偏向されたレーザビームの光路上にフオトダ
イオード10を設置すると共に、該フオトダイオ
ード10上をレーザビームが走査した際に得られ
る出力V1を比較器20で設定電圧V2と比較
し、V2<V1となつた際に生ずる比較器20の
出力変化に基いてレーザビームの基準位置通過を
検出するよう構成したものである。
第5図示の如く構成したものがある。即ち、レー
ザビームの走査経路上の予め定めた走査位置に直
接設置され或は当該位置に設置された反射鏡を介
して偏向されたレーザビームの光路上にフオトダ
イオード10を設置すると共に、該フオトダイオ
ード10上をレーザビームが走査した際に得られ
る出力V1を比較器20で設定電圧V2と比較
し、V2<V1となつた際に生ずる比較器20の
出力変化に基いてレーザビームの基準位置通過を
検出するよう構成したものである。
しかし乍ら、上記の如く構成するものでは、レ
ーザ光源から出射されるレーザビームの光量が変
化した場合には、第6図示の如く、比較器20の
出力変化が生ずる時点TがT1に変化してしま
い、ビーム光量変化の前後で検出基準位置にずれ
が生じてしまう問題点を有している。
ーザ光源から出射されるレーザビームの光量が変
化した場合には、第6図示の如く、比較器20の
出力変化が生ずる時点TがT1に変化してしま
い、ビーム光量変化の前後で検出基準位置にずれ
が生じてしまう問題点を有している。
(考案の目的)
本考案は、上記の如き事情に鑑み、ビーム光量
の変化による検出基準位置の変化を回避し得るレ
ーザビームの走査位置検出装置の提供、をその目
的とする。
の変化による検出基準位置の変化を回避し得るレ
ーザビームの走査位置検出装置の提供、をその目
的とする。
(考案の構成)
この為、本考案に係るレーザビームの走査位置
検出装置は、レーザビームの走査経路上の予め定
めた走査位置又はこれに対応する位置に設置され
たフオトセンサの出力を遅延回路で遅延すると共
に、該遅延回路の出力と前記フオトセンサ出力を
比較器で比較し、該比較器の比較結果によつてビ
ーム走査位置の検出を行なうよう構成したもので
ある。
検出装置は、レーザビームの走査経路上の予め定
めた走査位置又はこれに対応する位置に設置され
たフオトセンサの出力を遅延回路で遅延すると共
に、該遅延回路の出力と前記フオトセンサ出力を
比較器で比較し、該比較器の比較結果によつてビ
ーム走査位置の検出を行なうよう構成したもので
ある。
(考案の実施例)
第1図示走査位置検出装置は、レーザビームの
走査経路上の予め定められた位置に設置されたフ
オトダイオード10と電源11・抵抗Rとを直列
接続してフオトダイオード10上をレーザビーム
が走査した際に一対の出力線12,13に夫々電
圧V1を出力するように構成されたフオトセンサ
1を備えている。
走査経路上の予め定められた位置に設置されたフ
オトダイオード10と電源11・抵抗Rとを直列
接続してフオトダイオード10上をレーザビーム
が走査した際に一対の出力線12,13に夫々電
圧V1を出力するように構成されたフオトセンサ
1を備えている。
一方の出力線12は、バツフア14・抵抗R1
を介して出力側がプルアツプされた比較器20の
非反転側入力端子に接続されており、又、比較器
20の出力端子とこの非反転側入力端子とは帰還
抵抗R2を介して接続されている。即ち、比較器
20の非反転側入力端子には出力端子から常時所
定電圧レベルの入力が行なわれる上に、フオトダ
イオード10上をレーザビームが走査した際に
は、フオトセンサ1からの出力V1もそのまま入
力されるよう構成されているものである。
を介して出力側がプルアツプされた比較器20の
非反転側入力端子に接続されており、又、比較器
20の出力端子とこの非反転側入力端子とは帰還
抵抗R2を介して接続されている。即ち、比較器
20の非反転側入力端子には出力端子から常時所
定電圧レベルの入力が行なわれる上に、フオトダ
イオード10上をレーザビームが走査した際に
は、フオトセンサ1からの出力V1もそのまま入
力されるよう構成されているものである。
又、他方の出力線13は、アナログ遅延回路1
5に接続されており、アナログ遅延回路15の出
力線16はレベル調整回路としてのゲイン調整可
能な増幅器17を介して比較器20の反転側入力
端子に接続されている。即ち、フオトダイオード
10上をレーザビームが走査した際にのみ、フオ
トセンサ1からの出力V1がアナログ遅延回路1
5により所定タイミングずれた状態で且つ、アナ
ログ遅延回路15を経由する際に降下した電圧レ
ベルを調整されたゲインの増幅器17でバツフア
14からの出力レベルと同一レベルに復帰させた
上で比較器20の反転側入力端子に入力されるよ
う構成されているものである。
5に接続されており、アナログ遅延回路15の出
力線16はレベル調整回路としてのゲイン調整可
能な増幅器17を介して比較器20の反転側入力
端子に接続されている。即ち、フオトダイオード
10上をレーザビームが走査した際にのみ、フオ
トセンサ1からの出力V1がアナログ遅延回路1
5により所定タイミングずれた状態で且つ、アナ
ログ遅延回路15を経由する際に降下した電圧レ
ベルを調整されたゲインの増幅器17でバツフア
14からの出力レベルと同一レベルに復帰させた
上で比較器20の反転側入力端子に入力されるよ
う構成されているものである。
このように構成したもでは、フオトダイオード
10上をレーザビームが走査する前後の比較器2
0の非反転側入力端子の入力波形W1及び反転側
入力端子入力波形W2は、夫々第2図中に示す通
りとなる。即ち、フオトダイオード10上をレー
ザビームが走査していない状態では、比較器20
の非反転側入力端子にのみ所定レベルの入力が行
なわれているが、フオトダイオード10上をレー
ザビームが走査すると、まず非反転側入力端子の
波形W1が生じ、次いで反転側入力端子に波形W
2が生じ、両入力波形W1,W2の交差する位置
で比較器20からの出力立下りTが生ずることと
なる。而して、この出力立下がりTをレーザービ
ームが前述した予め定めた走査位置を通過したこ
とに対応させるものである。
10上をレーザビームが走査する前後の比較器2
0の非反転側入力端子の入力波形W1及び反転側
入力端子入力波形W2は、夫々第2図中に示す通
りとなる。即ち、フオトダイオード10上をレー
ザビームが走査していない状態では、比較器20
の非反転側入力端子にのみ所定レベルの入力が行
なわれているが、フオトダイオード10上をレー
ザビームが走査すると、まず非反転側入力端子の
波形W1が生じ、次いで反転側入力端子に波形W
2が生じ、両入力波形W1,W2の交差する位置
で比較器20からの出力立下りTが生ずることと
なる。而して、この出力立下がりTをレーザービ
ームが前述した予め定めた走査位置を通過したこ
とに対応させるものである。
このように構成する検出位置では、例えば第3
及4図に示す如く入力波形W2は当然のこと乍ら
入力波形W1と相似形のものであり、遅延回路に
より所定タイミング遅れて比較器に入力されるに
過ぎないものである為、仮に受光素子への入射光
量が変化したとしても第4図示の如く両波形の交
差位置には何等の変化も生じないものである。従
つてフオトダイオード10上を走査するレーザビ
ーム光量に変化が生じた場合でも両波形W1,W
2が交差して比較器20の出力が立下る位置Tに
は何等の影響もなく、常に一定の基準位置でビー
ム走査位置検出が実行されるものである。
及4図に示す如く入力波形W2は当然のこと乍ら
入力波形W1と相似形のものであり、遅延回路に
より所定タイミング遅れて比較器に入力されるに
過ぎないものである為、仮に受光素子への入射光
量が変化したとしても第4図示の如く両波形の交
差位置には何等の変化も生じないものである。従
つてフオトダイオード10上を走査するレーザビ
ーム光量に変化が生じた場合でも両波形W1,W
2が交差して比較器20の出力が立下る位置Tに
は何等の影響もなく、常に一定の基準位置でビー
ム走査位置検出が実行されるものである。
尚、上記実施例に於て、フオトセンサ1の抵抗
Rの抵抗値を大きくしておけば、増幅器17を単
なるバツフアとすると共に、バツフア14をゲイ
ン調整可能な増幅器(この場合、増幅とは減衰)
として構成することも可能なものである。
Rの抵抗値を大きくしておけば、増幅器17を単
なるバツフアとすると共に、バツフア14をゲイ
ン調整可能な増幅器(この場合、増幅とは減衰)
として構成することも可能なものである。
(考案の効果)
本考案に係るレーザビーム走査位置検出装置に
依れば、一のフオトセンサの出力から所定タイミ
ングずれた2つの入力波形を形成して比較器で比
較させ、両入力波形が交差した際に生ずる比較器
の出力変化に基いてビーム走査位置検出を実行す
るよう構成したので、ビーム光量の変化によつて
検出位置変化が生ずることを回避出来、常に一定
の位置でビーム走査位置検出を行なうことが可能
となつたものである。
依れば、一のフオトセンサの出力から所定タイミ
ングずれた2つの入力波形を形成して比較器で比
較させ、両入力波形が交差した際に生ずる比較器
の出力変化に基いてビーム走査位置検出を実行す
るよう構成したので、ビーム光量の変化によつて
検出位置変化が生ずることを回避出来、常に一定
の位置でビーム走査位置検出を行なうことが可能
となつたものである。
第1図は本考案に係るレーザビーム走査位置検
出装置の実施例を示す回路図、第2図は第1図示
実施例での比較器入力波形と出力変化の対応図、
第3及4図はいずれも比較器の入力波形と出力変
化の論理対応関係を示す説明図、第5図は従来装
置を示す回路図、第6図は第5図示実施例での比
較器入力波形と出力変化の対応図である。 1……フオトセンサ、10……フオトダイオー
ド、12,13……分割出力線、15……遅延回
路、16……遅延回路出力線、20……比較器、
T……比較器出力変化位置。
出装置の実施例を示す回路図、第2図は第1図示
実施例での比較器入力波形と出力変化の対応図、
第3及4図はいずれも比較器の入力波形と出力変
化の論理対応関係を示す説明図、第5図は従来装
置を示す回路図、第6図は第5図示実施例での比
較器入力波形と出力変化の対応図である。 1……フオトセンサ、10……フオトダイオー
ド、12,13……分割出力線、15……遅延回
路、16……遅延回路出力線、20……比較器、
T……比較器出力変化位置。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) レーザビームの走査経路上の予め定めた走査
位置又はこれに対応する位置に設置されたフオ
トセンサの出力を遅延回路で遅延すると共に、
該遅延回路の出力と前記フオトセンサ出力を比
較器で比較し、該比較器の比較結果によつてビ
ーム走査位置の検出を行なうよう構成したこ
と、を特徴とするレーザビームの走査位置検出
装置。 (2) 上記遅延回路の出力と上記フオトセンサ出力
の出力レベルを等しくするレベル調整回路を備
えたこと、を特徴とする請求項(1)記載のレーザ
ビームの走査位置検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987026961U JPH0434503Y2 (ja) | 1987-02-25 | 1987-02-25 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987026961U JPH0434503Y2 (ja) | 1987-02-25 | 1987-02-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63135319U JPS63135319U (ja) | 1988-09-06 |
JPH0434503Y2 true JPH0434503Y2 (ja) | 1992-08-17 |
Family
ID=30828549
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987026961U Expired JPH0434503Y2 (ja) | 1987-02-25 | 1987-02-25 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0434503Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2655841B2 (ja) * | 1987-03-30 | 1997-09-24 | 株式会社リコー | 同期信号発生装置 |
JP3022733B2 (ja) * | 1994-08-31 | 2000-03-21 | 新潟日本電気株式会社 | レーザ走査光検出信号発生回路 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6130878B2 (ja) * | 1982-09-24 | 1986-07-16 | Fujitsu Ltd | |
JPS6230212A (ja) * | 1985-07-31 | 1987-02-09 | Copal Electron Co Ltd | 光走査の原点検出装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6130878U (ja) * | 1984-07-27 | 1986-02-24 | サンクス株式会社 | 反射形光電スイツチ |
-
1987
- 1987-02-25 JP JP1987026961U patent/JPH0434503Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6130878B2 (ja) * | 1982-09-24 | 1986-07-16 | Fujitsu Ltd | |
JPS6230212A (ja) * | 1985-07-31 | 1987-02-09 | Copal Electron Co Ltd | 光走査の原点検出装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63135319U (ja) | 1988-09-06 |
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