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JPH04341650A - 変速機の回転部材支持構造 - Google Patents

変速機の回転部材支持構造

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Publication number
JPH04341650A
JPH04341650A JP3141358A JP14135891A JPH04341650A JP H04341650 A JPH04341650 A JP H04341650A JP 3141358 A JP3141358 A JP 3141358A JP 14135891 A JP14135891 A JP 14135891A JP H04341650 A JPH04341650 A JP H04341650A
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JP
Japan
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flange member
gear
transmission
rotating member
bearing
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Application number
JP3141358A
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English (en)
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JP3130960B2 (ja
Inventor
Yorinori Kumagai
頼範 熊谷
Tomokazu Takeda
武田 共和
Masahiro Imamura
正広 今村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP03141358A priority Critical patent/JP3130960B2/ja
Publication of JPH04341650A publication Critical patent/JPH04341650A/ja
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  • Structure Of Transmissions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アルミニウム系材料を
鋳造して作られたハウジング内に変速機構を配設してな
る変速機において、変速機構を構成するギヤ、シャフト
のような回転部材を支持する構造に関する。
【0002】
【従来の技術】変速機は、通常、鋳造形成されたハウジ
ング内にギヤ、シャフト、クラッチ等からなる変速機構
を配設して構成されており、ギヤ、シャフト等のような
回転部材はベアリングを介してハウジングの壁部により
回転自在に支持されるようになっている。
【0003】このようなハウジングによる回転部材の支
持構造としては、例えば、特開平1−98736号公報
に開示の構造がある。ここでは例えば、出力ギヤを一端
側に有するシャフトを回転自在に支持する構造が示され
ており、この構造においては、出力ギヤが取り付けられ
たシャフトの外周に2個のテーパーローラーベアリング
を背中合わせに置き、このベアリングを介してシャフト
(回転部材)をハウジングの壁部で回転自在に支持する
ようになっている。なお、この場合、テーパーローラー
ベアリングのアウターレースは一体に形成されるととも
にハウジングの壁部に形成したベアリング取付孔に圧入
されて取り付けられる。一方、インナーレースは一端が
シャフト端部の出力ギヤに当接するとともに他端におい
てプリロード用ナットにより締められてプリロードがか
けられた状態でシャフトに取り付けられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】変速機ハウジングは鉄
系材料の鋳造で作られることもあるが、最近においては
重量軽減のためアルミニウム系の材料を鋳造して作られ
ることが多い。このようなアルミニウム系材料を使用し
た場合に、上記のような回転部材支持構造のままでは以
下のような問題がある。
【0005】まず第一に、ハウジングの壁部に形成した
ベアリング取付孔にベアリングアウターレースを圧入し
て取り付けた場合、アウターレースは鋼等の鉄系材料か
ら作られておりアルミニウム系材料とは熱膨張率が異な
るため、熱間時においてこの圧入部にガタ(すきま)が
発生するという問題がある。このため、シャフトの支持
が不安定になるという問題や、シャフトに取り付けられ
たギヤがこのガタの影響により傾くためギヤの噛み合い
精度が低下し、騒音、振動等が増大するおそれがあると
いう問題がある。
【0006】第二に、アルミニウム系材料は鉄系材料に
較べて強度および剛性が小さいため、シャフト支持を行
うハウジング壁部の厚さを厚くする必要がある。上記の
ようにシャフト端部にギヤを取り付けた場合、軸方向に
おいて、ギヤの噛み合い点をできるかぎり2つのベアリ
ングの支持作用点の中央に近づけるのが望ましいのであ
るが、ハウジング壁部の厚さが厚い場合には、壁が邪魔
となってギヤの噛み合い点を支持作用点の中央から離さ
ざるを得ないという問題がある。第三に、上記のように
2つのテーパーローラーベアリングを用いてシャフトを
支持するような構成とする場合、テーパーローラーベア
リングはプリロード用ナットにより締められてプリロー
ドがかけられた状態でシャフトに取り付けられるため、
その分テーパーローラーベアリング部においてフリクシ
ョン抵抗が大きくなるという問題もある。
【0007】なお、特開昭62−188854号公報に
は、アルミニウム製ハウジングの壁部に鉄系材料製のス
リーブを鋳ぐるみもしくは圧入して、このスリーブにベ
アリング挿入孔を形成することが開示されている。この
スリーブは振動減衰性能の高い材料から作られ、振動お
よび騒音を押さえるために設けられるものではあるが、
鉄系材料から作られているため、ベアリングとの熱膨張
率の相違は小さく、このスリーブを用いれば上記第一の
問題は押さえることが可能であると考えられる。しかし
ながら、このスリーブはベアリング取付孔の周囲にのみ
設けられるものであり、これを用いたとしても壁部の剛
性アップを図ることはできず、この場合でも壁部の肉厚
は厚くす必要があり、上記第二、第三の問題を解決する
ことはできない。
【0008】本発明は上記のような問題に鑑みたもので
、熱間時にベアリング圧入部にガタ(すきま)が発生す
るようなことがなく、壁部の厚さを薄くすることができ
、ベアリングの回転抵抗を小さくすることも可能なよう
な構成の回転部材支持構造を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、本
発明に係る変速機の回転部材支持構造は、アルミニウム
系材料の鋳造により変速機ハウジングを作るとともに、
このハウジングの壁部により回転部材を支持するように
なっており、この壁部を、鉄系材料製のフランジ部材を
鋳込んで形成しており、このフランジ部材の内周ボス部
に取り付けたベアリングを介して回転部材を回転自在に
支持するように構成している。なお、フランジ部材は外
周にスプライン歯を有しており、フランジ部材の鋳込み
は少なくともスプライン歯を有する部分を介して行われ
る。回転部材がその端部にフランジ部材の側方に位置す
る歯を備えたギヤ部を有するときには、この歯より内径
側においてフランジ部材と対向するギヤ部の側面にリン
グ状凹部を形成し、且つフランジ部材の内周ボス部がリ
ング状凹部内へ突出するように形成するのが好ましく、
さらに、この内周ボス部に取り付けたアンギュラーボー
ルベアリングを介して回転部材を回転自在に支持するよ
うに構成するのが好ましい。
【0010】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の好ましい実施
例について説明する。図2に本発明に係る回転部材支持
構造を有した変速機の全体構造を示し、この変速機の変
速機構部分は図3に示すように構成されている。さらに
、この変速機の動力伝達は図4のスケルトンに示すよう
になる。以下、これら3つの図を参照して説明する。
【0011】この変速機は、エンジンの出力軸6に繋が
るトルクコンバータ5と、トルクコンバータ5のタービ
ンに繋がる入力軸11を有した変速機構10と、この変
速機機構10の出力ギヤ12に噛合するギヤ52を有し
たカウンター軸51と、このカウンター軸51に一体に
形成されたギヤ55と噛合するギヤ56を有したディフ
ァレンシャル機構57とからなり、これらが、3分割構
成のハウジング1,2,3内に配設されている。このハ
ウジング1,2,3はいずれもアルミニウム系材料から
鋳造されて作られている。なお、ディファレンシャル機
構57には左右に分かれて延びる左右アクスルシャフト
58a,58bが繋がる。
【0012】エンジン出力は、その出力軸6からトルク
コンバータ5を介して変速機構10の入力軸11に伝達
され、変速機構10において変速された後、出力ギヤ1
2からギヤ52を介してカウンター軸51に伝達される
。さらに、このカウンター軸51からギヤ55,56を
介してディファレンシャル機構57に伝達され、ディフ
ァレンシャル機構57により左右のアクスルシャフト5
8a,58bに分配されて伝達される。
【0013】変速機構10は、入力軸11上に並列に配
置された第1、第2および第3遊星歯車列G1,G2,
G3を有する。各遊星歯車列はそれぞれ、中央に位置す
る第1〜第3サンギヤS1,S2,S3と、これら第1
〜第3サンギヤに噛合してその回りを自転しながら公転
する第1〜第3プラネタリピニオンP1,P2,P3と
、このピニオンを回転自在に保持してピニオンの公転と
同一回転する第1〜第3キャリアC1,C2,C3と、
上記ピニオンと噛合する内歯を有した第1〜第3リング
ギヤR1,R2,R3とから構成される。第1遊星歯車
列G1および第2遊星歯車列G2はダブルピニオン式遊
星歯車列であり、第1ピニオンP1および第2ピニオン
P2は、図4に示すようにそれぞれ2個のピニオンギヤ
P11,P12およびP21,P22から構成される。
【0014】第1サンギヤS1は入力軸11に常時連結
され、第1キャリアC1は常時固定されている。第1リ
ングギヤR1は第3クラッチK3を介して第2サンギヤ
S2に連結され、さらに第2サンギヤS2は第1ブレー
キB1により固定保持可能となっている。第2キャリア
C2は第3キャリアC3と直結されるとともに出力ギヤ
12に連結されており、第2キャリアC2および第3キ
ャリアC3の回転が変速機構の出力回転となる。第2リ
ングギヤR2は第3リングギヤR3と直結され、これら
両リングギヤR2,R3は一体となって第2ブレーキB
2により固定保持可能であり、且つ第2クラッチK2を
介して変速機入力軸8aと係脱自在に連結されている。 第3サンギヤS3は第1クラッチK1を介して入力軸1
1と係脱自在に連結されている。なお、第2ブレーキB
2と並列にワンウェイブレーキB3が配設されている。
【0015】以上のようにして各要素(第1〜第3サン
ギヤS1〜S3、第1〜第3キャリアC1〜C3および
第1〜第3リングギヤS1〜S3)、入力軸11および
出力ギヤ12を連結して構成した変速機構において、第
1〜第3クラッチK1〜K3および第1,第2ブレーキ
B1,B2の係脱制御を行うことにより、変速段の設定
および変速制御を行うことができる。具体的には、下記
表1に示すように、係脱制御を行えば、前進5速(1S
T,2ND,3RD,4THおよび5TH)、後進1速
(REV)を設定できる。なお、各速度レンジでの減速
比(レシオ)は、各ギヤの歯数により変化するが、表1
にこのレシオの一例を参考として示している。
【0016】なお、この表1において、1STにおける
第2ブレーキB2に括弧を付けているが、これは第2ブ
レーキB2を係合させなくてもワンウェイブレーキB3
により駆動側の動力伝達がなされるからである。すなわ
ち、第1クラッチK1を係合させれば、第2ブレーキB
2を係合させなくても、1STのギヤ比での駆動側の動
力伝達は可能であり、1STが設定される。但し、駆動
側とは逆の動力伝達はできず、このため、第2ブレーキ
B2が非係合の1STはエンジンブレーキが効かない速
度段となり、第2ブレーキB2を係合させればエンジン
ブレーキの効く速度段となる。
【0017】
【表1】
【0018】上記のように構成された変速機構10の出
力ギヤ12は、中央に位置するハウジング2に形成され
た壁部20によりアンギュラーボールベアリング16を
介して回転自在に支持されている。この出力ギヤ12の
ハウジング2による支持構造が本発明に係る構造であり
、これを図1に基づいて詳細に説明する。
【0019】上記壁部20は、鉄系材料から作られた円
盤状のフランジ部材21を、ハウジング2の鋳造時に鋳
込んで作られている。このため、ハウジング2はアルミ
ニウム系材料から鋳造されるのであるが、この壁部20
aのみ(正確には、フランジ部材21からなる部分)は
鉄系材料から形成されている。このフランジ部材21は
外周部に円筒状に形成された接合部22を有し、この接
合部22の外周面に形成された外歯スプライン部22a
において、フランジ部材21がハウジング2と鋳込み接
合されている。このように外歯スプライン部22aを介
して鋳込むことにより、鋳込み時の抱き込み性が向上し
、鉄系材料製のフランジ部材21をアルミニウム系材料
製のハウジング2にしっかりと鋳込み接合させている。 さらに、フランジ部材21の内周部は円筒状に膨らんで
内周ボス部23が形成されており、この内周ボス部23
にベアリング取付孔23aが形成されている。このベア
リング取付孔23aにはインナーレース16aが挿入さ
れるとともにリテーニングリングにより保持されて、ア
ンギュラーボールベアリング16が取り付けられている
【0020】一方、出力ギヤ12は、外周部に外歯13
aが形成された円盤状のギヤ部13と、ギヤ部13の内
周部から軸方向側方に延びた円筒状のシャフト部14と
から形成される。シャフト部14の内周には内歯スプラ
イン14aが形成されており、この内歯スプライン14
aを介して出力ギヤ12が第2遊星歯車列G2を構成す
る第2キャリアC2と連結されている。シャフト部14
は、上記のようにフランジ部材21に取り付けられたア
ンギュラーボールベアリング16のインナーレース16
b内に嵌入され、これにより、出力ギヤ12はベアリン
グ16を介してフランジ部材21(すなわち、ハウジン
グ2の壁部20)により回転自在に支持される。
【0021】なお、シャフト部14の外周に形成したネ
ジ部14bに取り付けられたロックナット17により、
シャフト部14上にインナーレース16bが取り付けら
れた状態でロック保持されている。但し、このロックナ
ット17は中央部に潤滑孔16cを有する一体構造のイ
ンナーレース16bを締め付けてこれを固定保持してい
るだけであり、この締め付けによってボールにプリロー
ドが付与される訳ではない。すなわち、ベアリング16
はアウターおよびインナーレース16a,16bにより
2つのボールを挟持して組み立てられた状態のまま取り
付けられているだけである。このため、このベアリング
16においてのフリクション抵抗は小さい。
【0022】出力ギヤ12のギヤ部13におけるフラン
ジ部材21と対向する側面にはリング状凹部13aが形
成されており、フランジ部材21の内周ボス部23の側
部がこのリング状凹部13a内に入り込んでいる。この
ようにすれば、ギヤ部13の外歯13aが軸方向におい
てアンギユラーボールベアリング16に近づき、外歯1
3aとギヤ52の外歯との噛み合い点がベアリング16
の両ボールの支持作用点A1,A2の中央点Bに近づく
。なお、このようにフランジ部材21を剛性、強度の高
い鉄系材料から作ることにより、その厚さ、すなわち、
ハウジング21の壁部20の厚さを薄くすることができ
るので、その分、上記中央点Bは外歯13aの噛み合い
点に近づいて設定されている。さらに、このように剛性
、強度の高いフランジ部材により壁部20を形成するこ
とにより、この壁部20によるベアリング16の支持剛
性、強度が向上し、壁部20の振動を抑えることができ
る。
【0023】本例のフランジ部材21にはギヤ部13と
対向する側とは反対の側に円筒状のシリンダ室21aが
形成されており、このシリンダ室21a内に軸方向に摺
動自在にピストン28が挿入されている。このピストン
28は第2ブレーキB2の作動制御用に用いられ、シリ
ンダ室21a内に作動油圧が供給されると、この油圧を
受けたピストン28が第2ブレーキB2のフリクション
プレートを押圧し、この第2ブレーキB2を係合させる
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
アルミニウム系材料の鋳造により変速機ハウジングを作
るとともに、このハウジングの壁部により回転部材を支
持するようになっており、この壁部を、鉄系材料製のフ
ランジ部材を鋳込んで形成し、このフランジ部材の内周
ボス部に取り付けたベアリングを介して回転部材を回転
自在に支持するように構成しているので、ベアリングお
よびこれを支持するフランジ部材がともに鉄系材料で両
者の熱膨張率がほぼ等しくなる。このため、熱間時にお
いてもフランジ部材の内周ボス部とベアリングとの間に
ガタが発生するのを防止することができ、この回転部材
を構成するもしくはこれに取り付けられるギヤの噛み合
い精度低下を防止し、騒音および振動の増加を押さえる
ことができる。ここで、フランジ部材の外周にスプライ
ン歯が形成され、フランジ部材の鋳込みは少なくともス
プライン歯を有する部分を介して行われるようになって
いるので、鉄系材料製のフランジ部材をアルミニウム系
材料製のハウジングにしっかりと鋳込み接合させること
ができる。
【0025】なお、回転部材がその端部にフランジ部材
の側方に位置する歯を備えたギヤ部を有するときには、
この歯より内径側においてフランジ部材と対向するギヤ
部の側面にリング状凹部を形成し、且つフランジ部材の
内周ボス部がリング状凹部内へ突出するように形成する
のが好ましく、このようにすれば、ギヤの噛み合い点を
ベアリングの支持作用点の中央に近づけることができる
。この場合に、フランジ部材を剛性、強度の高い鉄系材
料から作っているので、その厚さ、すなわち、ハウジン
グの壁部の厚さを薄くすることができ、その分さらに、
上記中央点Bをギヤの噛み合い点に近づけることができ
る。
【0026】また、回転部材を内周ボス部に取り付けた
アンギュラーボールベアリングを介して回転自在に支持
するように構成するのが好ましく、アンギュラーボール
ベアリングの場合には取付時にプリロードを与える必要
がないので、ベアリングのフリクション抵抗を小さくす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る回転部材支持構造を示す断面図で
ある。
【図2】上記回転部材支持構造を有した変速機を示す断
面図である。
【図3】上記変速機を構成する変速機構を示す断面図で
ある。
【図4】上記変速機の動力伝達経路を示すスケルトン図
である。
【符号の説明】
1,2,3  ハウジング 5  トルクコンバータ 10  変速機構 11  入力軸 12  出力ギヤ 13  ギヤ部 16  アンギュラーボールベアリング17  ロック
ナット 20  壁部 21  フランジ部材 28  ピストン 57  ディファレンシャル機構

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  アルミニウム系材料の鋳造により作ら
    れた変速機ハウジングの壁部により回転部材を支持する
    構造であって、前記壁部が、外周にスプライン歯を有す
    る鉄系材料製のフランジ部材を少なくとも前記スプライ
    ン歯を有する部分を介して鋳込んで形成されており、こ
    のフランジ部材の内周ボス部に取り付けたベアリングを
    介して前記回転部材を回転自在に支持するように構成し
    たことを特徴とする変速機の回転部材支持構造。
  2. 【請求項2】  前記回転部材がその一端側に前記フラ
    ンジ部材の側方に位置する歯を備えたギヤ部を有してお
    り、このギヤ部の前記歯より内径側における前記フラン
    ジ部材と対向する側面にリング状凹部が形成され、前記
    フランジ部材の前記内周ボス部が前記リング状凹部内へ
    突出するように形成されるとともに、この内周ボス部に
    取り付けたアンギュラーボールベアリングを介して前記
    回転部材を回転自在に支持するように構成したことを特
    徴とする請求項1に記載の変速機の回転部材支持構造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5683325A (en) * 1995-03-24 1997-11-04 Aisin Aw Co., Ltd. Automatic transmission for vehicle
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