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JPH04334371A - ベンズアゼピノピリダジン化合物 - Google Patents

ベンズアゼピノピリダジン化合物

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Publication number
JPH04334371A
JPH04334371A JP13209791A JP13209791A JPH04334371A JP H04334371 A JPH04334371 A JP H04334371A JP 13209791 A JP13209791 A JP 13209791A JP 13209791 A JP13209791 A JP 13209791A JP H04334371 A JPH04334371 A JP H04334371A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
general formula
compound
alkyl
benzazepine
tetrahydro
Prior art date
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Granted
Application number
JP13209791A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3018573B2 (ja
Inventor
Tatsu Nakao
中尾 達
Hiroko Yamaguchi
裕子 山口
Hiroshi Tanaka
寛 田中
Yasuto Morimoto
森本 保人
Shuzo Takehara
竹原 修造
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Welfide Corp
Original Assignee
Welfide Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Welfide Corp filed Critical Welfide Corp
Priority to JP3132097A priority Critical patent/JP3018573B2/ja
Publication of JPH04334371A publication Critical patent/JPH04334371A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3018573B2 publication Critical patent/JP3018573B2/ja
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  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規かつ医薬として有用
なベンズアゼピノピリダジン化合物およびその合成中間
体に関する。
【従来の技術】抗不安薬としては現在ジアゼパム、クロ
チアゼパムなどのジアゼピン系化合物が繁用されている
が、特にベンゾジアゼピン系化合物は抗不安作用のほか
に筋弛緩作用などを有し、ふらつきなどを生じ、問題が
ある。また、近年、中枢神経系にベンゾジアゼピン受容
体が存在することが判明し、非ベンゾジアゼピン骨格を
有し、かつ、当該受容体に親和性を有する化合物がより
選択性の高い抗不安薬として有望視されるようになって
きている。また、同受容体に高い親和性を示すが、ベン
ゾジアゼピン化合物とは逆の作用を示す化合物は抗痴呆
薬として開発されてきている。そのような活性を有する
化合物の1つとして、ピリダジノ〔4,3−d〕〔1〕
ベンズアゼピン誘導体が知られている(特開平2−22
9193号公報)。
【発明が解決しようとする課題】本発明は抗不安薬、健
忘症治療薬などとして有用なベンズアゼピノピリダジン
化合物およびその合成中間体を提供することを目的とし
ている。
【0002】
【課題を解決するための手段】本発明は、一般式
【化6
】 (式中、R1 は水素原子、C1−4 アルキル、アリ
ールまたは芳香環上にハロゲン、トリフルオロメチル、
ヒドロキシ、アミノ、ニトロ、シアノ、C1−4 アル
キル、C1−4 アルコキシおよびアシルアミノから選
ばれる置換基を1〜3個有するアリールを、R2 は水
素原子、C1−4 アルキル、アリール−C1−4 ア
ルキルまたは芳香環上にハロゲン、トリフルオロメチル
、ヒドロキシ、アミノ、ニトロ、シアノ、C1−4 ア
ルキル、C1−4 アルコキシおよびアシルアミノから
選ばれる置換基を1〜3個有するアリール−C1−4 
アルキルを、R3 ,R4 は同一または異なっていて
もよく、それぞれ水素原子、ハロゲン、トリフルオロメ
チル、ヒドロキシ、アミノ、ニトロ、シアノ、C1−4
 アルキル、C1−4 アルコキシ、アシルまたはアシ
ルアミノを示し、4位と4a位の間の結合は単結合また
は二重結合を表わす。)により表わされるベンズアゼピ
ノピリダジン化合物またはその製薬上許容される塩、お
よびその合成中間体である一般式
【化7】 (上記式中、R5 はC1−4 アルキルを、R6 は
水素原子またはC1−4 アルキルを示し、他の各記号
は前記に記載の通りである。)により表わされるベンズ
アゼピン化合物に関する。
【0003】上記一般式の各定義および本明細書におい
て、C1−4 アルキルとはメチル、エチル、プロピル
、イソプロピル、ブチル、イソブチル、第3級ブチルな
どの炭素数1〜4個のアルキルを示す。アリールとはフ
ェニル、ナフチルなどを示す。ハロゲンとはフッ素、塩
素、臭素、ヨウ素を示す。C1−4 アルコキシとはメ
トキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブト
キシ、イソブトキシ、第3級ブトキシなどの炭素数1〜
4個のアルコキシを示す。アシルアミノとはアセチルア
ミノ、プロピオニルアミノ、ブチリルアミノ、ピバロイ
ルアミノなどを示す。アリール−C1−4 アルキルと
はベンジル、2−フェニルエチル、1−フェニルエチル
、3−フェニルプロピル、2−フェニルプロピル、1−
フェニルプロピル、ナフチルメチルなどを示す。アシル
とはアセチル、プロピオニル、ブチリル、ピバロイルな
どを示す。 また、芳香環上にハロゲン、トリフルオロメチル、ヒド
ロキシ、アミノ、ニトロ、シアノ、C1−4 アルキル
、C1−4 アルコキシおよびアシルアミノから選ばれ
る置換基を1〜3個有するアリールとは2−クロロフェ
ニル、3−クロロフェニル、4−クロロフェニル、3,
4−ジクロロフェニル、4−ブロモフェニル、4−フル
オロフェニル、3−トリフルオロメチルフェニル、4−
ヒドロキシフェニル、4−アミノフェニル、4−シアノ
フェニル、4−メチルフェニル、4−メトキシフェニル
、4−アセチルアミノフェニル、4−プロピオニルアミ
ノフェニルなどを示す。一般式(I)の化合物において
1個の不斉炭素原子を有する場合には、ラセミ体混合物
および個々の光学異性体が存在しうるし、さらに2個以
上の不斉炭素原子を有する場合には個々のジアステレオ
マーまたはそれらの混合物として存在しうる。本発明は
これらの混合物および個々の異性体のすべてを包含する
。また、立体異性体も包含される。一般式(I)の化合
物の製薬上許容される塩としては無機酸もしくは有機酸
との酸付加塩(塩酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩、マレイ
ン酸塩、フマール酸塩、酒石酸塩など)または第4級ア
ンモニウム塩などがあげられる。
【0004】本発明の化合物は、次に示す製造法により
合成することができる。 製造法1 一般式(I)の化合物は反応を阻害しない適当な溶媒(
メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール、
ベンゼン、トルエン、クロロホルム、ジメチルホルムア
ミド、ジメチルスルホキシド、テトラヒドロフランなど
)中、一般式(IV)の化合物に一般式R1 −NHN
H2         (VI)(式中、R1 は前記
と同義である。)により表わされるヒドラジン誘導体ま
たはその水和物もしくは酸付加塩を作用させることによ
り製造できる。好ましくはエタノールなどの溶媒中、一
般式(IV)の化合物を一般式(VI)のヒドラジン誘
導体またはその水和物、酸付加塩と沸点付近で1ないし
十数時間反応を行なうことによりできる。またはエタノ
ールなどの溶媒中、一般式(IV)の化合物を一般式(
VI)のヒドラジン誘導体またはその水和物、酸付加塩
と沸点付近で1ないし十数時間反応を行なうことにより
生成した化合物を、酢酸などの溶媒中、沸点付近で1な
いし十数時間反応を行なうことにより製造することがで
きる。 製造法2 一般式(I)の化合物は反応を阻害しない適当な溶媒(
メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール、
ベンゼン、トルエン、クロロホルム、ジメチルホルムア
ミド、ジメチルスルホキシド、テトラヒドロフランなど
)中、一般式(V)の化合物に一般式(VI)のヒドラ
ジン誘導体またはその水和物もしくは酸付加塩を作用さ
せることにより製造できる。好ましくはエタノールなど
の溶媒中、一般式(V)の化合物を一般式(VI)のヒ
ドラジン誘導体またはその水和物、酸付加塩と沸点付近
で1ないし十数時間反応を行なうことによりできる。ま
たはエタノールなどの溶媒中、一般式(V)の化合物を
一般式(VI)のヒドラジン誘導体またはその水和物、
酸付加塩と沸点付近で1ないし十数時間反応を行なうこ
とにより生成した化合物を、酢酸などの溶媒中、沸点付
近で1ないし十数時間反応を行なうことにより製造する
ことができる。
【0005】製造法3 一般式(I)において4位と4a位との間の結合が二重
結合である場合は、その結合部位が単結合である化合物
に酢酸とクロロホルムの混合溶媒中、臭素を滴下するこ
とにより〔ジャーナル・オブ・メディシナル・ケミスト
リー ( J.Med.Chem.) 第14巻、26
2頁(1971年)〕合成することができる。反応は酢
酸−クロロホルム混合溶媒中、1〜1.5倍モル量の臭
素を20〜60℃で滴下すると好適に進行する。また、
4位と4a位との間の結合が二重結合である一般式(I
)の化合物はその結合部位が単結合である化合物にナト
リウム−m−ニトロベンゼンスルホネート(Bachm
ann法、英国特許第1168291号明細書)を反応
させることによっても合成することができる。
【0006】一般式(II)、(III)、(IV)お
よび(V)の化合物は次の方法によって合成することが
できる。 製造法4 反応を阻害しない溶媒(ベンゼン、トルエン、クロロホ
ルム、塩化メチレン、ジメチルホルムアミド、テトラヒ
ドロフラン、ジオキサンなど)中、塩基(トリエチルア
ミン、ピリジン、1,8−ジアザビシクロ〔5.4.0
〕ウンデカ−7−エン、炭酸カリウム、水酸化ナトリウ
ム、炭酸水素ナトリウムなど)の存在下、一般式
【化8
】 (式中、X1 はハロゲンを、R7 はC1−4 アル
キルを示し、他の各記号は前記と同義である。)により
表わされる化合物に一般式 R2 NHCH2 CH2 CN        (V
III)(式中、R2 は前記と同義である。)により
表わされる化合物を反応させ、得られる一般式
【化9】 (式中、各記号は前記と同義である。)により表わされ
る化合物を反応を阻害しない適当な溶媒(ベンゼン、ト
ルエン、クロロホルム、塩化メチレン、ジメチルホルム
アミド、テトラヒドロフラン、ジオキサンなど)中、金
属ハイドライド(水素化ナトリウムなど)あるいは金属
アルコキシド(ナトリウムメトキシド、ナトリウムエト
キシドなど)などを作用させ、−5℃から0℃において
30分から数時間反応を行なうことによって一般式(I
I)の化合物を得る。なお、一般式(II)の化合物に
は一般式
【化10】 (式中、各記号は前記と同義である。)により表わされ
る互変異性体が存在する。本発明においては、一般式(
II)の化合物で表わすものとする。
【0007】製造法5 一般式(IX)の化合物を一般式 R5 OH            (X)(式中、R
5 はC1−4 アルキルを示す。)により表わされる
アルコールの溶液中、酸(硫酸、p−トルエンスルホン
酸など)で処理することによって一般式
【化11】 (式中、各記号は前記と同義である。)により表わされ
るエステル化合物とし、この化合物を反応を阻害しない
適当な溶媒(ベンゼン、トルエン、クロロホルム、塩化
メチレン、ジメチルホルムアミド、テトラヒドロフラン
、ジオキサンなど)中、金属水素化物(水素化ナトリウ
ムなど)あるいは金属アルコキシド(ナトリウムメトキ
シド、ナトリウムエトキシドなど)などを作用させ、−
5℃から0℃において30分から数時間反応を行なうこ
とによって一般式(III)の化合物を得る。なお、一
般式(III)の化合物には、一般式
【化12】 (式中、各記号は前記と同義である。)により表わされ
る互変異性体が存在する。本発明においては、一般式(
III)の化合物で表わすものとする。また、一般式(
III)の化合物は一般式(II)の化合物を一般式(
X)のアルコール溶液中、酸(硫酸、p−トルエンスル
ホン酸など)で処理することによっても得ることができ
る。
【0008】製造法6 一般式(III)の化合物を反応を阻害しない適当な溶
媒(テトラヒドロフラン、ベンゼン、トルエン、クロロ
ホルムなど)中、水素化ナトリウム、金属アルコキシド
あるいはアルカリなどの存在下、一般式X2 −CH2
 COOR6 a     (XII)(式中、X2 
は塩素、臭素などのハロゲンを示し、R6 a はC1
−4 アルキルを示す。)により表わされる化合物と溶
媒の沸点付近で反応させることにより、R6がC1−4
 アルキルである一般式(IV)および(V)の化合物
が製造される。好ましくは一般式(III)の化合物を
テトラヒドロフラフンなどの溶媒中、水素化ナトリウム
の存在下、ブロム酢酸メチルなどの一般式(XII)の
化合物と溶媒の沸点付近で2時間反応させることにより
R6 がC1−4 アルキルである一般式(IV)およ
び(V)の化合物が得られる。また、R6 がC1−4
 アルキルである一般式(IV)の化合物を酢酸に溶解
し、濃塩酸を加えて1〜2時間還流することによってR
6 が水素である一般式(IV)の化合物が得られ、さ
らに、3〜5時間還流することによって、R6 が水素
である一般式(V)の化合物が得られる。
【0009】製造法7 製造法5における一般式(XI)の化合物は、反応を阻
害しない溶媒(ベンゼン、トルエン、クロロホルム、塩
化メチレン、ジメチルホルムアミド、テトラヒドロフラ
ン、ジオキサンなど)中、塩基(トリエチルアミン、ピ
リジン、1,8−ジアザビシクロ〔5.4.0〕ウンデ
カ−7−エン、炭酸カリウム、水酸化ナトリウム、炭酸
水素ナトリウムなど)の存在下、一般式(VII)の化
合物に一般式 R2 NHCH2 CH2 COOR5       
(XIII)(式中、各記号は前記と同義である。)に
より表わされる化合物を反応させることによっても合成
することができる。
【0010】製造法8 一般式(II)または(III)の化合物を酢酸溶液中
、濃塩酸を加えて数時間還流することによって得られる
一般式
【化13】 (式中、各記号は前記と同義である。)により表わされ
る化合物をホルムアルデヒドおよびジメチルアミン塩酸
塩を用いるマンニッヒ反応に付し、得られる一般式
【化
14】 (式中、各記号は前記と同義である。)により表わされ
る化合物またはその酸付加塩にアセトン中、ヨウ化メチ
ルを加え、室温で2〜5時間保持することによって第4
級アンモニウム塩とし、これを含水メタノール中、シア
ン化カリウムまたはシアン化ナトリウムを加えて30〜
50℃で4〜10時間反応させて、一般式
【化15】 (式中、各記号は前記と同義である。)のシアノ体とし
、次いで一般式(XVI)の化合物を酢酸および濃塩酸
中に加え、2〜5時間加熱還流することによってもR6
 が水素である一般式(V)の化合物を合成することが
できる。本発明の化合物が1個の不斉炭素原子を有する
場合には通常ラセミ体混合物として得られるが、これは
常法により光学異性体に分割することもできるし、出発
物質に光学異性体を用いることによっても製造すること
ができる。さらに、化合物が少なくとも2個の不斉原子
を有する場合の個々のジアステレオマーも常法により得
られる。また、立体異性体も容易に分けることができる
。本発明の化合物またはその異性体は、無機酸もしくは
有機酸と常法により処理することにより前記した酸付加
塩とすることができるし、また第4級アンモニウム塩と
することもできる。
【0011】
【作用および発明の効果】かくして得られた一般式(I
)の化合物はトリチウムラベルしたジアゼパムを用いた
ベンゾジアゼピン受容体に対し、高い阻害活性を示すこ
とが判明した。従って、一般式(I)の化合物は抗不安
薬として、またジアゼパムなどの既存の抗不安薬の過量
投与あるいは中毒に対する中和剤(解毒剤)としても有
用であり、さらに健忘症の治療剤としても有用である。 また、一般式(II)、(III)、(IV)および(
V)の化合物は一般式(I)の化合物の合成中間体とし
て重要である。本発明化合物を医薬として用いる場合に
は、薬理学的に許容される適宜の賦形剤、担体、希釈剤
などと混合し、錠剤、カプセル剤、顆粒剤、シロップ剤
、注射剤、坐剤または散剤などの形態で投与できる。投
与量は、たとえば経口投与の場合、通常成人一日あたり
5〜500mg程度であり、これを1回または数回に分
けて投与することができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明を参考例、実施例により具体的
に説明するが、本発明はこれらにより何ら限定されるも
のではない。 参考例1 クロロホルム600mlに、氷冷下、2−シアノエチル
−メチルアミン67mlとトリエチルアミン167ml
を加え、攪拌しながら、2−メトキシカルボニルベンゾ
イルクロライド159gを滴下した。滴下後、氷浴をは
ずし、室温下、1.5時間攪拌した。のち、反応液を氷
水中にそそぎ、有機層を水洗し、無水硫酸マグネシウム
により乾燥したのち、溶媒を留去し、2−(N−(2−
シアノエチル)−N−メチルカルバモイル)安息香酸メ
チルエステルの油状物質140gを得た。 参考例2 2−(N−(2−シアノエチル)−N−メチルカルバモ
イル)安息香酸メチルエステル70gをメタノール58
0mlに溶解、氷冷下攪拌した。これに濃硫酸78ml
を滴下し、3.5時間加熱還流した。反応液を氷水中に
そそぎ、生成物をクロロホルムで抽出し、飽和炭酸水素
ナトリウム水で洗い、乾燥したのち、溶媒を留去した。 得られた残査をイソプロピルエーテルを加え、結晶化し
、イソプロピルエーテル:エタノール=5:1混合溶媒
から再結晶し、2−(N−(2−メトキシカルボニルエ
チル)−N−メチルカルバモイル)安息香酸メチルエス
テル55g、融点80〜82℃を得た。 参考例3 3−メチルアミノプロピオン酸メチルエステル23gお
よびトリエチルアミン40mlのクロロホルム300m
l溶液に氷冷下、攪拌しながら2−メトキシカルボニル
ベンゾイルクロライド32gを加え、室温で30分間攪
拌後、2時間加熱還流させた。冷後、反応液に水を加え
、クロロホルムにて抽出した。水洗後、無水硫酸マグネ
シウムにて乾燥し、クロロホルムを減圧下に留去すると
、淡黄色油状物として2−(N−(2−メトキシカルボ
ニルエチル)−N−メチルカルバモイル)安息香酸メチ
ルエステル26gを得た。
【0013】実施例1 2−(N−(2−シアノエチル)−N−メチルカルバモ
イル)安息香酸メチルエステル5.0gのN,N−ジメ
チルホルムアミド80ml溶液に氷冷下、攪拌しながら
水素化ナトリウム1.0gを加え、室温にて45分間反
応し、反応液を氷中にそそいだ。希塩酸にて酸性後、酢
酸エチルにて抽出し、水洗後、無水硫酸マグネシウムに
て乾燥し、酢酸エチルを減圧下に留去した。得られる結
晶をエタノールより再結晶すると、融点203〜206
℃の白色結晶として、2−メチル−1,5−ジオキソ−
2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−2−ベンズアゼ
ピン−4−ニトリル0.8gを得た。 実施例2 水素化ナトリウム3.2gをジメチルホルムアミド20
0mlに加え、−3℃から0℃にて攪拌しながら2−(
N−(2−メトキシカルボニルエチル)−N−メチルカ
ルバモイル)安息香酸メチルエステル20gのジメチル
ホルムアミド70ml溶液を滴下した。滴下終了後、0
℃にて1時間攪拌した。反応混合物に酢酸5mlを加え
、室温にて10分間攪拌した後、氷水中にそそいだ。 生成物を酢酸エチルで抽出し、さらに水層を濃塩酸で酸
性としたのち、酢酸エチルで生成物を抽出した。有機層
を無水硫酸マグネシウムにより乾燥し、濾過し、そして
溶媒を留去し、2−メチル−1,5−ジオキソ−2,3
,4,5−テトラヒドロ−1H−2−ベンズアゼピン−
4−カルボン酸メチルエステル12g、融点148〜1
50℃を得た。 実施例3 2−メチル−1,5−ジオキソ−2,3,4,5−テト
ラヒドロ−1H−2−ベンズアゼピン−4−カルボン酸
メチルエステル15gをテトラヒドロフラン300ml
に溶解させた。これに水素化ナトリウム3.1gを少し
ずつ加えたのち、室温にて30分間攪拌した。のち、氷
冷し、ブロム酢酸メチル11.2gを滴下し、次いで2
時間還流した。反応液を氷中にそそぎ、濃塩酸で酸性と
したのち、生成物を酢酸エチルで抽出した。有機層を乾
燥後濾過し、溶媒を留去した。残査をイソプロピルエー
テルを加え結晶化し、4−メトキシカルボニル−2−メ
チル−1,5−ジオキソ−2,3,4,5−テトラヒド
ロ−1H−2−ベンズアゼピン−4−酢酸エチルエステ
ル18g、融点116〜118℃を得た。
【0014】実施例4 4−メトキシカルボニル−2−メチル−1,5−ジオキ
ソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−2−ベンズ
アゼピン−4−酢酸メチルエステル1.0gの酢酸20
ml溶液に濃塩酸20mlを加え、2.5時間加熱還流
させた。冷後、反応液に水を加え、クロロホルムより抽
出し、水洗後、無水硫酸マグネシウムにて乾燥した。減
圧濃縮後、得られる結晶をエタノールおよびイソプロピ
ルエーテルの混合溶媒より再結晶すると、融点168〜
171℃の白色結晶として2−メチル−1,5−ジオキ
ソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−2−ベンズ
アゼピン−4−酢酸0.1gを得た。 実施例5 2−ベンジル−4−メトキシカルボニル−1,5−ジオ
キソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−2−ベン
ズアゼピン−4−酢酸メチルエステルを酢酸に溶解し、
濃塩酸を加えて還流することによって、2−ベンジル−
4−メトキシカルボニル−1,5−ジオキソ−2,3,
4,5−テトラヒドロ−1H−2−ベンズアゼピン−4
−酢酸を得た。 実施例6 2−メチル−1,5−ジオキソ−2,3,4,5−テト
ラヒドロ−1H−2−ベンズアゼピン−4−カルボン酸
メチルエステル1.0gの酢酸10ml溶液に濃塩酸1
0mlを加え、2.5時間加熱還流させた。冷後、反応
液に水を加え、炭酸カリウムにて中和し、酢酸エチルに
て抽出した。水洗後、無水硫酸マグネシウムにて乾燥し
、酢酸エチルを減圧下に留去し、得られる結晶を酢酸エ
チルとイソプロピルエーテルの混合溶媒より再結晶する
と、融点88〜99℃の白色結晶として、2−メチル−
2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−2−ベンズアゼ
ピン−1,5−ジオン0.3gを得た。
【0015】実施例7 4−メトキシカルボニル−2−メチル−1,5−ジオキ
ソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−2−ベンズ
アゼピン−4−酢酸メチルエステル7gを酢酸50ml
に溶解し、濃塩酸50mlを加えて1時間還流した。反
応液を氷中にあけ、生成物を酢酸エチルで抽出した。有
機層を乾燥、濾過し、溶媒を留去した。残査にイソプロ
ピルエーテルを加え結晶化し、4−メトキシカルボニル
−2−メチル−1,5−ジオキソ−2,3,4,5−テ
トラヒドロ−1H−2−ベンズアゼピン−4−酢酸2.
9g、融点186〜189℃を得た。 実施例8 水素化ナトリウム2.7gをジメチルホルムアミド15
5ml中に加え、−3℃から0℃にて攪拌しながら、2
−(N−ベンジル−N−(2−メトキシカルボニルエチ
ル)カルバモイル)安息香酸メチルエステル20gのジ
メチルホルムアミド31ml溶液を滴下し、0℃にて1
時間攪拌した。反応混合物に酢酸5mlを加え、室温に
て10分間攪拌したのち、氷水中にそそぎ、生成物を酢
酸エチルで抽出した。さらに水層を濃塩酸で酸性とした
のち、酢酸エチルで生成物を抽出した。有機層を無水硫
酸マグネシウムにて乾燥濾過し、溶媒を留去して2−ベ
ンジル−1,5−ジオキソ−2,3,4,5−テトラヒ
ドロ−1H−2−ベンズアゼピン−4−カルボン酸メチ
ルエステル5.0g、融点132〜136℃を得た。 実施例9 2−ベンジル−1,5−ジオキソ−2,3,4,5−テ
トラヒドロ−1H−2−ベンズアゼピン−4−カルボン
酸メチルエステル7gをテトラヒドロフラン108ml
に溶解し、これに水素化ナトリウム1.1gを少しずつ
加えたのち、室温にて30分間攪拌した。これを氷冷し
、ブロム酢酸メチル4gを滴下し、滴下後2時間還流し
た。反応液を氷水中にそそぎ、濃塩酸で酸性としたのち
、生成物を酢酸エチルで抽出した。有機層を無水硫酸マ
グネシウムにて乾燥後、溶媒を留去した。残査にイソプ
ロピルエーテルを加え結晶化し、2−ベンジル−4−メ
トキシカルボニル−1,5−ジオキソ−2,3,4,5
−テトラヒドロ−1H−2−ベンズアゼピン−4−酢酸
メチルエステル8.5gを得た。
【0016】実施例10 2−ベンジル−4−メトキシカルボニル−1,5−ジオ
キソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−2−ベン
ズアゼピン−4−酢酸メチルエステル8.5gを酢酸5
4mlに溶解し、これに濃塩酸54mlを加えて40分
間還流した。反応液を氷中にあけ、生成物を酢酸エチル
で抽出した。有機層を無水硫酸マグネシウムにて乾燥後
、濾過し溶媒を留去すると、2−ベンジル−1,5−ジ
オキソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−2−ベ
ンズアゼピン−4−酢酸5.2gを得た。 実施例11 エタノール50mlに2−ベンジル−4−メトキシカル
ボニル−1,5−ジオキソ−2,3,4,5−テトラヒ
ドロ−1H−2−ベンズアゼピン−4−酢酸1.9gを
溶解し、パラクロロフェニルヒドラジン0.55gを入
れ、18時間還流した。反応液を濃縮し、得られた残査
に酢酸30mlを加え、3時間還流した。反応液を濃縮
し、残査をクロロホルムに溶解し、水洗、無水硫酸マグ
ネシウムにて乾燥後、溶媒を留去した。残査をエタノー
ル−ヘキサン混合溶媒から結晶化させた。これをエタノ
ールから再結晶し、6−ベンジル−2−(4−クロロフ
ェニル)−4,4a,5,6−テトラヒドロ−2H−ピ
リダジノ〔4,3−d〕〔2〕ベンズアゼピン−3,7
−ジオン0.8g、融点199〜202℃を得た。 実施例12 2−ベンジル−1,5−ジオキソ−2,3,4,5−テ
トラヒドロ−1H−2−ベンズアゼピン−4−酢酸2.
0gをエタノール100mlに溶解し、メチルヒドラジ
ン0.36gを入れ、14時間還流した。反応液を濃縮
し、エタノールから再結晶し、6−ベンジル−2−メチ
ル−4,4a,5,6−テトラヒドロ−2H−ピリダジ
ノ〔4,3−d〕〔2〕ベンズアゼピン−3,7−ジオ
ン1.4gを得た。融点185〜188℃
【0017】
実施例13 2−メチル−1,5−ジオキソ−2,3,4,5−テト
ラヒドロ−1H−2−ベンズアゼピン−4−酢酸をブタ
ノールに溶解し、パラクロロフェニルヒドラジンを用い
、実施例12と同様の反応および処理を行なって、2−
(4−クロロフェニル)−6−メチル−4,4a,5,
6−テトラヒドロ−2H−ピリダジノ〔4,3−d〕〔
2〕ベンズアゼピン−3,7−ジオン0.7g、融点2
95〜297℃を得た。 実施例14 2−(4−クロロフェニル)−4,4a,5,6−テト
ラヒドロ−6−メチル−2H−ピリダジノ〔4,3−d
〕〔2〕ベンズアゼピン−3,7−ジオン0.95gを
酢酸:クロロホルム=7:2混合溶媒に溶解させ、60
℃にて臭素−酢酸溶液5mlを滴下した。これを60℃
にて15分間攪拌したのち、反応液を氷水にあけ、生成
物をクロロホルムで抽出した。有機層を無水硫酸マグネ
シウムにて乾燥、濾過し、溶媒を留去した。生成物をエ
タノールから再結晶して、2−(4−クロロフェニル)
−5,6−ジヒドロ−6−メチル−2H−ピリダジノ〔
4,3−d〕〔2〕ベンズアゼピン−3,7−ジオンの
白色結晶0.75g、融点213〜215℃を得た。 実施例15 4−メトキシカルボニル−2−メチル−1,5−ジオキ
ソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−2−ベンズ
アゼピン−4−酢酸をブタノールに溶解し、パラメトキ
シフェニルヒドラジンを用いて実施例11と同様の反応
および処理を行なって、2−(4−メトキシフェニル)
−6−メチル−4,4a,5,6−テトラヒドロ−2H
−ピリダジノ〔4,3−d〕〔2〕ベンズアゼピン−3
,7−ジオン0.45g、融点226〜228℃を得た
【0018】実施例16 2−ベンジル−4−メトキシカルボニル−1,5−ジオ
キソ−2,3,4,5−テトラヒドロ−1H−2−ベン
ズアゼピン−4−酢酸とヒドラジン1水和物を用いて、
実施例11と同様の反応および処理を行なって、6−ベ
ンジル−4,4a,5,6−テトラヒドロ−2H−ピリ
ダジノ〔4,3−d〕〔2〕ベンズアゼピン−3,7−
ジオン0.8g、融点212〜215℃を得た。
【0019】上記実施例と同様にして、次の化合物が得
られる。 ◎  2−(4−クロロフェニル)−10−フルオロ−
6−メチル−5,6−ジヒドロ−2H−ピリダジノ〔4
,3−d〕〔2〕ベンズアゼピン−3,7−ジオン◎ 
 2−(4−クロロフェニル)−10−メトキシ−6−
メチル−5,6−ジヒドロ−2H−ピリダジノ〔4,3
−d〕〔2〕ベンズアゼピン−3,7−ジオン◎  6
−ベンジル−2−(4−クロロフェニル)−10−ニト
ロ−5,6−ジヒドロ−2H−ピリダジノ〔4,3−d
〕〔2〕ベンズアゼピン−3,7−ジオン◎  6−ベ
ンジル−10−クロロ−2−(4−クロロフェニル)−
5,6−ジヒドロ−2H−ピリダジノ〔4,3−d〕〔
2〕ベンズアゼピン−3,7−ジオン◎  2−(4−
クロロフェニル)−5,6−ジヒドロ−2H−ピリダジ
ノ〔4,3−d〕〔2〕ベンズアゼピン−3,7−ジオ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  一般式 【化1】 (式中、R1 は水素原子、C1−4 アルキル、アリ
    ールまたは芳香環上にハロゲン、トリフルオロメチル、
    ヒドロキシ、アミノ、ニトロ、シアノ、C1−4 アル
    キル、C1−4 アルコキシおよびアシルアミノから選
    ばれる置換基を1〜3個有するアリールを、R2 は水
    素原子、C1−4 アルキル、アリール−C1−4 ア
    ルキルまたは芳香環上にハロゲン、トリフルオロメチル
    、ヒドロキシ、アミノ、ニトロ、シアノ、C1−4 ア
    ルキル、C1−4 アルコキシおよびアシルアミノから
    選ばれる置換基を1〜3個有するアリール−C1−4 
    アルキルを、R3 ,R4 は同一または異なっていて
    もよく、それぞれ水素原子、ハロゲン、トリフルオロメ
    チル、ヒドロキシ、アミノ、ニトロ、シアノ、C1−4
     アルキル、C1−4 アルコキシ、アシルまたはアシ
    ルアミノを示し、4位と4a位の間の結合は単結合また
    は二重結合を表わす。)により表わされるベンズアゼピ
    ノピリダジン化合物またはその製薬上許容される塩。
  2. 【請求項2】  一般式 【化2】 (式中、各記号は請求項1に記載の通りである。)によ
    り表わされるベンズアゼピン化合物。
  3. 【請求項3】  一般式 【化3】 (式中、R5 はC1−4 アルキルを示し、他の各記
    号は請求項1に記載の通りである。)により表わされる
    ベンズアゼピン化合物。
  4. 【請求項4】  一般式 【化4】 (式中、R5 はC1−4 アルキルを、R6 は水素
    原子またはC1−4 アルキルを示し、他の各記号は請
    求項1に記載の通りである。)により表わされるベンズ
    アゼピン化合物。
  5. 【請求項5】  一般式 【化5】 (式中、R6 は水素原子またはC1−4 アルキルを
    示し、他の各記号は請求項1に記載の通りである。)に
    より表わされるベンズアゼピン化合物。
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