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JPH0433345Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0433345Y2
JPH0433345Y2 JP1984166131U JP16613184U JPH0433345Y2 JP H0433345 Y2 JPH0433345 Y2 JP H0433345Y2 JP 1984166131 U JP1984166131 U JP 1984166131U JP 16613184 U JP16613184 U JP 16613184U JP H0433345 Y2 JPH0433345 Y2 JP H0433345Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
storage box
storage
fixing frame
fireproof
opening
Prior art date
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Expired
Application number
JP1984166131U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6180991U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1984166131U priority Critical patent/JPH0433345Y2/ja
Publication of JPS6180991U publication Critical patent/JPS6180991U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0433345Y2 publication Critical patent/JPH0433345Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案は、金庫や適宜物品の収納庫として使
用される引出式耐火庫に関する。
【従来の技術】 耐火構造の金庫や収納庫は扉部をドア式に開い
て開扉する構造のものと、扉部を上方が開口する
収納部と共に引出して上から収納物の出入れを行
う構造のものが知られている。 しかしながら前者では、収納物が庫内に載置さ
れているので奥行方向を見ることはできない。 また、後者では扉を引出すことにより収納物が
庫内から抽出されるので前記欠点は解消される
が、収納物品を左右方向から取出すことはできな
い。 更に、収納物を多段に収納する場合には全体を
多段構造にして各段毎に引出さなければ使用しえ
ない欠点があつた。 そこで、実開昭57−52976号や実開昭47−3791
号に見られるように収納部を前後に引出し側面に
物品を収納可能とした構成が提案されている。 しかし、上記構成では、収納部が四角筒状でな
いのでスライドレール等のスライド機構を設ける
ことができない。 また収納用の開口が一方側に限定される場合
に、該開口を左右のどちら側にでも配置して組み
立てることができない欠点がある。
【考案が解決しようとする問題点】
この考案は上記事情に鑑みて鋭意研究の結果創
案されたものであつて、その主たる課題は、収納
用の開口が左右のいずれか一方に限定されている
場合において、左右のどちら側にでも収納箱の開
口を配置することができる引出式耐火庫を提供す
ることを課題とするものである。
【問題点を解決するための手段】
この考案は、上記問題点を解消するために、 表面側に施錠操作部を有する扉部を設ける、該
扉部の背面に取付けられて左右方向に開口する横
倒四角筒状に形成された収納箱固定枠を設ける、
該収納箱固定枠の左右側面の口縁部で側面中央へ
折曲しネジ穴を有する左右一対の鍔部を形成す
る、 上記収納箱固定枠内に嵌合し、左右側面の一方
に収納物品出入用の開口を形成した収納箱を設け
る、 該収納箱の開口側外周縁で外方へ折曲すると共
に前記収納部固定枠の鍔部と整合し該収納部固定
枠の鍔部のネジ孔と連通するネジ止め可能なネジ
孔を設けた収納箱の鍔部を形成する、 上記収納箱固定枠を収納可能に前方が開口した
耐火庫本体を設ける、 上記収納部固定枠の上下の外壁面と耐火庫本体
の上下の内壁面とに設けられて前記収納箱を取り
付けた収納部固定枠を前後にスライド可能とする
スライド機構を設ける、 という技術的手段を講じている。
【作用】
収納箱固定枠の鍔部と、収納箱の鍔部を重ね、
それぞれのネジ孔を連通してネジ止め固定する。 この収納箱を固定した収納箱固定枠の上下の外
壁面と耐火庫本体の上下の内壁面とにはスライド
機構の各構成部が形成されているので、該スライ
ド機構によつて耐火庫本体の前面開口側から前後
方向に扉部及び収納箱固定枠と一体となつた収納
箱を摺動し引出し乃至内蔵(格納)される。 前方に引出された収納部は左右方向の一方で開
口しているので、使用方向が一方に限定される場
合に、その使用方向が左右のいずれであつても、
収納箱の開口をその使用方向に対応して配置する
ことができる。
【実施例】
以下に、この考案の好適実施例を第1図及び第
2図に基づいて説明する。 引出式耐火庫1は、扉部2と収納部3と耐火庫
本体4とスライド機構Sとから構成されている。 扉部2は、縦長矩形状からなり中央に施錠操作
部5を設けている。 該施錠操作部5は、本実施例の場合、プツシユ
ボタン51とシリンダ錠52とからなつており、
扉部2内に内蔵された施錠機構と連結されてい
る。 即ちプツシユボタン51で所定数を入力し予め
定められているキイーナンバと一致した場合にシ
リンダ錠52をキイーで回すとロツクが外れ図示
しない施錠機構が駆動して耐火庫本体4壁面に陥
没形成された係合溝(図示せず)に掛止められて
いる錠杆(図示せず)が引抜かれロツク解除され
て扉部2を前方へ引出すことができる。 また扉部2を後方へ退出し閉扉位置になると錠
杆が自動的に掛止められ施錠機構が働いてロツク
状態となるという公知構成からなつている。 なお、この考案の施錠操作部5は、特に限定さ
れるものではなく、プツシユボタンその他の電子
式構造のものであつても、マグネツトキーを用い
た磁力式構造のものであつても、或いはダイヤル
錠を用いた機械式構造のものであつてもよい。 このような扉部2の背面には左右方向が開口す
る箱型の収納部3が取付けられている。 この収
納部3は、本実施例の場合収納箱固定枠31と、
それに組立・固定される収納箱35とからなつて
いる。 収納箱固定枠31は左右方向が開口する略四角
筒体からなり扉部2の背面にボルト締め又は溶着
等で固定されている。 この収納箱固定枠31の収納箱取付挿入側の口
縁部の両側にはネジ穴hを有する鍔部32,32
が内方へ折曲して設けられている。 一方収納箱35は、左右方向の一方(本実施例
の場合図面左側)のみが開口する箱型からなつて
おり中途部に棚板36,37が横架・配設された
構成からなつている。 この収納箱35の開口側外周縁には前記収納部
固定枠31の鍔部32に対応するネジ孔h′を設け
た鍔部38が外方へ折曲して延設されている。 この収納箱35は、その鍔部38を前記収納箱
固定枠31の鍔部32と重合し、双方のネジ孔を
合致整合させてビス止めすることにより扉部2に
固定された収納箱固定枠31に固着することがで
きる。 ここで、鍔部32が収納箱固定枠31の一方側
の口縁部にのみ形成されている場合は、使用方向
に応じて該収納箱固定枠31を180度反転して扉
部2に取付けることになる。 そこで、収納箱固定枠31の口縁部両側に鍔部
32,32を設けておけば、左右いづれの側から
も収納箱35をビス止めにより固定することがで
きるので好ましい。 次ぎに、前記収納箱固定枠31の頂壁面上部及
び底壁面下部には引出し方向(前後方向)に延び
るスライドレールR1,R1が固設されている。 このように構成されている収納部3が内蔵され
る耐火庫本体4は、前方が開口した横断面縦長矩
形状の箱型構造からなつている。 この耐火庫本体4は前記収納部3を前後方向へ
進退動させるスライド機構Sを備えると共に各壁
面に耐火充填剤を充填した耐火構造からなつてい
る。 スライド機構Sは耐火庫本体4の上壁及び下壁
の庫内側壁面に張設されたレールR2,R2を摺
動する上下2つのスライダS1,S2からなり、
このスライドダS1,S2は前記収納箱固定枠3
1の頂壁面上部及び底壁面下部に設けられたスラ
イドレールR1,R1と前記耐火庫本体4側の上
壁及び下壁の庫内側壁面に張設されたレールR
2,R2とにそれぞれ摺動自在に係合されてお
り、扉部2に前後方向の力が加わつた際、収納部
3を扉部2と共にスムーズに進退動させている。 尚、扉部2の下端は接地していないので収納部
3に負荷が大きくかかる場合がある。 そこで扉部2の下端にキヤスタ6を設けて接地
させればキヤスタ6の滑動と相俟つて一層スムー
ズに収納部3を進退動させることができる。 第3図から第5図には、この考案の引出式耐火
庫の構造を用いた応用例を示す。 この考案の引出式耐火庫1は、横幅を狭く設定
するので、これを90度回転して第3図で示すよう
に横置き式のものとして組立てることもできる。 この場合、扉部2には、横置き式に対応するよ
にプツシユボタン51とシリンダ錠52を有する
施錠操作部5を、扉部2の長手方向に配置してお
き、収納部3の構造は前記実施例と同様となつて
いる。 そして収納箱を開口側を上向きとして取り付け
ればよい。 従つて、収納箱施錠操作部5の配置を代えるだ
けで、前記実施例の構造の収納部と収納箱をその
まま横置き式の耐火庫として利用することができ
る。 第4図に示す収納部3Bは、収納箱固定枠31
Bが、その口縁部の左右両端に鍔部32Bを有し
ており、二つの収納箱35B,35Bが左右対称
に開口側を外側に向けて取付けられている。 これにより、引出式耐火庫1の左右両側にいる
人々によつて、収納部3Bが同時に使用すること
ができる。
【考案の効果】
この考案は上記構成からなつているので、引き
出した収納箱の使用方向が左右のいずれか一方の
場合に、収納部への収納箱の取付を左右いずれか
対応する方向にして組み立てればよく、耐火庫の
収納部を左右それぞれ個別に成形する必要がなく
汎用性に優れる。 これにより、耐火庫本体の左右方向の幅を狭く
設定することができるので家具と家具の間のスペ
ースや、一側が壁面となるコーナー部等の幅狭な
隙間に設置することが可能となり、スペースの有
効活用を図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例である引出式耐火庫
の扉部と収納部との取付状態を示す斜視図、第2
図aは引出式耐火庫の正面図、同bは同引出式耐
火庫の収納部を引出した状態の一部断面図、第3
図は横置き型として使用する場合の応用例を示す
正面図、第4図は収納部が左右両側で開口する異
なる応用例を示す要部断面図である。 1……引出式耐火庫、2……扉部、3……収納
部、4……耐火庫本体、S……スライド機構。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 表面側に施錠操作部を有する扉部と、 該扉部の背面に取付けられて左右方向に開口す
    る横倒四角筒状に形成された収納箱固定枠と、 該収納箱固定枠の左右側面の口縁部で側面中央
    へ折曲しネジ穴を有する左右一対の鍔部と、 上記収納箱固定枠内に嵌合し、左右側面の一方
    に収納物品出入用の開口を形成した収納箱と、 該収納箱の開口側外周縁で外方へ折曲すると共
    に前記収納部固定枠の鍔部と整合し該収納部固定
    枠の鍔部のネジ孔と連通するネジ止め可能なネジ
    孔を設けた収納箱の鍔部と、 上記収納箱固定枠を収納可能に前方が開口した
    耐火庫本体と、 上記収納部固定枠の上下の外壁面と耐火庫本体
    の上下の内壁面とに設けられて前記収納箱を取り
    付けた収納部固定枠を前後にスライド可能とする
    スライド機構とを設けたことを特徴とする引出式
    耐火庫。
JP1984166131U 1984-11-01 1984-11-01 Expired JPH0433345Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984166131U JPH0433345Y2 (ja) 1984-11-01 1984-11-01

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984166131U JPH0433345Y2 (ja) 1984-11-01 1984-11-01

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Publication Number Publication Date
JPS6180991U JPS6180991U (ja) 1986-05-29
JPH0433345Y2 true JPH0433345Y2 (ja) 1992-08-10

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JP1984166131U Expired JPH0433345Y2 (ja) 1984-11-01 1984-11-01

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2533583B2 (ja) * 1987-11-14 1996-09-11 松下電工株式会社 収納装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS473791U (ja) * 1971-02-01 1972-09-06
JPS6140196Y2 (ja) * 1980-09-11 1986-11-17

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JPS6180991U (ja) 1986-05-29

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