[go: up one dir, main page]

JP2906322B2 - スチール製キャビネット - Google Patents

スチール製キャビネット

Info

Publication number
JP2906322B2
JP2906322B2 JP11121794A JP11121794A JP2906322B2 JP 2906322 B2 JP2906322 B2 JP 2906322B2 JP 11121794 A JP11121794 A JP 11121794A JP 11121794 A JP11121794 A JP 11121794A JP 2906322 B2 JP2906322 B2 JP 2906322B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reinforcing member
vertical reinforcing
section
flat
cabinet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP11121794A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07313269A (ja
Inventor
雅士 桃井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okamura Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Okamura Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Okamura Manufacturing Co Ltd filed Critical Okamura Manufacturing Co Ltd
Priority to JP11121794A priority Critical patent/JP2906322B2/ja
Publication of JPH07313269A publication Critical patent/JPH07313269A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2906322B2 publication Critical patent/JP2906322B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cabinets, Racks, Or The Like Of Rigid Construction (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所定モジュールで製作
され、主にオフィスで使用されるスチール製キャビネッ
トの箱体構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種スチール製キャビネット
は、一つのキャビネットには一つの収納方式、大別して
引き出し方式と棚方式、を備えるものである。従って、
ファイル類とか書籍類とか、収納物に応じて複数種類、
複数個のキャビネットを揃えていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のような従来のス
チール製キャビネットを例えばオフィス内で個人ユーズ
用に配置する場合などには、この1収納方式のキャビネ
ットでは収納物が限られてしまい、もし引き出しキャビ
ネットであればファイル類は良いが書籍類の収納には不
適当となり、不便となる。これを解消するには2種類、
2体以上のキャビネットを要する。しかし巾広な各キャ
ビネットを並置すると設置スペース上の問題を生じるば
かりでなく、設置上の要求から両キャビネットをボルト
ナットで連結するためコストおよび手間の問題が生ず
る。
【0004】本発明は、1体のキャビネットに引き出し
式収納部と棚式収納部とを兼備させることにより、上述
の従来の欠点を解消することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、一方の内側面
の前後部に縦補強部材を固着するとともに、他方の内側
面に前部縦補強部材と補強パネルを固着して、フラット
な内側面を形成してなる前面が開口するスチール製の箱
体の左右方向の中間に、一側面の前後部に縦補強部材を
固着した他側面がフラットな中仕切板を、前後部の縦補
強部材の固着面同士が対面し、フラットな面同士が対面
するように立設して、この箱体内を左右方向に複数区画
に仕切り、前記前後部の縦補強部材の固着面同士が対面
する区画における各縦補強部材に、止着手段によって引
き出しレールを止着して、引き出し式収納部を形成する
とともに、前記フラットな面同士が対面する区画に棚式
収納部を形成したことを特徴とするスチール製キャビネ
ットである。
【0006】
【作用】本発明によれば、引き出し式収納部のほか、他
の方式の収納部をひとつの箱体にコンパクトに一体に形
成することができる。
【0007】
【実施例】図1ないし図5は本発明の第1の実施例を説
明する図である。図1の展開斜視図に示すように、この
スチール製のキャビネットは箱体(1)の内部を左右方向
の中間で中仕切板(4)により仕切って、図面左側の区画
を引き出し式収納部とし、右側の収納部を扉式収納部と
したものである。符号(3)は左側の収納部に収まる引き
出しのひとつを示すもので、この場合引き出し(3)は上
中下3段備わるものである。扉(2)は右端を箱体(1)の
上下部で枢支される。
【0008】図2は図1のII線に沿う横断面図であ
り、図3は図1のIII線に沿う縦断面図である。これ
らの図から明らかなように、箱体(1)の側板(5a)、(5b)
の内側には縦方向に延びる前部縦補強部材(6)および後
部縦補強部材(7)が溶接により固着されている。断面が
略L字状をなす前部縦補強部材(6)は、側板の前面縦フ
ランジの直後に溶接され、ここに箱形の補強空間を形成
している。後部縦補強部材(7)は断面ハット状の部材
で、側板の後方部分に溶接されて、同様に箱形の補強空
間を形成している。中仕切板(4)にも同様な前部縦補強
部材(6)および後部縦補強部材(7)が溶接されている。
【0009】図1および図3に示すように、側板(5a)、
(5b)の前後部縦補強部材(6)、(7)、さらには中仕切板
(4)のフラット面およびその前後部縦補強部材(6)、
(7)には止着手段すなわち一連のスリット状の係止孔(8
a)、(8b)が形成されている。中仕切板(4)の前後部縦補
強部材(6)、(7)が露出している収納区間では、図1お
よび図4に示すようスリット状の係止孔(8a)、(8b)に引
き出しレールすなわちスライドレール(9)の切り起こし
爪(11)を係止する。このスライドレール(9)は係止後に
溶接等によって固着してもよい。
【0010】また、右側の区画では、図2から明らかな
ように、前後部縦補強部材(6)、(7)の間の凹部に補強
パネル(10)を嵌合させて、フラットな内側面を形成して
いる。 なお、後部縦補強部材(7)は、場合によっては
省いてもよく、またフラットの態様は、箱体の一方の内
側面の全面についてフラットであることは必ずしも要せ
ず、要部においてフラットであればよい。また、この区
画では前述の係止孔(8a)、(8b)を利用して、図5に示す
ように棚受け金具(12)により棚板(13)を任意の高さ位置
に取り付けることができる。さらに、この棚式収納部の
前面には扉(2)が開閉自在に枢着される。
【0011】第1の実施例では、引き出し式収納部の係
止孔と棚式収納部の係止孔とが共通であるの納部
の右勝手、左勝手を任意に選択することができる。
【0012】図6ないし図8に示す第2の実施例では左
側の収納部が引き出し式収納部で、右側の収納部が棚式
収納部と限定されていること、および棚式収納部の上か
まちがなく標準キャビネット用の扉がそのまま使用でき
ることに特徴がある以外は、おおよそ第1の実施例の場
合と同様である。
【0013】左側の引き出し式収納部では、側板(5a)の
前部縦補強部材(6)および中仕切板(4)の前後部縦補強
部材(6)に一つの棚高さ位置にふたつの角孔(14a)、(14
b)が上下に並設されており、他方、後部縦補強部材(7)
にはその前隅部に切り欠き孔(15)が形成されている。こ
れらに対応して、図8に示すようにスライドレール(9)
にはふたつの角形突起(18a)、(18b)および切り起こし爪
(19)が形成してあり、まずこのスライドレール(9)の切
り起こし爪(19)を図8に示すように後部縦補強部材(7)
の切り欠き孔(15)にさし込み、次いで角形突起(18a)、
(18b)を後部縦補強部材(7)の角孔(14a)、(14b)に嵌合
して、スライドレール(9)を固定するのである。
【0014】図7および図8に示すように、前部縦補強
部材(6)にはまた、引き出し式収納キャビネットが標準
的に装備する引き出しロック装置の作動杆を上下方向に
摺動させるための溝部(17)が形成されている。さらに、
棚式収納部に見える一連の丸孔(16)は、中仕切板(4)の
フラット部分および側板(5b)の前後部縦補強部材(6)、
(7)に取り付ける棚受け金具のための標準的な係止孔で
ある。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、一側面の前後に縦補強
部材を固着してなる中仕切板をキャビネットの箱体内の
左右中間部に立設し、箱体と中仕切板の縦補強部材が対
面する区画における各縦補強部材に引き出しレールの止
着手段を設けてなるので、キャビネット内を仕切る中仕
切板が強固なものとなり、キャビネット全体の剛性を高
めるとともに、中仕切板の反対面に引き出しレールの止
着手段または引き出しレールの一部が露呈せず、反対側
の区画の収納方式に影響を与えることなくキャビネット
に部分的な引き出し式収納部を形成することができる。
また、箱体の内側面のうち棚式収納部を形成する方の内
側面が、補強パネルを固着してフラットに構成されると
ともに、該内側面に対面する中仕切板の側面がフラット
であるために、それら側面と棚との間に隙間が生じない
仕上り外観の良好な棚式収納部を形成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の分解斜視図である。
【図2】図1のII線に沿う拡大断面図である。
【図3】図1のIII線に沿う拡大断面図である。
【図4】第1の実施例における縦補強部材とスライドレ
ールとの係止部の拡大断面図である。
【図5】第1の実施例における縦補強部材と棚受け金具
および棚板の係合部の詳細を示す拡大断面図である。
【図6】本発明の第2の実施例の分解斜視図である。
【図7】図6のVII線に沿う断面図である。
【図8】第2の実施例におけるスライドレールの係止の
方法を説明する斜視図である。
【符号の説明】
(1)箱体 (2)扉 (3)引き出し (4)中仕切板 (5a)、(5b)側板 (6)前部縦補強部材 (7)後部縦補強部材 (8a)、(8b)スリット状の係止孔 (9)スライドレール (10)補強パネル (11)切り起こし爪 (12)棚受け金具 (13)棚板 (14a)、(14b)角孔 (15)切り欠き孔 (16)丸孔 (17)溝部 (18a)、(18b)角形突起 (19)切り起こし爪

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一方の内側面の前後部に縦補強部材を固着
    するとともに、他方の内側面に前部縦補強部材と補強パ
    ネルを固着して、フラットな内側面を形成してなる前面
    が開口するスチール製の箱体の左右方向の中間に、一側
    面の前後部に縦補強部材を固着した他側面がフラットな
    中仕切板を、前後部の縦補強部材の固着面同士が対面
    し、フラットな面同士が対面するように立設して、この
    箱体内を左右方向に複数区画に仕切り、前記前後部の縦
    補強部材の固着面同士が対面する区画における各縦補強
    部材に、止着手段によって引き出しレールを止着して、
    引き出し式収納部を形成するとともに、前記フラットな
    面同士が対面する区画に棚式収納部を形成したことを特
    徴とするスチール製キャビネット。
JP11121794A 1994-05-25 1994-05-25 スチール製キャビネット Expired - Fee Related JP2906322B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11121794A JP2906322B2 (ja) 1994-05-25 1994-05-25 スチール製キャビネット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11121794A JP2906322B2 (ja) 1994-05-25 1994-05-25 スチール製キャビネット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07313269A JPH07313269A (ja) 1995-12-05
JP2906322B2 true JP2906322B2 (ja) 1999-06-21

Family

ID=14555501

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11121794A Expired - Fee Related JP2906322B2 (ja) 1994-05-25 1994-05-25 スチール製キャビネット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2906322B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100444767C (zh) * 2006-07-25 2008-12-24 朱建华 密集型字画储藏柜

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07313269A (ja) 1995-12-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4441771A (en) Drawer apparatus
US6359217B1 (en) Cabinet with electrical/data conduit routing capabilities
US5364178A (en) File cabinet having a corregated inner framework construction
US2727800A (en) Steel cabinet
US5524322A (en) Retaining device for casters and slides
US7722138B2 (en) Storage cabinet
JP2906322B2 (ja) スチール製キャビネット
US20040119385A1 (en) Lateral file
US5152595A (en) Shelving system and method of installation
US4657319A (en) Extruded nosing for a furniture pedestal or the like
JP4119168B2 (ja) 簡易組み立て式キャビネット
JPH0433345Y2 (ja)
JP3552948B2 (ja) 間仕切用折畳み保管庫
JPH1175951A (ja) 吊戸棚
US10888160B1 (en) Apparatus for continuously and adjustably subdividing a space
JP4662646B2 (ja) 組立式キャビネット
US9604356B2 (en) Sloped bin cover
JPH082324B2 (ja)
JP3163847B2 (ja) 引出し装置
JPH0124292Y2 (ja)
JPH0355312Y2 (ja)
JP3005399B2 (ja) 棚装置
JP3170609B2 (ja) 棚装置
JPH0546707Y2 (ja)
JP4731292B2 (ja) 引き出しキャビネットの構造

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19990302

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090402

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100402

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110402

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120402

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130402

Year of fee payment: 14

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees