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JPH04327650A - 壁パネルの建込調整治具と該建込調整治具による建込調整方法 - Google Patents

壁パネルの建込調整治具と該建込調整治具による建込調整方法

Info

Publication number
JPH04327650A
JPH04327650A JP12550091A JP12550091A JPH04327650A JP H04327650 A JPH04327650 A JP H04327650A JP 12550091 A JP12550091 A JP 12550091A JP 12550091 A JP12550091 A JP 12550091A JP H04327650 A JPH04327650 A JP H04327650A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall panel
fixing
construction
floor
horizontal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12550091A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Kawai
誠 河合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Home Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Home Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Home Co Ltd filed Critical Mitsui Home Co Ltd
Priority to JP12550091A priority Critical patent/JPH04327650A/ja
Publication of JPH04327650A publication Critical patent/JPH04327650A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、壁パネルの建込調整治
具と該建込調整治具による建込調整方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、枠組壁工法においても、現場にお
ける構築作業を省力化するとともに、危険な高所作業を
極力無くすことを目的として、工場等であらかじめ組み
立てられたパネル形式の構造材を利用する工法が提案さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなパネル形式の構造材は、前記した構築作業の省力化
のためには、ある程度大型のパネルとする必要があり、
その場合には、新たな問題点が生じている。
【0004】即ち、一階の床の構築完了後に、その所定
位置に各壁パネルを配設接合する場合や、上階床の構築
完了後に、その所定位置に各上階壁パネルを配設接合す
る場合において、各壁パネルは、通り芯位置に正確に垂
直に設置しなければならないが、上記の如く大型の壁パ
ネルにおいては、相当の重量物であるため、設置の際の
水平方向の微調整と、下げ振りなどを使用した垂直調整
とに相当の手間を要するという問題があった。
【0005】本発明は、上記した従来の課題を解決し、
設置時の水平方向の微調整が容易で、垂直調整の必要の
ない、簡易な構成の壁パネルの建込調整治具及び該建込
調整治具による建込調整方法を提供することを目的とす
るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するため
、本発明に係る壁パネルの建込調整治具は、上枠材と、
下枠材と、前記上枠材と下枠材との間に所定間隔で立設
されたスタッド材とが相互に接合され、少なくとも前記
各材の外部面に面材が固着されてなる壁パネルの建込調
整治具にして、金属パイプをL字形に折曲して90度の
角度をなす水平部材と鉛直部材とが一体に形成された本
体と、前記水平部材の先端部にペダル部分を残して該水
平部材と鉛直部材とを連結する方杖材と、前記水平部材
のペダル部分の先端に設けられ床面への固定用の釘穴が
穿設された固定金具と、前記本体の鉛直部の上端近傍に
取付けられ前記スタッド材への固定用の釘穴が穿設され
た支持金具とからなることを特徴とする。
【0007】なお、前記固定金具は、前記本体のパイプ
内径に対応した外径の丸棒材を所定長さに切断して、前
記ペダル部分の先端に嵌合、固着し、先端を斜めに平面
状にカットし、該カット部に前記釘穴を穿設した構成と
するのが望ましい。また、前記支持金具は、弾性を有す
る長板状の金属プレートの一端に前記釘穴が形成される
とともに、他端側を前記本体のパイプ外面に対応した曲
面状に形成し、該曲面部の先端を反対方向に曲面状に折
曲することにより、前記鉛直部に嵌合して弾性的に保持
可能とにした構成のものが望ましい。
【0008】また、上記目的を解決するため、本発明に
係る建込調整治具による建込調整方法は、床構築完了後
にクレーンで前記壁パネルを吊り込んで所定設置まで移
動させ、床の所定位置に仮載置し、この仮載置した壁パ
ネルの前記スタッド材上部に前記支持金具を装着し、釘
でスタッド材に固定した後、前記ペダル部分を踏みなが
ら、テコの原理で水平微調整を行い、この水平方向の微
調整が終了し、壁パネルが正確に通り芯位置に設置され
た後に、前記固定金具の釘穴から床に向けて釘打ちする
ことにより、前記建込調整治具を固定するようにしたこ
とを特徴とするものである。
【0009】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図面により説
明する。図1乃至図6は、本発明の一実施例を示すもの
であり、図1は本実施例に係る建込調整治具と壁パネル
の構成を示す要部斜視図、図2は水平部材のペダル部分
と固定金具を示す要部説明図、図3は支持金具の使用態
様を示す要部説明図、図4及び図5は、各々壁パネルの
建込と調整作業を示す説明図、図6は支持金具の他の使
用態様を示す要部説明図である。
【0010】本実施例においては、枠組壁工法による建
物を構築する際の例を示している。本実施例に係る壁パ
ネル1は、上枠材2と、下枠材3と、前記上枠材2と下
枠材3との間に所定間隔で立設されたスタッド材4とが
相互に接合され、前記各材の外部面に構造用合板などの
面材5が固着された、所謂片面パネルとして構成されて
いる。
【0011】各図に示されている建込調整治具6は、金
属パイプをL字形に折曲して90度の角度をなす水平部
材7と鉛直部材8とが一体に形成された本体Aと、前記
水平部材7の先端部にペダル部分9を残して該水平部材
7と鉛直部材8とを連結する方杖材10とから概略構成
されている。
【0012】水平部材7のペダル部分9の先端には、固
定金具11が設けられている。この固定金具11は、前
記本体Aのパイプ内径に対応した外径の丸棒材を所定長
さに切断して、前記ペダル部分9の先端に嵌合、固着し
、先端を斜めに平面状にカットし、該カット部12に釘
穴13を穿設して形成されている。
【0013】また、前記本体Aの鉛直部8の上端近傍に
は、支持金具14が脱着自在に取付けられるようになっ
ている。この支持金具14は、弾性を有する長板状の金
属プレート15の一端に釘穴16が形成されるとともに
、他端側を本体Aのパイプ外面に対応した曲面状に形成
し、この曲面部17の先端を反対方向に曲面状に折曲す
ることにより、前記鉛直部8に脱着自在に嵌合して弾性
的に保持可能となっている。
【0014】次に、本実施例の建込調整治具6を用い壁
パネル1を建て込む際の手順を説明する。枠組壁工法に
よる一階床18の構築完了後に、その所定位置に各壁パ
ネル1を配設接合する場合において、適当な治具により
クレーンで壁パネル1を吊り込んで所定設置まで移動さ
せ、図4に示すように床18の所定位置に仮載置する。
【0015】この仮載置した壁パネル1のスタッド材4
の上部に、図3の如く支持金具14を装着し、釘19で
スタッド材4に固定する。そして、図4のようにペダル
部分9を踏みながら、テコの原理で図中矢印方向に水平
微調整を行う。
【0016】水平方向の微調整が終了し、壁パネル1が
正確に通り芯位置に設置されたら、図5に示すように固
定金具11の釘穴13から一階床18に向けて釘打ちす
れば、建込調整治具6が固定されるので、この状態で壁
パネル1を一階床18に釘打ち等の手段で固定すれば良
く、以下同様の手順により他の壁パネル1を設置してゆ
くものである。
【0017】上記した構成からなる本実施例においては
、ペダル部分9を踏みながら、テコの原理で図中矢印方
向に水平微調整を行うことができるため、軽く調整を行
うことが可能であり、従来のように調整作業に時間を要
することがなく、また、安全に作業をすることができる
という長所もある。
【0018】また、上記の如く、水平部材7と鉛直部材
8は、直角をなして形成されているため、固定金具11
の釘穴13から一階床18に向けて釘打ちして、建込調
整治具6が固定されれば、あらかじめ水平に構築された
一階床18に対して鉛直部材8は、正確に直角に位置す
ることとなり、当然に壁パネル1も鉛直に設置されたこ
とになるため、従来のように手間のかかる垂直調整が不
要となるから、この点でも施工時間の短縮化と施工の省
力化を図ることができる。
【0019】なお、本実施例に係る建込調整治具6は、
壁パネル1が確実に固定された状態で取りはずせば良い
。また、上記した手順は上階床の構築完了後に、その所
定位置に各上階壁パネルを配設、接合する場合において
も同様に行うことができる。
【0020】なお、上記実施例では、壁パネル1として
片面のみに面材5を取り付けた片面パネルの例を湿した
が、図6に示すように支持金具14の取り付けられるス
タッド材4の所までは内側の面材5も取り付けたもので
あってもよい。また、支持金具14はあらかじめ壁パネ
ル1のスタッド材4の所定位置に取り付けておき、壁パ
ネル1を仮設置してから建込調整治具6の鉛直部材8を
嵌合する手順でも良く、また、あらかじめ鉛直部材8に
嵌合した状態にしておいて、壁パネル1を仮設置した後
にスタッド材4に固定する手順でもよく、条件に応じて
選択可能である。さらに、枠組壁工法に限定されず他の
木質パネル工法にも適用可能である等、本発明の要旨を
逸脱しない範囲内で種々の変形例が可能なことは言うま
でもない。
【0021】
【発明の効果】上記構成からなる本発明においては、次
の各効果を奏し得る。 (1)テコの原理で水平微調整を行うことができるため
、軽く調整を行うことが可能であり、従来のように調整
作業に時間を要することがなく、また、安全に作業をす
ることができる (2)建込調整治具が固定されれば、壁パネルも鉛直に
設置されたことになるため、従来のように手間のかかる
垂直調整が不要となり、この点でも施工時間の短縮化と
施工の省力化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る建込調整治具と壁パネルの構成
を示す要部斜視図。
【図2】水平部材のペダル部分と固定金具を示す要部説
明図。
【図3】支持金具の使用態様を示す要部説明図。
【図4】壁パネルの建込と調整作業を示す説明図。
【図5】壁パネルの建込と調整作業を示す説明図。
【図6】支持金具の他の使用態様を示す要部説明図。
【符号の説明】
1      壁パネル 2      上枠材 3      下枠材 4      スタッド材 5      面材 6      建込調整治具 A      本体 7      水平部材 8      鉛直部材 9      ペダル部分 10      方杖材 11      固定金具 13      釘穴 14      支持金具 16      釘穴 18      一階床

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上枠材と、下枠材と、前記上枠材と下枠材
    との間に所定間隔で立設されたスタッド材とが相互に接
    合され、少なくとも前記各材の外部面に面材が固着され
    てなる壁パネルの建込調整治具にして、金属パイプをL
    字形に折曲して90度の角度をなす水平部材と鉛直部材
    とが一体に形成された本体と、前記水平部材の先端部に
    ペダル部分を残して該水平部材と鉛直部材とを連結する
    方杖材と、前記水平部材のペダル部分の先端に設けられ
    床面への固定用の釘穴が穿設された固定金具と、前記本
    体の鉛直部の上端近傍に取付けられ前記スタッド材への
    固定用の釘穴が穿設された支持金具とからなることを特
    徴とする壁パネルの建込調整治具。
  2. 【請求項2】前記固定金具は、前記本体のパイプ内径に
    対応した外径の丸棒材を所定長さに切断して、前記ペダ
    ル部分の先端に嵌合、固着し、先端を斜めに平面状にカ
    ットし、該カット部に前記釘穴を穿設してなることを特
    徴とする請求項1記載の壁パネルの建込調整治具。
  3. 【請求項3】前記支持金具は、弾性を有する長板状の金
    属プレートの一端に前記釘穴が形成されるとともに、他
    端側を前記本体のパイプ外面に対応した曲面状に形成し
    、該曲面部の先端を反対方向に曲面状に折曲することに
    より、前記鉛直部に嵌合して弾性的に保持可能とにした
    ことを特徴とする請求項1もしくは請求項2記載の壁パ
    ネルの建込調整治具。
  4. 【請求項4】床構築完了後にクレーンで前記壁パネルを
    吊り込んで所定設置まで移動させ、床の所定位置に仮載
    置し、この仮載置した壁パネルの前記スタッド材上部に
    前記支持金具を装着し、釘でスタッド材に固定した後、
    前記ペダル部分を踏みながら、テコの原理で水平微調整
    を行い、この水平方向の微調整が終了し、壁パネルが正
    確に通り芯位置に設置された後に、前記固定金具の釘穴
    から床に向けて釘打ちすることにより、前記建込調整治
    具を固定するようにしたことを特徴とする建込調整治具
    による建込調整方法。
JP12550091A 1991-04-26 1991-04-26 壁パネルの建込調整治具と該建込調整治具による建込調整方法 Pending JPH04327650A (ja)

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JP12550091A JPH04327650A (ja) 1991-04-26 1991-04-26 壁パネルの建込調整治具と該建込調整治具による建込調整方法

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ID=14911650

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JP12550091A Pending JPH04327650A (ja) 1991-04-26 1991-04-26 壁パネルの建込調整治具と該建込調整治具による建込調整方法

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JP (1) JPH04327650A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016183460A (ja) * 2015-03-25 2016-10-20 大和ハウス工業株式会社 建ち調整治具

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016183460A (ja) * 2015-03-25 2016-10-20 大和ハウス工業株式会社 建ち調整治具

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