JPH04326282A - 衛星信号受信装置 - Google Patents
衛星信号受信装置Info
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- JPH04326282A JPH04326282A JP9562391A JP9562391A JPH04326282A JP H04326282 A JPH04326282 A JP H04326282A JP 9562391 A JP9562391 A JP 9562391A JP 9562391 A JP9562391 A JP 9562391A JP H04326282 A JPH04326282 A JP H04326282A
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- attenuation
- satellite
- signal
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、受信アンテナにて受信
された放送衛星,通信衛星等の複数の人工衛星からの送
信信号の中から、所望衛星・所望チャンネルのテレビ信
号を選局及び復調して、映像信号等を取り出す衛星信号
受信装置に関する。
された放送衛星,通信衛星等の複数の人工衛星からの送
信信号の中から、所望衛星・所望チャンネルのテレビ信
号を選局及び復調して、映像信号等を取り出す衛星信号
受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置においては、選局回
路により、受信アンテナからの出力信号の中から所望衛
星・所望チャンネルのテレビ信号を選局して中間周波信
号に変換し、これを自動利得調整回路(AGC回路)を
有する増幅回路にて所定レベルまで増幅した後、PLL
方式のFM復調回路にて復調するようにされている。
路により、受信アンテナからの出力信号の中から所望衛
星・所望チャンネルのテレビ信号を選局して中間周波信
号に変換し、これを自動利得調整回路(AGC回路)を
有する増幅回路にて所定レベルまで増幅した後、PLL
方式のFM復調回路にて復調するようにされている。
【0003】一方衛星からの送信電波は、各衛星及び各
チャンネル毎に周波数偏移が異なるため、ノイズのない
良好な画像を得るには、選局回路にて選局を行なう受信
衛星及び受信チャンネル毎に、FM復調回路の復調帯域
幅をその周波数偏移に応じて変更する必要がある。
チャンネル毎に周波数偏移が異なるため、ノイズのない
良好な画像を得るには、選局回路にて選局を行なう受信
衛星及び受信チャンネル毎に、FM復調回路の復調帯域
幅をその周波数偏移に応じて変更する必要がある。
【0004】そこで従来より、この種の装置では、増幅
回路からFM復調回路への中間周波信号の伝送経路に可
変減衰回路を設け、この可変減衰回路の減衰量を調整す
ることによりFM復調回路に入力される中間周波信号の
レベルを調整して、FM復調回路の復調帯域幅を、受信
衛星及び受信チャンネル毎に、その周波数偏移に対応し
て設定できるようにされている(例えば特開昭62−1
47893号公報)。
回路からFM復調回路への中間周波信号の伝送経路に可
変減衰回路を設け、この可変減衰回路の減衰量を調整す
ることによりFM復調回路に入力される中間周波信号の
レベルを調整して、FM復調回路の復調帯域幅を、受信
衛星及び受信チャンネル毎に、その周波数偏移に対応し
て設定できるようにされている(例えば特開昭62−1
47893号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
に可変減衰回路を用いてFM復調回路の復調帯域幅を設
定できるようにした場合、受信衛星及び受信チャンネル
を変更する毎に、そのチャンネル信号の周波数偏移に対
応して、可変減衰回路の減衰量を、画像にノイズが生じ
ないよう、いちいち調整する必要があった。
に可変減衰回路を用いてFM復調回路の復調帯域幅を設
定できるようにした場合、受信衛星及び受信チャンネル
を変更する毎に、そのチャンネル信号の周波数偏移に対
応して、可変減衰回路の減衰量を、画像にノイズが生じ
ないよう、いちいち調整する必要があった。
【0006】更に、受信するチャンネルの信号の周波数
偏移に応じて、例えば周波数偏移が広い場合には、FM
復調回路からの出力レベルが大きくなるので画像が明る
くなり、逆に周波数偏移が狭い場合には、FM復調回路
からの出力レベルが小さくなるので画像が暗くなってし
まうといった問題があった。
偏移に応じて、例えば周波数偏移が広い場合には、FM
復調回路からの出力レベルが大きくなるので画像が明る
くなり、逆に周波数偏移が狭い場合には、FM復調回路
からの出力レベルが小さくなるので画像が暗くなってし
まうといった問題があった。
【0007】本発明はこうした問題に鑑みなされたもの
で、衛星からの送信電波の周波数偏移に関係なく、常に
、ノイズがなく一定の明るさの画像を得ることのできる
衛星信号受信装置を提供することを目的としてなされた
。
で、衛星からの送信電波の周波数偏移に関係なく、常に
、ノイズがなく一定の明るさの画像を得ることのできる
衛星信号受信装置を提供することを目的としてなされた
。
【0008】
【課題を解決するための手段】即ち上記目的を達成する
ためになされた本発明は、複数の人工衛星からの送信電
波を受波する1又は複数の受信アンテナからの出力信号
を受け、該信号の中から、外部からの選局指令に対応し
た所定衛星・所定チャンネルのテレビ信号を選択して中
間周波信号に変換する選局回路と、該選局回路からの中
間周波信号を所定レベルの信号に増幅する増幅回路と、
該増幅された中間周波信号を復調するPLL方式のFM
復調回路と、該FM復調回路からの復調信号に含まれる
映像信号を増幅する映像信号増幅回路と、を備えた衛星
信号受信装置において、上記FM復調回路の入力側に設
けられた第1の可変減衰回路と、上記映像信号増幅回路
の入力側又は出力側に設けられた第2の可変減衰回路と
、上記選局回路が選局を行なう各衛星・各チャンネル毎
に、衛星からの送信電波の周波数偏移に対応して予め設
定された上記第1及び第2の可変減衰回路の減衰量を各
々記憶する減衰量記憶手段と、上記選局回路が選局を行
なう衛星及びチャンネルに対応した上記第1及び第2の
可変減衰回路の減衰量を上記減衰量記憶手段から読み出
し、上記第1及び第2の可変減衰回路の減衰量を該読み
出した減衰量に調整する減衰量調整手段と、を設けたこ
とを特徴としている。
ためになされた本発明は、複数の人工衛星からの送信電
波を受波する1又は複数の受信アンテナからの出力信号
を受け、該信号の中から、外部からの選局指令に対応し
た所定衛星・所定チャンネルのテレビ信号を選択して中
間周波信号に変換する選局回路と、該選局回路からの中
間周波信号を所定レベルの信号に増幅する増幅回路と、
該増幅された中間周波信号を復調するPLL方式のFM
復調回路と、該FM復調回路からの復調信号に含まれる
映像信号を増幅する映像信号増幅回路と、を備えた衛星
信号受信装置において、上記FM復調回路の入力側に設
けられた第1の可変減衰回路と、上記映像信号増幅回路
の入力側又は出力側に設けられた第2の可変減衰回路と
、上記選局回路が選局を行なう各衛星・各チャンネル毎
に、衛星からの送信電波の周波数偏移に対応して予め設
定された上記第1及び第2の可変減衰回路の減衰量を各
々記憶する減衰量記憶手段と、上記選局回路が選局を行
なう衛星及びチャンネルに対応した上記第1及び第2の
可変減衰回路の減衰量を上記減衰量記憶手段から読み出
し、上記第1及び第2の可変減衰回路の減衰量を該読み
出した減衰量に調整する減衰量調整手段と、を設けたこ
とを特徴としている。
【0009】
【作用】上記のように構成された本発明の衛星信号受信
装置においては、まず選局回路が、受信アンテナからの
出力信号の中から外部からの選局指令に対応した所定衛
星・所定チャンネルのテレビ信号を選択して中間周波信
号に変換し、増幅回路が、その中間周波信号を所定レベ
ルの信号に増幅する。するとこの増幅回路から出力され
る所定レベルの中間周波信号は、第1の可変減衰回路を
介して、FM復調回路に入力され、FM復調回路にて復
調される。またこのFM復調回路からの復調信号は映像
信号増幅回路に入力され、映像信号増幅回路は、その復
調信号に含まれる映像信号を選択的に増幅する。また映
像信号増幅回路の入力側又は出力側には、第2の可変減
衰回路が設けられているため、映像信号増幅回路に入力
される復調信号或いは映像信号増幅回路から出力される
映像信号は第2の可変減衰回路にて減衰される。
装置においては、まず選局回路が、受信アンテナからの
出力信号の中から外部からの選局指令に対応した所定衛
星・所定チャンネルのテレビ信号を選択して中間周波信
号に変換し、増幅回路が、その中間周波信号を所定レベ
ルの信号に増幅する。するとこの増幅回路から出力され
る所定レベルの中間周波信号は、第1の可変減衰回路を
介して、FM復調回路に入力され、FM復調回路にて復
調される。またこのFM復調回路からの復調信号は映像
信号増幅回路に入力され、映像信号増幅回路は、その復
調信号に含まれる映像信号を選択的に増幅する。また映
像信号増幅回路の入力側又は出力側には、第2の可変減
衰回路が設けられているため、映像信号増幅回路に入力
される復調信号或いは映像信号増幅回路から出力される
映像信号は第2の可変減衰回路にて減衰される。
【0010】一方減衰量記憶手段には、選局回路が選局
を行なう各衛星・各チャンネル毎に、衛星からの送信電
波の周波数偏移に対応して予め設定された第1及び第2
の可変減衰回路の減衰量が各々記憶されており、選局回
路が選局を行なう際には、減衰量調整手段が、選局回路
が選局を行なう衛星及びチャンネルに対応した第1及び
第2の可変減衰回路の減衰量を減衰量記憶手段から読み
出し、第1及び第2の可変減衰回路の減衰量をその読み
出した減衰量に調整する。
を行なう各衛星・各チャンネル毎に、衛星からの送信電
波の周波数偏移に対応して予め設定された第1及び第2
の可変減衰回路の減衰量が各々記憶されており、選局回
路が選局を行なう際には、減衰量調整手段が、選局回路
が選局を行なう衛星及びチャンネルに対応した第1及び
第2の可変減衰回路の減衰量を減衰量記憶手段から読み
出し、第1及び第2の可変減衰回路の減衰量をその読み
出した減衰量に調整する。
【0011】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面と共に説明する
。まず図1は本発明が適用された実施例の衛星信号受信
装置全体の構成を表すブロック図である。
。まず図1は本発明が適用された実施例の衛星信号受信
装置全体の構成を表すブロック図である。
【0012】図に示す如く、本実施例の衛星信号受信装
置1には、複数の受信アンテナ3にて受波され、各受信
アンテナ3のコンバータ5にて所定周波数帯(1GHz
帯)の信号に変換された複数の人工衛星{本実施例では
、放送衛星BS,日本通信衛星(株)の通信衛星JCS
AT,及び宇宙通信(株)の通信衛星スーパーバード}
からの送信信号が、混合器7にて混合されて、1本の同
軸ケーブル9を介して入力される。
置1には、複数の受信アンテナ3にて受波され、各受信
アンテナ3のコンバータ5にて所定周波数帯(1GHz
帯)の信号に変換された複数の人工衛星{本実施例では
、放送衛星BS,日本通信衛星(株)の通信衛星JCS
AT,及び宇宙通信(株)の通信衛星スーパーバード}
からの送信信号が、混合器7にて混合されて、1本の同
軸ケーブル9を介して入力される。
【0013】そしてこの入力信号は、衛星信号受信装置
1内にて、まず、その信号の中から外部から指定された
所定衛星・所定チャンネルのテレビ信号を選択して、中
心周波数402.78MHzの中間周波信号に変換する
選局回路11に入力される。選局回路11は、局部発振
回路13と周波数変換回路15とからなる周知のもので
、局部発振回路13の発振周波数(以下、局発周波数と
いう。)により決定される所定チャンネルのテレビ信号
を中間周波信号に変換する。なおこの局発周波数は、後
述の制御回路50により制御される。
1内にて、まず、その信号の中から外部から指定された
所定衛星・所定チャンネルのテレビ信号を選択して、中
心周波数402.78MHzの中間周波信号に変換する
選局回路11に入力される。選局回路11は、局部発振
回路13と周波数変換回路15とからなる周知のもので
、局部発振回路13の発振周波数(以下、局発周波数と
いう。)により決定される所定チャンネルのテレビ信号
を中間周波信号に変換する。なおこの局発周波数は、後
述の制御回路50により制御される。
【0014】次に選局回路11からの出力信号は、中間
周波信号のみを通過させる中間周波フィルタ17と、こ
のフィルタ17を通過してきた中間周波信号を所定レベ
ルの信号に増幅するAGC回路内蔵型の中間周波増幅回
路19とからなる増幅回路21に入力される。そしてこ
の増幅回路21にて所定レベルに増幅された中間周波信
号は、第1可変減衰回路23を介して、PLL方式のF
M復調回路25に入力され、DC〜9MHzのテレビ信
号に復調される。
周波信号のみを通過させる中間周波フィルタ17と、こ
のフィルタ17を通過してきた中間周波信号を所定レベ
ルの信号に増幅するAGC回路内蔵型の中間周波増幅回
路19とからなる増幅回路21に入力される。そしてこ
の増幅回路21にて所定レベルに増幅された中間周波信
号は、第1可変減衰回路23を介して、PLL方式のF
M復調回路25に入力され、DC〜9MHzのテレビ信
号に復調される。
【0015】第1可変減衰回路23は、図2に示す如く
、その減衰量AによりFM復調回路25の復調帯域幅を
24MHz,27MHz,30MHzのいずれかに設定
するためのもので、制御回路50からの制御信号により
、減衰量Aを0[dB],α[dB],β[dB]の3
段階に変更できるようにされている。なお、図2におい
て、XはFM復調回路25にて復調可能な最大周波数、
YはFM復調回路25にて復調可能な最小周波数、f0
は復調帯域の中心周波数を表している。
、その減衰量AによりFM復調回路25の復調帯域幅を
24MHz,27MHz,30MHzのいずれかに設定
するためのもので、制御回路50からの制御信号により
、減衰量Aを0[dB],α[dB],β[dB]の3
段階に変更できるようにされている。なお、図2におい
て、XはFM復調回路25にて復調可能な最大周波数、
YはFM復調回路25にて復調可能な最小周波数、f0
は復調帯域の中心周波数を表している。
【0016】つまり第1可変減衰回路23は、図3に示
す如く、3つのPINダイオードD1,D2,D3から
なる周知のπ型アッテネータであり、本実施例では、制
御回路50からの制御信号により3つのトランジスタT
R1,TR2,TR3の内のいずれかをONすることに
より、入力−出力間に直列に設けられたPINダイオー
ドD1のカソード側電位を3段階に切り替え、これによ
って減衰量Aを0[dB],α[dB],β[dB](
但し,0<α<β)の3段階に変更して、FM復調回路
25の復調帯域幅を24MHz,27MHz,30MH
zの3段階に調整できるようにされている。
す如く、3つのPINダイオードD1,D2,D3から
なる周知のπ型アッテネータであり、本実施例では、制
御回路50からの制御信号により3つのトランジスタT
R1,TR2,TR3の内のいずれかをONすることに
より、入力−出力間に直列に設けられたPINダイオー
ドD1のカソード側電位を3段階に切り替え、これによ
って減衰量Aを0[dB],α[dB],β[dB](
但し,0<α<β)の3段階に変更して、FM復調回路
25の復調帯域幅を24MHz,27MHz,30MH
zの3段階に調整できるようにされている。
【0017】なお図3において、L1は高周波成分を遮
断し、直流成分のみを通過させるチョークコイルである
。また抵抗器R1,可変抵抗器VR1及び抵抗器R2か
らなる直列回路は、各トランジスタTR1,TR2,T
R3に接続された抵抗値の異なる接地抵抗器RX1,R
X2,RX3と協働して、PINダイオードD1のカソ
ード側電位を設定する分圧用の抵抗回路であり、可変抵
抗器VR1の抵抗値を手動で調節することにより減衰量
Aを微調整できるようにされている。
断し、直流成分のみを通過させるチョークコイルである
。また抵抗器R1,可変抵抗器VR1及び抵抗器R2か
らなる直列回路は、各トランジスタTR1,TR2,T
R3に接続された抵抗値の異なる接地抵抗器RX1,R
X2,RX3と協働して、PINダイオードD1のカソ
ード側電位を設定する分圧用の抵抗回路であり、可変抵
抗器VR1の抵抗値を手動で調節することにより減衰量
Aを微調整できるようにされている。
【0018】次にFM復調回路25にて復調されたテレ
ビ信号は、音声信号処理回路27及び映像信号処理回路
29に夫々入力される。音声信号処理回路27では、入
力されたテレビ信号の音声サブキャリア(5.7272
72MHz)から20Hz〜20kHzの音声信号を抽
出する信号処理が施され、その音声信号は音声出力端子
30aを介してテレビ受像機等の外部装置に出力される
。
ビ信号は、音声信号処理回路27及び映像信号処理回路
29に夫々入力される。音声信号処理回路27では、入
力されたテレビ信号の音声サブキャリア(5.7272
72MHz)から20Hz〜20kHzの音声信号を抽
出する信号処理が施され、その音声信号は音声出力端子
30aを介してテレビ受像機等の外部装置に出力される
。
【0019】一方映像信号処理回路29は、FM復調回
路25にて復調されたテレビ信号を減衰させる第2可変
減衰回路31と、第2可変減衰回路31を通過してきた
テレビ信号の中からDC〜4.5MHzの映像信号のみ
を選択して増幅する映像信号増幅回路33とから構成さ
れており、この増幅された映像信号は映像出力端子30
bを介してテレビ受像機等の外部装置に出力される。
路25にて復調されたテレビ信号を減衰させる第2可変
減衰回路31と、第2可変減衰回路31を通過してきた
テレビ信号の中からDC〜4.5MHzの映像信号のみ
を選択して増幅する映像信号増幅回路33とから構成さ
れており、この増幅された映像信号は映像出力端子30
bを介してテレビ受像機等の外部装置に出力される。
【0020】第2可変減衰回路31は、受信するチャン
ネルの信号の周波数偏移に対応してFM復調回路25か
らの出力信号レベル,延いては映像信号処理回路29か
ら出力される映像信号レベルを調整することにより、画
像の明るさが変化するのを防止するためのもので、制御
回路50からの制御信号により、その減衰量Bを、9.
8[dB],9.1[dB],11.3[dB]の3段
階に変更できるようにされている。
ネルの信号の周波数偏移に対応してFM復調回路25か
らの出力信号レベル,延いては映像信号処理回路29か
ら出力される映像信号レベルを調整することにより、画
像の明るさが変化するのを防止するためのもので、制御
回路50からの制御信号により、その減衰量Bを、9.
8[dB],9.1[dB],11.3[dB]の3段
階に変更できるようにされている。
【0021】つまり第2可変減衰回路31は、図4に示
す如く、可変抵抗器VR11,VR12,VR13、抵
抗器RY1,RY2,RY3、及びトランジスタTR1
1,TR12,TR13からなる3種の接地回路と、抵
抗器R3とから構成されており、制御回路50からの制
御信号によりいずれかのトランジスタTR11,TR1
2又はTR13をオンすることにより、減衰量Bを上記
3段階に変更できるようにされている。
す如く、可変抵抗器VR11,VR12,VR13、抵
抗器RY1,RY2,RY3、及びトランジスタTR1
1,TR12,TR13からなる3種の接地回路と、抵
抗器R3とから構成されており、制御回路50からの制
御信号によりいずれかのトランジスタTR11,TR1
2又はTR13をオンすることにより、減衰量Bを上記
3段階に変更できるようにされている。
【0022】なお減衰量Bを3段階に変更するために、
抵抗器RY1,RY2,RY3には各々抵抗値の異なる
抵抗器が用いられている。また各トランジスタTR11
,TR12,TR13には、可変抵抗器VR11,VR
12,VR13が接続されているため、各可変抵抗器V
R11,VR12,VR13の抵抗値を手動で調整する
ことにより、各接地回路の接地抵抗,延いては3種の減
衰量Bを各々微調整することができる。
抵抗器RY1,RY2,RY3には各々抵抗値の異なる
抵抗器が用いられている。また各トランジスタTR11
,TR12,TR13には、可変抵抗器VR11,VR
12,VR13が接続されているため、各可変抵抗器V
R11,VR12,VR13の抵抗値を手動で調整する
ことにより、各接地回路の接地抵抗,延いては3種の減
衰量Bを各々微調整することができる。
【0023】次に局部発振回路13の局発周波数及び各
可変減衰回路23,31の減衰量A,Bを制御する制御
回路50は、CPU51,ROM53,RAM55,入
出力(I/O)ポート57,及びこれら各部を結ぶバス
ライン59からなる周知のマイクロコンピュータにより
構成されており、減衰量調整手段として機能する。
可変減衰回路23,31の減衰量A,Bを制御する制御
回路50は、CPU51,ROM53,RAM55,入
出力(I/O)ポート57,及びこれら各部を結ぶバス
ライン59からなる周知のマイクロコンピュータにより
構成されており、減衰量調整手段として機能する。
【0024】即ち、この制御回路50は、当該受信装置
1の操作パネル61に設けられた衛星選択スイッチ63
及び選局スイッチ65からの選局指令、或いはリモコン
受信部67を介して入力されるリモコン送信部69から
の選局指令を受けることにより、後述の選局処理を実行
し、減衰量記憶手段としてのROM53内に予め記憶さ
れている図5に示す各衛星・各チャンネル毎の選局デー
タに基づき、局部発振回路13の局発周波数,第1可変
減衰回路23の減衰量A,及び第2可変減衰回路の減衰
量Bを制御する。
1の操作パネル61に設けられた衛星選択スイッチ63
及び選局スイッチ65からの選局指令、或いはリモコン
受信部67を介して入力されるリモコン送信部69から
の選局指令を受けることにより、後述の選局処理を実行
し、減衰量記憶手段としてのROM53内に予め記憶さ
れている図5に示す各衛星・各チャンネル毎の選局デー
タに基づき、局部発振回路13の局発周波数,第1可変
減衰回路23の減衰量A,及び第2可変減衰回路の減衰
量Bを制御する。
【0025】なおROM53に記憶されている選局デー
タの内、減衰量A及びBには、夫々、衛星から送信され
てくる電波の周波数偏移(以下,デビエーションともい
う)に対応して最適な初期値が予め設定されており、本
実施例の衛星信号受信装置1は、リモコン送信部69を
操作して減衰量A又はBの変更指令を制御回路50に入
力することにより、制御回路50に後述の初期値変更処
理を実行させて、これら減衰量A,Bの初期値を、各衛
星の各チャンネル毎に変更して、RAM55内に記憶さ
せることができるようにされている。そしてこの初期値
変更処理により減衰量A,Bが変更されている場合、制
御回路50は、その変更された減衰量A,BをRAM5
5から読み出すことにより、第1可変減衰回路23の減
衰量A,及び第2可変減衰回路の減衰量Bを制御する。
タの内、減衰量A及びBには、夫々、衛星から送信され
てくる電波の周波数偏移(以下,デビエーションともい
う)に対応して最適な初期値が予め設定されており、本
実施例の衛星信号受信装置1は、リモコン送信部69を
操作して減衰量A又はBの変更指令を制御回路50に入
力することにより、制御回路50に後述の初期値変更処
理を実行させて、これら減衰量A,Bの初期値を、各衛
星の各チャンネル毎に変更して、RAM55内に記憶さ
せることができるようにされている。そしてこの初期値
変更処理により減衰量A,Bが変更されている場合、制
御回路50は、その変更された減衰量A,BをRAM5
5から読み出すことにより、第1可変減衰回路23の減
衰量A,及び第2可変減衰回路の減衰量Bを制御する。
【0026】以下、制御回路50にて実行される選局処
理及び初期値変更処理について、図6及び図7に示すフ
ローチャートに沿って説明する。まず図6は、当該衛星
信号受信装置1に電源供給がなされているときに繰り返
し実行される選局処理を表すフローチャートである。図
に示す如くこの選局処理が開始されると、まずステップ
100にて、衛星選択スイッチ63又はリモコン送信部
69からの指令信号により現在選択されている衛星名を
読み込み、続くステップ110にて、選局スイッチ65
又はリモコン送信部69からの指令信号により現在選択
されている選局チャンネルを読み込む。
理及び初期値変更処理について、図6及び図7に示すフ
ローチャートに沿って説明する。まず図6は、当該衛星
信号受信装置1に電源供給がなされているときに繰り返
し実行される選局処理を表すフローチャートである。図
に示す如くこの選局処理が開始されると、まずステップ
100にて、衛星選択スイッチ63又はリモコン送信部
69からの指令信号により現在選択されている衛星名を
読み込み、続くステップ110にて、選局スイッチ65
又はリモコン送信部69からの指令信号により現在選択
されている選局チャンネルを読み込む。
【0027】次にステップ120では、ステップ100
にて今回読み込んだ衛星名が前回読み込んだ衛星名から
変化したか否かを判断し、衛星名が変化していなければ
ステップ130に移行する。ステップ130では、ステ
ップ110にて今回読み込んだ選局チャンネルが前回読
み込んだ選局チャンネルから変化したか否かを判断し、
選局チャンネルが変化していなければ再度ステップ10
0に移行する。
にて今回読み込んだ衛星名が前回読み込んだ衛星名から
変化したか否かを判断し、衛星名が変化していなければ
ステップ130に移行する。ステップ130では、ステ
ップ110にて今回読み込んだ選局チャンネルが前回読
み込んだ選局チャンネルから変化したか否かを判断し、
選局チャンネルが変化していなければ再度ステップ10
0に移行する。
【0028】一方ステップ120にて衛星名が変化した
と判断された場合、或いはステップ130にて選局チャ
ンネルが変化したと判断された場合には、ステップ14
0に移行する。そしてステップ140では、上記読み込
んだ衛星名及び選局チャンネルに対応した局発周波数を
上記図5に示した選局データから読み込む。また続くス
テップ150及びステップ160では、上記読み込んだ
衛星名及び選局チャンネルに対応した減衰量A及びBを
、夫々、上記図5に示した選局データ(但し、初期値変
更処理にて減衰量A又はBの初期値が更新されている場
合には、その更新データ)から読み込む。
と判断された場合、或いはステップ130にて選局チャ
ンネルが変化したと判断された場合には、ステップ14
0に移行する。そしてステップ140では、上記読み込
んだ衛星名及び選局チャンネルに対応した局発周波数を
上記図5に示した選局データから読み込む。また続くス
テップ150及びステップ160では、上記読み込んだ
衛星名及び選局チャンネルに対応した減衰量A及びBを
、夫々、上記図5に示した選局データ(但し、初期値変
更処理にて減衰量A又はBの初期値が更新されている場
合には、その更新データ)から読み込む。
【0029】次にステップ170,ステップ180及び
ステップ190では、局部発振回路13の局発周波数,
第1可変減衰回路23の減衰量A及び第2可変減衰回路
31の減衰量Bを夫々、上記ステップ140,ステップ
150及びステップ160にて読み込んだ局発周波数,
減衰量A,及び減衰量Bに設定すべく、これら各回路1
3,23,31に制御信号を出力し、再度ステップ10
0に移行する。
ステップ190では、局部発振回路13の局発周波数,
第1可変減衰回路23の減衰量A及び第2可変減衰回路
31の減衰量Bを夫々、上記ステップ140,ステップ
150及びステップ160にて読み込んだ局発周波数,
減衰量A,及び減衰量Bに設定すべく、これら各回路1
3,23,31に制御信号を出力し、再度ステップ10
0に移行する。
【0030】次に図7は、リモコン送信部69を操作し
、制御回路50に対する減衰量の変更指令として、衛星
名,選局チャンネル,動作モード,及びデビエーション
を入力したときに実行される初期値変更処理を表すフロ
ーチャートである。なおリモコン送信部69は、動作モ
ードとして、FM復調回路25における復調帯域幅を決
定する第1可変減衰回路23の減衰量Aの変更モードで
ある復調帯域幅設定モードと、映像信号処理回路29か
ら出力される映像信号のレベルを決定する第2可変減衰
回路31の減衰量Bの変更モードである映像出力レベル
設定モードとの2種の動作モードを入力できるようにさ
れており、またデビエーションとして、周波数偏移が広
い場合にはワイドを,周波数偏位が狭い場合にはナロー
を,周波数偏位が中間の場合にはミッドを,というよう
に周波数偏位の広・中・狭に対応したワイド・ミッド・
ナローの3種を入力できるようにされている。
、制御回路50に対する減衰量の変更指令として、衛星
名,選局チャンネル,動作モード,及びデビエーション
を入力したときに実行される初期値変更処理を表すフロ
ーチャートである。なおリモコン送信部69は、動作モ
ードとして、FM復調回路25における復調帯域幅を決
定する第1可変減衰回路23の減衰量Aの変更モードで
ある復調帯域幅設定モードと、映像信号処理回路29か
ら出力される映像信号のレベルを決定する第2可変減衰
回路31の減衰量Bの変更モードである映像出力レベル
設定モードとの2種の動作モードを入力できるようにさ
れており、またデビエーションとして、周波数偏移が広
い場合にはワイドを,周波数偏位が狭い場合にはナロー
を,周波数偏位が中間の場合にはミッドを,というよう
に周波数偏位の広・中・狭に対応したワイド・ミッド・
ナローの3種を入力できるようにされている。
【0031】図7に示す如く、初期値変更処理が開始さ
れると、まずステップ200にて、上記入力された衛星
名及び選局チャンネルを読み込む。次にステップ210
では、上記入力された動作モードが復調帯域幅設定モー
ドであるか否かを判断し、動作モードが復調帯域幅設定
モードでなければ次ステップ270に移行し、動作モー
ドが復調帯域幅設定モードであれば、変更対象となる減
衰量が第1可変減衰回路23の減衰量Aであると判断し
て、ステップ220に移行する。
れると、まずステップ200にて、上記入力された衛星
名及び選局チャンネルを読み込む。次にステップ210
では、上記入力された動作モードが復調帯域幅設定モー
ドであるか否かを判断し、動作モードが復調帯域幅設定
モードでなければ次ステップ270に移行し、動作モー
ドが復調帯域幅設定モードであれば、変更対象となる減
衰量が第1可変減衰回路23の減衰量Aであると判断し
て、ステップ220に移行する。
【0032】ステップ220では、上記入力されたデビ
エーションがワイドであるか否かを判断し、デビエーシ
ョンがワイドであれば、ステップ230に移行して、ス
テップ200にて読み込んだ衛星名及び選局チャンネル
に対応した減衰量Aの値を0[dB]に設定した後、ス
テップ270に移行する。
エーションがワイドであるか否かを判断し、デビエーシ
ョンがワイドであれば、ステップ230に移行して、ス
テップ200にて読み込んだ衛星名及び選局チャンネル
に対応した減衰量Aの値を0[dB]に設定した後、ス
テップ270に移行する。
【0033】一方ステップ220にて、上記入力された
デビエーションがワイドでないと判断されると、ステッ
プ240に移行し、上記入力されたデビエーションがミ
ッドであるか否かを判断する。そしてステップ240に
て、デビエーションがミッドであると判断されると、続
くステップ250に移行して、ステップ200にて読み
込んだ衛星名及び選局チャンネルに対応した減衰量Aの
値をα[dB]に設定した後、ステップ270に移行す
る。また逆にデビエーションがミッドでないと判断され
ると(即ちデビエーションがナローである場合には)、
ステップ260に移行して、ステップ200にて読み込
んだ衛星名及び選局チャンネルに対応した減衰量Aの値
をβ[dB]に設定した後、ステップ270に移行する
。
デビエーションがワイドでないと判断されると、ステッ
プ240に移行し、上記入力されたデビエーションがミ
ッドであるか否かを判断する。そしてステップ240に
て、デビエーションがミッドであると判断されると、続
くステップ250に移行して、ステップ200にて読み
込んだ衛星名及び選局チャンネルに対応した減衰量Aの
値をα[dB]に設定した後、ステップ270に移行す
る。また逆にデビエーションがミッドでないと判断され
ると(即ちデビエーションがナローである場合には)、
ステップ260に移行して、ステップ200にて読み込
んだ衛星名及び選局チャンネルに対応した減衰量Aの値
をβ[dB]に設定した後、ステップ270に移行する
。
【0034】次にステップ270では、上記入力された
動作モードが映像出力レベル設定モードであるか否かを
判断する。そして動作モードが映像出力レベル設定モー
ドでなければ、そのまま当該処理を終了し、動作モード
が映像出力レベル設定モードであれば、変更対象となる
減衰量が第2可変減衰回路31の減衰量Bであると判断
して、ステップ280に移行する。
動作モードが映像出力レベル設定モードであるか否かを
判断する。そして動作モードが映像出力レベル設定モー
ドでなければ、そのまま当該処理を終了し、動作モード
が映像出力レベル設定モードであれば、変更対象となる
減衰量が第2可変減衰回路31の減衰量Bであると判断
して、ステップ280に移行する。
【0035】ステップ280では、上記入力されたデビ
エーションがワイドであるか否かを判断する。そしてデ
ビエーションがワイドであれば、ステップ290に移行
して、ステップ200にて読み込んだ衛星名及び選局チ
ャンネルに対応した減衰量Bの値を11.3[dB]に
設定した後、当該処理を終了する。
エーションがワイドであるか否かを判断する。そしてデ
ビエーションがワイドであれば、ステップ290に移行
して、ステップ200にて読み込んだ衛星名及び選局チ
ャンネルに対応した減衰量Bの値を11.3[dB]に
設定した後、当該処理を終了する。
【0036】一方ステップ280にて、上記入力された
デビエーションがワイドでないと判断された場合には、
ステップ300に移行し、上記入力されたデビエーショ
ンがミッドであるか否かを判断する。そしてステップ3
00にて、デビエーションがミッドであると判断される
と、続くステップ310に移行して、ステップ200に
て読み込んだ衛星名及び選局チャンネルに対応した減衰
量Bの値を9.8[dB]に設定した後、当該処理を終
了し、逆にステップ300にて、デビエーションがミッ
ドでないと判断されると(即ちデビエーションがナロー
である場合には)、ステップ320に移行して、ステッ
プ200にて読み込んだ衛星名及び選局チャンネルに対
応した減衰量Bの値を9.1[dB]に設定した後、当
該処理を終了する。
デビエーションがワイドでないと判断された場合には、
ステップ300に移行し、上記入力されたデビエーショ
ンがミッドであるか否かを判断する。そしてステップ3
00にて、デビエーションがミッドであると判断される
と、続くステップ310に移行して、ステップ200に
て読み込んだ衛星名及び選局チャンネルに対応した減衰
量Bの値を9.8[dB]に設定した後、当該処理を終
了し、逆にステップ300にて、デビエーションがミッ
ドでないと判断されると(即ちデビエーションがナロー
である場合には)、ステップ320に移行して、ステッ
プ200にて読み込んだ衛星名及び選局チャンネルに対
応した減衰量Bの値を9.1[dB]に設定した後、当
該処理を終了する。
【0037】以上説明したように、本実施例の衛星信号
受信装置1においては、FM復調回路25の復調帯域幅
を3段階に変更可能な第1可変減衰回路23と、映像信
号処理回路29に入力される復調信号レベルを3段階に
変更可能な第2可変減衰回路31とを設け、選局時には
、選局を行なう衛星及びチャンネルに応じて、これら各
可変減衰回路23,31の減衰量A,Bを、予め電波の
周波数偏移に対応して設定された減衰量に自動制御する
ようにされている。このため本実施例の衛星信号受信装
置1によれば、各衛星の各チャンネル毎に、電波の周波
数偏移に応じてFM復調回路25の復調帯域幅を最適に
制御できると共に、電波の周波数偏移に応じてFM復調
回路25からの復調信号レベルが変化しても、映像信号
増幅回路33には一定レベルの復調信号を入力させて、
映像出力端子30bから外部装置に出力される映像信号
レベルを一定に制御することが可能となり、当該衛星信
号受信装置1にテレビ受像機を接続すれば、常に安定し
た良好な画像を得ることができるようになる。
受信装置1においては、FM復調回路25の復調帯域幅
を3段階に変更可能な第1可変減衰回路23と、映像信
号処理回路29に入力される復調信号レベルを3段階に
変更可能な第2可変減衰回路31とを設け、選局時には
、選局を行なう衛星及びチャンネルに応じて、これら各
可変減衰回路23,31の減衰量A,Bを、予め電波の
周波数偏移に対応して設定された減衰量に自動制御する
ようにされている。このため本実施例の衛星信号受信装
置1によれば、各衛星の各チャンネル毎に、電波の周波
数偏移に応じてFM復調回路25の復調帯域幅を最適に
制御できると共に、電波の周波数偏移に応じてFM復調
回路25からの復調信号レベルが変化しても、映像信号
増幅回路33には一定レベルの復調信号を入力させて、
映像出力端子30bから外部装置に出力される映像信号
レベルを一定に制御することが可能となり、当該衛星信
号受信装置1にテレビ受像機を接続すれば、常に安定し
た良好な画像を得ることができるようになる。
【0038】また本実施例では、リモコン送信部69を
介して、各可変減衰回路23.31の減衰量A,Bの変
更指令を入力することにより、各可変減衰回路23,3
1の減衰量A,Bを、各衛星,各チャンネル毎に変更で
きるようにされている。このため、衛星からの送信電波
の出力特性変化,或いは受信施設の受信特性等によって
、各可変減衰回路23,31の減衰量A,Bの初期値が
実際とは対応しなくなったとしても、この値を変更する
ことにより常に良好な画像が得られるようにすることが
できる。
介して、各可変減衰回路23.31の減衰量A,Bの変
更指令を入力することにより、各可変減衰回路23,3
1の減衰量A,Bを、各衛星,各チャンネル毎に変更で
きるようにされている。このため、衛星からの送信電波
の出力特性変化,或いは受信施設の受信特性等によって
、各可変減衰回路23,31の減衰量A,Bの初期値が
実際とは対応しなくなったとしても、この値を変更する
ことにより常に良好な画像が得られるようにすることが
できる。
【0039】なお上記実施例では、映像信号処理回路2
9において、第2可変減衰回路31を映像信号増幅回路
33の入力側に設けたが、第2可変減衰回路31を映像
信号増幅回路33の出力側に設けてもよい。
9において、第2可変減衰回路31を映像信号増幅回路
33の入力側に設けたが、第2可変減衰回路31を映像
信号増幅回路33の出力側に設けてもよい。
【0040】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の衛星信号受
信装置においては、第1及び第2の可変減衰回路の減衰
量を、選局回路が選局を行なう各衛星・各チャンネルの
周波数偏移に対応して自動調整するようにされている。 このため本発明の衛星信号受信装置によれば、各衛星の
各チャンネル毎に、電波の周波数偏移に応じてFM復調
回路の復調帯域幅を最適に制御できると共に、電波の周
波数偏移に応じてFM復調回路からの復調信号レベルが
変化しても、映像信号レベルを一定に制御することがで
き、常に安定した良好な画像を得ることが可能となる。
信装置においては、第1及び第2の可変減衰回路の減衰
量を、選局回路が選局を行なう各衛星・各チャンネルの
周波数偏移に対応して自動調整するようにされている。 このため本発明の衛星信号受信装置によれば、各衛星の
各チャンネル毎に、電波の周波数偏移に応じてFM復調
回路の復調帯域幅を最適に制御できると共に、電波の周
波数偏移に応じてFM復調回路からの復調信号レベルが
変化しても、映像信号レベルを一定に制御することがで
き、常に安定した良好な画像を得ることが可能となる。
【図1】 実施例の衛星信号受信装置1の構成を表す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図2】 FM復調回路25の復調帯域幅特性を表す
線図である。
線図である。
【図3】 第1可変減衰回路23の構成を表す電気回
路図である。
路図である。
【図4】 第2可変減衰回路31の構成を表す電気回
路図である。
路図である。
【図5】 ROM53内に予め記憶されている選局デ
ータを表す説明図である。
ータを表す説明図である。
【図6】 制御回路50にて実行される選局処理を表
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図7】 制御回路50にて実行される初期値変更処
理を表すフローチャートである。
理を表すフローチャートである。
1…衛星信号受信装置 3…受信アンテナ
11…選局回路 13…局部発振回路 15…周波数変換回路
21…増幅回路 23…第1可変減衰回路 25…FM復調回路
29…映像信号処理回路 31…第2可変減衰回路 33…映像信号増幅回
路 50…制御回路 53…ROM 67…リモコン受信部 6
9…リモコン送信部
11…選局回路 13…局部発振回路 15…周波数変換回路
21…増幅回路 23…第1可変減衰回路 25…FM復調回路
29…映像信号処理回路 31…第2可変減衰回路 33…映像信号増幅回
路 50…制御回路 53…ROM 67…リモコン受信部 6
9…リモコン送信部
Claims (1)
- 【請求項1】 複数の人工衛星からの送信電波を受波
する1又は複数の受信アンテナからの出力信号を受け、
該信号の中から、外部からの選局指令に対応した所定衛
星・所定チャンネルのテレビ信号を選択して中間周波信
号に変換する選局回路と、該選局回路からの中間周波信
号を所定レベルの信号に増幅する増幅回路と、該増幅さ
れた中間周波信号を復調するPLL方式のFM復調回路
と、該FM復調回路からの復調信号に含まれる映像信号
を増幅する映像信号増幅回路と、を備えた衛星信号受信
装置において、上記FM復調回路の入力側に設けられた
第1の可変減衰回路と、上記映像信号増幅回路の入力側
又は出力側に設けられた第2の可変減衰回路と、上記選
局回路が選局を行なう各衛星・各チャンネル毎に、衛星
からの送信電波の周波数偏移に対応して予め設定された
上記第1及び第2の可変減衰回路の減衰量を各々記憶す
る減衰量記憶手段と、上記選局回路が選局を行なう衛星
及びチャンネルに対応した上記第1及び第2の可変減衰
回路の減衰量を上記減衰量記憶手段から読み出し、上記
第1及び第2の可変減衰回路の減衰量を該読み出した減
衰量に調整する減衰量調整手段と、を設けたことを特徴
とする衛星信号受信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3095623A JP2704058B2 (ja) | 1991-04-25 | 1991-04-25 | 衛星信号受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3095623A JP2704058B2 (ja) | 1991-04-25 | 1991-04-25 | 衛星信号受信装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04326282A true JPH04326282A (ja) | 1992-11-16 |
JP2704058B2 JP2704058B2 (ja) | 1998-01-26 |
Family
ID=14142661
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3095623A Expired - Fee Related JP2704058B2 (ja) | 1991-04-25 | 1991-04-25 | 衛星信号受信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2704058B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6842083B2 (en) | 2000-04-10 | 2005-01-11 | Infineon Technologies Ag | Component having an integrated radiofrequency circuit |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62147893A (ja) * | 1985-12-23 | 1987-07-01 | Maspro Denkoh Corp | 衛星放送受信機 |
JPS6323880U (ja) * | 1986-07-30 | 1988-02-17 |
-
1991
- 1991-04-25 JP JP3095623A patent/JP2704058B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62147893A (ja) * | 1985-12-23 | 1987-07-01 | Maspro Denkoh Corp | 衛星放送受信機 |
JPS6323880U (ja) * | 1986-07-30 | 1988-02-17 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6842083B2 (en) | 2000-04-10 | 2005-01-11 | Infineon Technologies Ag | Component having an integrated radiofrequency circuit |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2704058B2 (ja) | 1998-01-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |