JPH04322299A - トランジスタ集積回路 - Google Patents
トランジスタ集積回路Info
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- JPH04322299A JPH04322299A JP9038591A JP9038591A JPH04322299A JP H04322299 A JPH04322299 A JP H04322299A JP 9038591 A JP9038591 A JP 9038591A JP 9038591 A JP9038591 A JP 9038591A JP H04322299 A JPH04322299 A JP H04322299A
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- Japan
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- driver
- time constant
- driver element
- power input
- circuit
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】液晶ディスプレイ駆動ドライバー
LSI(以下LCDドライバーLSI)等のトランジス
タ集積回路に関する。
LSI(以下LCDドライバーLSI)等のトランジス
タ集積回路に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶ディスプレイの高精細化、さらに近
年のカラー化に伴い、個々のLCDドライバーLSIに
集積されるドライバー素子数(チャンネル数)は飛躍的
に増加の傾向にあり、現在のカラー液晶ディスプレイに
おいては160チャンネルが主流となっている。(図9
)に一般的な160チャンネル・コモンLCDドライバ
ーLSIの構成図を示す。同一構成のドライバー素子4
が160個集積され、これらに共通に接続された4個の
ドライブ電源入力端子22とドライバー素子制御回路9
、さらに各々のドライバー素子4に独立した160個の
信号出力端子23を備えている。
年のカラー化に伴い、個々のLCDドライバーLSIに
集積されるドライバー素子数(チャンネル数)は飛躍的
に増加の傾向にあり、現在のカラー液晶ディスプレイに
おいては160チャンネルが主流となっている。(図9
)に一般的な160チャンネル・コモンLCDドライバ
ーLSIの構成図を示す。同一構成のドライバー素子4
が160個集積され、これらに共通に接続された4個の
ドライブ電源入力端子22とドライバー素子制御回路9
、さらに各々のドライバー素子4に独立した160個の
信号出力端子23を備えている。
【0003】以下このLCDドライバーLSIの動作を
説明する。ドライバー素子制御回路9は160個のフリ
ップフロップ12よりなる160段双方向シフトレジス
タを形成しており、シフト方向の制御はシフト方向制御
信号入力端子19によって行なわれ、これにより決定さ
れるシフト方向によって、イネーブル入出力端子13、
14はシフトレジスタの入力および出力となる。いまシ
フト方向制御信号入力端子19の入力をシフトが右方向
に行なわれるように決めたとすると13が入力、14が
出力となる。液晶ディスプレイの表示にはイネーブル入
力端子13に水平同期信号の一周期程度のパルス幅を持
つ、垂直同期信号を入力し、シフトクロックとして水平
同期信号をシフトクロック入力端子18に入力する。こ
れにより、シフトレジスタの出力にはシフトクロック(
水平同期信号)が入力するごとに左から順に走査のイネ
ーブル信号が現われることになる。そして160クロッ
ク後、イネーブル出力端子14からイネーブル信号が出
力される。ここでこのドライバーのイネーブル出力端子
14を次段のドライバーのイネーブル入力端子13に接
続すれば次段のドライバーのシフトレジスタの出力にも
継続して左から順にイネーブル信号が出力され、あたか
も320チャンネルのシフトレジスタのごとき動作を行
なわせることが出来る。この接続方法は一般にカスケー
ド接続といわれる。
説明する。ドライバー素子制御回路9は160個のフリ
ップフロップ12よりなる160段双方向シフトレジス
タを形成しており、シフト方向の制御はシフト方向制御
信号入力端子19によって行なわれ、これにより決定さ
れるシフト方向によって、イネーブル入出力端子13、
14はシフトレジスタの入力および出力となる。いまシ
フト方向制御信号入力端子19の入力をシフトが右方向
に行なわれるように決めたとすると13が入力、14が
出力となる。液晶ディスプレイの表示にはイネーブル入
力端子13に水平同期信号の一周期程度のパルス幅を持
つ、垂直同期信号を入力し、シフトクロックとして水平
同期信号をシフトクロック入力端子18に入力する。こ
れにより、シフトレジスタの出力にはシフトクロック(
水平同期信号)が入力するごとに左から順に走査のイネ
ーブル信号が現われることになる。そして160クロッ
ク後、イネーブル出力端子14からイネーブル信号が出
力される。ここでこのドライバーのイネーブル出力端子
14を次段のドライバーのイネーブル入力端子13に接
続すれば次段のドライバーのシフトレジスタの出力にも
継続して左から順にイネーブル信号が出力され、あたか
も320チャンネルのシフトレジスタのごとき動作を行
なわせることが出来る。この接続方法は一般にカスケー
ド接続といわれる。
【0004】このようにして出力されたシフトレジスタ
からの信号に応じて、その出力に直結されたドライバー
素子がスイッチングを行い、ドライブ信号出力端子23
から選択電圧または非選択電圧が出力される。なお液晶
ディスプレイにおいては液晶へDC電圧が印加されるこ
とを回避するため信号の交流化を行なっており、交流化
信号入力端子17に入力する交流化信号によってもドラ
イバー素子のスイッチングは制御され、2種類の選択電
圧、非選択電圧のいずれかが出力される。すなわちドラ
イバー素子4は直結したフリップフロップ12の出力お
よび、交流化信号入力端子17より入力する交流化信号
によって、ドライブ電源入力端子22に接続された4種
類のドライブ電圧のうち、どれか一つを出力するという
動作をする。
からの信号に応じて、その出力に直結されたドライバー
素子がスイッチングを行い、ドライブ信号出力端子23
から選択電圧または非選択電圧が出力される。なお液晶
ディスプレイにおいては液晶へDC電圧が印加されるこ
とを回避するため信号の交流化を行なっており、交流化
信号入力端子17に入力する交流化信号によってもドラ
イバー素子のスイッチングは制御され、2種類の選択電
圧、非選択電圧のいずれかが出力される。すなわちドラ
イバー素子4は直結したフリップフロップ12の出力お
よび、交流化信号入力端子17より入力する交流化信号
によって、ドライブ電源入力端子22に接続された4種
類のドライブ電圧のうち、どれか一つを出力するという
動作をする。
【0005】シフトレジスタの出力は左から順にイネー
ブル信号が出力されるから、ドライブ信号出力端子23
も左から順に選択電圧(交流化信号に応じて2種類のう
ちどちらか)が出力されることとなり、線順次走査が行
なわれる。
ブル信号が出力されるから、ドライブ信号出力端子23
も左から順に選択電圧(交流化信号に応じて2種類のう
ちどちらか)が出力されることとなり、線順次走査が行
なわれる。
【0006】ところで液晶ディスプレイの現在の主用途
はパーソナルコンピューターの表示出力用であり、ディ
スプレイの画素数は640×480ドットおよび、64
0×400ドットが広く用いられている。ところが一般
的な160チャンネルのLCDドライバーLSIを64
0×400ドットの液晶ディスプレイに用いる場合、コ
モン側においては、160チャンネルLCDドライバー
LSIを3個用いて、80チャンネルの余りが生じる。 現在の160チャンネルLCDドライバーLSIはこの
様な使い方ができるようにシフトレジスタ内部のフリッ
プフロップを80個ずつの2群に分け、独立したイネー
ブル端子を設けることにより、80チャンネルドライバ
ーとしても動作できるようにしている。このようなドラ
イバーの構成図を(図10)に示す。このような構成は
以上説明した160チャンネルLCDドライバーLSI
と同一構成の80チャンネルドライバーが2つ並列に置
かれたものと考えることが出来、160チャンネルとし
て使う場合はイネーブル入出力端子15と16を接続(
カスケード接続)し、80チャンネルとして使う場合は
接続せず、左半分または右半分のどちらか一方を用いる
。
はパーソナルコンピューターの表示出力用であり、ディ
スプレイの画素数は640×480ドットおよび、64
0×400ドットが広く用いられている。ところが一般
的な160チャンネルのLCDドライバーLSIを64
0×400ドットの液晶ディスプレイに用いる場合、コ
モン側においては、160チャンネルLCDドライバー
LSIを3個用いて、80チャンネルの余りが生じる。 現在の160チャンネルLCDドライバーLSIはこの
様な使い方ができるようにシフトレジスタ内部のフリッ
プフロップを80個ずつの2群に分け、独立したイネー
ブル端子を設けることにより、80チャンネルドライバ
ーとしても動作できるようにしている。このようなドラ
イバーの構成図を(図10)に示す。このような構成は
以上説明した160チャンネルLCDドライバーLSI
と同一構成の80チャンネルドライバーが2つ並列に置
かれたものと考えることが出来、160チャンネルとし
て使う場合はイネーブル入出力端子15と16を接続(
カスケード接続)し、80チャンネルとして使う場合は
接続せず、左半分または右半分のどちらか一方を用いる
。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしLCDドライバ
ーLSIをこの様な使用法で用いる場合、160チャン
ネルで使用したLCDドライバーLSIと80チャンネ
ルで使用したLCDドライバーLSIとでは信号出力の
平均時定数が異なるため、表示濃度に差が生じるという
不都合が生じていた。これはドライバー素子の集積数が
大きく、フィールド周波数の増加や階調表示などにより
動作周波数が高くなるほど顕著に現われるが、現在の液
晶ドライバーはいずれもこの傾向の大きくなる方向で用
いられつつある。
ーLSIをこの様な使用法で用いる場合、160チャン
ネルで使用したLCDドライバーLSIと80チャンネ
ルで使用したLCDドライバーLSIとでは信号出力の
平均時定数が異なるため、表示濃度に差が生じるという
不都合が生じていた。これはドライバー素子の集積数が
大きく、フィールド周波数の増加や階調表示などにより
動作周波数が高くなるほど顕著に現われるが、現在の液
晶ドライバーはいずれもこの傾向の大きくなる方向で用
いられつつある。
【0008】以下これについて説明する。(図2)はド
ライバー素子部の回路構成であり、4個のアナログスイ
ッチ24が1つのドライバー素子を構成している。シフ
トレジスタ出力、交流化信号によって決められるどれか
1つのアナログスイッチがオンすることで、ドライブ信
号出力端子に4種類のドライブ電源のうち一つが出力さ
れ、負荷25に印可される。
ライバー素子部の回路構成であり、4個のアナログスイ
ッチ24が1つのドライバー素子を構成している。シフ
トレジスタ出力、交流化信号によって決められるどれか
1つのアナログスイッチがオンすることで、ドライブ信
号出力端子に4種類のドライブ電源のうち一つが出力さ
れ、負荷25に印可される。
【0009】(図3)は(図2)に示したドライバー素
子部の等価回路を示す。26はドライブ電源配線の配線
抵抗。24が一つのアナログスイッチで、オン抵抗27
を持つ。25は負荷であり、液晶ディスプレイの場合、
このような容量性のものとなる。この等価回路によって
各負荷の位置(以下ライン)における平均時定数を考え
ると、配線抵抗26のためにドライブ電源入力端子22
、23より離れた位置のものほど時定数が大きくなり、
また負荷25が容量性であるため、時定数の絶対値は同
じドライブ電源配線につながった負荷の数が大きいほど
大きくなることがわかる。液晶ディスプレイの多チャン
ネルコモンドライバーにおいては、同時にはほぼ全てが
、等しい非選択電圧につながれているため、セグメント
ドライバーのような入力信号による変動が無視でき、単
純に負荷の数、すなわちチャンネル数のみにより時定数
の絶対値が変わり、チャンネル数の小さいほど時定数も
小さくなると考えられる。これを実際に計算した結果を
(図4)の28に示す。160チャンネルドライバーを
3個用い、最後の321〜400ラインの部分は160
チャンネルを80チャンネルとして用いている。 これより明らかなように、321〜400ラインの部分
は他の部分と比べて平均時定数の絶対値に差が生じ、特
に32に示す320ラインと321ラインとの間では大
きな平均時定数不連続点が生じている。この回路を駆動
したときの実際の平均輝度分布を(図5)の30に示す
。先の平均時定数不連続点に相当する箇所に平均輝度不
連続点が現れ、平均輝度の絶対値も321〜400ライ
ンと他とでは異なり、321〜400ラインの方が明る
くなっている。
子部の等価回路を示す。26はドライブ電源配線の配線
抵抗。24が一つのアナログスイッチで、オン抵抗27
を持つ。25は負荷であり、液晶ディスプレイの場合、
このような容量性のものとなる。この等価回路によって
各負荷の位置(以下ライン)における平均時定数を考え
ると、配線抵抗26のためにドライブ電源入力端子22
、23より離れた位置のものほど時定数が大きくなり、
また負荷25が容量性であるため、時定数の絶対値は同
じドライブ電源配線につながった負荷の数が大きいほど
大きくなることがわかる。液晶ディスプレイの多チャン
ネルコモンドライバーにおいては、同時にはほぼ全てが
、等しい非選択電圧につながれているため、セグメント
ドライバーのような入力信号による変動が無視でき、単
純に負荷の数、すなわちチャンネル数のみにより時定数
の絶対値が変わり、チャンネル数の小さいほど時定数も
小さくなると考えられる。これを実際に計算した結果を
(図4)の28に示す。160チャンネルドライバーを
3個用い、最後の321〜400ラインの部分は160
チャンネルを80チャンネルとして用いている。 これより明らかなように、321〜400ラインの部分
は他の部分と比べて平均時定数の絶対値に差が生じ、特
に32に示す320ラインと321ラインとの間では大
きな平均時定数不連続点が生じている。この回路を駆動
したときの実際の平均輝度分布を(図5)の30に示す
。先の平均時定数不連続点に相当する箇所に平均輝度不
連続点が現れ、平均輝度の絶対値も321〜400ライ
ンと他とでは異なり、321〜400ラインの方が明る
くなっている。
【0010】明らかにわかるようにドライバー素子の集
積数が大きいほどこれらの差は大きくなる。またフィー
ルド周波数の増加や階調表示などにより動作周波数が高
くなると信号のパルス幅が小さくなり、時定数によるな
まりロスの信号に対する割合が大きくなる。従ってこれ
もまた両者の差を大きくする。
積数が大きいほどこれらの差は大きくなる。またフィー
ルド周波数の増加や階調表示などにより動作周波数が高
くなると信号のパルス幅が小さくなり、時定数によるな
まりロスの信号に対する割合が大きくなる。従ってこれ
もまた両者の差を大きくする。
【0011】本発明は上記の欠点を解消し、内部の回路
を分割して使用した場合でも、分割しない場合に比べて
、出力の時定数に差が生じず、従って液晶ディスプレイ
の表示画面全体において均一な表示が得られるLCDド
ライバーLSIなどのトランジスタ集積回路を提供する
ことを目的とする。
を分割して使用した場合でも、分割しない場合に比べて
、出力の時定数に差が生じず、従って液晶ディスプレイ
の表示画面全体において均一な表示が得られるLCDド
ライバーLSIなどのトランジスタ集積回路を提供する
ことを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明は、分割したドライバー素子群の各々に同一構成
の電源入力手段を備えるものである。
本発明は、分割したドライバー素子群の各々に同一構成
の電源入力手段を備えるものである。
【0013】
【作用】分割したドライバー素子群の各々に同一構成の
電源入力手段を設けることにより、分割して使用した場
合でも、分割しないで使用した場合でもドライバー素子
群の等価回路は等しくなる。従って時定数分布が変わら
ず、カスケード接続した場合の時定数、輝度の不連続点
が生じず、均一な表示を実現できる。
電源入力手段を設けることにより、分割して使用した場
合でも、分割しないで使用した場合でもドライバー素子
群の等価回路は等しくなる。従って時定数分布が変わら
ず、カスケード接続した場合の時定数、輝度の不連続点
が生じず、均一な表示を実現できる。
【0014】また、従来の同チャンネル数のドライバー
に比べて、時定数の絶対値を低下させることができるた
め、画面輝度が上がり、クロストークなどの時定数なま
りに起因する表示品位の劣化が押さえられる。後者の効
果は入力信号により時定数が大きく変わるセグメントL
CDドライバーLSIに、特に有効である。
に比べて、時定数の絶対値を低下させることができるた
め、画面輝度が上がり、クロストークなどの時定数なま
りに起因する表示品位の劣化が押さえられる。後者の効
果は入力信号により時定数が大きく変わるセグメントL
CDドライバーLSIに、特に有効である。
【0015】
【実施例】以下、具体例について詳細に述べる。(図1
)は本発明の一実施例に於ける160チャンネル・コモ
ンLCDドライバーLSIを示すものである。(図10
)に示した従来例と異なる点は80番目と81番目のド
ライバー素子の間にドライブ電源入力端子6、8を設け
た点である。これによりドライバー素子部の等価回路は
80チャンネルドライバーを2個並列に並べたものと同
等となる。
)は本発明の一実施例に於ける160チャンネル・コモ
ンLCDドライバーLSIを示すものである。(図10
)に示した従来例と異なる点は80番目と81番目のド
ライバー素子の間にドライブ電源入力端子6、8を設け
た点である。これによりドライバー素子部の等価回路は
80チャンネルドライバーを2個並列に並べたものと同
等となる。
【0016】(図1)のコモンLCDドライバーLSI
を用いて構成した400ラインディスプレイの平均時定
数分布を(図4)の29に示す。従来例28と比較して
32の部分に見られた平均時定数不連続点が無くなり、
時定数の絶対値も全体に低く押さえられ、ライン間の時
定数差も小さくなっている。
を用いて構成した400ラインディスプレイの平均時定
数分布を(図4)の29に示す。従来例28と比較して
32の部分に見られた平均時定数不連続点が無くなり、
時定数の絶対値も全体に低く押さえられ、ライン間の時
定数差も小さくなっている。
【0017】同様に平均輝度分布を(図5)の31に示
す。従来例30に比較して33の部分に見られた平均輝
度不連続点が無くなり、全体の輝度も大きくなり、ライ
ン間の輝度差も小さくなっている。
す。従来例30に比較して33の部分に見られた平均輝
度不連続点が無くなり、全体の輝度も大きくなり、ライ
ン間の輝度差も小さくなっている。
【0018】以上の例では、本発明による新しいドライ
ブ電源入力端子を6と8の2つ設けたが、実際の集積回
路においてはこれらを接続して1端子として取り出して
も全く等価となることは明らかである。(図6)に本発
明の一実施例に於ける400チャンネル・コモンLCD
ドライバーLSIを示すが、ここではそのような構成と
している。
ブ電源入力端子を6と8の2つ設けたが、実際の集積回
路においてはこれらを接続して1端子として取り出して
も全く等価となることは明らかである。(図6)に本発
明の一実施例に於ける400チャンネル・コモンLCD
ドライバーLSIを示すが、ここではそのような構成と
している。
【0019】この実施例による平均時定数分布を(図7
)の29に示す。従来例の平均時定数28に比べて大幅
な時定数の低下を実現し、ライン間の時定数差も小さく
なっている。
)の29に示す。従来例の平均時定数28に比べて大幅
な時定数の低下を実現し、ライン間の時定数差も小さく
なっている。
【0020】この実施例による平均輝度分布を(図8)
の31に示す。従来例の平均輝度分布30に比べて大幅
な輝度の向上と均一化を実現している。
の31に示す。従来例の平均輝度分布30に比べて大幅
な輝度の向上と均一化を実現している。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明は分割したドライバ
ー素子群の各々に同一構成の電源入力手段を設けること
により、ドライブ信号出力端子における時定数を低下さ
せ、かつ端子間格差を小さくすることが出来るため、時
定数なまりによるクロストークなどの画面劣化を押さえ
、画面輝度を上昇させるという効果を持つとともに、1
60チャンネルを80チャンネルドライバーとして使用
した場合でも、カスケード接続した160チャンネルド
ライバーとの間に時定数の差を生じさせることが無いた
め、不連続点が生じず、均一な表示を実現することが出
来る。
ー素子群の各々に同一構成の電源入力手段を設けること
により、ドライブ信号出力端子における時定数を低下さ
せ、かつ端子間格差を小さくすることが出来るため、時
定数なまりによるクロストークなどの画面劣化を押さえ
、画面輝度を上昇させるという効果を持つとともに、1
60チャンネルを80チャンネルドライバーとして使用
した場合でも、カスケード接続した160チャンネルド
ライバーとの間に時定数の差を生じさせることが無いた
め、不連続点が生じず、均一な表示を実現することが出
来る。
【0022】なお以上の説明では主としてコモンLCD
ドライバーLSIを例にとって説明したが、セグメント
LCDドライバーLSIでも同様の効果があることはも
ちろんである。特にセグメントドライバーの場合は入力
信号により時定数が大きく変わるため、本発明によって
平均時定数が小さく、また均一化されることにより、変
動幅も押さえられ、時定数なまりによるクロストークな
どの画像品位の劣化防止に大きな効果がある。
ドライバーLSIを例にとって説明したが、セグメント
LCDドライバーLSIでも同様の効果があることはも
ちろんである。特にセグメントドライバーの場合は入力
信号により時定数が大きく変わるため、本発明によって
平均時定数が小さく、また均一化されることにより、変
動幅も押さえられ、時定数なまりによるクロストークな
どの画像品位の劣化防止に大きな効果がある。
【0023】また本発明は同様の構成を持つ任意のトラ
ンジスタ回路にも適用できることはもちろんである。
ンジスタ回路にも適用できることはもちろんである。
【図1】本発明の一実施例に於ける、2分割可能な16
0チャンネル・コモンLCDドライバーLSI回路図
0チャンネル・コモンLCDドライバーLSI回路図
【
図2】ドライバー素子部の回路構成図
図2】ドライバー素子部の回路構成図
【図3】ドライバ
ー素子部の等価回路図
ー素子部の等価回路図
【図4】本発明の一実施例に於け
る160チャンネル・コモンLCDドライバーLSIで
構成した400ライン液晶ディスプレイの平均時定数分
布を従来例と比較したグラフ
る160チャンネル・コモンLCDドライバーLSIで
構成した400ライン液晶ディスプレイの平均時定数分
布を従来例と比較したグラフ
【図5】本発明の一実施例に於ける160チャンネル・
コモンLCDドライバーLSIで構成した400ライン
液晶ディスプレイの平均輝度分布を従来例と比較したグ
ラフ
コモンLCDドライバーLSIで構成した400ライン
液晶ディスプレイの平均輝度分布を従来例と比較したグ
ラフ
【図6】本発明の一実施例に於ける400チャンネル・
コモンLCDドライバーLSI回路図
コモンLCDドライバーLSI回路図
【図7】本発明の一実施例に於ける400チャンネル・
コモンLCDドライバーLSIで構成した400ライン
液晶ディスプレイの平均時定数分布を従来例と比較した
グラフ
コモンLCDドライバーLSIで構成した400ライン
液晶ディスプレイの平均時定数分布を従来例と比較した
グラフ
【図8】本発明の一実施例に於ける400チャンネル・
コモンLCDドライバーLSIで構成した400ライン
液晶ディスプレイの平均輝度分布を従来例と比較したグ
ラフ
コモンLCDドライバーLSIで構成した400ライン
液晶ディスプレイの平均輝度分布を従来例と比較したグ
ラフ
【図9】従来の160チャンネル・コモンLCDドライ
バーLSI回路図
バーLSI回路図
【図10】従来の、2分割可能な160チャンネル・コ
モンLCDドライバーLSI回路図
モンLCDドライバーLSI回路図
1 ドライバー素子部
2 第1のドライバー素子群
3 第2のドライバー素子群
4 ドライバー素子
5 第1のドライブ電源入力端子
6 第1のドライブ電源入力端子
7 第2のドライブ電源入力端子
8 第2のドライブ電源入力端子
9 ドライバー素子制御回路
10 双方向シフトレジスタ
11 双方向シフトレジスタ
12 フリップフロップ
13 イネーブル入出力端子
14 イネーブル入出力端子
15 イネーブル入出力端子
16 イネーブル入出力端子
17 交流化信号入力端子
18 シフトクロック入力端子
19 シフト方向制御信号入力端子
20 電源端子(VDD)
21 電源端子(VCC)
22 ドライブ電源入力端子
23 ドライブ信号出力端子
24 アナログスイッチ
25 負荷
26 配線抵抗
27 アナログスイッチ・オン抵抗
28 従来回路の平均時定数
29 本発明回路の平均時定数
30 従来回路の平均輝度
31 本発明回路の平均輝度
32 従来回路の平均時定数不連続点33 従来回
路の平均輝度不連続点 34 第1のドライバー素子群 35 第2のドライバー素子群 36 第3のドライバー素子群 37 第4のドライバー素子群
路の平均輝度不連続点 34 第1のドライバー素子群 35 第2のドライバー素子群 36 第3のドライバー素子群 37 第4のドライバー素子群
Claims (2)
- 【請求項1】 等しい構成のトランジスタ回路よりな
るドライバー素子が複数個集積された第一の回路と、そ
れと同一構成のドライバー素子がそれと同数集積された
第二の回路と、前記第一の回路の各ドライバー素子に共
通に接続された第一のドライブ電源入力手段と、前記第
二の回路の各ドライバー素子に共通に接続され前記第一
のドライブ電源入力手段と等しい構成の第二のドライブ
電源入力手段と、ドライバー素子制御回路と、各々のド
ライバー素子に独立した信号出力手段とを備えるトラン
ジスタ集積回路。 - 【請求項2】 等しい構成のドライバー素子が同数集
積されたn(nは3以上)個の回路と、前記n個の回路
の各々に等しい構成のドライブ電源入力手段とを備えた
請求項1記載のトランジスタ集積回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9038591A JPH04322299A (ja) | 1991-04-22 | 1991-04-22 | トランジスタ集積回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9038591A JPH04322299A (ja) | 1991-04-22 | 1991-04-22 | トランジスタ集積回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04322299A true JPH04322299A (ja) | 1992-11-12 |
Family
ID=13997111
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9038591A Pending JPH04322299A (ja) | 1991-04-22 | 1991-04-22 | トランジスタ集積回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04322299A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005189758A (ja) * | 2003-12-26 | 2005-07-14 | Sony Corp | 表示デバイス及び投射型表示装置 |
JP2006011095A (ja) * | 2004-06-25 | 2006-01-12 | Kyocera Corp | 表示パネル用ドライバ手段および画像表示装置 |
-
1991
- 1991-04-22 JP JP9038591A patent/JPH04322299A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005189758A (ja) * | 2003-12-26 | 2005-07-14 | Sony Corp | 表示デバイス及び投射型表示装置 |
JP2006011095A (ja) * | 2004-06-25 | 2006-01-12 | Kyocera Corp | 表示パネル用ドライバ手段および画像表示装置 |
US8587566B2 (en) | 2004-06-25 | 2013-11-19 | Kyocera Corporation | Driver for display panel and image display apparatus |
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