JPH0432197B2 - - Google Patents
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- JPH0432197B2 JPH0432197B2 JP63035852A JP3585288A JPH0432197B2 JP H0432197 B2 JPH0432197 B2 JP H0432197B2 JP 63035852 A JP63035852 A JP 63035852A JP 3585288 A JP3585288 A JP 3585288A JP H0432197 B2 JPH0432197 B2 JP H0432197B2
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- JP
- Japan
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- sheath
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- underground
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Links
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Landscapes
- Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は埋設配管の敷替工法に係り、詳しく
は、地中に埋設された下水管などを、埋設個所の
表土を掘り起こすことなく新管に敷替えすること
ができる埋設配管の敷替工法に関するものであ
る。
は、地中に埋設された下水管などを、埋設個所の
表土を掘り起こすことなく新管に敷替えすること
ができる埋設配管の敷替工法に関するものであ
る。
近年、生活用水・ガス・電気関連の様々な配管
が地中に数多く敷設される一方で、道路の整備も
急速に進められている。そのような道路には、下
水管などが横切つたり沿うように埋設されている
ことがしばしばある。埋設管の古いものの多くは
陶管などであり、長期の使用により老朽化したり
径の大きいものに取り替えなければならない場合
がある。そのような場合に、車などの通行に支障
をきたさないように、新管を埋設できることが望
まれる。
が地中に数多く敷設される一方で、道路の整備も
急速に進められている。そのような道路には、下
水管などが横切つたり沿うように埋設されている
ことがしばしばある。埋設管の古いものの多くは
陶管などであり、長期の使用により老朽化したり
径の大きいものに取り替えなければならない場合
がある。そのような場合に、車などの通行に支障
をきたさないように、新管を埋設できることが望
まれる。
そのため、従前から道路の掘り返しを避けた取
替工法が採用されている。その一例として、特公
昭60−27873号公報などに記載されているように、
旧管を破断して旧管の位置に新管を挿入し、旧管
の破片を新管の周囲の地中に残す工法が知られて
いる。
替工法が採用されている。その一例として、特公
昭60−27873号公報などに記載されているように、
旧管を破断して旧管の位置に新管を挿入し、旧管
の破片を新管の周囲の地中に残す工法が知られて
いる。
この工法を、第10図に基づいて簡単に説明す
る。道路13の両側に予め2つのピツト12,1
5が形成され、新管10が降ろされたり、新管1
0を地中に引き入れるためのジヤツキ5や牽引ロ
ツド7が降ろされたりする。そして、ピツトの大
きさは、ピツト内で新管や牽引ロツドなどを順次
継ぎ足すに必要な最小限の大きさに留められる。
コンクリート壁14などで補強されている側のピ
ツト12から、牽引ロツド7が旧管3内に挿入さ
れ、その先端がピツト15に到達するまで継ぎ足
される。ピツト15では牽引ロツド7の先端にワ
イヤ18などを介して破砕ヘツド34が取り付け
られ、その後に引込ロツド17や当て板28を介
して新管10が牽引されるようになつている。
る。道路13の両側に予め2つのピツト12,1
5が形成され、新管10が降ろされたり、新管1
0を地中に引き入れるためのジヤツキ5や牽引ロ
ツド7が降ろされたりする。そして、ピツトの大
きさは、ピツト内で新管や牽引ロツドなどを順次
継ぎ足すに必要な最小限の大きさに留められる。
コンクリート壁14などで補強されている側のピ
ツト12から、牽引ロツド7が旧管3内に挿入さ
れ、その先端がピツト15に到達するまで継ぎ足
される。ピツト15では牽引ロツド7の先端にワ
イヤ18などを介して破砕ヘツド34が取り付け
られ、その後に引込ロツド17や当て板28を介
して新管10が牽引されるようになつている。
ジヤツキ5を作動させるなどして破砕ヘツド3
6を引くと、破砕ヘツド36の円錐面などで旧管
3が破断され、かつ、新管10が地中に挿入され
る。旧管3は破片3aとなり新管10の周囲に残
される。1本の新管10が地中2に入ると、ピツ
ト15において次の新管10Aが降ろされる。ピ
ツト12に出た牽引ロツド7が切断され、ピツト
15では当て板28が外され、かつ、新管10A
に予め挿入されている引込ロツド17が接続され
ると共に、新管10Aが先行する新管10Bの後
に接続される。当て板28が新管10Aの後に取
り付けられ、引込ロツド17に固縛される。一
方、ピツト12では、ジヤツキ5が切断された牽
引ロツド7の先端を再度保持する。ジヤツキ5が
作動すると、新管10Aも地中2へ引き込まれ
る。順次このような動作が繰り返されると、新管
10Bの先端がピツト12に到達し、敷替えが完
了する。なお、図中には破砕ヘツド36の後に衝
撃式推進機9が設置されており、ジヤツキ5の牽
引力で旧管3を破断するだけでなく、エアコンプ
レツサ16からの圧縮空気で移動する衝撃子の衝
撃力を利用して、旧管3の破断を促進するように
もなつている。いずれの破断手段によつても、旧
管を埋設した表土の掘り起こしを避けて新管が敷
設され、旧管は破片となつて地中に残される。
6を引くと、破砕ヘツド36の円錐面などで旧管
3が破断され、かつ、新管10が地中に挿入され
る。旧管3は破片3aとなり新管10の周囲に残
される。1本の新管10が地中2に入ると、ピツ
ト15において次の新管10Aが降ろされる。ピ
ツト12に出た牽引ロツド7が切断され、ピツト
15では当て板28が外され、かつ、新管10A
に予め挿入されている引込ロツド17が接続され
ると共に、新管10Aが先行する新管10Bの後
に接続される。当て板28が新管10Aの後に取
り付けられ、引込ロツド17に固縛される。一
方、ピツト12では、ジヤツキ5が切断された牽
引ロツド7の先端を再度保持する。ジヤツキ5が
作動すると、新管10Aも地中2へ引き込まれ
る。順次このような動作が繰り返されると、新管
10Bの先端がピツト12に到達し、敷替えが完
了する。なお、図中には破砕ヘツド36の後に衝
撃式推進機9が設置されており、ジヤツキ5の牽
引力で旧管3を破断するだけでなく、エアコンプ
レツサ16からの圧縮空気で移動する衝撃子の衝
撃力を利用して、旧管3の破断を促進するように
もなつている。いずれの破断手段によつても、旧
管を埋設した表土の掘り起こしを避けて新管が敷
設され、旧管は破片となつて地中に残される。
一方、特開昭62−25697号公報には、新管を挿
入するとき旧管を押し出すようにした取替工法が
記載されている。これにおいても、旧管や新管
は、ジヤツキを上記とほぼ同様の手順で作動させ
ることにより移動され、押し出された旧管は回収
されて、その旧管のあつた位置に新管が埋設され
る。
入するとき旧管を押し出すようにした取替工法が
記載されている。これにおいても、旧管や新管
は、ジヤツキを上記とほぼ同様の手順で作動させ
ることにより移動され、押し出された旧管は回収
されて、その旧管のあつた位置に新管が埋設され
る。
上述した前者の例では、旧管が陶管の場合には
傷付かないが、旧管の材質によつては新管が進行
するとき傷付く虞れがあり、また、破片は無用の
ものであつて廃棄物として地中に放置させること
になり好ましくない。
傷付かないが、旧管の材質によつては新管が進行
するとき傷付く虞れがあり、また、破片は無用の
ものであつて廃棄物として地中に放置させること
になり好ましくない。
上述した後者の例では旧管が除去されるので、
破片の残存に基因する新管挿入時の傷付きは回避
されるが、旧管が老朽化している場合には、押し
出し中に旧管が崩れてしまい、もはや旧管の回収
が不可能となる。加えて、崩れた旧管が残存する
と、新管の挿入は一層困難となり、敷替作業それ
自体ができなくなる。そのため旧管内にモルタル
を充填するなどの補強が必要となり、工事の長期
化や作業コストの高騰を招く問題がある。
破片の残存に基因する新管挿入時の傷付きは回避
されるが、旧管が老朽化している場合には、押し
出し中に旧管が崩れてしまい、もはや旧管の回収
が不可能となる。加えて、崩れた旧管が残存する
と、新管の挿入は一層困難となり、敷替作業それ
自体ができなくなる。そのため旧管内にモルタル
を充填するなどの補強が必要となり、工事の長期
化や作業コストの高騰を招く問題がある。
ところで、第11図に示すように、土圧などの
作用で旧管3が接続部3Mで折れ曲がつていると、
旧管3の引き抜きに多大の力を要したり、新管の
挿入姿勢が所望外となるなど、円滑な新管の埋設
が損なわれる問題がある。
作用で旧管3が接続部3Mで折れ曲がつていると、
旧管3の引き抜きに多大の力を要したり、新管の
挿入姿勢が所望外となるなど、円滑な新管の埋設
が損なわれる問題がある。
本発明は上述の問題に鑑みなされたもので、そ
の目的は、新管の挿入中にその周囲が傷付けられ
たりするのを回避できること、老朽化した旧管で
も、新管を敷設する際に完全に回収することがで
きること、さらに、新管の挿入時における直進性
が確保され、新旧管の取替作業の円滑化・迅速化
を図ることができる埋設配管の敷替工法を提供す
ることである。
の目的は、新管の挿入中にその周囲が傷付けられ
たりするのを回避できること、老朽化した旧管で
も、新管を敷設する際に完全に回収することがで
きること、さらに、新管の挿入時における直進性
が確保され、新旧管の取替作業の円滑化・迅速化
を図ることができる埋設配管の敷替工法を提供す
ることである。
本発明の埋設配管の敷替工法は、第1図に示す
ように、地中2に埋設された旧管3〔第2図参
照〕を排除し、その旧管3の埋設位置に新管10
を挿入し、新旧管を交換する埋設配管の敷替工法
に適用される。その特徴とするところは、旧管3
の外径より大きい内径を有する鞘管4を地中2の
全旧管3に外嵌・挿入すると共に、その挿入の際
に全旧管3を切断して収容し、鞘管4と切断され
た旧管3を押し出し、鞘管4の内径よりも小さい
外径の新管10を、地中2に残された鞘管4内に
挿入するようにしたことである。
ように、地中2に埋設された旧管3〔第2図参
照〕を排除し、その旧管3の埋設位置に新管10
を挿入し、新旧管を交換する埋設配管の敷替工法
に適用される。その特徴とするところは、旧管3
の外径より大きい内径を有する鞘管4を地中2の
全旧管3に外嵌・挿入すると共に、その挿入の際
に全旧管3を切断して収容し、鞘管4と切断され
た旧管3を押し出し、鞘管4の内径よりも小さい
外径の新管10を、地中2に残された鞘管4内に
挿入するようにしたことである。
旧管3の外径より大きい内径を有する鞘管4を
順次接続して、一方のピツトから地中2の旧管3
に外嵌・挿入する。その挿入が進むに連れて地中
2の旧管3は切断され、鞘管4に切断後の全旧管
3とその周囲にあつた掘削土を内包させる。
順次接続して、一方のピツトから地中2の旧管3
に外嵌・挿入する。その挿入が進むに連れて地中
2の旧管3は切断され、鞘管4に切断後の全旧管
3とその周囲にあつた掘削土を内包させる。
続いて、この鞘管4内と切断された旧管3およ
び掘削土とを押し出し、鞘管4の内径よりも小さ
い外径の新管10を地中2に残された鞘管4内に
挿入・敷設する。その際、切断された旧管3と切
削土が他方のピツトで回収され、その結果、旧管
3が地中2に残されることなく完全に新管10に
置き替えられる。
び掘削土とを押し出し、鞘管4の内径よりも小さ
い外径の新管10を地中2に残された鞘管4内に
挿入・敷設する。その際、切断された旧管3と切
削土が他方のピツトで回収され、その結果、旧管
3が地中2に残されることなく完全に新管10に
置き替えられる。
本発明によれば、鞘管が地中の旧管に外嵌・挿
入される際に旧管が切断されて破片となり、それ
らの破片と掘削土とが鞘管内に収容された状態で
鞘管が押し出され、地中に旧管の破片を残すこと
がないので、新管が旧管の破片との接触によつて
傷付くようなことはない。さらに、鞘管が旧管に
外嵌・挿入される際、旧管の埋設姿勢が屈折して
いても、旧管が切断されて全て破片となるので鞘
管の直進性はよく、ひいては、新管も真直ぐに敷
設され、新旧管の敷替作業が著しく円滑化され
る。
入される際に旧管が切断されて破片となり、それ
らの破片と掘削土とが鞘管内に収容された状態で
鞘管が押し出され、地中に旧管の破片を残すこと
がないので、新管が旧管の破片との接触によつて
傷付くようなことはない。さらに、鞘管が旧管に
外嵌・挿入される際、旧管の埋設姿勢が屈折して
いても、旧管が切断されて全て破片となるので鞘
管の直進性はよく、ひいては、新管も真直ぐに敷
設され、新旧管の敷替作業が著しく円滑化され
る。
以下、本発明をその実施例に基づいて詳細に説
明する。第1図は本発明における埋設配管の敷替
工法を敷替装置1によつて実施している状態の全
体縦断面図である。この装置1は、地中2に埋設
された旧管3〔第2図参照〕に外嵌される鞘管4
を引き入れたり旧管3を切断する一方、鞘管4A
内の破片3aとなつた旧管3および掘削土を押し
出すための2個の油圧式のジヤツキ5,5などよ
りなる牽引手段6と、その牽引手段6の牽引ロツ
ド7を介して接続される押圧ヘツド8と、その押
圧ヘツド8に一体化された衝撃式推進機9と、押
圧ヘツド8に新管10を取り付ける引込手段11
とから構成される。
明する。第1図は本発明における埋設配管の敷替
工法を敷替装置1によつて実施している状態の全
体縦断面図である。この装置1は、地中2に埋設
された旧管3〔第2図参照〕に外嵌される鞘管4
を引き入れたり旧管3を切断する一方、鞘管4A
内の破片3aとなつた旧管3および掘削土を押し
出すための2個の油圧式のジヤツキ5,5などよ
りなる牽引手段6と、その牽引手段6の牽引ロツ
ド7を介して接続される押圧ヘツド8と、その押
圧ヘツド8に一体化された衝撃式推進機9と、押
圧ヘツド8に新管10を取り付ける引込手段11
とから構成される。
上記のジヤツキ5は、陶管などの旧管が押し出
される側のピツト12に設置され、道路13を横
切つて地中2に埋設された旧管3の先端部の周囲
の土面を補強するコンクリート壁14などで反力
をとりながら、鞘管4や切断された旧管を回収
し、かつ、新管10を地中2に残された鞘管4に
押し込む力を発生させるものである。なお、この
ピツト12においては、新管10を鞘管4内に挿
入する際に出てきた牽引ロツド7の取外または切
断作業が行われるので、それに必要な最小限度の
長さがピツト12に確保されている。
される側のピツト12に設置され、道路13を横
切つて地中2に埋設された旧管3の先端部の周囲
の土面を補強するコンクリート壁14などで反力
をとりながら、鞘管4や切断された旧管を回収
し、かつ、新管10を地中2に残された鞘管4に
押し込む力を発生させるものである。なお、この
ピツト12においては、新管10を鞘管4内に挿
入する際に出てきた牽引ロツド7の取外または切
断作業が行われるので、それに必要な最小限度の
長さがピツト12に確保されている。
鋼管などの鞘管4やヒユーム管などの新管10
が挿入される側のピツト15は、鞘管4や新管1
0を1本降ろすことができる程度で、上記のピツ
ト12とほぼ同等の長さとなつている。このピツ
ト15では、鞘管4などを地中2に挿入する際、
牽引手段6による引込力を補助したり、衝撃を与
えて地中2への挿入を円滑にするための衝撃式推
進機9が、上記押圧ヘツド8に装着される。その
衝撃式推進機9を作動させる圧縮空気の供給源で
あるエアコンプレツサ16が、ピツト15近傍の
地上に設置されている。なお、このピツト15に
おいては、地中に挿入される鞘管4の接続、後続
する新管10の接続、引込手段11を構成する引
込ロツド17の接続も行われる。
が挿入される側のピツト15は、鞘管4や新管1
0を1本降ろすことができる程度で、上記のピツ
ト12とほぼ同等の長さとなつている。このピツ
ト15では、鞘管4などを地中2に挿入する際、
牽引手段6による引込力を補助したり、衝撃を与
えて地中2への挿入を円滑にするための衝撃式推
進機9が、上記押圧ヘツド8に装着される。その
衝撃式推進機9を作動させる圧縮空気の供給源で
あるエアコンプレツサ16が、ピツト15近傍の
地上に設置されている。なお、このピツト15に
おいては、地中に挿入される鞘管4の接続、後続
する新管10の接続、引込手段11を構成する引
込ロツド17の接続も行われる。
上記した押圧ヘツド8は、その先端に設けられ
たピン軸8aにワイヤ18が掛けられ、ジヤツキ
5の伸長作動で前進する。この押圧ヘツド8Mの
本体8Aは、鞘管4内の切断された旧管3および
掘削土を確実に押し出すことができるような円筒
形であり3その外径は鞘管4の内径よりもやや小
さくなつている。なお、鞘管4を地中2への挿入
に用いられる押圧ヘツド8N〔第2図参照〕の外
径は鞘管4の外径よりやや大きくされ、その本体
8Aの円錐部で鞘管4の端面を押し込むようして
いる。ちなみに、押圧ヘツド8Mに、上述した衝
撃式推進機9の先端が嵌着され、内部で往復動す
る図示しない打撃子の衝撃力が、押圧ヘツド8M
を介して切断された旧管3に作用するようにもな
つている。また、鞘管4を地中2に挿入するとき
も、必要ならば打撃力を押圧ヘツド8Nに作用さ
せることできる。
たピン軸8aにワイヤ18が掛けられ、ジヤツキ
5の伸長作動で前進する。この押圧ヘツド8Mの
本体8Aは、鞘管4内の切断された旧管3および
掘削土を確実に押し出すことができるような円筒
形であり3その外径は鞘管4の内径よりもやや小
さくなつている。なお、鞘管4を地中2への挿入
に用いられる押圧ヘツド8N〔第2図参照〕の外
径は鞘管4の外径よりやや大きくされ、その本体
8Aの円錐部で鞘管4の端面を押し込むようして
いる。ちなみに、押圧ヘツド8Mに、上述した衝
撃式推進機9の先端が嵌着され、内部で往復動す
る図示しない打撃子の衝撃力が、押圧ヘツド8M
を介して切断された旧管3に作用するようにもな
つている。また、鞘管4を地中2に挿入するとき
も、必要ならば打撃力を押圧ヘツド8Nに作用さ
せることできる。
一方、地中2に挿入される鞘管4のうち第2図
に示す先頭を行く鞘管4Aの先端部には、地中2
の旧管3を切断するためのカツタ19が設けられ
る。本例にあつては、第3図aに示すように、カ
ツタ本体19Aの上下端が鞘管4の内部に固着さ
れ、刃先19aにより仮想線で示した旧管3を左
右方向に切断することができるようになつてい
る。なお、カツタ本体19Aを貫通する孔20に
ワイヤ18が通され、ジヤツキ5の伸長に伴つ
て、鞘管4は牽引ロツド7、ワイヤ18およびカ
ツタ本体19Aを介して地中2へ挿入される。ち
なみに、刃先19aは第3図bのように水平にな
つていてもよく、また、保持部材21を取り付け
るなどして左右もしくは上下部分にのみ形成され
ていてもよい。さらに、第3図cおよびdに示す
ように、刃先19aを前方へ傾斜させたり、第3
図eに示すように刃先19aを鞘管4Aの先端か
ら突出させ、鞘管4の地中2への挿入時、刃先1
9aが鞘管4より先行するようにしてもよい。こ
のようなカツタの場合には旧管3を内面から切断
もしくは破断することができる。いずれにして
も、旧管3を確実に切断・破砕できる位置に刃先
が存在すればよい。
に示す先頭を行く鞘管4Aの先端部には、地中2
の旧管3を切断するためのカツタ19が設けられ
る。本例にあつては、第3図aに示すように、カ
ツタ本体19Aの上下端が鞘管4の内部に固着さ
れ、刃先19aにより仮想線で示した旧管3を左
右方向に切断することができるようになつてい
る。なお、カツタ本体19Aを貫通する孔20に
ワイヤ18が通され、ジヤツキ5の伸長に伴つ
て、鞘管4は牽引ロツド7、ワイヤ18およびカ
ツタ本体19Aを介して地中2へ挿入される。ち
なみに、刃先19aは第3図bのように水平にな
つていてもよく、また、保持部材21を取り付け
るなどして左右もしくは上下部分にのみ形成され
ていてもよい。さらに、第3図cおよびdに示す
ように、刃先19aを前方へ傾斜させたり、第3
図eに示すように刃先19aを鞘管4Aの先端か
ら突出させ、鞘管4の地中2への挿入時、刃先1
9aが鞘管4より先行するようにしてもよい。こ
のようなカツタの場合には旧管3を内面から切断
もしくは破断することができる。いずれにして
も、旧管3を確実に切断・破砕できる位置に刃先
が存在すればよい。
以上のような構成による敷替装置1により、次
のようにして、旧管3を切断・回収しながら新管
10を埋設することができる。
のようにして、旧管3を切断・回収しながら新管
10を埋設することができる。
第2図に示すようにピツト12が形成され、そ
の土面がコンクリート壁14で補強される。そし
て、埋設されている旧管3の中へ牽引ロツド7が
挿入され、他方のピツト15に到達するまで牽引
ロツド7は、順次溶接などで接続される。ピツト
15においては、牽引ロツド7の先端部にワイヤ
18が接続され、そのワイヤ18の先端が先頭の
鞘管4Aのカツタ体19Aに取り付けられる。
の土面がコンクリート壁14で補強される。そし
て、埋設されている旧管3の中へ牽引ロツド7が
挿入され、他方のピツト15に到達するまで牽引
ロツド7は、順次溶接などで接続される。ピツト
15においては、牽引ロツド7の先端部にワイヤ
18が接続され、そのワイヤ18の先端が先頭の
鞘管4Aのカツタ体19Aに取り付けられる。
一方、ピツト12において、牽引ロツド7の先
端がジヤツキ5に牽引金具22を介して取り付け
られる。コンクリート壁14で反力をとりながら
ジヤツキ5を伸長すると、第4図のようにその牽
引力で鞘管4Aが旧管3に外嵌・挿入するように
地中2へ押し込まれる。そのとき、カツタ19の
刃先19aは、旧管3の端面から切断・破枠す
る。そして、例えば左右方向に割られた大小の破
片3aが、カツタ本体19Aの側方の空間23
〔第3図a参照〕から、旧管3の周囲にあつた土
と共に鞘管4A内に取り込まれ、なお、ジヤツキ
5のストロークが最大となるとジヤツキ5が縮小
され、コンクリート壁14と押圧金具24の間
へ、スペーサ25が介挿される。再度、ジヤツキ
5が伸長され、これが繰り返されて1本の鞘管4
Aが挿入される。
端がジヤツキ5に牽引金具22を介して取り付け
られる。コンクリート壁14で反力をとりながら
ジヤツキ5を伸長すると、第4図のようにその牽
引力で鞘管4Aが旧管3に外嵌・挿入するように
地中2へ押し込まれる。そのとき、カツタ19の
刃先19aは、旧管3の端面から切断・破枠す
る。そして、例えば左右方向に割られた大小の破
片3aが、カツタ本体19Aの側方の空間23
〔第3図a参照〕から、旧管3の周囲にあつた土
と共に鞘管4A内に取り込まれ、なお、ジヤツキ
5のストロークが最大となるとジヤツキ5が縮小
され、コンクリート壁14と押圧金具24の間
へ、スペーサ25が介挿される。再度、ジヤツキ
5が伸長され、これが繰り返されて1本の鞘管4
Aが挿入される。
ジヤツキ5が縮小され、スペーサ25も全部外
される。ピツト15へはカツタを有しない次の鞘
管4が降ろされ、その先端に形成された図示しな
いねじ部が、先頭の鞘管4Aの後部のねじ部に螺
合されたり、第5図に示すように、先行する鞘管
4Aの後端に固着されている補助リング26に新
しい鞘管4Bの先端が溶接などで一体化される。
なお、鞘管4に補助リング26が取り付けられて
いると、押圧ヘツド8Nの円錐部が鞘管4の後端
に食い込むとき、鞘管4の端部の変形などを抑制
することができて都合がよい。その鞘管4Bには
第4図と同じ要領で押圧ヘツド8Nが取り付けら
れ、その後は上述と同様の作動が繰り返される。
このように、牽引手段6が先頭の鞘管4Aの先端
部を牽引すると、鞘管4の直進性が極めて高いも
のとなる。ちなみに、第2図および第4図に仮想
線で示したように、鞘管4の後に押圧ヘツド8N
を押し当て、衝撃式推進機9を取り付けて作動さ
せれば、カツタ19による旧管3の切断が、内部
で往復動する打撃子の衝撃力でより一層容易とな
る。
される。ピツト15へはカツタを有しない次の鞘
管4が降ろされ、その先端に形成された図示しな
いねじ部が、先頭の鞘管4Aの後部のねじ部に螺
合されたり、第5図に示すように、先行する鞘管
4Aの後端に固着されている補助リング26に新
しい鞘管4Bの先端が溶接などで一体化される。
なお、鞘管4に補助リング26が取り付けられて
いると、押圧ヘツド8Nの円錐部が鞘管4の後端
に食い込むとき、鞘管4の端部の変形などを抑制
することができて都合がよい。その鞘管4Bには
第4図と同じ要領で押圧ヘツド8Nが取り付けら
れ、その後は上述と同様の作動が繰り返される。
このように、牽引手段6が先頭の鞘管4Aの先端
部を牽引すると、鞘管4の直進性が極めて高いも
のとなる。ちなみに、第2図および第4図に仮想
線で示したように、鞘管4の後に押圧ヘツド8N
を押し当て、衝撃式推進機9を取り付けて作動さ
せれば、カツタ19による旧管3の切断が、内部
で往復動する打撃子の衝撃力でより一層容易とな
る。
第6図に示すように、先頭の鞘管4Aがピツト
12に到達すると、一連の鞘管4の挿入が完了す
る。このとき、鞘管4の中に全部の旧管3の破片
3aとその周囲にあつた土とが内包されるが、鞘
管4の内部は旧管3の内部空間容積分の空間が残
されている。上述の押圧ヘツド8Nが、鞘管4内
の切断後の旧管3および掘削土を押し出すための
押圧ヘツド8Mに取り替えられる。鞘管4Aの先
端部が切断されるなどして、取り出されたカツタ
19やワイヤ18が除去され、牽引金具22から
短くなつた牽引ロツド7も外される。ピツト12
からは、空間の残された鞘管4内に牽引ロツド7
が挿入され、それが順次継ぎ足されながらピツト
15に向けて延ばされる。
12に到達すると、一連の鞘管4の挿入が完了す
る。このとき、鞘管4の中に全部の旧管3の破片
3aとその周囲にあつた土とが内包されるが、鞘
管4の内部は旧管3の内部空間容積分の空間が残
されている。上述の押圧ヘツド8Nが、鞘管4内
の切断後の旧管3および掘削土を押し出すための
押圧ヘツド8Mに取り替えられる。鞘管4Aの先
端部が切断されるなどして、取り出されたカツタ
19やワイヤ18が除去され、牽引金具22から
短くなつた牽引ロツド7も外される。ピツト12
からは、空間の残された鞘管4内に牽引ロツド7
が挿入され、それが順次継ぎ足されながらピツト
15に向けて延ばされる。
ピツト15では、牽引ロツド7の先端にワイヤ
18が接続され、第7図に示すように、ピン軸8
aを介して押圧ヘツド8Mの円筒前面が鞘管4の
後端開口に当てがわれる。必要に応じて衝撃式推
進手機9が取り付けられるなどした後、押圧ヘツ
ド8Mの後に引込手段11であるワイヤ27や引
込ロツド17や当て板28などを介して、新管1
0が取り付けられる。鞘管4を地中2に挿入した
場合と同様にジヤツキ5が伸長され、押圧ヘツド
8Mが鞘管4内に収容されている破片3aおよび
掘削土とを押し出しながら新管10を鞘管4内に
挿入する。押圧ヘツド8Mの外径は、鞘管4の内
径よりもやや小さくされると共に、新管10の外
径とほぼ同一であり、切断後の破片3aおよび掘
削土が排除された後の鞘管4内へ新管10が円滑
に挿入される。
18が接続され、第7図に示すように、ピン軸8
aを介して押圧ヘツド8Mの円筒前面が鞘管4の
後端開口に当てがわれる。必要に応じて衝撃式推
進手機9が取り付けられるなどした後、押圧ヘツ
ド8Mの後に引込手段11であるワイヤ27や引
込ロツド17や当て板28などを介して、新管1
0が取り付けられる。鞘管4を地中2に挿入した
場合と同様にジヤツキ5が伸長され、押圧ヘツド
8Mが鞘管4内に収容されている破片3aおよび
掘削土とを押し出しながら新管10を鞘管4内に
挿入する。押圧ヘツド8Mの外径は、鞘管4の内
径よりもやや小さくされると共に、新管10の外
径とほぼ同一であり、切断後の破片3aおよび掘
削土が排除された後の鞘管4内へ新管10が円滑
に挿入される。
一本の新管10が鞘管4内に入ると、その長さ
分ピツト12側へ牽引ロツド7が破片3aおよび
掘削土と共に押し出されるので、ジヤツキ5から
牽引ロツド7を外してそれぞれを切断するなどし
て除去し、牽引ロツド7の先端をジヤツキ5に再
度取り付ける。ピツト15では鞘管4内に挿入さ
れた新管10の当て板28を外し、第1図に仮想
線で示すように、引込ロツド17Aを挿入した次
の新管10Aを降ろして、その引込ロツド17A
の先端を先行する引込ロツド17Bの後端に接続
金具などで接続する。先行する新管10Bと後続
の新管10Aとを接続して、後部に当て板27を
取り付け、引込ロツド17Aに固縛する。このよ
うにして、順次新管10を継ぎ足して挿入する
と、鞘管4内の破片3aとなつた全ての旧管3お
よび掘削土が、垂直な前面を有する押圧ヘツド8
Mにより押し出され、鞘管4内に新管10が埋設
される。なお、新管10を挿入するときも衝撃式
推進機9をエアコンプレツサ16に接続されたホ
ース29を介して供給される圧縮空気により駆動
すれば、その排除動作はより容易なものとなるこ
とは言うまでもない。
分ピツト12側へ牽引ロツド7が破片3aおよび
掘削土と共に押し出されるので、ジヤツキ5から
牽引ロツド7を外してそれぞれを切断するなどし
て除去し、牽引ロツド7の先端をジヤツキ5に再
度取り付ける。ピツト15では鞘管4内に挿入さ
れた新管10の当て板28を外し、第1図に仮想
線で示すように、引込ロツド17Aを挿入した次
の新管10Aを降ろして、その引込ロツド17A
の先端を先行する引込ロツド17Bの後端に接続
金具などで接続する。先行する新管10Bと後続
の新管10Aとを接続して、後部に当て板27を
取り付け、引込ロツド17Aに固縛する。このよ
うにして、順次新管10を継ぎ足して挿入する
と、鞘管4内の破片3aとなつた全ての旧管3お
よび掘削土が、垂直な前面を有する押圧ヘツド8
Mにより押し出され、鞘管4内に新管10が埋設
される。なお、新管10を挿入するときも衝撃式
推進機9をエアコンプレツサ16に接続されたホ
ース29を介して供給される圧縮空気により駆動
すれば、その排除動作はより容易なものとなるこ
とは言うまでもない。
ちなみに、上記の例においては、第1図に示し
たように、鞘管4内の旧管3を押し出しながら、
鞘管4の中に新管10を挿入するようにしている
が、鞘管4内の旧管3の全部を押圧ヘツド8Mで
押し出してしまつた後、地中2に残された鞘管4
内に新管10を挿入するようにしてもよい。
たように、鞘管4内の旧管3を押し出しながら、
鞘管4の中に新管10を挿入するようにしている
が、鞘管4内の旧管3の全部を押圧ヘツド8Mで
押し出してしまつた後、地中2に残された鞘管4
内に新管10を挿入するようにしてもよい。
このような敷替工法によれば、鞘管4が地中2
に残置されるが、それに大小の破片3aとなつた
旧管3や掘削土を内包するので、それらの破片3
aが地中2に残ることはないし、何らの支障もな
く旧管3の除去が実現され、旧管3の破片3aが
残存していれば生じることのある新管10の傷付
きなどは回避される。なお、新管10の外径は鞘
管4の内径よりも小さくされ、かつ、押圧ヘツド
8Mの外径にほぼ等しいので、挿入後の新管10
と鞘管4の内面との間に空隙が生じる。その空隙
が大きい場合にはモルタルを注入するなどして、
新管10を鞘管4内に固定すればよいし、その空
隙が小さければ、第8図に示すように、スペーサ
30を新管10の外周に介在させればよい。
に残置されるが、それに大小の破片3aとなつた
旧管3や掘削土を内包するので、それらの破片3
aが地中2に残ることはないし、何らの支障もな
く旧管3の除去が実現され、旧管3の破片3aが
残存していれば生じることのある新管10の傷付
きなどは回避される。なお、新管10の外径は鞘
管4の内径よりも小さくされ、かつ、押圧ヘツド
8Mの外径にほぼ等しいので、挿入後の新管10
と鞘管4の内面との間に空隙が生じる。その空隙
が大きい場合にはモルタルを注入するなどして、
新管10を鞘管4内に固定すればよいし、その空
隙が小さければ、第8図に示すように、スペーサ
30を新管10の外周に介在させればよい。
ちなみに、上記の例では、鞘管や新管などの押
し込みに、ジヤツキが主として用いられている
が、ジヤツキと衝撃式推進機の併用あるいは衝撃
式推進機のみでもつて行うこともできる。配管を
埋設すべき場所や土質などに応じて、押込力を発
生する装置を適宜選択して使用すればよい。
し込みに、ジヤツキが主として用いられている
が、ジヤツキと衝撃式推進機の併用あるいは衝撃
式推進機のみでもつて行うこともできる。配管を
埋設すべき場所や土質などに応じて、押込力を発
生する装置を適宜選択して使用すればよい。
第9図aは、回転式のカツタ19を採用した例
であり、第9図bのようにカツタローラ31は先
頭の鞘管4Aに固定した支持部材32から前方へ
突出する支持体33側面の支持板34に軸承され
ている。なお、カツタローラ31,31の上下高
さは旧管3の内径より大きく、旧管3を内面から
破断するようになつている。
であり、第9図bのようにカツタローラ31は先
頭の鞘管4Aに固定した支持部材32から前方へ
突出する支持体33側面の支持板34に軸承され
ている。なお、カツタローラ31,31の上下高
さは旧管3の内径より大きく、旧管3を内面から
破断するようになつている。
軸心部が空間となつている支持体32の中には
ワイヤ18が挿通され、第9図aに示した支持部
材32のピン35を介して、鞘管4Aが牽引され
る。その際、カツタローラ31はジヤツキ5の牽
引で従動回転したり、図示しないモータで駆動さ
れるなどして、旧管3を切断する。ちなみに、第
9図cのように、ピン35にワイヤ18Aを取り
付けるなどして押圧ヘツド8Nも同時に牽引する
ことができるようにしておいてもよいし、カツタ
19を鞘管4Aの前方へ突出するように取り付け
てもよい。
ワイヤ18が挿通され、第9図aに示した支持部
材32のピン35を介して、鞘管4Aが牽引され
る。その際、カツタローラ31はジヤツキ5の牽
引で従動回転したり、図示しないモータで駆動さ
れるなどして、旧管3を切断する。ちなみに、第
9図cのように、ピン35にワイヤ18Aを取り
付けるなどして押圧ヘツド8Nも同時に牽引する
ことができるようにしておいてもよいし、カツタ
19を鞘管4Aの前方へ突出するように取り付け
てもよい。
第1図は本発明の埋設配管の敷替工法を実施し
ている状態の全体縦断面図、第2図は本発明にお
ける作動説明図、第3図aは第2図の−線矢
視図、第3図bは異なるカツタの前面図、第3図
cはさらに異なる形状のカツタの側面図、第3図
dは第3図cの−線矢視図、第3図eはカツ
タが先頭の鞘管の前端に取り付けられている例の
側面図、第4図は作動説明図、第5図は補助リン
グによる鞘管の補助と鞘管相互の接続状態部分
図、第6図および第7図は作動説明図、第8図は
スペーサの介在状態図、第9図aはカツタローラ
を採用している場合の作動説明図、第9図bは第
9図aの−線矢視図、第9図cはカツタロー
ラの異なる取付例の側面図、第10図は従来の埋
設配管の敷替工法が適用されている一例の断面
図、第11図は地中に埋設された旧管が接続部で
折れ曲がつている状態図である。 2……地中、3……旧管、4……鞘管、10…
…新管。
ている状態の全体縦断面図、第2図は本発明にお
ける作動説明図、第3図aは第2図の−線矢
視図、第3図bは異なるカツタの前面図、第3図
cはさらに異なる形状のカツタの側面図、第3図
dは第3図cの−線矢視図、第3図eはカツ
タが先頭の鞘管の前端に取り付けられている例の
側面図、第4図は作動説明図、第5図は補助リン
グによる鞘管の補助と鞘管相互の接続状態部分
図、第6図および第7図は作動説明図、第8図は
スペーサの介在状態図、第9図aはカツタローラ
を採用している場合の作動説明図、第9図bは第
9図aの−線矢視図、第9図cはカツタロー
ラの異なる取付例の側面図、第10図は従来の埋
設配管の敷替工法が適用されている一例の断面
図、第11図は地中に埋設された旧管が接続部で
折れ曲がつている状態図である。 2……地中、3……旧管、4……鞘管、10…
…新管。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 地中に埋設された旧管を排除しその旧管の埋
設位置に新管を挿入して、新旧管を交換する埋設
配管の敷替工法において、 上記旧管の外径より大きい内径を有する鞘管を
地中の旧管に外嵌・挿入すると共に、その挿入の
際に全旧管を切断して収容し、 上記鞘管内の切断された旧管を押し出し、鞘管
の内径よりも小さい外径の新管を、地中に残され
た鞘管内に挿入するようにしたことを特徴とする
埋設配管の敷替工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63035852A JPH01250596A (ja) | 1987-12-31 | 1988-02-17 | 埋設配管の敷替工法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33566487 | 1987-12-31 | ||
JP62-335664 | 1987-12-31 | ||
JP63035852A JPH01250596A (ja) | 1987-12-31 | 1988-02-17 | 埋設配管の敷替工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01250596A JPH01250596A (ja) | 1989-10-05 |
JPH0432197B2 true JPH0432197B2 (ja) | 1992-05-28 |
Family
ID=26374854
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63035852A Granted JPH01250596A (ja) | 1987-12-31 | 1988-02-17 | 埋設配管の敷替工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01250596A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06129187A (ja) * | 1992-10-16 | 1994-05-10 | Tokyo Gas Co Ltd | 長尺鋼管の埋設配管方法 |
JP7398103B2 (ja) * | 2020-03-02 | 2023-12-14 | 株式会社タブチ | 配管切削装置、配管切削方法 |
-
1988
- 1988-02-17 JP JP63035852A patent/JPH01250596A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01250596A (ja) | 1989-10-05 |
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