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JPH04320399A - 電子機器の冷却装置 - Google Patents

電子機器の冷却装置

Info

Publication number
JPH04320399A
JPH04320399A JP8882091A JP8882091A JPH04320399A JP H04320399 A JPH04320399 A JP H04320399A JP 8882091 A JP8882091 A JP 8882091A JP 8882091 A JP8882091 A JP 8882091A JP H04320399 A JPH04320399 A JP H04320399A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat exchanger
refrigerant
cooling module
cooling
temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8882091A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruhiko Yamamoto
治彦 山本
Akihiko Fujisaki
藤▼崎▲ 明彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP8882091A priority Critical patent/JPH04320399A/ja
Priority to AU14928/92A priority patent/AU638186B2/en
Priority to CA002066360A priority patent/CA2066360C/en
Priority to EP19920303500 priority patent/EP0509844B1/en
Priority to DE1992600642 priority patent/DE69200642T2/de
Publication of JPH04320399A publication Critical patent/JPH04320399A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K7/00Constructional details common to different types of electric apparatus
    • H05K7/20Modifications to facilitate cooling, ventilating, or heating
    • H05K7/20536Modifications to facilitate cooling, ventilating, or heating for racks or cabinets of standardised dimensions, e.g. electronic racks for aircraft or telecommunication equipment

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子機器と冷却モジュ
ールとを気密箱に収納し、冷媒を冷却モジュールに供給
することで該電子機器の冷却を行う電子機器の冷却装置
に関する。
【0002】近年、スーパーコンピュータなどに於いて
は、高速化に伴う消費電力の増加および高密度実装化が
進み、安定した稼働を得るために、冷却装置によって半
導体素子などの電子部品が実装された電子機器を低温に
冷却することが行われるようになってきた。
【0003】このような低温の冷却装置に於ける冷媒と
しては、一般的に、冷水や、フッ化炭素, 液体窒素,
 液体ヘリウムなどが用いられている。したがって、こ
のような低温の冷却装置では、結露, 着霜が発生する
ことのないよう形成することが電子機器の性能を十分に
引出し上で重要となる。
【0004】
【従来の技術】従来は図9の従来の説明図に示すように
構成されていた。図9の(a) は構成図,(b)は除
湿ユニットの説明図である。
【0005】図9の(a) に示すように、断熱材より
成る気密箱1 に冷却モジュール2 と電子機器3 と
を収納し、冷却モジュール2には冷媒供給ユニット10
に連結された配管6 が配設され、冷媒11が冷却モジ
ュール2 に循環されることで電子機器3 の冷却が行
われるように形成されていた。
【0006】また、冷媒供給ユニット10には熱交換器
10B を冷却する冷凍機10A と、熱交換器10B
 によって冷却された冷媒11を送出するポンプ10C
 とが設けられ、熱交換器10B から冷媒11が配管
6 を介して冷却モジュール2 の供給口2Aに供給さ
れ、冷却モジュール2 の帰還口2Bから配管6 を介
して熱交換器10B に帰還されることで冷媒11の循
環が行われる。
【0007】更に、気密箱1 には(b) に示すよう
に、配管30D によって冷媒を熱交換器30Bに循環
させ、熱交換器30B を冷却する冷凍機30A と、
熱交換器30B に取り込まれた空気を冷却することで
生じる水滴を貯留するドレンパン30C とによって形
成された除湿ユニット30が内設され、気密箱1 の内
室1Aの空気を除湿し、露点温度を低下させることが行
われている。
【0008】このような除湿ユニット30による除湿で
は、内室1Aの温度が気密箱1 の外部より低下するの
で、外部から内室1Aに熱の吸収が行われないよう気密
箱1 を断熱材によって形成する必要があり、また、除
湿ユニット30は、点線で示すように、気密箱1 の外
に配設され、空気配管31によって気密箱1 の内室1
Aの空気を取込み、除湿を行うように形成される場合も
ある。
【0009】また、気密箱1 には収納された冷却モジ
ュール2 、電子機器または除湿ユニット30の保守点
検が行えるよう開閉される扉1Bが設けられている。そ
こで、冷却モジュール2 に冷媒11を循環させ、電子
機器3 の冷却を行う場合は、先づ、除湿ユニット30
の冷凍機30A を駆動させ、気密箱1 の内室1Aに
於ける空気を矢印F1のように熱交換器30B に取込
み、矢印F2のように排気することで除湿を行い、次に
、冷媒供給ユニット10の冷凍機10A とポンプ10
C と  を駆動させ、冷媒11の供給を開始し、電子
機器3 の冷却を行うことになる。
【0010】したがって、電子機器3 の冷却は、内室
1Aの除湿を先行してから開始されることになる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このような冷凍機30
A と熱交換器30B とより成る除湿ユニット30を
設けることで気密箱1 の内室1Aの除湿を行う構成で
は、除湿ユニット30には冷媒11の温度よりも低温を
生成する高価な冷凍機30A が冷媒供給ユニット10
とは別個に備えらることになり、装置構成の複雑化およ
びコストアップとなる問題を有していた。
【0012】そこで、本発明では、冷却モジュールに循
環される冷媒を用いることで気密箱内に於ける露点温度
を低下させ、結露,着霜を防ぐことを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】図1は本第1の発明の原
理説明図であり、図2は本第2の発明の原理説明図であ
る。
【0014】図1に示すように、電子機器3 を冷却す
る冷却モジュール2 と、除湿を行う第1の熱交換器4
 と、該第1の熱交換器4 によって発生する水滴を貯
留するドレンパン5 と、該冷却モジュール2 と該電
子機器3 と該第1の熱交換器4 と該ドレンパン5 
とを収納する断熱材より成る第1の気密箱1 とを備え
、冷媒供給ユニット10からの冷媒11が該冷却モジュ
ール2 と、該第1の熱交換器4 とに循環されるよう
配管6 を配設することで該第1の熱交換器4 により
該第1の気密箱1 の内室1Aに於ける露点温度を低下
させるように、また、図2に示すように、電子機器3 
を冷却する冷却モジュール2 と、除湿を行う第1の熱
交換器4 と、該第1の熱交換器4 によって発生する
水滴を貯留するドレンパン5 と、該第1の熱交換器4
 からの排気A をダクト9 を介して取込み、該排気
A を所定温度に上昇を行う第2の熱交換器8 と、該
冷却モジュール2 と該電子機器3 と該第1の熱交換
器4 と該ドレンパン5 と該第2の熱交換器8 とを
収納する第2の気密箱20とを備え、冷媒供給ユニット
10からの冷媒11が該冷却モジュール2 と、該第1
の熱交換器4 とに循環されるよう配管6 を配設する
と共に、冷却モジュール2 と、該電子機器3 と、該
配管6 とのそれぞれを断熱材7 によって覆い、該第
1の熱交換器4 により該第2の気密箱20の内室20
A に於ける露点温度を低下させるように構成する。
【0015】
【作用】即ち、第1の発明は、断熱材より成る第1の気
密箱1 に収納された冷却モジュール2 に循環される
冷媒11を第1の熱交換器4 に循環させ、内室1Aの
除湿を第1の熱交換器4 によって行うようにしたもの
である。
【0016】したがって、電子機器3 の冷却と、内室
1Aの除湿とが冷媒供給ユニット10からの冷媒11の
供給によって確実に行われ、従来のような冷凍機30A
 を備えた除湿ユニット30が不要となり、構成の簡素
化およびコストダウンが図れる。
【0017】また、第2の発明は、第2の気密箱20に
収納された冷却モジュール2 に循環される冷媒11を
第1の熱交換器4 に循環させ、内室20A の除湿を
第1の熱交換器4によって行うと共に、第1の熱交換器
4 による排気A を第2の熱交換器8 によって所定
の温度に温度を上昇させるようにしたものである。
【0018】したがって、前述と同様に内室1Aの除湿
を確実に行い、しかも、第2の気密箱20の内室20A
 の温度が外部の温度とほとんど同じにすることができ
、第2の気密箱20を前述のような断熱材によって形成
する必要がなく、更にコストダウンを図ることができる
【0019】
【実施例】以下本発明を図3〜図8を参考に詳細に説明
する。図3は本第1の発明による一実施例の説明図で、
(a) は構成図,(b)は温度分布図, 図4は本第
2の発明による一実施例の説明図で、(a) は構成図
,(b)は温度分布図, 図5は本発明の他の実施例の
説明図( その1), 図6は本発明の他の実施例の説
明図( その2)で、(a) は構成図,(b)は温度
分布図, 図7は本発明の他の実施例の説明図( その
3)で、(a)は構成図,(b)は温度分布図, 図8
は本発明の他の実施例の説明図( その4)で、(a)
 は構成図,(b)は温度分布図である。全図を通じて
、同一符号は同一対象物を示す。
【0020】図3の(a) に示すように、電子機器3
 を冷却する冷却モジュール2 を収納する断熱材より
成る第1の気密箱1 には第1の熱交換器4 とドレン
パン5 とを配設し、冷媒供給ユニット10と第1の熱
交換器4 との間には配管6 である管6Aを、第1の
熱交換器と冷却モジュール2 との間には配管6 であ
る管6Bを、冷却モジュール2 と冷媒供給ユニット1
0との間には配管6 である管6Cをそれぞれ連結する
ように構成したものである。
【0021】また、第1の熱交換器4 にはファン4A
が設けられ、内室1Aの空気を矢印F11 のように第
1の熱交換器4 に取込み、矢印F12 のように排気
することが行われる。そこで、所定の低温に冷却された
冷媒11が冷媒供給ユニット10から管6Aを介して第
1の熱交換器4 に供給され、第1の熱交換器4 を循
環後、第1の熱交換器4から管6Bを介して冷却モジュ
ール2 の供給口2Aに供給され、冷却モジュール2 
を循環後、冷却モジュール2 の帰還口2Bから管6C
を介して冷媒供給ユニット10に帰還される。
【0022】この場合、第1の気密箱1 と冷媒供給ユ
ニット10との間に露出される管6Aと6Cとには断熱
材7 によって覆い、外気による温度上昇を防ぐ必要が
ある。このように構成すると、常温RTより低温の冷媒
11を循環させることで、冷媒11の温度変化は(b)
 に示す曲線m1となり、第1の熱交換器4 に於いて
は、内室1Aの空気を曲線n1のようにTainからT
aout まで冷却することで冷媒11はT1inから
T1out まで上昇し、内室1Aの空気を急冷するこ
とで生じた水滴15をドレンパン5 によって貯留する
ことで内室1Aの除湿が行われ、冷却モジュール2 に
於いては、電子機器3 の発熱を吸収することでT2i
nからT2out まで上昇することになる。
【0023】したがって、冷媒11の循環によって第1
の熱交換器4 による除湿が先行し、露点温度Tdew
が点線で示すように低温となり、冷却モジュール2 の
冷却に際して結露, 着霜が生じることのないようにす
ることができる。
【0024】尚、このような構成に於いては、内室1A
の水蒸気量は有限出あり、ドレンパン5 に貯留される
水滴15も有限となるため、特に排出させる必要はない
。また、図4の(a) の場合は、電子機器3 を冷却
する冷却モジュール2 を収納する第2の気密箱20に
は第1の熱交換器4 とドレンパン5 と第2の熱交換
器8 とを配設し、冷媒供給ユニット10と第1の熱交
換器4 との間には配管6である管6Aを、第1の熱交
換器と冷却モジュール2 との間には配管6 である管
6Bを、冷却モジュール2 と冷媒供給ユニット10と
の間には配管6 である管6Cをそれぞれ連結し、電子
機器3 と、冷却モジュール2 と、管6Aと、6Bと
、6Cとのそれぞれを断熱材7によって覆うように構成
したものである。
【0025】また、第1の熱交換器4 の排気A が第
2の熱交換器8 に送出されるよう第1の熱交換器4 
と第2の熱交換器8 とにはダクト9 が設けられ、ド
レンパン5 がダクト9 に内設されており、第1の熱
交換器4 のファン4Aによって内室20A の空気を
矢印F11 のように第1の熱交換器4 に取込み、第
1の熱交換器4 からの排気A を更に第2の熱交換器
8 に取込み、第2の熱交換器8 によって排気A の
温度を上昇させ、矢印F13 のように内室20A に
排気するように形成されている。
【0026】この場合の排気A の温度を上昇させるこ
とは、例えば、冷媒供給ユニット10に循環される冷却
水の排水側にバルブ16を設け、第2の熱交換器8 に
配管6K,6L を配設すると共に、内室20A に温
度センサ18を内設し、温度センサ18が所定の温度に
達することでバルブ16の切り換えによって配管6K,
6L を介して第2の熱交換器8 に高温の排水を循環
させ、内室20A の温度を外気の温度と同じになるよ
うにする。また、第2の熱交換器8 にヒータを備える
ことでも同様に内室20A の温度を調整することが行
える。
【0027】そこで、所定の低温に冷却された冷媒11
が冷媒供給ユニット10から管6Aを介して第1の熱交
換器4 に供給され、第1の熱交換器4 を循環後、第
1の熱交換器4から管6Bを介して冷却モジュール2 
の供給口2Aに供給され、冷却モジュール2 を循環後
、冷却モジュール2 の帰還口2Bから管6Cを介して
冷媒供給ユニット10に帰還され、一方、第1の熱交換
器4 による排気A が第2の熱交換器8 によって所
定の温度に上昇され、内室20Aの温度を外気の温度と
同じになるようにすることが行われる。
【0028】したがって、この場合は、電子機器3 と
、冷却モジュール2 と、管6Aと、6Bと、6Cとの
それぞれを断熱材7によって覆う必要があるが、第2の
気密箱20は断熱材によって覆う必要がなく、第1の気
密箱1 に比較して安価に形成することができる。
【0029】このように構成すると、常温RTより低温
の冷媒11を循環させることで、冷媒11の温度変化は
(b) に示す曲線m1となり、第1の熱交換器4 に
於いては、内室20Aの空気の温度を曲線n2に示すよ
うにTa1in からTa1outまで冷却することで
冷媒11の温度がT1inからT1out まで上昇し
、内室20A の空気を急冷することで生じた水滴15
がドレンパン5 によって貯留され、内室1Aの除湿が
行われ、更に、冷却モジュール2 に於いては、電子機
器3 の発熱を吸収することで冷媒11の温度がT2i
nからT2out まで上昇することになり、また、一
方、第2の熱交換器8 に於いては、高温の排水17の
温度が曲線h に示すようにTwinからTwout 
まで降下されることで第1の熱交換器4 から排出され
た排気A の温度をTa2in からTa2outまで
上昇され、第2の熱交換器8 から矢印F13 のよう
に排出される排気の温度をほぼ常温RTの温度にするこ
とができる。
【0030】したがって、このような構成でも、前述と
同様に冷媒11の循環によって第1の熱交換器4 によ
る除湿が先行し、露点温度Tdewが点線で示すように
低温となり、冷却モジュール2 の冷却に際して結露,
 着霜が生じることのないようにすることができる。
【0031】更に、図3および図4に示す構成では、第
1の熱交換器4 と冷却モジュール2とが管6A,6B
,6Cによって直列に連結されたものであるが、図5に
示すように配管6 である管6Eと6Fとによって連結
し、第1の熱交換器4 と冷却モジュール2 とが並列
に連結されるように形成しても良く、この場合は、例え
ば、冷媒供給ユニット10から冷媒11が供給される第
1の熱交換器4 の供給側にバルブ19を設け、第1の
熱交換器4 と冷却モジュール2 とのそれぞれに供給
される冷媒11の流量を調整する必要がある。
【0032】図6の(a) の場合は、冷却モジュール
2 に供給される冷媒11の温度を上昇させるヒータ1
2を管6Bに設けるように形成したものである。そこで
、冷却開始時には、先づ、ヒータ12を加熱させながら
冷媒11の循環を行い、第1の熱交換器4 による除湿
を行い、次に、ヒータ12の加熱を停止し、電子機器3
 の稼働を開始させ、冷却モジュール2 による冷却が
行われるようにしたものである。
【0033】この場合の循環される冷媒11の温度は、
(b) に示すように、第1の熱交換器4の供給側に於
いては冷却開始時のP1点からT1inとなり、第1の
熱交換器4 の排出側ではT1out となり、斜線で
示す除湿作用によって内室1A,20Aの露点温度Td
ewは点線で示すように低下される。
【0034】一方、この除湿時に於は、冷却モジュール
2 では、ヒータ12の加熱によって冷媒11の温度が
T2in※とT2out ※となるよう一時的に温度を
上昇させ、露点温度Tdewが低下することでヒータ1
2の加熱を停止し、P2点から電子機器3 の稼働を開
始し、冷媒11の温度がT2inとT2out となる
ことで電子機器3 の冷却を行うようにすることができ
る。
【0035】したがって、内室1A,20Aの露点温度
Tdewが低下後、冷却モジュール2 による冷却が開
始されることで冷却開始時の冷媒11の温度降下が比較
的急な場合でも確実に結露, 着霜を防ぐことが行える
【0036】尚、この場合は、管6A,6B,6Cを点
線で示すように、連結変えすることで第1の熱交換器4
 と冷却モジュール2 とを並列に連結させるように形
成することができ、このような構成でも同様の効果を得
ることができる。
【0037】また、図7の(a) の場合は、第1の熱
交換器4 と冷却モジュール2 とを連結する配管6 
である管6E,6F に第3の熱交換器14を設け、第
3の熱交換器14に於いて、冷却モジュール2 に供給
される冷媒11と冷却モジュール2 から帰還される冷
媒11とを近接させ、互いの冷媒11の間で熱交換が行
われるようにしたものである。
【0038】そこで、冷媒供給ユニット10によって冷
媒11の供給が行われると同時に電子機器3 の稼働を
開始することで、常に、冷却モジュール2 に供給され
る冷媒11の温度は第3の熱交換器14によって高い温
度に維持されることになる。
【0039】この場合の温度変化は、(b) に示すよ
うに、先づ、第1の熱交換器4 に於いては、冷媒11
は曲線m1に示すように、T1inからT1out に
上昇することで内室1A,20Aの空気をn1に示すよ
うに、TainからTaout まで冷却し露点温度T
dewの低下を行い、次に、曲線m2に示すように第3
の熱交換器14に於いて、T3inからT2inに上昇
され、更に、冷却モジュール2 によってT2inから
T2out に上昇し、帰還される冷媒11は第3の熱
交換器14に於いて曲線m3のようにT2out から
T3out に降下する。
【0040】したがって、この場合は、冷却供給ユニッ
ト10の稼働と、電子機器3 の稼働とを同時に開始し
ても冷却による結露, 着霜の発生を防ぐことが行える
。尚、この場合は、管6E,6F を点線で示すように
、連結変えすることで第1の熱交換器4 と冷却モジュ
ール2 とを直列に連結させるように形成することがで
き、このような構成でも同様の効果を得ることができる
【0041】更に、図8の(a) の場合は、第1の熱
交換器4 と冷却モジュール2 とを連結する管6Bと
、冷却モジュール2 から帰還される管6Cとの間にバ
ルブ13を設け、第1の熱交換器4 を循環した冷媒1
1をバルブ13の切り換えによって冷却モジュール2に
送出するか、または、冷媒供給ユニット10に直接帰還
させるようにしたものである。
【0042】そこで、冷却開始時は、第1の熱交換器4
 を循環した冷媒11が矢印D1のように冷媒供給ユニ
ット10に直接帰還させるようにし、内室1A,20A
の除湿を行い、内室1A,20Aの除湿が行われた後、
第1の熱交換器4 を循環した冷媒11を矢印D2のよ
うに冷却モジュール2 に供給し、電子機器3 の冷却
を行う。
【0043】この場合の循環される冷媒11の温度は、
(b) に示すように、第1の熱交換器4の供給側に於
いては冷却開始時のP1点からT1inとなり、第1の
熱交換器4 の排出側ではT1out となり、斜線で
示す除湿作用によって内室1A,20Aの露点温度Td
ewは点線で示すように低下される。
【0044】一方、この除湿時に於は、バルブ13の切
り換えによって冷却モジュール2 には冷媒11の供給
が行われないようにし、露点温度Tdewが低下するこ
とでバルブ13の切り換えによってP3点から冷却モジ
ュール2 に冷媒の供給を行い、P4点から電子機器3
 の稼働を開始し、供給側の冷媒11の温度がT2in
となり、循環後の冷媒の温度は、電子機器3 を冷却す
ることでT2out になる。
【0045】したがって、前述と同様に、内室1A,2
0Aの露点温度Tdewが低下後、冷却モジュール2 
による冷却が開始されることで確実に結露, 着霜を防
ぐことが行える。尚、この場合は、管6A,6B,6C
を点線で示すように、連結変えすることで第1の熱交換
器4 と冷却モジュール2 とを並列に連結させるよう
に形成することができ、このような構成でも同様の効果
を得ることができる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第1の熱交換器による除湿が冷却モジュールの冷却に先
行して行えることになり、冷却モジュールの冷却に際し
ての結露, 着霜を防ぐことができ、また、気密箱の内
室の温度を外気とほぼ同じにすることで気密箱を断熱材
によって覆う必要がないようにすることができる。
【0047】したがって、結露, 着霜による障害がな
くなり、安定した稼働が得られ、かつ、従来のような特
別に冷凍機を備えた除湿ユニットを設ける必要がなく、
構成の簡素化およびコストの低減が図れ、実用的効果は
大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本第1の発明の原理説明図
【図2】  本
第2の発明の原理説明図
【図3】  本第1の発明によ
る一実施例の説明図
【図4】  本第2の発明による一
実施例の説明図
【図5】  本発明の他の実施例の説明
図(その1)
【図6】  本発明の他の実施例の説明図
(その2)
【図7】  本発明の他の実施例の説明図(
その3)
【図8】  本発明の他の実施例の説明図(そ
の4)
【図9】  従来の説明図
【符号の説明】
1  第1の気密箱,               
       1A,20A  内室 2   冷却モジュール,             
        3   電子機器 4   第1の熱交換器,             
        5   ドレンパン

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  電子機器(3) を冷却する冷却モジ
    ュール(2) と、除湿を行う第1の熱交換器(4) 
    と、該第1の熱交換器(4) によって発生する水滴を
    貯留するドレンパン(5) と、該冷却モジュール(2
    ) と該電子機器(3) と該第1の熱交換器(4) 
    と該ドレンパン(5) とを収納する断熱材より成る第
    1の気密箱(1) とを備え、冷媒供給ユニット(10
    )からの冷媒(11)が該冷却モジュール(2) と、
    該第1の熱交換器(4) とに循環されるよう配管(6
    ) を配設することで該第1の熱交換器(4)により該
    第1の気密箱(1) の内室(1A)に於ける露点温度
    を低下させることを特徴とする電子機器の冷却装置。
  2. 【請求項2】  電子機器(3) を冷却する冷却モジ
    ュール(2) と、除湿を行う第1の熱交換器(4) 
    と、該第1の熱交換器(4) によって発生する水滴を
    貯留するドレンパン(5) と、該第1の熱交換器(4
    ) からの排気(A) をダクト(9) を介して取込
    み、該排気(A) を所定温度に上昇を行う第2の熱交
    換器(8) と、該冷却モジュール(2) と該電子機
    器(3) と該第1の熱交換器(4)と該ドレンパン(
    5) と該第2の熱交換器(8) とを収納する第2の
    気密箱(20)とを備え、冷媒供給ユニット(10)か
    らの冷媒(11)が該冷却モジュール(2) と、該第
    1の熱交換器(4)とに循環されるよう配管(6) を
    配設すると共に、冷却モジュール(2) と、該電子機
    器(3) と、該配管(6) とのそれぞれを断熱材(
    7) によって覆い、該第1の熱交換器(4) により
    該第2の気密箱(20)の内室(20A) に於ける露
    点温度を低下させることを特徴とする電子機器の冷却装
    置。
  3. 【請求項3】  請求項1および2記載の前記冷媒(1
    1)が前記第1の熱交換器(4) を循環後、前記冷却
    モジュール(2) に循環が行われるよう該冷却モジュ
    ール(2) と、該第1の熱交換器(4) とが前記配
    管(6) によって直列に連結されることを特徴とする
    電子機器の冷却装置。
  4. 【請求項4】  請求項1および2記載の前記冷媒(1
    1)が前記第1の熱交換器(4) と前記冷却モジュー
    ル(2) とに同時に循環されるよう該冷却モジュール
    (2)と、該第1の熱交換器(4) とが前記配管(6
    ) によって並列に連結されることを特徴とする電子機
    器の冷却装置。
  5. 【請求項5】  請求項1および2記載の前記冷却モジ
    ュール(2) に循環される前記冷媒(11)の温度が
    所定の温度になるよう該冷却モジュール(2) の供給
    口(2A)側に該冷媒(11)を加熱するヒータ(12
    )を設けたことを特徴とする電子機器の冷却装置。
  6. 【請求項6】  請求項1および2記載の前記冷却モジ
    ュール(2) の供給口(2A)に供給される前記冷媒
    (11)と、該冷却モジュール(2) の帰還口(2B
    )から帰還される該冷媒(11)との互いを近接させる
    ことで熱交換を行う第3の熱交換器(14)を設けたこ
    とを特徴とする電子機器の冷却装置。
  7. 【請求項7】  請求項1および2記載の前記冷却モジ
    ュール(2) に対する前記冷媒(11)の循環が必要
    に応じて、停止または開始されよう前記供給口(2A)
    側の前記配管(6) にバルブ(13)を設けたことを
    特徴とする電子機器の冷却装置。
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