JPH04318267A - エバポパージシステムの異常検出装置 - Google Patents
エバポパージシステムの異常検出装置Info
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- JPH04318267A JPH04318267A JP8690791A JP8690791A JPH04318267A JP H04318267 A JPH04318267 A JP H04318267A JP 8690791 A JP8690791 A JP 8690791A JP 8690791 A JP8690791 A JP 8690791A JP H04318267 A JPH04318267 A JP H04318267A
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Landscapes
- Supplying Secondary Fuel Or The Like To Fuel, Air Or Fuel-Air Mixtures (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエバポパージシステムの
異常検出装置に係り、特にパージ実行前後の空燃比変化
に基づき異常検出を行う構成とされたエバポパージシス
テムの異常検出装置に関する。
異常検出装置に係り、特にパージ実行前後の空燃比変化
に基づき異常検出を行う構成とされたエバポパージシス
テムの異常検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、燃料タンクで蒸発した燃料は、
活性炭等が充填されたキャニスタに吸着させ、蒸発燃料
(以下、単に燃料とも称する)が大気に放出されないよ
う構成されている。また、キャニスタの容量には制限が
あり吸着できる燃料量が限られているため、キャニスタ
のオーバーフローを防止する等を目的として、キャニス
タに吸着された燃料をエンジンの吸気管へパージし燃焼
させる構成のエバポパージシステムがある。
活性炭等が充填されたキャニスタに吸着させ、蒸発燃料
(以下、単に燃料とも称する)が大気に放出されないよ
う構成されている。また、キャニスタの容量には制限が
あり吸着できる燃料量が限られているため、キャニスタ
のオーバーフローを防止する等を目的として、キャニス
タに吸着された燃料をエンジンの吸気管へパージし燃焼
させる構成のエバポパージシステムがある。
【0003】また、このエバポパージシステムが故障し
た場合には、キャニスタがオーバーフローしたり、燃料
が大気に放出するおそれがあるため、故障を自己診断で
きるよう構成された異常検出装置を設けたエバポパージ
システムが提案されている。
た場合には、キャニスタがオーバーフローしたり、燃料
が大気に放出するおそれがあるため、故障を自己診断で
きるよう構成された異常検出装置を設けたエバポパージ
システムが提案されている。
【0004】従来、このエバポパージシステムの異常検
出装置としては、例えば特開平2−136558号公報
に開示されたものがある。同公報に示される異常検出装
置は、燃料タンクの内圧を検出するタンク内圧力検出手
段により、燃料タンクのタンク内圧力が所定圧力以上の
時に、開閉手段を制御して放出通路を開及び閉動作する
ことによりパージの実行,停止を行い、パージ実行前後
の空燃比変化により異常の有無を判断する構成とされて
いた。
出装置としては、例えば特開平2−136558号公報
に開示されたものがある。同公報に示される異常検出装
置は、燃料タンクの内圧を検出するタンク内圧力検出手
段により、燃料タンクのタンク内圧力が所定圧力以上の
時に、開閉手段を制御して放出通路を開及び閉動作する
ことによりパージの実行,停止を行い、パージ実行前後
の空燃比変化により異常の有無を判断する構成とされて
いた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記従来装
置のように、パージ実行前後の空燃比変化により異常の
有無を判断する構成では、キャニスタに吸着されている
吸着燃料が多い場合には正常に異常検出を行うことがで
きるが、異常検出時の燃料タンクの内圧が所定値以上で
あっても、実際にはキャニスタに吸着されている吸着燃
料が少ない場合があり問題が生じる。即ち、キャニスタ
に吸着されている吸着燃料が少ない場合には、パージを
実行しても少量の燃料しかエンジンの吸気管に供給され
ないためパージによる空燃比の変化が小さく、異常が発
生しているのか、或いは単にキャニスタに吸着されてい
る燃料が少ないだけなのか判断することができないとい
う問題点があった。
置のように、パージ実行前後の空燃比変化により異常の
有無を判断する構成では、キャニスタに吸着されている
吸着燃料が多い場合には正常に異常検出を行うことがで
きるが、異常検出時の燃料タンクの内圧が所定値以上で
あっても、実際にはキャニスタに吸着されている吸着燃
料が少ない場合があり問題が生じる。即ち、キャニスタ
に吸着されている吸着燃料が少ない場合には、パージを
実行しても少量の燃料しかエンジンの吸気管に供給され
ないためパージによる空燃比の変化が小さく、異常が発
生しているのか、或いは単にキャニスタに吸着されてい
る燃料が少ないだけなのか判断することができないとい
う問題点があった。
【0006】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、キャニスタに吸着されている吸着燃料が少ない場
合においても確実に異常検出を行うことができるエバポ
パージシステムの異常検出装置を提供することを目的と
する。
あり、キャニスタに吸着されている吸着燃料が少ない場
合においても確実に異常検出を行うことができるエバポ
パージシステムの異常検出装置を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では、内燃機関の吸気系に対しキャニスタよ
りパージ通路を介して燃料をパージするエバポパージシ
ステムに設けられ、異常検出手段によりパージ実行時に
おける空燃比の変化を検出しエバポパージシステムの異
常を検出するエバポパージシステムの異常検出装置にお
いて、上記パージ通路に大気を導入できる構成とすると
共に、燃料と大気とを選択的にパージ配管に導入する選
択導入手段を設け、上記異常検出手段を、大気供給時に
おける空燃比とパージ実行時における空燃比とに基づい
てエバポパージシステムの異常を検出する構成としたこ
とを特徴とするものである。
に、本発明では、内燃機関の吸気系に対しキャニスタよ
りパージ通路を介して燃料をパージするエバポパージシ
ステムに設けられ、異常検出手段によりパージ実行時に
おける空燃比の変化を検出しエバポパージシステムの異
常を検出するエバポパージシステムの異常検出装置にお
いて、上記パージ通路に大気を導入できる構成とすると
共に、燃料と大気とを選択的にパージ配管に導入する選
択導入手段を設け、上記異常検出手段を、大気供給時に
おける空燃比とパージ実行時における空燃比とに基づい
てエバポパージシステムの異常を検出する構成としたこ
とを特徴とするものである。
【0008】
【作用】上記構成とされた異常検出装置によれば、パー
ジ通路に大気を導入した状態の空燃比を求めることがで
きる。この大気導入時の空燃比は、エバポパージシステ
ムに配管外れ等の異常が発生した状態の空燃比と等価で
ある。よって、異常発生時における空燃比を基準として
異常検出を行うことができるため、高い精度の異常検出
を行うことが可能となる。
ジ通路に大気を導入した状態の空燃比を求めることがで
きる。この大気導入時の空燃比は、エバポパージシステ
ムに配管外れ等の異常が発生した状態の空燃比と等価で
ある。よって、異常発生時における空燃比を基準として
異常検出を行うことができるため、高い精度の異常検出
を行うことが可能となる。
【0009】
【実施例】次に本発明の実施例について図面と共に説明
する。図1は本発明の一実施例であるエバポパージシス
テムの異常検出装置10を示す構成図である。
する。図1は本発明の一実施例であるエバポパージシス
テムの異常検出装置10を示す構成図である。
【0010】同図中、11はキャニスタであり、内部に
活性炭等の吸着材11aが充填されている。このキャニ
スタ11は、ベーパ通路12により燃料タンク13と連
通されている。よって、燃料タンク13で発生した蒸発
燃料は、ベーパ通路12を通りキャニスタ11に導入さ
れ、吸着材11aに吸着されることによりキャニスタ1
1内に保持される。
活性炭等の吸着材11aが充填されている。このキャニ
スタ11は、ベーパ通路12により燃料タンク13と連
通されている。よって、燃料タンク13で発生した蒸発
燃料は、ベーパ通路12を通りキャニスタ11に導入さ
れ、吸着材11aに吸着されることによりキャニスタ1
1内に保持される。
【0011】また、キャニスタ11とエンジン(図示せ
ず)の吸気管14との間には、パージ通路15が設けら
れており、このパージ通路15には本発明の要部となる
切り換え弁16(以下、VSVという)が設けられてい
る。エバポパージシステム20は、上記の各構成要素に
より構成されている。
ず)の吸気管14との間には、パージ通路15が設けら
れており、このパージ通路15には本発明の要部となる
切り換え弁16(以下、VSVという)が設けられてい
る。エバポパージシステム20は、上記の各構成要素に
より構成されている。
【0012】ここで、VSV16について更に詳述する
。VSV16は、例えば三方電磁弁であり、パージ通路
15,キャニスタ11に接続された接続配管17,及び
エアフィルタ18を介して大気開放されている大気開放
配管19が接続されている。このVSV16は電気信号
を供給されることにより駆動し、パージ通路15を接続
配管17または大気開放配管19に選択的に接続する(
尚、以下の説明においてVSV16が接続配管17とパ
ージ通路15を接続している状態を“OFF”の状態と
いい、またVSV16が大気開放配管19とパージ通路
15を接続している状態を“ON”の状態という)。
。VSV16は、例えば三方電磁弁であり、パージ通路
15,キャニスタ11に接続された接続配管17,及び
エアフィルタ18を介して大気開放されている大気開放
配管19が接続されている。このVSV16は電気信号
を供給されることにより駆動し、パージ通路15を接続
配管17または大気開放配管19に選択的に接続する(
尚、以下の説明においてVSV16が接続配管17とパ
ージ通路15を接続している状態を“OFF”の状態と
いい、またVSV16が大気開放配管19とパージ通路
15を接続している状態を“ON”の状態という)。
【0013】よって、VSV16がOFFとなっている
状態では、キャニスタ11に吸着されていた燃料は接続
配管17,パージ通路15を通り吸気管14にパージさ
れる。また、VSV16がONとなっている状態では、
大気(空気)がエアフィルタ18,大気開放配管19,
パージ通路15を通り通り吸気管14に導入される。従
って、VSV16のON/OFF動作により、パージ通
路15には燃料または空気が選択的に導入される。
状態では、キャニスタ11に吸着されていた燃料は接続
配管17,パージ通路15を通り吸気管14にパージさ
れる。また、VSV16がONとなっている状態では、
大気(空気)がエアフィルタ18,大気開放配管19,
パージ通路15を通り通り吸気管14に導入される。従
って、VSV16のON/OFF動作により、パージ通
路15には燃料または空気が選択的に導入される。
【0014】また、図中21はエンジンコントロールユ
ニット(ECU)であり、酸素センサ,水温センサ,エ
アフローメータ等の各種センサ(図示せず)が接続され
ており、これらのセンサから供給される信号に基づき燃
料噴射制御,点火時期制御等をはじめとしてエンジンを
駆動するための各種制御を行うものである。また、上記
したVSV16もECU21に接続されており、ECU
21から供給される信号に基づいて開閉動作する。
ニット(ECU)であり、酸素センサ,水温センサ,エ
アフローメータ等の各種センサ(図示せず)が接続され
ており、これらのセンサから供給される信号に基づき燃
料噴射制御,点火時期制御等をはじめとしてエンジンを
駆動するための各種制御を行うものである。また、上記
したVSV16もECU21に接続されており、ECU
21から供給される信号に基づいて開閉動作する。
【0015】このECU21は、中央演算処理回路(C
PU),リードオンリメモリ(ROM),ランダムアク
セスメモリ(RAM)等により構成させている。本発明
に係る異常検出装置10の異常検出処理も、このECU
21により実行されるものであり、ECU21のROM
には異常検出処理プログラムが格納されている。上記の
異常検出手段はECU21のソウトウェア処理として構
成される。
PU),リードオンリメモリ(ROM),ランダムアク
セスメモリ(RAM)等により構成させている。本発明
に係る異常検出装置10の異常検出処理も、このECU
21により実行されるものであり、ECU21のROM
には異常検出処理プログラムが格納されている。上記の
異常検出手段はECU21のソウトウェア処理として構
成される。
【0016】続いて、上記構成とされた異常検出装置1
0の異常検出を行う原理について、図1に加えて図2を
用いて説明する。
0の異常検出を行う原理について、図1に加えて図2を
用いて説明する。
【0017】キャニスタ11に吸着されていた燃料を吸
気管14にパージした場合、エンジンに供給される混合
気の空燃比は変化する。本実施例では、ECU21がエ
ンジンのエキゾーストマニホルドに配設されている酸素
センサからの酸素濃度信号に基づき空燃比の演算を行う
構成とされている。
気管14にパージした場合、エンジンに供給される混合
気の空燃比は変化する。本実施例では、ECU21がエ
ンジンのエキゾーストマニホルドに配設されている酸素
センサからの酸素濃度信号に基づき空燃比の演算を行う
構成とされている。
【0018】図2において、(A)はエバポパージシス
テム19に異常が発生している場合の空燃比を示してお
り、(B)はエバポパージシステム19が正常で、かつ
キャニスタ11に吸着されている燃料が少ない場合にお
ける空燃比を示しており、(C)はエバポパージシステ
ム19が正常で、かつキャニスタ11に十分な燃料が吸
着されている場合における空燃比を示しており、(D)
はVSV16の状態を示している。更に、上記(A)〜
(C)には、説明の便宜上、従来の異常検出装置による
空燃比変化と、本願発明の異常検出装置10による空燃
比変化を対比できるよう双方の空燃比変化を並べて図示
している。
テム19に異常が発生している場合の空燃比を示してお
り、(B)はエバポパージシステム19が正常で、かつ
キャニスタ11に吸着されている燃料が少ない場合にお
ける空燃比を示しており、(C)はエバポパージシステ
ム19が正常で、かつキャニスタ11に十分な燃料が吸
着されている場合における空燃比を示しており、(D)
はVSV16の状態を示している。更に、上記(A)〜
(C)には、説明の便宜上、従来の異常検出装置による
空燃比変化と、本願発明の異常検出装置10による空燃
比変化を対比できるよう双方の空燃比変化を並べて図示
している。
【0019】前記したように、従来の異常検出装置では
大気をパージ通路に導入することはできず、キャニスタ
に吸着されていた燃料を吸気管にパージするだけの機能
しか有していなかった。同図において時間t1 は、従
来の異常検出装置においてパージが開始された時間であ
る。また時間t2 は、本発明に係る異常検出装置10
においてVSV16がONとなった時間であり、時間t
3 はVSV16がOFFとなった時間である。従って
、時間t2 〜t3 の間は大気がパージ通路15を通
り吸気管14に導入され、時間t3 以降はパージ燃料
がパージ通路15を通り吸気管14に導入される。
大気をパージ通路に導入することはできず、キャニスタ
に吸着されていた燃料を吸気管にパージするだけの機能
しか有していなかった。同図において時間t1 は、従
来の異常検出装置においてパージが開始された時間であ
る。また時間t2 は、本発明に係る異常検出装置10
においてVSV16がONとなった時間であり、時間t
3 はVSV16がOFFとなった時間である。従って
、時間t2 〜t3 の間は大気がパージ通路15を通
り吸気管14に導入され、時間t3 以降はパージ燃料
がパージ通路15を通り吸気管14に導入される。
【0020】先ず、図3(A)で示されるエバポパージ
システム20に異常が発生している場合について説明す
る。
システム20に異常が発生している場合について説明す
る。
【0021】エバポパージシステム20に異常が発生し
ている場合とは、例えばベーパ通路12やパージ通路1
5が外れてしまったり穴,亀裂等が生じたような場合で
ある。このような異常が発生している状態でVSV16
をON状態とするとパージ通路15から吸気管14に空
気が導入され、空燃比は希薄(リーン)となる。
ている場合とは、例えばベーパ通路12やパージ通路1
5が外れてしまったり穴,亀裂等が生じたような場合で
ある。このような異常が発生している状態でVSV16
をON状態とするとパージ通路15から吸気管14に空
気が導入され、空燃比は希薄(リーン)となる。
【0022】続いて時間t3 においてVSV16がO
FF状態に切り換えられると、接続配管17とパージ通
路15が接続される。よって、エバポパージシステム2
0が正常であったならば燃料を含むパージガスが吸気管
14に導入される筈であるが、エバポパージシステム2
0に異常が発生している場合には、燃料はパージ通路1
5に流入せず、異常発生箇所から空気が流入する状態が
維持される。従って、エバポパージシステム20に異常
が発生している場合には、時間t3 以降においても空
燃比はリーンの状態を維持する。よって、時間t2 〜
t3 の間における空燃比(この空燃比の値をAとする
)を基準として、この空燃比Aに対して時間t3 以降
における空燃比(この空燃比の値をBとする)が等しい
か、或いは更にリーンとなった場合には、エバポパージ
システム20に異常が発生していると判定することがで
きる。
FF状態に切り換えられると、接続配管17とパージ通
路15が接続される。よって、エバポパージシステム2
0が正常であったならば燃料を含むパージガスが吸気管
14に導入される筈であるが、エバポパージシステム2
0に異常が発生している場合には、燃料はパージ通路1
5に流入せず、異常発生箇所から空気が流入する状態が
維持される。従って、エバポパージシステム20に異常
が発生している場合には、時間t3 以降においても空
燃比はリーンの状態を維持する。よって、時間t2 〜
t3 の間における空燃比(この空燃比の値をAとする
)を基準として、この空燃比Aに対して時間t3 以降
における空燃比(この空燃比の値をBとする)が等しい
か、或いは更にリーンとなった場合には、エバポパージ
システム20に異常が発生していると判定することがで
きる。
【0023】一方、従来の異常検出装置においても、時
間t1 においてVSVが開弁することにより異常発生
箇所からの空気が流入するため、上記と同様の理由によ
り空燃比はリーンとなる。よって、従来の異常検出装置
では、時間t1 以前の空燃比(図中矢印Xで示す)を
基準として、時間t1 以降における空燃比が時間t1
以前の空燃比Xに対してリーンであればエバポパージ
システム20に異常が発生していると判断する構成とさ
れていた。
間t1 においてVSVが開弁することにより異常発生
箇所からの空気が流入するため、上記と同様の理由によ
り空燃比はリーンとなる。よって、従来の異常検出装置
では、時間t1 以前の空燃比(図中矢印Xで示す)を
基準として、時間t1 以降における空燃比が時間t1
以前の空燃比Xに対してリーンであればエバポパージ
システム20に異常が発生していると判断する構成とさ
れていた。
【0024】続いて、図3(B)で示されるエバポパー
ジシステム20が正常で、かつキャニスタ11に吸着さ
れている燃料が少ない場合の空燃比変化について説明す
る。
ジシステム20が正常で、かつキャニスタ11に吸着さ
れている燃料が少ない場合の空燃比変化について説明す
る。
【0025】同図(B)に示される場合は、キャニスタ
11に吸着されている燃料が少ないため、キャニスタ1
1からは少量の燃料しかパージされない。従って、吸気
管14に導入されるのは、燃料量に対して空気量の多い
燃料濃度の低いパージガスである。このように、燃料濃
度の低いパージガスが吸気管14に流入すると、換言す
ればエバポパージシステム20より大量の空気(若干量
の燃料は含まれるが)が導入されると、空燃比はリーン
(希薄)となる。
11に吸着されている燃料が少ないため、キャニスタ1
1からは少量の燃料しかパージされない。従って、吸気
管14に導入されるのは、燃料量に対して空気量の多い
燃料濃度の低いパージガスである。このように、燃料濃
度の低いパージガスが吸気管14に流入すると、換言す
ればエバポパージシステム20より大量の空気(若干量
の燃料は含まれるが)が導入されると、空燃比はリーン
(希薄)となる。
【0026】従来構成の異常検出装置では、前記したよ
うに、時間t1 以前の空燃比Xを基準として、時間t
1 以降における空燃比が時間t1 以前の空燃比Xに
対してリーンであればエバポパージシステムに異常が発
生していると判断する構成とされていたため、エバポパ
ージシステム自体は正常でありキャニスタに吸着されて
いる燃料が少ないことに起因して空燃比がリーンとなっ
た場合にも、異常検出装置はエバポパージシステムに異
常が発生していると誤判定するおそれがあった。
うに、時間t1 以前の空燃比Xを基準として、時間t
1 以降における空燃比が時間t1 以前の空燃比Xに
対してリーンであればエバポパージシステムに異常が発
生していると判断する構成とされていたため、エバポパ
ージシステム自体は正常でありキャニスタに吸着されて
いる燃料が少ないことに起因して空燃比がリーンとなっ
た場合にも、異常検出装置はエバポパージシステムに異
常が発生していると誤判定するおそれがあった。
【0027】これに対して、本発明の異常発生装置10
では、時間t2 〜t3 の間において空気のみを吸気
管14に導入することができるため、時間t2 〜t3
における空燃比は従来の時間t1 以降における空燃
比よりもリーンとなる(図中矢印aで示す分だけリーン
となる)。 これは、燃料濃度の低いパージガスであっても若干の燃
料を含んでいるためである。続いて、時間t3 以降の
VSV16がOFFされた状態となると、パージ通路1
5には燃料濃度の低いパージガスが導入され、よって空
燃比は同図に示すようにパージガスに含まれる燃料分だ
け若干リッチ側に変化する。よって、時間t2 〜t3
の間における空燃比Aを基準として、この空燃比Aに
対して時間t3 以降における空燃比Bがリッチとなっ
た場合には、エバポパージシステム20に異常は発生し
ていないと判定することができる。
では、時間t2 〜t3 の間において空気のみを吸気
管14に導入することができるため、時間t2 〜t3
における空燃比は従来の時間t1 以降における空燃
比よりもリーンとなる(図中矢印aで示す分だけリーン
となる)。 これは、燃料濃度の低いパージガスであっても若干の燃
料を含んでいるためである。続いて、時間t3 以降の
VSV16がOFFされた状態となると、パージ通路1
5には燃料濃度の低いパージガスが導入され、よって空
燃比は同図に示すようにパージガスに含まれる燃料分だ
け若干リッチ側に変化する。よって、時間t2 〜t3
の間における空燃比Aを基準として、この空燃比Aに
対して時間t3 以降における空燃比Bがリッチとなっ
た場合には、エバポパージシステム20に異常は発生し
ていないと判定することができる。
【0028】次に、図3(C)で示されるエバポパージ
システム20が正常で、かつキャニスタ11に十分な燃
料が吸着されている場合の空燃比変化について説明する
。
システム20が正常で、かつキャニスタ11に十分な燃
料が吸着されている場合の空燃比変化について説明する
。
【0029】同図(C)に示される場合は、キャニスタ
11に十分な燃料が吸着されているため、大量の燃料が
キャニスタ11からパージされるため、従来における時
間t1 以降、及び本願発明における時間t3 以降に
おいて吸気管14には燃料の濃度の高いパージガスが導
入され、空燃比は大きくリッチ(濃い)に変化する。よ
って、本願発明では、時間t2 〜t3 の間における
空燃比Aを基準として、この空燃比Aに対して、時間t
3 以降における空燃比Bがリッチとなった場合には、
エバポパージシステム20に異常は発生していないと判
定することができる。
11に十分な燃料が吸着されているため、大量の燃料が
キャニスタ11からパージされるため、従来における時
間t1 以降、及び本願発明における時間t3 以降に
おいて吸気管14には燃料の濃度の高いパージガスが導
入され、空燃比は大きくリッチ(濃い)に変化する。よ
って、本願発明では、時間t2 〜t3 の間における
空燃比Aを基準として、この空燃比Aに対して、時間t
3 以降における空燃比Bがリッチとなった場合には、
エバポパージシステム20に異常は発生していないと判
定することができる。
【0030】また、従来の異常検出装置では、時間t1
以前の空燃比(図中矢印Xで示す)を基準として、時
間t1 以降における空燃比が時間t1 以前の空燃比
Xに対してリッチであればエバポパージシステム20は
正常であると判定する構成とされていた。
以前の空燃比(図中矢印Xで示す)を基準として、時
間t1 以降における空燃比が時間t1 以前の空燃比
Xに対してリッチであればエバポパージシステム20は
正常であると判定する構成とされていた。
【0031】上記してきた説明から明らかなように、従
来における異常検出装置では、キャニスタに吸着されて
いる燃料が少ない場合に誤判定を行う可能性がある。こ
れに対して、本発明に係る異常検出装置10では、VS
V16がON状態となっている時間t2 〜t3 の間
における空燃比Aを基準とし、時間t3 以降のVSV
16がOFF状態となった時の空燃比Bが空燃比Aに対
して等しいか或いはリーンの時にエバポパージシステム
20に異常が発生すると判定し、空燃比Bが空燃比Aに
対してリッチであるときには正常であると判定する構成
とした。この構成とすることにより、誤判定のない信頼
性の高い異常検出が可能となり、またキャニスタ11に
吸着されている燃料が少ない場合においても確実にエバ
ポパージシステム20の異常を検出することができ、異
常検出装置10の信頼性を向上することができる。
来における異常検出装置では、キャニスタに吸着されて
いる燃料が少ない場合に誤判定を行う可能性がある。こ
れに対して、本発明に係る異常検出装置10では、VS
V16がON状態となっている時間t2 〜t3 の間
における空燃比Aを基準とし、時間t3 以降のVSV
16がOFF状態となった時の空燃比Bが空燃比Aに対
して等しいか或いはリーンの時にエバポパージシステム
20に異常が発生すると判定し、空燃比Bが空燃比Aに
対してリッチであるときには正常であると判定する構成
とした。この構成とすることにより、誤判定のない信頼
性の高い異常検出が可能となり、またキャニスタ11に
吸着されている燃料が少ない場合においても確実にエバ
ポパージシステム20の異常を検出することができ、異
常検出装置10の信頼性を向上することができる。
【0032】続いて上記してきた異常検出の原理に基づ
き、ECU21が実行する異常検出動作について図3を
用いて説明する。同図は、ECU21が実行する異常検
出動作を示すフローチャートである。
き、ECU21が実行する異常検出動作について図3を
用いて説明する。同図は、ECU21が実行する異常検
出動作を示すフローチャートである。
【0033】同図に示す異常検出動作が起動すると、先
ずECU21は実行フラグがセットされているか否か(
実行フラグ=1となっているか否か)を判断する(ステ
ップ100。以下、ステップをSと略記する)。この実
行フラグはこれから説明する異常検出処理が実行された
場合にセットされるフラグである。また異常検出処理は
、エンジンが起動した後1回だけ実行されれば十分安全
性を確保できる処理である。よって、実行フラグがセッ
トされている場合は再び異常検出処理を実行することな
く処理を終了する構成とした。
ずECU21は実行フラグがセットされているか否か(
実行フラグ=1となっているか否か)を判断する(ステ
ップ100。以下、ステップをSと略記する)。この実
行フラグはこれから説明する異常検出処理が実行された
場合にセットされるフラグである。また異常検出処理は
、エンジンが起動した後1回だけ実行されれば十分安全
性を確保できる処理である。よって、実行フラグがセッ
トされている場合は再び異常検出処理を実行することな
く処理を終了する構成とした。
【0034】一方、S100において実行フラグがセッ
トされていないと判断されると、処理はS110に進み
、実行条件が整っているか否かを判断する。ここで実行
条件とは、エンジンが暖機運転中であること,エンジン
がフィードバック制御中でないこと等である。実行条件
が整っていない場合には、正確な異常検出ができなかっ
たり、また異常検出を行うことによりエンジン制御に悪
影響を及ぼしドライバビィリティの悪化等を招く。よっ
て、実行条件が整っていない場合には異常検出を行なわ
ないこととし、処理を終了する構成とした。
トされていないと判断されると、処理はS110に進み
、実行条件が整っているか否かを判断する。ここで実行
条件とは、エンジンが暖機運転中であること,エンジン
がフィードバック制御中でないこと等である。実行条件
が整っていない場合には、正確な異常検出ができなかっ
たり、また異常検出を行うことによりエンジン制御に悪
影響を及ぼしドライバビィリティの悪化等を招く。よっ
て、実行条件が整っていない場合には異常検出を行なわ
ないこととし、処理を終了する構成とした。
【0035】S110で実行条件が整っていると判断さ
れると、処理はS120に進み、現在のエンジンの状態
がパージ領域となっているかどうかを判断する。図1に
示すように、本実施例のパージシステムは所謂ポートパ
ージであり、スロットルバルブ22の開度によりパージ
通路15に印加される負圧が異なる。また、キャニスタ
11には図示しないチェック弁が配設されており、パー
ジ通路15内の負圧が所定値以上とならないとキャニス
タ11から燃料がパージされない構成となっている。そ
こで、S120ではキャニスタ11から燃料がパージさ
れる状態となっているかどうかを判断している。よって
エンジンの状態がパージ不能な状態となっているときは
、異常検出は行えないため処理を終了する。
れると、処理はS120に進み、現在のエンジンの状態
がパージ領域となっているかどうかを判断する。図1に
示すように、本実施例のパージシステムは所謂ポートパ
ージであり、スロットルバルブ22の開度によりパージ
通路15に印加される負圧が異なる。また、キャニスタ
11には図示しないチェック弁が配設されており、パー
ジ通路15内の負圧が所定値以上とならないとキャニス
タ11から燃料がパージされない構成となっている。そ
こで、S120ではキャニスタ11から燃料がパージさ
れる状態となっているかどうかを判断している。よって
エンジンの状態がパージ不能な状態となっているときは
、異常検出は行えないため処理を終了する。
【0036】一方、S120でエンジンの状態がパージ
領域であると判断されると、処理はS130に進み、E
CU21はVSV16をON状態とし、大気開放配管1
9とパージ通路15を連通させる。これにより、空気の
みがパージ通路15を通り吸気管14に導入される。続
くS140では、このVSV16がON状態における平
均空燃比Aを算出する。この平均空燃比Aは、図2を用
いて説明した時間t2 〜t3 の間における空燃比に
該当するものであり、以下の異常検出処理において基準
となる空燃比である。尚、平均空燃比とは、所定時間内
に複数回空燃比を演算して求め、この平均を取ったもの
である。このように、平均空燃比を求めることにより、
検出精度を向上させることができる。
領域であると判断されると、処理はS130に進み、E
CU21はVSV16をON状態とし、大気開放配管1
9とパージ通路15を連通させる。これにより、空気の
みがパージ通路15を通り吸気管14に導入される。続
くS140では、このVSV16がON状態における平
均空燃比Aを算出する。この平均空燃比Aは、図2を用
いて説明した時間t2 〜t3 の間における空燃比に
該当するものであり、以下の異常検出処理において基準
となる空燃比である。尚、平均空燃比とは、所定時間内
に複数回空燃比を演算して求め、この平均を取ったもの
である。このように、平均空燃比を求めることにより、
検出精度を向上させることができる。
【0037】S140にて平均空燃比Aが求められると
、続いてECU21はS150においてVSV16をO
FF状態に切り換え、接続配管17とパージ通路15を
連通させると共に、続くS160において平均空燃比B
を算出する。このS160で求められる平均空燃比Bは
、図2を用いて説明した時間t3 以降における空燃比
に該当するものである。ここで求められる平均空燃比B
は、エバポパージシステム20の状態(即ち、正常状態
か異常状態か)を反映した空燃比である。
、続いてECU21はS150においてVSV16をO
FF状態に切り換え、接続配管17とパージ通路15を
連通させると共に、続くS160において平均空燃比B
を算出する。このS160で求められる平均空燃比Bは
、図2を用いて説明した時間t3 以降における空燃比
に該当するものである。ここで求められる平均空燃比B
は、エバポパージシステム20の状態(即ち、正常状態
か異常状態か)を反映した空燃比である。
【0038】上記のように、異常検出処理の基準となる
平均空燃比Aと、エバポパージシステム19の状態を反
映した平均空燃比Bが求められると、ECU21はS1
70において、この各平均空燃比Aの値と平均空燃比B
の値を比較する。前記した検出原理の説明から明らかな
ように、平均空燃比Aに対して平均空燃比Bが等しいか
或いはリーンである場合はエバポパージシステム20に
異常が発生している状態である。これに対して、平均空
燃比Aに対して平均空燃比Bがリッチの場合はエバポパ
ージシステム20は正常である。
平均空燃比Aと、エバポパージシステム19の状態を反
映した平均空燃比Bが求められると、ECU21はS1
70において、この各平均空燃比Aの値と平均空燃比B
の値を比較する。前記した検出原理の説明から明らかな
ように、平均空燃比Aに対して平均空燃比Bが等しいか
或いはリーンである場合はエバポパージシステム20に
異常が発生している状態である。これに対して、平均空
燃比Aに対して平均空燃比Bがリッチの場合はエバポパ
ージシステム20は正常である。
【0039】よって、S170において平均空燃比Aに
対して平均空燃比Bがリッチの場合は、ECU21はエ
バポパージシステム20は正常であると判定し、S19
0において実行フラグをセットして処理を終了する。一
方、S170において平均空燃比Aに対して平均空燃比
Bが等しいか或いはリーンである場合は、ECU21は
エバポパージシステム20に異常が発生している状態で
あると判定し、S180においてウォーニングランプ2
3を点灯させ、運転者にエバポパージシステム20に異
常が発生していることを知らせる。尚、S180におい
てウォーニングランプ23を点灯させると、S190で
実行フラグをセットし処理を終了する。
対して平均空燃比Bがリッチの場合は、ECU21はエ
バポパージシステム20は正常であると判定し、S19
0において実行フラグをセットして処理を終了する。一
方、S170において平均空燃比Aに対して平均空燃比
Bが等しいか或いはリーンである場合は、ECU21は
エバポパージシステム20に異常が発生している状態で
あると判定し、S180においてウォーニングランプ2
3を点灯させ、運転者にエバポパージシステム20に異
常が発生していることを知らせる。尚、S180におい
てウォーニングランプ23を点灯させると、S190で
実行フラグをセットし処理を終了する。
【0040】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、キャニスタ
の燃料吸着量が少ない場合においても確実にエバポパー
ジシステムの異常検出を行うことができるため、異常検
出装置の信頼性を向上することができる等の特長を有す
る。
の燃料吸着量が少ない場合においても確実にエバポパー
ジシステムの異常検出を行うことができるため、異常検
出装置の信頼性を向上することができる等の特長を有す
る。
【図1】本発明の第1実施例である異常検出装置の構成
図である。
図である。
【図2】本発明における異常検出を行う原理を説明する
ための図である。
ための図である。
【図3】ECUが実行する異常検出処理動作を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
10 異常検出装置
11 キャニスタ
12 ベーパ通路
13 燃料タンク
14 吸気管
15 パージ通路
16 切り換え弁(VSV)
17 接続配管
18 エアフィルタ
19 大気開放配管
20 エバポパージシステム
Claims (1)
- 【請求項1】 内燃機関の吸気系に対しキャニスタよ
りパージ通路を介して燃料をパージするエバポパージシ
ステムに設けられ、異常検出手段によりパージ実行時に
おける空燃比の変化を検出し該エバポパージシステムの
異常を検出するエバポパージシステムの異常検出装置に
おいて、該パージ通路に大気を導入できる構成とすると
共に、該燃料と大気とを選択的に該パージ配管に導入す
る選択導入手段を設け、該異常検出手段を、大気供給時
における空燃比とパージ実行時における空燃比とに基づ
いて該エバポパージシステムの異常を検出する構成とし
たことを特徴とするエバポパージシステムの異常検出装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8690791A JPH04318267A (ja) | 1991-04-18 | 1991-04-18 | エバポパージシステムの異常検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8690791A JPH04318267A (ja) | 1991-04-18 | 1991-04-18 | エバポパージシステムの異常検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04318267A true JPH04318267A (ja) | 1992-11-09 |
Family
ID=13899913
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8690791A Pending JPH04318267A (ja) | 1991-04-18 | 1991-04-18 | エバポパージシステムの異常検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04318267A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5546659A (en) * | 1992-04-23 | 1996-08-20 | Matsushita Electric Works, Ltd. | Reciprocatory dry shaver |
-
1991
- 1991-04-18 JP JP8690791A patent/JPH04318267A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5546659A (en) * | 1992-04-23 | 1996-08-20 | Matsushita Electric Works, Ltd. | Reciprocatory dry shaver |
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