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JPH0431795B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0431795B2
JPH0431795B2 JP62315034A JP31503487A JPH0431795B2 JP H0431795 B2 JPH0431795 B2 JP H0431795B2 JP 62315034 A JP62315034 A JP 62315034A JP 31503487 A JP31503487 A JP 31503487A JP H0431795 B2 JPH0431795 B2 JP H0431795B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nut
magnet
supply rod
supply
rod
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP62315034A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01154882A (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP62315034A priority Critical patent/JPH01154882A/ja
Priority to KR1019880016116A priority patent/KR960002113B1/ko
Publication of JPH01154882A publication Critical patent/JPH01154882A/ja
Priority to US07/574,562 priority patent/US5074742A/en
Publication of JPH0431795B2 publication Critical patent/JPH0431795B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Branching, Merging, And Special Transfer Between Conveyors (AREA)
  • Specific Conveyance Elements (AREA)
  • Feeding Of Articles To Conveyors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この発明は、溶着用突起を有するプロジエクシ
ヨンナツトとか、短い肉厚のパイプのようなもの
とか、あるいはヘツド付きボルトのような部品を
供給するための供給方法に関する。
(ロ) 従来の技術 本発明に最も近いと思われる従来技術は、特公
昭59−7549号公報(B23K11/14)に開示されて
いる技術であり、その要点は第9図および第10
図に示してある。これは中空のアウターシヤフト
1内にインナーシヤフト2が摺動可能な状態で組
合わされ、インナーシヤフト2の先端には部品
(プロジエクシヨンナツト)3を吸着するマグネ
ツト(永久磁石)4が固定してある。アウターシ
ヤフト1を収容している外筒5は静止部材6に図
示のごとく固定され、外筒5の内面にストローク
方向に設けたガイド溝7内にアウターシヤフト1
に固定したピン8が嵌入してある。相手方の板金
部品9は固定電極10上に載置されており、固定
電極のガイドピン11が板金部品9の孔を貫通し
上方に伸びている。
両シヤフト1,2はその端面が一平面上に整列
して面一となり、そこにナツト3を吸着してい
る。この状態のまま両シヤフトが一体となつて進
出して来て一定の個所まで来ると、インナーシヤ
フト2の進出が禁止され、アウターシヤフト1だ
けが進出して第10図のようにナツト3がマグネ
ツト4から離隔させられ、ナツト3に対する磁力
が実質的に消滅する。こうすることによつて、ナ
ツト3はアウターシヤフト1の下端面から離れて
ガイドピン11の方へ飛び移るようにして移動
し、ガイドピン11がナツト3のねじ孔内にはま
り込んだ状態となつて供給が完了するのである。
なお、第10図に空間移動の距離Lが図示されて
いる。
上述のインナーシヤフト2の進出を禁止するた
めの構造は図示していないが、インナーシヤフト
2に固定した規制ピンをアウターシヤフトに明け
た長孔から突出させ、両シヤフト1,2が一定量
だけ進出してから前記規制ピンが静止部材に係止
させられることによつて、インナーシヤフト2の
進出が強制的に停止させられ、アウターシヤフト
1だけが第10図のごとく前進して、マグネツト
4のナツト吸着力が低下し、ガイドピン11へ慣
性的に落し込むようにしてはめ合わされるのであ
る。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点 上述のような従来技術であると、マグネツトが
停止してアウターシヤフトがさらに前進している
過渡期にナツト3に対する吸引磁力が実質的に消
滅するものであるから、つぎのような問題があ
る。すなわち、第1の問題は、アウターシヤフト
だけ移動している段階でナツトへの磁力が次第に
低下して行くために、ナツトが所定の個所へ到達
するまでに何等かの外力または振動などがナツト
に作用すると、不用意にナツト転落が発生し供給
ミスとなる。第2の問題は、ナツトに対する吸引
磁力が実質的に消滅する現象に依存しているもの
であるから、ナツトの重量ばらつきやナツトに付
いている油類などの粘着性によつて、ナツトがア
ウターシヤフトから離れるタイミングが一定せ
ず、そのためにナツトの空間移動距離に長短が生
じ、これが供給精度安定化に支障を来たしてい
る。そして、上記移動距離の長短があるために、
その距離を最長の場合に合わせてある程度長く設
定しておく必要があり、この点もまた空中移動を
長大化させ供給ミスの原因となつている。
以上述べた問題の発生原因をさらに追求してみ
ると、マグネツト設置上の構造的なところに起因
している。すなわち、従来の技術のマグネツトは
インナーシヤフトの先端部に図示のごとく固定さ
れているので、ナツトのようにねじ孔が明いてい
るとナツトに対する吸引磁力を十分に大きな値と
することが不可能となり、それがために前述のよ
うな外力や振動でナツト転落が発生したりするの
である。
さらに重要な問題は吸引磁力が不十分である
と、供給ロツドの前進速度を高めることができな
いために、部品供給の短縮化という点において非
常に不利である。
(ニ) 問題を解決するための手段とその作用 本発明は以上に述べた問題点を解決するために
提供されたもので、供給ロツドの端面に部品を密
着させて供給するものにおいて、部品の外側面に
吸引力を与えるマグネツトが供給ロツドから突出
した個所に進退可能な状態で設置され、供給ロツ
ドの前進ストローク終端近くの前進途上におい
て、前記マグネツトを供給ロツドの進出方向とは
逆方向に駆動装置によつて強制的に後退させるこ
とを特徴とし、部品の外側面に付与されるマグネ
ツトの吸引力によつて、供給ロツドの前進中には
一定不変の強い吸引磁力を付与し、部品が目的個
所に到達する前のロツド前進中にマグネツトの吸
引磁力を迅速に消滅させて目的個所への供給を完
了するのである。
(ホ) 実施例 第1図から第5図までの実施例について説明す
ると、このものは第6図に示されているようなス
ポツト溶接装置の場合であり、相手方の鋼板部品
12が固定電極13上に載置され、同電極のガイ
ドピン14が鋼板部品12から突出した状態とな
つている。符号15は固定電極13と同軸上に設
置された可動電極である。
本発明にかかる供給ロツドが組込まれた供給ユ
ニツト16には、プロジエクシヨンナツト(当実
施例ではプロジエクシヨンナツトの場合である)
17の供給管18が接続されていると共にエアシ
リンダ19が連結してある。供給ロツド20の端
面には第1図二点鎖線図示のごとくナツト17が
密着するようになつており、ナツト17を外側か
ら保持する突起21が設けてある。図示の突起2
1は第3図のようにコ字型の枠のような形態とな
つている。供給ロツド20はステンレス鋼で製作
するのが適当である。
ナツト17の外側面に吸引力を与えるマグネツ
ト22は、供給ロツド20の端面から突出した位
置をとり、供給ロツド20に対して進退可能とな
つている。この実施例では、マグネツト22を進
退させるために供給ロツド20を内外二重構造に
したもので、供給ロツド20自体が中空軸23と
され、その内部に摺動可能な状態でインナ軸24
が挿入してある。マグネツト22は中空軸23の
外側面に接つしている摺動体25に結合されてお
り、インナ軸24と摺動体25とはボルト26を
介して一体化されている。中空軸23にストロー
ク方向に長孔27を明け、前記のボルト26はこ
の長孔を貫通している。
インナ軸24の下端面は中空軸23の下端面と
同一平面を形成するごとくナツト17に密着可能
であり、そこにはナツト17に上向きの軽い吸引
力を付与するための小さなマグネツト(永久磁
石)28が埋め込んである。
供給ロツド20は外筒29内に図示のごとく空
隙をもつて収容され、外筒29の上側にはエアシ
リンダ19が結合され、下側には供給管18が溶
接してある。エアシリンダ19のピストンロツド
30が供給ロツド20に結合してある。インナ軸
24には規制ピン31が固定してあり、これが中
空軸23のストローク方向に明けた長孔32を貫
通して供給ロツド20から突出している。中空軸
23に挿入されたコイルスプリング33がインナ
軸24にその張力を及ぼしており、それは規制ピ
ン31が長孔32の下端に当つていることにより
規制されている。
供給ロツド20の前進ストローク終端近くの前
進途上においてマグネツト22を供給ロツドの進
出方向とは逆方向に強制的に後退させるために駆
動装置34が外筒29の外側部に取付けてある。
この駆動装置としては、電磁ソレノイドなどを用
いてもよいが、ここではエアシリンダ35を使用
しており、そのピストンロツド36に固定した係
止片37が外筒29にストローク方向に明けた長
孔38を経て外筒29内に突出し、前述の規制ピ
ン31と衝合できるように対向している。
第2図から明らかなように供給ロツド20(中
空軸23)は、両側に平面39,40が形成され
ることによつて、小判形の断面形状となしてあ
り、供給管18の上板41に明けた通孔42内に
しつくりとはまり込んで回り止めがなされてい
る。上板41には摺動体25を受入れる切欠部4
3が設けてある。
供給管18は矩型断面であり、その端部には第
1図のような切除部44を設けることによつて二
股状の突片45,46を設け、ここに固定した枢
軸47,48に開閉板49,50が枢着されてい
る。要するに、蝶番の一方の翼片が開閉板49,
50となり、他方の翼片が固定板51,52とし
てボルト53,54で突片45,46に固定され
ている。枢軸47,48に組付けたつる巻きばね
55(第5図に枢軸47の側だけを図示した)は
開閉板49,50に閉じ方向の弾力を与えて、第
4図のような状態を維持している。第5図二点鎖
線は開閉板49が押開けられた状態を示してい
る。
以上に説明した実施例の作動について説明する
と、供給管18内を圧縮空気などで押されたナツ
トが移動して来て供給管18の端部付近まで来る
と、ナツト17はマグネツト22で吸引されて突
起21内へ導入され、第1図および第4図の二点
鎖線図示のようになる。つぎに供給ロツド20が
前進すると、ナツト17により開閉板49,50
が押開けられて、ナツト17がマグネツト22で
吸引保持がなされたまま進出し、固定電極のガイ
ドピン14の真近、すなわち、前進ストロークの
終端近くとなり、その前進途上においてエアシリ
ンダ35が作動して係止片37が引上げられる
と、規制ピン31、インナ軸24、ボルト26を
経て摺動体25へ変位が伝えられて、マグネツト
22(他のマグネツト28も同時に)がナツト1
7から離隔して行くので、ナツト17に対する吸
引磁力が実質的に消滅して、ナツトのねじ孔がガ
イドピン14の貫通を受け、ナツト供給が完了す
る。
第7図の実施例は供給ロツド端部の突起に変形
を施したもので、先の実施例では突起21がコ字
型であるが、ここではナツトの外側において対向
する状態の2個の突起56,57となしたもの
で、その代りにマグナツト22が第7図のごとく
開放部を閉鎖して、、マネツト22がナツト17
と直接密着するようになつている。
第8図の実施例は供給ロツド20の外側に沿わ
せた作動杆58によつてマグネツト22を進退さ
せるもので、供給ロツド20との摺動性を円滑に
するためにガイド筒59,60の間に作動杆58
が架設してある。ガイド筒59のフランジ61と
供給ロツドのフランジ62との間にコイルスプリ
ング63を介在させ、供給ロツド20のストロー
ク方向に形成した溝64内にガイド筒59に固定
したピン65を嵌入しておくことによつてコイル
スプリング63の張力を受止めている。供給ロツ
ド20全体が一体になつて進出してストローク終
端の段階においては、前述のものと同じ運動操作
がなされるのであり、そのために係止片37がフ
ランジ61を強制的に後退させるようになつてい
る。なお、この実施例においては、供給ロツド2
0の先端には前述のような突起21やマグネツト
28に相当するものは設置されておらず、単なる
平端面だけである。
(ヘ) 効果 本発明の方法によれば、マグネツトが部品の外
側面に吸引力を与えるように個所、すなわち供給
ロツドの外側面に密着したような状態で進退動を
なすものであるから、マグネツト自体を十分に大
きなサイズのものとして部品に対するマグネツト
表面積を十分な大きさとし、強い吸引保持力を求
めることができるので、何等かの外力や振動など
で部品が転落したりすることがなく、しかも、供
給ストロークの速度を高めても部品の位置ずれや
転落の心配が全くない。
マグネツトの磁力強化が図られると、部品に対
する磁力を実質的に消滅させるためには、マグネ
ツトを部品から相当遠くまで離隔させねばならな
い。そのために、前進ストロークの終端近くでま
だ進出している途上において、すなわち早期の段
階でマグネツトを強制的に逆動させることによつ
て、前述の長い離隔距離を短時間で得ることがで
きる。換言すると、供給ロツドの前進速度に対し
てマグネツトの逆動速度が加算される状態である
から、時間短縮に有効であり、吸引磁力も迅速に
消滅し、したがつて部品は常に一定の個所でロツ
ドから離脱することとなり、供給ミスのない高い
信頼性を得ることができる。このように部品の離
脱個所が常時一定であることによつて、供給ロツ
ドの停止個所と目的個所、たとえば固定電極のガ
イドピンとの間隔をきわめてわずかな距離とする
ことができる。最後に特に注目しなければならな
いのは、マグネツトを供給ロツドの進行方向とは
逆方向に駆動装置を用いて引き戻す点であり、こ
うすることによつて、上述の作動が節度をもつて
確実になされるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第8図は実施例であり、第1図はは縦
断側面図、第2図は第1図の2−2断面図、第3
図は立体図、第4図は縦断正面図、第5図は開閉
板の側面図、第6図は装置外観を示す側面図、第
7図は立体図、第8図は側面図である。第9図お
よび第10図は従来例で、それぞれ縦断側面図で
ある。 20……供給ロツド、17……部品、22……
マグネツト、34……駆動装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 供給ロツドの端面に部品を密着させて供給す
    るものにおいて、部品の外側面に吸引力を与える
    マグネツトが供給ロツドから突出した個所に進退
    可能な状態で設置され、供給ロツドの前進ストロ
    ーク終端近くの前進途上において、前記マグネツ
    トを供給ロツドの進出方向とは逆方向に駆動装置
    によつて強制的に後退させることを特徴とする部
    品供給方法。
JP62315034A 1987-12-05 1987-12-12 部品供給方法 Granted JPH01154882A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62315034A JPH01154882A (ja) 1987-12-12 1987-12-12 部品供給方法
KR1019880016116A KR960002113B1 (ko) 1987-12-05 1988-12-03 부품공급방법 및 장치
US07/574,562 US5074742A (en) 1987-12-05 1990-08-29 Parts feeding method and apparatus

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JP62315034A JPH01154882A (ja) 1987-12-12 1987-12-12 部品供給方法

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Families Citing this family (3)

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JPH0524644A (ja) * 1991-03-30 1993-02-02 Yoshitaka Aoyama 部品の供給速度制御装置
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JPS597549A (ja) * 1982-06-29 1984-01-14 Haruchika Seimitsu:Kk レンズ研磨装置におけるレンズ加圧位置決め機構

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