JPH04316400A - 配線基板および配線基板の製造方法および配線基板への部品実装方法 - Google Patents
配線基板および配線基板の製造方法および配線基板への部品実装方法Info
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- JPH04316400A JPH04316400A JP3109881A JP10988191A JPH04316400A JP H04316400 A JPH04316400 A JP H04316400A JP 3109881 A JP3109881 A JP 3109881A JP 10988191 A JP10988191 A JP 10988191A JP H04316400 A JPH04316400 A JP H04316400A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
- H05K3/303—Surface mounted components, e.g. affixing before soldering, aligning means, spacing means
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
- H05K3/32—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
- H05K3/34—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
- H05K3/341—Surface mounted components
- H05K3/3415—Surface mounted components on both sides of the substrate or combined with lead-in-hole components
Landscapes
- Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
- Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、チップ部品を接着する
接着層を有する配線基板、この配線基板の製造方法およ
びこの配線基板にチップ部品を実装する方法に関する。
接着層を有する配線基板、この配線基板の製造方法およ
びこの配線基板にチップ部品を実装する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】チップ部品を基板に実装する方法として
は、まず配線基板表面のランド部にクリーム半田を塗布
し、チップ部品の電極部をこのクリーム半田上にマウン
トし、クリーム半田の粘着力によりチップ半田を保持す
る。全てのチップ部品のマウントが完了した後、配線基
板をリフロー炉(加熱炉)に送り、クリーム半田を溶融
させて、チップ部品の電極部をランド部に半田付けする
のが一般的である。ただし、最近では配線基板への部品
の実装密度が高められており、配線基板の前記チップ部
品を実装する面と逆の面側からコンデンサなどのディス
クリート部品のリード端子を挿入し、半田ディップ槽に
よりチップ部品が実装されている側の面に半田をディッ
プしてディスクリート部品のリード端子を導電パターン
に半田付けする方法が実施されている。このような実装
方法では、半田ディップ槽に配線基板を送りこむ際、半
田ディップ側に実装されているチップ部品が落下する恐
れがある。そこでこのような部品の実装に際し、図5に
示すようなチップ部品を接着する方法がとられている。
は、まず配線基板表面のランド部にクリーム半田を塗布
し、チップ部品の電極部をこのクリーム半田上にマウン
トし、クリーム半田の粘着力によりチップ半田を保持す
る。全てのチップ部品のマウントが完了した後、配線基
板をリフロー炉(加熱炉)に送り、クリーム半田を溶融
させて、チップ部品の電極部をランド部に半田付けする
のが一般的である。ただし、最近では配線基板への部品
の実装密度が高められており、配線基板の前記チップ部
品を実装する面と逆の面側からコンデンサなどのディス
クリート部品のリード端子を挿入し、半田ディップ槽に
よりチップ部品が実装されている側の面に半田をディッ
プしてディスクリート部品のリード端子を導電パターン
に半田付けする方法が実施されている。このような実装
方法では、半田ディップ槽に配線基板を送りこむ際、半
田ディップ側に実装されているチップ部品が落下する恐
れがある。そこでこのような部品の実装に際し、図5に
示すようなチップ部品を接着する方法がとられている。
【0003】図5に示す配線基板1のA側の面には、導
電パターン2ならびにこれと連続するランド部2aが形
成されている。実装方法としては、まずランド部2aと
2aの中間部分に専用ディスペンサを使用して、紫外線
硬化性または熱硬化性の接着剤4を塗布する。チップ部
品3はその電極部3aをランド部2aに設置し、中腹部
を接着剤4に設置する。そして接着剤の部分に紫外線を
照射しあるいは全体を加熱炉にて加熱することにより接
着剤4を硬化させる。次の工程では、配線基板1のB側
の面にコンデンサなどのディスクリート部品5を実装し
、そのリード端子5aを配線基板1のスルーホール1a
からA側の面に突出させる。そして配線基板1全体を半
田ディップ槽に送り、A側の面から半田をディップし、
ディスクリート部品5のリード端子5aとA側の面の導
電パターンとを半田付けし、同時にチップ部品3の電極
部3aとランド部2aとを半田付けする。接着剤4によ
りチップ部品3が配線基板1に固着されているため、上
記の半田ディップ作業において、チップ部品3が落下す
るのを防止できることになる。
電パターン2ならびにこれと連続するランド部2aが形
成されている。実装方法としては、まずランド部2aと
2aの中間部分に専用ディスペンサを使用して、紫外線
硬化性または熱硬化性の接着剤4を塗布する。チップ部
品3はその電極部3aをランド部2aに設置し、中腹部
を接着剤4に設置する。そして接着剤の部分に紫外線を
照射しあるいは全体を加熱炉にて加熱することにより接
着剤4を硬化させる。次の工程では、配線基板1のB側
の面にコンデンサなどのディスクリート部品5を実装し
、そのリード端子5aを配線基板1のスルーホール1a
からA側の面に突出させる。そして配線基板1全体を半
田ディップ槽に送り、A側の面から半田をディップし、
ディスクリート部品5のリード端子5aとA側の面の導
電パターンとを半田付けし、同時にチップ部品3の電極
部3aとランド部2aとを半田付けする。接着剤4によ
りチップ部品3が配線基板1に固着されているため、上
記の半田ディップ作業において、チップ部品3が落下す
るのを防止できることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5に
示すように、チップ部品3が実装される部分に紫外線硬
化性や熱硬化性の接着剤4をディスペンサにより付着さ
せる構造では、配線基板1の多数の箇所に接着剤を付着
させる必要があり、製造作業が非常に煩雑である。最近
のチップ部品3は小型化されてきており、接着剤4を塗
布する位置ならびに接着剤の付着量の精度が必要となっ
てきているため、液状の接着剤の塗布作業は困難になっ
てきている。しかもランド部2aが接近するため、接着
剤4が糸ひき状に伸び、あるいは接着剤の液だれなどに
よりランド部2a上に接着剤がのりやすくなる。このよ
うなことがあると、チップ部品3の電極部3aとランド
部2aとの接触導通が不完全になるなどの問題が生じる
。本発明は上記従来の課題を解決するものであり、基板
表面の多数箇所への接着層の形成が容易でしかも接着層
を精密に形成でき、チップ部品を確実に基板に固定でき
るようにした配線基板、配線基板の製造方法および配線
基板への部品実装方法を提供することを目的としている
。
示すように、チップ部品3が実装される部分に紫外線硬
化性や熱硬化性の接着剤4をディスペンサにより付着さ
せる構造では、配線基板1の多数の箇所に接着剤を付着
させる必要があり、製造作業が非常に煩雑である。最近
のチップ部品3は小型化されてきており、接着剤4を塗
布する位置ならびに接着剤の付着量の精度が必要となっ
てきているため、液状の接着剤の塗布作業は困難になっ
てきている。しかもランド部2aが接近するため、接着
剤4が糸ひき状に伸び、あるいは接着剤の液だれなどに
よりランド部2a上に接着剤がのりやすくなる。このよ
うなことがあると、チップ部品3の電極部3aとランド
部2aとの接触導通が不完全になるなどの問題が生じる
。本発明は上記従来の課題を解決するものであり、基板
表面の多数箇所への接着層の形成が容易でしかも接着層
を精密に形成でき、チップ部品を確実に基板に固定でき
るようにした配線基板、配線基板の製造方法および配線
基板への部品実装方法を提供することを目的としている
。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による配線基板は
、チップ部品の電極部が設置されるランドが形成されて
いる配線基板であって、基板表面のチップ部品が設置さ
れる部分にシート状接着層が形成されていることを特徴
とするものである。本発明による配線基板の製造方法は
、基板表面をマスキングして、マスクされていない部分
に接着剤を塗布し、マスキングを除去して基板表面にシ
ート状接着層を形成するものである。さらに本発明によ
る部品実装方法は、前記配線基板を使用し、この配線基
板のシート状接着層にチップ部品を設置し、配線基板を
加熱してシート状接着層を溶融させ、チップ部品を接着
固定するものである。
、チップ部品の電極部が設置されるランドが形成されて
いる配線基板であって、基板表面のチップ部品が設置さ
れる部分にシート状接着層が形成されていることを特徴
とするものである。本発明による配線基板の製造方法は
、基板表面をマスキングして、マスクされていない部分
に接着剤を塗布し、マスキングを除去して基板表面にシ
ート状接着層を形成するものである。さらに本発明によ
る部品実装方法は、前記配線基板を使用し、この配線基
板のシート状接着層にチップ部品を設置し、配線基板を
加熱してシート状接着層を溶融させ、チップ部品を接着
固定するものである。
【0006】
【作用】上記手段では、チップ部品を固定するための接
着手段としてシート状接着剤が使用される。このシート
状接着剤は糸ひきや液だれの問題がないため、ランド部
に接着剤が乗るなどしてチップ部品の電極部とランド部
との接触不良が生じることなどを防止できる。また、配
線基板にマスキングを施し、マスクされていない部分に
接着剤を塗布することにより接着層を形成できるので、
多数箇所の接着層の同時形成が可能となり、また接着層
を精密な位置に形成でき、制作工程が非常に簡単になる
。さらにこの配線基板にチップ部品を実装する場合には
、チップ部品をマウントした後に、加熱して接着層を溶
融させることにより、簡単に且つ確実にチップ部品を固
定できるようになる。
着手段としてシート状接着剤が使用される。このシート
状接着剤は糸ひきや液だれの問題がないため、ランド部
に接着剤が乗るなどしてチップ部品の電極部とランド部
との接触不良が生じることなどを防止できる。また、配
線基板にマスキングを施し、マスクされていない部分に
接着剤を塗布することにより接着層を形成できるので、
多数箇所の接着層の同時形成が可能となり、また接着層
を精密な位置に形成でき、制作工程が非常に簡単になる
。さらにこの配線基板にチップ部品を実装する場合には
、チップ部品をマウントした後に、加熱して接着層を溶
融させることにより、簡単に且つ確実にチップ部品を固
定できるようになる。
【0007】
【実施例】以下、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明による配線基板ならびにこれに実装さ
れる電子部品を示す分解斜視図、図2はその断面図であ
る。PCB基板などの配線基板11のA側の面には、チ
ップ部品13を実装するためランド部12aならびにこ
のランド部12aと一体に延びる導電パターン12が形
成されている。この実施例では、ランド部12a上に、
チップ部品13の電極部13aを導通接着するためのク
リーム半田層15がマスク塗布されている。またランド
部12aと12aの中間位置にはシート状接着層14が
形成されている。このシート状接着層14は、アクリル
系樹脂を主成分とする熱活性、加熱硬化型のシート状接
着剤であり、例えばケミテック株式会社製の商品名「ケ
ミシールSC−341U」などが使用される。配線基板
11のA側の面に、接着層14が形成される部分を除い
てマスキングし、その上から前記成分の液状接着剤を塗
布し、所定時間放置するなどにより液状接着剤をシート
化させ、マスクを除去することにより、シート状接着層
14が形成される。
る。図1は本発明による配線基板ならびにこれに実装さ
れる電子部品を示す分解斜視図、図2はその断面図であ
る。PCB基板などの配線基板11のA側の面には、チ
ップ部品13を実装するためランド部12aならびにこ
のランド部12aと一体に延びる導電パターン12が形
成されている。この実施例では、ランド部12a上に、
チップ部品13の電極部13aを導通接着するためのク
リーム半田層15がマスク塗布されている。またランド
部12aと12aの中間位置にはシート状接着層14が
形成されている。このシート状接着層14は、アクリル
系樹脂を主成分とする熱活性、加熱硬化型のシート状接
着剤であり、例えばケミテック株式会社製の商品名「ケ
ミシールSC−341U」などが使用される。配線基板
11のA側の面に、接着層14が形成される部分を除い
てマスキングし、その上から前記成分の液状接着剤を塗
布し、所定時間放置するなどにより液状接着剤をシート
化させ、マスクを除去することにより、シート状接着層
14が形成される。
【0008】また配線基板11のA側の面には、コンデ
ンサなどのディスクリート部品16を実装するための導
電パターン17が形成されており、この導電パターン1
7ならびに配線基板11を貫通するスルーホール11a
が形成されている。ディスクリート部品16のリード端
子16aは、配線基板11のB面側からスルーホール1
1aに挿入され、後述のディップ工程により、リード端
子16aの先端が導電パターン17に半田付けされる。
ンサなどのディスクリート部品16を実装するための導
電パターン17が形成されており、この導電パターン1
7ならびに配線基板11を貫通するスルーホール11a
が形成されている。ディスクリート部品16のリード端
子16aは、配線基板11のB面側からスルーホール1
1aに挿入され、後述のディップ工程により、リード端
子16aの先端が導電パターン17に半田付けされる。
【0009】次に図1ならびに図2に示す例において、
配線基板11にシート状接着層14を形成する方法なら
びに部品を実装する方法を、図3の工程図により説明す
る。図1から図3に示す実施例では、図1のように完成
された状態のシート状接着層14が、増粘剤などの調整
によりその表面のべたつき(タック性)がほとんどない
状態に形成されている場合について示している。図3(
a)の行程では、配線基板11のA側の面にマスキング
を施し、前記アクリル系樹脂を主成分とする液状の接着
剤を塗布する。(b)の行程では配線基板11をしばら
く放置するなどして接着剤をシート状にする。そしてマ
スクを除去する。これにより図1に示すようなシート状
接着層14が形成される。前述のようにこのシート状接
着層14は表面にべたつきがないものとしているため、
シート状接着層14の表面に離型紙を添付する必要がな
く、例えば複数の配線基板11をそのまま重ねた状態で
運搬しあるいは保管することが可能である。
配線基板11にシート状接着層14を形成する方法なら
びに部品を実装する方法を、図3の工程図により説明す
る。図1から図3に示す実施例では、図1のように完成
された状態のシート状接着層14が、増粘剤などの調整
によりその表面のべたつき(タック性)がほとんどない
状態に形成されている場合について示している。図3(
a)の行程では、配線基板11のA側の面にマスキング
を施し、前記アクリル系樹脂を主成分とする液状の接着
剤を塗布する。(b)の行程では配線基板11をしばら
く放置するなどして接着剤をシート状にする。そしてマ
スクを除去する。これにより図1に示すようなシート状
接着層14が形成される。前述のようにこのシート状接
着層14は表面にべたつきがないものとしているため、
シート状接着層14の表面に離型紙を添付する必要がな
く、例えば複数の配線基板11をそのまま重ねた状態で
運搬しあるいは保管することが可能である。
【0010】この配線基板11に部品を実装する行程に
おいて、まず図3(c)に示すように、配線基板11の
A側の面にマスキングを施し、クリーム半田を塗布する
。そしてマスクを除去することにより図1において符号
15で示すようなクリーム半田層が形成される。 (d)の行程では、チップ部品13がマウントされる。 チップ部品13は自動マウント装置により自動作業によ
りクリーム半田層15ならびにシート状接着層14の上
にマウントされる。シート状接着層14はべたつきがな
いため、図3(d)の段階ではチップ部品13はクリー
ム半田層15の粘着力により仮止めされる。
おいて、まず図3(c)に示すように、配線基板11の
A側の面にマスキングを施し、クリーム半田を塗布する
。そしてマスクを除去することにより図1において符号
15で示すようなクリーム半田層が形成される。 (d)の行程では、チップ部品13がマウントされる。 チップ部品13は自動マウント装置により自動作業によ
りクリーム半田層15ならびにシート状接着層14の上
にマウントされる。シート状接着層14はべたつきがな
いため、図3(d)の段階ではチップ部品13はクリー
ム半田層15の粘着力により仮止めされる。
【0011】全てのチップ部品13がマウントされた配
線基板11は、図3(e)の行程においてリフロー炉(
加熱炉)に送られ、全体が加熱される。この加熱行程に
おいて、クリーム半田層15が溶融して、チップ部品1
3の電極部13aがランド部12aに半田付けられると
ともに、シート状接着層14が熱により溶融し且つ硬化
してチップ部品13が配線基板11に確実に固定される
。(f)の行程において所定時間冷却した後、(g)の
行程において、配線基板11のB面側からディスクリー
ト部品16のリード端子16aをスルーホール11aに
挿入する。そして(h)の行程において、半田ディップ
槽において配線基板11のA側の面に半田をディップす
る。
線基板11は、図3(e)の行程においてリフロー炉(
加熱炉)に送られ、全体が加熱される。この加熱行程に
おいて、クリーム半田層15が溶融して、チップ部品1
3の電極部13aがランド部12aに半田付けられると
ともに、シート状接着層14が熱により溶融し且つ硬化
してチップ部品13が配線基板11に確実に固定される
。(f)の行程において所定時間冷却した後、(g)の
行程において、配線基板11のB面側からディスクリー
ト部品16のリード端子16aをスルーホール11aに
挿入する。そして(h)の行程において、半田ディップ
槽において配線基板11のA側の面に半田をディップす
る。
【0012】上記ディップ行程により、ディスクリート
部品16のリード端子16aの先端が導電パターン17
に半田付けされる。このディップ行程ではチップ部品1
3が溶融半田に浸ることになり、チップ部品13の電極
部13aとランド部12aとを固着していた半田が一時
溶融するが、チップ部品13は接着剤により配線基板1
1に強固に固着されているため、ディップ行程において
チップ部品13が落下することはない。
部品16のリード端子16aの先端が導電パターン17
に半田付けされる。このディップ行程ではチップ部品1
3が溶融半田に浸ることになり、チップ部品13の電極
部13aとランド部12aとを固着していた半田が一時
溶融するが、チップ部品13は接着剤により配線基板1
1に強固に固着されているため、ディップ行程において
チップ部品13が落下することはない。
【0013】次に図4は本発明の第2実施例による行程
を示している。図1から図3の実施例ではシート状接着
層14がべたつきがないもの、あるいはチップ部品を仮
止めするだけのべたつき(タック性)がない場合を示し
たが、図4では、増粘剤を増加するなどしてべたつき(
タック性)の大きいシート状接着層14が形成される場
合について示している。図4(a)において、配線基板
11のA側の面をマスキングして液状接着剤を塗布し、
図3(b)と同様にしばらく放置するなどしてシート状
接着層14を形成する。図4(b)では、マスクを除去
した後にシート状接着層14の表面(あるいは配線基板
11のA側の全面)に離型紙を添着する。配線基板11
を重ねた状態で運搬あるいは保管する場合、離型紙によ
りシート状接着層14がその上の配線基板11に粘着す
るのを防止する。
を示している。図1から図3の実施例ではシート状接着
層14がべたつきがないもの、あるいはチップ部品を仮
止めするだけのべたつき(タック性)がない場合を示し
たが、図4では、増粘剤を増加するなどしてべたつき(
タック性)の大きいシート状接着層14が形成される場
合について示している。図4(a)において、配線基板
11のA側の面をマスキングして液状接着剤を塗布し、
図3(b)と同様にしばらく放置するなどしてシート状
接着層14を形成する。図4(b)では、マスクを除去
した後にシート状接着層14の表面(あるいは配線基板
11のA側の全面)に離型紙を添着する。配線基板11
を重ねた状態で運搬あるいは保管する場合、離型紙によ
りシート状接着層14がその上の配線基板11に粘着す
るのを防止する。
【0014】部品の実装行程では、図4(c)に示す行
程において離型紙を除去する。図4の実施例では図1に
おいて符号15で示したクリーム半田層は形成せず、図
4(d)の行程においてチップ部品13をマウントする
。この場合チップ部品13はシート状接着層14の表面
のべたつき力により仮止めされる。全てのチップ部品1
3がシート状接着層14に仮止めされた後、図4(e)
の行程で加熱炉へ供給するなどして配線基板11全体を
加熱する。この加熱によりシート状接着層14が溶融し
チップ部品13が接着固定される。冷却行程を経た後、
(f)の行程においてディスクリート部品16のリード
端子16aを配線基板11のB面側からスルーホール1
1aに挿入する。そして(g)の行程において、半田デ
ィップ槽により配線基板11のA側の面に半田をディッ
プし、ディスクリート部品16のリード端子16aの先
端を導電パターン17に半田付けし、これと同時にディ
ップ槽の溶融半田によりチップ部品13の電極部13a
をランド部12aに半田付けする。
程において離型紙を除去する。図4の実施例では図1に
おいて符号15で示したクリーム半田層は形成せず、図
4(d)の行程においてチップ部品13をマウントする
。この場合チップ部品13はシート状接着層14の表面
のべたつき力により仮止めされる。全てのチップ部品1
3がシート状接着層14に仮止めされた後、図4(e)
の行程で加熱炉へ供給するなどして配線基板11全体を
加熱する。この加熱によりシート状接着層14が溶融し
チップ部品13が接着固定される。冷却行程を経た後、
(f)の行程においてディスクリート部品16のリード
端子16aを配線基板11のB面側からスルーホール1
1aに挿入する。そして(g)の行程において、半田デ
ィップ槽により配線基板11のA側の面に半田をディッ
プし、ディスクリート部品16のリード端子16aの先
端を導電パターン17に半田付けし、これと同時にディ
ップ槽の溶融半田によりチップ部品13の電極部13a
をランド部12aに半田付けする。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明の配線基板では、シ
ート状接着層が設けられているので、従来のように接着
剤の糸ひきや液だれによりランド部に接着剤が付着する
ことはなく、チップ部品を確実に接着できるようになる
。本発明による配線基板の製造方法では、配線基板にマ
スキングを施して接着剤を塗布することによりシート状
接着層を形成しているため、従来のようにディスペンサ
により接着剤を塗布する作業に比べて接着層の形成作業
が簡単である。また小型のチップ部品が実装される配線
基板の場合、小面積のシート状接着層を精度よく形成で
きるようになる。また本発明の部品実装方法では、部品
が基板に確実に接着され、半田ディップ行程において落
下することなどを防止できるようになる。
ート状接着層が設けられているので、従来のように接着
剤の糸ひきや液だれによりランド部に接着剤が付着する
ことはなく、チップ部品を確実に接着できるようになる
。本発明による配線基板の製造方法では、配線基板にマ
スキングを施して接着剤を塗布することによりシート状
接着層を形成しているため、従来のようにディスペンサ
により接着剤を塗布する作業に比べて接着層の形成作業
が簡単である。また小型のチップ部品が実装される配線
基板の場合、小面積のシート状接着層を精度よく形成で
きるようになる。また本発明の部品実装方法では、部品
が基板に確実に接着され、半田ディップ行程において落
下することなどを防止できるようになる。
【図1】配線基板ならびに部品を示す斜視図、
【図2】
配線基板とチップ部品を示す断面図、
配線基板とチップ部品を示す断面図、
【図3】第1実施
例による行程を示す行程図、
例による行程を示す行程図、
【図4】第2実施例による
行程を示す行程図、
行程を示す行程図、
【図5】従来の配線基板と部品を示
す断面図、
す断面図、
11 配線基板
11a スルーホール
12 導電パターン
12a ランド部
13 チップ部品
13a 電極部
14 シート状接着層
15 クリーム半田層
16 ディスクリート部品
17 導電パターン
Claims (3)
- 【請求項1】 チップ部品の電極部が設置されるラン
ドが形成されている配線基板であって、基板表面のチッ
プ部品が設置される部分にシート状接着層が形成されて
いることを特徴とする配線基板。 - 【請求項2】 基板表面をマスキングして、マスクさ
れていない部分に接着剤を塗布し、マスキングを除去し
て基板表面にシート状接着層を形成する請求項1記載の
配線基板を製造する方法。 - 【請求項3】 請求項1記載の配線基板を使用し、こ
の配線基板のシート状接着層にチップ部品を設置し、配
線基板を加熱してシート状接着層を溶融させ、チップ部
品を接着固定する配線基板への部品実装方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3109881A JPH04316400A (ja) | 1991-04-15 | 1991-04-15 | 配線基板および配線基板の製造方法および配線基板への部品実装方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3109881A JPH04316400A (ja) | 1991-04-15 | 1991-04-15 | 配線基板および配線基板の製造方法および配線基板への部品実装方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04316400A true JPH04316400A (ja) | 1992-11-06 |
Family
ID=14521536
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3109881A Withdrawn JPH04316400A (ja) | 1991-04-15 | 1991-04-15 | 配線基板および配線基板の製造方法および配線基板への部品実装方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04316400A (ja) |
-
1991
- 1991-04-15 JP JP3109881A patent/JPH04316400A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980711 |