JPH04311845A - 光記録再生装置 - Google Patents
光記録再生装置Info
- Publication number
- JPH04311845A JPH04311845A JP7793391A JP7793391A JPH04311845A JP H04311845 A JPH04311845 A JP H04311845A JP 7793391 A JP7793391 A JP 7793391A JP 7793391 A JP7793391 A JP 7793391A JP H04311845 A JPH04311845 A JP H04311845A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- solenoid
- suspension
- disk
- magnetic head
- recording
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 title claims description 22
- 239000000725 suspension Substances 0.000 claims abstract description 32
- 230000005294 ferromagnetic effect Effects 0.000 claims 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 13
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 4
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 238000001179 sorption measurement Methods 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000010291 electrical method Methods 0.000 description 1
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 description 1
- 238000010297 mechanical methods and process Methods 0.000 description 1
- 230000002250 progressing effect Effects 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光磁気ディスク装置に
おける浮上型磁気ヘッド、または浮上型光学ヘッド等の
各種浮上型ヘッドを備えた光記録再生装置に関し、更に
詳しくは、装置の非常時(停電、異常振動等による緊急
停止)に浮上型ヘッドを退避させる機構に関するもので
ある。
おける浮上型磁気ヘッド、または浮上型光学ヘッド等の
各種浮上型ヘッドを備えた光記録再生装置に関し、更に
詳しくは、装置の非常時(停電、異常振動等による緊急
停止)に浮上型ヘッドを退避させる機構に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、情報の記録・再生・消去の可能な
メモリ素子の開発が進められており、中でも大容量、高
密度を特徴とする光ディスクはその代表である。その開
発の中心は高速の転送速度や高速のアクセスの実現にあ
り、そのため現在では、記録済の情報を書き換える場合
に、旧情報の消去過程を経ずに旧情報に重ねて新情報の
記録を行なう、いわゆるオーバーライト技術の開発が盛
んである。その方法の1つとして、一定強度のレーザ光
を照射しながら、記録すべき情報に応じて磁気ヘッドを
用いて外部磁場の向きを反転させることにより光磁気デ
ィスクに記録消去を行なう磁界変調記録方式がある。こ
の方式にはスライダに設けられた磁気ヘッドを、板ばね
等からなるサスペンションにより光磁気ディスクの一方
の表面側に付勢して、光磁気ディスクの回転に伴って光
磁気ディスクとの間にほぼ一定の微小間隔を隔てて浮上
させる浮上型磁気ヘッドが利用されようとしている。
メモリ素子の開発が進められており、中でも大容量、高
密度を特徴とする光ディスクはその代表である。その開
発の中心は高速の転送速度や高速のアクセスの実現にあ
り、そのため現在では、記録済の情報を書き換える場合
に、旧情報の消去過程を経ずに旧情報に重ねて新情報の
記録を行なう、いわゆるオーバーライト技術の開発が盛
んである。その方法の1つとして、一定強度のレーザ光
を照射しながら、記録すべき情報に応じて磁気ヘッドを
用いて外部磁場の向きを反転させることにより光磁気デ
ィスクに記録消去を行なう磁界変調記録方式がある。こ
の方式にはスライダに設けられた磁気ヘッドを、板ばね
等からなるサスペンションにより光磁気ディスクの一方
の表面側に付勢して、光磁気ディスクの回転に伴って光
磁気ディスクとの間にほぼ一定の微小間隔を隔てて浮上
させる浮上型磁気ヘッドが利用されようとしている。
【0003】また高速アクセスのために、従来の光学ヘ
ッドを小さなスライダ上に集積する方法も考案されてい
る。これは先の磁気ヘッドのように、スライダ上にレー
ザやフォトディテクタ等を集積して浮上型のヘッドとし
たものである。その結果、光学ヘッドが軽量化され従来
の光学ヘッドを用いるよりもより高速のアクセスが実現
可能となり、現在開発の最も盛んな技術の1つである。 またこの光ヘッドはレーザー強度を変調する相変化型の
光ディスクに対しても使用できる。
ッドを小さなスライダ上に集積する方法も考案されてい
る。これは先の磁気ヘッドのように、スライダ上にレー
ザやフォトディテクタ等を集積して浮上型のヘッドとし
たものである。その結果、光学ヘッドが軽量化され従来
の光学ヘッドを用いるよりもより高速のアクセスが実現
可能となり、現在開発の最も盛んな技術の1つである。 またこの光ヘッドはレーザー強度を変調する相変化型の
光ディスクに対しても使用できる。
【0004】上記の方法を用いる場合、従来、スライダ
の浮上時はスライダはディスクに対して非接触であるが
、ディスクの回転始めと終わり(ローディング、及びイ
ジェクト時)では接触していた。(ハードディスクにお
けるCSS(Contact Startand St
op)方式) このためディスクおよび浮上型ヘッドに
摩耗、損傷が生じ、これによりディスクの寿命を縮めて
いた。しかし、これらを非接触で行なう方法、すなわち
、ディスクの回転開始時及び終了時には、浮上型ヘッド
をディスクとの非接触位置で保持すると共に、ディスク
の回転後に、浮上型ヘッドをディスクの表面近傍に降ろ
して記録・消去を行なう方法が考えられている。
の浮上時はスライダはディスクに対して非接触であるが
、ディスクの回転始めと終わり(ローディング、及びイ
ジェクト時)では接触していた。(ハードディスクにお
けるCSS(Contact Startand St
op)方式) このためディスクおよび浮上型ヘッドに
摩耗、損傷が生じ、これによりディスクの寿命を縮めて
いた。しかし、これらを非接触で行なう方法、すなわち
、ディスクの回転開始時及び終了時には、浮上型ヘッド
をディスクとの非接触位置で保持すると共に、ディスク
の回転後に、浮上型ヘッドをディスクの表面近傍に降ろ
して記録・消去を行なう方法が考えられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の場合
、停電した時など突然電源が切れたときには、ディスク
の回転が停止し、浮上型ヘッドがディスクの回転による
浮力を得られなくなることから、ディスクとスライダー
が接触し、時には吸着を起こすことになる。その結果、
サスペンションの損傷やディスクの傷つき等が生じ、光
磁気記録再生装置は致命的な損傷を負ってしまうという
問題を有している。
、停電した時など突然電源が切れたときには、ディスク
の回転が停止し、浮上型ヘッドがディスクの回転による
浮力を得られなくなることから、ディスクとスライダー
が接触し、時には吸着を起こすことになる。その結果、
サスペンションの損傷やディスクの傷つき等が生じ、光
磁気記録再生装置は致命的な損傷を負ってしまうという
問題を有している。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の光記録再生装置
は、上記の課題を解決するために、サスペンションによ
り支持された浮上型のヘッドにより、記録媒体に対し情
報の記録、再生または消去を行なう光記録再生装置にお
いて、サスペンションを支持するアームに設けられたソ
レノイドと、サスペンションを固定する保持部と、上記
ソレノイドに吸着する磁石を有し、記録、再生または消
去中に動作が停止した際に、上記ソレノイドから磁石が
離間され、浮上型ヘッドが記録媒体から離れるように上
記保持部を押圧する押圧手段とを備えたことを特徴とし
ている。
は、上記の課題を解決するために、サスペンションによ
り支持された浮上型のヘッドにより、記録媒体に対し情
報の記録、再生または消去を行なう光記録再生装置にお
いて、サスペンションを支持するアームに設けられたソ
レノイドと、サスペンションを固定する保持部と、上記
ソレノイドに吸着する磁石を有し、記録、再生または消
去中に動作が停止した際に、上記ソレノイドから磁石が
離間され、浮上型ヘッドが記録媒体から離れるように上
記保持部を押圧する押圧手段とを備えたことを特徴とし
ている。
【0007】
【作用】上記の構成により、停電または異常振動等によ
り記録、再生または消去中に動作が停止した際に、押圧
手段により、ソレノイドに吸着していた磁石がソレノイ
ドより離間され保持部が押圧される。従って、保持部に
固定されているサスペンションが持ち上げられることに
より、浮上型ヘッドが記録媒体から離れる。
り記録、再生または消去中に動作が停止した際に、押圧
手段により、ソレノイドに吸着していた磁石がソレノイ
ドより離間され保持部が押圧される。従って、保持部に
固定されているサスペンションが持ち上げられることに
より、浮上型ヘッドが記録媒体から離れる。
【0008】
【実施例】本発明の一実施例を、図1ないし図4に基づ
いて説明すれば、以下の通りである。
いて説明すれば、以下の通りである。
【0009】光磁気ディスクを利用する光磁気記録再生
装置は、例えば図3に示すように、光磁気ディスク1を
回転駆動するスピンドルモータ2と、光磁気ディスク1
の一方の表面(図の下面)に対向させて配置されると共
に、図示しない光学系が設けられ、光磁気ディスク1の
半径方向に移動する光学系キャリッジ19とを備えてい
る。光磁気記録再生装置は更に、光磁気ディスク1の他
方の表面(図の上面)側における、上記光学系の対物レ
ンズ(図示せず)に対応する位置に配置され、光磁気デ
ィスク1に磁界を印加する浮上型磁気ヘッド3を備えて
いる。
装置は、例えば図3に示すように、光磁気ディスク1を
回転駆動するスピンドルモータ2と、光磁気ディスク1
の一方の表面(図の下面)に対向させて配置されると共
に、図示しない光学系が設けられ、光磁気ディスク1の
半径方向に移動する光学系キャリッジ19とを備えてい
る。光磁気記録再生装置は更に、光磁気ディスク1の他
方の表面(図の上面)側における、上記光学系の対物レ
ンズ(図示せず)に対応する位置に配置され、光磁気デ
ィスク1に磁界を印加する浮上型磁気ヘッド3を備えて
いる。
【0010】図1に示すように、板ばねからなるサスペ
ンション4の一端部は、後述するサスペンション保持部
6に固定され、浮上型磁気ヘッド3はサスペンション4
の他端部により支持されている。サスペンション保持部
6と押さえ板7は、接着剤,ねじ等で連結されている。 可撓部材からなる押さえ板7の一端部はアーム9の水平
部上側に固定され、押さえ板7の他端部にはサスペンシ
ョン保持部6の上面が固着され、さらにサスペンション
保持部6の下面には前記サスペンション4の一端部が固
定されている。
ンション4の一端部は、後述するサスペンション保持部
6に固定され、浮上型磁気ヘッド3はサスペンション4
の他端部により支持されている。サスペンション保持部
6と押さえ板7は、接着剤,ねじ等で連結されている。 可撓部材からなる押さえ板7の一端部はアーム9の水平
部上側に固定され、押さえ板7の他端部にはサスペンシ
ョン保持部6の上面が固着され、さらにサスペンション
保持部6の下面には前記サスペンション4の一端部が固
定されている。
【0011】アーム9のサスペンション保持部6に接す
る部分には、貫通穴10が形成され、この貫通穴10の
内部には、サスペンション保持部6にその上面が当接す
る押圧部材11が、上下動可能に設けられている。アー
ム9の垂直部の屈曲部付近には水平方向の貫通穴15が
形成され、この貫通穴15に揺動部材13が挿設されて
いる。
る部分には、貫通穴10が形成され、この貫通穴10の
内部には、サスペンション保持部6にその上面が当接す
る押圧部材11が、上下動可能に設けられている。アー
ム9の垂直部の屈曲部付近には水平方向の貫通穴15が
形成され、この貫通穴15に揺動部材13が挿設されて
いる。
【0012】揺動部材13の一端部は上記押圧部材11
の下部に連結部材12を介して連結されていると共に、
揺動部材13はアーム9の水平部下面中央部付近に設け
られた支持部材14に軸着され、揺動自在に支持されて
いる。
の下部に連結部材12を介して連結されていると共に、
揺動部材13はアーム9の水平部下面中央部付近に設け
られた支持部材14に軸着され、揺動自在に支持されて
いる。
【0013】揺動部材13の他端部には、磁石16が配
設されると共にバネ17の一端部が固着されており、バ
ネ17の他端部はアーム9の下部に配設されたバネ固定
部18に固定されている。アーム9の水平部における磁
気ヘッド3と反対側の側部には自己保持型ソレノイド8
が設けられ、上記磁石16がこのソレノイド8に当接す
るようになっている。
設されると共にバネ17の一端部が固着されており、バ
ネ17の他端部はアーム9の下部に配設されたバネ固定
部18に固定されている。アーム9の水平部における磁
気ヘッド3と反対側の側部には自己保持型ソレノイド8
が設けられ、上記磁石16がこのソレノイド8に当接す
るようになっている。
【0014】上記磁石16、バネ17、揺動部材13、
押圧部材11等によって押圧手段が構成されている。
押圧部材11等によって押圧手段が構成されている。
【0015】上記の構成において、通常、光磁気ディス
ク1に対し記録または消去を行なっている時は、図1に
示すように、揺動部材13に設けられた磁石16はソレ
ノイド8に磁力により吸着されている。従って揺動部材
13は水平状態にあり、押圧部材11は貫通穴10内に
没入された状態になっている。
ク1に対し記録または消去を行なっている時は、図1に
示すように、揺動部材13に設けられた磁石16はソレ
ノイド8に磁力により吸着されている。従って揺動部材
13は水平状態にあり、押圧部材11は貫通穴10内に
没入された状態になっている。
【0016】上記の状態において、停電等による電源の
シャットダウン時や異常振動などの外的要因により記録
・消去動作の緊急停止時には、退避用の図示しないコン
デンサから磁界を打ち消すようにソレノイド8に電流を
流す。これによりソレノイド8に吸着していた磁石16
は吸着力を失い、一方、固着されたバネ17の張力によ
り、揺動部材13は支持部材14を中心に矢印Aで示す
方向へ回動する。
シャットダウン時や異常振動などの外的要因により記録
・消去動作の緊急停止時には、退避用の図示しないコン
デンサから磁界を打ち消すようにソレノイド8に電流を
流す。これによりソレノイド8に吸着していた磁石16
は吸着力を失い、一方、固着されたバネ17の張力によ
り、揺動部材13は支持部材14を中心に矢印Aで示す
方向へ回動する。
【0017】その結果、図2に示すように、揺動部材1
3の他端は上方へ移動し、この動作に従い、連結部材8
を介して押圧部材11がサスペンション保持部6を押圧
しながら貫通穴10から突出する。押圧部材11に押圧
されてサスペンション保持部6が上方へ移動することに
より、サスペンション4及び磁気ヘッド3が上方へ移動
する。
3の他端は上方へ移動し、この動作に従い、連結部材8
を介して押圧部材11がサスペンション保持部6を押圧
しながら貫通穴10から突出する。押圧部材11に押圧
されてサスペンション保持部6が上方へ移動することに
より、サスペンション4及び磁気ヘッド3が上方へ移動
する。
【0018】従って、記録または消去時に動作が緊急に
停止した場合は、ソレノイド8から磁石16が離れるこ
とにより、磁気ヘッド3は光磁気ディスク1から離れる
方向へ移動させられる。その結果、磁気ヘッド3が光磁
気ディスク1に接触したり、場合によっては吸着したり
することがなくなる。
停止した場合は、ソレノイド8から磁石16が離れるこ
とにより、磁気ヘッド3は光磁気ディスク1から離れる
方向へ移動させられる。その結果、磁気ヘッド3が光磁
気ディスク1に接触したり、場合によっては吸着したり
することがなくなる。
【0019】上記緊急の退避状態から元の状態に復帰す
るためには、電気的な方法と、機械的な方法とがある。
るためには、電気的な方法と、機械的な方法とがある。
【0020】電気的な復帰方法は、上記退避状態の時と
は逆にソレノイド8に電流を流すことにより、揺動部材
13をソレノイド8の方に回動させる方法である。この
時、一旦磁石16がソレノイド8に吸着すればその後は
電流を流す必要はない。そして、揺動部材13が回動し
水平状態となることにより押圧部材11は再びアーム9
に没入し、サスペンション保持部6は押さえ板7の弾性
力によりアーム9の上面に接する位置に戻る。従って、
磁気ヘッド3は光磁気ディスク1の表面近傍まで移動さ
せられ、記録または消去が可能となる。
は逆にソレノイド8に電流を流すことにより、揺動部材
13をソレノイド8の方に回動させる方法である。この
時、一旦磁石16がソレノイド8に吸着すればその後は
電流を流す必要はない。そして、揺動部材13が回動し
水平状態となることにより押圧部材11は再びアーム9
に没入し、サスペンション保持部6は押さえ板7の弾性
力によりアーム9の上面に接する位置に戻る。従って、
磁気ヘッド3は光磁気ディスク1の表面近傍まで移動さ
せられ、記録または消去が可能となる。
【0021】以下に、機械的な復帰方法を、図3及び図
4を用いて説明する。
4を用いて説明する。
【0022】この方法では、緊急退避状態が解除された
場合は、光磁気ディスク1のイジェクト動作が行なわれ
るようになっている。このイジェクト動作では、図3に
示すように、光学系キャリッジ19がアーム9と共に矢
印Bで示す方向へ移動させられる。つまり、図3に示す
ように緊急退避動作により、サスペンション保持部6が
押圧部材11により押し上げられ磁気ヘッド3が光磁気
ディスク1より離間した状態で、復帰動作が行なわれる
と、光磁気ディスク1のイジェクト動作が行なわれ、上
述のように光学キャリッジ19がアーム9と共に矢印B
で示す方向へ図示しない移動手段により移動する。
場合は、光磁気ディスク1のイジェクト動作が行なわれ
るようになっている。このイジェクト動作では、図3に
示すように、光学系キャリッジ19がアーム9と共に矢
印Bで示す方向へ移動させられる。つまり、図3に示す
ように緊急退避動作により、サスペンション保持部6が
押圧部材11により押し上げられ磁気ヘッド3が光磁気
ディスク1より離間した状態で、復帰動作が行なわれる
と、光磁気ディスク1のイジェクト動作が行なわれ、上
述のように光学キャリッジ19がアーム9と共に矢印B
で示す方向へ図示しない移動手段により移動する。
【0023】すると、図4に示すように、ベース20上
に配設されたL字形状の押さえ21の下方にアーム9が
位置する状態となる。そして、押圧部材11により押し
上げられていた押さえ板7の上面が押さえ21に当接し
、押し下げられることになる。従って、サスペンション
保持部6が再びアーム9の上面に接する位置に戻るとと
もに、磁気ヘッド3は光磁気ディスク1の表面近傍にま
で移動させられ、さらに押圧部材11はアーム9に没入
し揺動部材13は水平状態となる。この時、揺動部材1
3の一端部に設けられた磁石16がソレノイド8に再び
吸着する。その結果、再び磁気ヘッド3により光磁気デ
ィスク1に記録または消去が行なえるようになる。
に配設されたL字形状の押さえ21の下方にアーム9が
位置する状態となる。そして、押圧部材11により押し
上げられていた押さえ板7の上面が押さえ21に当接し
、押し下げられることになる。従って、サスペンション
保持部6が再びアーム9の上面に接する位置に戻るとと
もに、磁気ヘッド3は光磁気ディスク1の表面近傍にま
で移動させられ、さらに押圧部材11はアーム9に没入
し揺動部材13は水平状態となる。この時、揺動部材1
3の一端部に設けられた磁石16がソレノイド8に再び
吸着する。その結果、再び磁気ヘッド3により光磁気デ
ィスク1に記録または消去が行なえるようになる。
【0024】尚、本発明は、上記例に示したような磁気
ヘッドをスライダに組み込んだ浮上型磁気ヘッドに限ら
ず、レーザとフォトディテクタをスライダに組み込んだ
浮上型光ヘッドに対しても応用可能である。
ヘッドをスライダに組み込んだ浮上型磁気ヘッドに限ら
ず、レーザとフォトディテクタをスライダに組み込んだ
浮上型光ヘッドに対しても応用可能である。
【0025】また、本実施例では、自己保持型ソレノイ
ドから揺動部材が離れる時にスライダとディスクが離れ
たが、メカ的にはその逆も可能なことは勿論である。
ドから揺動部材が離れる時にスライダとディスクが離れ
たが、メカ的にはその逆も可能なことは勿論である。
【0026】
【発明の効果】本発明の光記録再生装置は、以上のよう
に、サスペンションを支持するアームに設けられたソレ
ノイドと、サスペンションを固定する保持部と、上記ソ
レノイドに吸着する磁石を有し、記録、再生または消去
中に動作が停止した際に、上記ソレノイドから磁石が離
間され、浮上型ヘッドが記録媒体から離れるように上記
保持部を押圧する押圧手段とを備えた構成である。
に、サスペンションを支持するアームに設けられたソレ
ノイドと、サスペンションを固定する保持部と、上記ソ
レノイドに吸着する磁石を有し、記録、再生または消去
中に動作が停止した際に、上記ソレノイドから磁石が離
間され、浮上型ヘッドが記録媒体から離れるように上記
保持部を押圧する押圧手段とを備えた構成である。
【0027】それゆえ、停電または異常振動等により記
録、再生または消去中に動作が停止した際に、押圧手段
により、保持部に固定されているサスペンションが押圧
されることにより、浮上型ヘッドが記録媒体から離れる
。従って、緊急な動作の停止時に浮上型ヘッドが記録媒
体に接触し、記録媒体及びヘッドが損傷することがなく
なる。さらには浮上型ヘッドが記録媒体に吸着し、光記
録再生装置が致命的な損傷を負ってしまうことを防止で
きるという効果を奏する。
録、再生または消去中に動作が停止した際に、押圧手段
により、保持部に固定されているサスペンションが押圧
されることにより、浮上型ヘッドが記録媒体から離れる
。従って、緊急な動作の停止時に浮上型ヘッドが記録媒
体に接触し、記録媒体及びヘッドが損傷することがなく
なる。さらには浮上型ヘッドが記録媒体に吸着し、光記
録再生装置が致命的な損傷を負ってしまうことを防止で
きるという効果を奏する。
【図1】本発明の要部の構成を示す概略側面図である。
【図2】記録又は消去動作中の緊急動作停止時における
、磁気ヘッドが光磁気ディスクから離れる機構を示す概
略側面図である。
、磁気ヘッドが光磁気ディスクから離れる機構を示す概
略側面図である。
【図3】緊急動作停止時における要部の状態を示す概略
側面図である。
側面図である。
【図4】緊急動作停止状態から通常の状態へ復帰する機
構を示す概略側面図である。
構を示す概略側面図である。
1 光磁気ディスク
3 浮上型磁気ヘッド
4 サスペンション
6 サスペンション保持部
8 ソレノイド
9 アーム
11 押圧部材(押圧手段)
13 揺動部材(押圧手段)
16 磁石(押圧手段)
17 バネ(押圧手段)
19 光学系キャリッジ
21 押さえ
Claims (1)
- 【請求項1】サスペンションにより支持された浮上型の
ヘッドにより、記録媒体に対し情報の記録、再生または
消去を行なう光記録再生装置において、サスペンション
を支持するアームに設けられたソレノイドと、サスペン
ションを固定する保持部と、上記ソレノイドに吸着する
磁石又は強磁性金属を有し、記録、再生または消去中に
動作が停止した際に、上記ソレノイドから磁石又は強磁
性金属が離間され、浮上型ヘッドが記録媒体から離れる
ように上記保持部を押圧する押圧手段とを備えたことを
特徴とする光記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7793391A JPH04311845A (ja) | 1991-04-10 | 1991-04-10 | 光記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7793391A JPH04311845A (ja) | 1991-04-10 | 1991-04-10 | 光記録再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04311845A true JPH04311845A (ja) | 1992-11-04 |
Family
ID=13647886
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7793391A Pending JPH04311845A (ja) | 1991-04-10 | 1991-04-10 | 光記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04311845A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5668682A (en) * | 1993-09-09 | 1997-09-16 | Fujitsu Limited | Head lift mechanism implemented in a removable magnetic disk drive |
US6826018B2 (en) | 2001-03-06 | 2004-11-30 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Disk drive with head supporting device |
-
1991
- 1991-04-10 JP JP7793391A patent/JPH04311845A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5668682A (en) * | 1993-09-09 | 1997-09-16 | Fujitsu Limited | Head lift mechanism implemented in a removable magnetic disk drive |
US6826018B2 (en) | 2001-03-06 | 2004-11-30 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Disk drive with head supporting device |
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