JPH04307162A - 自動変速機用セレクトレバー装置におけるシフトロック装置 - Google Patents
自動変速機用セレクトレバー装置におけるシフトロック装置Info
- Publication number
- JPH04307162A JPH04307162A JP6995591A JP6995591A JPH04307162A JP H04307162 A JPH04307162 A JP H04307162A JP 6995591 A JP6995591 A JP 6995591A JP 6995591 A JP6995591 A JP 6995591A JP H04307162 A JPH04307162 A JP H04307162A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- select lever
- lever
- locking member
- lock
- automatic transmission
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 title claims abstract description 13
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims abstract description 4
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 4
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 4
- 230000000881 depressing effect Effects 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Transmission Device (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
- Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動変速機用セレクト
レバー装置、特に支持枠にセレクトレバーを前後及び左
右方向に操作可能に設け、そのセレクトレバーを駐車位
置より他のシフト位置にチェンジ操作するに際して、同
レバーの左右方向の操作と前後方向の操作とを順次に行
うようにした形式のものにおいて、そのセレクトレバー
が駐車位置に在る時にブレーキペダルの踏込み操作等が
行なわれない限り、該レバーの左右方向の移動を規制し
て駐車位置より他のシフト位置へのチェンジ操作を妄り
に行い得ないようにしたシフトロック装置に関する。
レバー装置、特に支持枠にセレクトレバーを前後及び左
右方向に操作可能に設け、そのセレクトレバーを駐車位
置より他のシフト位置にチェンジ操作するに際して、同
レバーの左右方向の操作と前後方向の操作とを順次に行
うようにした形式のものにおいて、そのセレクトレバー
が駐車位置に在る時にブレーキペダルの踏込み操作等が
行なわれない限り、該レバーの左右方向の移動を規制し
て駐車位置より他のシフト位置へのチェンジ操作を妄り
に行い得ないようにしたシフトロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記シフトロック装置として例え
ば特開平1−106735号公報に開示されるように支
持枠に、ロック部材をそれが駐車位置のセレクトレバー
に係合するロック位置と、同レバーを解放するロック解
除位置との間を回動し得るように枢支し、このロック部
材にそれの回動位置を切換えるべく係止される位置切換
装置に、セレクトレバーの操作荷重を該ロック部材を介
して受け止めさせることにより、同レバーの左右方向の
移動、即ち駐車位置からのチェンジ操作を規制するよう
にしたものは公知である。
ば特開平1−106735号公報に開示されるように支
持枠に、ロック部材をそれが駐車位置のセレクトレバー
に係合するロック位置と、同レバーを解放するロック解
除位置との間を回動し得るように枢支し、このロック部
材にそれの回動位置を切換えるべく係止される位置切換
装置に、セレクトレバーの操作荷重を該ロック部材を介
して受け止めさせることにより、同レバーの左右方向の
移動、即ち駐車位置からのチェンジ操作を規制するよう
にしたものは公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来公知のもので
は、ロック部材がロック位置に保持された状態で、駐車
位置のセレクトレバーに対する操作荷重が前記ロック部
材の枢支部や、位置切換装置に直接伝えられるので、そ
れらの荷重負担が大きく、そのためそれらを全体的に頑
丈に製作する必要があり、それだけ装置の重量増やコス
ト増等を招くといった問題がある。
は、ロック部材がロック位置に保持された状態で、駐車
位置のセレクトレバーに対する操作荷重が前記ロック部
材の枢支部や、位置切換装置に直接伝えられるので、そ
れらの荷重負担が大きく、そのためそれらを全体的に頑
丈に製作する必要があり、それだけ装置の重量増やコス
ト増等を招くといった問題がある。
【0004】本発明は、上記に鑑み提案されたもので、
従来装置の上記問題を解決し得る、自動変速機用セレク
トレバー装置におけるシフトロック装置を提供すること
を第1番目の目的とし、更に位置切換装置の故障時にお
いてもロック部材を手動で容易にロック解除位置まで操
作できるようにして、セレクトレバーの、他のシフト位
置へのチェンジ操作を可能とした、自動変速機用セレク
トレバー装置におけるシフトロック装置を提供すること
を第2番目の目的とする。
従来装置の上記問題を解決し得る、自動変速機用セレク
トレバー装置におけるシフトロック装置を提供すること
を第1番目の目的とし、更に位置切換装置の故障時にお
いてもロック部材を手動で容易にロック解除位置まで操
作できるようにして、セレクトレバーの、他のシフト位
置へのチェンジ操作を可能とした、自動変速機用セレク
トレバー装置におけるシフトロック装置を提供すること
を第2番目の目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、支持枠にセレクトレバーを前後及び左右方
向に操作可能に設け、そのセレクトレバーを駐車位置よ
り他のシフト位置にチェンジ操作するに際して、同レバ
ーの左右方向の操作と前後方向の操作とを順次に行うよ
うにした自動変速機用セレクトレバー装置において、前
記支持枠には、前記セレクトレバーが駐車位置に在る時
に該レバーの左右方向一側部と対向するストッパ面を設
けると共に、同レバーの左右方向の移動を規制するため
のロック部材を、それが前記ストッパ面とセレクトレバ
ーとの対向面間に挟入されるロック位置と、その対向面
間より離脱したロック解除位置との間を移動し得るよう
に支持し、前記ロック部材には、これを前記ロック位置
とロック解除位置間で強制移動させる位置切換装置を連
結したことを第1番目の特徴とし、更に前記位置切換装
置が、前記ロック部材を前記ロック位置に偏倚させるバ
ネと、そのバネの偏倚力に抗して前記ロック部材をロッ
ク解除位置に付勢し得る付勢機構とを備え、前記ロック
部材には、これをロック解除位置へ手動操作するための
操作入力受け部を前記支持枠の開口部に臨ませて設けた
ことを第2番目の特徴とする。
に本発明は、支持枠にセレクトレバーを前後及び左右方
向に操作可能に設け、そのセレクトレバーを駐車位置よ
り他のシフト位置にチェンジ操作するに際して、同レバ
ーの左右方向の操作と前後方向の操作とを順次に行うよ
うにした自動変速機用セレクトレバー装置において、前
記支持枠には、前記セレクトレバーが駐車位置に在る時
に該レバーの左右方向一側部と対向するストッパ面を設
けると共に、同レバーの左右方向の移動を規制するため
のロック部材を、それが前記ストッパ面とセレクトレバ
ーとの対向面間に挟入されるロック位置と、その対向面
間より離脱したロック解除位置との間を移動し得るよう
に支持し、前記ロック部材には、これを前記ロック位置
とロック解除位置間で強制移動させる位置切換装置を連
結したことを第1番目の特徴とし、更に前記位置切換装
置が、前記ロック部材を前記ロック位置に偏倚させるバ
ネと、そのバネの偏倚力に抗して前記ロック部材をロッ
ク解除位置に付勢し得る付勢機構とを備え、前記ロック
部材には、これをロック解除位置へ手動操作するための
操作入力受け部を前記支持枠の開口部に臨ませて設けた
ことを第2番目の特徴とする。
【0006】
【実施例】以下、図面により本発明の一実施例について
説明する。図1において自動車の車室内に設置されたフ
ロアコンソールCfからは、上端に操作ノブ1cを有す
る自動変速機用セレクトレバーLが起立しており、この
レバーLの基部1aは、フロアコンソールCf内に収容
された支持枠2に支持される。
説明する。図1において自動車の車室内に設置されたフ
ロアコンソールCfからは、上端に操作ノブ1cを有す
る自動変速機用セレクトレバーLが起立しており、この
レバーLの基部1aは、フロアコンソールCf内に収容
された支持枠2に支持される。
【0007】図2に示すように前記支持枠2は、車体に
固定される函状の枠本体2mと、この枠本体2mの開放
上端に着脱可能に被着される蓋板2tとより構成され、
その枠本体2mの左右両側壁2ml,2mrには、車体
左右方向にのびる第1の支軸31 が回動可能に横架さ
れ、またその第1の支軸31には、セレクトレバーLの
基部1aに嵌挿されて車体前後方向にのびる第2の支軸
32 が貫通しており、かくしてセレクトレバーLは、
車体の前後方向及び左右方向何れにも揺動操作可能であ
る。尚、図示はされていないが、セレクトレバーLと枠
本体2m間には、該レバーLを常に左方へ揺動偏倚させ
る戻しバネが介装される。
固定される函状の枠本体2mと、この枠本体2mの開放
上端に着脱可能に被着される蓋板2tとより構成され、
その枠本体2mの左右両側壁2ml,2mrには、車体
左右方向にのびる第1の支軸31 が回動可能に横架さ
れ、またその第1の支軸31には、セレクトレバーLの
基部1aに嵌挿されて車体前後方向にのびる第2の支軸
32 が貫通しており、かくしてセレクトレバーLは、
車体の前後方向及び左右方向何れにも揺動操作可能であ
る。尚、図示はされていないが、セレクトレバーLと枠
本体2m間には、該レバーLを常に左方へ揺動偏倚させ
る戻しバネが介装される。
【0008】セレクトレバーLの前記基部1aには、図
示しない自動変速機のマニュアルバルブ及びパーキング
レバーに連なる操作ワイヤ4の端部が連結されており、
従ってセレクトレバーLを前記第1の支軸31 回りに
前後方向に揺動操作することにより、自動変速機を前方
より順次、駐車位置「P」、後退位置「R」、中立位置
「N」、第4速までの自動変速が可能な第1のドライブ
位置「D4 」、第3速までの自動変速が可能な第2の
ドライブ位置「D3 」、セカンド位置「2」、及びロ
ー位置「1」にチェンジ操作することができる。
示しない自動変速機のマニュアルバルブ及びパーキング
レバーに連なる操作ワイヤ4の端部が連結されており、
従ってセレクトレバーLを前記第1の支軸31 回りに
前後方向に揺動操作することにより、自動変速機を前方
より順次、駐車位置「P」、後退位置「R」、中立位置
「N」、第4速までの自動変速が可能な第1のドライブ
位置「D4 」、第3速までの自動変速が可能な第2の
ドライブ位置「D3 」、セカンド位置「2」、及びロ
ー位置「1」にチェンジ操作することができる。
【0009】前記支持枠2の蓋板2tは、フロアコンソ
ールCfの開口部を通して露出しており、該蓋板2tに
は、セレクトレバーLの揺動を案内すべく該レバーLの
軸部1bを挿通させる案内孔5が穿設され、その案内孔
5の左側には、シフト位置を表示する表示窓6が沿設さ
れる。またその蓋板2tには案内孔5より右側前寄りの
部分に、開口部としての操作窓10が穿設される。前記
案内孔5は、セレクトレバーLの前後方向の揺動を案内
すべく同方向にのびる縦長部分と、同レバーLの左右方
向の揺動を案内すべく同方向にのびる横長部分とを交互
に接続してステップ状に形成され、斯かる形状により、
セレクトレバーLを例えば「P」位置より「R」位置へ
チェンジ操作する場合や、「D3 」位置より「2」位
置へチェンジ操作する場合等には、該レバーLを前記戻
しバネの偏倚力に抗して一旦、右方へ揺動させてからで
ないと、前後方向へ揺動させ得ないようになっている。
ールCfの開口部を通して露出しており、該蓋板2tに
は、セレクトレバーLの揺動を案内すべく該レバーLの
軸部1bを挿通させる案内孔5が穿設され、その案内孔
5の左側には、シフト位置を表示する表示窓6が沿設さ
れる。またその蓋板2tには案内孔5より右側前寄りの
部分に、開口部としての操作窓10が穿設される。前記
案内孔5は、セレクトレバーLの前後方向の揺動を案内
すべく同方向にのびる縦長部分と、同レバーLの左右方
向の揺動を案内すべく同方向にのびる横長部分とを交互
に接続してステップ状に形成され、斯かる形状により、
セレクトレバーLを例えば「P」位置より「R」位置へ
チェンジ操作する場合や、「D3 」位置より「2」位
置へチェンジ操作する場合等には、該レバーLを前記戻
しバネの偏倚力に抗して一旦、右方へ揺動させてからで
ないと、前後方向へ揺動させ得ないようになっている。
【0010】図3〜6に示されるように、前記枠本体2
mの右側壁2mrにはロック部材7の中間部が枢軸8を
介して揺動可能に保持されており、このロック部材7の
前端部には、後述する電磁アクチュエータAを連結する
ための連結孔7hが穿設され、またそのロック部材7の
上縁には、上面を前記操作窓10の直下に臨ませた外方
横向きの、操作入力受け部としての爪部7aが一体に形
成され、この爪部7aを受容する切欠部9が前記右側壁
2mrの上縁に設けられる。一方、セレクトレバーLの
前記基部1aの右側面には外向きの係合突部11が一体
に形成されており、そのレバーLを「P」位置に保持し
た時に該係合突部11と対向する、前記右側壁2mrの
内面が、本発明のストッパ面12を構成している。而し
てロック部材7は、前記係合突部11とストッパ面12
との対向面間に該部材7の厚肉後端部7eが挟入される
ロック位置(図3〜5)と、その対向面間より同厚肉後
端部7eが前方に退出するロック解除位置(図6)との
間を揺動可能である。
mの右側壁2mrにはロック部材7の中間部が枢軸8を
介して揺動可能に保持されており、このロック部材7の
前端部には、後述する電磁アクチュエータAを連結する
ための連結孔7hが穿設され、またそのロック部材7の
上縁には、上面を前記操作窓10の直下に臨ませた外方
横向きの、操作入力受け部としての爪部7aが一体に形
成され、この爪部7aを受容する切欠部9が前記右側壁
2mrの上縁に設けられる。一方、セレクトレバーLの
前記基部1aの右側面には外向きの係合突部11が一体
に形成されており、そのレバーLを「P」位置に保持し
た時に該係合突部11と対向する、前記右側壁2mrの
内面が、本発明のストッパ面12を構成している。而し
てロック部材7は、前記係合突部11とストッパ面12
との対向面間に該部材7の厚肉後端部7eが挟入される
ロック位置(図3〜5)と、その対向面間より同厚肉後
端部7eが前方に退出するロック解除位置(図6)との
間を揺動可能である。
【0011】本発明の位置切換装置を構成する前記電磁
アクチュエータAは、前記右側壁2mrの外面に固着さ
れたケーシング13と、励磁時(即ち通電時)に作動杆
14を上方へ付勢する電磁付勢機構15と、同作動杆1
4を常時下方へ偏倚させるコイルバネ16とより構成さ
れ、その作動杆14の上端部はL字状に屈曲形成されて
、前記右側壁2mrの上下方向の長孔17を通してロッ
ク部材7の前記連結孔7hに嵌合連結されている。また
前記電磁付勢機構15には、これに所定の条件下(例え
ばブレーキペダルの踏込み操作状態)で通電する図示し
ない制御回路が接続されている。
アクチュエータAは、前記右側壁2mrの外面に固着さ
れたケーシング13と、励磁時(即ち通電時)に作動杆
14を上方へ付勢する電磁付勢機構15と、同作動杆1
4を常時下方へ偏倚させるコイルバネ16とより構成さ
れ、その作動杆14の上端部はL字状に屈曲形成されて
、前記右側壁2mrの上下方向の長孔17を通してロッ
ク部材7の前記連結孔7hに嵌合連結されている。また
前記電磁付勢機構15には、これに所定の条件下(例え
ばブレーキペダルの踏込み操作状態)で通電する図示し
ない制御回路が接続されている。
【0012】次に前記実施例の作用を説明する。セレク
トレバーLが「P」位置に保持された自動車の駐車状態
において、ブレーキペダルが踏込み操作されていない場
合には、電磁付勢機構15へは通電されず該機構15が
非励磁状態にあるから、ロック部材7は、それに作動杆
14を介して伝えられるバネ16の偏倚力により、図3
〜5に示すロック位置に保持される。斯かる状態で運転
者がブレーキペダルの踏込み操作をしないままセレクト
レバーLを、「P」位置より他のシフト位置へチェンジ
すべく右方へ揺動操作しようとしても、その操作荷重は
、レバー基部1aの係合突部11よりロック部材7の厚
肉後端部7eを介して支持枠2の前記ストッパ面12に
安定よく受止められ、従って該レバーLはその右動が確
実に阻止され、「P」位置より離れることはない。また
その際にロック部材7にはその厚肉後端部7eにおいて
単純な圧縮力が作用するだけで、該ロック部材7の移動
案内部たる枢軸8周辺部や、電磁アクチュエータAの作
動杆14等には操作荷重が作用しないから、それらの荷
重負担が著しく軽減される。
トレバーLが「P」位置に保持された自動車の駐車状態
において、ブレーキペダルが踏込み操作されていない場
合には、電磁付勢機構15へは通電されず該機構15が
非励磁状態にあるから、ロック部材7は、それに作動杆
14を介して伝えられるバネ16の偏倚力により、図3
〜5に示すロック位置に保持される。斯かる状態で運転
者がブレーキペダルの踏込み操作をしないままセレクト
レバーLを、「P」位置より他のシフト位置へチェンジ
すべく右方へ揺動操作しようとしても、その操作荷重は
、レバー基部1aの係合突部11よりロック部材7の厚
肉後端部7eを介して支持枠2の前記ストッパ面12に
安定よく受止められ、従って該レバーLはその右動が確
実に阻止され、「P」位置より離れることはない。また
その際にロック部材7にはその厚肉後端部7eにおいて
単純な圧縮力が作用するだけで、該ロック部材7の移動
案内部たる枢軸8周辺部や、電磁アクチュエータAの作
動杆14等には操作荷重が作用しないから、それらの荷
重負担が著しく軽減される。
【0013】また上記駐車状態より、運転者がブレーキ
ペダルの踏込み操作をすると、その操作中は電磁付勢機
構15が励磁状態となって、図4の矢印の如く上動する
作動杆14がロック部材7を枢軸8回りに反時計方向に
強制回動させるので、その部材7の厚肉後端部7eが図
6に示すようにレバー基部1aの係合突部11より前方
へ離間する。その結果、セレクトレバーLの「P」位置
から右方への揺動操作が許容されるようになり、他のシ
フト位置へのチェンジ操作が可能となる。
ペダルの踏込み操作をすると、その操作中は電磁付勢機
構15が励磁状態となって、図4の矢印の如く上動する
作動杆14がロック部材7を枢軸8回りに反時計方向に
強制回動させるので、その部材7の厚肉後端部7eが図
6に示すようにレバー基部1aの係合突部11より前方
へ離間する。その結果、セレクトレバーLの「P」位置
から右方への揺動操作が許容されるようになり、他のシ
フト位置へのチェンジ操作が可能となる。
【0014】ところで電気系統の故障等によりブレーキ
ペダルを踏込んでも電磁付勢機構15に通電されず該機
構15が励磁されない事態となった場合には、蓋板2t
の操作窓10を通してロック部材7の爪部7aを手動で
下方へ押込み操作すればよい。この操作によってもロッ
ク部材7をロック解除位置(図6)まで回動させること
ができるから、セレクトレバーLの「P」位置から他の
シフト位置へのチェンジ操作が可能となる。
ペダルを踏込んでも電磁付勢機構15に通電されず該機
構15が励磁されない事態となった場合には、蓋板2t
の操作窓10を通してロック部材7の爪部7aを手動で
下方へ押込み操作すればよい。この操作によってもロッ
ク部材7をロック解除位置(図6)まで回動させること
ができるから、セレクトレバーLの「P」位置から他の
シフト位置へのチェンジ操作が可能となる。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、支持枠に
は、セレクトレバーが駐車位置に在る時に該レバーの左
右方向一側部と対向するストッパ面を設けると共に、同
レバーの左右方向の移動を規制するためのロック部材を
、それが前記ストッパ面とセレクトレバーとの対向面間
に挟入されるロック位置と、その対向面間より離脱した
ロック解除位置との間を移動し得るように支持し、前記
ロック部材には、これを前記ロック位置とロック解除位
置間で強制移動させる位置切換装置を連結したので、ロ
ック部材がロック位置に保持された状態で、駐車位置の
セレクトレバーに対し誤って大きな操作荷重が加えられ
たとしても、その荷重はロック部材を介して支持枠のス
トッパ面に安定よく受止められ、その際にロック部材に
は単純な圧縮荷重が作用するだけで、該ロック部材の移
動案内部や位置切換装置には操作力が作用しないから、
それらの荷重負担が著しく軽減され、それだけ装置の構
造を単純・軽量化することができ、コストダウンにも寄
与することができる。
は、セレクトレバーが駐車位置に在る時に該レバーの左
右方向一側部と対向するストッパ面を設けると共に、同
レバーの左右方向の移動を規制するためのロック部材を
、それが前記ストッパ面とセレクトレバーとの対向面間
に挟入されるロック位置と、その対向面間より離脱した
ロック解除位置との間を移動し得るように支持し、前記
ロック部材には、これを前記ロック位置とロック解除位
置間で強制移動させる位置切換装置を連結したので、ロ
ック部材がロック位置に保持された状態で、駐車位置の
セレクトレバーに対し誤って大きな操作荷重が加えられ
たとしても、その荷重はロック部材を介して支持枠のス
トッパ面に安定よく受止められ、その際にロック部材に
は単純な圧縮荷重が作用するだけで、該ロック部材の移
動案内部や位置切換装置には操作力が作用しないから、
それらの荷重負担が著しく軽減され、それだけ装置の構
造を単純・軽量化することができ、コストダウンにも寄
与することができる。
【0016】さらに第2番目の特徴によれば、前記位置
切換装置が、ロック部材をロック位置に偏倚させるバネ
と、そのバネの偏倚力に抗してロック部材をロック解除
位置に付勢し得る付勢機構とを備え、前記ロック部材に
は、これをロック解除位置へ手動操作するための操作入
力受け部を支持枠の開口部に臨ませて設けたので、ロッ
ク部材に対するロック解除位置への移動を、前記開口部
を通して難なく手動操作することができ、従って位置切
換装置の付勢機構が万一故障したとしても、セレクトレ
バーの、駐車位置から他のシフト位置へのチェンジ操作
を支障なく行なうことができる。
切換装置が、ロック部材をロック位置に偏倚させるバネ
と、そのバネの偏倚力に抗してロック部材をロック解除
位置に付勢し得る付勢機構とを備え、前記ロック部材に
は、これをロック解除位置へ手動操作するための操作入
力受け部を支持枠の開口部に臨ませて設けたので、ロッ
ク部材に対するロック解除位置への移動を、前記開口部
を通して難なく手動操作することができ、従って位置切
換装置の付勢機構が万一故障したとしても、セレクトレ
バーの、駐車位置から他のシフト位置へのチェンジ操作
を支障なく行なうことができる。
【図1】フロアコンソールの要部斜視図である。
【図2】本発明の実施例の要部分解斜視図である。
【図3】ロック状態にあるシフトロック装置の要部破断
平面図である。
平面図である。
【図4】図3の4−4線断面図である。
【図5】図4の5−5線断面図である。
【図6】ロック解除状態にある、図4と同様の断面図で
ある。
ある。
2 支持枠
7 ロック部材
7a 操作入力受け部としての爪部10
開口部としての操作窓12 ストッ
パ面 15 付勢機構としての電磁付勢機構16
バネ A 位置切換装置としての電磁アクチュ
エータL セレクトレバー
開口部としての操作窓12 ストッ
パ面 15 付勢機構としての電磁付勢機構16
バネ A 位置切換装置としての電磁アクチュ
エータL セレクトレバー
Claims (2)
- 【請求項1】 支持枠(2)にセレクトレバー(L)
を前後及び左右方向に操作可能に設け、そのセレクトレ
バー(L)を駐車位置より他のシフト位置にチェンジ操
作するに際して、同レバー(L)の左右方向の操作と前
後方向の操作とを順次に行うようにした自動変速機用セ
レクトレバー装置において、前記支持枠(2)には、前
記セレクトレバー(L)が駐車位置に在る時に該レバー
(L)の左右方向一側部と対向するストッパ面(12)
を設けると共に、同レバー(L)の左右方向の移動を規
制するためのロック部材(7)を、それが前記ストッパ
面(12)とセレクトレバー(L)との対向面間に挟入
されるロック位置と、その対向面間より離脱したロック
解除位置との間を移動し得るように支持し、前記ロック
部材(7)には、これを前記ロック位置とロック解除位
置間で強制移動させる位置切換装置(A)を連結したこ
とを特徴とする、自動変速機用セレクトレバー装置にお
けるシフトロック装置。 - 【請求項2】 前記位置切換装置(A)は、前記ロッ
ク部材(7)を前記ロック位置に偏倚させるバネ(16
)と、そのバネ(16)の偏倚力に抗して前記ロック部
材(7)をロック解除位置に付勢し得る付勢機構(15
)とを備え、前記ロック部材(7)には、これをロック
解除位置へ手動操作するための操作入力受け部(7a)
を前記支持枠(2)の開口部(10)に臨ませて設けた
ことを特徴とする、請求項1記載の、自動変速機用セレ
クトレバー装置におけるシフトロック装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3069955A JP2657330B2 (ja) | 1991-04-02 | 1991-04-02 | 自動変速機用セレクトレバー装置におけるシフトロック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3069955A JP2657330B2 (ja) | 1991-04-02 | 1991-04-02 | 自動変速機用セレクトレバー装置におけるシフトロック装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04307162A true JPH04307162A (ja) | 1992-10-29 |
JP2657330B2 JP2657330B2 (ja) | 1997-09-24 |
Family
ID=13417586
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3069955A Expired - Lifetime JP2657330B2 (ja) | 1991-04-02 | 1991-04-02 | 自動変速機用セレクトレバー装置におけるシフトロック装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2657330B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH071984A (ja) * | 1993-06-18 | 1995-01-06 | Honda Motor Co Ltd | 自動変速機用セレクトレバー構造 |
US5695029A (en) * | 1993-10-20 | 1997-12-09 | Kabushiki Kaisha Tokai-Rika-Denki-Seisakusho | Shift lever device |
US6848560B2 (en) | 2001-10-15 | 2005-02-01 | Fuji Kiko Co., Ltd. | Shift lock mechanism for automatic-transmission operating device |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009046080A (ja) * | 2007-08-22 | 2009-03-05 | Tsuda Industries Co Ltd | シフトレバー装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6410423U (ja) * | 1987-07-10 | 1989-01-19 | ||
JPH01119425A (ja) * | 1987-10-30 | 1989-05-11 | Toyota Motor Corp | 自動変速機用シフトレバーのロック装置 |
JPH02105650U (ja) * | 1988-10-27 | 1990-08-22 |
-
1991
- 1991-04-02 JP JP3069955A patent/JP2657330B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6410423U (ja) * | 1987-07-10 | 1989-01-19 | ||
JPH01119425A (ja) * | 1987-10-30 | 1989-05-11 | Toyota Motor Corp | 自動変速機用シフトレバーのロック装置 |
JPH02105650U (ja) * | 1988-10-27 | 1990-08-22 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH071984A (ja) * | 1993-06-18 | 1995-01-06 | Honda Motor Co Ltd | 自動変速機用セレクトレバー構造 |
US5695029A (en) * | 1993-10-20 | 1997-12-09 | Kabushiki Kaisha Tokai-Rika-Denki-Seisakusho | Shift lever device |
US6848560B2 (en) | 2001-10-15 | 2005-02-01 | Fuji Kiko Co., Ltd. | Shift lock mechanism for automatic-transmission operating device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2657330B2 (ja) | 1997-09-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2916889B2 (ja) | 車両の変速操作装置 | |
JP3329534B2 (ja) | シフトレバー装置 | |
US20080022805A1 (en) | Shift lever locking mechanism | |
JP2006502036A (ja) | 走行段入力ユニット | |
US5946976A (en) | Shifting arrangement for automatic transmission | |
JP3392312B2 (ja) | シフトレバーのシフトロック装置 | |
US20050160859A1 (en) | Device to switch over a mechanical shifting means | |
JPH04307162A (ja) | 自動変速機用セレクトレバー装置におけるシフトロック装置 | |
US7444899B2 (en) | Shifting apparatus for an automatic transmission of vehicle | |
US5542512A (en) | Selector device for an automatic transmission system provided with locking means | |
EP0378244A2 (en) | Structure of control device for vehicular automatic transmission | |
JP3216414B2 (ja) | 自動変速機の操作レバ−装置 | |
JPH09189353A (ja) | シフトレバー装置 | |
JP7431202B2 (ja) | シフト装置 | |
JP3705315B2 (ja) | 自動変速機の変速操作入力装置 | |
JPH0231076A (ja) | At車のセレクト装置 | |
JPH08142699A (ja) | シフトレバーのシフトロック構造 | |
US20080092608A1 (en) | Electrical park lock mechanism for an automatic transmission | |
US12152668B2 (en) | Shift device | |
JP2005125811A (ja) | シフトレバー装置及びシフトレバー装置の取り付け構造 | |
KR100350126B1 (ko) | 자동 변속기 차량의 셀렉트 레버장치 | |
JP3592858B2 (ja) | 自動変速機の変速操作入力装置 | |
JPH0720463U (ja) | シフトレバー装置 | |
KR100887827B1 (ko) | 자동차용 자동변속기의 변속레버장치 | |
JP3097448B2 (ja) | 自動変速機のシフトロック装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080606 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090606 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090606 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100606 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110606 Year of fee payment: 14 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |