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JPH0430680Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0430680Y2
JPH0430680Y2 JP1987148132U JP14813287U JPH0430680Y2 JP H0430680 Y2 JPH0430680 Y2 JP H0430680Y2 JP 1987148132 U JP1987148132 U JP 1987148132U JP 14813287 U JP14813287 U JP 14813287U JP H0430680 Y2 JPH0430680 Y2 JP H0430680Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
pinch roller
arm
guide
capstan shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1987148132U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6456039U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1987148132U priority Critical patent/JPH0430680Y2/ja
Publication of JPS6456039U publication Critical patent/JPS6456039U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0430680Y2 publication Critical patent/JPH0430680Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、留守番電話装置等に用いるテープレ
コーダのテープガイドに関する。
〔従来技術〕
従来留守番電話装置に用いるテープレコーダに
おいては、テープの走行回数等が頻繁に行なわれ
るため、テープの巻ムラがあると記録時の音質不
良の原因となる欠点があるため、定速・高速走行
時テープのガイドを充分に行なう必要があり、第
5図のようにヘツド基板1に独立した固定テープ
ガイド33を設けていた。
しかし、テープの定速走行時はピンチローラ1
2がテープを挾んでキヤプスタン軸11に圧接さ
れているのでテープの上下の振れはないが、高速
走行時はピンチローラ12がキヤプスタン軸11
から離間されるので固定テープガイド33と磁気
ヘツド28,29の間にガイドの空白領域が出来
るからテープが上下に振れ、留守番電話装置で高
速巻戻し時にテープ消去を行なう場合は確実に消
去出来ないことがあつた。更に独立した固定テー
プガイド33を設けると取付・部品コストがかか
る欠点があつた。
〔考案の目的〕
本考案は前記欠点に鑑み、ピンチローラがキヤ
プスタン軸から離間する高速走行の巻戻しでもテ
ープの上下の振れを少なくすると共に、部品点数
を削減して取付・部品コストを低減したことであ
る。
〔考案の構成〕
本考案は、回動自在に設けられたアームにピン
チローラを設け、該ピンチローラをキヤプスタン
軸に圧接して再生を、前記ピンチローラとキヤプ
スタン軸とを僅か離間して高速走行を行うテープ
レコーダにおいて、前記アームを略逆L字状に形
成し、前記アームの回動支点を境にして前記略逆
L字状アームの長辺側には前記ピンチローラを、
前記略逆L字状アームの短辺側にはテープガイド
を夫々設け、前記ピンチローラとキヤプスタン軸
とを僅か離間した高速走行状態でも前記テープガ
イドがテープをガイドしてヘツドとテープの接触
位置を規制するようにしたことにある。
〔実施例〕
以下、図示の一実施例で本考案を説明する。テ
ープレコーダのテープガイドは第1図、第2図で
ヘツド基板1が樹脂成形の基板2上にテープカセ
ツト10を装填離脱する時だけ折曲部1aに手を
掛けて手動で後退するように載せられるタイプの
テープレコーダである。ヘツド基板1上に設けら
れたピンチローラを保持するアーム3のピン3a
が基板2の下側に軸承されたアシスト歯車4の偏
心カム4aで押されて前後動され、キヤプスタン
軸11にピンチローラ12が圧接される。基板2
には上方に向けて夫々リール軸13,14が固植
されており、これら各リール軸13,14にはテ
ープ巻取リール台15とテープ供給リール台16
が回転可能に挿入されている。巻取リール台15
と供給リール台16には巻取リール歯車17と供
給リール歯車18が夫々フリクシヨン機構を介し
て取り付けられている。基板2にはキヤプスタン
軸11を一体に有するフライホイール19が回転
自在に支持されキヤプスタン軸11はヘツド基板
1を貫いて上方に突出されている。フライホイー
ル19は周溝を有し、周溝に掛けられたベルト2
0を介して両方向回転するモータ21で回転駆動
されるようになつている。
キヤプスタン軸11にはキヤプスタン歯車22
が固定されると共にギヤーアーム5がフリクシヨ
ン機構を介してキヤプスタン軸11の回転方向に
回動されるように設けられている。ギヤーアーム
5の両側にはキヤプスタン歯車22と常時噛合し
ているギヤー23,24が軸25,26で軸承さ
れ、一方のギヤー23と軸25にはフリクシヨン
機構が設けられている。
ヘツド基板1はバネ27で常時前方に付勢され
ている。ヘツド基板1上には録・再ヘツド28と
消去ヘツド29が設けられ、アーム3を回動自在
に支承する軸30が固植されている。
アーム3は第1図から第3図のように軸30を
回動支点に回動自在に軸承されて軸30より右方
が長く、軸30より左方が短い略逆L字状に形成
されている。アーム3の軸30より右方の長辺側
にはピンチローラ12が回転自在に軸承され、ピ
ンチローラ12は軸30に嵌められたバネ31で
キヤプスタン軸11に圧接されるように付勢され
ている。前記ピン3aはアーム3の長辺側に形成
されて基板2の孔2aを貫通して前記偏心カム4
aに摺接可能に臨まされている。アーム3の軸3
0より左方の短い短辺側にはテープガイド3bと
カセツト止め3cが形成され、カセツト止め3c
はテープカセツト10の装填時ヘツド基板1が充
分に手動で後退されないと装填出来ないように構
成されている。前記テープガイド3bはアーム3
の回動支点を境にピンチローラ12とは反対側に
設けられている。基板2上にはガイドピン2b,
2bが固植されてテープカセツト10が位置決め
されている。
テープレコーダのテープガイドの動作は第1図
の録・再モードでは第2図のモータ21とフライ
ホイール19が時計方向に回転されてギヤーアー
ム5が時計方向に回動され、キヤプスタン歯車2
2と常時噛合するギヤー23が巻取リール歯車1
7に噛合されている。アーム3はピン3aと偏心
カム4aで制御されてバネ31で前進され、長辺
側のピンチローラ12はキヤプスタン軸11にテ
ープカセツト10内の第2図のテープ32を挾ん
で圧接され、テープ32はテープ巻取リール台1
5側に定速走行されている。短辺側のテープガイ
ド3bとカセツト止め3cはテープカセツト10
の中に入り込んでいると共にテープガイド3bは
テープ32に浅く摺接されている。
次に高速走行の巻戻しモードに切り換えられる
と、モータ21とフライホイール19が反時計方
向に回転されてギヤーアーム5が反時計方向に反
転回動され、キヤプスタン歯車22と常時噛合す
るギヤー24が供給リール歯車18に噛合されて
いる。アーム3は偏心カム4aでピン3aが制御
されて第4図のように回動され、ピンチローラ1
2は後退されてキヤプスタン軸11から離間され
る。テープ32はテープ供給リール台16側に高
速で巻戻される。この時アーム3の短辺側に設け
られたテープガイド3bはテープカセツト10の
中に録・再モード時より深く挿入されてテープ3
2と摺接されている。
前記のようにアーム3の軸30より左方の短い
短辺側にテープガイド3bを設けると、テープ高
速走行の巻戻しでピンチローラ12がキヤプスタ
ン軸11から離間してもテープガイド3bがテー
プカセツト10の中に録・再モード時よりも深く
挿入されるので、テープの上下の振れが少なくな
ると共に、ヘツドとテープの接触位置を規制する
から、テープカセツトの中でテープのたるみがな
くなり、高速走行でテープの消去が確実になされ
る。更にテープガイドがアームの回動支点を境に
ピンチローラとは反対側に設けられているので、
構成が簡単で、他の手段を用いずにピンチローラ
の後退と同期してテープガイドが前進される。
又、従来例の固定テープガイド33が不要になつ
て部品点数が削減されて取付・部品コストが低減
される。
テープレコーダが留守番電話装置に組み込まれ
た時の動作は、電話が掛かる→音声合成IC等で
アナウンス→モータを回転して用件を録音→電話
が切れる→モータが停止して待機。…の繰り返し
となる。
次に電話内容を再生する時は、留守番解除→モ
ータが回転して巻戻し→テープ巻き始め位置→モ
ータ回転で用件を再生→再生終了→モータ回転で
巻戻しと同時に記録内容を消去→モータ停止して
待機。…となる。
前記テープの消去を行なう時にテープが高速で
走行されてもテープガイド3bでテープの上下の
振れが少なくなり確実に消去がなされる。
〔考案の効果〕
本考案は前述のように構成されたから、高速走
行の巻戻し時ピンチローラがキヤプスタン軸から
離間されてもテープガイドが録・再モード時より
もテープカセツトの中に深く挿入されてテープを
ガイドするので、テープの上下の振れが少なくな
り、ヘツドとテープの接触位置を規制するから、
テープカセツトの中でテープのたるみがなくな
り、高速走行でテープの消去が確実になされる。
テープガイドはアームに一体に形成されているの
で組み立てが容易になつて取付・部品コストが低
減される等実用上優れた効果を奏するテープレコ
ーダのテープガイドを提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例が示され、第1図はテ
ープレコーダの録・再モードに於けるテープガイ
ドの位置を示す平面図、第2図は同テープレコー
ダの分解斜視図、第3図はアームの斜視図、第4
図は巻戻しモードに於けるテープガイドの位置を
示す平面図、第5図は従来のテープレコーダの平
面図である。 3……アーム、3b……テープガイド、11…
…キヤプスタン軸、12……ピンチローラ、30
……回動支点(軸)、32……テープ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回動自在に設けられたアームにピンチローラを
    設け、該ピンチローラをキヤプスタン軸に圧接し
    て再生を、前記ピンチローラとキヤプスタン軸と
    を僅か離間して高速走行を行うテープレコーダに
    おいて、前記アームを略逆L字状に形成し、前記
    アームの回動支点を境にして前記略逆L字状アー
    ムの長辺側には前記ピンチローラを、前記略逆L
    字状アームの短辺側にはテープガイドを夫々設
    け、前記ピンチローラとキヤプスタン軸とを僅か
    離間した高速走行状態でも前記テープガイドがテ
    ープをガイドしてヘツドとテープの接触位置を規
    制するようにしたことを特徴とするテープレコー
    ダのテープガイド。
JP1987148132U 1987-09-30 1987-09-30 Expired JPH0430680Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987148132U JPH0430680Y2 (ja) 1987-09-30 1987-09-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987148132U JPH0430680Y2 (ja) 1987-09-30 1987-09-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6456039U JPS6456039U (ja) 1989-04-06
JPH0430680Y2 true JPH0430680Y2 (ja) 1992-07-23

Family

ID=31419170

Family Applications (1)

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JP1987148132U Expired JPH0430680Y2 (ja) 1987-09-30 1987-09-30

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JP (1) JPH0430680Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61236057A (ja) * 1985-04-10 1986-10-21 Tanashin Denki Co Vtrのテ−プガイド装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61167037U (ja) * 1985-04-04 1986-10-16
JPS61193543U (ja) * 1985-05-23 1986-12-02

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61236057A (ja) * 1985-04-10 1986-10-21 Tanashin Denki Co Vtrのテ−プガイド装置

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JPS6456039U (ja) 1989-04-06

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