JPH04301160A - エンジンのiscバルブ用故障診断方法 - Google Patents
エンジンのiscバルブ用故障診断方法Info
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- JPH04301160A JPH04301160A JP6503291A JP6503291A JPH04301160A JP H04301160 A JPH04301160 A JP H04301160A JP 6503291 A JP6503291 A JP 6503291A JP 6503291 A JP6503291 A JP 6503291A JP H04301160 A JPH04301160 A JP H04301160A
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- isc valve
- valve
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- air flow
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Links
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Landscapes
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ISC(アイドルスピ
ードコントロール)バルブの開度に応じて決定される音
速チョーク空気流量と、吸入空気量センサで検出した実
際の吸入空気流量とを比較して、ISCバルブ系の故障
を診断するエンジンのISCバルブ用故障診断方法に関
する。
ードコントロール)バルブの開度に応じて決定される音
速チョーク空気流量と、吸入空気量センサで検出した実
際の吸入空気流量とを比較して、ISCバルブ系の故障
を診断するエンジンのISCバルブ用故障診断方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】最近の電子制御化されたエンジンでは、
アイドル運転時のエンジン回転数をスロットルバルブを
バイパスするエアバイパス通路に介装したISCバルブ
によって制御している。
アイドル運転時のエンジン回転数をスロットルバルブを
バイパスするエアバイパス通路に介装したISCバルブ
によって制御している。
【0003】一般に、このISCバルブの駆動制御用ア
クチュエータには、ソレノイド式、モータ式、負圧式な
どがあり、例えば、ソレノイド式ISCバルブでは、現
エンジン回転数と目標回転数との差に応じて設定したデ
ューティパルスでISCバルブを駆動させ、上記エアバ
イパス通路を通過する吸入空気流量を調整してエンジン
回転数が目標回転数になるように制御している。
クチュエータには、ソレノイド式、モータ式、負圧式な
どがあり、例えば、ソレノイド式ISCバルブでは、現
エンジン回転数と目標回転数との差に応じて設定したデ
ューティパルスでISCバルブを駆動させ、上記エアバ
イパス通路を通過する吸入空気流量を調整してエンジン
回転数が目標回転数になるように制御している。
【0004】このISCバルブの制御が不能になると、
エンジン回転数が不安定になりアイドル運転が著しく支
障を来たすため、このISCバルブの故障を初期段階で
発見する故障診断方法が種々案出採用さている。
エンジン回転数が不安定になりアイドル運転が著しく支
障を来たすため、このISCバルブの故障を初期段階で
発見する故障診断方法が種々案出採用さている。
【0005】例えば、特開平1−244143号公報に
は、ISCバルブへ出力するデューティパルスが、この
ISCバルブに接続するハーネス類、および、ISCバ
ルブに通電されているかどうかを、デューティパルスと
このデューティパルスを検出するモニター電圧との関係
から判断する技術が開示されている。
は、ISCバルブへ出力するデューティパルスが、この
ISCバルブに接続するハーネス類、および、ISCバ
ルブに通電されているかどうかを、デューティパルスと
このデューティパルスを検出するモニター電圧との関係
から判断する技術が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記先行技
術では、回路の故障、ハーネス類の断線あるいはショー
ト、および、ISCバルブに設けた励磁コイルの断線な
ど、電気的異常を検出することはできるが、バイパス通
路中に介在するカーボン、オイルなどにより固着する、
いわゆるバルブステックなどの機械的動作不能を検出す
ることは出来ず、従来、この機械的動作不能はドライバ
の運転感触に基づいて判断されていた。
術では、回路の故障、ハーネス類の断線あるいはショー
ト、および、ISCバルブに設けた励磁コイルの断線な
ど、電気的異常を検出することはできるが、バイパス通
路中に介在するカーボン、オイルなどにより固着する、
いわゆるバルブステックなどの機械的動作不能を検出す
ることは出来ず、従来、この機械的動作不能はドライバ
の運転感触に基づいて判断されていた。
【0007】したがって、例えば、ISCバルブが所定
の開度で固着された場合、アイドル回転数が確保されて
いるため故障の発見が遅れがちであった。
の開度で固着された場合、アイドル回転数が確保されて
いるため故障の発見が遅れがちであった。
【0008】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、ハーネス類の断線あるいはショートなどの電気的異
常を検出することはもちろんのこと、ISCバルブの機
械的電気的動作不能をも簡単な方法で正確に検出するこ
とのできるエンジンのISCバルブ用故障診断方法を提
供することを目的としている。
で、ハーネス類の断線あるいはショートなどの電気的異
常を検出することはもちろんのこと、ISCバルブの機
械的電気的動作不能をも簡単な方法で正確に検出するこ
とのできるエンジンのISCバルブ用故障診断方法を提
供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
、本発明によるエンジンのISCバルブ用故障診断方法
は、スロットルバルブ全閉時、ISCバルブに通電する
流量制御信号をパラメータとしてISCバルブ開度に応
じた音速チョーク空気流量を求め、次いでこの音速チョ
ーク空気流量と吸入空気量センサで検出した吸入空気流
量とを比較し、この両流量の比較値が予め設定した許容
範囲から外れている場合、上記ISCバルブの故障と判
断するものである。
、本発明によるエンジンのISCバルブ用故障診断方法
は、スロットルバルブ全閉時、ISCバルブに通電する
流量制御信号をパラメータとしてISCバルブ開度に応
じた音速チョーク空気流量を求め、次いでこの音速チョ
ーク空気流量と吸入空気量センサで検出した吸入空気流
量とを比較し、この両流量の比較値が予め設定した許容
範囲から外れている場合、上記ISCバルブの故障と判
断するものである。
【0010】
【作 用】上記構成において、スロットル全閉時、I
SCバルブに制御信号を通電して、このISCバルブを
通過する吸入空気流量を制御する。
SCバルブに制御信号を通電して、このISCバルブを
通過する吸入空気流量を制御する。
【0011】その間、上記流量制御信号をパラメータと
してISCバルブ開度に応じた音速チョーク空気流量を
求め、次いでこの音速チョーク空気流量と吸入空気量セ
ンサで検出した吸入空気流量とを比較し、この両流量の
比較値が予め設定した許容範囲に収まっている場合、I
SCバルブ系が正常と判断し、一方、上記比較値が予め
設定した許容範囲から外れている場合、上記ISCバル
ブ系の故障と判断する。
してISCバルブ開度に応じた音速チョーク空気流量を
求め、次いでこの音速チョーク空気流量と吸入空気量セ
ンサで検出した吸入空気流量とを比較し、この両流量の
比較値が予め設定した許容範囲に収まっている場合、I
SCバルブ系が正常と判断し、一方、上記比較値が予め
設定した許容範囲から外れている場合、上記ISCバル
ブ系の故障と判断する。
【0012】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。
する。
【0013】図面は本発明の一実施例を示し、図1はI
SCバルブの制御手順を示すフローチャート、図2はI
SCバルブの故障判定手順を示すフローチャート、図3
はインジェクタの制御手順を示すフローチャート、図4
は音速チョーク空気流量マップの概念図、図5はエンジ
ン制御系の概念図、図6は制御装置の回路構成図、図7
はISCバルブの縦断面図、図8は図7のVIII−V
III断面図である。
SCバルブの制御手順を示すフローチャート、図2はI
SCバルブの故障判定手順を示すフローチャート、図3
はインジェクタの制御手順を示すフローチャート、図4
は音速チョーク空気流量マップの概念図、図5はエンジ
ン制御系の概念図、図6は制御装置の回路構成図、図7
はISCバルブの縦断面図、図8は図7のVIII−V
III断面図である。
【0014】(構 成)図中の符号1はエンジン本体
で、図においては水平対向型エンジンを示す。
で、図においては水平対向型エンジンを示す。
【0015】上記エンジン本体1の吸気ポート2aに連
通するインテークマニホルド3の上流にエアチャンバ4
を介してスロットルチャンバ5が連通され、このスロッ
トルチャンバ5の上流に吸気管6を介してエアクリーナ
7が取付けられている。なお、符号3aは可変吸気バル
ブである。
通するインテークマニホルド3の上流にエアチャンバ4
を介してスロットルチャンバ5が連通され、このスロッ
トルチャンバ5の上流に吸気管6を介してエアクリーナ
7が取付けられている。なお、符号3aは可変吸気バル
ブである。
【0016】一方、上記エンジン本体1の排気ポート2
bにエキゾーストマニホルド8を介して連通する排気管
9に触媒コンバータ10が介装されている。
bにエキゾーストマニホルド8を介して連通する排気管
9に触媒コンバータ10が介装されている。
【0017】また、上記スロットルチャンバ5にスロッ
トルバルブ11が設けられ、さらに、上記インテークマ
ニホルド3の各気筒の上記吸気ポート2aの直上流にイ
ンジェクタ12が臨まされ、この各インジェクタ12と
燃料タンク13とが燃料通路14を介して連通されてい
る。この燃料通路14には上記燃料タンク13側から燃
料ポンプ15、燃料フィルタ16が介装され、さらに、
上記各インジェクタ12が、燃料圧を所定の圧力に調圧
するプレッシャレギュレータ17を介装するリターン通
路18を介して上記燃料タンク13に連通されている。
トルバルブ11が設けられ、さらに、上記インテークマ
ニホルド3の各気筒の上記吸気ポート2aの直上流にイ
ンジェクタ12が臨まされ、この各インジェクタ12と
燃料タンク13とが燃料通路14を介して連通されてい
る。この燃料通路14には上記燃料タンク13側から燃
料ポンプ15、燃料フィルタ16が介装され、さらに、
上記各インジェクタ12が、燃料圧を所定の圧力に調圧
するプレッシャレギュレータ17を介装するリターン通
路18を介して上記燃料タンク13に連通されている。
【0018】また、上記吸気管6の上記エアクリーナ7
の直下流に、吸入空気量センサ(図においてはホットワ
イヤ式エアフローメータ)19が介装され、上記スロッ
トルバルブ11に、スロットル開度を検出するスロット
ル開度センサ20aと、スロットルバルブ11の全閉を
検出するアイドルスイッチ20bとが連設され、さらに
、上記吸気管6の上記スロットルバルブ11をバイパス
するエアバイパス通路6aにISC(アイドルスピード
コントロール)バルブ21が介装されている。また、上
記排気管9の上記触媒コンバータ10の上流にO2 セ
ンサ22が臨まされている。
の直下流に、吸入空気量センサ(図においてはホットワ
イヤ式エアフローメータ)19が介装され、上記スロッ
トルバルブ11に、スロットル開度を検出するスロット
ル開度センサ20aと、スロットルバルブ11の全閉を
検出するアイドルスイッチ20bとが連設され、さらに
、上記吸気管6の上記スロットルバルブ11をバイパス
するエアバイパス通路6aにISC(アイドルスピード
コントロール)バルブ21が介装されている。また、上
記排気管9の上記触媒コンバータ10の上流にO2 セ
ンサ22が臨まされている。
【0019】また、上記エンジン1のクランクシャフト
1aに軸着する、図示しないクランクプーリなどに一体
形成されたクランクロータ23に、エンジン回転数など
を検出するクランク角センサ25aが対設され、さらに
、上記エンジン1のカムシャフト1bに連設する、図示
しないカムスプロケットなどに一体形成されたカムロー
タ24に、気筒判別用のカムパルスを検出するカムセン
サ25bが対設されている。
1aに軸着する、図示しないクランクプーリなどに一体
形成されたクランクロータ23に、エンジン回転数など
を検出するクランク角センサ25aが対設され、さらに
、上記エンジン1のカムシャフト1bに連設する、図示
しないカムスプロケットなどに一体形成されたカムロー
タ24に、気筒判別用のカムパルスを検出するカムセン
サ25bが対設されている。
【0020】また、上記シリンダヘッド2に装着され、
発火部を燃焼室に臨ませる点火プラグ26にイグナイタ
27が接続されている。さらに、上記エンジン本体1の
シリンダブロックに冷却水温センサ28が配設されてい
る。
発火部を燃焼室に臨ませる点火プラグ26にイグナイタ
27が接続されている。さらに、上記エンジン本体1の
シリンダブロックに冷却水温センサ28が配設されてい
る。
【0021】また、図7,図8に示すように、上記エア
バイパス通路6aに介装したISCバルブ21のバルブ
本体21aに、上記エアバイパス通路6aの開口面積を
設定するスライダ31が介装され、このスライダ31を
軸着するソレノイドシャフト32の基部側にマグネット
33が固設され、このマグネット33の周囲に、上記バ
ルブ本体21a側に固設するソレノイドコイル34が対
設されている。なお、上記スライダ31は図示しないリ
ターンスプリングの付勢力で上記エアバイパス通路6a
を閉弁する方向へ常時付勢されている。
バイパス通路6aに介装したISCバルブ21のバルブ
本体21aに、上記エアバイパス通路6aの開口面積を
設定するスライダ31が介装され、このスライダ31を
軸着するソレノイドシャフト32の基部側にマグネット
33が固設され、このマグネット33の周囲に、上記バ
ルブ本体21a側に固設するソレノイドコイル34が対
設されている。なお、上記スライダ31は図示しないリ
ターンスプリングの付勢力で上記エアバイパス通路6a
を閉弁する方向へ常時付勢されている。
【0022】(制御装置の回路構成)一方、図6の符号
36はマイクロコンピュータなどからなる制御装置で、
この制御装置36のCPU(中央演算処理装置)37、
ROM38、RAM39、バックアップRAM(不揮発
性RAM)40、および、I/O インターフェイス4
1がバスライン42を介して互いに接続されて、定電圧
回路43から所定の安定化電圧が供給される。
36はマイクロコンピュータなどからなる制御装置で、
この制御装置36のCPU(中央演算処理装置)37、
ROM38、RAM39、バックアップRAM(不揮発
性RAM)40、および、I/O インターフェイス4
1がバスライン42を介して互いに接続されて、定電圧
回路43から所定の安定化電圧が供給される。
【0023】上記定電圧回路43は、制御リレー44を
介してバッテリ45に接続され、キースイッチ46がO
Nされて上記制御リレー44のリレー接点が閉となった
とき各部に制御用電源を供給するとともに、上記バッテ
リ45に直接接続され、上記バックアップRAM40に
、キースイッチ46がOFFされたときでもバックアッ
プ電源を供給する。
介してバッテリ45に接続され、キースイッチ46がO
Nされて上記制御リレー44のリレー接点が閉となった
とき各部に制御用電源を供給するとともに、上記バッテ
リ45に直接接続され、上記バックアップRAM40に
、キースイッチ46がOFFされたときでもバックアッ
プ電源を供給する。
【0024】また、上記I/O インターフェイス41
の入力ポートに、上記各センサ19,20a,22,2
5a,25b,28、アイドルスイッチ20bに加え、
大気圧センサ51、ニュートラルスイッチ52(オート
マチックトランスミッション車であればセレクトレバー
のNまたはPレンジを検出するインヒビタスイッチ53
)、車速センサ54、エアコンスイッチ55が接続され
ているとともに、上記バッテリ45のプラス端子が接続
されて、その端子電圧がモニタされている。
の入力ポートに、上記各センサ19,20a,22,2
5a,25b,28、アイドルスイッチ20bに加え、
大気圧センサ51、ニュートラルスイッチ52(オート
マチックトランスミッション車であればセレクトレバー
のNまたはPレンジを検出するインヒビタスイッチ53
)、車速センサ54、エアコンスイッチ55が接続され
ているとともに、上記バッテリ45のプラス端子が接続
されて、その端子電圧がモニタされている。
【0025】一方、上記I/O インタフェイス41の
出力ポートに、イグナイタ27が接続されているととも
に、駆動回路47を介してインジエクタ12、燃料ポン
プ15のポンプリレー(図示せず)、ISCバルブ21
のソレノイドコイル34、および、図示しないインスト
ルメントパネルなどに配設したECS(電子制御システ
ム)ランプ56が接続されている。
出力ポートに、イグナイタ27が接続されているととも
に、駆動回路47を介してインジエクタ12、燃料ポン
プ15のポンプリレー(図示せず)、ISCバルブ21
のソレノイドコイル34、および、図示しないインスト
ルメントパネルなどに配設したECS(電子制御システ
ム)ランプ56が接続されている。
【0026】上記ROM38には制御プログラム、固定
データなどが記憶されている。固定データとしては、音
速チョーク空気流量マップMAP(Qc )などがある
。
データなどが記憶されている。固定データとしては、音
速チョーク空気流量マップMAP(Qc )などがある
。
【0027】また、上記RAM39には上記各センサ類
の出力信号を処理した後のデータ、CPU37で演算処
理したデータなどが格納されている。さらに、バックア
ップRAM40には、キースイッチ46のON/OFF
に関係なく常時バックアップ電源が供給され、キースイ
ッチ46をOFFにしてエンジンの運転を停止しても記
憶内容が消失せず、後述するISCバルブ異常データな
どのトラブルデータなどが記憶される。
の出力信号を処理した後のデータ、CPU37で演算処
理したデータなどが格納されている。さらに、バックア
ップRAM40には、キースイッチ46のON/OFF
に関係なく常時バックアップ電源が供給され、キースイ
ッチ46をOFFにしてエンジンの運転を停止しても記
憶内容が消失せず、後述するISCバルブ異常データな
どのトラブルデータなどが記憶される。
【0028】このトラブルデータは上記I/O インタ
ーフェイス41の出力ポートに接続した故障診断用コネ
クタ(図示せず)に、故障診断用シリアルモニタなどを
接続することで、読出すことができる。
ーフェイス41の出力ポートに接続した故障診断用コネ
クタ(図示せず)に、故障診断用シリアルモニタなどを
接続することで、読出すことができる。
【0029】さらに、上記CPU37では上記ROM3
8に記憶されている制御プログラムに従い、上記RAM
39、バックアップRAM40に格納した各種データに
基づき、インジェクタ12を駆動する燃料噴射パルス幅
Ti を気筒別に演算するとともに、アイドル時にはI
SCバルブ21を駆動するデューティ比を演算し、エン
ジン回転数が目標回転数になるように吸入空気量を制御
する。
8に記憶されている制御プログラムに従い、上記RAM
39、バックアップRAM40に格納した各種データに
基づき、インジェクタ12を駆動する燃料噴射パルス幅
Ti を気筒別に演算するとともに、アイドル時にはI
SCバルブ21を駆動するデューティ比を演算し、エン
ジン回転数が目標回転数になるように吸入空気量を制御
する。
【0030】(作 用)次に、上記構成による実施例
の作用について説明する。
の作用について説明する。
【0031】:ISCバルブ制御ルーチン:エンジン運
転中、メインルーチンにおいてアイドル運転条件成立と
判断された場合、図1に示すISCバルブ制御ルーチン
が割込み実行される。
転中、メインルーチンにおいてアイドル運転条件成立と
判断された場合、図1に示すISCバルブ制御ルーチン
が割込み実行される。
【0032】なお、アイドル運転条件は、例えば、車速
=8km/h以下で、かつ、アイドルスイッチ20bが
ON(スロットル全閉)、あるいは、ニュートラルスイ
ッチ52(オートマチックトランスミッション車の場合
はインヒビタスイッチ53)がONで、かつ、アイドル
スイッチ20bがONの場合、成立と判断する。
=8km/h以下で、かつ、アイドルスイッチ20bが
ON(スロットル全閉)、あるいは、ニュートラルスイ
ッチ52(オートマチックトランスミッション車の場合
はインヒビタスイッチ53)がONで、かつ、アイドル
スイッチ20bがONの場合、成立と判断する。
【0033】まず、ステップ(以下「s」と略称)10
1 で、エンジン回転数を目標回転数に近づけるべく、
ISCバルブ21を駆動するデューティ比ISCDTY
を演算する。
1 で、エンジン回転数を目標回転数に近づけるべく、
ISCバルブ21を駆動するデューティ比ISCDTY
を演算する。
【0034】なお、上記目標回転数は、冷却水温、エア
コンスイッチ55のON/OFFなどに基づいて設定さ
れ、また、上記デューティ比ISCDTY には、電気
負荷特性、バッテリ電圧などによる各種補正項が加味さ
れている。
コンスイッチ55のON/OFFなどに基づいて設定さ
れ、また、上記デューティ比ISCDTY には、電気
負荷特性、バッテリ電圧などによる各種補正項が加味さ
れている。
【0035】そして、s102で、上記デューティ比I
SCDTY に応じた駆動パルスをISCバルブ21の
ソレノイドコイル34へ出力する。
SCDTY に応じた駆動パルスをISCバルブ21の
ソレノイドコイル34へ出力する。
【0036】すると、上記ISCバルブ21のソレノイ
ドシャフト32が上記デューティ比ISCDTY に応
じた分だけ図示しないリターンスプリングの付勢力に抗
して、図8の軸回り方向へ所定角度回転し、エアバイパ
ス通路6aを通過する空気流量を制御する。
ドシャフト32が上記デューティ比ISCDTY に応
じた分だけ図示しないリターンスプリングの付勢力に抗
して、図8の軸回り方向へ所定角度回転し、エアバイパ
ス通路6aを通過する空気流量を制御する。
【0037】なお、アイドル運転条件が満足されていな
い運転領域(例えば、減速走行)では、上記ISCバル
ブ21のソレノイドコイル34に固定デューテイ比IS
CDTY に応じた駆動パルスが出力されている。
い運転領域(例えば、減速走行)では、上記ISCバル
ブ21のソレノイドコイル34に固定デューテイ比IS
CDTY に応じた駆動パルスが出力されている。
【0038】:ISCバルブ故障判定:一方、エンジン
始動後、図2に示すISCバルブ故障判定フローが、0
.1SECごとに割込み実行される。
始動後、図2に示すISCバルブ故障判定フローが、0
.1SECごとに割込み実行される。
【0039】まず、s201で、アイドルスイッチ20
bがON(スロットルバルブ11が全閉)かどうかを判
定し、ONの場合s202へ進み、また、OFF(スロ
ットルバルブ11が開弁)の場合s213へ進む。スロ
ットルバルブ11が全閉(アイドルスイッチ20bがO
N)状態では、吸入空気がエアバイパス通路6aのみか
ら供給されるため、ISCバルブの故障判定条件が満足
される。
bがON(スロットルバルブ11が全閉)かどうかを判
定し、ONの場合s202へ進み、また、OFF(スロ
ットルバルブ11が開弁)の場合s213へ進む。スロ
ットルバルブ11が全閉(アイドルスイッチ20bがO
N)状態では、吸入空気がエアバイパス通路6aのみか
ら供給されるため、ISCバルブの故障判定条件が満足
される。
【0040】s202へ進むと、デイレイカウンタNを
カウントアップし(N←N+1)、s204で、このデ
イレイカウンタNとセット値NSET(例えば、NSE
T=10)とを比較し、N<NSET の場合はルーチ
ンを外れ、また、N≧NSET 、すなわち、例えば、
NSET=10とすればアイドル運転条件成立状態が少
なくとも1SEC 経続したと判断した場合、s205
へ進む。
カウントアップし(N←N+1)、s204で、このデ
イレイカウンタNとセット値NSET(例えば、NSE
T=10)とを比較し、N<NSET の場合はルーチ
ンを外れ、また、N≧NSET 、すなわち、例えば、
NSET=10とすればアイドル運転条件成立状態が少
なくとも1SEC 経続したと判断した場合、s205
へ進む。
【0041】スロットルバルブ11を閉弁した直後では
、まだ、エアチャンバ4内の負圧が下がりきっていない
場合もあり、正確に故障判定をするにはエアチャンバ4
内の負圧がスロットルバルブ11閉弁により低下するに
充分なデイレイ時間(NSET)を必要とする。
、まだ、エアチャンバ4内の負圧が下がりきっていない
場合もあり、正確に故障判定をするにはエアチャンバ4
内の負圧がスロットルバルブ11閉弁により低下するに
充分なデイレイ時間(NSET)を必要とする。
【0042】そして、上記s204で、N≧NSET
と判断されてs205へ進むと、図4に示す音速チョー
ク空気流量マップMAP(Qc)に基づき、上記ISC
バルブ制御ルーチンで設定したデューティ比ISCDT
Y 、あるいは、固定デューティ比ISCDTY をパ
ラメータとして音速チョーク空気流量Qc を設定する
。
と判断されてs205へ進むと、図4に示す音速チョー
ク空気流量マップMAP(Qc)に基づき、上記ISC
バルブ制御ルーチンで設定したデューティ比ISCDT
Y 、あるいは、固定デューティ比ISCDTY をパ
ラメータとして音速チョーク空気流量Qc を設定する
。
【0043】音速チョークとは、負圧を約 0.5気圧
以下にすると空気流量が増加しなくなる現象で、上記エ
アバイパス通路6aを通過する空気流量は、上記ISC
バルブ21の開度で決定される音速チョーク空気流量(
臨界的空気流量)以上になることはない。
以下にすると空気流量が増加しなくなる現象で、上記エ
アバイパス通路6aを通過する空気流量は、上記ISC
バルブ21の開度で決定される音速チョーク空気流量(
臨界的空気流量)以上になることはない。
【0044】上記音速チョーク空気流量マップMAP(
Qc)の各領域には、デューティ比ISCDTY とI
SCバルブ21の開度とが1:1に対応すると前提した
上で、予め実験などから求めたデューティ比ISCDT
Y に対する音速チョーク空気流量Qcが格納されてい
る。
Qc)の各領域には、デューティ比ISCDTY とI
SCバルブ21の開度とが1:1に対応すると前提した
上で、予め実験などから求めたデューティ比ISCDT
Y に対する音速チョーク空気流量Qcが格納されてい
る。
【0045】その後、s206で、上記音速チョーク空
気流量Qc と、このとき、スロットル全閉時のISC
バルゴ21を通過する吸入空気流量に相当する吸入空気
量センサ19で検出した実際の吸入空気量Qaとの比較
値RERR(RERR = (Qa/Qc)×100)
を求め、s207で、この比較値RERR (%)と比
較下限値RERRLo(例えば、70%)および比較上
限値RERRHi(例えば、 130%)とを比較し、
この比較値RERRが許容領域に収まっているかどうか
を判断する。
気流量Qc と、このとき、スロットル全閉時のISC
バルゴ21を通過する吸入空気流量に相当する吸入空気
量センサ19で検出した実際の吸入空気量Qaとの比較
値RERR(RERR = (Qa/Qc)×100)
を求め、s207で、この比較値RERR (%)と比
較下限値RERRLo(例えば、70%)および比較上
限値RERRHi(例えば、 130%)とを比較し、
この比較値RERRが許容領域に収まっているかどうか
を判断する。
【0046】RERRLo ≧RERR 、すなわち、
吸入空気量Qaが上記音速チョーク空気流量Qc より
も大きく下回る場合、s208へ進み、音速チョーク条
件が成立しているかどうかを判断する。
吸入空気量Qaが上記音速チョーク空気流量Qc より
も大きく下回る場合、s208へ進み、音速チョーク条
件が成立しているかどうかを判断する。
【0047】この音速チョーク条件は、各気筒に対する
充填効率を40%以下と仮定すれば次の通りである。
充填効率を40%以下と仮定すれば次の通りである。
【0048】Qa /(2・Ne )< 0.4・γ・
DQa :吸入空気量(g/sec) Ne :エンジン回転数(rps) γ:空気密度(g/lit.) D:1気筒当たりの総排気量(lit.)上記音速チョ
ーク条件が満足されている場合、上記ISCバルブ21
のハーネス類の電気的故障、あるいは、ISCバルブ2
1自体の機械的、電気的故障により、スライダ31が所
定に開弁していないと判断し、s209でECSランプ
56を点灯させた後(同時にバックアップRAM40の
該当アドレスに異常コードナンバーを格納する)、ルー
チンを外れる。
DQa :吸入空気量(g/sec) Ne :エンジン回転数(rps) γ:空気密度(g/lit.) D:1気筒当たりの総排気量(lit.)上記音速チョ
ーク条件が満足されている場合、上記ISCバルブ21
のハーネス類の電気的故障、あるいは、ISCバルブ2
1自体の機械的、電気的故障により、スライダ31が所
定に開弁していないと判断し、s209でECSランプ
56を点灯させた後(同時にバックアップRAM40の
該当アドレスに異常コードナンバーを格納する)、ルー
チンを外れる。
【0049】また、上記s208で、音速チョーク条件
が満足されていないと判断された場合、音速チョーク条
件不成立下において設定した比較値RERR には、他
の要因(例えば、過給機による過給)が含まれていると
判断し、ISCバルブ系の故障と判断せず、s210へ
進み、ECSランプ56を消灯後ルーチンを外れる。
が満足されていないと判断された場合、音速チョーク条
件不成立下において設定した比較値RERR には、他
の要因(例えば、過給機による過給)が含まれていると
判断し、ISCバルブ系の故障と判断せず、s210へ
進み、ECSランプ56を消灯後ルーチンを外れる。
【0050】さらに、上記s207で、RERRHi
>RERR >RERRLo と判断された場合、IS
Cバルブ21が正常に動作していると判断してs210
へ進み、ECSランプ56を消灯後ルーチンを外れる。
>RERR >RERRLo と判断された場合、IS
Cバルブ21が正常に動作していると判断してs210
へ進み、ECSランプ56を消灯後ルーチンを外れる。
【0051】また、上記s207で、RERRHi ≦
RERR と判断した場合、ISCバルブ21が所定に
閉弁していないと判断し、暴走などを避けるため音速チ
ョーク条件を判断することなく、s211でECSラン
プ56を点灯し(同時にバックアップRAM40の該当
アドレスに異常コードナンバーを格納する)、ドライバ
にISCバルブ21の故障を警告した後、s212へ進
み、直ちに燃料カットフラグFLGFCをセット(FL
GFC←1、燃料カット)した後、ルーチンを外れる。
RERR と判断した場合、ISCバルブ21が所定に
閉弁していないと判断し、暴走などを避けるため音速チ
ョーク条件を判断することなく、s211でECSラン
プ56を点灯し(同時にバックアップRAM40の該当
アドレスに異常コードナンバーを格納する)、ドライバ
にISCバルブ21の故障を警告した後、s212へ進
み、直ちに燃料カットフラグFLGFCをセット(FL
GFC←1、燃料カット)した後、ルーチンを外れる。
【0052】一方、上記s201でアイドルスイッチO
FF(スロットルバルブ11が開弁)と判断されてs2
13へ進むと、デイレイカウンタNをリセット(N←0
)した後、s214で、燃料カットフラグFLGFCを
リセット(FLGFC←0、燃料噴射許可)し、その後
、ルーチンを外れる。
FF(スロットルバルブ11が開弁)と判断されてs2
13へ進むと、デイレイカウンタNをリセット(N←0
)した後、s214で、燃料カットフラグFLGFCを
リセット(FLGFC←0、燃料噴射許可)し、その後
、ルーチンを外れる。
【0053】:インジェクタ制御ルーチン:図3に示す
ように、所定クランク角ごとに気筒別に実行されるイン
ジェクタ12を駆動する燃料噴射パルスTi の設定フ
ローでは、各センサ類の出力信号に基づいてエンジン運
転状態を検出した後、s301で、燃料カットフラグF
LGFCがセット(FLGFC=1、燃料カット)状態
かどうかを判定し、FLGFC=1の場合、ISCバル
ブ21の故障、減速走行などであるため、燃料噴射パル
ス幅Ti を演算することなく、s302でインジェク
タ12に燃料カット信号(Ti =0)を出力してルー
チンを外れる。
ように、所定クランク角ごとに気筒別に実行されるイン
ジェクタ12を駆動する燃料噴射パルスTi の設定フ
ローでは、各センサ類の出力信号に基づいてエンジン運
転状態を検出した後、s301で、燃料カットフラグF
LGFCがセット(FLGFC=1、燃料カット)状態
かどうかを判定し、FLGFC=1の場合、ISCバル
ブ21の故障、減速走行などであるため、燃料噴射パル
ス幅Ti を演算することなく、s302でインジェク
タ12に燃料カット信号(Ti =0)を出力してルー
チンを外れる。
【0054】なお、ISCバルブ21が故障などであっ
ても、吸入空気量Qaが上記音速チョーク空気流量Qc
よりも大きく下回ている(RERRLo≧RERR
)場合、暴走することはないので燃料カット(FLGF
C=1)することなくアクセルワークによる走行が確保
される。
ても、吸入空気量Qaが上記音速チョーク空気流量Qc
よりも大きく下回ている(RERRLo≧RERR
)場合、暴走することはないので燃料カット(FLGF
C=1)することなくアクセルワークによる走行が確保
される。
【0055】一方、上記s301で燃料カットフラグF
LGFCがリセット(FLGFC=0、燃料噴射許可)
と判断されるとs303へ進み、上記エンジン運転状態
に基づいて燃料噴射パルス幅Ti を演算し、s304
でこの燃料噴射パルス幅Ti に相応する駆動パルスを
燃料噴射対応気筒に所定タイミングで出力し、ルーチン
を外れる。
LGFCがリセット(FLGFC=0、燃料噴射許可)
と判断されるとs303へ進み、上記エンジン運転状態
に基づいて燃料噴射パルス幅Ti を演算し、s304
でこの燃料噴射パルス幅Ti に相応する駆動パルスを
燃料噴射対応気筒に所定タイミングで出力し、ルーチン
を外れる。
【0056】このように、この実施例では、スロットル
バルブ11が全閉(アイドルスイッチ20bがON)状
態のとき常時ISCバルブ21の故障を診断しているの
で、高い信頼性、安全性を得ることができる。
バルブ11が全閉(アイドルスイッチ20bがON)状
態のとき常時ISCバルブ21の故障を診断しているの
で、高い信頼性、安全性を得ることができる。
【0057】なお、本発明は上記実施例に限るものでは
なく、例えば、ISCバルブの駆動方式はモータ式、負
圧式であってもよい。
なく、例えば、ISCバルブの駆動方式はモータ式、負
圧式であってもよい。
【0058】また、ISCバルブ21がフルオープンの
状態で故障した場合、断続的な燃料カットを行い、エン
ジン回転数の上限を規制するとともに、最低限の走行を
確保できるフェイルセーフ機能を装備するようにしても
よい。
状態で故障した場合、断続的な燃料カットを行い、エン
ジン回転数の上限を規制するとともに、最低限の走行を
確保できるフェイルセーフ機能を装備するようにしても
よい。
【0059】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
スロットルバルブ全閉時、ISCバルブに通電する流量
制御信号をパラメータとしてISCバルブ開度に応じた
音速チョーク空気流量を求め、次いでこの音速チョーク
空気流量と吸入空気量センサで検出した吸入空気流量と
を比較し、この両流量の比較値が予め設定した許容範囲
から外れている場合、上記ISCバルブの故障と判断す
るようにしたので、ハーネスの断線あるいはショートな
どの電気的異常を検出することはもちろんのこと、IS
Cバルブ自体の機械的電気的動作不能をも簡単な方法で
正確に検出することができるなど優れた効果が奏される
。
スロットルバルブ全閉時、ISCバルブに通電する流量
制御信号をパラメータとしてISCバルブ開度に応じた
音速チョーク空気流量を求め、次いでこの音速チョーク
空気流量と吸入空気量センサで検出した吸入空気流量と
を比較し、この両流量の比較値が予め設定した許容範囲
から外れている場合、上記ISCバルブの故障と判断す
るようにしたので、ハーネスの断線あるいはショートな
どの電気的異常を検出することはもちろんのこと、IS
Cバルブ自体の機械的電気的動作不能をも簡単な方法で
正確に検出することができるなど優れた効果が奏される
。
【図1】ISCバルブの制御手順を示すフローチャート
【図2】ISCバルブの故障判定手順を示すフローチャ
ート
ート
【図3】インジェクタの制御手順を示すフローチャート
【図4】音速チョーク空気流量マップの概念図
【図5】
エンジン制御系の概念図
エンジン制御系の概念図
【図6】制御装置の回路構成図
【図7】ISCバルブの縦断面図
【図8】図7のVIII−VIII断面図
11…スロットルバルブ
21…ISCバルブ
Qc …音速チョーク空気流量
Qa …吸入空気流量
RERR …比較値
Claims (1)
- 【請求項1】 スロットルバルブ全閉時、ISCバル
ブに通電する流量制御信号をパラメータとしてISCバ
ルブ開度に応じた音速チョーク空気流量を求め、次いで
この音速チョーク空気流量と吸入空気量センサで検出し
た吸入空気流量とを比較し、この両流量の比較値が予め
設定した許容範囲から外れている場合、ISCバルブ系
の故障と判断することを特徴とするエンジンのISCバ
ルブ用故障診断方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6503291A JPH04301160A (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | エンジンのiscバルブ用故障診断方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6503291A JPH04301160A (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | エンジンのiscバルブ用故障診断方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04301160A true JPH04301160A (ja) | 1992-10-23 |
Family
ID=13275233
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6503291A Pending JPH04301160A (ja) | 1991-03-28 | 1991-03-28 | エンジンのiscバルブ用故障診断方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04301160A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009197679A (ja) * | 2008-02-21 | 2009-09-03 | Toyota Motor Corp | Pcvバルブの異常検知装置 |
JP2011179484A (ja) * | 2010-03-04 | 2011-09-15 | Toyota Motor Corp | エアフローメータの較正装置 |
-
1991
- 1991-03-28 JP JP6503291A patent/JPH04301160A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009197679A (ja) * | 2008-02-21 | 2009-09-03 | Toyota Motor Corp | Pcvバルブの異常検知装置 |
JP2011179484A (ja) * | 2010-03-04 | 2011-09-15 | Toyota Motor Corp | エアフローメータの較正装置 |
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