JPH04300913A - イソシアネート末端プレポリマー及びそれより製造されるポリウレタンフォーム - Google Patents
イソシアネート末端プレポリマー及びそれより製造されるポリウレタンフォームInfo
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、イソシアネート末端プレポリマ
ー、及びポリウレタン製品、特に軟質ポリウレタンフォ
ームの製造におけるその使用方法に関する。 【0002】ポリウレタンフォームは通常、反応条件下
、イソシアネート基を含む物質をイソシアネート反応性
水素原子を有する基を含む物質と混合することにより製
造される。イソシアネート反応性水素原子を含む物質は
通常ポリアールであり、アミンもしくはイミン末端ポリ
エーテルポリオール、ポリエステルポリオール又は特に
従来のポリエーテルポリオールであってよい。イソシア
ネートは通常有機ポリイソシアネート、特に芳香族ポリ
イソシアネート、例えばトルエンジイソシアネート又は
メチレン架橋ポリイソシアネート、例えばメチレンジフ
ェニルジイソシアネート(MDI)である。 【0003】軟質、連続気泡ポリウレタンフォームを製
造する場合、十分量のジイソシアネートを含むポリイソ
シアネート又はポリイソシアネート組成物を用いること
が有利でありそれによって、ポリマーネットワーク内の
架橋を制限しそして伸び率のような望ましい物理特性を
与える。得られるフォームの物理特性のため、ポリウレ
タンフォームの製造において4,4’−メチレンジフェ
ニルジイソシアネートを用いることが特に望ましい。 【0004】メチレンジフェニルジイソシアネート(M
DI)及び特に4,4’−異性体のようなメチレン架橋
ジイソシアネートの場合、フォームの製造において架橋
問題の遭遇する。4,4’−異性体は室温において固体
であり、従って比較的純粋な状態で用いる場合、フォー
ムの製造を高温で行うことが必要である。この問題を克
服するため、4,4’−MDIを含むポリ及び/又はジ
イソシアネートのブレンドで行うことが公知である。例
えば米国特許第 4,256,849号参照。この加工
の問題を克服する他の方法は、4,4’−MDIよりイ
ソシアネート末端プレポリマーを製造し、それによって
室温もしくは低温において固化するその傾向を低下させ
ることである。 【0005】イソシアネート末端プレポリマーは通常、
大モル過剰の好適なイソシアネートと活性水素含有化合
物との反応により製造される。そのような活性水素含有
化合物は通常種々の分子量の二価もしくは三価化合物で
あって、特にポリエーテルポリオールである。活性水素
含有化合物の選択は得られるフォームに望ましい物理特
性を考慮して行われる。例えば、「冷硬化」フォームと
して公知の軟質ポリウレタンフォームを製造する場合、
オキシエチレン残基を含むポリエーテルポリオールの使
用が望ましい。このフォームは、金型から取り出した際
、ポリマーの硬化を促進するためフォームを加熱する必
要がこれ以上ないので「冷硬化」フォームとされる。 そのような「冷硬化」フォームは通常変形の危険を伴わ
ず、比較的短時間で扱われる。 【0006】特許出願EP22,617は、少なくとも
50重量パーセントの、ランダム分布した、オキシエチ
レン残基を含みそして1000〜2000のヒドロキシ
ル当量を有するポリオキシアルキレンジオールもしくは
トリオールをメチレンジフェニルジイソシアネートの反
応より製造されるプレポリマーを含む有機ポリイソシア
ネート組成物と反応させることによる「冷硬化」軟質ポ
リウレタンフォームの製造方法を記載している。そのよ
うなプレポリマーは本質的に4,4’−MDIに伴う加
工問題を克服しそして許容される物理特性を有するフォ
ームを与えるが、さらに要求される産業上の必要性を満
たすためフォーム特性をさらに改良することが望ましい
。特に、フォーム内の連続気泡の程度のような許容され
る物理特性を保ちつつ伸び特性を改良することが望まし
い。 【0007】これを行うため、他のポリオキシアルキレ
ンポリオールからのイソシアネート末端プレポリマーの
製造及びポリウレタンフォームの製造におけるその使用
が研究された。 【0008】驚くべきことに、フォーム特性、特に伸び
率の改良を得るため、そのヒドロキシル当量及びそのオ
キシエチレン含量の両方を考慮してポリオキシアルキレ
ンポリオールを選ぶことが必要であることがわかった。 【0009】第1の態様において、本発明は、少なくと
も40重量パーセントの4,4’−メチレンジフェニル
ジイソシアネートを含むポリイソシアネートをポリオキ
シアルキレンポリオールと反応させることにより製造さ
れるイソシアネート末端プレポリマーであって、ポリオ
ールが2〜4の平均官能価及び2200〜3500のヒ
ドロキシル当量を有しそして40〜68重量パーセント
の量のオキシエチレン残基を含むプレポリマーである。 【0010】第2の態様において、本発明は、反応条件
下、(a)少なくとも40重量パーセントの量の4,4
’−メチレンジフェニルジイソシアネートを含むポリイ
ソシアネートをポリオキシアルキレンポリオールと反応
させることにより製造されるイソシアネート末端プレポ
リマーであって、ポリオールが2〜4の平均官能価及び
2200〜3500のヒドロキシル当量を有しそして4
0〜68重量パーセントの量のオキシエチレン残基を含
むプレポリマーを含むポリイソシアネート組成物、及び
(b)(1)高当量イソシアネート反応性材料、(2)
発泡剤、及び(3)ウレタン基の形成を促進するための
触媒を含む活性水素含有組成物を含む成分を混合するこ
とによるポリウレタンフォームの製造方法であって、成
分(a)が成分(b)に存在する活性水素原子あたり0
.6 〜1.3 個のイソシアネート基を与える量存在
する方法である。 【0011】さらに第3の態様において、本発明は、上
記方法によって製造された、10〜250kg/m3の
平均密度を有する連続気泡ポリウレタンフォームである
。 【0012】本発明のイソシアネート末端プレポリマー
は、5〜31重量パーセント、好ましくは10、より好
ましくは15、さらにより好ましくは25、最も好まし
くは28重量パーセント以上31重量パーセント以下の
イソシアネート含量を有することを特徴とする。 【0013】本発明のイソシアネート末端プレポリマー
は、反応条件下、ポリイソシアネートをポリオキシアル
キレンポリオールと接触させることによって製造される
。プレポリマーの製造において用いられるポリオキシア
ルキレンポリオールは2〜4、好ましくは2〜3、最も
好ましくは3の平均官能価を有する。平均官能価とは、
ポリオール、ヒドロキシル基の場合、イソシアネート基
と反応できる分子あたりのイソシアネート反応性サイト
の数と理解される。 【0014】ポリオキシアルキレンポリオールは、22
00〜3500のヒドロキシル当量を有しそして40〜
68重量パーセントの量のオキシエチレン残基を含むこ
とをさらに特徴とする。 【0015】好ましくは、ポリオールのヒドロキシル当
量は2300〜3200 、より好ましくは2400
〜2800である。 【0016】ポリオールのオキシエチレン残基含量は、
好ましくは55〜65、より好ましくは58〜64、最
も好ましくは60重量パーセントである。ポリウレタン
フォームに混入された場合、この範囲以外のポリオール
のオキシエチレン含量は、得られるフォームの望ましい
特性を与えない。 【0017】ポリオール内のオキシエチレン残基の分布
は、1つもしくは多数のオキシエチレンブロックがポリ
オキシアルキレン鎖上の内部もしくは末端に位置し、又
はポリオールのポリオキシアルキレン鎖の全体にランダ
ムに位置する、又はこれらの組合せである。 【0018】オキシエチレン残基によって構成されない
場合のポリオキシアルキレン鎖の残りの部分は、オキシ
プロピレン、オキシブチレン残基又はこれらの混合物を
含むが、本質的にオキシプロピレン残基である。そのよ
うな残基は、それぞれアルキレンオキシド、プロピレン
オキシド、及びブチレンオキシドの反応より得られる。 オキシエチレン残基の都合のよい及び好ましい源はエチ
レンオキシドである。他のオキシドからの残基も存在し
てよい。 【0019】上記ポリオキシアルキレンポリオールの製
造方法は当該分野において公知であり、通常高温及び高
圧において二、三、もしくは四官能性開始剤へのアルキ
レンオキシド、特にエチレンオキシド及びプロピレンオ
キシドの塩基触媒化付加を含む。 【0020】好適な開始剤は、二官能性化合物、例えば
水、エチレングリコール、プロピレングリコール及びこ
れらの高級オキシアルキレン付加物、ビス−(4−ヒド
ロキシフェニル)−2,2−プロパン及び無水フタル酸
のグリコール付加物、三官能性化合物、例えばトリメチ
ロールプロパン、ヘキサントリオール及び特にグリセリ
ン、並びに四官能性化合物、例えばエチレンジアミン及
びペンタエリトリトールを含む。 【0021】好ましい開始剤は、入手容易性及び加工の
都合のよさのため、水、エチレングリコール、プロピレ
ングリコール、グリセリン及びこれらの高級オキシアル
キレン付加物であり、特にグリセリンが好ましい。 【0022】プレポリマーの製造に用いられるポリイソ
シアネートは本質的にメチレンジフェニルジイソシアネ
ートもしくはポリメチレンポリフェニルポリイソシアネ
ート又はこれらの混合物からなり、ポリイソシアネート
は異性体4,4’−メチレンジフェニルジイソシアネー
ト(MDI)を少なくとも40重量パーセントの量含む
。好ましくは、ポリイソシアネートは45〜98、より
好ましくは52〜90重量パーセント4,4’−MDI
を含む。 【0023】4,4’−MDIにより構成されていない
場合、プレポリマーを製造するための反応において用い
られるポリイソシアネートの残りの部分は、2,4’−
MDI、2,2’−MDI、ポリメチレンポリフェニル
ポリイソシアネート、又はこれらの混合物を含む。存在
する場合、有利には2,4’−MDIはプレポリマーの
製造に用いられるイソシアネートの50重量パーセント
以下であり、ポリメチレンポリフェニルポリイソシアネ
ートは50重量パーセント以下である。 【0024】本発明の好ましい実施態様において、ポリ
オキシアルキレンポリオール、好ましくはトリオールは
、本質的に4,4’−MDI、2,4’−MDI及びポ
リメチレンポリフェニルポリイソシアネートからなるポ
リイソシアネートと反応され、ここで存在するポリイソ
シアネートの総重量を基準とした2,4’−MDIに対
する4,4’−MDIの重量パーセント比は、40:4
0〜90:2、好ましくは50:30〜75:10、よ
り好ましくは50:25〜65:12パーセントであり
、残りはポリメチレンポリフェニルポリイソシアネート
である。 【0025】プレポリマーの製造に用いるための好まし
いポリイソシアネートの例は、70:30重量比の4,
4’−MDI及び2,4’−MDIを粗メチレンジフェ
ニルジイソシアネート組成物、例えばThe Dow
Chemical Companyより入手可能なVO
RANATE M220 と混合し、ポリメチレンポリ
フェニルポリイソシアネート(約57.5重量パ−セン
ト)、4,4’−MDI(40重量パ−セント)及び2
,4’−MDI(2.5 重量パーセント)を含むこと
によって得られるものである。70:30、4,4’−
/2,4’−MDIブレンドをVORANATE M2
20 と、例えば60:40重量比で混合することによ
り、本質的に4,4’−MDI(58パ−セント)及び
2,4’−MDI(19パーセント)及びポリメチレン
ポリフェニルポリイソシアネート(23パ−セント)か
らなるプレポリマーの製造に適したポリイソシアネート
が得られる。好ましいポリイソシアネートより得られる
そのようなプレポリマーは、例えば他のポリイソシアネ
ートとその後混合しないで軟質ポリウレタンフォームの
製造における使用に好適である。 【0026】それほど好ましくない実施態様において、
ポリオキシアルキレンポリオールは、本質的に4,4’
−MDI及び2,4’−MDIからなるポリイソシアネ
ートと反応され、プレポリマーを与え、これは所望によ
り粗メチレンジフェニルジイソシアネートを含む他のイ
ソシアネートと混合してもよい。 【0027】プレポリマーを製造する場合、ポリイソシ
アネートに対するポリオキシアルキレンポリオールの相
対量は、上記イソシアネート含量を有するプレポリマー
を与える量である。プレポリマーの製造において、上記
ポリオキシアルキレンポリオールは、従来イソシアネー
ト末端プレポリマーの製造に従来用いられる他のイソシ
アネート反応性物質と共に用いてよい。他の従来のイソ
シアネート反応性物質と共に用いる場合、上記ポリオキ
シアルキレンポリオールは、イソシアネート末端プレポ
リマーの製造に用いられる総イソシアネート反応性混合
物の1〜99重量パーセントの量存在する。好ましくは
、ポリオキシアルキレンポリオールは少なくとも10、
より好ましくは少なくとも20重量パーセント存在する
。そのような従来の物質は、例えばエチレングリコール
、及び上記ポリオキシアルキレンポリオールの範囲内に
ないC2〜C4アルキレンオキシドとの反応により得ら
れるようなこれらの高分子量付加物を含む。高分子量付
加物の例は、例えばThe Dow Chemical
Companyより得られるVORANOL P400
、VORANOLP1010 、及びVORANOL
P2000 のような134 〜2000の分子量を有
するポリオキシプロピレングリコールである。他の従来
のイソシアネート反応性物質は、上記ポリオキシアルキ
レンポリオール用に示された開始剤のオキシアルキレン
付加物を含む。 【0028】プレポリマーは、そのような製造について
従来記載された条件を用いて製造される。典型的には、
プレポリマーは連続的に混合しながらイソシアネートへ
のポリオールの制御添加によって製造される。イソシア
ネートへのポリオールの添加速度は有利には、必要によ
り加熱又は冷却しながら、45〜90℃、好ましくは6
0〜80℃の反応温度を保つような速度である。 【0029】本発明の第2の態様において、反応条件下
、(a)所望によりポリイソシアネート組成物の一部と
しての前記プレポリマー、及び(b)(1)高当量イソ
シアネート反応性材料、(2)発泡剤、及び(3)ウレ
タン基の形成を促進するための触媒を含む活性水素含有
組成物を含む成分を混合することによるポリウレタンフ
ォームの製造方法が提供され、ここで成分(a)は成分
(b)に存在する活性水素原子あたり0.6 〜1.3
個のイソシアネート基を与える量存在する。 【0030】成分(b)に存在する高当量イソシアネー
ト反応性材料は、分子あたり2〜8個、好ましくは2〜
4個のイソシアネート反応性水素原子を含み、そして5
00 〜3000、好ましくは800 〜2500の平
均当量を有する化合物である。典型的高当量イソシアネ
ート反応性材料は、ポリアミン、ポリエステルポリオー
ル及びポリエーテルポリオールを含む。ポリエーテルポ
リオールはポリオキシプロピレンもしくはポリ)オコシ
プロピレン−オキシエチレン)ポリオール又はこれらの
混合物であってよい。そのようなポリエーテルポリオー
ルは当該分野において公知であり、多くは市販入手可能
である。ポリ(オキシプロピレン−オキシエチレン)ポ
リオールはオキシエチレン末端ポリオキシプロピレンポ
リオール、並びにエチレン及びプロピレンオキシドと活
性水素含有開始剤を反応させることにより得られる他の
ランダム及びブロック生成物を含む。 【0031】ポリウレタンフォームの製造において好適
な高当量イソシアネート反応性材料は、ポリエーテルポ
リオール、通常500 〜3000、好ましくは800
〜2500の平均ヒドロキシル当量を有するジオール
及びトリオールである。そのようなポリエーテルポリオ
ールの例は、The Dow Chemical Co
mpanyより商標VORANOL として販売されて
いるもの、例えばVORANOL 4711、VORA
NOL 6001、VORANOL 3322及びVO
RANOL1421である。他の好適なポリオールは、
PHD 、PIPA又はSAN タイプコポリマーポリ
オール、例えばVORANOL CP−8020 を含
む。 【0032】成分(b)に含まれる発泡剤は、10〜2
50 、好ましくは15〜100 、より好ましくは2
5〜80kg/m3の密度を有するポリウレタンフォー
ムを与える量存在する。 【0033】本発明の好ましい実施態様において、発泡
剤は水を含む。水はイソシアネート部分と反応し、二酸
化炭素を発生し、こうして発生した二酸化炭素は発泡剤
として機能しポリウレタンに気泡構造を与える。 【0034】典型的には、所望の密度を有するフォーム
を得るに十分な発泡能を与える水の量は、成分(b)に
存在するすべての成分の総重量を基準として、成分(b
)の100 重量部あたり1.0 〜7重量部である。 有利には水のそのような量は、好ましくは2.5 〜6
、より好ましくは3.5 〜5.5 重量部である。 【0035】所望の密度のフォームの製造に必要な発泡
は、水の使用により完全に与えられる。しかし、所望の
密度を達成することが必要な場合、水に加え少量の物理
発泡剤が存在してよい。存在してよいそのような物理発
泡剤の例は、例えば、メチレンクロリド、トリクロロフ
ルオロメタン、ジクロロトリフルオロエタン、クロロジ
フルオロエタン、炭化水素、例えばペンタン及びヘキサ
ン、並びに連行気体、例えば窒素及び二酸化炭素を含む
。 【0036】ウレタン基の形成を促進するため本発明の
方法において用いてよい好適な触媒は、3級アミン及び
有機金属化合物、特に錫化合物を含む。好適な触媒の例
は、N,N−ジメチルシクロヘキシルアミン、N,N−
ジメチルベンジルアミン、N,N−ジメタノールアミン
、ビス( ジメチルアミノエチル)エーテル及び1,4
−ジアゾビシクロ2,2,2 オクタンを含む3級ア
ミン化合物、並びにオクタン酸第一錫及びジブチル錫ジ
ラウレートを含む錫化合物を含む。触媒としてのアミン
及び/又は錫化合物の組合せがこの方法において有利に
用いられる。 【0037】本発明の方法において、成分(a)は成分
(b)に存在するイソシアネート反応性水素原子あたり
0.6 〜1.3 個のイシアネート基を与えるに十分
な量存在する。好ましくは、成分(a) の量は、活性
水素原子あたり0.8 〜1.15、より好ましくは〜
1.05個のイソシアネート基を与えるような量である
。存在するイソシアネートの量は、イソシアネート反応
インデックスでも表される。この場合、100 のイソ
シアネート反応インデックスはイソシアネート反応性水
素原子あたり1個のイソシアネート基の比に相当する。 【0038】所望により、しかし有利に存在する他の従
来の成分は、界面活性剤、例えばB−4113及びB−
4690を含むTh Goldschmidtにより商
標Tegostabとして販売されている製品のような
シロキサン−オキシアルキレンコポリマー、連鎖延長剤
、例えばエチレングリコール、1,4−ブタンジオール
、ジエタノールアミン、ジイソプロパノールアミン及び
ポリアミン、充填剤、難燃剤、例えばメラミン、顔料並
びに染料を含む。 【0039】フォーム形成反応の成分を、例えば従来技
術において記載された混合装置を用いることによる従来
の方法で混合してよい。所望により、完全な混合を必要
とする成分流の数を少なくするため、相互に反応しない
成分を予備混合してよい。2流系を用いることが通常有
利であり、1つの流れはプレポリマー及び所望により追
加ポリイソシアネートを含み、一方第2の流れは反応混
合物の他のすべての成分を含み、イソシアネート流と混
合する前に相互反応しない。 【0040】本発明の方法及びイソシアネート末端プレ
ポリマーはポリウレタンフォーム、特に冷硬化フォーム
の製造において特に有効である。そのようなフォームは
室内装飾材料、音及び振動減衰並びにクッション材料を
含む多くの用途に適する。 【0041】ポリウレタンフォームの製造における本発
明のプレポリマーの使用は、公知のプレポリマーの反応
より得られるフォームと比べ高度の伸び率を示すフォー
ムを与える。 【0042】本発明を以下の実施例により説明する。こ
こで部及びパーセントは特に示す以外すべて重量基準で
ある。 【0043】プレポリマーは以下に示すポリオール配合
物を用い軟質ポリウレタンフォームを製造することによ
る方法によって製造される。ポリウレタンフォームは、
高圧発泡機を用い、イソシアネート、プレポリマーをポ
リオール配合物と混合することによって製造される。 ポリオール配合物 100 部 グリセリン開始ポリオキシプロ
ピレン−オキシエチレン(15%キャップ)ポリオール
、分子量60003.75部 水 0.8 部 トリエチレンジアミン(ジプロ
ピレングリコール中33%) 0.15部 Union Carbide
Co. 製触媒NIAX−Al0.8 部
界面活性剤、Th Goldschmidt Ag.製
Tegostab B4113 【0044】高圧条件下反応成分を混合し、反応体を5
0℃に加熱した金型に入れることによって得られた成形
フォームの物理特性を記録した。記録した物理特性の測
定に用いたテスト方法は、引張り強度及び伸び率に対し
てはDIN53571 、圧縮荷重撓み(CLD)に対
しDIN 53577 、及び押込荷重撓み(ILD)
に対しDIN 53576 である。 【0045】プレポリマー1 29重量パーセントのイソシアネート含量を有するイソ
シアネート末端プレポリマーは、11.1部のポリオキ
シエチレン−オキシプロピレントリオール(ヒドロキシ
ル当量2463;オキシエチレン含量61パーセント、
ランダムに分布)を4,4’−MDI(58パーセント
)、2,4’−MDI(19パーセント)及びポリメチ
レンポリフェニルポリイソシアネート(23パーセント
) からなる100 部のイソシアネートブレンドと反
応させることによって製造される。 【0046】ポリオールは65〜70℃の反応温度を保
つような速度で混合しながらイソシアネートブレンドに
加えられる。ポリオールの全体量を加えた際、得られる
反応混合物をさらに同じ温度で攪拌し、反応を終了させ
る。 【0047】こうして製造されたプレポリマーを示され
たポリオール配合物と反応させることにより得られるフ
ォームの特性を以下に示す。 【0048】
フォーム1 フォーム2 フォ
ーム3 イソシアネート反応
90 100
110 インデックス フリーライズ密度(kg/m3)
36 36
/ 成形密度(kg/m3)
44.4
44.9 45.2
伸び率(%)
143 133
119 引張強さ(kPa)
117
138 181 CLD(k
Pa)
3.56 4.44
6.43 ILD(N)
150
195 260【0049】
プレポリマー2 11.0部のポリオキシエチレン−オキシプロピレント
リオール(ヒドロキシル当量2270;オキシエチレン
含量59パーセント、ランダムに分布)を4,4’−M
DI(58パーセント)、2,4’−MDI(19パー
セント)及びポリメチレンポリフェニルポリイソシアネ
ート(23パーセント) からなる100 部のイソシ
アネートブレンドと反応させることによって、プレポリ
マー1と同じ方法により29重量パーセントのイソシア
ネート含量を有するイソシアネート末端プレポリマーを
製造する。 【0050】こうして製造されたプレポリマーを示され
たポリオール配合物と反応させることにより得られるフ
ォームの特性を以下に示す。 【0051】
フォーム4 フォーム5 フォ
ーム6 イソシアネート反応
90 100
110 インデックス 成形密度(kg/m3)
44.7 44.4
44.5 伸び率(%)
130
125 118
引張強さ(kPa)
134 152
180 CLD(kPa)
4.34
5.41 6.44 【
0052】比較プレポリマーA 10.8部のポリオキシエチレン−オキシプロピレント
リオール(ヒドロキシル当量1670;オキシエチレン
含量72パーセント、ランダムに分布)を4,4’−M
DI(58パーセント)、2,4’−MDI(19パー
セント)及びポリメチレンポリフェニルポリイソシアネ
ート(23パーセント) からなる100 部のイソシ
アネートブレンドと反応させることによって、プレポリ
マー1と同じ方法により29重量パーセントのイソシア
ネート含量を有するイソシアネート末端プレポリマーを
製造する。 【0053】
フォームA フォームB フォ
ームC イソシアネート反応
90 100
110 インデックス フリーライズ密度(kg/m3)
38 /
/ 成形密度(kg/m3)
45.7
45.6 45.5 伸
び率(%) 1
20 115
99 引張強さ(kPa)
122
140 159 CLD(kP
a) 3
.81 4.77
5.89 ILD(N)
150
190 240【0054】比
較プレポリマーB 11.1部のポリオキシエチレン−オキシプロピレント
リオール(ヒドロキシル当量2670;オキシエチレン
含量70パーセント、ランダムに分布)を4,4’−M
DI(58パーセント)、2,4’−MDI(19パー
セント)及びポリメチレンポリフェニルポリイソシアネ
ート(23パーセント) からなる100 部のイソシ
アネートブレンドと反応させることによって、プレポリ
マー1と同じ方法により29重量パーセントのイソシア
ネート含量を有するイソシアネート末端プレポリマーを
製造する。 【0055】
フォームD フォームE イソシア
ネート反応 90
100 インデ
ックス 成形密度(kg/m3)
47.8 46.8
伸び率(%)
117 103 引張強さ
(kPa) 11
8 143 CLD(kPa)
4.1
2 5.08 【0056】フォー
ム1〜6は、比較プレポリマーと比較し本発明のプレポ
リマーにより得られる高い伸び率を示している。 【0057】プレポリマー3 この例においてのみ、11.1部のポリオキシエチレン
−オキシアルキレントリオール(ヒドロキシル当量26
35;オキシエチレン含量61パーセント、末端オキシ
エチレンブロック及び内部オキシエチレンブロックとし
て均一に分布)を同じポリイソシアネートブレンドと反
応させ、プレポリマー1と同じ方法により29重量パー
セントのイソシアネート含量を有するイソシアネート末
端プレポリマーを製造する。 【0058】比較プレポリマーC 10.9部のポリオキシエチレン−オキシプロピレント
リオール(ヒドロキシル当量1954;オキシエチレン
含量64パーセント、ランダムに分布)を4,4’−M
DI(58パーセント)、2,4’−MDI(19パー
セント)及びポリメチレンポリフェニルポリイソシアネ
ート(23パーセント) からなる100 部のイソシ
アネートブレンドと反応させることによって、プレポリ
マー1と同じ方法により29重量パーセントのイソシア
ネート含量を有するイソシアネート末端プレポリマーを
製造する。 【0059】以下の表に、プレポリマー1、3及びCを
ポリオール配合物と反応させることにより得られるフォ
ームの物理特性を示す。この例において、フォームは低
圧混合/計量ユニットを用いて製造する。 【0060】得られたデータは、本発明のプレポリマー
により得られた有利な伸び特性を明らかに示している。 【0061】 プレポリマー 1
3
C イソシアネート反応 90
100 110 90 100 110
90 100 110 インデ
ックス フリーライズ密度 36 37
36 36 37 36 37
37 39 (kg/m3)
成形密度(kg/m3) 48 4
8 48 47 49 48 4
9 49 49 伸び率(%)
138 145 118 147
142 132 126 119 108
引張強さ(kPa) 130 178
200 150 188 206 146
174 227 【0062】プレポリマー4 プレポリマー1と同じ方法により27.5重量パーセン
トのイソシアネート含量を有するイソシアネート末端プ
レポリマーを製造する。この例において、24重量パー
セントのポリオキシエチレン−オキシアルキレントリオ
ール(ヒドロキシル当量2463;オキシエチレン含量
61パーセント、ランダムに分布)及び76重量パーセ
ントの1000の分子量を有するポリオキシプロピレン
グリコールを含む11.1部のポリオール混合物を89
部のポリイソシアネートブレンドと反応させる。このポ
リイソシアネートブレンドは4,4’−MDI(61パ
ーセント)、2,4’−MDI(9パーセント)及びポ
リメチレンポリフェニルポリイソシアネート(30パー
セント) からなっている。
ー、及びポリウレタン製品、特に軟質ポリウレタンフォ
ームの製造におけるその使用方法に関する。 【0002】ポリウレタンフォームは通常、反応条件下
、イソシアネート基を含む物質をイソシアネート反応性
水素原子を有する基を含む物質と混合することにより製
造される。イソシアネート反応性水素原子を含む物質は
通常ポリアールであり、アミンもしくはイミン末端ポリ
エーテルポリオール、ポリエステルポリオール又は特に
従来のポリエーテルポリオールであってよい。イソシア
ネートは通常有機ポリイソシアネート、特に芳香族ポリ
イソシアネート、例えばトルエンジイソシアネート又は
メチレン架橋ポリイソシアネート、例えばメチレンジフ
ェニルジイソシアネート(MDI)である。 【0003】軟質、連続気泡ポリウレタンフォームを製
造する場合、十分量のジイソシアネートを含むポリイソ
シアネート又はポリイソシアネート組成物を用いること
が有利でありそれによって、ポリマーネットワーク内の
架橋を制限しそして伸び率のような望ましい物理特性を
与える。得られるフォームの物理特性のため、ポリウレ
タンフォームの製造において4,4’−メチレンジフェ
ニルジイソシアネートを用いることが特に望ましい。 【0004】メチレンジフェニルジイソシアネート(M
DI)及び特に4,4’−異性体のようなメチレン架橋
ジイソシアネートの場合、フォームの製造において架橋
問題の遭遇する。4,4’−異性体は室温において固体
であり、従って比較的純粋な状態で用いる場合、フォー
ムの製造を高温で行うことが必要である。この問題を克
服するため、4,4’−MDIを含むポリ及び/又はジ
イソシアネートのブレンドで行うことが公知である。例
えば米国特許第 4,256,849号参照。この加工
の問題を克服する他の方法は、4,4’−MDIよりイ
ソシアネート末端プレポリマーを製造し、それによって
室温もしくは低温において固化するその傾向を低下させ
ることである。 【0005】イソシアネート末端プレポリマーは通常、
大モル過剰の好適なイソシアネートと活性水素含有化合
物との反応により製造される。そのような活性水素含有
化合物は通常種々の分子量の二価もしくは三価化合物で
あって、特にポリエーテルポリオールである。活性水素
含有化合物の選択は得られるフォームに望ましい物理特
性を考慮して行われる。例えば、「冷硬化」フォームと
して公知の軟質ポリウレタンフォームを製造する場合、
オキシエチレン残基を含むポリエーテルポリオールの使
用が望ましい。このフォームは、金型から取り出した際
、ポリマーの硬化を促進するためフォームを加熱する必
要がこれ以上ないので「冷硬化」フォームとされる。 そのような「冷硬化」フォームは通常変形の危険を伴わ
ず、比較的短時間で扱われる。 【0006】特許出願EP22,617は、少なくとも
50重量パーセントの、ランダム分布した、オキシエチ
レン残基を含みそして1000〜2000のヒドロキシ
ル当量を有するポリオキシアルキレンジオールもしくは
トリオールをメチレンジフェニルジイソシアネートの反
応より製造されるプレポリマーを含む有機ポリイソシア
ネート組成物と反応させることによる「冷硬化」軟質ポ
リウレタンフォームの製造方法を記載している。そのよ
うなプレポリマーは本質的に4,4’−MDIに伴う加
工問題を克服しそして許容される物理特性を有するフォ
ームを与えるが、さらに要求される産業上の必要性を満
たすためフォーム特性をさらに改良することが望ましい
。特に、フォーム内の連続気泡の程度のような許容され
る物理特性を保ちつつ伸び特性を改良することが望まし
い。 【0007】これを行うため、他のポリオキシアルキレ
ンポリオールからのイソシアネート末端プレポリマーの
製造及びポリウレタンフォームの製造におけるその使用
が研究された。 【0008】驚くべきことに、フォーム特性、特に伸び
率の改良を得るため、そのヒドロキシル当量及びそのオ
キシエチレン含量の両方を考慮してポリオキシアルキレ
ンポリオールを選ぶことが必要であることがわかった。 【0009】第1の態様において、本発明は、少なくと
も40重量パーセントの4,4’−メチレンジフェニル
ジイソシアネートを含むポリイソシアネートをポリオキ
シアルキレンポリオールと反応させることにより製造さ
れるイソシアネート末端プレポリマーであって、ポリオ
ールが2〜4の平均官能価及び2200〜3500のヒ
ドロキシル当量を有しそして40〜68重量パーセント
の量のオキシエチレン残基を含むプレポリマーである。 【0010】第2の態様において、本発明は、反応条件
下、(a)少なくとも40重量パーセントの量の4,4
’−メチレンジフェニルジイソシアネートを含むポリイ
ソシアネートをポリオキシアルキレンポリオールと反応
させることにより製造されるイソシアネート末端プレポ
リマーであって、ポリオールが2〜4の平均官能価及び
2200〜3500のヒドロキシル当量を有しそして4
0〜68重量パーセントの量のオキシエチレン残基を含
むプレポリマーを含むポリイソシアネート組成物、及び
(b)(1)高当量イソシアネート反応性材料、(2)
発泡剤、及び(3)ウレタン基の形成を促進するための
触媒を含む活性水素含有組成物を含む成分を混合するこ
とによるポリウレタンフォームの製造方法であって、成
分(a)が成分(b)に存在する活性水素原子あたり0
.6 〜1.3 個のイソシアネート基を与える量存在
する方法である。 【0011】さらに第3の態様において、本発明は、上
記方法によって製造された、10〜250kg/m3の
平均密度を有する連続気泡ポリウレタンフォームである
。 【0012】本発明のイソシアネート末端プレポリマー
は、5〜31重量パーセント、好ましくは10、より好
ましくは15、さらにより好ましくは25、最も好まし
くは28重量パーセント以上31重量パーセント以下の
イソシアネート含量を有することを特徴とする。 【0013】本発明のイソシアネート末端プレポリマー
は、反応条件下、ポリイソシアネートをポリオキシアル
キレンポリオールと接触させることによって製造される
。プレポリマーの製造において用いられるポリオキシア
ルキレンポリオールは2〜4、好ましくは2〜3、最も
好ましくは3の平均官能価を有する。平均官能価とは、
ポリオール、ヒドロキシル基の場合、イソシアネート基
と反応できる分子あたりのイソシアネート反応性サイト
の数と理解される。 【0014】ポリオキシアルキレンポリオールは、22
00〜3500のヒドロキシル当量を有しそして40〜
68重量パーセントの量のオキシエチレン残基を含むこ
とをさらに特徴とする。 【0015】好ましくは、ポリオールのヒドロキシル当
量は2300〜3200 、より好ましくは2400
〜2800である。 【0016】ポリオールのオキシエチレン残基含量は、
好ましくは55〜65、より好ましくは58〜64、最
も好ましくは60重量パーセントである。ポリウレタン
フォームに混入された場合、この範囲以外のポリオール
のオキシエチレン含量は、得られるフォームの望ましい
特性を与えない。 【0017】ポリオール内のオキシエチレン残基の分布
は、1つもしくは多数のオキシエチレンブロックがポリ
オキシアルキレン鎖上の内部もしくは末端に位置し、又
はポリオールのポリオキシアルキレン鎖の全体にランダ
ムに位置する、又はこれらの組合せである。 【0018】オキシエチレン残基によって構成されない
場合のポリオキシアルキレン鎖の残りの部分は、オキシ
プロピレン、オキシブチレン残基又はこれらの混合物を
含むが、本質的にオキシプロピレン残基である。そのよ
うな残基は、それぞれアルキレンオキシド、プロピレン
オキシド、及びブチレンオキシドの反応より得られる。 オキシエチレン残基の都合のよい及び好ましい源はエチ
レンオキシドである。他のオキシドからの残基も存在し
てよい。 【0019】上記ポリオキシアルキレンポリオールの製
造方法は当該分野において公知であり、通常高温及び高
圧において二、三、もしくは四官能性開始剤へのアルキ
レンオキシド、特にエチレンオキシド及びプロピレンオ
キシドの塩基触媒化付加を含む。 【0020】好適な開始剤は、二官能性化合物、例えば
水、エチレングリコール、プロピレングリコール及びこ
れらの高級オキシアルキレン付加物、ビス−(4−ヒド
ロキシフェニル)−2,2−プロパン及び無水フタル酸
のグリコール付加物、三官能性化合物、例えばトリメチ
ロールプロパン、ヘキサントリオール及び特にグリセリ
ン、並びに四官能性化合物、例えばエチレンジアミン及
びペンタエリトリトールを含む。 【0021】好ましい開始剤は、入手容易性及び加工の
都合のよさのため、水、エチレングリコール、プロピレ
ングリコール、グリセリン及びこれらの高級オキシアル
キレン付加物であり、特にグリセリンが好ましい。 【0022】プレポリマーの製造に用いられるポリイソ
シアネートは本質的にメチレンジフェニルジイソシアネ
ートもしくはポリメチレンポリフェニルポリイソシアネ
ート又はこれらの混合物からなり、ポリイソシアネート
は異性体4,4’−メチレンジフェニルジイソシアネー
ト(MDI)を少なくとも40重量パーセントの量含む
。好ましくは、ポリイソシアネートは45〜98、より
好ましくは52〜90重量パーセント4,4’−MDI
を含む。 【0023】4,4’−MDIにより構成されていない
場合、プレポリマーを製造するための反応において用い
られるポリイソシアネートの残りの部分は、2,4’−
MDI、2,2’−MDI、ポリメチレンポリフェニル
ポリイソシアネート、又はこれらの混合物を含む。存在
する場合、有利には2,4’−MDIはプレポリマーの
製造に用いられるイソシアネートの50重量パーセント
以下であり、ポリメチレンポリフェニルポリイソシアネ
ートは50重量パーセント以下である。 【0024】本発明の好ましい実施態様において、ポリ
オキシアルキレンポリオール、好ましくはトリオールは
、本質的に4,4’−MDI、2,4’−MDI及びポ
リメチレンポリフェニルポリイソシアネートからなるポ
リイソシアネートと反応され、ここで存在するポリイソ
シアネートの総重量を基準とした2,4’−MDIに対
する4,4’−MDIの重量パーセント比は、40:4
0〜90:2、好ましくは50:30〜75:10、よ
り好ましくは50:25〜65:12パーセントであり
、残りはポリメチレンポリフェニルポリイソシアネート
である。 【0025】プレポリマーの製造に用いるための好まし
いポリイソシアネートの例は、70:30重量比の4,
4’−MDI及び2,4’−MDIを粗メチレンジフェ
ニルジイソシアネート組成物、例えばThe Dow
Chemical Companyより入手可能なVO
RANATE M220 と混合し、ポリメチレンポリ
フェニルポリイソシアネート(約57.5重量パ−セン
ト)、4,4’−MDI(40重量パ−セント)及び2
,4’−MDI(2.5 重量パーセント)を含むこと
によって得られるものである。70:30、4,4’−
/2,4’−MDIブレンドをVORANATE M2
20 と、例えば60:40重量比で混合することによ
り、本質的に4,4’−MDI(58パ−セント)及び
2,4’−MDI(19パーセント)及びポリメチレン
ポリフェニルポリイソシアネート(23パ−セント)か
らなるプレポリマーの製造に適したポリイソシアネート
が得られる。好ましいポリイソシアネートより得られる
そのようなプレポリマーは、例えば他のポリイソシアネ
ートとその後混合しないで軟質ポリウレタンフォームの
製造における使用に好適である。 【0026】それほど好ましくない実施態様において、
ポリオキシアルキレンポリオールは、本質的に4,4’
−MDI及び2,4’−MDIからなるポリイソシアネ
ートと反応され、プレポリマーを与え、これは所望によ
り粗メチレンジフェニルジイソシアネートを含む他のイ
ソシアネートと混合してもよい。 【0027】プレポリマーを製造する場合、ポリイソシ
アネートに対するポリオキシアルキレンポリオールの相
対量は、上記イソシアネート含量を有するプレポリマー
を与える量である。プレポリマーの製造において、上記
ポリオキシアルキレンポリオールは、従来イソシアネー
ト末端プレポリマーの製造に従来用いられる他のイソシ
アネート反応性物質と共に用いてよい。他の従来のイソ
シアネート反応性物質と共に用いる場合、上記ポリオキ
シアルキレンポリオールは、イソシアネート末端プレポ
リマーの製造に用いられる総イソシアネート反応性混合
物の1〜99重量パーセントの量存在する。好ましくは
、ポリオキシアルキレンポリオールは少なくとも10、
より好ましくは少なくとも20重量パーセント存在する
。そのような従来の物質は、例えばエチレングリコール
、及び上記ポリオキシアルキレンポリオールの範囲内に
ないC2〜C4アルキレンオキシドとの反応により得ら
れるようなこれらの高分子量付加物を含む。高分子量付
加物の例は、例えばThe Dow Chemical
Companyより得られるVORANOL P400
、VORANOLP1010 、及びVORANOL
P2000 のような134 〜2000の分子量を有
するポリオキシプロピレングリコールである。他の従来
のイソシアネート反応性物質は、上記ポリオキシアルキ
レンポリオール用に示された開始剤のオキシアルキレン
付加物を含む。 【0028】プレポリマーは、そのような製造について
従来記載された条件を用いて製造される。典型的には、
プレポリマーは連続的に混合しながらイソシアネートへ
のポリオールの制御添加によって製造される。イソシア
ネートへのポリオールの添加速度は有利には、必要によ
り加熱又は冷却しながら、45〜90℃、好ましくは6
0〜80℃の反応温度を保つような速度である。 【0029】本発明の第2の態様において、反応条件下
、(a)所望によりポリイソシアネート組成物の一部と
しての前記プレポリマー、及び(b)(1)高当量イソ
シアネート反応性材料、(2)発泡剤、及び(3)ウレ
タン基の形成を促進するための触媒を含む活性水素含有
組成物を含む成分を混合することによるポリウレタンフ
ォームの製造方法が提供され、ここで成分(a)は成分
(b)に存在する活性水素原子あたり0.6 〜1.3
個のイソシアネート基を与える量存在する。 【0030】成分(b)に存在する高当量イソシアネー
ト反応性材料は、分子あたり2〜8個、好ましくは2〜
4個のイソシアネート反応性水素原子を含み、そして5
00 〜3000、好ましくは800 〜2500の平
均当量を有する化合物である。典型的高当量イソシアネ
ート反応性材料は、ポリアミン、ポリエステルポリオー
ル及びポリエーテルポリオールを含む。ポリエーテルポ
リオールはポリオキシプロピレンもしくはポリ)オコシ
プロピレン−オキシエチレン)ポリオール又はこれらの
混合物であってよい。そのようなポリエーテルポリオー
ルは当該分野において公知であり、多くは市販入手可能
である。ポリ(オキシプロピレン−オキシエチレン)ポ
リオールはオキシエチレン末端ポリオキシプロピレンポ
リオール、並びにエチレン及びプロピレンオキシドと活
性水素含有開始剤を反応させることにより得られる他の
ランダム及びブロック生成物を含む。 【0031】ポリウレタンフォームの製造において好適
な高当量イソシアネート反応性材料は、ポリエーテルポ
リオール、通常500 〜3000、好ましくは800
〜2500の平均ヒドロキシル当量を有するジオール
及びトリオールである。そのようなポリエーテルポリオ
ールの例は、The Dow Chemical Co
mpanyより商標VORANOL として販売されて
いるもの、例えばVORANOL 4711、VORA
NOL 6001、VORANOL 3322及びVO
RANOL1421である。他の好適なポリオールは、
PHD 、PIPA又はSAN タイプコポリマーポリ
オール、例えばVORANOL CP−8020 を含
む。 【0032】成分(b)に含まれる発泡剤は、10〜2
50 、好ましくは15〜100 、より好ましくは2
5〜80kg/m3の密度を有するポリウレタンフォー
ムを与える量存在する。 【0033】本発明の好ましい実施態様において、発泡
剤は水を含む。水はイソシアネート部分と反応し、二酸
化炭素を発生し、こうして発生した二酸化炭素は発泡剤
として機能しポリウレタンに気泡構造を与える。 【0034】典型的には、所望の密度を有するフォーム
を得るに十分な発泡能を与える水の量は、成分(b)に
存在するすべての成分の総重量を基準として、成分(b
)の100 重量部あたり1.0 〜7重量部である。 有利には水のそのような量は、好ましくは2.5 〜6
、より好ましくは3.5 〜5.5 重量部である。 【0035】所望の密度のフォームの製造に必要な発泡
は、水の使用により完全に与えられる。しかし、所望の
密度を達成することが必要な場合、水に加え少量の物理
発泡剤が存在してよい。存在してよいそのような物理発
泡剤の例は、例えば、メチレンクロリド、トリクロロフ
ルオロメタン、ジクロロトリフルオロエタン、クロロジ
フルオロエタン、炭化水素、例えばペンタン及びヘキサ
ン、並びに連行気体、例えば窒素及び二酸化炭素を含む
。 【0036】ウレタン基の形成を促進するため本発明の
方法において用いてよい好適な触媒は、3級アミン及び
有機金属化合物、特に錫化合物を含む。好適な触媒の例
は、N,N−ジメチルシクロヘキシルアミン、N,N−
ジメチルベンジルアミン、N,N−ジメタノールアミン
、ビス( ジメチルアミノエチル)エーテル及び1,4
−ジアゾビシクロ2,2,2 オクタンを含む3級ア
ミン化合物、並びにオクタン酸第一錫及びジブチル錫ジ
ラウレートを含む錫化合物を含む。触媒としてのアミン
及び/又は錫化合物の組合せがこの方法において有利に
用いられる。 【0037】本発明の方法において、成分(a)は成分
(b)に存在するイソシアネート反応性水素原子あたり
0.6 〜1.3 個のイシアネート基を与えるに十分
な量存在する。好ましくは、成分(a) の量は、活性
水素原子あたり0.8 〜1.15、より好ましくは〜
1.05個のイソシアネート基を与えるような量である
。存在するイソシアネートの量は、イソシアネート反応
インデックスでも表される。この場合、100 のイソ
シアネート反応インデックスはイソシアネート反応性水
素原子あたり1個のイソシアネート基の比に相当する。 【0038】所望により、しかし有利に存在する他の従
来の成分は、界面活性剤、例えばB−4113及びB−
4690を含むTh Goldschmidtにより商
標Tegostabとして販売されている製品のような
シロキサン−オキシアルキレンコポリマー、連鎖延長剤
、例えばエチレングリコール、1,4−ブタンジオール
、ジエタノールアミン、ジイソプロパノールアミン及び
ポリアミン、充填剤、難燃剤、例えばメラミン、顔料並
びに染料を含む。 【0039】フォーム形成反応の成分を、例えば従来技
術において記載された混合装置を用いることによる従来
の方法で混合してよい。所望により、完全な混合を必要
とする成分流の数を少なくするため、相互に反応しない
成分を予備混合してよい。2流系を用いることが通常有
利であり、1つの流れはプレポリマー及び所望により追
加ポリイソシアネートを含み、一方第2の流れは反応混
合物の他のすべての成分を含み、イソシアネート流と混
合する前に相互反応しない。 【0040】本発明の方法及びイソシアネート末端プレ
ポリマーはポリウレタンフォーム、特に冷硬化フォーム
の製造において特に有効である。そのようなフォームは
室内装飾材料、音及び振動減衰並びにクッション材料を
含む多くの用途に適する。 【0041】ポリウレタンフォームの製造における本発
明のプレポリマーの使用は、公知のプレポリマーの反応
より得られるフォームと比べ高度の伸び率を示すフォー
ムを与える。 【0042】本発明を以下の実施例により説明する。こ
こで部及びパーセントは特に示す以外すべて重量基準で
ある。 【0043】プレポリマーは以下に示すポリオール配合
物を用い軟質ポリウレタンフォームを製造することによ
る方法によって製造される。ポリウレタンフォームは、
高圧発泡機を用い、イソシアネート、プレポリマーをポ
リオール配合物と混合することによって製造される。 ポリオール配合物 100 部 グリセリン開始ポリオキシプロ
ピレン−オキシエチレン(15%キャップ)ポリオール
、分子量60003.75部 水 0.8 部 トリエチレンジアミン(ジプロ
ピレングリコール中33%) 0.15部 Union Carbide
Co. 製触媒NIAX−Al0.8 部
界面活性剤、Th Goldschmidt Ag.製
Tegostab B4113 【0044】高圧条件下反応成分を混合し、反応体を5
0℃に加熱した金型に入れることによって得られた成形
フォームの物理特性を記録した。記録した物理特性の測
定に用いたテスト方法は、引張り強度及び伸び率に対し
てはDIN53571 、圧縮荷重撓み(CLD)に対
しDIN 53577 、及び押込荷重撓み(ILD)
に対しDIN 53576 である。 【0045】プレポリマー1 29重量パーセントのイソシアネート含量を有するイソ
シアネート末端プレポリマーは、11.1部のポリオキ
シエチレン−オキシプロピレントリオール(ヒドロキシ
ル当量2463;オキシエチレン含量61パーセント、
ランダムに分布)を4,4’−MDI(58パーセント
)、2,4’−MDI(19パーセント)及びポリメチ
レンポリフェニルポリイソシアネート(23パーセント
) からなる100 部のイソシアネートブレンドと反
応させることによって製造される。 【0046】ポリオールは65〜70℃の反応温度を保
つような速度で混合しながらイソシアネートブレンドに
加えられる。ポリオールの全体量を加えた際、得られる
反応混合物をさらに同じ温度で攪拌し、反応を終了させ
る。 【0047】こうして製造されたプレポリマーを示され
たポリオール配合物と反応させることにより得られるフ
ォームの特性を以下に示す。 【0048】
フォーム1 フォーム2 フォ
ーム3 イソシアネート反応
90 100
110 インデックス フリーライズ密度(kg/m3)
36 36
/ 成形密度(kg/m3)
44.4
44.9 45.2
伸び率(%)
143 133
119 引張強さ(kPa)
117
138 181 CLD(k
Pa)
3.56 4.44
6.43 ILD(N)
150
195 260【0049】
プレポリマー2 11.0部のポリオキシエチレン−オキシプロピレント
リオール(ヒドロキシル当量2270;オキシエチレン
含量59パーセント、ランダムに分布)を4,4’−M
DI(58パーセント)、2,4’−MDI(19パー
セント)及びポリメチレンポリフェニルポリイソシアネ
ート(23パーセント) からなる100 部のイソシ
アネートブレンドと反応させることによって、プレポリ
マー1と同じ方法により29重量パーセントのイソシア
ネート含量を有するイソシアネート末端プレポリマーを
製造する。 【0050】こうして製造されたプレポリマーを示され
たポリオール配合物と反応させることにより得られるフ
ォームの特性を以下に示す。 【0051】
フォーム4 フォーム5 フォ
ーム6 イソシアネート反応
90 100
110 インデックス 成形密度(kg/m3)
44.7 44.4
44.5 伸び率(%)
130
125 118
引張強さ(kPa)
134 152
180 CLD(kPa)
4.34
5.41 6.44 【
0052】比較プレポリマーA 10.8部のポリオキシエチレン−オキシプロピレント
リオール(ヒドロキシル当量1670;オキシエチレン
含量72パーセント、ランダムに分布)を4,4’−M
DI(58パーセント)、2,4’−MDI(19パー
セント)及びポリメチレンポリフェニルポリイソシアネ
ート(23パーセント) からなる100 部のイソシ
アネートブレンドと反応させることによって、プレポリ
マー1と同じ方法により29重量パーセントのイソシア
ネート含量を有するイソシアネート末端プレポリマーを
製造する。 【0053】
フォームA フォームB フォ
ームC イソシアネート反応
90 100
110 インデックス フリーライズ密度(kg/m3)
38 /
/ 成形密度(kg/m3)
45.7
45.6 45.5 伸
び率(%) 1
20 115
99 引張強さ(kPa)
122
140 159 CLD(kP
a) 3
.81 4.77
5.89 ILD(N)
150
190 240【0054】比
較プレポリマーB 11.1部のポリオキシエチレン−オキシプロピレント
リオール(ヒドロキシル当量2670;オキシエチレン
含量70パーセント、ランダムに分布)を4,4’−M
DI(58パーセント)、2,4’−MDI(19パー
セント)及びポリメチレンポリフェニルポリイソシアネ
ート(23パーセント) からなる100 部のイソシ
アネートブレンドと反応させることによって、プレポリ
マー1と同じ方法により29重量パーセントのイソシア
ネート含量を有するイソシアネート末端プレポリマーを
製造する。 【0055】
フォームD フォームE イソシア
ネート反応 90
100 インデ
ックス 成形密度(kg/m3)
47.8 46.8
伸び率(%)
117 103 引張強さ
(kPa) 11
8 143 CLD(kPa)
4.1
2 5.08 【0056】フォー
ム1〜6は、比較プレポリマーと比較し本発明のプレポ
リマーにより得られる高い伸び率を示している。 【0057】プレポリマー3 この例においてのみ、11.1部のポリオキシエチレン
−オキシアルキレントリオール(ヒドロキシル当量26
35;オキシエチレン含量61パーセント、末端オキシ
エチレンブロック及び内部オキシエチレンブロックとし
て均一に分布)を同じポリイソシアネートブレンドと反
応させ、プレポリマー1と同じ方法により29重量パー
セントのイソシアネート含量を有するイソシアネート末
端プレポリマーを製造する。 【0058】比較プレポリマーC 10.9部のポリオキシエチレン−オキシプロピレント
リオール(ヒドロキシル当量1954;オキシエチレン
含量64パーセント、ランダムに分布)を4,4’−M
DI(58パーセント)、2,4’−MDI(19パー
セント)及びポリメチレンポリフェニルポリイソシアネ
ート(23パーセント) からなる100 部のイソシ
アネートブレンドと反応させることによって、プレポリ
マー1と同じ方法により29重量パーセントのイソシア
ネート含量を有するイソシアネート末端プレポリマーを
製造する。 【0059】以下の表に、プレポリマー1、3及びCを
ポリオール配合物と反応させることにより得られるフォ
ームの物理特性を示す。この例において、フォームは低
圧混合/計量ユニットを用いて製造する。 【0060】得られたデータは、本発明のプレポリマー
により得られた有利な伸び特性を明らかに示している。 【0061】 プレポリマー 1
3
C イソシアネート反応 90
100 110 90 100 110
90 100 110 インデ
ックス フリーライズ密度 36 37
36 36 37 36 37
37 39 (kg/m3)
成形密度(kg/m3) 48 4
8 48 47 49 48 4
9 49 49 伸び率(%)
138 145 118 147
142 132 126 119 108
引張強さ(kPa) 130 178
200 150 188 206 146
174 227 【0062】プレポリマー4 プレポリマー1と同じ方法により27.5重量パーセン
トのイソシアネート含量を有するイソシアネート末端プ
レポリマーを製造する。この例において、24重量パー
セントのポリオキシエチレン−オキシアルキレントリオ
ール(ヒドロキシル当量2463;オキシエチレン含量
61パーセント、ランダムに分布)及び76重量パーセ
ントの1000の分子量を有するポリオキシプロピレン
グリコールを含む11.1部のポリオール混合物を89
部のポリイソシアネートブレンドと反応させる。このポ
リイソシアネートブレンドは4,4’−MDI(61パ
ーセント)、2,4’−MDI(9パーセント)及びポ
リメチレンポリフェニルポリイソシアネート(30パー
セント) からなっている。
Claims (7)
- 【請求項1】 少なくとも40重量パーセントの量の
4,4’−メチレンジフェニルジイソシアネートを含む
ポリイソシアネートをポリオキシアルキレンポリオール
と反応させることにより製造されるイソシアネート末端
プレポリマーであって、ポリオールが2〜4の平均官能
価及び2200〜3500のヒドロキシル当量を有しそ
して40〜68重量パーセントの量のオキシエチレン残
基を含むプレポリマー。 - 【請求項2】 ポリイソシアネートが52〜90重量
パーセントの量の4,4’−メチレンジフェニルジイソ
シアネートを含む、請求項1記載のプレポリマー。 - 【請求項3】 ポリイソシアネートがさらに2,4’
−メチレンジフェニルジイソシアネート及び所望により
ポリメチレンポリフェニルポリイソシアネートを含む、
請求項2記載のプレポリマー。 - 【請求項4】 ポリオキシアルキレンポリオールが2
300〜3200のヒドロキシル当量を有しそして58
〜65重量パーセントの量のオキシエチレン残基を含む
、請求項1〜3のいずれか記載のプレポリマー。 - 【請求項5】 ポリイソシアネートが4,4’−メチ
レンジフェニルジイソシアネート及び2,4’−メチレ
ンジフェニルジイソシアネート及び所望によりポリメチ
レンポリフェニルポリイソシアネートを含み、存在する
4,4’−及び2,4’−メチレンジフェニルジイソシ
アネートの相対重量パーセントが40:40〜90:2
パーセントであり、残りがポリメチレンポリフェニルポ
リイソシアネートである、請求項4記載のプレポリマー
。 - 【請求項6】 反応条件下、(a)請求項1〜5のい
ずれか記載のイソシアネート末端プレポリマーを含むポ
リイソシアネート組成物及び(b)(1)高当量イソシ
アネート反応性材料、(2)発泡剤、及び(3)ウレタ
ン基の形成を促進するための触媒を含む活性水素含有組
成物を含む成分を混合することによるポリウレタンフォ
ームの製造方法であって、成分(a)が成分(b)に存
在する活性水素原子あたり0.6 〜1.3 個のイソ
シアネート基を与える量存在する方法。 - 【請求項7】 請求項6記載の方法によって製造され
る、10〜250kg/m3の平均密度を有する連続気
泡ポリウレタンフォーム。
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