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JPH04297874A - 角速度センサ駆動装置 - Google Patents

角速度センサ駆動装置

Info

Publication number
JPH04297874A
JPH04297874A JP3005685A JP568591A JPH04297874A JP H04297874 A JPH04297874 A JP H04297874A JP 3005685 A JP3005685 A JP 3005685A JP 568591 A JP568591 A JP 568591A JP H04297874 A JPH04297874 A JP H04297874A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
angular velocity
amplifier
signal
velocity sensor
piezoelectric element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3005685A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiko Ichise
俊彦 市瀬
Jiro Terada
二郎 寺田
Hiroshi Takenaka
寛 竹中
Kazumitsu Ueda
上田 和光
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP3005685A priority Critical patent/JPH04297874A/ja
Publication of JPH04297874A publication Critical patent/JPH04297874A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はセラミック圧電素子を音
叉構造に接合した、振動型の角速度センサ駆動装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年角速度が検出できる角速度センサの
実用化が進んでおり、たとえばビデオカメラに角速度セ
ンサを取りつけ、手ぶれによる撮影画面の揺れを、角速
度センサの出力によりレンズ位置を変えて補正する方式
など実用化されている。とくに圧電素子を音叉構造に接
合した振動型角速度センサはその応答速度や感度の面で
優れており、今後の幅広い活用が期待されている。
【0003】従来の振動型角速度センサの駆動装置につ
いて図面に基づいて説明する。図6は従来の振動型角速
度センサ駆動装置の構成を示す回路ブロック図であり、
第1の増幅器1と、整流器2と、平滑回路3と、第2の
増幅器4で構成される駆動部分と、第3の増幅器5と、
同期検波器6と、ローパスフィルタ7とで構成される検
知部分とからなり、音叉構造振動型角速度センサ9に接
続されている。つぎに構成要素の互いの関連動作を説明
する。
【0004】音叉構造振動型角速度センサ9は、第1の
増幅器1と、第1の増幅器1の出力電荷を整流する整流
器2と、この整流器2の出力電圧を平滑する平滑回路3
と、平滑回路3の出力電圧値によって第1の増幅器1か
らの出力電圧を増幅する増幅度が変化する第2の増幅器
4とによって一定振幅に制御されて音叉振動している。 音叉構造振動型角速度センサ9に角速度が加わると角速
度信号は第3の増幅器5で増幅および位相シフトされ、
同期検波器6で検波され、さらにローパスフィルタ7に
て平滑,増幅されて出力される。
【0005】上記構成の本発明の角速度センサ駆動装置
は、まず角速度センサを駆動すると第1,第2の検知用
圧電素子は音叉振動するモニター用圧電素子もしくは駆
動用圧電素子とは直交しているため、原理的には角速度
信号が加わらなければ表面電極には電荷は生じない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
振動型角速度センサ駆動装置ではセンサの構造上のバラ
ツキによりセンサを音叉振動させるための駆動信号が検
知用圧電素子の表面電極に生ずる電荷に混入する。この
ため、音叉構造の振動周波数に合わせた同期検波によっ
てこのもれ信号を除外して角速度信号のみ出力すること
が一般に行なわれる。しかし、上記のもれ信号は本来の
角速度信号の百倍以上にもなることがある。また出力電
圧が温度変化により変動したり、増幅器の出力電圧が飽
和してしまい、増幅度を充分得られない問題があった。
【0007】本発明は上記課題に鑑み、増幅器の入力信
号に混入する駆動信号成分を打ち消す機能を有する角速
度センサ駆動装置を促進しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、駆動用圧電素子,検知用圧電素子、前記
駆動用圧電素子と前記検知用圧電素子とを振動方向が直
交するように積み上げ接合する第1の接合部材および前
記接合された素子の一対を音叉構造に接合する第2の接
合部材とを具備した角速度センサと、前記一方の駆動用
圧電素子からの信号が入力されるとともに出力信号を他
方の駆動用圧電素子に出力するように接続され、かつ駆
動電圧の位相を180°反転させる位相反転増幅器と、
前記検知用圧電素子の表面電極に発生する電荷を入力信
号とし、かつその出力信号を取り出すことで角速度信号
を得る増幅器と、前記位相反転増幅器の入力端子と出力
端子との間に接続されるとともに摺動子が前記増幅器の
入力端子に接続された可変抵抗器とを有するものである
【0009】
【作用】本発明によれば、可変抵抗器を介して駆動信号
もしくは駆動信号と180°位相の反転した信号を出力
信号に混入することができ、もれ信号を打ち消し減少さ
せることができる。
【0010】
【実施例】以下本発明による角速度センサ駆動装置の一
実施例を図面に基づいて説明する。
【0011】まず音叉構造振動型角速度センサについて
図3〜図5を用いて説明する。角速度センサは図3に示
すような構造であり、主に4つの圧電バイモルフからな
る駆動素子,モニター素子,第1および第2の検知素子
で構成され、駆動素子101と第1の検知素子103を
第1の接合部材である接合部105で直交接合した第1
の振動ユニット109と、モニター素子102と第2の
検知素子104を接合部106で直交接合した第2の振
動ユニット110とを第2の接合部材である連結板10
7で連結し、この連結板107を支持棒108で一点支
持した音叉構造となっている。
【0012】駆動素子101に正弦波電圧信号を与える
と、逆圧電効果により第1の振動ユニット109が振動
を始め、音叉振動により第2の振動ユニット110も振
動を開始する。したがってモニター素子102の圧電効
果によって素子表面に発生する電荷は駆動素子101へ
印加している正弦波電圧信号に比例する。このモニター
素子102に発生する電荷を検出し、これが一定振幅に
なるように駆動素子101へ印加する正弦波電圧信号を
コントロールすることにより安定した音叉振動を得るこ
とができる。なお、モニター素子102は、一定振幅制
御が不要な場合は、第2の駆動素子として振動される。 このセンサが角速度に比例した出力を発生させるメカニ
ズムを図4および図5を用いて説明する。
【0013】図4は図3に示した角速度センサを上から
みたもので、速度vで振動している検知素子103に角
速度ωの回転が加わると、検知素子103には『コリオ
リの力』が生じる。この『コリオリの力』は速度vに垂
直で大きさは2mvωである(mは検知素子103の先
端の等価質量である)。検知素子103は音叉振動をし
ているので、ある時点で検知素子103が速度vで振動
しているとすれば、検知素子104は速度vで振動して
おり『コリオリの力』は−2mvωである。よって検知
素子103,104は図5のように互いに『コリオリの
力』が働く方向に変形し、素子表面には圧電効果によっ
て電荷が生じる。ここでvは音叉振動によって生じる運
動であり、音叉振動が であるとすれば、『コリオリの力』は Fc=a・ω・sinω0t となり、角速度ωおよび音叉振動aに比例しており、検
知素子103,104を面方向に変形させる力となる。 したがって検知素子103,104の表面電荷量QはQ
∝a=a・ω・sinω0t となり音叉振幅aが一定にコントロールされているとす
れば、 Q∝ω・sinω0t となり検知素子103,104に発生する表面電荷量Q
は角速度ωに比例した出力として得られ、この信号をω
0tで同期検波すれば角速度ωに比例した直流信号が得
られる。なお、このセンサに角速度以外の並進運動を与
えても検知素子103と検知素子104の2つの素子表
面には同極性の電荷が生ずるため、直流信号に変換時、
互いに打ち消しあって出力は出ないようになっている以
上、圧電バイモルフ素子で説明したが、一般の圧電素子
でも同様の機能を有することは言うまでもない。
【0014】図1は本発明の一実施例であり、従来例と
同一機能を有するものには同一符号を付し説明を省略す
る。
【0015】10は位相反転増幅器であり、第1の増幅
器1の出力側につながっている。この位相反転増幅器1
0を介すると、音叉構造振動型角速度センサ9を音叉振
動させる駆動信号と180°位相が反転した信号を得る
ことができる。11は可変抵抗器であり、位相反転増幅
器10の入力側と出力側の間に接続されており、この可
変抵抗器11の摺動子は第3の増幅器5の入力側へ抵抗
器12を介して接続されている。この構成により、位相
反転増幅器10の入力信号もしくは出力信号を適当な値
だけ第3の増幅器5の入力側へ混入することができる。
【0016】図2(a),(b),(c)は本実施例の
動作を説明する波形図である。図2(a)の実線は図1
の位相反転増幅器10の入力信号を示し、破線は同増幅
器の出力信号を示している。これら信号は正弦波であり
、その周波数は前記した通り角速度センサの音叉振動周
波数と同一である。
【0017】図2(b)は角速度が印加された時に検知
素子103及び検知素子104に生ずる電荷の理論値で
ある。この波形は図2(a)と同一周波数で位相が90
°だけシフトしており、振幅は前記したコリオリの力の
原理から説明がつくように印加された角速度に比例する
。ところが実際にはセンサを構成する材料のバラツキや
組立て上の誤差が原因して、検知素子103もしくは検
知素子104に生ずる波形は、図2(c)の実線に示す
様に図2(b)と駆動電圧とを加算した波形になってし
まうが、可変抵抗器11を適当に摺動して駆動電圧が加
算されるか、駆動電圧と逆位相の電圧が加算されるかす
る。これは、検知素子104とモニター素子102の直
交精度及び検知素子103と駆動素子101の直交精度
が、90°に対しプラス側にズレているか、マイナス側
にズレているかによって決まるものである。可変抵抗1
1を変化させると、図2(c)の波形に対し図2(a)
の実線の破形もしくは破線の波形の電圧が適当な量加算
される。これによって図2(c)の波形から駆動信号成
分を取りのぞくことができ、図2(b)に示すような理
想的な波形に近づけることができる。
【0018】以上の説明より明らかなように本実施例の
角速度センサ駆動装置によればセンサのバラツキによっ
て生じる駆動信号のモレ成分を取りのぞくことができる
。このため同期検波回路の応答スピードによって生じて
いた温度変化による出力電圧の変動が小さくなる。さら
にローパスフィルタが簡略できるという効果もある。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、可変抵抗
器を介して駆動信号もしくは駆動信号と180°位相の
反転した信号を出力信号に混入することができ、もれ信
号を打ち消し減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の角速度センサ駆動装置の一実施例を示
すブロック図
【図2】同実施例の動作を説明するための波形図
【図3
】音叉構造振動型角速度センサの斜視図
【図4】同セン
サの動作説明図
【図5】同センサの動作説明図
【図6】従来の角速度センサ駆動装置のブロック図
【符号の説明】
1  第1の増幅器 2  整流器 3  平滑回路 4  第2の増幅器 5  第3の増幅器 6  同期検波器 7  ローパスフィルタ 9  音叉構造振動型角速度センサ 10  位相反転増幅器 11  可変抵抗器 12  抵抗器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動用圧電素子,検知用圧電素子、前記駆
    動用圧電素子と前記検知用圧電素子とを振動方向が直交
    するように積み上げ接合する第1の接合部材、および前
    記接合された素子の一対を音叉構造に接合する第2の接
    合部材を具備した角速度センサと、前記一方の駆動用圧
    電素子からの信号が入力されるとともに出力信号を他方
    の駆動用圧電素子に出力するように接続され、かつ駆動
    電圧の位相を180°反転させる位相反転増幅器と、前
    記検知用圧電素子の表面電極に発生する電荷を入力信号
    としかつその出力信号を取り出すことで角速度信号を得
    る増幅器と、前記位相反転増幅器の入力端子と出力端子
    との間に接続されるとともに摺動子が前記増幅器の入力
    端子に接続された可変抵抗器とを有する角速度センサ駆
    動装置。
JP3005685A 1991-01-22 1991-01-22 角速度センサ駆動装置 Pending JPH04297874A (ja)

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