JPH04296371A - シラン化した顔料および着色したプラスチックの黄変を防ぐためのその用途 - Google Patents
シラン化した顔料および着色したプラスチックの黄変を防ぐためのその用途Info
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- JPH04296371A JPH04296371A JP3354049A JP35404991A JPH04296371A JP H04296371 A JPH04296371 A JP H04296371A JP 3354049 A JP3354049 A JP 3354049A JP 35404991 A JP35404991 A JP 35404991A JP H04296371 A JPH04296371 A JP H04296371A
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K9/00—Use of pretreated ingredients
- C08K9/04—Ingredients treated with organic substances
- C08K9/06—Ingredients treated with organic substances with silicon-containing compounds
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09C—TREATMENT OF INORGANIC MATERIALS, OTHER THAN FIBROUS FILLERS, TO ENHANCE THEIR PIGMENTING OR FILLING PROPERTIES ; PREPARATION OF CARBON BLACK ; PREPARATION OF INORGANIC MATERIALS WHICH ARE NO SINGLE CHEMICAL COMPOUNDS AND WHICH ARE MAINLY USED AS PIGMENTS OR FILLERS
- C09C3/00—Treatment in general of inorganic materials, other than fibrous fillers, to enhance their pigmenting or filling properties
- C09C3/12—Treatment with organosilicon compounds
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシラン化した顔料、プラ
スチックの黄変を防止するためのシラン化した顔料の使
用、およびシラン化した顔料を含有するプラスチック系
に関する。
スチックの黄変を防止するためのシラン化した顔料の使
用、およびシラン化した顔料を含有するプラスチック系
に関する。
【0002】
【従来の技術】工業的に使用されるプラスチックは特性
を改善するために、概して多くの添加物、例えば可塑剤
、充填剤、安定剤および老化防止剤、潤滑剤および剥離
剤、帯電防止剤、着色剤およびその他の添加剤などを含
有している。
を改善するために、概して多くの添加物、例えば可塑剤
、充填剤、安定剤および老化防止剤、潤滑剤および剥離
剤、帯電防止剤、着色剤およびその他の添加剤などを含
有している。
【0003】これらの間に、特に一方が着色剤であって
、他方が安定剤と老化防止剤であるときには、好ましく
ない相互作用がしばしば見られ、これは恐らく安定剤お
よび/または老化防止剤分子が顔料粒子の表面に拡散し
てそこで黄変反応を起こすことに起因し、この現象は暗
所で進行することが多い。この黄変反応は特に薄い色合
いを持つ顔料の場合に好ましくない効果を生じ、プラス
チック系の美的印象をかなり損なうものである。
、他方が安定剤と老化防止剤であるときには、好ましく
ない相互作用がしばしば見られ、これは恐らく安定剤お
よび/または老化防止剤分子が顔料粒子の表面に拡散し
てそこで黄変反応を起こすことに起因し、この現象は暗
所で進行することが多い。この黄変反応は特に薄い色合
いを持つ顔料の場合に好ましくない効果を生じ、プラス
チック系の美的印象をかなり損なうものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的はプラス
チック系に用いた場合に長期間にわたっても黄変反応を
起こさないシラン化した顔料を提供することである。ま
た本発明は安定した色のプラスチック系を提供するもの
である。
チック系に用いた場合に長期間にわたっても黄変反応を
起こさないシラン化した顔料を提供することである。ま
た本発明は安定した色のプラスチック系を提供するもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的は式ISiR1
R2 R3 R4
Iのシラン類で覆われた本発明の顔料を提供
することによって達成出来ることが明らかになった。式
中基R1 ,R2 ,R3 またはR4 の少なくとも
一つはハロゲンまたは1〜20個の炭素原子をもつアル
コキシであって、その1ないし2個の非隣接の−CH2
−基は−CH=CH−,−O−,−CO−,−COO
−、または−OCO−で置換することも出来て、基R1
,R2 ,R3 またはR4 の他の少なくとも一つ
は1〜30個の炭素原子をもつアルキルであって、その
1ないし2個の非隣接の−CH2 −基は−CH=CH
−および/または−O−で置換することも出来て、他の
二つの基は各々互いに独立してハロゲン、または1〜3
0個の炭素原子をもつアルキルまたはアルコキシであっ
て、その1ないし2個の非隣接の−CH2 −基は−C
H=CH−,−O−,−CO−,−COO−または−O
CO−で置換することもできる。
R2 R3 R4
Iのシラン類で覆われた本発明の顔料を提供
することによって達成出来ることが明らかになった。式
中基R1 ,R2 ,R3 またはR4 の少なくとも
一つはハロゲンまたは1〜20個の炭素原子をもつアル
コキシであって、その1ないし2個の非隣接の−CH2
−基は−CH=CH−,−O−,−CO−,−COO
−、または−OCO−で置換することも出来て、基R1
,R2 ,R3 またはR4 の他の少なくとも一つ
は1〜30個の炭素原子をもつアルキルであって、その
1ないし2個の非隣接の−CH2 −基は−CH=CH
−および/または−O−で置換することも出来て、他の
二つの基は各々互いに独立してハロゲン、または1〜3
0個の炭素原子をもつアルキルまたはアルコキシであっ
て、その1ないし2個の非隣接の−CH2 −基は−C
H=CH−,−O−,−CO−,−COO−または−O
CO−で置換することもできる。
【0006】このように本発明は式Iのシラン類で覆わ
れた顔料に関する。本発明はまたプラスチックにおける
黄変を防止するための本発明の顔料の使用に関する。本
発明はさらに本発明の顔料を含有する安定した色調のプ
ラスチック系に関し、また本発明の顔料を製造する新規
な方法に関する。
れた顔料に関する。本発明はまたプラスチックにおける
黄変を防止するための本発明の顔料の使用に関する。本
発明はさらに本発明の顔料を含有する安定した色調のプ
ラスチック系に関し、また本発明の顔料を製造する新規
な方法に関する。
【0007】安定剤および/または老化防止剤分子の拡
散は式Iのシラン類で顔料を覆うことにより明らかに効
果的に抑止され、このような表面処理した顔料を用いる
ことにより、長期にわたっても色調が安定し、黄変に抵
抗性のあるプラスチック系が得られる。
散は式Iのシラン類で顔料を覆うことにより明らかに効
果的に抑止され、このような表面処理した顔料を用いる
ことにより、長期にわたっても色調が安定し、黄変に抵
抗性のあるプラスチック系が得られる。
【0008】有機または無機のどちらの顔料も式Iのシ
ラン類で覆うことは可能であるが、一般に無機顔料が好
まれる。例えば白色顔料、着色顔料、黒色顔料、つや出
し顔料(lustre pigments) あるいは
また蛍光顔料のような非常に多様なタイプの顔料が用い
られる。
ラン類で覆うことは可能であるが、一般に無機顔料が好
まれる。例えば白色顔料、着色顔料、黒色顔料、つや出
し顔料(lustre pigments) あるいは
また蛍光顔料のような非常に多様なタイプの顔料が用い
られる。
【0009】黄変反応は、例えば酸化チタン、酸化亜鉛
、硫化亜鉛、リトポン、珪酸アルミニウム、硫酸バリウ
ムまたは炭酸カルシウムのような白色顔料の場合に、ま
たさらに例えば約40nm以下の薄い酸化チタン層で覆
われた雲母小片のような銀白色の真珠光沢をもつ顔料、
または他の白色真珠光沢顔料の場合には、あるいはまた
白い金属効果を示す顔料あるいは発光顔料の場合には特
に不利な形で現れる。式Iのシラン類で覆われた白色顔
料が特に好まれる。
、硫化亜鉛、リトポン、珪酸アルミニウム、硫酸バリウ
ムまたは炭酸カルシウムのような白色顔料の場合に、ま
たさらに例えば約40nm以下の薄い酸化チタン層で覆
われた雲母小片のような銀白色の真珠光沢をもつ顔料、
または他の白色真珠光沢顔料の場合には、あるいはまた
白い金属効果を示す顔料あるいは発光顔料の場合には特
に不利な形で現れる。式Iのシラン類で覆われた白色顔
料が特に好まれる。
【0010】黄変反応によって色や色の明るさが非常に
損なわれる、例えば、オレンジ色、赤色、薄緑色、薄青
色または薄茶色顔料のような薄い色あいをもつ着色顔料
は式Iのシラン類で覆うとさらにまた有利である。
損なわれる、例えば、オレンジ色、赤色、薄緑色、薄青
色または薄茶色顔料のような薄い色あいをもつ着色顔料
は式Iのシラン類で覆うとさらにまた有利である。
【0011】またさらに、非白色の真珠光沢と効果をも
つ顔料の被覆が特に好ましいが、これは黄変反応が呈色
または助色効果を損ない(干渉効果、鏡効果)、したが
って実際に所望の色の作用をかなり劣化させるからであ
る。
つ顔料の被覆が特に好ましいが、これは黄変反応が呈色
または助色効果を損ない(干渉効果、鏡効果)、したが
って実際に所望の色の作用をかなり劣化させるからであ
る。
【0012】安定剤および/または老化防止剤分子は多
くの場合反応して顔料表面と結合しており、この場合そ
の分子構造はしばしば変化していて、一般に大気中の酸
素、熱および光の作用に対して安定性を増すというその
本来の機能をもはや十分に果すことが出来ないことがわ
かった。対照的に、多くの安定剤や老化防止剤と式Iの
シラン類との相互作用はそれほど強くはなく、また多く
の場合明らかに純粋に立体的性質のものであり、したが
って安定剤や老化防止用添加剤の作用機作をほとんどま
たは全く損なわないことが多い。したがって黒色顔料や
暗黒色の顔料を式Iのシラン類で覆うことは適切であり
、また好ましいが、着色したプラスチック系の長期安定
性の改良がこのようにして達成されることが多いからで
ある。
くの場合反応して顔料表面と結合しており、この場合そ
の分子構造はしばしば変化していて、一般に大気中の酸
素、熱および光の作用に対して安定性を増すというその
本来の機能をもはや十分に果すことが出来ないことがわ
かった。対照的に、多くの安定剤や老化防止剤と式Iの
シラン類との相互作用はそれほど強くはなく、また多く
の場合明らかに純粋に立体的性質のものであり、したが
って安定剤や老化防止用添加剤の作用機作をほとんどま
たは全く損なわないことが多い。したがって黒色顔料や
暗黒色の顔料を式Iのシラン類で覆うことは適切であり
、また好ましいが、着色したプラスチック系の長期安定
性の改良がこのようにして達成されることが多いからで
ある。
【0013】式Iのシラン類において、基R1 ,R2
,R3 およびR4 の少なくとも一つはハロゲンま
たは1〜20個の炭素原子、特に1〜10個の炭素原子
を有するアルコキシであることが好ましく、その1ない
し2個の非隣接−CH2 −基は−CH=CH−,−O
−,−CO−,−COO−または−OCO−で置換する
こともできる。顔料表面と式Iのシラン類との間の物理
吸着的、あるいはまた特に化学吸着的相互作用は一般に
この基によって与えられるので、この基は以下ではBV
基とも呼ばれる。BV基はハロゲンまたは1〜10個の
炭素原子を有するアルコキシ基であることが、特に好ま
しく、弗素、塩素、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、
ブトキシ、ペントキシ、ヘキソキシ、ヘプトキシ、オク
トキシ、ノノキシまたはデコキシであることがとりわけ
好ましい。
,R3 およびR4 の少なくとも一つはハロゲンま
たは1〜20個の炭素原子、特に1〜10個の炭素原子
を有するアルコキシであることが好ましく、その1ない
し2個の非隣接−CH2 −基は−CH=CH−,−O
−,−CO−,−COO−または−OCO−で置換する
こともできる。顔料表面と式Iのシラン類との間の物理
吸着的、あるいはまた特に化学吸着的相互作用は一般に
この基によって与えられるので、この基は以下ではBV
基とも呼ばれる。BV基はハロゲンまたは1〜10個の
炭素原子を有するアルコキシ基であることが、特に好ま
しく、弗素、塩素、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、
ブトキシ、ペントキシ、ヘキソキシ、ヘプトキシ、オク
トキシ、ノノキシまたはデコキシであることがとりわけ
好ましい。
【0014】さらに基R1 ,R2 ,R3 およびR
4 の他の少なくとも一つは1〜30個の、好ましくは
5〜30個の、とりわけ10〜30個の炭素原子をもつ
アルキルであって、その1ないし2個の非隣接−CH2
−基は−CH=CH−および/または−O−によって
置換することもできる。また、この基によって、特に顔
料表面と式Iのシラン類との間の物理吸着的相互作用が
生じ得る機会はより少ないけれども、特にこの基がオキ
サアルキル、アルケニルアルキルまたはオキサアルケニ
ルアルキルであるならば、BV基とは対照的に、この基
はまた以下ではNBV基と呼ばれる。NBV基は8個よ
り多い炭素原子をもつアルキルであることが特に好まし
く、デシル、ウンデシル、ドデシル、トリデシル、テト
ラデシル、ペンタデシル、ヘキサデシル、ヘプタデシル
、オクタデシル、ノナデシル、エイコサニル、ヘンエイ
コサニル、ドコサニル、トリコサニル、テトラコサニル
、ペンタコサニル、ヘキサコサニル、ヘプタコサニル、
オクタコサニル、ノナコサニル、トリアコンタニル、1
2,12−ジメチルテトラデシル、12−メチル−12
−エチルテトラデシル、12,12−ジプロピルテトラ
デシル、11−プロピル−12−ブチルペンタデシルま
たは8,8−ジメチル−12−プロピル−13−プロピ
ルヘキサデシルがとりわけ好ましい。
4 の他の少なくとも一つは1〜30個の、好ましくは
5〜30個の、とりわけ10〜30個の炭素原子をもつ
アルキルであって、その1ないし2個の非隣接−CH2
−基は−CH=CH−および/または−O−によって
置換することもできる。また、この基によって、特に顔
料表面と式Iのシラン類との間の物理吸着的相互作用が
生じ得る機会はより少ないけれども、特にこの基がオキ
サアルキル、アルケニルアルキルまたはオキサアルケニ
ルアルキルであるならば、BV基とは対照的に、この基
はまた以下ではNBV基と呼ばれる。NBV基は8個よ
り多い炭素原子をもつアルキルであることが特に好まし
く、デシル、ウンデシル、ドデシル、トリデシル、テト
ラデシル、ペンタデシル、ヘキサデシル、ヘプタデシル
、オクタデシル、ノナデシル、エイコサニル、ヘンエイ
コサニル、ドコサニル、トリコサニル、テトラコサニル
、ペンタコサニル、ヘキサコサニル、ヘプタコサニル、
オクタコサニル、ノナコサニル、トリアコンタニル、1
2,12−ジメチルテトラデシル、12−メチル−12
−エチルテトラデシル、12,12−ジプロピルテトラ
デシル、11−プロピル−12−ブチルペンタデシルま
たは8,8−ジメチル−12−プロピル−13−プロピ
ルヘキサデシルがとりわけ好ましい。
【0015】他の二つの基はBV基またはNBV基に与
えられた意味をもつことができる。式Iのシラン類は物
理吸着または化学吸着により顔料表面と結合することが
できる。物理吸着は一般に極性の顔料表面とBVおよび
NBV基、特にBV基の極性基との間のファンデルワー
ルス相互作用である。化学吸着的相互作用の場合には一
般に特に一つ以上のBV基が加水分解して分れて、一つ
以上のシラン−顔料表面結合が生じる。式Iのシラン化
合物が化学吸着的に付加された本発明の顔料は一般によ
り高い安定性をもち、したがって一般に物理吸着的相互
作用によって安定化された顔料−シラン錯体よりも好ま
しい。顔料−シラン錯体の安定性を増すために、一般に
一つのみならず、二つまたは特に三つの化学吸着的結合
が生成することが望ましいので、式Iのシラン類は二つ
、特に三つのBV基をもつことが好ましい。顔料とシラ
ン間の二つまたは三つの結合の生成の立体障害を避ける
ためにこの二つまたは三つのBV基の鎖長が同程度であ
り、特に2個の−CH2 −基より多くは互いに異なっ
ていない式Iのシラン類が好ましく用いられる。二つな
いし三つのBV基をもつシラン類でその内の少なくとも
三つが同一であるものがとりわけ好まれる。6個未満の
炭素原子の鎖長をもつBV基を三つ含有する式Iのシラ
ン類がさらに好ましい。三つのBV基を含有する式Iの
シラン類でその全部がメトキシまたはエトキシであるも
のが特に好ましい。
えられた意味をもつことができる。式Iのシラン類は物
理吸着または化学吸着により顔料表面と結合することが
できる。物理吸着は一般に極性の顔料表面とBVおよび
NBV基、特にBV基の極性基との間のファンデルワー
ルス相互作用である。化学吸着的相互作用の場合には一
般に特に一つ以上のBV基が加水分解して分れて、一つ
以上のシラン−顔料表面結合が生じる。式Iのシラン化
合物が化学吸着的に付加された本発明の顔料は一般によ
り高い安定性をもち、したがって一般に物理吸着的相互
作用によって安定化された顔料−シラン錯体よりも好ま
しい。顔料−シラン錯体の安定性を増すために、一般に
一つのみならず、二つまたは特に三つの化学吸着的結合
が生成することが望ましいので、式Iのシラン類は二つ
、特に三つのBV基をもつことが好ましい。顔料とシラ
ン間の二つまたは三つの結合の生成の立体障害を避ける
ためにこの二つまたは三つのBV基の鎖長が同程度であ
り、特に2個の−CH2 −基より多くは互いに異なっ
ていない式Iのシラン類が好ましく用いられる。二つな
いし三つのBV基をもつシラン類でその内の少なくとも
三つが同一であるものがとりわけ好まれる。6個未満の
炭素原子の鎖長をもつBV基を三つ含有する式Iのシラ
ン類がさらに好ましい。三つのBV基を含有する式Iの
シラン類でその全部がメトキシまたはエトキシであるも
のが特に好ましい。
【0016】式Iのシラン類は一つないし三つの、特に
二つ以下の、更に特にただ一つのNBV基をもつことが
できる。NBV基の少なくとも一つは5個よりも多い、
特に10個より多い炭素原子鎖長をもつ比較的長鎖のア
ルキル基であることが好ましい。このNBV基は一つに
は顔料−シラン錯体をプラスチック系に固定させる働き
をし、他方にはこのNBV基は顔料−シラン錯体の表面
から離れた比較的長い間隔をもち、したがってこの表面
に拡散する安定剤または老化防止剤分子に対する第一の
障壁となっている。立体障害を増すために、このNBV
基はまた特に外側を向く鎖端で枝分れすることもできる
。このような枝分れNBV基を含む式Iのシラン類が好
ましい。C16H31またはC18H33のNBV基を
含むシラン類が特に好ましい。もしシラン類が一つを超
えるNBV基を含有するならば、他のNBV基は1ない
し15炭素原子鎖長をもつ、より短鎖のアルキル鎖であ
ることが好ましく、このアルキル鎖は枝分れしていても
、していなくてもよい。
二つ以下の、更に特にただ一つのNBV基をもつことが
できる。NBV基の少なくとも一つは5個よりも多い、
特に10個より多い炭素原子鎖長をもつ比較的長鎖のア
ルキル基であることが好ましい。このNBV基は一つに
は顔料−シラン錯体をプラスチック系に固定させる働き
をし、他方にはこのNBV基は顔料−シラン錯体の表面
から離れた比較的長い間隔をもち、したがってこの表面
に拡散する安定剤または老化防止剤分子に対する第一の
障壁となっている。立体障害を増すために、このNBV
基はまた特に外側を向く鎖端で枝分れすることもできる
。このような枝分れNBV基を含む式Iのシラン類が好
ましい。C16H31またはC18H33のNBV基を
含むシラン類が特に好ましい。もしシラン類が一つを超
えるNBV基を含有するならば、他のNBV基は1ない
し15炭素原子鎖長をもつ、より短鎖のアルキル鎖であ
ることが好ましく、このアルキル鎖は枝分れしていても
、していなくてもよい。
【0017】式Iのシラン類は公知であるか、または例
えば無機化学の定評ある著作[例えばホーレマン−ウィ
ベルク(Holleman−Wiberg) 、無機化
学教科書(Lehrbuch deranorgani
schenChemie), ベルリン、1976、
555ページ、あるいはR.シュトイデル(R.Ste
udel) 、非金属の化学(Chemie derN
ichtmetalle),ベルリン、1974、42
6ページ]に記されているような,それ自体公知の方法
で作ることができる。更にこれら著作に明記されてない
他の方法もまた用いることができる。顔料は本発明が同
じく関係する新規かつ非常に簡単な方法によって式Iの
シラン類で覆うことが好ましい。このために、顔料とシ
ラン類を乾燥状態で、すなわち溶媒添加やカップリング
剤やキャリヤー液体(carrier liquid)
などの他の物質の添加なしに、好ましくは50ないし1
00℃の温度で,例えば強力ミキサー(intensi
ve mixer)中ではげしく混合する。攪拌速度は
一般に毎分10ないし10,000回転(10ないし1
0,000rpm)である。 混合時間は1時間を超えることは稀である。混合物の後
処理は一般に必要ないが、もし望むならば可能である。
えば無機化学の定評ある著作[例えばホーレマン−ウィ
ベルク(Holleman−Wiberg) 、無機化
学教科書(Lehrbuch deranorgani
schenChemie), ベルリン、1976、
555ページ、あるいはR.シュトイデル(R.Ste
udel) 、非金属の化学(Chemie derN
ichtmetalle),ベルリン、1974、42
6ページ]に記されているような,それ自体公知の方法
で作ることができる。更にこれら著作に明記されてない
他の方法もまた用いることができる。顔料は本発明が同
じく関係する新規かつ非常に簡単な方法によって式Iの
シラン類で覆うことが好ましい。このために、顔料とシ
ラン類を乾燥状態で、すなわち溶媒添加やカップリング
剤やキャリヤー液体(carrier liquid)
などの他の物質の添加なしに、好ましくは50ないし1
00℃の温度で,例えば強力ミキサー(intensi
ve mixer)中ではげしく混合する。攪拌速度は
一般に毎分10ないし10,000回転(10ないし1
0,000rpm)である。 混合時間は1時間を超えることは稀である。混合物の後
処理は一般に必要ないが、もし望むならば可能である。
【0018】更に例えばドイツ特許2,543,962
又は日本特許49−099,328に記載のように顔料
を例えば有機溶媒中の懸濁物として式Iのシラン類と反
応させることもできる。この場合には、溶媒を分離した
後に被覆された顔料の例えば50〜200℃での熱処理
が必要である。
又は日本特許49−099,328に記載のように顔料
を例えば有機溶媒中の懸濁物として式Iのシラン類と反
応させることもできる。この場合には、溶媒を分離した
後に被覆された顔料の例えば50〜200℃での熱処理
が必要である。
【0019】被覆された顔料の表面積当りのシラン類の
重量ベースの含量は一般に0.0001g/m2 ない
し0.1g/m2 であり、特に0.001ないし0.
07g/m2がよい。0.002ないし0.004g/
m2 のシラン濃度では特によい結果が得られる。
重量ベースの含量は一般に0.0001g/m2 ない
し0.1g/m2 であり、特に0.001ないし0.
07g/m2がよい。0.002ないし0.004g/
m2 のシラン濃度では特によい結果が得られる。
【0020】式Iのシラン類と反応して被覆された顔料
はよい機械的性質(例えば、かたまりをつくる傾向がな
いこと、良好な拡散性)をもっているので非常に広範な
プラスチック系に組込んでも問題は起きず、またこの組
込みは従来の方法によって行うことができる。熱可塑性
ポリマーまたはエラストマーに基づく本発明の系が好ま
しい。ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル
、ポリアミド、ポリカーボネートとポリアクリレートを
ベースとするプラスチック系が特に好ましい。この式I
のシラン類との反応によって被覆された顔料を用いると
、例えばエポキシ樹脂、特にフェノール樹脂のような熱
硬化性の系においても、色の長期安定性を顕著に増すこ
とができる。
はよい機械的性質(例えば、かたまりをつくる傾向がな
いこと、良好な拡散性)をもっているので非常に広範な
プラスチック系に組込んでも問題は起きず、またこの組
込みは従来の方法によって行うことができる。熱可塑性
ポリマーまたはエラストマーに基づく本発明の系が好ま
しい。ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル
、ポリアミド、ポリカーボネートとポリアクリレートを
ベースとするプラスチック系が特に好ましい。この式I
のシラン類との反応によって被覆された顔料を用いると
、例えばエポキシ樹脂、特にフェノール樹脂のような熱
硬化性の系においても、色の長期安定性を顕著に増すこ
とができる。
【0021】プラスチック系における黄変反応の効果的
な抑止はシラン類で覆われた顔料を用いることにより達
成される。この黄変の抑止は全ての通常の安定剤や老化
防止剤の存在下で観察されている。しかしフェノール系
酸化防止剤と老化防止剤を含む系において特に優れた結
果が得られている。
な抑止はシラン類で覆われた顔料を用いることにより達
成される。この黄変の抑止は全ての通常の安定剤や老化
防止剤の存在下で観察されている。しかしフェノール系
酸化防止剤と老化防止剤を含む系において特に優れた結
果が得られている。
【0022】次の実施例は本発明を説明するためのもの
であって、本発明を限定するものではない。
であって、本発明を限定するものではない。
【0023】
【実施例】8kgのTiO2 顔料を160gのC16
H33Si(OEt)3 と80℃で10分間はげしく
混合する[レディゲミキサー(Loedige mix
er),毎分270回転]。被覆された顔料の後処理は
必要ではない。
H33Si(OEt)3 と80℃で10分間はげしく
混合する[レディゲミキサー(Loedige mix
er),毎分270回転]。被覆された顔料の後処理は
必要ではない。
【0024】被覆された顔料が暗所で黄変に対して抵抗
性があることを示すために、モデル実験で1gの被覆顔
料を5mlの没食子酸プロピルの濃度1%の溶液に暗所
で加える。暗所での黄変は認められない。
性があることを示すために、モデル実験で1gの被覆顔
料を5mlの没食子酸プロピルの濃度1%の溶液に暗所
で加える。暗所での黄変は認められない。
【0025】被覆された顔料と非被覆TiO2 顔料を
各々ポリエチレンプラスチック系に組込む。本発明の顔
料を加えた系は従来の非被覆TiO2 顔料を加えた系
よりも暗所で著しく黄変が少ない。次のCIE色座標を
この二つの系について測定する。
各々ポリエチレンプラスチック系に組込む。本発明の顔
料を加えた系は従来の非被覆TiO2 顔料を加えた系
よりも暗所で著しく黄変が少ない。次のCIE色座標を
この二つの系について測定する。
【0026】
Claims (4)
- 【請求項1】式I SiR1 R2 R3 R4 Iのシラン類で
覆われた顔料、式中基R1 ,R2 ,R3 またはR
4 の少なくとも一つはハロゲンまたは1〜20個の炭
素原子をもつアルコキシであって、その1ないし2個の
非隣接の−CH2 −基は−CH=CH−,−O−,−
CO−,−COO−または−OCO−で置換することも
でき、基R1 ,R2 ,R3 またはR4 の他の少
なくとも一つは1〜30個の炭素原子をもつアルキルで
あって、その1ないし2個の非隣接の−CH2 −基は
−CH=CH−および/または−O−で置換することも
でき、他の二つの基は各々互いに独立してハロゲンまた
は1〜30個の炭素原子をもつアルキルまたはアルコキ
シであって、その1ないし2個の非隣接−CH2 −基
は−CH=CH−,−O−,−CO−,−COO−また
は−OCO−で置換することもできる。 - 【請求項2】 黄変の防止のために式Iのシラン類で
覆われた顔料を含有するプラスチック系。 - 【請求項3】 無機顔料を一つ以上の式Iのシラン類
と溶剤の添加または他の添加物なしに混合することを特
徴とする、式Iのシラン類で覆われた顔料の製造方法。 - 【請求項4】 プラスチックの黄変を防止するための
式Iのシラン類で覆われた顔料の使用。
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DE102015120557A1 (de) | 2015-11-26 | 2017-06-01 | Daimler Ag | Pigmentpartikel mit einer Oberflächenbeschichtung und Beschichtungszusammensetzung mit solchen Pigmentpartikeln |
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