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JPH04274648A - 電話システムにおける複数者間通話装置 - Google Patents

電話システムにおける複数者間通話装置

Info

Publication number
JPH04274648A
JPH04274648A JP3630491A JP3630491A JPH04274648A JP H04274648 A JPH04274648 A JP H04274648A JP 3630491 A JP3630491 A JP 3630491A JP 3630491 A JP3630491 A JP 3630491A JP H04274648 A JPH04274648 A JP H04274648A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
telephone
handset
call
sent
slave
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3630491A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanobu Shimanuki
島 貫 正 信
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP3630491A priority Critical patent/JPH04274648A/ja
Publication of JPH04274648A publication Critical patent/JPH04274648A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばコードレス電話
のように複数の電話端末を有する電話システムにおいて
、3者以上の間で通話するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コードレス電話を例に従来の技術を説明
する。現在、コードレス電話機は一台の親機(接続装置
)に複数台の子機およびドアホン等が組み合わせられる
ものが主流となりつつある。これは、ホームテレホンや
ボタン電話のコードレス化ともいえる。
【0003】このようなシステムにおいて、会議通話と
呼ばれるような、3者以上の間で通話ができる機能を備
えるものが従来から知られている。例えば、2台の子機
と外線、或いは子機と親機と外線といった3者間で通話
が行える機能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来知られている会議
通話は、会議参加者全員が全員の通話を聞くことができ
るものである。しかし、次に例示するような場合には、
これとは異なる特殊な複数者間通話が望まれる。
【0005】例えば、職場において、或る職員が外部の
客と通話中、別の職員がその通話をモニタしつつ客には
知られないようにして何等かの情報を話中の職員に伝え
たいという場合がある。このような場合、客と職員間の
通話は別の職員に聞こえるが、別の職員からの送話はも
う一人の職員にだけ聞けて客には聞けないというような
態様で3者間通話が行えれば、容易に対応できる。
【0006】したがって、本発明の目的は、少なくとも
3者の間で通話する場合において、特定の一者には他の
2者間の通話が聞け、且つ、その特定者からの送話は他
の2者の内の所定の一者にのみ送られるような態様で複
数者間通話を実現することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の電話端
末を有する電話システムにおける複数者間通話を行うた
めの装置において、システム内の第1の電話端末のため
の第1の双方向通話路を確立する手段と、システム内の
第2の電話端末のための第2の双方向通話路を確立する
手段と、第1の電話端末とシステム内又は外の第3の電
話端末との間の双方通話を可能にするために、第1の双
方向通話路を第3の電話端末に結合する手段と、第1と
第3の電話端末間の双方向通話中に、第1と第3の電話
端末から送出される通話信号が第2の電話端末に送られ
、且つ第2の電話端末から送出される通話信号が第3の
電話端末には送られず第1の電話端末には送られるよう
にして、第2の双方向通話路を第1の双方向通話路に結
合する手段とを有する複数者間通話装置を提供する。
【0008】
【作用】第1の電話端末と第3の電話端末とが第1の双
方向通話路を通じて通話中、この第1の双方向通話路に
第2の双方向通話路を結合することにより、第2の電話
端末が通話に参加する。この場合、第1と第2の双方向
通話路間の結合は次のような形態で行われる。すなわち
、第1及び第3の電話端末が送出する通話信号は、第1
の双方向通話路から第2の双方向通話路に入って第2の
電話端末に送られる。しかし、第2の電話端末が送出す
る通話信号は、第2の双方向通話路から第1の双方向通
話路に入って第1の電話端末には送られるが、第3の電
話端末には送られない。
【0009】
【実施例】以下、本発明の好適な一実施例を説明する。
【0010】図1は本発明の複数者間通話制御装置の一
実施例を使用したコードレス電話システムの全体構成を
示す。
【0011】図1において、このコードレス電話システ
ムは、一台の親機(接続装置)1と、この親機1と無線
通信可能な移動自在の2台の子機3A,3Bとを含む。 親機1は公衆電話網の端末局線(外線)7に接続され、
公衆電話網を介して外部の電話端末(以下、外線電話機
という)5に通話可能に接続され得る。
【0012】親機1と子機3A,3B間の無線通信は、
所定の複数の周波数チャネルの中から予め選択された一
つの周波数チャネルを用いて行われる。一方の子機3A
と親機1間の通信と他方の子機3Bと親機1間の通信と
が混信しないよう、それら各通信はタイムスロットと呼
ばれる時分割された区間を用いて行われる。
【0013】図2はこのタイムスロットを用いた時分割
通信の方法を示す。図2に示すように、フレームと呼ば
れる一定の時間区間が繰り返され、各フレームは複数、
例えば8つのタイムスロットT1 〜T4 、R1 〜
R4 に区分される。前半の4つのタイムスロットT1
 〜T4 は親機1から子機3A,3Bへの伝送に用い
られ、後半の4つのタイムスロットR1 〜R4 は逆
に子機3A,3Bから親機1への伝送に用いられる。親
機1の動作に従って、前半のタイムスロットT1 〜T
4 を送信用タイムスロット、後半のタイムスロットR
1 〜R4 を受信用タイムスロットと呼ぶ。
【0014】送信用および受信用タイムスロットは互い
に組み合わされて4つのペア、つまりT1 ,R1 と
T2 ,R2 とT3 ,R3 とT4 ,R4 のペ
アを構成する。 以下、これらタイムスロットの各ペアをチャネルと呼ぶ
。最初のチャネルT1 ,R1 は、親機1と子機3A
,3B間の無線通信リンクを確立するための制御手順に
のみ使用され、これを制御チャネルと呼ぶ。残りの3つ
のチャネルT2 ,R2とT3,R3 とT4 ,R4
 は、親機1と子機3A,3B間の無線通信リンクとし
て選択的に用いられ、これをリンクチャネルと呼ぶ。親
機1と子機3A又は3B間の無線通信が開始されるとき
、まず制御チャネルT1 ,R1 を用いて無線通信リ
ンク確立のための制御手順が行われ、ここで一つのリン
クチャネルが子機3A又は3Bに割り当てられる。この
制御手順の完了後、親機1と子機3A又は3B間では、
割り当てられたリンクチャネルを用いて引き続く無線通
信が行われる、つまり無線通信リンクが確立される。子
機3A、3Bにそれぞれ割り当てられるリンクチャネル
は異なり、それにより両者間の混信が防止される。
【0015】図1を再び参照して、このコードレス電話
機システムの構成を説明する。なお、図1の親機1内に
は、第1の子機3Aと外線電話機5間で通話が行われて
いるときの状態における、本発明に直接関わりある部分
の構成だけが示されている。
【0016】第1の子機3Aと外線電話機5間で通話が
行われているときには、外線電話機5からの通話信号は
通話回路9に入り、この通話回路9から加算器11に出
力される。
【0017】加算器11に入った通話信号はA/D変換
器13に入力され、ここでPCMコードのようなデジタ
ルデータに変換されてスロット選択部15に送られる。 スロット選択部15は4つの出力端子を有し、それら出
力端子は4つのバッファメモリ17A〜17Dに結合さ
れている。これらバッファメモリ17A〜17Dは、送
信用タイムスロットT1 〜T4 によってそれぞれ無
線送信されるべき通話データを一時的に格納するもので
ある。スロット選択部15は、それら4つのバッファメ
モリ17A〜17Dの中から、第1の子機3Aに割り当
てられた送信用タイムスロットに対応する一つのバッフ
ァメモリを選択して、これにA/D変換器13からのデ
ジタル通話データを出力する。例えば、第1の子機3A
に対してリンクチャネルT2,R2 が割り当てられて
いるならば、これに対応するバッファメモリ17Bにの
みスロット選択部15から通話データが入力される。
【0018】さらにもう一つ、A/D変換器27とスロ
ット選択部29の組が設けられている。A/D変換器2
7は、スイッチ63がオン状態にあるとき、通話回路9
から加算器11に出力されている通話信号を受け、これ
をデジタルデータに変換してスロット選択部29に送る
。スロット選択部29は、第2の子機3Bに割り当てら
れた送信用タイムスロットに対応する一つのバッファメ
モリに、A/D変換器27からのデジタル通話信号を送
る。例えば、第2の子機3Bに対してリンクチャネルT
3,R3 が割り当てられているならば、これに対応す
るバッファメモリ17Cにのみスロット選択部29から
通話データが入力される。
【0019】バッファメモリ17A〜17Dに格納され
た通話信号はパラレル/シリアル変換器19にパラレル
に読出され、ここでシリアルデータ形式に変換され、符
号付加部21に送られる。符号付加部21はパラレル/
シリアル変換器19からの通話データに、同期ビットや
チェックビットなどの所定の付加情報を付加して、送信
用タイムスロットで無線送信されるようなデータパケッ
トを作成する。また、後述する制御データ送信部33か
ら子機3A又は3Bに送信すべき制御データを受けた場
合には、符号付加部21はその制御データを無線送信す
るためのデータパケットの作成も行う。それらデータパ
ケットの構成例は図5、6、7に示されており、これは
後に説明する。
【0020】符号付加部21で作成されたデータパケッ
トはフレーム作成部23に送られる。フレーム作成部2
3は、各データパケットをフレーム内の各送信用タイム
スロットT1 〜T4 に組み込むことにより、前半部
にデータパケットが組み込まれたフレームを作成して無
線部25に送る。無線部25はフレーム作成部23から
のフレームを無線送信する。
【0021】子機3A,3Bは、親機1から無線送信さ
れた各フレーム中からそれぞれに割り当てられた送信用
タイムスロットだけを選択して受信する。つまり、上記
の例では、第1の子機3Aは送信用タイムスロットT2
 を、第2の子機3Bは送信用タイムスロットT3 を
それそれ受信する。また、子機3A,3Bは各フレーム
中のそれぞれに割り当てられた受信用タイムスロットに
通話データまた制御データを組み込んで無線送信する。 つまり、上記例では、第1の子機3Aは受信用タイムス
ロットR2 に、第2の子機3Bは受信用タイムスロッ
トR3 にそれそれデータを組み込んで無線送信する。
【0022】親機1の無線部25は受信した情報をフレ
ーム抽出部47に送る。フレーム抽出部47は、無線部
25からの情報中から各フレームの後半部を構成する受
信用タイムスロットR1 〜R4 を抽出して符号分離
部45に送る。符号分離部45は、各受信用タイムスロ
ットR1 〜R4 に組み込まれたデータパケットから
付加情報を分離して通話データを取り出し、これをシリ
アル/パラレル変換器43にシリアルに送る。また、デ
ータパケットが制御データを含む場合には、符号分離部
45はその制御データを後述する制御データ受信部55
に送る。
【0023】シリアル/パラレル変換器43は、各受信
用タイムスロットR1〜R4 から取り出された通話デ
ータをパラレルデータ形式に変換して、各受信用タイム
スロットR1 〜R4 に対応するバッファメモリ41
A〜41Dに出力する。これらバッファメモリ41A〜
41Dも出力端子はスロット選択部39に結合されてい
る。スロット選択部39は、第1の子機3Aに割り当て
られた受信用タイムスロットに対応する一つのバッファ
メモリ、つまり上記例ではバッファメモリ41Bを選択
して、このバッファメモリ41Bだけから通話データを
読み出してD/A変換器37に送る。第1の子機3Aと
外線電話機5間で通話が行われている時には、D/A変
換器37から出力される通話信号は、通話回路9に入力
されて、そこから公衆電話網を通じて外線電話機5に送
られる。また、D/A変換器37から通話回路9に入力
された通話信号の一部は側音として加算器11へも出力
される。
【0024】さらにもう一つ、スロット選択部51とD
/A変換器49との組が設けられている。このスロット
選択部51は、第2の子機3Bに割り当てられた受信用
タイムスロットに対応する一つのバッファメモリ、つま
り上記例ではバッファメモリ41Cから通話データを読
出してD/A変換器49に送る。このD/A変換器49
から出力される通話信号は、スイッチ61がオン状態で
あるとき、加算器11に入力されて通話回路9からの通
話信号に重畳され、A/D変換器13に送られる。
【0025】以上の説明から分かるように、第1の子機
3Aが親機1を通じて外線電話機5と通話中に、さらに
第2の子機3Bと親機1間の通信リンクを確立して且つ
スイッチ61、63をオンすることにより、本発明が目
指す特殊な3者間通話が実現できる。すなわち、第1の
子機3Aと外線電話機5間で送受される通話信号は、ス
イッチ63を通じてA/D変換器27に入り、そこから
上述のようにして第2の子機3Bに無線送信される。一
方、第2の子機3Bから無線送信された通話データは、
上述のようにしてD/A変換器49に入り、そこからス
イッチ61を通じて加算器11に入り、そこから上述の
ようにして第1の子機3Aに無線送信される。しかし、
第2の子機3Bからの通話データは外線電話機5には送
られない。従って、子機3A、3Bのユーザはそれぞれ
他の2者からの送話を聞くことができるが、外線電話機
5のユーザには第2の子機3Bからの送話は聞こえない
【0026】親機1にはさらに、無線送信を制御するた
めの送信制御部31と、無線受信を制御するための受信
制御部53とが備えられる。送信制御部31は、制御デ
ータ送信部33とスロット制御部35を含む。制御デー
タ送信部33は、子機3A,3Bに送信すべき制御デー
タを生成して符号付加部21に送るものである。スロッ
ト制御部35は、上述したようにスロット選択部15、
29が子機3A,3Bに割り当てられた送信用タイムス
ロットに対応したバッファメモリにそれぞれアクセスす
るように、スロット選択部15、29を制御するもので
ある。
【0027】受信制御部59は、制御データ受信部55
と、スロット制御部57と、スイッチ制御部59とを含
む。制御データ受信部55は、子機3A,3Bから無線
送信された制御データを符号分離部45から受けて、解
読し、それに応じてスロット制御部57やスイッチ制御
部59や制御データ送信部33を制御するものである。 スロット制御部57は、上述したようにスロット選択部
39、51が子機3A,3Bに割り当てられた受信用タ
イムスロットに対応したバッファメモリにそれぞれアク
セスするように、スロット選択部39、51を制御する
ものである。また、スイッチ制御部59はスイッチ63
、61をオン/オフ制御するものである。
【0028】これら送信制御部31と受信制御部53に
よって行われる制御の具体内容は、動作の説明と共に後
に説明する。
【0029】第1の子機3Aは、制御スイッチ65Aと
応答スイッチ67Aとを備える。制御スイッチ3Aは、
この子機3Aが外線電話機5と通話している最中に、第
2の子機3Bを本発明の3者間通話に参加させるために
呼び出そうとする時にオンされる。応答スイッチ67A
は、親機1からこの子機3Aに対する呼びに対して応答
する時にオンされる。制御スイッチ65A及び応答スイ
ッチ67Aがオンされると、その旨の情報が制御データ
として親機1に無線送信される。第2の子機3Bにも、
同様の機能を持つ制御スイッチ65Bと応答スイッチ6
7Bが設けられている。
【0030】次に、図1と共に図3および図4も参照し
て、このコードレス電話システムの動作を説明する。
【0031】図3は、第1の子機3Aから外線に対する
発呼が行われてから、この子機3Aと外線電話機5間の
通話が開始されるまでの親機1と子機3Aの通信シーケ
ンスを示す。なお、同図において、破線で示す通信は制
御チャネルT1,R1 を用いて、実線で示す通信は子
機3Aに割り当てられてたリンクチャネル、例えば、T
2 、R2 を用いて行われるものである。
【0032】図3に示すように、子機3Aがオフフック
状態にされると、次のような無線通信リンク確立のため
の制御手順が最初に行われる。まず、子機3Aから親機
1へリンク確立要求のための制御データが送信される。 これを受けると、親機1では制御データ受信部55が、
子機3Aに割り当てるべき一つのリンクチャネル、例え
ば、T2 ,R2 を決定して制御データ送信部33に
通知する。制御データ送信部33は、この割り当てられ
たリンクチャネルT2 ,R2 を子機3Aに通知する
ための制御データを作成して符号付加部21に出力し、
この制御データは子機3Aへ無線送信される。
【0033】なお、この無線通信リンク確立のための制
御手順で送受信される制御データは、例えば第5図に示
すような構成のデータパケットにより無線伝送される。 このパケットは長いため、連続する2つのフレーム中の
2つのタイムスロットに分割されて伝送される。
【0034】上記手順の後、親機1では、スロット制御
部35、57がスロット選択部15、39を制御して、
子機3Aに割り当てたリンクチャネルT2 ,R2 に
対応するバッファメモリ17B、41Bにスロット選択
部15、39がアクセスするように切り替えを行う。子
機3Aでも同様に、使用するチャネルが制御チャネルT
1,R1 から割り当てられたリンクチャネルT2 ,
R2 に切り替えられる。次いで、子機3Aは割り当て
られたリンクチャネルT2 ,R2 が空き状態である
ことを確認し、その後、親機1に対してチャネル切り替
え完了を示す制御データを送る。これにより、親機1と
子機3A間の無線通信リンクが確立される。
【0035】この後、子機3Aでは発呼のための操作、
例えば外線ボタンを押し電話番号をダイヤルする等、が
行われる。すると、子機3Aから親機1へ発呼操作に対
応した呼設定の制御データが送信され、親機1はこれを
受けて外線7へ発呼する。外線電話機5が呼び出されて
いる間、呼び出し中を示す制御データが親機1から子機
3Aに送られる。外線電話機5が呼びに応答すると、オ
フフックを示す制御データが親機1から子機3Aに伝え
られ、そして外線電話機5と子機3A間の通話が開始さ
れる。
【0036】この通話中は、図1を参照して既に説明し
たように、外線電話機5からの通話信号は外線7、通話
回路9、加算器11、スロット選択部15、バッファメ
モリ17B、パラレル/シリアル変換器19、符号付加
部21、フレーム作成部23、無線部25および送信用
タイムスロットT2 を通る通話路を通じて子機3Aに
伝達され、また、子機3Aからの通話信号は、受信用タ
イムスロットR2 、無線部25、フレーム抽出部47
、符号分離部45、シリアル/パラレル変換器43、バ
ッファメモリ41B、スロット選択部39、D/A変換
器57、通話回路9、外線7を通る通話路を通じて外線
電話機5へ伝達される。
【0037】なお、この通話中の通話データの無線伝送
のためのデータパケットは第6図に示すような構成であ
る。また、上記呼設定データや呼出中データのような、
リンクチャネルで無線伝送される制御データ用のデータ
パケットは、図7に示すような構成である。
【0038】図4は、上記のようにして第1の子機3A
と外線電話機5間の通話が開始された後、さらに第2の
子機3Bが加わって本発明に従う3者間通話が開始され
るまでの、親機1とそれら2つの子機3A,3B間の通
信シーケンスを示す。同図においても、破線は制御チャ
ネルT1 ,R1 を用いた通信を、実線は子機3A,
3Bに割り当てられたリンクチャネル、例えばT2 ,
R2 およびT3 ,R3 、を用いた通信を示す。
【0039】図4において、第1の子機3Aと外線電話
機5間の通話中、この第1の子機3Aで制御スイッチ6
5Aがオンされると、その旨を示す制御データが子機3
Aから親機1に送信される。これを受けた親機1では、
第2の子機3Bを呼び出すために、制御データ受信部5
5が第2の子機3Bに割り当てるべきリンクチャネル、
例えば、T3 ,R3 を決定し、これを制御データ送
信部33に通知する。制御データ送信部33は、着呼の
制御データを作成して符号付加部21に送る。この着呼
の制御データには、子機3Bに割り当てられたリンクチ
ャネルT3 ,R3 を通知するための情報も含まれる
。この着呼の制御データは親機1から無線送信されて第
2の子機3Bに受信される。
【0040】この後、親機1では、スロット制御部35
、57がスロット選択部29、51を制御して、第2の
子機3Bに割り当てたリンクチャネルT3 ,R3 に
対応するバッファメモリ17C、41Cにスロット選択
部25、51がアクセスするように切り替えを行う。第
2の子機3Bでも同様に、使用するチャネルが制御チャ
ネルT1 ,R1 から割り当てられたリンクチャネル
T3 ,R3 に切り替えられる。次いで、第2の子機
3Bは割り当てられたリンクチャネルT3 ,R3 が
空き状態であることを確認し、その後、親機1に対して
チャネル切り替え完了を示す制御データを送る。これに
より、親機1と第2の子機3B間の無線通信リンクが確
立される。
【0041】無線通信リンクが確立されると、続いて、
親機1から第2の子機3Bへ呼出音鳴動の制御データが
送信され、これを受けて第2の子機3Bは呼出音を鳴ら
す。この後、第2の子機3Bにて応答スイッチ67Bが
オンされると、この第2の子機3Bから親機1へオフフ
ックの制御データが送信される。この制御データを受け
ると、親機1では制御データ受信部55が、スイッチ制
御部59に命じてスイッチ61、63をオンさせると共
に、制御データ送信部33に対し子機3Aのオフフック
の旨を通知する。制御データ送信部33は、音声回路オ
ンの制御データ作成し、この制御データは第2の子機3
Bに送信される。これを受けた第2の子機3Bは音声回
路をオンとする。
【0042】これにより、外線電話機5からの通話信号
と第1の子機3Aからの通話信号の双方が含まれた通話
回路9からの出力通話信号が、スイッチ63、A/D変
換器27、スロット選択部29、バッファメモリ17C
、パラレル/シリアル変換器19、符号付加部21、フ
レーム作成部23、無線部25および送信用タイムスロ
ットT3 を通る通話路を通じて第2の子機3Bに伝達
される。また、第2の子機3Bからの通話信号は、受信
用タイムスロットR3 、無線部25、フレーム抽出部
47、符号分離部45、シリアル/パラレル変換器43
、バッファメモリ41C、スロット選択部51、D/A
変換器49およびスイッチ61を通る通話路を通じて加
算器11に入力され、そして第1の子機3Aにのみ伝達
される。
【0043】結果として、第2の子機3Bでは、外線電
話機5と第1の子機3A間の通話を聞くことができ、ま
た、第2の子機3Bから送られる話は第1の子機3Aで
のみ聞け、外線電話機5では聞くことができない。
【0044】以上、本発明の好適な一実施例を説明した
が、本発明はこの実施例にのみ限定されるものではない
。例えば、第1の子機の無線通信と第2の子機の無線通
信とを上記実施例のように時分割で区別するのではなく
、周波数分割で区別するようたコードレス電話システム
にも本発明は適用できる。また、上記実施例のような2
台の子機と外線電話機との間の3者間通話だけでなく、
親機と子機と外線電話機との間の3者間通話にも本発明
は適用できる。さらに、コードレス電話システムだけで
なく、複数の電話端末を有するボタン電話システムにも
本発明は適用できる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第1の電話端末のための第1の双方向通話路を第3の電
話端末に結合するとともに、第2の電話端末のための第
2の双方向通話路を上記第1の双方向通話路に結合して
、第1と第3の電話端末双方の送話信号が第2の電話端
末に送られ、第2の電話端末の送話信号は第3の電話端
末には送られず第1の電話端末に送られるようにしてる
ので、第1と第3の電話端末間の通話中に、第2の電話
端末から第1の電話端末に対して、第3の電話端末にモ
ニタされることなく情報を送ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る複数者間通話装置の一実施例を使
用したコードレス電話システムの全体構成を示すブロッ
ク線図。
【図2】図1のシステムで使用される時分割多重無線通
信方式を示す図。
【図3】図1のシステムの動作を示す通信シーケンス図
【図4】図1のシステムの動作を示す通信シーケンス図
【図5】図1のシステムにおいて、通信リンク確立のた
めの制御手順で無線伝送される制御データのためのデー
タパケットの構成を示す図。
【図6】図1のシステムにおいて、通信リンク確立後に
無線伝送される通話データのためのデータパケットの構
成を示す図。
【図7】図1のシステムにおいて、通信リンク確立後に
無線伝送される制御データのためのデータパケットの構
成を示す図。
【符号の説明】
1  親機 3A  第1の子機 3B  第2の子機 5  外線電話機 9  通話回路 11  加算器 15、29、37、49  スロット選択部17、41
  バッファメモリ 19  パラレル/シリアル変換器 21  符号付加部 23フレーム作成部 25  無線部 31  送信制御部 43  シリアル/パラレル変換器 45符号分離部 47  フレーム抽出部 53  受信制御部 61、63  スイッチ 65  制御スイッチ 67  応答スイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の電話端末を有する電話システムにお
    ける複数者間通話を行うための装置において、前記シス
    テム内の第1の電話端末のための第1の双方向通話路を
    確立する手段と、前記システム内の第2の電話端末のた
    めの第2の双方向通話路を確立する手段と、前記第1の
    電話端末と前記システム内又は外の第3の電話端末との
    間の双方通話を可能にするために、前記第1の双方向通
    話路を前記第3の電話端末に結合する手段と、前記第1
    と第3の電話端末間の双方向通話中に、前記第1と第3
    の電話端末から送出される通話信号が前記第2の電話端
    末に送られ、且つ前記第2の電話端末から送出される通
    話信号が前記第3の電話端末には送られず第1の電話端
    末には送られるようにして、前記第2の双方向通話路を
    前記第1の双方向通話路に結合する手段と、を有する複
    数者間通話装置。
JP3630491A 1991-03-01 1991-03-01 電話システムにおける複数者間通話装置 Pending JPH04274648A (ja)

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