JPH0426648A - フッ素化ベンズアルデヒド類の製造方法 - Google Patents
フッ素化ベンズアルデヒド類の製造方法Info
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- JPH0426648A JPH0426648A JP12682990A JP12682990A JPH0426648A JP H0426648 A JPH0426648 A JP H0426648A JP 12682990 A JP12682990 A JP 12682990A JP 12682990 A JP12682990 A JP 12682990A JP H0426648 A JPH0426648 A JP H0426648A
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- formula
- reaction
- benzaldehydes
- metal fluoride
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C45/00—Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds
- C07C45/61—Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by reactions not involving the formation of >C = O groups
- C07C45/63—Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by reactions not involving the formation of >C = O groups by introduction of halogen; by substitution of halogen atoms by other halogen atoms
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明は医薬中間体、農薬中間体として有用なフルオロ
ベンズアルデヒド類の製造方法に関するものである。
ベンズアルデヒド類の製造方法に関するものである。
「従来の技術」
フルオロベンズアルデヒド類の製造方法、特にパラフル
オロベンズアルデヒドの製造方法として従来、次の方法
が知られている。
オロベンズアルデヒドの製造方法として従来、次の方法
が知られている。
(1)4−フルオロ安息香酸を還元触媒存在下、気相水
素還元を行なう方法(USP 4,585,899.8
99、USP 4,588,900)。
素還元を行なう方法(USP 4,585,899.8
99、USP 4,588,900)。
(2)4−フルオロベンゾイルクロライドをスルホラン
溶媒中、液相水素還元を行なう方法(Ger、0ffe
n、 DE 3,129,273 )。
溶媒中、液相水素還元を行なう方法(Ger、0ffe
n、 DE 3,129,273 )。
(3)フルオロベンゼンをHF中、ホルミル化剤として
ウロトロビンを用いてホルミル化する方法(Ger、0
ffen、 DE 3,304,202 )。
ウロトロビンを用いてホルミル化する方法(Ger、0
ffen、 DE 3,304,202 )。
(4)バラフルオロトルエンを界面活性剤存在下、セリ
ウム酸化を行なう方法(J、 Pract。
ウム酸化を行なう方法(J、 Pract。
Chem、 1985,327 (6)、963)。
(5)ハロゲン化ベンズアルデヒドを4級ホスホニウム
塩、または4級アンモニウム塩の存在下、金属フルオリ
ドを用いてフッ素化する方法(特公昭63−17033
2号公報)。
塩、または4級アンモニウム塩の存在下、金属フルオリ
ドを用いてフッ素化する方法(特公昭63−17033
2号公報)。
「発明が解決しようとする課題」
フルオロベンズアルデヒド類の製造方法として公知の上
記の方法には次のような問題点がある。
記の方法には次のような問題点がある。
(1)の方法は、熱安定性が充分でなく、しかも融点が
高(、気化させにくい安息香酸類を400℃以上で気相
水素還元を行なう方法であるため、原料の分解、反応管
の閉塞等の欠点がある。
高(、気化させにくい安息香酸類を400℃以上で気相
水素還元を行なう方法であるため、原料の分解、反応管
の閉塞等の欠点がある。
(2)の方法は、原料のフルオロベンゾイルクロライド
類が高価であり、しかも還元触媒、溶媒のリサイクルが
必要であるためプロセスが煩雑となる。
類が高価であり、しかも還元触媒、溶媒のリサイクルが
必要であるためプロセスが煩雑となる。
(3)の方法は、高価で特殊なホルミル化剤を用い、し
かも危険なHFを使用するプロセスであり、現実的では
ない。
かも危険なHFを使用するプロセスであり、現実的では
ない。
(4)の方法は用いられる酸化剤のセリウム塩が高価で
あり、しかも反応率は50%以下であるため、コスト高
となる。
あり、しかも反応率は50%以下であるため、コスト高
となる。
(5)の方法は触媒として用いる4級アンモニウム塩や
4級ホスホニウム塩の熱安定性が乏しいため200℃以
上の反応温度での使用は困難である。
4級ホスホニウム塩の熱安定性が乏しいため200℃以
上の反応温度での使用は困難である。
「課題を解決するための手段」
本発明は、前述の問題点を解決すべく鋭意研究を重ねた
結果なされたものであり、下記一般式(I)で示される
フッ素化ベンズアルデヒド類を製造する方法において、
下記一般式(II)で示されるハロゲン化ベンズアルデ
ヒド類を下記一般式(III)で示されるピリジニウム
化合物の存在下、金属フルオリドと反応させることを特
徴とするフッ素化ベンズアルデヒド類の製造方法。
結果なされたものであり、下記一般式(I)で示される
フッ素化ベンズアルデヒド類を製造する方法において、
下記一般式(II)で示されるハロゲン化ベンズアルデ
ヒド類を下記一般式(III)で示されるピリジニウム
化合物の存在下、金属フルオリドと反応させることを特
徴とするフッ素化ベンズアルデヒド類の製造方法。
R′@″−820℃−(III)
(式中、Xは塩素原子、臭素原子、またはヨウ素原子、
nは1〜5の整数、mは1〜5の整数で02mである。
nは1〜5の整数、mは1〜5の整数で02mである。
R’は3級アミノ基、R2は炭素数3以上のアルキル基
を示す。)前記一般式(II)で示される出発原料のハ
ロゲン化ベンズアルデヒド類は比較的入手容易な化合物
である。式中Xは同一または異なる塩素原子、臭素原子
、またはヨウ素原子であり、nは1〜5の整数である。
を示す。)前記一般式(II)で示される出発原料のハ
ロゲン化ベンズアルデヒド類は比較的入手容易な化合物
である。式中Xは同一または異なる塩素原子、臭素原子
、またはヨウ素原子であり、nは1〜5の整数である。
このようなハロゲン化ベンズアルデヒド類としては、例
えば、0−クロロベンズアルデヒド、p−クロロベンズ
アルデヒド、0−ブロモベンズアルデヒド等のモノハロ
ゲン化ベンズアルデヒド類、2.4−ジクロロベンズア
ルデヒド、3.4−ジクロロベンズアルデヒド、2.4
−ジブロモベンズアルデヒド、3.4−ジブロモベンズ
アルデヒド、2−クロロ−4−ブロモベンズアルデヒド
等のジハロゲン化ベンズアルデヒド類、2,3.4−
トリクロロベンズアルデヒド、2,4.5−トリクロロ
ベンズアルデヒド、2,3.4− トリブロモベンズア
ルデヒド、3−ブロモ−4,5−ジクロロベンズアルデ
ヒド等のトリハロゲン化ベンズアルデヒド類、2.3,
4.5−テトラクロロベンズアルデヒド、2.3,4.
6−テトラクロロベンズアルデヒド、2.3,4.5−
テトラブロモベンズアルデヒド、2.3,4.6−テト
ラブロモベンズアルデヒド等のテトラハロゲン化ベンズ
アルデヒド類、2,3,4゜5.6−ペンタクロロベン
ズアルデヒド、2.3.4゜5.6−ペンタクロロベン
ズアルデヒド等のペンタハロゲン化ベンズアルデヒド類
が挙げられる。
えば、0−クロロベンズアルデヒド、p−クロロベンズ
アルデヒド、0−ブロモベンズアルデヒド等のモノハロ
ゲン化ベンズアルデヒド類、2.4−ジクロロベンズア
ルデヒド、3.4−ジクロロベンズアルデヒド、2.4
−ジブロモベンズアルデヒド、3.4−ジブロモベンズ
アルデヒド、2−クロロ−4−ブロモベンズアルデヒド
等のジハロゲン化ベンズアルデヒド類、2,3.4−
トリクロロベンズアルデヒド、2,4.5−トリクロロ
ベンズアルデヒド、2,3.4− トリブロモベンズア
ルデヒド、3−ブロモ−4,5−ジクロロベンズアルデ
ヒド等のトリハロゲン化ベンズアルデヒド類、2.3,
4.5−テトラクロロベンズアルデヒド、2.3,4.
6−テトラクロロベンズアルデヒド、2.3,4.5−
テトラブロモベンズアルデヒド、2.3,4.6−テト
ラブロモベンズアルデヒド等のテトラハロゲン化ベンズ
アルデヒド類、2,3,4゜5.6−ペンタクロロベン
ズアルデヒド、2.3.4゜5.6−ペンタクロロベン
ズアルデヒド等のペンタハロゲン化ベンズアルデヒド類
が挙げられる。
本発明において用いるピリジニウム塩とじては下記一般
式(III )で表わされる化合物を使用することがで
きる。
式(III )で表わされる化合物を使用することがで
きる。
R゛@″−R2cx−’ (m)
式中、R1は3級アミン基、R2は炭素数3以上のアル
キル基を示す。R1は好ましくはを表わす。ただし、R
3,R4はそれぞれアルキル基を表わすかまたはRaと
R4で環を形成してもよい。R” R’がそれぞれア
ルキル基を表わす場合、炭素数1〜12のアルキル基が
適当であり、特番こ1〜6のアルキル基が好ましい。R
3とR4で環を形成する場合、窒素原子とともに5〜7
員環の複素環を形成する炭素数4〜6のアルキレン基が
適当であり、特にピペリジン環を形成するペンタメチレ
ン基が好ましい。さらに、この複素環を形成するアルキ
レン基には、アルキル基等の置換基を有していてもよい
。また、 R2は炭素数4〜12、特に5〜8の分岐
状、または直鎖状アルキル基が好ましい。このような化
合物の具体例としてはNネオペンチル−4−(N′、
N′−ジメチルアミノ)−ピリジニウムクロリド、N−
ネオペンチル−4−(N’、 N′−ジブチルアミノ)
−ピリジニウムクロリド、N−(2−エチルヘキシル)
4− (N’、 N′−ジメチルアミノ)−ピリジニウ
ムクロリド、N−(2−エチルヘキシル)−4−(N′
、 N’−ジブチルアミノ)−ピリジニウムクロリド、
N−ネオペンチル−4−ピペリジルピリジニウムクロリ
ド、N−(2−エチルヘキシル)−4−ピペリジルピリ
ジニウムクロリド等があげられる。
キル基を示す。R1は好ましくはを表わす。ただし、R
3,R4はそれぞれアルキル基を表わすかまたはRaと
R4で環を形成してもよい。R” R’がそれぞれア
ルキル基を表わす場合、炭素数1〜12のアルキル基が
適当であり、特番こ1〜6のアルキル基が好ましい。R
3とR4で環を形成する場合、窒素原子とともに5〜7
員環の複素環を形成する炭素数4〜6のアルキレン基が
適当であり、特にピペリジン環を形成するペンタメチレ
ン基が好ましい。さらに、この複素環を形成するアルキ
レン基には、アルキル基等の置換基を有していてもよい
。また、 R2は炭素数4〜12、特に5〜8の分岐
状、または直鎖状アルキル基が好ましい。このような化
合物の具体例としてはNネオペンチル−4−(N′、
N′−ジメチルアミノ)−ピリジニウムクロリド、N−
ネオペンチル−4−(N’、 N′−ジブチルアミノ)
−ピリジニウムクロリド、N−(2−エチルヘキシル)
4− (N’、 N′−ジメチルアミノ)−ピリジニウ
ムクロリド、N−(2−エチルヘキシル)−4−(N′
、 N’−ジブチルアミノ)−ピリジニウムクロリド、
N−ネオペンチル−4−ピペリジルピリジニウムクロリ
ド、N−(2−エチルヘキシル)−4−ピペリジルピリ
ジニウムクロリド等があげられる。
本発明において使用するピリジニウム化合物はTetr
ahedron Letters、25.3383(1
984)に報告されている方法によって得ることができ
る。
ahedron Letters、25.3383(1
984)に報告されている方法によって得ることができ
る。
フッ素化反応は、無溶媒あるいは溶媒中、前記一般式(
III )で示されるピリジニウム化合物の存在下、ハ
ロゲン化ベンズアルデヒド化合物にアルカリ金属フルオ
リドを作用させて行なうことができる。溶媒としてはN
、N−ジメチルホルムアミド、N、N−ジメチルアセト
アミド、ジメチルスルホキシド、ジメチルスルポン、ス
ルホラン、ヘキサメチルホスホルトリアミド、N−メチ
ル−2−ピロリドン、アセトニトリル、ベンゾニトリル
、ジオキサン、ジグライム、テトラグライム等を用いる
ことができるが、好ましくはスルホラン、N、N−ジメ
チルホルムアミドである。アルカリ金属フルオリドとし
ては、取扱いが容易で実用上商業的に容易に入手できる
フッ化カリウム、特にスプレー乾燥した微粒子状フッ化
カリウムが好ましい。フッ化カリウムの使用量はハロゲ
ン化ベンズアルデヒド類のフッ素置換するべきハロゲン
原子に対し、0.5〜10倍、好ましくは11〜2倍モ
ルの範囲が適当である。
III )で示されるピリジニウム化合物の存在下、ハ
ロゲン化ベンズアルデヒド化合物にアルカリ金属フルオ
リドを作用させて行なうことができる。溶媒としてはN
、N−ジメチルホルムアミド、N、N−ジメチルアセト
アミド、ジメチルスルホキシド、ジメチルスルポン、ス
ルホラン、ヘキサメチルホスホルトリアミド、N−メチ
ル−2−ピロリドン、アセトニトリル、ベンゾニトリル
、ジオキサン、ジグライム、テトラグライム等を用いる
ことができるが、好ましくはスルホラン、N、N−ジメ
チルホルムアミドである。アルカリ金属フルオリドとし
ては、取扱いが容易で実用上商業的に容易に入手できる
フッ化カリウム、特にスプレー乾燥した微粒子状フッ化
カリウムが好ましい。フッ化カリウムの使用量はハロゲ
ン化ベンズアルデヒド類のフッ素置換するべきハロゲン
原子に対し、0.5〜10倍、好ましくは11〜2倍モ
ルの範囲が適当である。
前記一般式(Fll)で示されるピリジニウム化合物の
使用量は、原料のハロゲン化ベンズアルデヒド類に対し
、0.01〜1.0重量部、好ましくは0.01〜0.
1重量部が適当である。
使用量は、原料のハロゲン化ベンズアルデヒド類に対し
、0.01〜1.0重量部、好ましくは0.01〜0.
1重量部が適当である。
本発明の反応温度は、 100〜300℃の範囲が適当
であり、好ましくは150〜250℃の温度範囲が望ま
しい。本反応の反応圧力は、常圧あるいは、自然圧力発
生下、さらに窒素のような不活性ガスによる加圧下で行
なってもよい。反応時間は、反応温度および原料によっ
ても異なるが、2〜50時間が適当である。
であり、好ましくは150〜250℃の温度範囲が望ま
しい。本反応の反応圧力は、常圧あるいは、自然圧力発
生下、さらに窒素のような不活性ガスによる加圧下で行
なってもよい。反応時間は、反応温度および原料によっ
ても異なるが、2〜50時間が適当である。
以下、本発明の実施例について、さらに具体的に説明す
る。
る。
実施例1
還流コンデンサーを備えた200m1ガラス製反応器に
p−クロロベンズアルデヒド50g (0,356mo
l ) 、スプレー乾燥フッ化カリウム31.0g(0
,534mol) 、 N−ネオペンチル−4−(N’
N′−ジメチルアミノ)−ピリジニウムクロリド2.5
gを仕込み、激しく攪拌しながら220℃で7時間反応
を行なった。
p−クロロベンズアルデヒド50g (0,356mo
l ) 、スプレー乾燥フッ化カリウム31.0g(0
,534mol) 、 N−ネオペンチル−4−(N’
N′−ジメチルアミノ)−ピリジニウムクロリド2.5
gを仕込み、激しく攪拌しながら220℃で7時間反応
を行なった。
反応終了後、ガスクロマトグラフィーで分析したところ
、原料の反応率94%、p−フルオロベンズアルデヒド
への選択率88%であった。
、原料の反応率94%、p−フルオロベンズアルデヒド
への選択率88%であった。
実施例2
ピリジニウム化合物をN−ネオペンチル−4−(N’、
N’−ジブチルアミノ)−ピリジニウムクロリドに変
えた以外は実施例1と同様の条件で200 mlハステ
ロイ製オートクレーブに仕込み、激しく撹拌しながら2
30℃で10時間反応を行なった。
N’−ジブチルアミノ)−ピリジニウムクロリドに変
えた以外は実施例1と同様の条件で200 mlハステ
ロイ製オートクレーブに仕込み、激しく撹拌しながら2
30℃で10時間反応を行なった。
反応終了後、ガスクロマトグラフィーで分析したところ
、原料の反応率92%、p−フルオロベンズアルデヒド
への選択率82%であった。
、原料の反応率92%、p−フルオロベンズアルデヒド
への選択率82%であった。
実施例3
ピリジニウム化合物をN−(2−エチルヘキシル) −
4−(N’、 N′−ジメチルアミノ)−ピリジニウム
クロリドに変えた以外は実施例1と同様の条件で仕込み
、激しく撹拌しながら200℃で5時間反応を行なった
。
4−(N’、 N′−ジメチルアミノ)−ピリジニウム
クロリドに変えた以外は実施例1と同様の条件で仕込み
、激しく撹拌しながら200℃で5時間反応を行なった
。
反応終了後、ガスクロマトグラフィーで分析したところ
、原料の反応率78%、p−フルオロベンズアルデヒド
への選択率89%であった。
、原料の反応率78%、p−フルオロベンズアルデヒド
への選択率89%であった。
実施例4
還流コンデンサーを備えた200m1ガラス製反応器に
3,4−ジクロロベンズアルデヒド50g(0,286
mol)スプレー乾燥フッ化カリウム24.9g (0
,429mol) 、 N−ネオペンチル−4−(N′
。
3,4−ジクロロベンズアルデヒド50g(0,286
mol)スプレー乾燥フッ化カリウム24.9g (0
,429mol) 、 N−ネオペンチル−4−(N′
。
N′−ジメチルアミノ)−ピリジニウムクロリド2.5
gを仕込み、激しく撹拌しながら230℃で10時間反
応を行なった。
gを仕込み、激しく撹拌しながら230℃で10時間反
応を行なった。
反応終了後、ガスクロマトグラフィーで分析したところ
、原料の反応率89%、3−クロロ4−フルオロベンズ
アルデヒドへの選択率84%であった。
、原料の反応率89%、3−クロロ4−フルオロベンズ
アルデヒドへの選択率84%であった。
比較例1
実施例1において、ピリジニウム化合物をテトラフェニ
ルホスホニウムプロミドに変えた以外は実施例1と同様
の条件で10時間反応を行なった。
ルホスホニウムプロミドに変えた以外は実施例1と同様
の条件で10時間反応を行なった。
反応後、ガスクロマトグラフィーで分析したところ、原
料の反応率45%であり、反応を続けてもそれ以上反応
は進行しなかった。
料の反応率45%であり、反応を続けてもそれ以上反応
は進行しなかった。
[発明の効果]
本発明方法に従えば、医農薬中間体として有用なフルオ
ロベンズアルデヒド類を円滑有利に製造することができ
る。
ロベンズアルデヒド類を円滑有利に製造することができ
る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、下記一般式( I )で示されるフッ素化ベンズアル
デヒド類を製造する方法において、下記一般式(II)で
示されるハロゲン化ベンズアルデヒド類を下記一般式(
III)で示されるピリジニウム化合物の存在下、金属フ
ルオリドと反応させることを特徴とするフッ素化ベンズ
アルデヒド類の製造方法。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (式中、Xは塩素原子、臭素原子、またはヨウ素原子、
nは1〜5の整数、mは1〜5の整数でn≧mである。 R^1は3級アミノ基、R^2は炭素数3以上のアルキ
ル基を示す。)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12682990A JPH0426648A (ja) | 1990-05-18 | 1990-05-18 | フッ素化ベンズアルデヒド類の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12682990A JPH0426648A (ja) | 1990-05-18 | 1990-05-18 | フッ素化ベンズアルデヒド類の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0426648A true JPH0426648A (ja) | 1992-01-29 |
Family
ID=14944946
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12682990A Pending JPH0426648A (ja) | 1990-05-18 | 1990-05-18 | フッ素化ベンズアルデヒド類の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0426648A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07233097A (ja) * | 1994-02-23 | 1995-09-05 | Chichibu Onoda Cement Corp | 親電子型フッ素化剤の製造方法 |
EP0943737B1 (en) * | 1998-03-18 | 2003-06-04 | Wavin B.V. | Irrigation and drainage box |
-
1990
- 1990-05-18 JP JP12682990A patent/JPH0426648A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07233097A (ja) * | 1994-02-23 | 1995-09-05 | Chichibu Onoda Cement Corp | 親電子型フッ素化剤の製造方法 |
EP0943737B1 (en) * | 1998-03-18 | 2003-06-04 | Wavin B.V. | Irrigation and drainage box |
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