JPH04265522A - 光学式情報記録装置 - Google Patents
光学式情報記録装置Info
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- JPH04265522A JPH04265522A JP3027085A JP2708591A JPH04265522A JP H04265522 A JPH04265522 A JP H04265522A JP 3027085 A JP3027085 A JP 3027085A JP 2708591 A JP2708591 A JP 2708591A JP H04265522 A JPH04265522 A JP H04265522A
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 14
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 claims description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 14
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 8
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 7
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 4
- 230000007613 environmental effect Effects 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 4
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 3
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は移動する記録媒体に対し
、集束したレーザ光を照射することにより情報の記録再
生を行なう、光ディスクファイルなどの光学式情報記録
再生装置に関する。
、集束したレーザ光を照射することにより情報の記録再
生を行なう、光ディスクファイルなどの光学式情報記録
再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスクなどの情報記録再生装置では
、記録再生手段にレーザ光束が使用されており、このレ
ーザ光束を記録データに応じて強度変調して光学レンズ
で微小なスポットに集束し、その熱エネルギによって記
録媒体の光照射部を変質させ、記録マークを形成させる
ことにより2値の情報の記録が行なわれる。図9は、記
録データ(記録パルス)1と記録媒体上に形成される理
想的な記録マーク2との関係を示す図であり、1例とし
てマーク長によって情報を記録した場合を示している。 図9において、記録データ(記録パルス)1における情
報はマーク200の有無の境界に対応しているため、い
かに正確な位置にマーク200の端が形成されるかが重
要になる。図10に示すように、記録データそのもので
ある矩形波のレーザ光パルスを用いる従来の記録方式で
は、記録媒体の熱伝導の影響でマーク形状50は後方ほ
ど幅の拡がった涙滴型となってしまう。また、記録の高
密度化が進み、レーザ光パルスの間隔が短くなると、図
11のマーク形状202に示すように、レーザ光パルス
の前縁部では直前に記録したマークからの熱伝導によっ
て記録媒体の温度が過度に上昇してしまうため、記録さ
れるマーク端の位置にずれ203が生じてしまう。この
ずれの量はレーザ光パルスの間隔あるいはマーク間の距
離等によって異なり、記録・再生時のジッタとなってし
まうという欠点があった。
、記録再生手段にレーザ光束が使用されており、このレ
ーザ光束を記録データに応じて強度変調して光学レンズ
で微小なスポットに集束し、その熱エネルギによって記
録媒体の光照射部を変質させ、記録マークを形成させる
ことにより2値の情報の記録が行なわれる。図9は、記
録データ(記録パルス)1と記録媒体上に形成される理
想的な記録マーク2との関係を示す図であり、1例とし
てマーク長によって情報を記録した場合を示している。 図9において、記録データ(記録パルス)1における情
報はマーク200の有無の境界に対応しているため、い
かに正確な位置にマーク200の端が形成されるかが重
要になる。図10に示すように、記録データそのもので
ある矩形波のレーザ光パルスを用いる従来の記録方式で
は、記録媒体の熱伝導の影響でマーク形状50は後方ほ
ど幅の拡がった涙滴型となってしまう。また、記録の高
密度化が進み、レーザ光パルスの間隔が短くなると、図
11のマーク形状202に示すように、レーザ光パルス
の前縁部では直前に記録したマークからの熱伝導によっ
て記録媒体の温度が過度に上昇してしまうため、記録さ
れるマーク端の位置にずれ203が生じてしまう。この
ずれの量はレーザ光パルスの間隔あるいはマーク間の距
離等によって異なり、記録・再生時のジッタとなってし
まうという欠点があった。
【0003】これらの現象の統括的な補正法としては、
特開平1−78437号に示されるように、レーザ光パ
ルスのそれぞれの前縁部におけるレーザ光パワーをパル
スの後部における強度より大きくするとともに、レーザ
光パルスの前縁部におけるパワーを直前のレーザ光パル
スとの間隔に応じて制御して情報の記録を行なうものが
知られている。
特開平1−78437号に示されるように、レーザ光パ
ルスのそれぞれの前縁部におけるレーザ光パワーをパル
スの後部における強度より大きくするとともに、レーザ
光パルスの前縁部におけるパワーを直前のレーザ光パル
スとの間隔に応じて制御して情報の記録を行なうものが
知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、記録の高密度
化がさらに進み、最小マーク長およびマーク間隔がレー
ザ光スポット半径程度以下になってくると、レーザ光束
が有限の大きさを持つため、直前のマークを記録する際
のレーザ光パルスで既に記録媒体が直接加熱されてしま
う等の現象が生じ、記録特性の非線形性が極端に大きく
なってマーク位置のずれを抑圧しきれなくなってしまう
。このマーク位置のずれが記録再生時のジッタとなって
しまう。
化がさらに進み、最小マーク長およびマーク間隔がレー
ザ光スポット半径程度以下になってくると、レーザ光束
が有限の大きさを持つため、直前のマークを記録する際
のレーザ光パルスで既に記録媒体が直接加熱されてしま
う等の現象が生じ、記録特性の非線形性が極端に大きく
なってマーク位置のずれを抑圧しきれなくなってしまう
。このマーク位置のずれが記録再生時のジッタとなって
しまう。
【0005】本発明の目的は、記録データ(記録パルス
)のパターンにかかわらず、記録媒体上に形成される記
録マークの位置形状を高精度に制御することができる光
学式情報記録再生装置を提供することにある。
)のパターンにかかわらず、記録媒体上に形成される記
録マークの位置形状を高精度に制御することができる光
学式情報記録再生装置を提供することにある。
【0006】さらに本発明の他の目的は、レーザ光束の
走査速度の大小や環境温度の大小にかかわらず、記録マ
ークの位置形状を高精度に制御することができる光学式
記録再生装置を提供することにある。
走査速度の大小や環境温度の大小にかかわらず、記録マ
ークの位置形状を高精度に制御することができる光学式
記録再生装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、記録パルスに
対応してレーザ光パルスを記録媒体に照射して情報を記
録するに際し、レーザ光パルスの前縁部における照射エ
ネルギを、直前のレーザ光パルスとの間隔に応じて制御
することにより、直前に記録されたマークからの熱伝導
を相殺するるとともに、レーザ光パルスの後縁部の照射
エネルギを、目標とする記録パルス幅に応じて制御する
ことにより、記録中のマーク後縁部の熱蓄積の影響を相
殺することを特徴とする。
対応してレーザ光パルスを記録媒体に照射して情報を記
録するに際し、レーザ光パルスの前縁部における照射エ
ネルギを、直前のレーザ光パルスとの間隔に応じて制御
することにより、直前に記録されたマークからの熱伝導
を相殺するるとともに、レーザ光パルスの後縁部の照射
エネルギを、目標とする記録パルス幅に応じて制御する
ことにより、記録中のマーク後縁部の熱蓄積の影響を相
殺することを特徴とする。
【0008】本発明の第1の特徴によれば、直前のレー
ザ光パルスとの間隔や目標とする記録パルス幅の大小に
応じて記録媒体に照射されるレーザ光パルスの照射開始
タイミング・照射終了タイミングを変化させることによ
り、該前・後縁部の照射エネルギを制御する。
ザ光パルスとの間隔や目標とする記録パルス幅の大小に
応じて記録媒体に照射されるレーザ光パルスの照射開始
タイミング・照射終了タイミングを変化させることによ
り、該前・後縁部の照射エネルギを制御する。
【0009】本発明の他の特徴によれば、レーザ光パル
ス前縁部・後縁部に対応する記録媒体上の温度分布がよ
り急峻になり記録の非線形性が等化されるように、レー
ザ光パルスの前縁部のパワーを持ち上げる。また、レー
ザ光パルスの前後のパワーを一定時間低減する。また、
記録中の最低パワーを再生パワーよりも低く設定する。
ス前縁部・後縁部に対応する記録媒体上の温度分布がよ
り急峻になり記録の非線形性が等化されるように、レー
ザ光パルスの前縁部のパワーを持ち上げる。また、レー
ザ光パルスの前後のパワーを一定時間低減する。また、
記録中の最低パワーを再生パワーよりも低く設定する。
【0010】本発明の別の特徴によれば、レーザ光束の
記録媒体に対するレーザ光パルス照射直前の記録媒体の
温度が一定に保たれるように、その走査速度かつ/また
は環境温度に応じてレーザ光パルスが照射されていない
ときのレーザ光強度を制御する。また、走査速度かつ/
または環境温度に応じてレーザ光パルスの前縁部,後縁
部および中間部分におけるパワーをそれぞれ制御する。
記録媒体に対するレーザ光パルス照射直前の記録媒体の
温度が一定に保たれるように、その走査速度かつ/また
は環境温度に応じてレーザ光パルスが照射されていない
ときのレーザ光強度を制御する。また、走査速度かつ/
または環境温度に応じてレーザ光パルスの前縁部,後縁
部および中間部分におけるパワーをそれぞれ制御する。
【0011】
【作用】本発明によれば、直前のレーザ光パルスとの間
隔に応じてレーザ光パルスの前縁部における照射エネル
ギを制御することによって、直前に記録されたマークか
らの熱伝導を相殺することができる。また、目標とする
記録パルス幅に応じてレーザ光パルスの後縁部における
照射エネルギを制御することによって、記録中のマーク
後縁部の熱蓄積の影響を相殺することができる。その結
果、記録パルスのパターンにかかわらず、記録マークの
前後縁部のエッジを所望位置に正確に記録することが可
能となる。
隔に応じてレーザ光パルスの前縁部における照射エネル
ギを制御することによって、直前に記録されたマークか
らの熱伝導を相殺することができる。また、目標とする
記録パルス幅に応じてレーザ光パルスの後縁部における
照射エネルギを制御することによって、記録中のマーク
後縁部の熱蓄積の影響を相殺することができる。その結
果、記録パルスのパターンにかかわらず、記録マークの
前後縁部のエッジを所望位置に正確に記録することが可
能となる。
【0012】さらに、レーザ光パルスの前縁部のパワー
を持ち上げ、レーザ光パルスの前後のパワーを一定期間
低減し、また、記録中の最低パワーを再生パワーよりも
低く設定することなどにより、レーザ光パルス前縁部・
後縁部に対応する記録媒体上の温度分布をより急峻にす
ることができ、記録の非線形性を等化するとともに、環
境温度変動に影響されにくい記録が可能となる。
を持ち上げ、レーザ光パルスの前後のパワーを一定期間
低減し、また、記録中の最低パワーを再生パワーよりも
低く設定することなどにより、レーザ光パルス前縁部・
後縁部に対応する記録媒体上の温度分布をより急峻にす
ることができ、記録の非線形性を等化するとともに、環
境温度変動に影響されにくい記録が可能となる。
【0013】さらに、レーザ光束の走査速度かつ/また
は記録媒体温度に応じて記録条件を設定するため、記録
マークの位置・形状を高精度に制御できるので、より高
密度の光学式情報記録再生が可能となる。
は記録媒体温度に応じて記録条件を設定するため、記録
マークの位置・形状を高精度に制御できるので、より高
密度の光学式情報記録再生が可能となる。
【0014】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す図である。ま
た図2及び図4は図1の各部における信号波形を示した
ものである。記録パルスタイミング補正回路5には記録
データ1と記録クロック2が入力される。記録データ1
は遅延回路DL1,DL2によって遅延されて信号3,
信号4となる。遅延回路DL1,DL2は、記録クロッ
ク2に同期して入力信号を1クロック分ずつ遅延させる
機能を持つ。記録データ1,記録クロック2及び信号3
をパルス間隔検出回路6及びパルス長検出回路7に入力
することにより、記録データのパルス間隔データ8及び
パルス長データ9を得る。
た図2及び図4は図1の各部における信号波形を示した
ものである。記録パルスタイミング補正回路5には記録
データ1と記録クロック2が入力される。記録データ1
は遅延回路DL1,DL2によって遅延されて信号3,
信号4となる。遅延回路DL1,DL2は、記録クロッ
ク2に同期して入力信号を1クロック分ずつ遅延させる
機能を持つ。記録データ1,記録クロック2及び信号3
をパルス間隔検出回路6及びパルス長検出回路7に入力
することにより、記録データのパルス間隔データ8及び
パルス長データ9を得る。
【0015】図3はパルス長検出回路7及びパルス間隔
検出回路6の一実施例を示したものである。また、図4
は図3の各部における信号波形を示したタイミングチャ
ートである。先ずパルス長検出回路7の動作を示す。記
録クロック2と信号3とをAND回路18に入力してパ
ルス長計数用の信号10を生成する。また、信号3をイ
ンバータ14によって反転した信号11と記録データ1
とをAND回路17に入力してカウンタクリア用の信号
12を生成し、該パルス長計数用の信号10と該カウン
タクリア用の信号12をカウンタ15に入力してパルス
長をカウントし、カウンタ出力21を得る。このままで
はカウンタ出力21がクロック毎に変化してしまうので
、信号11の立ち上がりエッジのタイミングでラッチ回
路22によりラッチし、パルス長データ9を得る。
検出回路6の一実施例を示したものである。また、図4
は図3の各部における信号波形を示したタイミングチャ
ートである。先ずパルス長検出回路7の動作を示す。記
録クロック2と信号3とをAND回路18に入力してパ
ルス長計数用の信号10を生成する。また、信号3をイ
ンバータ14によって反転した信号11と記録データ1
とをAND回路17に入力してカウンタクリア用の信号
12を生成し、該パルス長計数用の信号10と該カウン
タクリア用の信号12をカウンタ15に入力してパルス
長をカウントし、カウンタ出力21を得る。このままで
はカウンタ出力21がクロック毎に変化してしまうので
、信号11の立ち上がりエッジのタイミングでラッチ回
路22によりラッチし、パルス長データ9を得る。
【0016】次にパルス間隔検出回路6の動作を示す。
信号11と記録クロック2をAND回路20に入力して
パルス間隔計数用の信号24を生成する。また、記録デ
ータ1をインバータ13によって反転した信号40と信
号3とをAND回路19に入力し、カウンタクリア用の
信号25を生成し、該パルス間隔計数用の信号24とカ
ウンタクリア用の信号25をカウンタ16に入力してパ
ルス間隔をカウントし、カウンタ出力26を得る。この
ままではカウンタ出力26がクロック毎に変化してしま
うので、信号3の立ち上がりエッジのタイミングでラッ
チ回路23によりラッチしパルス長データ9を得る。
パルス間隔計数用の信号24を生成する。また、記録デ
ータ1をインバータ13によって反転した信号40と信
号3とをAND回路19に入力し、カウンタクリア用の
信号25を生成し、該パルス間隔計数用の信号24とカ
ウンタクリア用の信号25をカウンタ16に入力してパ
ルス間隔をカウントし、カウンタ出力26を得る。この
ままではカウンタ出力26がクロック毎に変化してしま
うので、信号3の立ち上がりエッジのタイミングでラッ
チ回路23によりラッチしパルス長データ9を得る。
【0017】パルス長データ9及びパルス間隔データ8
を検出するためには有限の時間を要するため、記録パル
ス27生成のためには記録データ1を遅延させた信号4
を用いる。ROM28及びROM29には予め記録線速
度や記録媒体の温度などの種々の記録条件に応じた複数
の記録パルスタイミング補正テーブルが書き込まれてい
る。またROM39には種々の記録条件に応じた記録光
パワーの設定値が書き込まれている。バッファ部41は
記録するトラックアドレス42や媒体温度情報43等に
応じてROM28及びROM29中の記録パルスタイミ
ング補正テーブルを選択し、さらにROM39中の再生
用バイアス光パワーの設定値51及び記録光パワーの設
定値52を選択する。
を検出するためには有限の時間を要するため、記録パル
ス27生成のためには記録データ1を遅延させた信号4
を用いる。ROM28及びROM29には予め記録線速
度や記録媒体の温度などの種々の記録条件に応じた複数
の記録パルスタイミング補正テーブルが書き込まれてい
る。またROM39には種々の記録条件に応じた記録光
パワーの設定値が書き込まれている。バッファ部41は
記録するトラックアドレス42や媒体温度情報43等に
応じてROM28及びROM29中の記録パルスタイミ
ング補正テーブルを選択し、さらにROM39中の再生
用バイアス光パワーの設定値51及び記録光パワーの設
定値52を選択する。
【0018】先に記したように、記録データ1はパルス
間隔検出回路6及びパルス長検出回路7によって逐次弁
別され、パルス間隔データ8及びパルス長データ9が生
成される。ここで、トラックアドレス42や媒体温度情
報43等に応じて既に選択されているROM29及びR
OM28中の記録パルスタイミング補正テーブルから、
パルス間隔データ8及びパルス長データ9に応じた立ち
上がりタイミング補正用のデータ35と立ち下がりタイ
ミング補正用のデータ34をアクセスする。図2に示す
ように、データ34はマルチプレクサMP1を駆動して
タップ付きディレイラインDL3のタップを切り替える
。信号4はタップ付きディレイラインDL3に入力され
て、遅延のないタップの出力として信号4自体を生じ、
遅延したタップの出力として信号30と信号31を生じ
る。マルチプレクサMP1は、パルス長データ9が「1
」のとき信号31を、パルス長データ9が「2」のとき
信号30を、パルス長データ9が「3以上」のとき信号
4を選択し、信号32として出力する。その信号32と
信号4をORゲート37に入力することにより、記録デ
ータ1のパルス列のそれぞれの後半部分を、立ち下がり
タイミングの移動で補正した形の信号33を得る。 さらに、データ35はマルチプレクサMP2を駆動して
タップ付きディレイラインDL4のタップを切り替える
。信号33はタップ付きディレイラインDL4に入力さ
れて、遅延のないタップの出力として信号33自体を生
じ、遅延したタップの出力として信号34と信号35を
生じる。マルチプレクサMP2は、パルス間隔データ8
が「1」のとき信号35を、パルス間隔データ8が「2
」のとき信号34を、パルス間隔データ8が「3以上」
のとき信号33を選択し、信号36として出力する。そ
の信号36と信号33をANDゲート38に入力するこ
とにより、記録データ1のパルス列のそれぞれの後半部
分を立ち下がりタイミングの移動で補正するとともに記
録データ1のパルス列のそれぞれの前半部分を立ち上が
りタイミングの移動の形で補正した形の記録パルス27
を得る。
間隔検出回路6及びパルス長検出回路7によって逐次弁
別され、パルス間隔データ8及びパルス長データ9が生
成される。ここで、トラックアドレス42や媒体温度情
報43等に応じて既に選択されているROM29及びR
OM28中の記録パルスタイミング補正テーブルから、
パルス間隔データ8及びパルス長データ9に応じた立ち
上がりタイミング補正用のデータ35と立ち下がりタイ
ミング補正用のデータ34をアクセスする。図2に示す
ように、データ34はマルチプレクサMP1を駆動して
タップ付きディレイラインDL3のタップを切り替える
。信号4はタップ付きディレイラインDL3に入力され
て、遅延のないタップの出力として信号4自体を生じ、
遅延したタップの出力として信号30と信号31を生じ
る。マルチプレクサMP1は、パルス長データ9が「1
」のとき信号31を、パルス長データ9が「2」のとき
信号30を、パルス長データ9が「3以上」のとき信号
4を選択し、信号32として出力する。その信号32と
信号4をORゲート37に入力することにより、記録デ
ータ1のパルス列のそれぞれの後半部分を、立ち下がり
タイミングの移動で補正した形の信号33を得る。 さらに、データ35はマルチプレクサMP2を駆動して
タップ付きディレイラインDL4のタップを切り替える
。信号33はタップ付きディレイラインDL4に入力さ
れて、遅延のないタップの出力として信号33自体を生
じ、遅延したタップの出力として信号34と信号35を
生じる。マルチプレクサMP2は、パルス間隔データ8
が「1」のとき信号35を、パルス間隔データ8が「2
」のとき信号34を、パルス間隔データ8が「3以上」
のとき信号33を選択し、信号36として出力する。そ
の信号36と信号33をANDゲート38に入力するこ
とにより、記録データ1のパルス列のそれぞれの後半部
分を立ち下がりタイミングの移動で補正するとともに記
録データ1のパルス列のそれぞれの前半部分を立ち上が
りタイミングの移動の形で補正した形の記録パルス27
を得る。
【0019】バッファ部41は記録するトラックアドレ
ス42や媒体温度情報43等に応じてROM39中の再
生用バイアス光パワー101の設定値51及び記録光パ
ワー102の設定値52を選択する。設定値51はレー
ザバイアス回路61のD/A変換回路63によって電圧
VBに変換され、さらにV−I変換回路64によって電
流IBに変換される。設定値52はレーザ駆動回路62
のD/A変換回路65によって電圧VWに変換され、さ
らにV−I変換回路66によって電流IWに変換される
。また差動増幅器67は記録パルス27に応じ、互いの
極性の異なる差動信号を、差動出力器を構成するトラン
ジスタ68および69にそれぞれ供給する。V−I変換
回路66はトランジスタ68と69のエミッタに接続さ
れており双方の電流和IWを制御する。半導体レーザL
Dには、トランジスタ69のコレクタを通じて駆動用の
電流I(LD)が供給される。その結果、半導体レーザ
LDの光パワー100は図2に示すように変化する。 このような光記録再生回路71によって、直前のレーザ
光パルスとの間隔や目標とする記録パルス幅の大小に応
じて記録媒体に照射されるレーザ光パルスの照射開始タ
イミング・照射終了タイミングを変化させることにより
、該前・後縁部の照射エネルギを制御することができる
。
ス42や媒体温度情報43等に応じてROM39中の再
生用バイアス光パワー101の設定値51及び記録光パ
ワー102の設定値52を選択する。設定値51はレー
ザバイアス回路61のD/A変換回路63によって電圧
VBに変換され、さらにV−I変換回路64によって電
流IBに変換される。設定値52はレーザ駆動回路62
のD/A変換回路65によって電圧VWに変換され、さ
らにV−I変換回路66によって電流IWに変換される
。また差動増幅器67は記録パルス27に応じ、互いの
極性の異なる差動信号を、差動出力器を構成するトラン
ジスタ68および69にそれぞれ供給する。V−I変換
回路66はトランジスタ68と69のエミッタに接続さ
れており双方の電流和IWを制御する。半導体レーザL
Dには、トランジスタ69のコレクタを通じて駆動用の
電流I(LD)が供給される。その結果、半導体レーザ
LDの光パワー100は図2に示すように変化する。 このような光記録再生回路71によって、直前のレーザ
光パルスとの間隔や目標とする記録パルス幅の大小に応
じて記録媒体に照射されるレーザ光パルスの照射開始タ
イミング・照射終了タイミングを変化させることにより
、該前・後縁部の照射エネルギを制御することができる
。
【0020】前記光記録再生回路71における記録光パ
ワー波形72と記録されるマーク形状73の関係を図5
に示す。記録時にレーザ光パルスの長さが短くなっても
、レーザ光パルスの立ち下がりを遅らせることによって
マーク記録のための熱蓄積が不十分なことを補うと共に
、レーザ光パルスの間隔が短くなっても、レーザ光パル
スの立ち上がりを遅らせることにより、直前に記録した
マークからの熱拡散による温度上昇分を熱流75の程度
に応じて相殺している。そのため、記録データ1を変質
させることなく再生データ74を得ることができる。 光磁気記録媒体等のように熱伝導率が高い媒体に高密度
記録を行なう場合には、特に本発明が有効である。
ワー波形72と記録されるマーク形状73の関係を図5
に示す。記録時にレーザ光パルスの長さが短くなっても
、レーザ光パルスの立ち下がりを遅らせることによって
マーク記録のための熱蓄積が不十分なことを補うと共に
、レーザ光パルスの間隔が短くなっても、レーザ光パル
スの立ち上がりを遅らせることにより、直前に記録した
マークからの熱拡散による温度上昇分を熱流75の程度
に応じて相殺している。そのため、記録データ1を変質
させることなく再生データ74を得ることができる。 光磁気記録媒体等のように熱伝導率が高い媒体に高密度
記録を行なう場合には、特に本発明が有効である。
【0021】図6は本発明の他の実施例を示すブロック
図である。また図7は図6の各部における信号波形を示
したものである。図8には目標とする記録光パルス波形
を示す。ROM81には予め記録線速度や記録媒体の温
度などの種々の記録条件に応じた光パワーの設定値が書
き込まれている。かかる光パワーには、通常の記録光パ
ワーPWのほか、記録光パルス先頭部の増大させるべき
光パワーPP、記録光パルス直前直後の低減させるべき
光パワーPVが含まれる。また、記録光パルス直前の光
パワー低減時間T1、記録光パルス先頭部の光パワー増
大時間T2、記録光パルス直後の光パワー低減時間T3
に対応して、遅延回路DL5,DL6,DL7の遅延時
間をそれぞれ時間T1,T2,T3に設定しておく。バ
ッファ部41は記録するトラックアドレス42や媒体温
度情報43等に応じてROM81の光パワーの設定値を
選択する。またレーザバイアス回路82には再生時のバ
イアスパワー設定用の電圧設定回路83及び記録時のバ
イアスパワー設定用の電圧設定回路84があり、それぞ
れ再生時と記録時のバイアス光パワーに対応した電圧V
R、電圧VWが設定されている。
図である。また図7は図6の各部における信号波形を示
したものである。図8には目標とする記録光パルス波形
を示す。ROM81には予め記録線速度や記録媒体の温
度などの種々の記録条件に応じた光パワーの設定値が書
き込まれている。かかる光パワーには、通常の記録光パ
ワーPWのほか、記録光パルス先頭部の増大させるべき
光パワーPP、記録光パルス直前直後の低減させるべき
光パワーPVが含まれる。また、記録光パルス直前の光
パワー低減時間T1、記録光パルス先頭部の光パワー増
大時間T2、記録光パルス直後の光パワー低減時間T3
に対応して、遅延回路DL5,DL6,DL7の遅延時
間をそれぞれ時間T1,T2,T3に設定しておく。バ
ッファ部41は記録するトラックアドレス42や媒体温
度情報43等に応じてROM81の光パワーの設定値を
選択する。またレーザバイアス回路82には再生時のバ
イアスパワー設定用の電圧設定回路83及び記録時のバ
イアスパワー設定用の電圧設定回路84があり、それぞ
れ再生時と記録時のバイアス光パワーに対応した電圧V
R、電圧VWが設定されている。
【0022】記録波形補償回路86に入力された記録パ
ルス27は遅延回路DL5に導かれ、時間T1だけ遅延
させて信号110を生じる。信号110は遅延回路DL
6に導かれ時間T2だけ遅延されて信号111となり、
インバータ120で反転されて信号112となる。信号
110と信号112をAND回路123に入力すること
により、光パワー増大期間に対応した信号113を得る
。信号110をインバータ121で反転した信号114
を得る。信号110を遅延回路DL7で時間T3だけ遅
延させた信号115と信号114をAND回路124に
入力することにより、記録光パルス直後の光パワー低減
期間に対応した信号116を得る。さらに、信号110
をインバータ122で反転させた信号117及び記録パ
ルス27をAND回路125に入力することにより記録
光パルス直前の光パワー低減期間に対応した信号118
を得る。信号116と信号118をNOR回路126に
入力することにより記録光パルス前後の光パワー低減期
間を除いてオン状態となる信号119を得る。また、信
号110自体は記録光パルスの本体に対応している。
ルス27は遅延回路DL5に導かれ、時間T1だけ遅延
させて信号110を生じる。信号110は遅延回路DL
6に導かれ時間T2だけ遅延されて信号111となり、
インバータ120で反転されて信号112となる。信号
110と信号112をAND回路123に入力すること
により、光パワー増大期間に対応した信号113を得る
。信号110をインバータ121で反転した信号114
を得る。信号110を遅延回路DL7で時間T3だけ遅
延させた信号115と信号114をAND回路124に
入力することにより、記録光パルス直後の光パワー低減
期間に対応した信号116を得る。さらに、信号110
をインバータ122で反転させた信号117及び記録パ
ルス27をAND回路125に入力することにより記録
光パルス直前の光パワー低減期間に対応した信号118
を得る。信号116と信号118をNOR回路126に
入力することにより記録光パルス前後の光パワー低減期
間を除いてオン状態となる信号119を得る。また、信
号110自体は記録光パルスの本体に対応している。
【0023】再生時は、レーザ駆動回路127、128
、129は全てオフとなり、記録再生モード切り替え信
号140がレーザバイアス回路82の電圧設定回路83
を選択する。その結果V−I変換回路85には電圧VR
が入力され、その出力電流IRでレーザLDを駆動する
。
、129は全てオフとなり、記録再生モード切り替え信
号140がレーザバイアス回路82の電圧設定回路83
を選択する。その結果V−I変換回路85には電圧VR
が入力され、その出力電流IRでレーザLDを駆動する
。
【0024】記録時は、記録再生モード切り替え信号1
40がレーザバイアス回路82の電圧設定回路84を選
択する。その結果V−I変換回路85には電圧VRより
も低電流に対応している電圧VWが入力される。レーザ
LDはV−I変換回路85の電流IBをバイアスされる
とともに、レーザ駆動回路127、128、129によ
ってパルス駆動される。このとき、レーザ駆動回路12
7、128、129には、ROM81から通常の記録光
パワーPW、記録光パルス先頭部の増大させるべき光パ
ワーPP、記録光パルス直前直後の低減させるべき光パ
ワーPVにそれぞれ対応したデータ130、131、1
32が送られている。入力される信号110、113、
119に応じてレーザ駆動回路127、128、129
はそれぞれ電流I1,I2,I3をレーザLDに供給す
る。その結果、半導体レーザLDの駆動電流I(LD)
と光パワー100は図7に示すように変化する。このよ
うに記録波形補償回路86を複数のレーザ駆動回路12
7、128、129とレーザバイアス回路82など接続
することによって、記録光パルスの立ち上がり及び立ち
下がりに対応した媒体上の温度勾配を大きくする光パワ
ー波形で記録を行なうことができる。さらには、レーザ
光パルスの先頭部のパワーを増大させることによって記
録光パルスの長短にかかわらずマーク記録のための熱蓄
積を十分に行なうと共に、記録光パルス前後のパワーを
低減することにより、直前に記録したマークからの熱拡
散による温度上昇分を相殺している。すなわち、記録デ
ータのパターンにかかわらずジッタのない記録を行なう
ことが可能となる。
40がレーザバイアス回路82の電圧設定回路84を選
択する。その結果V−I変換回路85には電圧VRより
も低電流に対応している電圧VWが入力される。レーザ
LDはV−I変換回路85の電流IBをバイアスされる
とともに、レーザ駆動回路127、128、129によ
ってパルス駆動される。このとき、レーザ駆動回路12
7、128、129には、ROM81から通常の記録光
パワーPW、記録光パルス先頭部の増大させるべき光パ
ワーPP、記録光パルス直前直後の低減させるべき光パ
ワーPVにそれぞれ対応したデータ130、131、1
32が送られている。入力される信号110、113、
119に応じてレーザ駆動回路127、128、129
はそれぞれ電流I1,I2,I3をレーザLDに供給す
る。その結果、半導体レーザLDの駆動電流I(LD)
と光パワー100は図7に示すように変化する。このよ
うに記録波形補償回路86を複数のレーザ駆動回路12
7、128、129とレーザバイアス回路82など接続
することによって、記録光パルスの立ち上がり及び立ち
下がりに対応した媒体上の温度勾配を大きくする光パワ
ー波形で記録を行なうことができる。さらには、レーザ
光パルスの先頭部のパワーを増大させることによって記
録光パルスの長短にかかわらずマーク記録のための熱蓄
積を十分に行なうと共に、記録光パルス前後のパワーを
低減することにより、直前に記録したマークからの熱拡
散による温度上昇分を相殺している。すなわち、記録デ
ータのパターンにかかわらずジッタのない記録を行なう
ことが可能となる。
【0025】光磁気記録媒体等のように熱伝導率が高い
媒体に高密度記録を行なう場合には、特に本発明が有効
である。本発明は記録クロックを必要としないためアナ
ログ記録にも有効である。また、記録パワーP1と消去
パワーP2を用いる光変調オーバライトを行なう場合は
、オーバライト性能を損なうことなく温度勾配を大きく
して記録することができるため、マークの記録精度が大
幅に向上すると同時に、温度変動に対しても影響を受け
にくくなる。そのため媒体温度情報43の入力なしに安
定な高密度オーバライト実現の可能性もある。正確な媒
体温度情報が入力できればより精密な記録条件の設定が
可能となる。従来の可換媒体の場合は媒体温度の簡便な
検出手段がなかったが、図9に示すように光ディスク媒
体205をスピンドルモータ201に固定し、光ヘッド
202やそのアクセッサ203と共に密閉型筐体205
に封入することにより、温度検出系206を用いて間接
的ではあるが簡単に正確な媒体温度情報43を得ること
ができる。
媒体に高密度記録を行なう場合には、特に本発明が有効
である。本発明は記録クロックを必要としないためアナ
ログ記録にも有効である。また、記録パワーP1と消去
パワーP2を用いる光変調オーバライトを行なう場合は
、オーバライト性能を損なうことなく温度勾配を大きく
して記録することができるため、マークの記録精度が大
幅に向上すると同時に、温度変動に対しても影響を受け
にくくなる。そのため媒体温度情報43の入力なしに安
定な高密度オーバライト実現の可能性もある。正確な媒
体温度情報が入力できればより精密な記録条件の設定が
可能となる。従来の可換媒体の場合は媒体温度の簡便な
検出手段がなかったが、図9に示すように光ディスク媒
体205をスピンドルモータ201に固定し、光ヘッド
202やそのアクセッサ203と共に密閉型筐体205
に封入することにより、温度検出系206を用いて間接
的ではあるが簡単に正確な媒体温度情報43を得ること
ができる。
【0026】また、記録パルス27として記録パルスタ
イミング補正回路5の出力を用いることにより、より精
密なジッタのない記録が可能となる。この場合記録パル
スタイミング補正用のテーブルは記録波形補償回路86
以降の回路を接続して記録再生を行なったうえで作成す
る必要がある。
イミング補正回路5の出力を用いることにより、より精
密なジッタのない記録が可能となる。この場合記録パル
スタイミング補正用のテーブルは記録波形補償回路86
以降の回路を接続して記録再生を行なったうえで作成す
る必要がある。
【0027】
【発明の効果】以上の如く本発明によれば、データパタ
ーンによる記録ジッタの生じない、かつ、周囲温度の変
動による影響を受けにくい、高密度・高精度の記録再生
を行なうことが可能な光学式情報記録再生装置が実現さ
れる。
ーンによる記録ジッタの生じない、かつ、周囲温度の変
動による影響を受けにくい、高密度・高精度の記録再生
を行なうことが可能な光学式情報記録再生装置が実現さ
れる。
【図1】本発明による光学式情報記録再生装置の光記録
再生回路の一実施例を示す図である。
再生回路の一実施例を示す図である。
【図2】同実施回路例における動作波形図である。
【図3】本発明による光記録再生回路のパルス長及びパ
ルス間隔検出回路の一実施例を示すブロック図である。
ルス間隔検出回路の一実施例を示すブロック図である。
【図4】同実施回路例における動作波形図である。
【図5】同実施回路例における記録パルス制御の効果を
示す図である。
示す図である。
【図6】本発明による光記録再生回路の別の実施例を示
す図である。
す図である。
【図7】図6と関連した動作波形図である。
【図8】本発明による光記録再生回路の媒体温度検出の
一実施例を示す図である。
一実施例を示す図である。
【図9】記録データと媒体上に形成される理想的な記録
マークとの関係を示す図である。
マークとの関係を示す図である。
【図10】矩形の光パルスで記録された記録マークの形
状を示す図である。
状を示す図である。
【図11】他の従来のレーザ駆動方法による記録光パル
ス波形とそれによって形成された記録マークの形状を示
す図である。
ス波形とそれによって形成された記録マークの形状を示
す図である。
Claims (14)
- 【請求項1】記録パルスに対応してレーザ光パルスを記
録媒体に照射し、該レーザ光パルスの熱エネルギにより
上記記録媒体の特性を局所的に変化させてディジタルの
情報を記録する光学式情報記録再生装置において、上記
レーザ光パルスの先端部及び後部における光パワーを設
定する手段と、上記記録パルスの間隔を弁別する手段と
、該弁別手段の出力に応じて上記レーザ光パルスの先端
部におけるエネルギを制御する第1の制御信号を上記設
定手段に供給する手段と、上記記録パルスの長さを弁別
する手段と、該弁別手段の出力に応じて上記レーザ光パ
ルスの後部におけるエネルギを制御する第2の制御信号
を上記設定手段に供給する手段とを具備することを特徴
とする光学式情報記録再生装置。 - 【請求項2】上記レーザ光パルスの直前及び直後の光パ
ワーを、記録時の上記レーザ光パルスが照射されていな
いときのレーザ光パワーよりも低くする手段と、上記レ
ーザ光パルスの先端部の光パワーを上記レーザ光パルス
の後部の光パワーよりも大きくする手段のうち少なくと
も1つを有することを特徴とする請求項1記載の光学式
情報記録再生装置。 - 【請求項3】上記レーザ光パルスの直前及び直後の光パ
ワーを再生時の定常レーザ光パワーよりも低くする手段
を有することを特徴とする請求項2記載の光学式情報記
録再生装置。 - 【請求項4】レーザ光パルスの直前及び直後の光パワー
を、記録時の上記レーザ光パルスが照射されていないと
きのレーザ光パワーよりも低くする手段と、上記レーザ
光パルスの先端部の光パワーを上記レーザ光パルスの後
部の光パワーよりも大きくする手段と、上記レーザ光パ
ルスの直前及び直後の光パワーを再生時の定常レーザ光
パワーよりも低くする手段とを有することを特徴とする
請求項1記載の光学式情報記録再生装置。 - 【請求項5】上記第1の制御信号供給手段は、上記レー
ザ光パルスの照射開始タイミングを制御する制御信号を
供給する手段であることを特徴とする請求項1から請求
項4のいずれかに記載の光学式情報記録再生装置。 - 【請求項6】上記第2の制御信号供給手段は、上記レー
ザ光パルスの照射終了タイミングを制御する制御信号を
供給する手段であることを特徴とする請求項1から請求
項5のいずれかに記載の光学式情報記録再生装置。 - 【請求項7】上記記録媒体に対する上記レーザ光の走査
速度を検出する手段を有することを特徴とする請求項1
から請求項6のいずれかに記載の光学式情報記録再生装
置。 - 【請求項8】上記走査速度検出手段によって検出された
走査速度に応じて上記レーザ光パワーを制御する制御信
号を上記設定手段に供給する手段を有することを特徴と
する請求項7記載の光学式情報記録再生装置。 - 【請求項9】上記走査速度検出手段によって検出された
走査速度に応じて上記レーザ光パルスの先端部及び後部
におけるパワーをそれぞれ制御する制御信号を上記設定
手段に供給する手段を有することを特徴とする請求項7
記載の光学式情報記録再生装置。 - 【請求項10】上記走査速度検出手段によって検出され
た走査速度に応じて上記レーザ光パルスの照射開始タイ
ミングと照射終了タイミングの少なくともいずれか一方
を制御する制御信号を上記設定手段に供給する手段を有
することを特徴とする請求項7記載の光学式情報記録再
生装置。 - 【請求項11】上記記録媒体の温度を検出する手段を有
することを特徴とする請求項1から請求項10のいずれ
かに記載の光学式情報記録再生装置。 - 【請求項12】上記記録媒体温度検出手段によって検出
された記録媒体温度に応じて上記レーザ光パルスが照射
されていないときのレーザ光パワーを制御する制御信号
を上記設定手段に供給する手段を有する請求項11記載
の光学式情報記録再生装置。 - 【請求項13】上記記録媒体温度に応じて上記レーザ光
パルスの先端部及び後部におけるパワーをそれぞれ制御
する制御信号を上記設定手段に供給する手段を有する請
求項10又は請求項11記載の光学式情報記録再生装置
。 - 【請求項14】上記記録媒体温度に応じて上記レーザ光
パルスの照射開始タイミングと照射終了タイミングの少
なくともいずれか一方を制御する制御信号を上記設定手
段に供給する手段を有する請求項10から請求項13の
いずれかに記載の光学式情報記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3027085A JPH04265522A (ja) | 1991-02-21 | 1991-02-21 | 光学式情報記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3027085A JPH04265522A (ja) | 1991-02-21 | 1991-02-21 | 光学式情報記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04265522A true JPH04265522A (ja) | 1992-09-21 |
Family
ID=12211242
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3027085A Pending JPH04265522A (ja) | 1991-02-21 | 1991-02-21 | 光学式情報記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04265522A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5513165A (en) * | 1990-06-29 | 1996-04-30 | Hitachi, Ltd. | Method for controlling the farm of a magnetic domain of a magneto-optical disk using pre-write testing |
US6101159A (en) * | 1998-09-14 | 2000-08-08 | Matsushita Electric Industrial Co. | Optical data recording method, and data recording medium |
US6104685A (en) * | 1996-12-26 | 2000-08-15 | Hitachi, Ltd. | Information recording apparatus |
US6567348B1 (en) | 1998-11-05 | 2003-05-20 | Hitachi, Ltd. | Method for recording mark length shorter than channel bit length on magneto-optical medium |
JP2012248266A (ja) * | 2011-05-27 | 2012-12-13 | Hgst Netherlands B V | 熱アシスト記録用のチャネルソースレーザーパルシングシステム構造 |
-
1991
- 1991-02-21 JP JP3027085A patent/JPH04265522A/ja active Pending
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5513165A (en) * | 1990-06-29 | 1996-04-30 | Hitachi, Ltd. | Method for controlling the farm of a magnetic domain of a magneto-optical disk using pre-write testing |
US6188658B1 (en) | 1996-12-26 | 2001-02-13 | Hitachi, Ltd. | Information recording apparatus |
US6529466B2 (en) | 1996-12-26 | 2003-03-04 | Hitachi, Ltd. | Information recording apparatus |
US6104685A (en) * | 1996-12-26 | 2000-08-15 | Hitachi, Ltd. | Information recording apparatus |
US6512726B2 (en) | 1996-12-26 | 2003-01-28 | Hitachi, Ltd. | Information recording apparatus |
US6430132B1 (en) | 1996-12-26 | 2002-08-06 | Hitachi, Ltd. | Information recording apparatus |
US6404716B1 (en) | 1996-12-26 | 2002-06-11 | Hitachi, Ltd. | Information recording apparatus |
US6178148B1 (en) | 1998-09-14 | 2001-01-23 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Data recording medium and recording/reproducing apparatus for providing optimum position of mark start and end parts |
US6212142B1 (en) | 1998-09-14 | 2001-04-03 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Data recording medium and recording/reproducing apparatus for providing optimum position of mark start and end parts |
US6233211B1 (en) | 1998-09-14 | 2001-05-15 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Data recording medium, recording/reproducing apparatus, manufacturing apparatus, and method for providing optimum position of mark start and end parts |
US6188656B1 (en) | 1998-09-14 | 2001-02-13 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Optical data recording method, and data recording medium |
US6181654B1 (en) | 1998-09-14 | 2001-01-30 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Data recording medium and data recording/reproducing apparatus for providing optimum position of mark start and end parts |
US6175541B1 (en) | 1998-09-14 | 2001-01-16 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Data recording medium and recording/reproducing apparatus for providing optimum position of mark start and end parts |
US6101159A (en) * | 1998-09-14 | 2000-08-08 | Matsushita Electric Industrial Co. | Optical data recording method, and data recording medium |
US6567348B1 (en) | 1998-11-05 | 2003-05-20 | Hitachi, Ltd. | Method for recording mark length shorter than channel bit length on magneto-optical medium |
JP2012248266A (ja) * | 2011-05-27 | 2012-12-13 | Hgst Netherlands B V | 熱アシスト記録用のチャネルソースレーザーパルシングシステム構造 |
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