JPH04262024A - 補機類の駆動伝達装置 - Google Patents
補機類の駆動伝達装置Info
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- JPH04262024A JPH04262024A JP2339192A JP33919290A JPH04262024A JP H04262024 A JPH04262024 A JP H04262024A JP 2339192 A JP2339192 A JP 2339192A JP 33919290 A JP33919290 A JP 33919290A JP H04262024 A JPH04262024 A JP H04262024A
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- Japan
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- sprocket
- driven
- timing chain
- drive transmission
- torque limiter
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D9/00—Couplings with safety member for disconnecting, e.g. breaking or melting member
- F16D9/06—Couplings with safety member for disconnecting, e.g. breaking or melting member by breaking due to shear stress
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B67/00—Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for
- F02B67/04—Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for of mechanically-driven auxiliary apparatus
- F02B67/06—Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for of mechanically-driven auxiliary apparatus driven by means of chains, belts, or like endless members
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、内燃機関のクランク軸の駆動力をタイミング
チェーンによって動弁機構のカム軸の他、補機類に直接
伝達する駆動伝達装置に関する。
チェーンによって動弁機構のカム軸の他、補機類に直接
伝達する駆動伝達装置に関する。
従来の技術
従来、自動車用内燃機関のクランク軸の駆動力を、ウォ
ータポンプやオルタネータ等の補機類に伝達する手段と
しては、一般にクランク軸の駆動力を所謂DCHC型動
弁機構のカム軸に直接伝達するタイミングチェーンとは
別の駆動伝達チェーンによって伝達するようになってい
る。
ータポンプやオルタネータ等の補機類に伝達する手段と
しては、一般にクランク軸の駆動力を所謂DCHC型動
弁機構のカム軸に直接伝達するタイミングチェーンとは
別の駆動伝達チェーンによって伝達するようになってい
る。
しかし、近時における自動車、特に乗用車にあっては、
デザイン上や空力特性の向上を図るためにエンジンフー
ドの低位化が要請され、斯かる要請を満足するために、
機関をエンジンルームの十分に低い位置に配設すること
が行なわれている。
デザイン上や空力特性の向上を図るためにエンジンフー
ドの低位化が要請され、斯かる要請を満足するために、
機関をエンジンルームの十分に低い位置に配設すること
が行なわれている。
そして、このように機関を低位に配設した場合には、補
機類等のレイアウトの関係から該補機類の従動スプロケ
ットにタイミングチェーンを巻装してクランク軸から直
接駆動力を伝達する形式のものが一般に採用されている
(例えば実開昭57−137730号公報参照)。
機類等のレイアウトの関係から該補機類の従動スプロケ
ットにタイミングチェーンを巻装してクランク軸から直
接駆動力を伝達する形式のものが一般に採用されている
(例えば実開昭57−137730号公報参照)。
発明が解決しようとする課題
然し乍ら、前記補機類にタイミングチェーンを直接巻装
する形式のものにあっては、機関の駆動中に例えばウォ
ータポンプのベアリングが故障して該ベアリングに軸受
された従動軸及び該従動軸に連結された前記従動スプロ
ケットがロックした場合には、タイミングチェーンに過
大な張力負荷が掛かって、該タイミングチェーンが伸び
て破損したり、動弁機構のバルブタイミングが大きく狂
って機関が破損してしまう虞がある。
する形式のものにあっては、機関の駆動中に例えばウォ
ータポンプのベアリングが故障して該ベアリングに軸受
された従動軸及び該従動軸に連結された前記従動スプロ
ケットがロックした場合には、タイミングチェーンに過
大な張力負荷が掛かって、該タイミングチェーンが伸び
て破損したり、動弁機構のバルブタイミングが大きく狂
って機関が破損してしまう虞がある。
課題を解決するための手段
本発明は、前記従来の実情に鑑みて案出されたもので、
機関のクランク軸に設けられたドライブスプロケットと
、動弁機構のカム軸に設けられたカムスプロケットとの
間に巻装されたタイミングチェーンによって、補機の従
動軸を従動スプロケットを介して直接回転駆動させる駆
動伝達装置において、前記従動スプロケットをスプロケ
ットベアリングを介して軸支すると共に、該従動スプロ
ケットの回転力を前記従動軸に伝達する駆動伝達経路に
、トルクリミッタを介装したことを特徴としている。
機関のクランク軸に設けられたドライブスプロケットと
、動弁機構のカム軸に設けられたカムスプロケットとの
間に巻装されたタイミングチェーンによって、補機の従
動軸を従動スプロケットを介して直接回転駆動させる駆
動伝達装置において、前記従動スプロケットをスプロケ
ットベアリングを介して軸支すると共に、該従動スプロ
ケットの回転力を前記従動軸に伝達する駆動伝達経路に
、トルクリミッタを介装したことを特徴としている。
作用
機関の駆動中に、補機類が故障して従動軸がロックし、
従動スプロケットを介してタイミングチェーンに所定以
上の張力負荷が掛かると、トルクリミッタが例えば切断
されて前記従動軸と従動スプロケットとの連結状態を解
除する。したがって、従動スプロケットがスプロケット
ベアリングを介してアイドル状態に回転し、タイミング
チェーンに対する過大な張力負荷が回避される。
従動スプロケットを介してタイミングチェーンに所定以
上の張力負荷が掛かると、トルクリミッタが例えば切断
されて前記従動軸と従動スプロケットとの連結状態を解
除する。したがって、従動スプロケットがスプロケット
ベアリングを介してアイドル状態に回転し、タイミング
チェーンに対する過大な張力負荷が回避される。
実施例
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。
第1図は本発明に係る補機類の駆動伝達装置の第1実施
例を示し、第2図は本実施例が適用される駆動伝達装置
の全体構成を示している。
例を示し、第2図は本実施例が適用される駆動伝達装置
の全体構成を示している。
即ち、第2図の1は外端部にドライブスプロケット2が
設けられた機関のクランク軸、3は所謂DOHC型動弁
機構の吸・排気バルブを開閉するカム軸、4は該カム軸
3の外端部に設けられたカムスプロケットであって、前
記ドライブスプロケット2とカムスプロケット4との間
にはタイミングチェーン5が巻装されている。また、6
はクランク軸1とカム軸3との間に配置された補機であ
るウォータポンプ10の従動軸、7は該従動軸6の外端
部に設けられて、前記タイミングチェーン5が巻装され
た従動スプロケット、8はアジャスタ9を介してタイミ
ングチェーン5の張力を調整するチェーンテンショナー
である。
設けられた機関のクランク軸、3は所謂DOHC型動弁
機構の吸・排気バルブを開閉するカム軸、4は該カム軸
3の外端部に設けられたカムスプロケットであって、前
記ドライブスプロケット2とカムスプロケット4との間
にはタイミングチェーン5が巻装されている。また、6
はクランク軸1とカム軸3との間に配置された補機であ
るウォータポンプ10の従動軸、7は該従動軸6の外端
部に設けられて、前記タイミングチェーン5が巻装され
た従動スプロケット、8はアジャスタ9を介してタイミ
ングチェーン5の張力を調整するチェーンテンショナー
である。
前記ウォータポンプ10は、第1図に示すように機関の
シリンダブロックA前端部にボルトにより固定されたポ
ンプハウジング11と、該ポンプハウジング11の軸受
孔12内に固定されたポンプベアリング13と、該ポン
プベアリング13に軸受された前述の従動軸6とを備え
ている。この従動軸6のポンプ室14に臨む先端部6a
に、ベーン15が設けられている一方、該ベーン15と
軸受孔12の孔縁との間には、ポンプベアリング13を
シールするメカニカルシール16が設けられている。
シリンダブロックA前端部にボルトにより固定されたポ
ンプハウジング11と、該ポンプハウジング11の軸受
孔12内に固定されたポンプベアリング13と、該ポン
プベアリング13に軸受された前述の従動軸6とを備え
ている。この従動軸6のポンプ室14に臨む先端部6a
に、ベーン15が設けられている一方、該ベーン15と
軸受孔12の孔縁との間には、ポンプベアリング13を
シールするメカニカルシール16が設けられている。
また、従動軸6の後端部6bには、略円筒状のハブ17
が圧入固定されていると共に、該ハブ17の外周には、
ボール型のスプロケットベアリング18を介して前述の
従動スプロケット7が回転自在に軸受されている。
が圧入固定されていると共に、該ハブ17の外周には、
ボール型のスプロケットベアリング18を介して前述の
従動スプロケット7が回転自在に軸受されている。
そして、この従動スプロケット7は、横断面略カップ状
を呈し、外周側にタイミングチェーン5が巻装される歯
部7aを有していると共に、内周端部7bが複数のピン
状のトルクリミッタ19…を介してハブ17に連結され
ている。具体的には、前記従動スプロケット7の内周端
部7bに、複数の圧入孔7c…が周方向へ等間隔に形成
されている一方、該内周端部7bに対向して設けられた
ハブ17のフランジ部17aに、前記圧入孔7cと対応
した固定用孔17b…が穿設されており、この圧入孔7
cと固定用孔17bにトルクリミッタ19…の比較的大
径な両端部19a、19aが夫々圧入されて両者7、1
7を連結している。また、このトルクリミッタ19…は
、両端部19a、19aから中央部19bに亘って最小
径となるように縊れ状に形成されて、該トルクリミッタ
19に所定以上の回転方向(せん断方向)の荷重が作用
すると中央部19bが切断するように形成されている。
を呈し、外周側にタイミングチェーン5が巻装される歯
部7aを有していると共に、内周端部7bが複数のピン
状のトルクリミッタ19…を介してハブ17に連結され
ている。具体的には、前記従動スプロケット7の内周端
部7bに、複数の圧入孔7c…が周方向へ等間隔に形成
されている一方、該内周端部7bに対向して設けられた
ハブ17のフランジ部17aに、前記圧入孔7cと対応
した固定用孔17b…が穿設されており、この圧入孔7
cと固定用孔17bにトルクリミッタ19…の比較的大
径な両端部19a、19aが夫々圧入されて両者7、1
7を連結している。また、このトルクリミッタ19…は
、両端部19a、19aから中央部19bに亘って最小
径となるように縊れ状に形成されて、該トルクリミッタ
19に所定以上の回転方向(せん断方向)の荷重が作用
すると中央部19bが切断するように形成されている。
尚、第1図の20はタイミングチェーン5を被うチェー
ンカバー、21はポンプハウジング11の径方向に形成
されて軸受孔12内の蒸気を排出する蒸気孔、22は軸
受孔12内の水等を排出するドレン孔である。
ンカバー、21はポンプハウジング11の径方向に形成
されて軸受孔12内の蒸気を排出する蒸気孔、22は軸
受孔12内の水等を排出するドレン孔である。
前記構成の本実施例によれば、クランク軸1及びドライ
ブスプロケット2が回転駆動すると、その駆動力はタイ
ミングチェーン5を介してカム軸3の他に従動スプロケ
ット7からトルクリミッタ19、ハブ17を経て従動軸
6に伝達され、ベーン15の回転作用つまりポンプ作用
に供される。
ブスプロケット2が回転駆動すると、その駆動力はタイ
ミングチェーン5を介してカム軸3の他に従動スプロケ
ット7からトルクリミッタ19、ハブ17を経て従動軸
6に伝達され、ベーン15の回転作用つまりポンプ作用
に供される。
ここで、ポンプベアリング13が何んらかの原因で故障
し、従動軸6がロックしてしまった場合は、従動スプロ
ケット7を介してタイミングチェーン5に所定以上の張
力負荷が掛かり、各トルクリミッタ19…にも回転方向
へ所定以上の負荷が作用すると、該トルクリミッタ19
…が小径な中央部19b…から切断されて従動スプロケ
ット7とハブ17との連結状態を解除する。したがって
、従動軸6は、そのままロック状態となるが、従動スプ
ロケット7は、スプロケットベアリング18によってア
イドル状態で回転し続ける。このため、タイミングチェ
ーン5は、過大な張力負荷が回避され、さらに円滑な回
転が持続される。この結果、タイミングチェーン5の破
損や、バルブタイミングの狂い等動弁機構への悪影響が
防止される。
し、従動軸6がロックしてしまった場合は、従動スプロ
ケット7を介してタイミングチェーン5に所定以上の張
力負荷が掛かり、各トルクリミッタ19…にも回転方向
へ所定以上の負荷が作用すると、該トルクリミッタ19
…が小径な中央部19b…から切断されて従動スプロケ
ット7とハブ17との連結状態を解除する。したがって
、従動軸6は、そのままロック状態となるが、従動スプ
ロケット7は、スプロケットベアリング18によってア
イドル状態で回転し続ける。このため、タイミングチェ
ーン5は、過大な張力負荷が回避され、さらに円滑な回
転が持続される。この結果、タイミングチェーン5の破
損や、バルブタイミングの狂い等動弁機構への悪影響が
防止される。
したがって、事後的なメインテナンスとしては、単にウ
ォータポンプ10だけとなるため、該メインテナンスが
容易になると共に、コストの点でも有利になる。
ォータポンプ10だけとなるため、該メインテナンスが
容易になると共に、コストの点でも有利になる。
第3図は、本発明の第2実施例を示し、この実施例では
ポンプハウジング11の外周に2連のスプロケットベア
リング28、28が設けられ、該スプロケットベアリン
グ28、28の外周に略円筒状の従動スプロケット7が
回転自在に軸受されている。
ポンプハウジング11の外周に2連のスプロケットベア
リング28、28が設けられ、該スプロケットベアリン
グ28、28の外周に略円筒状の従動スプロケット7が
回転自在に軸受されている。
また、この従動スプロケット7は、外周に複数の歯部7
a…が設けられていると共に、外側面の周方向の等間隔
位置に連結用ピン30…が圧入する複数のピン穴7d…
が軸方向に沿って穿設されている。
a…が設けられていると共に、外側面の周方向の等間隔
位置に連結用ピン30…が圧入する複数のピン穴7d…
が軸方向に沿って穿設されている。
一方、従動軸6の後端部6bに一面巾を利用して円環状
のハブ27が嵌着されており、このハブ27の外周端に
トルクリミッタ29が設けられている。
のハブ27が嵌着されており、このハブ27の外周端に
トルクリミッタ29が設けられている。
即ち、このトルクリミッタ29は、第4図に示すように
外周側の環状本体29aと、該環状本体29aの内周に
設けられて先端部がハブ27の外周面と径方向から連結
する4つの連結部位29b…とから構成されている。前
記環状本体29aは、周方向の等間隔位置に有するピン
挿通孔31…及びピン孔7dに挿通する連結ピン30を
介して前記従動スプロケット7に連結されている。一方
、連結部位29b…は、環状本体29aの周方向の90
゜位置に十字クロス状に一体に設けられていると共に、
中央部29c…が薄肉に形成されて回転方向に所定以上
の荷重が作用すると、該中央部29c…が切断するよう
に形成されている。
外周側の環状本体29aと、該環状本体29aの内周に
設けられて先端部がハブ27の外周面と径方向から連結
する4つの連結部位29b…とから構成されている。前
記環状本体29aは、周方向の等間隔位置に有するピン
挿通孔31…及びピン孔7dに挿通する連結ピン30を
介して前記従動スプロケット7に連結されている。一方
、連結部位29b…は、環状本体29aの周方向の90
゜位置に十字クロス状に一体に設けられていると共に、
中央部29c…が薄肉に形成されて回転方向に所定以上
の荷重が作用すると、該中央部29c…が切断するよう
に形成されている。
したがって、この実施例によれば第1実施例と同様に通
常のクランク軸1の回転駆動力は、タイミングチェーン
5を介して従動スプロケット7、トルクリミッタ29、
ハブ27を経て従動軸6からベーン15に伝達されるが
、ポンプベアリング13の故障により従動軸6がロック
してタイミングチェーン5及びトルクリミッタ29に所
定以上の負荷が掛かると、連結部位29bの中央部29
cが切断されて従動スプロケット7とハブ27との連結
状態を解除する。したがって、従動スプロケット7は、
スプロケットベアリング28、28によってアイドル状
態で回転し続け、これによりタイミングチェーン5に対
する過大な張力負荷が回避され、該タイミングチェーン
5の破損等が防止される。
常のクランク軸1の回転駆動力は、タイミングチェーン
5を介して従動スプロケット7、トルクリミッタ29、
ハブ27を経て従動軸6からベーン15に伝達されるが
、ポンプベアリング13の故障により従動軸6がロック
してタイミングチェーン5及びトルクリミッタ29に所
定以上の負荷が掛かると、連結部位29bの中央部29
cが切断されて従動スプロケット7とハブ27との連結
状態を解除する。したがって、従動スプロケット7は、
スプロケットベアリング28、28によってアイドル状
態で回転し続け、これによりタイミングチェーン5に対
する過大な張力負荷が回避され、該タイミングチェーン
5の破損等が防止される。
第5図A、Bは、第2実施例を基本構成として、ハブ2
7とトルクリミッタ29との間に、該トルクリミッタ2
9の連結部位29bが切断した場合に打音を発生させる
発音機構を設けたものである。
7とトルクリミッタ29との間に、該トルクリミッタ2
9の連結部位29bが切断した場合に打音を発生させる
発音機構を設けたものである。
具体的に説明すれば、ハブ27及びトルクリミッタ29
は、全体が合成樹脂材あるいはアルミ合金材等の軽量材
で形成されており、前記ハブ27の外周部には、弾性力
を備えた発音板32が略半径方向に突設されている。一
方、トルクリミッタ29の環状本体29aの内周面対向
位置には、連結部位29bの切断時に発音板32に干渉
する一対の突起部33、33が一体に設けられている。
は、全体が合成樹脂材あるいはアルミ合金材等の軽量材
で形成されており、前記ハブ27の外周部には、弾性力
を備えた発音板32が略半径方向に突設されている。一
方、トルクリミッタ29の環状本体29aの内周面対向
位置には、連結部位29bの切断時に発音板32に干渉
する一対の突起部33、33が一体に設けられている。
前記発音板32は、第5図Bに示すように略矩形長板状
を呈し、折曲基部32aがハブ27の内部に植設されて
いると共に、先端部32bが前記突起部33の平坦な頂
部33aより若干長く延設されている。
を呈し、折曲基部32aがハブ27の内部に植設されて
いると共に、先端部32bが前記突起部33の平坦な頂
部33aより若干長く延設されている。
したがって、前述のようにトルクリミッタ29に所定以
上の負荷が掛かり連結部位29bの中央部29cが切断
されて従動スプロケット7とハブ27との連結状態が解
除され、従動スプロケット7のみがアイドル状態で回転
し続けると、これに伴ってトルクリミッタ29の環状本
体29aも回転するため、突起部33、33が静止状態
にある発音板32の先端部32bを弾く。このため、該
発音板32から異音が発生して、車内に伝達され運転者
等にウォータポンプ10の作動停止状態を認識させるこ
とができる。
上の負荷が掛かり連結部位29bの中央部29cが切断
されて従動スプロケット7とハブ27との連結状態が解
除され、従動スプロケット7のみがアイドル状態で回転
し続けると、これに伴ってトルクリミッタ29の環状本
体29aも回転するため、突起部33、33が静止状態
にある発音板32の先端部32bを弾く。このため、該
発音板32から異音が発生して、車内に伝達され運転者
等にウォータポンプ10の作動停止状態を認識させるこ
とができる。
尚、前記実施例では、突起部33、33によって発音板
32を弾くようにしているが、突起部33がなくても連
結部位29bの環状本体29a側の基部で弾かせること
も可能である。
32を弾くようにしているが、突起部33がなくても連
結部位29bの環状本体29a側の基部で弾かせること
も可能である。
本発明は、前記実施例の構成に限定されず、例えばトル
クリミッタを従動軸6の直径方向に沿って一本状の棒体
で形成することも可能であり、また、その形状等を実施
例に応じて任意に変更することが可能である。
クリミッタを従動軸6の直径方向に沿って一本状の棒体
で形成することも可能であり、また、その形状等を実施
例に応じて任意に変更することが可能である。
また、前記実施例では、補機としてウォータポンプ10
に適用した場合を示したが、これに限定されず、オルタ
ネータやパワステポンプに適用することも可能である。
に適用した場合を示したが、これに限定されず、オルタ
ネータやパワステポンプに適用することも可能である。
更に、スプロケットベアリング18、28は、ボール型
に限らずニードル型やプレーン型でも可能である。
に限らずニードル型やプレーン型でも可能である。
発明の効果
以上の説明で明らかなように、本発明に係る補機類の駆
動伝達装置によれば、機関駆動中に補機類が故障して従
動軸がロックし、タイミングチェーンに所定以上の張力
負荷が斯かるとトルクリミッタが従動軸と従動スプロケ
ットとの連結を解除して従動スプロケットをスプロケッ
トベアリングを介してアイドル回転状態とする。このた
め、タイミングチェーンに対する過大な負荷が回避され
、該タイミングチェーンの破損が防止されると共に、バ
ルブタイミングの大きな狂い等動弁機構に対する悪影響
が防止される。
動伝達装置によれば、機関駆動中に補機類が故障して従
動軸がロックし、タイミングチェーンに所定以上の張力
負荷が斯かるとトルクリミッタが従動軸と従動スプロケ
ットとの連結を解除して従動スプロケットをスプロケッ
トベアリングを介してアイドル回転状態とする。このた
め、タイミングチェーンに対する過大な負荷が回避され
、該タイミングチェーンの破損が防止されると共に、バ
ルブタイミングの大きな狂い等動弁機構に対する悪影響
が防止される。
第1図は本発明に係る補機類の駆動伝達装置をウォータ
ポンプに適用した第1実施例を示す要部縦断面図、第2
図は本実施例の全体構成を示す概略図、第3図は本発明
の第2実施例を示す要部縦断面図、第4図は本実施例に
供されるトルクリミッタとハブの正面図、第5図Aは発
音機構を備えたトルクリミッタとハブの正面図、同図B
は同図AのA−A線断面図である。 1…クランク軸、2…ドライブスプロッケット、3…カ
ム軸、4…カムスプロケット、5…タイミングチェーン
、6…従動軸、7…従動スプロケット、10…ウォータ
ポンプ(補機)、18、28…スプロケットベアリング
、19、29…トルクリミッタ。
ポンプに適用した第1実施例を示す要部縦断面図、第2
図は本実施例の全体構成を示す概略図、第3図は本発明
の第2実施例を示す要部縦断面図、第4図は本実施例に
供されるトルクリミッタとハブの正面図、第5図Aは発
音機構を備えたトルクリミッタとハブの正面図、同図B
は同図AのA−A線断面図である。 1…クランク軸、2…ドライブスプロッケット、3…カ
ム軸、4…カムスプロケット、5…タイミングチェーン
、6…従動軸、7…従動スプロケット、10…ウォータ
ポンプ(補機)、18、28…スプロケットベアリング
、19、29…トルクリミッタ。
Claims (1)
- 【請求項1】機関のクランク軸に設けられたドライブス
プロケットと、動弁機構のカム軸に設けられたカムスプ
ロケットとの間に巻装されたタイミングチェーンによっ
て、補機の従動軸を従動スプロケットを介して直接回転
駆動させる駆動伝達装置において、前記従動スプロケッ
トをスプロケットベアリングを介して軸支すると共に、
該従動スプロケットの回転力を前記従動軸に伝達する駆
動伝達経路に、トルクリミッタを介装したことを特徴と
する補機類の駆動伝達装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2339192A JP3015461B2 (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-30 | 補機類の駆動伝達装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2-325082 | 1990-11-27 | ||
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KR100885377B1 (ko) * | 2002-10-24 | 2009-02-26 | 한라공조주식회사 | 파단부를 구비한 클러치리스 압축기 |
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-
1990
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EP2594822A4 (en) * | 2010-07-15 | 2018-03-07 | Valeo Japan Co., Ltd. | Power transmission device |
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