JPH04261809A - シート状の熱硬化性合成樹脂成形材料の予備成形製品の製造装置 - Google Patents
シート状の熱硬化性合成樹脂成形材料の予備成形製品の製造装置Info
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- JPH04261809A JPH04261809A JP4238091A JP4238091A JPH04261809A JP H04261809 A JPH04261809 A JP H04261809A JP 4238091 A JP4238091 A JP 4238091A JP 4238091 A JP4238091 A JP 4238091A JP H04261809 A JPH04261809 A JP H04261809A
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Landscapes
- Reinforced Plastic Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シート状の熱硬化性合
成樹脂成形材料の予備成形製品の製造装置に関するもの
である。一層詳細には、本発明は、繊維状の補強材、例
えば、ガラス繊維や、カーボン繊維や、合成樹脂繊維な
どを 6〜100mm 程度に短く切断したものと
、熱硬化性合成樹脂と添加剤を混合した液状物(ペース
ト)とを、2本の含浸ロールを有しているスクレーパ式
連続含浸装置により混合し、この混合物を成形材料とし
て熱硬化性合成樹脂成形材料の予備成形製品を製造する
に当たり、この装置から排出された成形材料としての混
合物を、シート状の予備成形製品に製造するための装置
に関するものである。
成樹脂成形材料の予備成形製品の製造装置に関するもの
である。一層詳細には、本発明は、繊維状の補強材、例
えば、ガラス繊維や、カーボン繊維や、合成樹脂繊維な
どを 6〜100mm 程度に短く切断したものと
、熱硬化性合成樹脂と添加剤を混合した液状物(ペース
ト)とを、2本の含浸ロールを有しているスクレーパ式
連続含浸装置により混合し、この混合物を成形材料とし
て熱硬化性合成樹脂成形材料の予備成形製品を製造する
に当たり、この装置から排出された成形材料としての混
合物を、シート状の予備成形製品に製造するための装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、上に例示をしたような繊維状の補
強材を含んでいる熱硬化性合成樹脂成形材料の予備成形
製品をシート状とするに当たっては、繊維状の補強材、
例えば、ガラス繊維や、カーボン繊維や、合成樹脂繊維
などを 6〜100mm 程度に短く切断したもの
と、ペーストとの混合物を2本の含浸ロールを有してい
るスクレパー式連続含浸装置により混合し、この混合物
を成形材料として、含浸ロールの表面から、スクレパー
によりかき取るようにして行う製造方式が、一般的に採
用されている。しかしながら、この製造方式の場合には
、成形材料は、もっぱら、塊状の予備成形製品として供
給されるものである。なぜならば、含浸ロールからスク
レパーによりかき取られた成形材料を、直接的にシート
状に成形する有効な方法が無いからである。
強材を含んでいる熱硬化性合成樹脂成形材料の予備成形
製品をシート状とするに当たっては、繊維状の補強材、
例えば、ガラス繊維や、カーボン繊維や、合成樹脂繊維
などを 6〜100mm 程度に短く切断したもの
と、ペーストとの混合物を2本の含浸ロールを有してい
るスクレパー式連続含浸装置により混合し、この混合物
を成形材料として、含浸ロールの表面から、スクレパー
によりかき取るようにして行う製造方式が、一般的に採
用されている。しかしながら、この製造方式の場合には
、成形材料は、もっぱら、塊状の予備成形製品として供
給されるものである。なぜならば、含浸ロールからスク
レパーによりかき取られた成形材料を、直接的にシート
状に成形する有効な方法が無いからである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、こ
のようなスクレパー式連続含浸装置において、含浸ロー
ルからスクレパーによりかき取られた成形材料を、直接
的にシート状の熱硬化性合成樹脂成形材料の予備成形製
品を得ることができる新規な製造装置を得ることを、そ
の課題とするものである。
のようなスクレパー式連続含浸装置において、含浸ロー
ルからスクレパーによりかき取られた成形材料を、直接
的にシート状の熱硬化性合成樹脂成形材料の予備成形製
品を得ることができる新規な製造装置を得ることを、そ
の課題とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明においては、2本の含浸ロールを有している
スクレパー式連続含浸装置により、繊維状の強化材と、
ペーストとが混合されて得られるた成形材料を、含浸ロ
ールの表面から連続的にかき取り、このかき取られた成
形材料を、スクレパーの端部に配置された、間隔を置か
れて相互に反対方向に回転する1対のシート化ロールの
間の間隔内に、連続的に誘導させ、この場合、シート化
ロールの周速度を含浸ロールの周速度の数分の1に選択
することにより、シート状の予備成形製品とすることを
、特徴とするものである。
に、本発明においては、2本の含浸ロールを有している
スクレパー式連続含浸装置により、繊維状の強化材と、
ペーストとが混合されて得られるた成形材料を、含浸ロ
ールの表面から連続的にかき取り、このかき取られた成
形材料を、スクレパーの端部に配置された、間隔を置か
れて相互に反対方向に回転する1対のシート化ロールの
間の間隔内に、連続的に誘導させ、この場合、シート化
ロールの周速度を含浸ロールの周速度の数分の1に選択
することにより、シート状の予備成形製品とすることを
、特徴とするものである。
【0005】すなわち、具体的には、添付図面の図1に
示すように、液状物であるペーストPを、スクレパー式
連続含浸装置の2個の間隔を置かれて対向して配置され
た含浸ロール1,1’の表面上に、ドクター部材2,2
’を介して均一に塗布し、また、各含浸ロール1,1’
の上部から、一定の長さに切断された繊維状の強化材F
を連続的に供給し、ペーストPと強化材Fとを、含浸ロ
ール1,1’の間の間隔内において均一に混合し、成形
材料7としての混合物を得た後、この成形材料7を、含
浸ロール1,1’の表面がら、それらの下部表面に接す
るように配置されたスクレパー6,6’によりかき取り
、この成形材料7を、それが途切れない位置に、含浸ロ
ール1,1’の下部に配置された、間隔を置かれると共
に相互に反対方向に連続回転する1対の対向するシート
化ロール8,8’の間に誘導し、これらのシート化ロー
ル8,8’により、シート状の予備成形製品20とする
ものである。この場合、含浸ロール1,1’の周速度を
V1とする時に、シート化ロール8,8’の周速度V2
は、V1の数分の1、例えば、1/2〜1/50に選択
するものとし、また、スクレパー6,6’の含浸ロール
1,1’と反対側の端部と、シート化ロール8,8’と
の間の間隔L及びL’は、繊維状の強化材Fの長さ、ペ
ーストPの粘度、シート化ロール8,8’の周速度V2
などにより変化するが、一般的には、400mm 以
下、好適には、200mm以下とすると、好結果の得ら
れることが分かった。
示すように、液状物であるペーストPを、スクレパー式
連続含浸装置の2個の間隔を置かれて対向して配置され
た含浸ロール1,1’の表面上に、ドクター部材2,2
’を介して均一に塗布し、また、各含浸ロール1,1’
の上部から、一定の長さに切断された繊維状の強化材F
を連続的に供給し、ペーストPと強化材Fとを、含浸ロ
ール1,1’の間の間隔内において均一に混合し、成形
材料7としての混合物を得た後、この成形材料7を、含
浸ロール1,1’の表面がら、それらの下部表面に接す
るように配置されたスクレパー6,6’によりかき取り
、この成形材料7を、それが途切れない位置に、含浸ロ
ール1,1’の下部に配置された、間隔を置かれると共
に相互に反対方向に連続回転する1対の対向するシート
化ロール8,8’の間に誘導し、これらのシート化ロー
ル8,8’により、シート状の予備成形製品20とする
ものである。この場合、含浸ロール1,1’の周速度を
V1とする時に、シート化ロール8,8’の周速度V2
は、V1の数分の1、例えば、1/2〜1/50に選択
するものとし、また、スクレパー6,6’の含浸ロール
1,1’と反対側の端部と、シート化ロール8,8’と
の間の間隔L及びL’は、繊維状の強化材Fの長さ、ペ
ーストPの粘度、シート化ロール8,8’の周速度V2
などにより変化するが、一般的には、400mm 以
下、好適には、200mm以下とすると、好結果の得ら
れることが分かった。
【0006】
【実施例】以下、本発明を、添付図面の図1及び図2に
基づいて、詳細に説明をする。
基づいて、詳細に説明をする。
【0007】まず、図1は、本発明の第一実施例を示す
ものであるが、同図に示すように、間隔を置かれると共
にある周速度V1で連続的に反対方向に回転をする1対
の含浸ローラ1,1’が配置されており、それぞれの上
部には、その表面上にペーストPを均一に塗布するため
のドクター部材2,2’が配置されており、また、各含
浸ロール1,1’の上方には、それぞれ、押さえロール
3、3’及びチョッパーロール4,4’とから成るカッ
ター部材が配置されており、繊維状の強化材5,5’を
一定の短い長さに切断し、切断された短い長さの繊維状
の強化材Fとした後、これを、含浸ロール1,1’の表
面上に均一な層として塗布されているペーストPの上に
連続的に供給し、それらの含浸ロール1,1’の間にお
いて、ペーストP及び繊維状の強化材Fを均一に混合し
、混合物、すなわち、成形材料7とし、この成形材料7
を、各含浸ロール1,1’の表面から、それぞれ、スク
レパー6,6’を介してかき取る。更に、これらのスク
レパー6,6’の他端部には、それらにより連続的にか
き取られた成形材料7が途切れない位置に、1対のシー
トロール8,8’が配置されており、成形材料7を、こ
れらのシート化ロール8,8’の間の間隔内に誘導する
。なお、この場合、各シート化ロール8,8’の表面に
は、合成樹脂フィルム、例えば、ポリエチレンフィルム
9,9’を通し、それらのフィルム9,9’の間に挟ま
れて、成形材料7を通すことが、好ましい。このように
して、成形材料7は、シート化ロール8,8’の間を通
過することにより、合成樹脂フィルム9,9’に両面を
被覆されたシート状の予備成形製品20を得ることが出
来る。なお、この場合、上記のように、シート化ロール
8,8’の周速度V2は、含浸ロール1,1’の周速度
V1の 1/〜1/50とし、また、スクレパー6,
6’の端部と、シート化ロール8,8’との間の間隔L
,L’は、繊維状の強化材Fの長さや、ペーストPの粘
度や、シート化ローラ8,8’の周速度V2の含浸ロー
ラ2,2’に対する減速割合などにより変化するが、一
般的には、 400mm 以下が良く、好適には、
200mm以下に選択する。
ものであるが、同図に示すように、間隔を置かれると共
にある周速度V1で連続的に反対方向に回転をする1対
の含浸ローラ1,1’が配置されており、それぞれの上
部には、その表面上にペーストPを均一に塗布するため
のドクター部材2,2’が配置されており、また、各含
浸ロール1,1’の上方には、それぞれ、押さえロール
3、3’及びチョッパーロール4,4’とから成るカッ
ター部材が配置されており、繊維状の強化材5,5’を
一定の短い長さに切断し、切断された短い長さの繊維状
の強化材Fとした後、これを、含浸ロール1,1’の表
面上に均一な層として塗布されているペーストPの上に
連続的に供給し、それらの含浸ロール1,1’の間にお
いて、ペーストP及び繊維状の強化材Fを均一に混合し
、混合物、すなわち、成形材料7とし、この成形材料7
を、各含浸ロール1,1’の表面から、それぞれ、スク
レパー6,6’を介してかき取る。更に、これらのスク
レパー6,6’の他端部には、それらにより連続的にか
き取られた成形材料7が途切れない位置に、1対のシー
トロール8,8’が配置されており、成形材料7を、こ
れらのシート化ロール8,8’の間の間隔内に誘導する
。なお、この場合、各シート化ロール8,8’の表面に
は、合成樹脂フィルム、例えば、ポリエチレンフィルム
9,9’を通し、それらのフィルム9,9’の間に挟ま
れて、成形材料7を通すことが、好ましい。このように
して、成形材料7は、シート化ロール8,8’の間を通
過することにより、合成樹脂フィルム9,9’に両面を
被覆されたシート状の予備成形製品20を得ることが出
来る。なお、この場合、上記のように、シート化ロール
8,8’の周速度V2は、含浸ロール1,1’の周速度
V1の 1/〜1/50とし、また、スクレパー6,
6’の端部と、シート化ロール8,8’との間の間隔L
,L’は、繊維状の強化材Fの長さや、ペーストPの粘
度や、シート化ローラ8,8’の周速度V2の含浸ロー
ラ2,2’に対する減速割合などにより変化するが、一
般的には、 400mm 以下が良く、好適には、
200mm以下に選択する。
【0008】次ぎに、図2には、本発明の第二実施例が
示されている。この図2に示される実施例においては、
図1に示され、上に説明をされた第一実施例におけるシ
ート化ロール8,8’が、間隔を置いて相互に対向する
ように平行に配置された1対のコンベヤベルト10,1
0に代えられている点において、第一実施例のものと相
違するだけであり、これらのコンベヤベルト10,10
’が、第一実施例におけるシート化ロール8,8’の周
速度V2に対応する線速度V2で移動するようにするこ
とにより、成形材料7をシート状の予備成形製品20と
するものである。なお、このコンベヤベルト10,10
’としては、金属製、又は、プラスチック製のメッシュ
状のベルトを使用することも出来、また、いずれの場合
にも、その表面に図2に示すように、合成樹脂フィルム
9,9’を通すことが、望ましい。
示されている。この図2に示される実施例においては、
図1に示され、上に説明をされた第一実施例におけるシ
ート化ロール8,8’が、間隔を置いて相互に対向する
ように平行に配置された1対のコンベヤベルト10,1
0に代えられている点において、第一実施例のものと相
違するだけであり、これらのコンベヤベルト10,10
’が、第一実施例におけるシート化ロール8,8’の周
速度V2に対応する線速度V2で移動するようにするこ
とにより、成形材料7をシート状の予備成形製品20と
するものである。なお、このコンベヤベルト10,10
’としては、金属製、又は、プラスチック製のメッシュ
状のベルトを使用することも出来、また、いずれの場合
にも、その表面に図2に示すように、合成樹脂フィルム
9,9’を通すことが、望ましい。
【0009】なお、本発明による製品において使用され
る主な材料としては、次ぎのものが挙げられる。 ■ 合成樹脂: 不飽和ポリエステル樹脂、エポキ
シ樹脂など ■ 充てん剤:炭酸カルシウム、クレー、ケイ石粉、
石コウ、硫酸バリウムなど ■ 強化材: ガラス繊維、合成繊維、天然繊維な
ど■ 添加剤:硬化剤、離型剤、着色剤、安定剤、増
粘剤など である。
る主な材料としては、次ぎのものが挙げられる。 ■ 合成樹脂: 不飽和ポリエステル樹脂、エポキ
シ樹脂など ■ 充てん剤:炭酸カルシウム、クレー、ケイ石粉、
石コウ、硫酸バリウムなど ■ 強化材: ガラス繊維、合成繊維、天然繊維な
ど■ 添加剤:硬化剤、離型剤、着色剤、安定剤、増
粘剤など である。
【0010】次ぎに、本発明による製造装置により製造
されたシート状の熱硬化性合成樹脂成形材料の予備成形
製品について行われた実験例を説明する。 1. 配 合 不飽和ポリエステル樹脂
25%
充てん剤(炭酸カルシウム)
40%
カラーペースト
2%
その他(滑剤、硬化剤など)
5% ガラス繊
維(長さ:25.4 mm) 3
0% 2. 予備成形製品成形条件 含浸ロール1,1’の周速度V1
20 m/mlnシート化ロール8,8’の
周速度ないしはコンベヤベルト10,10’の線速度V
2 2 m/min スクレパー6
,6’と、シート化ロール8,8’ないしはコンベヤベ
ルト10,10’との間の間隔L,L’
100 mm
シート20の厚み
20 mmなお、
コンベヤベルト10,10’として、金属製のメッシュ
ベルトを使用し、また、合成樹脂フィルム11,11’
として、厚さ 50μ のポリエチレンフィルムを
使用した。
されたシート状の熱硬化性合成樹脂成形材料の予備成形
製品について行われた実験例を説明する。 1. 配 合 不飽和ポリエステル樹脂
25%
充てん剤(炭酸カルシウム)
40%
カラーペースト
2%
その他(滑剤、硬化剤など)
5% ガラス繊
維(長さ:25.4 mm) 3
0% 2. 予備成形製品成形条件 含浸ロール1,1’の周速度V1
20 m/mlnシート化ロール8,8’の
周速度ないしはコンベヤベルト10,10’の線速度V
2 2 m/min スクレパー6
,6’と、シート化ロール8,8’ないしはコンベヤベ
ルト10,10’との間の間隔L,L’
100 mm
シート20の厚み
20 mmなお、
コンベヤベルト10,10’として、金属製のメッシュ
ベルトを使用し、また、合成樹脂フィルム11,11’
として、厚さ 50μ のポリエチレンフィルムを
使用した。
【0011】以上のような配合を有するペースト及びガ
ラス繊維を使用し、上のような成形条件の下に成形を行
った結果、厚み 20mm のシート状の予備成形
製品を、連続的に得ることが出来た。
ラス繊維を使用し、上のような成形条件の下に成形を行
った結果、厚み 20mm のシート状の予備成形
製品を、連続的に得ることが出来た。
【0012】
【発明の効果】以上の説明から明らかであるとおり、従
来は、2本の含浸ロールを有しているスクレパー式連続
含浸装置によっては、熱硬化性合成樹脂成形材料の予備
成形製品として、塊状のものしか得られなかったが、本
発明による製造装置によると、各種の厚さのシート状の
予備成形製品を連続的に得ることが出来、従って、従来
の製造装置に比べ、シート状の予備成形製品を生産性良
く製造することが出来るものである。
来は、2本の含浸ロールを有しているスクレパー式連続
含浸装置によっては、熱硬化性合成樹脂成形材料の予備
成形製品として、塊状のものしか得られなかったが、本
発明による製造装置によると、各種の厚さのシート状の
予備成形製品を連続的に得ることが出来、従って、従来
の製造装置に比べ、シート状の予備成形製品を生産性良
く製造することが出来るものである。
【図1】本発明による製造装置の1実施例を示す配置略
図である。
図である。
【図2】同様に、本発明の第二実施例を示す配置略図で
ある。
ある。
1,1’ 含浸ロール
2、2’ ドクター部材
3、3’ 押さえロール
4、4’ チョッパーロール
5,5’ 繊維状の強化材
6、6’ スクレパー
7 成形材料
8、8’ シート化ロール
9,9’ 合成樹脂フィルム
10、10’コンベヤベルト
Claims (6)
- 【請求項1】 間隔を置いて対向して配置され、相互
に反対方向に連続回転する1対の含浸ロールと、含浸ロ
ールの上方に配置され、各含浸ロールの表面上に熱硬化
性合成樹脂と充てん剤、添加剤などを混合した液状物(
以下、「ペースト」と呼ぶ)を均一に塗布するドクター
部材と、含浸ロールの上方に配置され、繊維状の強化材
を一定の長さに切断し、連続的に含浸ロールの表面上の
ペーストに供給するためのチョッパー部材と、含浸ロー
ルの間の間隔内において混合された繊維状の強度材とペ
ーストとの混合物をロールの表面上からかき取るための
スクレパーとから成り立っているスクレパー式連続含浸
装置において、スクレパーの端部に後続して、間隔を置
いて対向して配置され、相互に反対方向に連続回転する
1対のシート化ロールを設け、この場合、シート化ロー
ルの周速度を含浸ロールの周速度の数分の1に選択し、
これらのシート化ロールの間の間隔内に、スクレパー部
材によりかき取られた混合物を導き、これらのシート化
ロールにより混合物を連続的にシート状の予備成形製品
とすることを特徴とするシート状の熱硬化性合成樹脂成
形材料の予備成形製品の製造装置。 - 【請求項2】 シート化ロールの周速度が、含浸ロー
ルの周速度の 1/2〜1/50 である請求項1
のシート状の熱硬化性合成樹脂成形材料の予備成形製品
の製造装置。 - 【請求項3】 シート化ローラの表面に合成樹脂フィ
ルムが通されている請求項1又は2のシート状の熱硬化
性合成樹脂成形材料の予備成形製品の製造装置。 - 【請求項4】 シート化ロールが、1対の対向して配
置されたコンベヤベルトに変えられた請求項1又は2の
シート状の熱硬化性合成樹脂成形材料の予備成形製品の
製造装置。 - 【請求項5】 コンベヤベルトの移動速度が、含浸ロ
ールの周速度の 1/2〜1/50である請求項4の
シート状の熱硬化性合成樹脂成形材料の予備成形製品の
製造装置。 - 【請求項6】 コンベヤベルトが、金属製、又は、プ
ラスチック製にメッシュ状のベルトである請求項5のシ
ート状の熱硬化性合成樹脂成形材料の予備成形製品の製
造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4238091A JPH0775845B2 (ja) | 1991-02-15 | 1991-02-15 | シート状の熱硬化性合成樹脂成形材料の予備成形製品の製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4238091A JPH0775845B2 (ja) | 1991-02-15 | 1991-02-15 | シート状の熱硬化性合成樹脂成形材料の予備成形製品の製造装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04261809A true JPH04261809A (ja) | 1992-09-17 |
JPH0775845B2 JPH0775845B2 (ja) | 1995-08-16 |
Family
ID=12634454
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4238091A Expired - Lifetime JPH0775845B2 (ja) | 1991-02-15 | 1991-02-15 | シート状の熱硬化性合成樹脂成形材料の予備成形製品の製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0775845B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102010045888A1 (de) * | 2010-09-17 | 2012-03-22 | Schmidt & Heinzmann Gmbh & Co. Kg | Direkt-SMC-Produktionsvorrichtung |
DE102010045889A1 (de) * | 2010-09-17 | 2012-03-22 | Schmidt & Heinzmann Gmbh & Co. Kg | Direkt-SMC-Produktionsvorrichtung |
-
1991
- 1991-02-15 JP JP4238091A patent/JPH0775845B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102010045888A1 (de) * | 2010-09-17 | 2012-03-22 | Schmidt & Heinzmann Gmbh & Co. Kg | Direkt-SMC-Produktionsvorrichtung |
DE102010045889A1 (de) * | 2010-09-17 | 2012-03-22 | Schmidt & Heinzmann Gmbh & Co. Kg | Direkt-SMC-Produktionsvorrichtung |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0775845B2 (ja) | 1995-08-16 |
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