JPH04261356A - 電源回路 - Google Patents
電源回路Info
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- JPH04261356A JPH04261356A JP2223391A JP2223391A JPH04261356A JP H04261356 A JPH04261356 A JP H04261356A JP 2223391 A JP2223391 A JP 2223391A JP 2223391 A JP2223391 A JP 2223391A JP H04261356 A JPH04261356 A JP H04261356A
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Links
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 11
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 238000009499 grossing Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Electrical Variables (AREA)
- Dc-Dc Converters (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、それぞれがお互いに影
響を受けない複数の異なる電源を発生させる電源回路に
関するものである。
響を受けない複数の異なる電源を発生させる電源回路に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の電源回路の回路図である。
以下、その回路構成について説明する。入力端子A,B
には、端子Aが端子Bに対して高電位となるように直流
電源が接続される。この直流電源は、特に図示しないが
、商用交流電源を整流・平滑した直流電圧よりなる。 入力端子Aには抵抗Rの一端とNPN型のバイポーラト
ランジスタQのコレクタが接続されている。抵抗Rの他
端はバイポーラトランジスタQのベースとツェナダイオ
ードZDのカソードに接続されている。ツェナダイオー
ドZDのアノードは入力端子Bに接続されている。バイ
ポーラトランジスタQのエミッタと入力端子Bの間には
、抵抗R1 を介して負荷1とコンデンサC1 の並列
回路が接続されると共に、抵抗R2 を介して負荷2と
コンデンサC2 の並列回路が接続されている。
には、端子Aが端子Bに対して高電位となるように直流
電源が接続される。この直流電源は、特に図示しないが
、商用交流電源を整流・平滑した直流電圧よりなる。 入力端子Aには抵抗Rの一端とNPN型のバイポーラト
ランジスタQのコレクタが接続されている。抵抗Rの他
端はバイポーラトランジスタQのベースとツェナダイオ
ードZDのカソードに接続されている。ツェナダイオー
ドZDのアノードは入力端子Bに接続されている。バイ
ポーラトランジスタQのエミッタと入力端子Bの間には
、抵抗R1 を介して負荷1とコンデンサC1 の並列
回路が接続されると共に、抵抗R2 を介して負荷2と
コンデンサC2 の並列回路が接続されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来例では、バ
イポーラトランジスタQのエミッタから出力される電流
を、抵抗R1 ,R2 を介在させることにより複数の
異なる負荷1,2に分割している。しかしながら、それ
ぞれの負荷1,2の間に抵抗R1 ,R2 が介在して
いるだけなので、電流の逆流なども生じ、お互いに他の
負荷からの影響を受けてしまい、それぞれに安定した電
源を供給することが困難であるという問題があった。
イポーラトランジスタQのエミッタから出力される電流
を、抵抗R1 ,R2 を介在させることにより複数の
異なる負荷1,2に分割している。しかしながら、それ
ぞれの負荷1,2の間に抵抗R1 ,R2 が介在して
いるだけなので、電流の逆流なども生じ、お互いに他の
負荷からの影響を受けてしまい、それぞれに安定した電
源を供給することが困難であるという問題があった。
【0004】本発明は上述のような点に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、複数の異なる負
荷に独立して電源を供給し、それぞれの電源がお互いに
他の電源に接続された負荷からの影響を受けない構成と
なっている電源回路を提供することにある。
ものであり、その目的とするところは、複数の異なる負
荷に独立して電源を供給し、それぞれの電源がお互いに
他の電源に接続された負荷からの影響を受けない構成と
なっている電源回路を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の電源回路は、上
記の課題を解決するために、図1に示すように、第1の
バイポーラトランジスタQ1 のコレクタを第1の電源
入力端子Aに接続し、第1のバイポーラトランジスタQ
1 のコレクタとベースの間に抵抗Rを接続し、第1の
バイポーラトランジスタQ1 のベースと第2の電源入
力端子Bの間に2つ以上のツェナダイオードZD1 ,
ZD2 を直列的に接続し、ツェナダイオードZD1
,ZD2 の接続点に第2のバイポーラトランジスタQ
2 のベースを接続し、第2のバイポーラトランジスタ
Q2 のコレクタを第1のバイポーラトランジスタQ1
のエミッタに接続し、第1のバイポーラトランジスタ
Q1 のエミッタと第2の電源入力端子Bの間に第1の
負荷1を接続し、第2のバイポーラトランジスタQ2
のエミッタと第2の電源入力端子Bの間に第2の負荷2
を接続したことを特徴とするものである。
記の課題を解決するために、図1に示すように、第1の
バイポーラトランジスタQ1 のコレクタを第1の電源
入力端子Aに接続し、第1のバイポーラトランジスタQ
1 のコレクタとベースの間に抵抗Rを接続し、第1の
バイポーラトランジスタQ1 のベースと第2の電源入
力端子Bの間に2つ以上のツェナダイオードZD1 ,
ZD2 を直列的に接続し、ツェナダイオードZD1
,ZD2 の接続点に第2のバイポーラトランジスタQ
2 のベースを接続し、第2のバイポーラトランジスタ
Q2 のコレクタを第1のバイポーラトランジスタQ1
のエミッタに接続し、第1のバイポーラトランジスタ
Q1 のエミッタと第2の電源入力端子Bの間に第1の
負荷1を接続し、第2のバイポーラトランジスタQ2
のエミッタと第2の電源入力端子Bの間に第2の負荷2
を接続したことを特徴とするものである。
【0006】ここで、ツェナダイオードZD1 ,ZD
2 に代えてダイオードを用いても良く、また、ツェナ
ダイオードとダイオードの直列回路を用いても良く、要
するに、定電圧素子を用いれば良いものである。
2 に代えてダイオードを用いても良く、また、ツェナ
ダイオードとダイオードの直列回路を用いても良く、要
するに、定電圧素子を用いれば良いものである。
【0007】
【作用】本発明の電源回路では、第1の負荷1と第2の
負荷2の間に従来例のように抵抗R1 ,R2 を介在
させるのではなく、第2のバイポーラトランジスタQ2
を介在させているので、それぞれの負荷1,2が、お
互いに影響を及ぼすことはない。特に、第2の負荷2か
ら第1の負荷1へ電流が逆流しようとしても、バイポー
ラトランジスタの性質上、電流は一方向にしか流れない
ため、電流の逆流が生じるようなことはない。
負荷2の間に従来例のように抵抗R1 ,R2 を介在
させるのではなく、第2のバイポーラトランジスタQ2
を介在させているので、それぞれの負荷1,2が、お
互いに影響を及ぼすことはない。特に、第2の負荷2か
ら第1の負荷1へ電流が逆流しようとしても、バイポー
ラトランジスタの性質上、電流は一方向にしか流れない
ため、電流の逆流が生じるようなことはない。
【0008】
【実施例】図3は本発明の第1の実施例の回路図である
。以下、その回路構成について説明する。入力端子A,
Bには、端子Aが端子Bに対して高電位となるように直
流電源が接続される。この直流電源は、特に図示しない
が、例えば、商用交流電源を整流・平滑した直流電圧よ
りなる。入力端子Aには抵抗Rの一端と第1のNPN型
のバイポーラトランジスタQ1 のコレクタが接続され
ている。抵抗Rの他端はバイポーラトランジスタQ1
のベースとツェナダイオードZD1 のカソードに接続
されている。ツェナダイオードZD1 のアノードは、
第2のNPN型のバイポーラトランジスタQ2 のベー
スに接続されると共に、ツェナダイオードZD2 のカ
ソードに接続されている。ツェナダイオードZD2 の
アノードは入力端子Bに接続されている。バイポーラト
ランジスタQ1 のエミッタと入力端子Bの間には、抵
抗R3 を介して負荷1とコンデンサC1の並列回路が
接続されている。バイポーラトランジスタQ1 のエミ
ッタには、第3のNPN型のバイポーラトランジスタQ
3 のベースが接続されている。バイポーラトランジス
タQ3 のコレクタは、バイポーラトランジスタQ1
のベースに接続されている。バイポーラトランジスタQ
3 のエミッタは、抵抗R3 と負荷1の接続点に接続
されると共に、バイポーラトランジスタQ2 のコレク
タに接続されている。バイポーラトランジスタQ2 の
エミッタと第2の入力端子Bの間には、負荷2とコンデ
ンサC2 の並列回路が接続されている。
。以下、その回路構成について説明する。入力端子A,
Bには、端子Aが端子Bに対して高電位となるように直
流電源が接続される。この直流電源は、特に図示しない
が、例えば、商用交流電源を整流・平滑した直流電圧よ
りなる。入力端子Aには抵抗Rの一端と第1のNPN型
のバイポーラトランジスタQ1 のコレクタが接続され
ている。抵抗Rの他端はバイポーラトランジスタQ1
のベースとツェナダイオードZD1 のカソードに接続
されている。ツェナダイオードZD1 のアノードは、
第2のNPN型のバイポーラトランジスタQ2 のベー
スに接続されると共に、ツェナダイオードZD2 のカ
ソードに接続されている。ツェナダイオードZD2 の
アノードは入力端子Bに接続されている。バイポーラト
ランジスタQ1 のエミッタと入力端子Bの間には、抵
抗R3 を介して負荷1とコンデンサC1の並列回路が
接続されている。バイポーラトランジスタQ1 のエミ
ッタには、第3のNPN型のバイポーラトランジスタQ
3 のベースが接続されている。バイポーラトランジス
タQ3 のコレクタは、バイポーラトランジスタQ1
のベースに接続されている。バイポーラトランジスタQ
3 のエミッタは、抵抗R3 と負荷1の接続点に接続
されると共に、バイポーラトランジスタQ2 のコレク
タに接続されている。バイポーラトランジスタQ2 の
エミッタと第2の入力端子Bの間には、負荷2とコンデ
ンサC2 の並列回路が接続されている。
【0009】以下、本実施例の動作について説明する。
入力端子A,B間には、ツェナダイオードZD1 のツ
ェナ電圧とツェナダイオードZD2のツェナ電圧の和よ
りも高い直流電圧が印加される。これにより、ツェナダ
イオードZD1 とツェナダイオードZD2 にはツェ
ナ電流が流れて、その両端には、それぞれツェナ電圧が
発生するので、点P1 ,P2 の電位は一定となる。 第1のバイポーラトランジスタQ1 には抵抗Rを介し
てベース・エミッタ間に電流が流れて、これによりコレ
クタ・エミッタ間に電流が流れて、そのエミッタ電位は
点P1 の電位からバイポーラトランジスタQ1 のベ
ース・エミッタ間電圧Vbe1 を減じた定電圧となる
。抵抗R3 は過電流制限用の低抵抗であり、この抵抗
R3 を介して負荷1とコンデンサC1 の並列回路に
第1の電源が供給される。 仮に、負荷1が短絡される等の障害が生じた場合には、
抵抗R3 の両端に発生する電圧が上昇し、第3のバイ
ポーラトランジスタQ3 のベース・エミッタ間電流が
増加して、バイポーラトランジスタQ3 のコレクタ電
流が増加するので、バイポーラトランジスタQ1 のベ
ース電流がバイポーラトランジスタQ3 にバイパスさ
れる。これにより、バイポーラトランジスタQ1のコレ
クタ電流は制限され、過電流が流れることを防止できる
。
ェナ電圧とツェナダイオードZD2のツェナ電圧の和よ
りも高い直流電圧が印加される。これにより、ツェナダ
イオードZD1 とツェナダイオードZD2 にはツェ
ナ電流が流れて、その両端には、それぞれツェナ電圧が
発生するので、点P1 ,P2 の電位は一定となる。 第1のバイポーラトランジスタQ1 には抵抗Rを介し
てベース・エミッタ間に電流が流れて、これによりコレ
クタ・エミッタ間に電流が流れて、そのエミッタ電位は
点P1 の電位からバイポーラトランジスタQ1 のベ
ース・エミッタ間電圧Vbe1 を減じた定電圧となる
。抵抗R3 は過電流制限用の低抵抗であり、この抵抗
R3 を介して負荷1とコンデンサC1 の並列回路に
第1の電源が供給される。 仮に、負荷1が短絡される等の障害が生じた場合には、
抵抗R3 の両端に発生する電圧が上昇し、第3のバイ
ポーラトランジスタQ3 のベース・エミッタ間電流が
増加して、バイポーラトランジスタQ3 のコレクタ電
流が増加するので、バイポーラトランジスタQ1 のベ
ース電流がバイポーラトランジスタQ3 にバイパスさ
れる。これにより、バイポーラトランジスタQ1のコレ
クタ電流は制限され、過電流が流れることを防止できる
。
【0010】次に、第2のバイポーラトランジスタQ2
のベースには、点P2 に得られる定電位が印加され
、そのベース・エミッタ間には、入力端子Aから抵抗R
、ツェナダイオードZD1 を介してベース電流が流れ
る。これにより、バイポーラトランジスタQ2 のコレ
クタ・エミッタ間に電流が流れて、そのエミッタ電位は
点P2 の電位からバイポーラトランジスタQ2 のベ
ース・エミッタ間電圧Vbe2 を減じた定電圧となる
。バイポーラトランジスタQ2 のエミッタに接続され
た負荷2とコンデンサC2 には、入力端子Aから、バ
イポーラトランジスタQ1 、低抵抗R3 、バイポー
ラトランジスタQ2 のコレクタ・エミッタ間を介して
電流が供給され、負荷2は定電圧で駆動される。
のベースには、点P2 に得られる定電位が印加され
、そのベース・エミッタ間には、入力端子Aから抵抗R
、ツェナダイオードZD1 を介してベース電流が流れ
る。これにより、バイポーラトランジスタQ2 のコレ
クタ・エミッタ間に電流が流れて、そのエミッタ電位は
点P2 の電位からバイポーラトランジスタQ2 のベ
ース・エミッタ間電圧Vbe2 を減じた定電圧となる
。バイポーラトランジスタQ2 のエミッタに接続され
た負荷2とコンデンサC2 には、入力端子Aから、バ
イポーラトランジスタQ1 、低抵抗R3 、バイポー
ラトランジスタQ2 のコレクタ・エミッタ間を介して
電流が供給され、負荷2は定電圧で駆動される。
【0011】図4は本発明の第2の実施例の回路図であ
る。以下、その回路構成について説明する。入力端子A
,Bには、端子Aが端子Bに対して高電位となるように
直流電源が接続される。この直流電源は、特に図示しな
いが、例えば、商用交流電源を整流・平滑した直流電圧
よりなる。入力端子Aには抵抗Rの一端と第1のNPN
型のバイポーラトランジスタQ1 のコレクタが接続さ
れている。抵抗Rの他端はバイポーラトランジスタQ1
のベースとツェナダイオードZD1 のカソードに接
続されている。ツェナダイオードZD1 のアノードは
、第2のNPN型のバイポーラトランジスタQ2 のベ
ースに接続されると共に、ツェナダイオードZD2 の
カソードに接続されている。ツェナダイオードZD2
のアノードは、第3のNPN型のバイポーラトランジス
タQ3 のベースに接続されると共に、ツェナダイオー
ドZD3 のカソードに接続されている。ツェナダイオ
ードZD3 のアノードは入力端子Bに接続されている
。バイポーラトランジスタQ1 のエミッタと入力端子
Bの間には、負荷1とコンデンサC1 の並列回路が接
続されている。バイポーラトランジスタQ2 のエミッ
タと第2の入力端子Bの間には、負荷2とコンデンサC
2 の並列回路が接続されている。バイポーラトランジ
スタQ3のエミッタと第2の入力端子Bの間には、負荷
3とコンデンサC3 の並列回路が接続されている。バ
イポーラトランジスタQ2 とバイポーラトランジスタ
Q3 のコレクタはバイポーラトランジスタQ1 のエ
ミッタに接続されている。
る。以下、その回路構成について説明する。入力端子A
,Bには、端子Aが端子Bに対して高電位となるように
直流電源が接続される。この直流電源は、特に図示しな
いが、例えば、商用交流電源を整流・平滑した直流電圧
よりなる。入力端子Aには抵抗Rの一端と第1のNPN
型のバイポーラトランジスタQ1 のコレクタが接続さ
れている。抵抗Rの他端はバイポーラトランジスタQ1
のベースとツェナダイオードZD1 のカソードに接
続されている。ツェナダイオードZD1 のアノードは
、第2のNPN型のバイポーラトランジスタQ2 のベ
ースに接続されると共に、ツェナダイオードZD2 の
カソードに接続されている。ツェナダイオードZD2
のアノードは、第3のNPN型のバイポーラトランジス
タQ3 のベースに接続されると共に、ツェナダイオー
ドZD3 のカソードに接続されている。ツェナダイオ
ードZD3 のアノードは入力端子Bに接続されている
。バイポーラトランジスタQ1 のエミッタと入力端子
Bの間には、負荷1とコンデンサC1 の並列回路が接
続されている。バイポーラトランジスタQ2 のエミッ
タと第2の入力端子Bの間には、負荷2とコンデンサC
2 の並列回路が接続されている。バイポーラトランジ
スタQ3のエミッタと第2の入力端子Bの間には、負荷
3とコンデンサC3 の並列回路が接続されている。バ
イポーラトランジスタQ2 とバイポーラトランジスタ
Q3 のコレクタはバイポーラトランジスタQ1 のエ
ミッタに接続されている。
【0012】以下、本実施例の動作について説明する。
入力端子A,B間には、ツェナダイオードZD1 とZ
D2 とZD3 のツェナ電圧の和よりも高い直流電圧
が印加される。これにより、ツェナダイオードZD1
とZD2 とZD3 にはツェナ電流が流れて、その両
端には、それぞれツェナ電圧が発生するので、点P1
,P2 ,P3 の電位は一定となる。第1のバイポー
ラトランジスタQ1 には抵抗Rを介してベース・エミ
ッタ間に電流が流れる。これによりバイポーラトランジ
スタQ1 のコレクタ・エミッタ間に電流が流れて、そ
のエミッタ電位は点P1 の電位からバイポーラトラン
ジスタQ1 のベース・エミッタ間電圧Vbe1 を減
じた定電圧となる。この電圧により負荷1が定電圧で駆
動される。
D2 とZD3 のツェナ電圧の和よりも高い直流電圧
が印加される。これにより、ツェナダイオードZD1
とZD2 とZD3 にはツェナ電流が流れて、その両
端には、それぞれツェナ電圧が発生するので、点P1
,P2 ,P3 の電位は一定となる。第1のバイポー
ラトランジスタQ1 には抵抗Rを介してベース・エミ
ッタ間に電流が流れる。これによりバイポーラトランジ
スタQ1 のコレクタ・エミッタ間に電流が流れて、そ
のエミッタ電位は点P1 の電位からバイポーラトラン
ジスタQ1 のベース・エミッタ間電圧Vbe1 を減
じた定電圧となる。この電圧により負荷1が定電圧で駆
動される。
【0013】次に、第2のバイポーラトランジスタQ2
のベースには、点P2 に得られる定電位が印加され
、そのベース・エミッタ間には、入力端子Aから抵抗R
、ツェナダイオードZD1 を介してベース電流が流れ
る。これにより、バイポーラトランジスタQ2 のコレ
クタ・エミッタ間に電流が流れて、そのエミッタ電位は
点P2 の電位からバイポーラトランジスタQ2 のベ
ース・エミッタ間電圧Vbe2 を減じた定電圧となる
。バイポーラトランジスタQ2 のエミッタに接続され
た負荷2とコンデンサC2 には、入力端子Aから、バ
イポーラトランジスタQ1 、バイポーラトランジスタ
Q2 のコレクタ・エミッタ間を介して電流が供給され
、負荷2は定電圧で駆動される。
のベースには、点P2 に得られる定電位が印加され
、そのベース・エミッタ間には、入力端子Aから抵抗R
、ツェナダイオードZD1 を介してベース電流が流れ
る。これにより、バイポーラトランジスタQ2 のコレ
クタ・エミッタ間に電流が流れて、そのエミッタ電位は
点P2 の電位からバイポーラトランジスタQ2 のベ
ース・エミッタ間電圧Vbe2 を減じた定電圧となる
。バイポーラトランジスタQ2 のエミッタに接続され
た負荷2とコンデンサC2 には、入力端子Aから、バ
イポーラトランジスタQ1 、バイポーラトランジスタ
Q2 のコレクタ・エミッタ間を介して電流が供給され
、負荷2は定電圧で駆動される。
【0014】同様に、第3のバイポーラトランジスタQ
3 のベースには、点P3 に得られる定電位が印加さ
れ、そのベース・エミッタ間には、入力端子Aから抵抗
R、ツェナダイオードZD1 、ツェナダイオードZD
2 を介してベース電流が流れる。これにより、バイポ
ーラトランジスタQ3 のコレクタ・エミッタ間に電流
が流れて、そのエミッタ電位は点P3 の電位からバイ
ポーラトランジスタQ3 のベース・エミッタ間電圧V
be3 を減じた定電圧となる。バイポーラトランジス
タQ3 のエミッタに接続された負荷3とコンデンサC
3 には、入力端子Aから、バイポーラトランジスタQ
1 、バイポーラトランジスタQ3 のコレクタ・エミ
ッタ間を介して電流が供給され、負荷3は定電圧で駆動
される。
3 のベースには、点P3 に得られる定電位が印加さ
れ、そのベース・エミッタ間には、入力端子Aから抵抗
R、ツェナダイオードZD1 、ツェナダイオードZD
2 を介してベース電流が流れる。これにより、バイポ
ーラトランジスタQ3 のコレクタ・エミッタ間に電流
が流れて、そのエミッタ電位は点P3 の電位からバイ
ポーラトランジスタQ3 のベース・エミッタ間電圧V
be3 を減じた定電圧となる。バイポーラトランジス
タQ3 のエミッタに接続された負荷3とコンデンサC
3 には、入力端子Aから、バイポーラトランジスタQ
1 、バイポーラトランジスタQ3 のコレクタ・エミ
ッタ間を介して電流が供給され、負荷3は定電圧で駆動
される。
【0015】なお、ツェナダイオードの直列個数を4個
以上として、それぞれの接続点にバイポーラトランジス
タのベースを接続し、各バイポーラトランジスタのエミ
ッタ側に負荷を接続することにより、更に多くの負荷を
定電圧で駆動できるようにしても良い。
以上として、それぞれの接続点にバイポーラトランジス
タのベースを接続し、各バイポーラトランジスタのエミ
ッタ側に負荷を接続することにより、更に多くの負荷を
定電圧で駆動できるようにしても良い。
【0016】
【発明の効果】本発明は、上述のように構成されており
、第1のバイポーラトランジスタのコレクタ・ベース間
に抵抗を接続し、さらにベースに複数の定電圧素子を直
列に接続し、定電圧素子の接続点に第2のバイポーラト
ランジスタのベースを接続し、第1のバイポーラトラン
ジスタのエミッタと第2のバイポーラトランジスタのコ
レクタを接続することにより、複数の異なる負荷に対し
て独立した電源を提供することができ、第2のバイポー
ラトランジスタが一方向にのみ電流を流すため、電流が
逆流することのない回路構成となり、それぞれの電源が
お互いに負荷側の影響を受けないという効果がある。
、第1のバイポーラトランジスタのコレクタ・ベース間
に抵抗を接続し、さらにベースに複数の定電圧素子を直
列に接続し、定電圧素子の接続点に第2のバイポーラト
ランジスタのベースを接続し、第1のバイポーラトラン
ジスタのエミッタと第2のバイポーラトランジスタのコ
レクタを接続することにより、複数の異なる負荷に対し
て独立した電源を提供することができ、第2のバイポー
ラトランジスタが一方向にのみ電流を流すため、電流が
逆流することのない回路構成となり、それぞれの電源が
お互いに負荷側の影響を受けないという効果がある。
【図1】本発明の基本構成を示す回路図である。
【図2】従来例の回路図である。
【図3】本発明の第1の実施例の回路図である。
【図4】本発明の第2の実施例の回路図である。
A 第1の電源入力端子
B 第2の電源入力端子
Q1 第1のバイポーラトランジスタQ2
第2のバイポーラトランジスタ1 第
1の負荷 2 第2の負荷 ZD1 第1のツェナダイオード ZD2 第2のツェナダイオード R 抵抗
第2のバイポーラトランジスタ1 第
1の負荷 2 第2の負荷 ZD1 第1のツェナダイオード ZD2 第2のツェナダイオード R 抵抗
Claims (1)
- 【請求項1】 第1のバイポーラトランジスタのコレ
クタを第1の電源入力端子に接続し、第1のバイポーラ
トランジスタのコレクタとベースの間に抵抗を接続し、
第1のバイポーラトランジスタのベースと第2の電源入
力端子の間に2つ以上の定電圧素子を直列的に接続し、
定電圧素子の接続点に第2のバイポーラトランジスタの
ベースを接続し、第2のバイポーラトランジスタのコレ
クタを第1のバイポーラトランジスタのエミッタに接続
し、第1のバイポーラトランジスタのエミッタと第2の
電源入力端子の間に第1の負荷を接続し、第2のバイポ
ーラトランジスタのエミッタと第2の電源入力端子の間
に第2の負荷を接続したことを特徴とする電源回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2223391A JPH04261356A (ja) | 1991-02-15 | 1991-02-15 | 電源回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2223391A JPH04261356A (ja) | 1991-02-15 | 1991-02-15 | 電源回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04261356A true JPH04261356A (ja) | 1992-09-17 |
Family
ID=12077076
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2223391A Pending JPH04261356A (ja) | 1991-02-15 | 1991-02-15 | 電源回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04261356A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1265347A3 (de) * | 2001-06-08 | 2005-12-28 | Grundfos A/S | Bootstrap-Spannungsversorgung |
WO2006043370A1 (ja) * | 2004-10-19 | 2006-04-27 | Rohm Co., Ltd | スイッチング電源制御回路およびスイッチング電源装置ならびにそれを用いた電子機器 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6441912A (en) * | 1987-08-08 | 1989-02-14 | Fujitsu Ltd | Constant voltage circuit |
-
1991
- 1991-02-15 JP JP2223391A patent/JPH04261356A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6441912A (en) * | 1987-08-08 | 1989-02-14 | Fujitsu Ltd | Constant voltage circuit |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1265347A3 (de) * | 2001-06-08 | 2005-12-28 | Grundfos A/S | Bootstrap-Spannungsversorgung |
WO2006043370A1 (ja) * | 2004-10-19 | 2006-04-27 | Rohm Co., Ltd | スイッチング電源制御回路およびスイッチング電源装置ならびにそれを用いた電子機器 |
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