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JPH0425261Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0425261Y2
JPH0425261Y2 JP1985200979U JP20097985U JPH0425261Y2 JP H0425261 Y2 JPH0425261 Y2 JP H0425261Y2 JP 1985200979 U JP1985200979 U JP 1985200979U JP 20097985 U JP20097985 U JP 20097985U JP H0425261 Y2 JPH0425261 Y2 JP H0425261Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
cap
opening
shaft
collar
Prior art date
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Expired
Application number
JP1985200979U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62109781U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985200979U priority Critical patent/JPH0425261Y2/ja
Publication of JPS62109781U publication Critical patent/JPS62109781U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0425261Y2 publication Critical patent/JPH0425261Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、壁の角部に塗料を塗布するのに適し
た構造簡単な塗装用ローラに関するものである。
[従来の技術] 壁の角部を塗装するローラブラシとして特公昭
52−45325号公報に掲載されるものがあるが、こ
のものはY型継手の分岐をしない軸に握柄兼用塗
料供給管を連結し、2股の分岐軸の互に軸心が直
交するように2本の塗料供給管を結合すると共に
その各供給管にローラブラシを回転自在に支承し
たものである。
そのローラブラシのローラは、「中央部に塗料
供給管挿通用貫通孔を有する円柱状単体を備えた
ローラであつて、該単体は、軸方向に連結された
2部品から成り、両部品間にはその連結状態にお
いて前記貫通孔内から外周部へ塗料を導びく塗料
通路が形成され、両部品の夫々には前記塗料通路
を形成する側とは反対の側の遊端に開放する凹入
部が設けられ、さらに一方の部品の前記遊端に設
けられた嵌合部と、他方の部品の前記遊端に設け
られると共に軸方向に隣接する別の単体における
前記嵌合部と嵌合する被嵌合部とを夫々備え、前
記嵌合部と被嵌合部とは、互に隣接する単体間に
おいて互に嵌合連結したとき前記凹入部を中央の
貫通孔及びローラ外周部に対して密閉された空洞
部とするようにした」構成を要旨とし、一種類の
単体を任意個数連結するだけで所望長さローラを
得ることができる。
[考案が解決しようとする問題点] ところが、従来におけるこの種のものは、塗料
供給管を介して塗料を供給しつつ塗装を行うもの
であり、またブラシ自体の清掃も容易なように単
体を構成する2つの部品を分解可能な構成とする
等、ローラの構成が複雑である。
[問題点を解決するための手段] 本考案においては、上述した問題点を解決する
ために、後端に柄が固定した支持杆の先端に2股
状に分かれた支軸を設け、この支軸に嵌着するロ
ーラを、一端に開口部を有する円柱状のドラム
と、このドラムの開口部中に圧入されるキヤツプ
と、このキヤツプの軸部の先端部に回転自在に嵌
合され、その一部に軸方向に沿つてすり割りを有
するカラーと前記ドラムの外周面に基布を介して
固定されるパツドとで構成し、前記キヤツプは軸
部の一端にフランジを有し、このフランジの中心
部を貫通して、かつ軸部の先端に形成された開口
部中に連通する支持杆の支軸が嵌合する透孔が形
成され、前記カラーは軸部の開口部中に回転自在
に嵌合するようにした構造を採用した。
[作用] 上述したような構造を採用すると、キヤツプ先
端部の開口部中にカラーを嵌合した状態でキヤツ
プの軸部をドラムの開口部内に圧入するのみでロ
ーラの基体を形成し、この基体のドラム外周に基
布を介してパツドを固定することにより塗装用ロ
ーラを構成できるのでローラの製作が著しく容易
である。
この塗装用ローラを支持杆の支軸に取付ける
と、カラーによつてローラが支軸から逸脱するの
が防止されると共にカラー外周とキヤツプの開口
部の内周面との間に〓間を設けるのでローラの回
転を円滑に行なわせ、確実に角部壁面の塗装を行
なうことができ、また、カラーにすり割を設けた
のでカラーの拡径が自在でローラを支軸への着脱
が容易である。
[実施例] 以下、図面に示す実施例に基いて本考案の詳細
を説明する。
第1図以下は本考案の一実施例を説明するもの
で、図において符号1で示すものは支持杆で、鋼
棒などから形成されており、この後端には柄2が
固定されている。
支持杆1の先端にはこれと一体的に2股状に分
かれた2本の支軸3,3が設けられている。これ
ら支軸3,3間の開き角度は第4図に示すように
90度であり、かつ2本の支軸3,3を含む平面は
第5図に示すように支持杆1に対して所定の角
度、例えば120度の角度をもつて交差している。
また、各支軸3,3の先端には先端に到るほど
細くなるテーパ面3aが各々形成されている。
各支軸3の先端には第7図〜第10図に示すよ
うな構造を持つローラ4が回転自在に軸承されて
いる。
即ち、図において符号5で示すものはドラム
で、合成樹脂、あるいは木材などから円柱状に形
成されており、その一端には円形の開口部5aが
所定の深さをもつて形成されている。
この開口部5a中にはキヤツプ6が嵌合固定さ
れる。
キヤツプ6は合成樹脂などから一体成形されて
おり、軸部7とフランジ8とを有する。
軸部7の直径は開口部5aの内径とほぼ等し
く、その長さは開口部5aの深さとほぼ同一であ
る。この軸部7には所定間隔はなして断面が直角
3角形状の溝7aが全周にわたつて2条形成され
ている。
この溝7aが直立壁は軸部7の先端側にある。
これら溝7a,7aを形成することにより、両
者間には断面が直角3角形の突条7bが画成され
ている。この突条7bの直立壁はフランジ8側に
ある。
また、軸部7の先端には開口部5a中に嵌合さ
せ易いようにテーパ面7cが形成されている。そ
して、軸部7の先端の中央部には第7図に示すよ
うに所定の直径を有する開口部7dが所定の深さ
に形成されており、この開口部7dに連通した状
態でフランジ8側から透孔8aが形成されてい
る。この透孔8aの直径は開口部7dの直径より
も小さい。
一方、フランジ8の直径はドラム5の直径より
わずかに大きく、その周面の外側には45度の傾斜
角度を持つテーパ面8bが形成されている。
また、前記軸部7の開口部7d中にはカラー9
が回転自在に嵌合される。このカラー9は例えば
金属板を円筒状に巻いて形成されており、その一
部には軸方向に沿つてすり割り9aが形成されて
いる。そして、このカラー9の上下端の内径側に
は外方端に至るほど大直径となるテーパ面9bが
形成されている。
なお、カラー9の自由状態での内径をd1、支軸
3の直径をd2とするとd1<d2となるように形成さ
れており、透孔8aを介して支軸3がキヤツプ6
を貫通して嵌合されると、カラー9はすり割り9
aの部分から直径が大となるように押し広げら
れ、拡径されるが、この状態においても第7図に
示すようにカラー9の外周とキヤツプ6の開口部
7dの内周面との間にはわずかなすき間があり、
ローラ4は自由に回転することができる。
このような構造を採用したのはローラ4にペン
キ等の塗料が固着し、使用不能になつた場合に、
ローラ4を自由に交換して使い捨てできるように
するためである。
一方、符号10で示すものはパツドで袋状の基
布11に細繊維12を植毛して形成されている。
基布11の直径はドラム5の直径とほぼ等し
く、その深さはドラム5の長さとほぼ等しい。
このパツド10は基布11を介して接着剤によ
りドラム5の外周面に固定される。
上述したような構造を有するローラ4は第1図
〜第3図に示すようにそれぞれの支軸3に回転自
在に取り付けられる。
取り付けられた状態では第3図に示すように2
個のローラ4,4は支軸3,3の開き角度と同一
の開き角度、すなわち90度の角度を持つて配置さ
れている。
次に、以上のように構成された塗装用ローラの
使用方法について説明する。
本考案になる塗装用ローラは2つの壁面がほぼ
90度の角度をもつて交差する壁面の角部の塗装に
のみ用いられる。
このような場合には柄2を握り、第11図およ
び第12図に示すように壁面13,13が交差す
る角部に支軸3が直交するようにしてローラ4,
4を押しあてる。
この時には支軸3と支持杆1とは120度の角度
をもつて交差しているため、柄2側は壁面13か
ら遠ざかり、ローラ4を上下させても極めて使い
勝手がよい。
このようにしてローラ4,4を壁面13,13
が交差する角部に押し着けると、第12図に示す
ようにローラ4,4が同時に2つの壁面13,1
3の角部に接する。
この状態でローラ4,4を上下させるとローラ
4のパツド10に含浸されていた塗料が壁面13
側に塗布される。
[効果] 以上の説明から明らかなように本考案によれ
ば、支持杆の先端に2股状に分かれた支軸を設
け、この支軸に嵌着するローラを、一端に開口部
を有する円柱状のドラムと、このドラムの開口部
中に圧入されるキヤツプと、このキヤツプの軸部
の先端部に回転自在に嵌合され、その一部に軸方
向に沿つてすり割りを有するカラーと前記ドラム
の外周面に基布を介して固定されるパツドとで構
成するようにしたので、キヤツプ先端部の開口部
中にカラーを嵌合した状態でキヤツプの軸部をド
ラムの開口部内に圧入するのみでローラの基体を
形成し、この基体のドラム外周に基布を介してパ
ツドに固定することにより塗装用ローラを構成で
きるのでローラの製作が著しく容易である。
この塗装用ローラを支持杆の支軸に取付ける
と、カラーによつてローラが支軸から逸脱するの
が防止されると共にカラー外周とキヤツプの開口
部の内周面との間に〓間を設けるのでローラの回
転を円滑に行なわせ、確実に角部壁面の塗装を行
なうことができ、また、カラーにすり割を設けた
のでカラーの拡径が自在でローラを支軸への着脱
が容易である。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を説明するもので、第1
図は平面図、第2図は側面図、第3図は正面図、
第4図は支持杆の平面図、第5図は支持杆の側面
図、第6図は支持杆の正面図、第7図はローラの
縦断側面図、第8図は第7図のA−A線断面図、
第9図はドラム部分の分解斜視図、第10図はカ
ラーと支軸の関係を示す説明図、第11図は塗装
状態を示す側面図、第12図は塗装状態を示す平
面図である。 1……支持杆、2……柄、3……支軸、4……
ローラ、5……ドラム、6……キヤツプ、7……
軸部、8……フランジ、9……カラー、10……
パツド、11……基布、12……細繊維。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 後端に柄2が固定した支持杆1の先端に2股状
    に90度開らく支軸3,3と、これら支軸3,3に
    着脱自在に取付けられるローラ4とからなる塗装
    用ローラに於いて、前記ローラ4を一端に開口部
    5aを有する円柱状のドラム5と、このドラム5
    の開口部5a中に圧入されるキヤツプ6と、この
    キヤツプ6の軸部7の先端部に回転自在に嵌合さ
    れ、その一部に軸方向に沿つてすり割り9aを有
    するカラー9と前記ドラム5の外周面に基布11
    を介して固定されるパツド10とから成り、前記
    キヤツプ6は軸部7の一端にフランジ8を有し、
    このフランジ8の中心部を貫通して、かつ軸部7
    の先端に形成された開口部7d中に連通する前記
    支軸3が嵌合する透孔8aが形成され、前記カラ
    ー9は軸部7の開口部7d中に回転自在に嵌合さ
    れていることを特徴とする塗装用ローラ。
JP1985200979U 1985-12-27 1985-12-27 Expired JPH0425261Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985200979U JPH0425261Y2 (ja) 1985-12-27 1985-12-27

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985200979U JPH0425261Y2 (ja) 1985-12-27 1985-12-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62109781U JPS62109781U (ja) 1987-07-13
JPH0425261Y2 true JPH0425261Y2 (ja) 1992-06-16

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ID=31164003

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985200979U Expired JPH0425261Y2 (ja) 1985-12-27 1985-12-27

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020076566A (ko) * 2001-03-29 2002-10-11 최이철 페인트칠용 롤러
JP6457030B1 (ja) * 2017-07-26 2019-01-23 株式会社ひたかみ建装 ローラ塗布具

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5245325A (en) * 1975-10-08 1977-04-09 Zoukeishiya:Kk Method for producing animation display means by print composition of n egative film or intermediate negative film

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5245325A (en) * 1975-10-08 1977-04-09 Zoukeishiya:Kk Method for producing animation display means by print composition of n egative film or intermediate negative film

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JPS62109781U (ja) 1987-07-13

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