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JPH04245512A - 電源装置 - Google Patents

電源装置

Info

Publication number
JPH04245512A
JPH04245512A JP1127391A JP1127391A JPH04245512A JP H04245512 A JPH04245512 A JP H04245512A JP 1127391 A JP1127391 A JP 1127391A JP 1127391 A JP1127391 A JP 1127391A JP H04245512 A JPH04245512 A JP H04245512A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
load
output
power supply
supply device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1127391A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Miyazaki
浩 宮崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP1127391A priority Critical patent/JPH04245512A/ja
Publication of JPH04245512A publication Critical patent/JPH04245512A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Control Of Voltage And Current In General (AREA)
  • Control Of Electrical Variables (AREA)
  • Dc-Dc Converters (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】[発明の目的]
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、スイッチング方式の電
源装置に関するものである。
【0003】
【従来の技術】近年、スイッチング方式の電源装置が種
々提案されている。このような電源装置にモータ等の負
荷を接続して駆動する場合がある。一般的に低温時にお
いてはモータの可動部の潤滑性が低下して摩擦が大きく
なり、いわゆる負荷が重くなる。このためモータ等の可
動部を有する負荷を駆動させるための電源装置は、負荷
が低温時、例えば負荷温度−20℃程度で30〜50%
程度重くなるのを見越してこの分の余裕度をもって設計
する必要がある。
【0004】図6は従来のスイッチング方式の電源装置
100を示した回路図である。
【0005】ノイズを除去するためのラインフィルタ1
01を介して入力した交流電源を整流回路103が整流
した後に、コンデンサC1が平滑化する。コンデンサC
1によって平滑化された直流電源は起動用の抵抗R1を
介して制御回路105へ与えられると共に、コンバータ
トランス(以下、単にトランスと称する)TR1の一次
巻線TR1a,TR1bへ与えられる。トランスTR1
の二次巻線TR1cからの出力電圧は整流用のダイオー
ドD1,D3、チョークコイルCH1、平滑用のコンデ
ンサC3を介して電圧制限回路107へ与えられる。こ
の電圧制限回路107はトランスTR1の二次巻線TR
1cからの出力電圧を検出し、この検出値が制限値に達
した場合に検出信号を制御回路105へ出力する。また
、電流制限回路109は抵抗R3の両端の電圧を入力す
ると、この抵抗R3の両端の電圧に応じてトランスTR
1の二次巻線TR1cからの出力電流を検出し、この検
出値が制限値に達した場合に検出信号を制御回路105
へ出力する。また、トランスTR1の一次側の電流は電
流制限回路111によって検出される。即ち、電流制限
回路111は抵抗R5の両端の電圧を入力すると、この
抵抗R5の両端の電圧に応じてトランスTR1の一次側
の電流を検出し、この検出値が制限値に達した場合に検
出信号を制御回路105へ出力する。制御回路105は
電圧制限回路107若しくは電流制限回路109,11
1からの検出信号を入力すると、トランジスタTr1を
オフしてトランスTR1からの出力を制限する。
【0006】図7は、従来例の最大出力と制限特性を示
した特性図である。前述したように低温時においては負
荷が重くなるので、これを考慮して低温時の最大出力の
特性を改善したものが図7の曲線cである。図7の直線
bに示すように最大出力に温度依存性を有しない場合、
または図7の曲線cに示すように低温時における最大出
力を増大させた場合においても、これらの最大値に応じ
て図7の直線aに示すような制限特性が決定される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図7か
らも明らかなように低温時の最大値に応じて電源装置1
00の制限特性が決定されるので、常温時や高温時にお
いては、制限値と実際の出力値とがかけ離れてしまう。 この結果、制御回路105、電圧制限回路107、電流
制限回路109,111は低温時においては適切に出力
の制限に係る制御を行う半面、常温時や高温時において
は、制限値と実際の出力値とがかけ離れているので、出
力の制限に係る制御を適切にできない場合があった。
【0008】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
で、低温時における負荷の特性を考慮して適切に出力電
圧または出力電流を制限することのできる電源装置を提
供することを目的とする。
【0009】[発明の構成]
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本願第1の発明は、温度依存性を有する負荷を駆動する
と共に、検出される検出値に応じて当該負荷へ供給する
電力を制限する電源装置において、前記負荷へ供給され
る出力電流を温度依存性を有して検出する出力電流検出
手段を有すること要旨とする。
【0011】また、本願第2の発明は、温度依存性を有
する負荷を駆動すると共に、検出される検出値に応じて
当該負荷へ供給する電力を制限する電源装置において、
前記負荷へ供給される出力電圧を温度依存性を有して検
出する出力電圧検出手段を有することを有することを要
旨とする。
【0012】また、本願第3の発明は、電力を変成する
変成手段を介して入力される電力によって温度依存性を
有する負荷を駆動すると共に、検出される検出値に応じ
て当該負荷へ供給する電力を制限する電源装置において
、前記変成手段へ入力する入力電流を温度依存性を有し
て検出する入力電流検出手段を有することを有すること
を要旨とする。
【0013】さらに、本願第4の発明は、電力を変成す
る変成手段を介して入力される電力によって温度依存性
を有する負荷を駆動すると共に、検出される検出値に応
じて当該負荷へ供給する電力を制限する電源装置におい
て、前記負荷へ供給される出力電流を温度依存性を有し
て検出する出力電流検出手段と、前記負荷へ供給される
出力電圧を温度依存性を有して検出する出力電圧検出手
段と、当該電源装置に入力される入力電流を温度依存性
を有して検出する入力電流検出手段の内、少なくとも2
の検出手段を有して、これら検出手段により検出された
検出値に応じて前記負荷へ供給する電力を制限すること
を要旨とする。
【0014】
【作用】本願第1の発明の電源装置は、出力電流検出手
段が出力電流を温度依存性を有して検出すると、この検
出手段により検出された検出値に応じて負荷へ供給する
電力を制限する。
【0015】従って、温度依存性を有して検出した出力
電流の検出値に応じて負荷へ供給する電力を温度依存性
を有して適切に制限することができる。
【0016】本願第2の発明の電源装置は、出力電圧検
出手段が出力電圧を温度依存性を有して検出すると、こ
の検出手段により検出された検出値に応じて負荷へ供給
する電力を制限する。
【0017】従って、温度依存性を有して検出した出力
電圧の検出値に応じて負荷へ供給する電力を温度依存性
を有して適切に制限することができる。
【0018】本願第3の発明の電源装置は、電力を変成
する変成手段を介して入力される電力の入力電流を入力
電流検出手段が温度依存性を有して検出すると、この検
出手段により検出された検出値に応じて負荷へ供給する
電力を制限する。
【0019】従って、温度依存性を有して検出した入力
電流の検出値に応じて負荷へ供給する電力を温度依存性
を有して適切に制限することができる。
【0020】本願第4の発明の電源装置は、温度依存性
を有する負荷へ供給される出力電流を温度依存性を有し
て検出する出力電流検出手段と、前記負荷へ供給される
出力電圧を温度保存性を有して検出する出力電圧検出手
段と、当該電源装置に電力を変成する変成手段を介して
入力される電力の入力電流を温度依存性を有して検出す
る入力電流検出手段の内、少なくとも2の検出手段を有
するようにして、これら検出手段により検出された検出
値に応じて前記負荷へ供給する電力が制限されるため、
負荷へ供給する電力を温度依存性を有してより適切に制
限することができる。
【0021】
【実施例】以下、図面を参照して本発明に係る一実施例
を説明する。
【0022】図1は他励式フォワードコンバータに適用
した場合の本発明に係る電源装置の構成を示した回路図
である。
【0023】ラインフィルタ1は交流電力のノイズを除
去するためのものである。整流用のダイオードなどから
構成される整流回路3は、ラインフィルタ1を介して入
力した交流電力を整流する。コンデンサC1は整流回路
3で整流された直流電力を平滑化する。コンデンサC1
によって平滑化された直流電力は起動用の抵抗R1を介
して制御回路5へ与えられると共に、変成手段であるト
ランスTR1の一次巻線TR1a,TR1bへ与えられ
る。尚、トランスTR1のリセット回路とサージ吸収回
路は省略する。トランスTR1の二次巻線TR1cから
の出力電圧は整流用のダイオードD1,D3、チョーク
コイルCH1、平滑用のコンデンサC3を介して電圧制
限回路7へ与えられる。この電圧制限回路7には予め制
限値が設定されており、トランスTR1の二次巻線TR
1cからの出力電圧を検出し、この検出値が上記制限値
に達すると検出信号を制御回路5へ出力する。
【0024】また、トランスTR1の二次巻線TR1c
から引き出された電源線には抵抗R3が接続され、この
抵抗R3にはサーミスタTH1が並列に接続されている
。この抵抗R3とサーミスタTH1とで出力電流を温度
依存性を有して検出する出力電流検出手段を構成する。 サーミスタTH1は非線形な正の温度特性を有している
ので、温度の低下に応じて抵抗R3とサーミスタTH1
の合成抵抗が小さくなり、検出値である抵抗R3の両端
電圧も小さくなる。また、電流制限回路9は抵抗R3の
両端と接続され、抵抗R3とサーミスタTH1の合成抵
抗に応じて発生した電圧を入力する。また、電流制限回
路9には予め制限値が設定されており、抵抗R3の両端
の電圧に応じてトランスTR1の二次巻線TR1cから
の出力電流を検出し、この検出値が上記制限値に達する
と検出信号を制御回路5へ出力する。
【0025】また、トランスTR1の一次側の電流は電
流制限回路11によって検出される。即ち、トランスT
R1の一次巻線TR1aにはバイポーラトランジスタ等
のトランジスタTr1と抵抗R5が直列に接続され、こ
の抵抗R5にはサーミスタTH3が並列に接続されてい
る。この抵抗R5とサーミスタTH3とで入力電流を温
度依存性を有して検出する入力電流検出手段を構成する
。サーミスタTH3は非線形な正の温度特性を有してい
るので、温度の低下に応じて抵抗R5とサーミスタTH
3の合成抵抗が小さくなり、検出値である抵抗R5の両
端電圧も小さくなる。また、電流制限回路11は抵抗R
5の両端と接続され、抵抗R5とサーミスタTH3の合
成抵抗に応じて発生した電圧を入力する。また、電流制
限回路11には予め制限値が設定されており、抵抗R5
の両端の電圧に応じてトランスTR1の一次側の電流を
検出し、この検出値が上記制限値に達すると検出信号を
制御回路5へ出力する。制御回路5は電圧制限回路7若
しくは電流制限回路9,11からの検出信号を入力する
と、トランジスタTr1をオフしてトランスTR1から
の出力を制限する。制御回路5は制限手段を構成する。 尚、このトランジスタTr1の代わりにMOS  FE
T等のスイッチング素子を用いて構成してもよい。コン
デンサC5は平滑用のコンデンサであり、ダイオードD
5は整流用のダイオードである。また、図1に示す電源
装置の最大出力特性は図4の曲線cに示すように温度が
低下するに応じて最大出力が増大する。
【0026】次に、図2を参照して電圧制限回路7の内
部構成を説明する。
【0027】端子P1とP3の間には、抵抗R7とR9
が直列に接続され、抵抗R7にはサーミスタTH5が並
列に接続されている。この抵抗R7,9とサーミスタT
H5とで出力電圧を温度依存性を有して検出する出力電
圧検出手段を構成する。サーミスタTH5は非線形な負
の温度特性を有しているので、温度の低下に応じて抵抗
R7とR9の分圧比が大きくなり、検出値である抵抗R
9の両端電圧が小さくなる。抵抗R7とR9の接続点は
コンパレータ13の一方の入力端子と接続されている。 端子P3は抵抗R9と接続されると共に、電圧源15を
介してコンパレータ13の他方の入力端子と接続されて
いる。コンパレータ13の出力端子は端子P2を介して
制限回路5と接続されている。コンパレータ13は上記
検出値が上記制限値に達すると検出信号を制御回路5へ
出力する。
【0028】次に、図3を参照して電流制限回路9の内
部構成を説明する。
【0029】端子P5,7は抵抗R3と接続され、抵抗
R3によって検出された検出値を入力する。端子P5は
抵抗R11を介してコンデンサC7およびコンパレータ
17の一方の入力端子と接続されている。端子P7はコ
ンデンサC7と接続されると共に、電圧源19を介して
コンパレータ17の他方の入力端子と接続されている。 抵抗R11とコンデンサC7とでローパスフィルタを構
成し、抵抗R3によって検出された検出値のノイズを除
去する。
【0030】コンパレータ17の出力端子は端子P6を
介して制限回路5と接続されている。コンパレータ17
は上記検出値が上記制限値に達すると検出信号を制御回
路5へ出力する。
【0031】尚、電流制限回路11の内部構成は、図3
に示す電流制限回路9と同様であり、詳細な説明を省略
する。
【0032】次に、図4を参照して図1に示した実施例
の作用を説明する。
【0033】まず、電圧制限回路7の常温時、または高
温時における作用を説明する。電圧制限回路7はトラン
スTR1からの出力電圧を端子P1,P3を介して入力
する。このトランスTR1からの出力電圧は抵抗R7、
サーミスタTH5の合成抵抗と、抵抗R9とで分圧され
、抵抗R9の両端の電圧を検出値としてコンパレータ1
3の一方の入力端子へ入力する。コンパレータ13はこ
の検出値が電圧源15からの制限値に達すると検出信号
を制御回路5へ出力する。これにより制御回路5はトラ
ンジスタTr1をオフしてトランスTR1からの出力を
制限する。
【0034】次に、低温時の作用を説明する。低温時に
おいてはサーミスタTH5が非線形な負の温度特性を有
しているので、温度の低下に応じて抵抗R7とR9分圧
比が大きくなり、検出値である抵抗R9の両端電圧が小
さくなる。この結果、従来の制限特性は図4の直線aに
示すように温度が低下しても一定であるのに対して図1
に示す実施例は図4の曲線bに示すように、制限特性が
温度の低下に応じて高くなる。従って、図4の曲線cに
示す最大出力特性に応じて制限特性を変化させることが
できるので、高温から低温にわたって電源装置の出力を
適切に制限することができる。
【0035】次に、電流制限回路9,11における作用
を電流制限回路9を代表して説明する。
【0036】まず、常温時、または高温時における作用
を説明する。コンパレータ17は抵抗R3によって検出
された検出値を入力すると、この検出値と電圧源19か
らの制限値とを比較する。コンパレータ17は検出値が
電圧源19からの制限値に達すると検出信号を制御回路
5へ出力する。これにより制御回路5はトランジスタT
r1をオフしてトランスTR1からの出力を制限する。
【0037】次に、低温時においてはサーミスタTH1
が非線形な正の温度特性を有しているので、温度の低下
に応じて抵抗R3とサーミスタTH1の合成抵抗が小さ
くなり、検出値である抵抗R3の両端電圧も小さくなる
。この結果、図4の曲線bに示すように、制御回路5の
制限特性が温度の低下に応じて高くなる。従って、図4
の曲線cに示す最大出力特性に応じて制限特性を変化さ
せることができるので、高温から低温にわたって電源装
置の出力を適切に制限することができる。
【0038】尚、電流制限回路11における作用も上記
電流制限回路9と同様であり、詳細な説明を省略する。
【0039】次に、図5を参照して本発明に係る他の実
施例を説明する。
【0040】本実施例は、図5の曲線cに示すような最
大出力特性が温度の低下に応じて直線的に高くなる電源
装置を用い、図1に示したサーミスタTH1,TH3の
代わりに、線形な正の温度特性を有する白金測温体等を
用いて出力電圧又は出力電流を検出すると共に、サーミ
スタTH5の代わりに、白金測温体等を用いて出力電圧
又は出力電流を検出するようにしたことを特徴とする。 従って、サーミスタTH1,TH3の代わりに白金測温
体を用いた場合は、白金測温体が線形な温度特性を有し
ているので、温度の低下に応じて抵抗R3と白金測温体
の合成抵抗、及び抵抗R5と白金測温体の合成抵抗が小
さくなり、検出値である抵抗R3,R5の両端電圧も小
さくなる。また、サーミスタTH5の代わりに白金測温
体を用いた場合は、温度の低下に応じて抵抗R7とR9
の分圧比が大きくなり、検出値である抵抗R9の両端電
圧が小さくなる。この結果、従来の制限特性は図5の直
線aに示すように温度が低下しても一定であるのに対し
て、本実施例は図5の曲線bに示すように、制限特性が
温度の低下に応じて直線的に上昇する。従って、図5の
曲線cに示す最大出力特性に応じて、制限特性を直線的
に変化させることができるので、高温から低温に亘って
電源装置の出力を適切に制限することができる。
【0041】次に、本発明に係るその他の実施例を説明
する。
【0042】本実施例は、電圧源15,19に温度依存
性を持たせ、この電圧源15,19を温度依存性を有す
る制限値発生手段として構成せしめたことを特徴とする
。例えば、半導体素子の温度特性を利用してダイオード
等の順方向の電圧を電圧源15,19として用いること
により、出力電圧又は出力電流を制限するための制限値
を温度依存性を有して発生する。
【0043】電圧源15,19が非線形な温度特性を有
し、温度の低下に応じて制限値が非線形に増加する場合
には、図4の曲線bに示すように、制限特性が温度の低
下に応じて上昇する。従って、図4の曲線cに示す最大
出力特性に応じて制限特性を変化させることができるの
で、高温から低温にわたって電源装置の出力を適切に制
限することができる。
【0044】また、電圧源15,19が線形な温度特性
を有し、温度の低下に応じて制限値が直線的に増加する
場合には、図5の曲線bに示すように、制限特性が温度
の低下に応じて直線的に上昇する。従って、図5の曲線
cに示す最大出力特性に応じて制限特性を変化させるこ
とができるので、高温から低温にわたって電源装置の出
力を適切に制限することができる。
【0045】また、コンパレータ13,17の代わりに
演算増幅器と、帰還抵抗を用いて入力電圧を帰還増幅し
、この帰還抵抗を非線形若しくは線形な温度特性を有す
るサーミスタまたは白金測温体で構成することにより、
図4の曲線bまたは図5の曲線bに示すように、制限特
性を温度の低下に応じて上昇させることができる。
【0046】尚、上記の実施例ではフォワードコンバー
タに適用した場合を例にとって説明したが、本発明はこ
れに限定されること無く、フライバックコンバータ等の
適宜のスイッチング方式の電源装置に適用することがで
きる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように本願第1の発明は、
出力電流検出手段が出力電流を温度依存性を有して検出
すると、この検出手段により検出された検出値に応じて
負荷へ供給する電力を制限するように構成したので、温
度依存性を有して検出した出力電流の検出値に応じて負
荷へ供給する電力を温度依存性を有して適切に制限する
ことができる。
【0048】また、本願第2の発明は、出力電圧検出手
段が出力電圧を温度依存性を有して検出すると、この検
出手段により検出された検出値に応じて負荷へ供給する
電力を制限するように構成したので、温度依存性を有し
て検出した出力電圧の検出値に応じて負荷へ供給する電
力を温度依存性を有して適切に制限することができる。
【0049】また、本願第3の発明は、入力電流検出手
段が入力伝料を温度依存性を有して検出すると、この検
出手段により検出された検出値に応じて負荷へ供給する
電力を制限するように構成したので、温度依存性を有し
て検出した入力電流の検出値に応じて負荷へ供給する電
力を温度依存性を有して適切に制限することができる。
【0050】また、本願第4の発明は、出力電流検出手
段が出力電流を温度依存性を有して検出し、又は出力電
圧検出手段が出力電圧を温度依存性を有して検出し、又
は入力電流検出手段が入力電流を温度依存性を有して検
出すると、これらの検出手段により検出された検出値に
応じて負荷へ供給する電力を制限するように構成したの
で、温度依存性を有して検出した出力電流、出力電圧、
又は入力電流の検出値に応じて負荷へ供給する電力を温
度依存性を有して適切に制限することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す回路図である。
【図2】図1に示した電圧制限回路の内部構成を示した
回路図である。
【図3】図1に示した電流制限回路の内部構成を示した
回路図である。
【図4】図1に示した実施例の特性を従来例と供に示し
た特性図である。
【図5】本発明に係る他の実施例の特性を従来例と供に
示した特性図である。
【図6】従来例の回路図である。
【図7】従来例の特性図である。
【符号の説明】
5  制御回路 7  電圧制限回路 9  電流制限回路 11  電流制限回路 13  コンパレータ 17  コンパレータ 15  電圧源 19  電圧源 TH1  サーミスタ TH3  サーミスタ TH5  サーミスタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  温度依存性を有する負荷を駆動すると
    共に、検出される検出値に応じて当該負荷へ供給する電
    力を制限する電源装置において、前記負荷へ供給される
    出力電流を温度依存性を有して検出する出力電流検出手
    段を有することを特徴とする電源装置。
  2. 【請求項2】  温度依存性を有する負荷を駆動すると
    共に、検出される検出値に応じて当該負荷へ供給する電
    力を制限する電源装置において、前記負荷へ供給される
    出力電圧を温度依存性を有して検出する出力電圧検出手
    段を有することを特徴とする電源装置。
  3. 【請求項3】  電力を変成する変成手段を介して入力
    される電力によって温度依存性を有する負荷を駆動する
    と共に、検出される検出値に応じて当該負荷へ供給する
    電力を制限する電源装置において、前記変成手段へ入力
    する入力電流を温度依存性を有して検出する入力電流検
    出手段を有することを特徴とする電源装置。
  4. 【請求項4】  電力を変成する変成手段を介して入力
    される電力によって温度依存性を有する負荷を駆動する
    と共に、検出される検出値に応じて当該負荷へ供給する
    電力を制限する電源装置において、前記負荷へ供給され
    る出力電流を温度依存性を有して検出する出力電流検出
    手段と、前記負荷へ供給される出力電圧を温度依存性を
    有して検出する出力電圧検出手段と、当該電源装置に入
    力される入力電流を温度依存性を有して検出する入力電
    流検出手段の内、少なくとも2の検出手段を有して、こ
    れら検出手段により検出された検出値に応じて前記負荷
    へ供給する電力を制限することを特徴とする電源装置。
JP1127391A 1991-01-31 1991-01-31 電源装置 Pending JPH04245512A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107453625A (zh) * 2014-05-09 2017-12-08 立锜科技股份有限公司 返驰式电源供应器及其控制电路

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CN107453625A (zh) * 2014-05-09 2017-12-08 立锜科技股份有限公司 返驰式电源供应器及其控制电路

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