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JPH04235154A - フルオロメチル化ポリシアノベンゼン、そのアルカリ金属シアニド付加物、それらの製造法及びフルオロメチル化ポリシアノベンゼンの利用 - Google Patents

フルオロメチル化ポリシアノベンゼン、そのアルカリ金属シアニド付加物、それらの製造法及びフルオロメチル化ポリシアノベンゼンの利用

Info

Publication number
JPH04235154A
JPH04235154A JP3144238A JP14423891A JPH04235154A JP H04235154 A JPH04235154 A JP H04235154A JP 3144238 A JP3144238 A JP 3144238A JP 14423891 A JP14423891 A JP 14423891A JP H04235154 A JPH04235154 A JP H04235154A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formula
fluoromethylated
polycyanobenzene
acid
alkali metal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3144238A
Other languages
English (en)
Inventor
Gunther Beck
グンター・ベツク
Der Emden Wolfgang Von
ボルフガング・フオン・デア・エムデン
Helmut Heitzer
ヘルムート・ハイツアー
Friedrich W Kroeck
フリードリツヒ・ビルヘルム・クレツク
Ernst Kysela
エルンスト・キゼラ
Albrecht Marhold
アルブレヒト・マルホルト
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bayer AG
Original Assignee
Bayer AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from DE19904016993 external-priority patent/DE4016993A1/de
Priority claimed from DE19904022751 external-priority patent/DE4022751A1/de
Application filed by Bayer AG filed Critical Bayer AG
Publication of JPH04235154A publication Critical patent/JPH04235154A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C255/00Carboxylic acid nitriles
    • C07C255/49Carboxylic acid nitriles having cyano groups bound to carbon atoms of six-membered aromatic rings of a carbon skeleton
    • C07C255/50Carboxylic acid nitriles having cyano groups bound to carbon atoms of six-membered aromatic rings of a carbon skeleton to carbon atoms of non-condensed six-membered aromatic rings
    • C07C255/51Carboxylic acid nitriles having cyano groups bound to carbon atoms of six-membered aromatic rings of a carbon skeleton to carbon atoms of non-condensed six-membered aromatic rings containing at least two cyano groups bound to the carbon skeleton
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/75Systems in which material is subjected to a chemical reaction, the progress or the result of the reaction being investigated
    • G01N21/77Systems in which material is subjected to a chemical reaction, the progress or the result of the reaction being investigated by observing the effect on a chemical indicator
    • G01N2021/7769Measurement method of reaction-produced change in sensor
    • G01N2021/7786Fluorescence

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Non-Biological Materials By The Use Of Chemical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、新規フルオロメチル化ポリシア
ノベンゼン、その製造法、この製造法において中間体と
して形成されるフルオロメチル化ポリシアノベンゼンの
塩様アルカリ金属シアニド付加物、及びフルオロメチル
化ポリシアノベンゼンの、アニオン検出への利用に関す
る。
【0002】次式
【0003】
【化5】
【0004】[式中、Xは  水素、フッ素又は塩素で
あり、mは  1又は2であり、nは  (6−m)で
ある]の新規フルオロメチル化ポリシアノベンゼンを見
いだした。
【0005】本発明は、さらに式(I)のフルオロメチ
ル化ポリシアノベンゼンの製造法に関しており、それに
よると、次式
【0006】
【化6】
【0007】[式中X、m及びnは式(I)の場合と同
義であり、Yはフッ素又はCNである]のフルオロメチ
ル化フルオロベンゼンを有機希釈剤中でアルカリ金属シ
アニドと反応させ、次式
【0008】
【化7】
【0009】[式中X,m及びnは式(I)と同義であ
り、M+はアルカリ金属カチオンである]の塩様付加物
を得、この付加物を、望ましい場合は単離せずに、酸で
処理するか又は好ましくは真空中で150−300℃の
温度に加熱することにより式(I)の化合物に転化する
【0010】本発明は、さらに式(III)の塩様付加
物に関する。
【0011】本発明の方法の第1反応段階で使用するア
ルカリ金属シアニドは、ナトリウム又はカリウムの安価
なシアニドが好ましい。
【0012】アルカリ金属シアニドとの反応は、有機希
釈剤中で行う。使用する有機希釈剤は、従来の非プロト
ン性、又は極性溶媒である。この種の溶媒の例は:脂肪
族ニトリル、例えばアセトニトリル、プロピオニトリル
、3−メトキシプロピオニトリル;脂肪族及び環状エ−
テル、例えばエチレングリコ−ルジメチルエ−テル、ジ
エチレングリコ−ルジメチルエ−テル(ジグライム)、
テトラヒドロフラン;低級脂肪族カルボン酸のN,N−
ジアルキルアミド、例えばN,N−ジメチルホルムアミ
ド、N,N−ジエチルアセトアミド、N−メチル−N,
N−ジメチルホルムアミド;脂肪族スルホキシド、例え
ばジメチルスルホキシド;脂肪族スルホン、例えばジメ
チルスルホン、及びテトラメチレンスルホン;さらにテ
トラメチルウレア、エチレンカ−ボネ−ト、プロピレン
カ−ボネ−ト、N,N’−ジメチル−1.3−イミダゾ
リン−2−オン及びヘキサメチルリン酸トリアミドであ
る。アセトニトリル、及びN,N−ジメチルホルムアミ
ドが特に好ましい。
【0013】式(II)のフルオロメチル化フルオロベ
ンゼンのアルカリ金属シアニドとの反応は−50℃−+
150℃、好ましくは0℃−100℃、特に好ましくは
10℃−50℃の温度で行う。
【0014】反応は一般に大気圧下で行う。
【0015】本発明による式(II)の化合物とアルカ
リ金属シアニドの反応は次式で記述することができる:
(a)ジフルオロメチルペンタフルオロベンゼンを使用
する場合:
【0016】
【化8】
【0017】(b)α,α,α,2,3,5,6−ヘプ
タフルオロ−p−トルニトリルを使用する場合:
【00
18】
【化9】
【0019】上式(a)及び(b)から明らかなように
、式(III)の付加物の製造には、ベンゼン環に結合
し、本発明に従ってシアノ基に交換すべきフッ素原子の
数に依存して、出発化合物(II)1モル当たり5又は
6モルのアルカリ金属シアニドが必要である。しかし、
未転化の出発化合物(II)は付加物(III)とその
溶解性が非常に異なり、従ってジクロロメタンなどの溶
媒で処理するという簡単な方法で、これらの溶媒に全く
不溶性の式(III)の付加物と分離することができる
ので、化学量論的に必要な量のアルカリ金属シアニドの
かわりに化学量論量より少ない所望の量のアルカリ金属
シアニドを使用することもできる。式(a)及び(b)
に記載の反応を完結前に中止する場合も同様のことが言
える。
【0020】使用する式(II)のフルオロベンゼン、
使用する反応温度及び溶媒に依存して、付加物生成のた
めの反応時間は1時間から2週間まで変わる。
【0021】本発明の方法において出発材料として必要
な式(II)のフルオロメチル化フルオロベンゼンは周
知であり、例えばJ.Fluorine  Chem.
1987,37,1−14頁に記載されているか、ある
いは本質的に周知の方法により製造することができる。
【0022】本発明に従うアルカリ金属シアニドと式(
II)の化合物の反応は、特に無水の溶媒中に溶解した
式(II)のフルオロメチル化フルオロベンゼンの溶液
に、水分を除去し撹拌しながら−40℃−室温にて、化
学量論的に必要な量の(又は化学量論量より少ない)ア
ルカリ金属シアニドを加え、選定した最終的温度、例え
ば20℃−80℃にて反応が完結するか又は実質的に終
了するまで(ガスクロマトグラフィ−により容易に追跡
することができる)混合物の撹拌を続けて行うのが好ま
しい。
【0023】中間体、すなわち式(III)の付加物を
単離するのが望ましい場合、好ましい方法は以下である
:式(II)の化合物とアルカリ金属シアニドの反応が
完結した後、溶解せずに残っている残留物を濾別し;濾
液から穏やかな条件下(室温から50℃)の真空中で溶
媒を除去する。未転化で残留している出発化合物(II
)を除去するため、残留物を室温で溶媒、例えばジクロ
ロメタンと共に撹拌する。溶媒処理の後、溶解せずに残
る橙−赤色から赤色の式(III)のアルカリ金属塩を
濾別し;式(II)の出発材料を濾液から回収すること
ができる。
【0024】式(III)のアルカリ金属塩は室温で安
定な化合物であり;蛍光溶液を与える。
【0025】式(III)の付加物は、酸で処理するか
又は、150℃−300℃、好ましくは170℃−23
0℃の温度に、好ましくは真空中で加熱することにより
熱的に式(I)の化合物に転化することができる。
【0026】式(III)の化合物の分解に使用するの
が好ましい酸は、液体の低級脂肪族カルボン酸、例えば
酢酸、あるいは塩酸などの無機酸である。酸による分解
は室温で行うのが好ましい。式(III)の化合物は、
最初に形成される溶液の特徴的な赤色が消えるまで液体
酸と撹拌することにより分解する。その後反応混合物を
水で希釈し、沈澱を濾別する。酸による分解は以下の式
により記述することができる。
【0027】
【化10】
【0028】式により、分解反応には式(III)のア
ルカリ金属塩1モル当たり1当量の酸が必要であること
がわかる。酸は同時に反応媒体として使用することがで
きるので、酸を過剰に使用するのが有利である。一般に
式(III)のアルカリ金属塩1重量部当たり1−50
重量部を使用するのが適していることが示された。
【0029】単離した式(III)のアルカリ金属塩の
酸による分解のために、1規定の塩酸水溶液の使用が特
に好ましい。
【0030】酸に対する式(III)のアルカリ金属塩
の使用量の重量比、及び使用した酸の濃度に依存して室
温における分解は0.1−24時間で完結する。
【0031】式(III)のアルカリ金属塩の熱分解は
、それらを約150℃−約300℃、好ましくは170
℃−230℃の温度で加熱することにより行う。熱分解
は昇華装置中で真空下において(例えば10−0.01
バ−ルの範囲)行うのが好ましい。これにより本発明に
よる式(I)のフルオロメチル化ポリシアノベンゼンを
純粋な形態で得ることができる。式(I)のアルカリ金
属塩の種類に依存して熱分解は0.5−24時間を要す
る。
【0032】式(III)の付加物は、本発明の式(I
)のフルオロメチル化ポリシアノベンゼンの製造のため
に単離する必要はない。式(II)の出発化合物とアル
カリ金属シアニドの反応、及びこの反応により生成した
式(III)のアルカリ金属塩のその後の酸分解は一種
の“一容器反応”により行うことができる。この目的の
ために、第1反応段階の終了後、反応混合物の5−10
倍容量の水、及び同時に又は直後に無機酸、好ましくは
塩酸を加え、混合物を0.5−24時間撹拌する。 この水性媒体への溶解性の低い式(I)のフルオロメチ
ル化ポリシアノベンゼンは、その後濾過により単離する
。必要なら、又は望ましいなら、そのようにして得た式
(I)の化合物を通常の精製操作、例えば真空昇華(例
えば200℃/0.1ミリバ−ルにおいて)、再結晶な
どにより精製することもできる。
【0033】文献によると例えばヘキサフルオロベンゼ
ンとナトリウムシアニドのジメチルホルムアミド中の反
応では同定できる生成物が形成されず;ヘキサシアノベ
ンゼンを単離するすべての試みは不成功であった(J.
Chem.Soc.(C),1966,708参照)こ
とは周知であるので、単離可能で安定な式(III)の
付加物を与える式(II)のフルオロメチル化ポリフル
オロベンゼンとアルカリ金属シアニドの反応、及び本発
明の式(I)の化合物へのその転化が容易な経路により
行われることは、非常に驚くべきことである。
【0034】ポリシアノベンゼンは、電荷移動錯体の製
造の重要な出発材料である;これらのCT錯体は非常に
高い電気伝導性において傑出している(例えばBull
.Acad.Polon.Sci.23,563(19
75)参照)。従ってこの種類の化合物の経済的製造法
は重要である。ここで初めて合成された式(I)のフル
オロメチル化ポリシアノベンゼンは、例えばピレンと非
常に暗色の電荷移動錯体を形成し、これは興味深い材料
特性を有する。さらに式(I)のポリシアノベンゼンは
、殺生物剤、特に殺虫剤及び殺菌として作用する。
【0035】式(III)のアルカリ金属塩はポリマ−
に配合することができ、それは橙−赤色蛍光を示す。
【0036】この目的のため、例えばポリアクリロニト
リル及び式(III)のアルカリ金属塩をジメチルホル
ムアミドに溶解し、溶媒を除去する。
【0037】同様にして、例えばポリビニルアルコ−ル
及び式(III)のアルカリ金属塩を水に溶解し、溶媒
を蒸発させる。
【0038】本発明は、式(I)のフルオロメチル化ポ
リシアノベンゼンの、アニオンの視覚による検出及び定
性的及び/又は定量的決定への利用に関する。
【0039】カチオンの検出のためには多数の適した試
薬が周知であるが(例えば重金属カチオン検出のための
試薬として使用されるジチゾン参照)、これまで普遍的
に使用できる、すなわち広い範囲の酸のアニオンの検出
に適した試薬は欠けていた。しかしここで、本発明のフ
ルオロメチル化ポリシアノベンゼン(I)がアニオンと
反応し、可視及び/又はUV領域で強い吸光を示す錯体
アニオンを形成し、従ってアニオンの視覚による検出及
び定性的ならびに定量的決定に非常に適していることが
見いだされた。
【0040】本発明に従い試験試薬として使用する式(
I)のフルオロメチル化ポリシアノベンゼンを用いたア
ニオンの視覚による検出又は決定は、決定するべきアニ
オンを含む塩、又はその塩の溶液を式(I)のフルオロ
メチル化ポリシアノベンゼンの溶液と、例えば塩溶液を
式Iのポリシアノベンゼンの溶液と混合する、あるいは
塩(固体担体に適用)に式Iのフルオロメチル化ポリシ
アノベンゼンの溶液を噴霧することにより接触させて行
う。
【0041】クロマトグラフィ−により試験する場合、
塩は互いにRf値が異なり、固定層における塩の検出は
、フルオロメチル化ポリシアノベンゼン(I)との反応
によってのみ可能であるか又はそれにより少なくともず
っと容易になるので、化合物(I)は−もちろん問題の
塩を用いた検量線作成の後のみ−アニオンの定性的分析
に非常に適している。
【0042】フルオロメチル化ポリシアノベンゼン(I
)及び塩から得られる付加物は強く着色している、及び
/又はUV領域に明確な吸収を示すので、化合物(I)
は−適した検量線作成の後−例えば比色法によりアニオ
ンの定量的決定に使用することもできる。
【0043】従って本発明は、決定するべきアニオンを
含む塩、又はその塩を含む溶液を式Iのフルオロメチル
化ポリシアノベンゼンの溶液と接触させることによるア
ニオンの定性的及び/又は定量的決定の方法にも関する
【0044】塩と式Iのフルオロメチル化ポリシアノベ
ンゼンとを接触させると、強く着色した塩様付加物を生
じ、それは蛍光を発するか又はUV光を吸収し、その光
又はUV吸収は塩のアニオンと式Iのフルオロメチル化
ポリシアノベンゼンの付加物により形成されたアニオン
錯体により実質的に決定される。
【0045】本発明に従い使用する式Iのフルオロメチ
ル化ポリシアノベンゼンの適した代表的な例は:ペンタ
シアノトリフルオロメチルベンゼン、1,2,4,5−
テトラシアノ−3,6−ビス(トリフルオロメチル)ベ
ンゼン、ペンタシアノジフルオロメチルベンゼン及びペ
ンタシアノクロロジフルオロメチルベンゼンである。
【0046】アニオンの検出及び決定のために、式Iの
フルオロメチル化ポリシアノベンゼンは、アセトニトリ
ルなどの有機溶媒、又はアセトニトリルと水のような有
機及び無機溶媒の混合物中で0.1−5重量%濃度の溶
液として使用することができる。
【0047】本発明に従い、試験試薬として使用する式
Iのフルオロメチル化ポリシアノベンゼンは、アニオン
をペ−パ−クロマトグラフィ−、薄層クロマトグラフィ
−、又はイオンクロマトグラフィ−によって分離した後
、アニオンを視覚により検出するのに特に適している。
【0048】アセトニトリル中、1重量%濃度のペンタ
シアノトリフルオロメチルベンゼンの溶液は、無機酸の
塩と共に以下に着色する:シアン化カリウムと共にオレ
ンジ色の蛍光着色、カリウムチオシアナ−トと共に赤色
の着色、ナトリウムシアナ−トと共に黄色の蛍光着色。
【0049】アセトニトリル/水(1:1容量部)混合
物中の1重量%濃度のペンタシアノトリフルオロメチル
ベンゼンの溶液は、無機酸の塩と共に以下に着色をする
:フッ化ナトリウム、塩化ナトリウム及び臭化カリウム
と共に黄色の蛍光着色、ヨウ化カリウムと共に紫色の着
色、炭酸ナトリウム、水酸化ナトリウム、及び硫酸ナト
リウムと共にオレンジ色の蛍光着色;硫酸ナトリウムと
共に黄色の蛍光着色、亜硫酸ナトリウムと共に暗赤色の
着色、硝酸ナトリウム及び亜硝酸ナトリウムと共に黄色
の着色、リン酸二ナトリウム、及び次亜りん酸ナトリウ
ムと共に赤色の着色。
【0050】アセトニトリル/水(1:1容量部)混合
物中の1重量%濃度のペンタシアノトリフルオロメチル
ベンゼンの溶液は、有機酸の塩、例えば蟻酸ナトリウム
、酢酸ナトリウム、酒石酸ナトリウム及び修酸ナトリウ
ムなどのカルボン酸の塩と共に黄色の蛍光着色を示す。
【0051】一般にアンモニウム塩は、式Iのフルオロ
メチル化ポリシアノベンゼンと共に、対応するナトリウ
ム塩より薄く着色した付加物を与えるのは事実である;
しかしこれらのアンモニウム塩と式Iの化合物との付加
物は、UV領域に強い吸収を持つので、本発明に従い使
用する式Iのフルオロメチル化ポリシアノベンゼンを用
いたアンモニウム塩の視覚による検出はやはり有力であ
る。
【0052】アニオンは、可視光における着色又はUV
光下におけるその蛍光に基づいて、クロマトグラフィ−
により分離した後に検出及び決定を行う。ペ−パ−及び
薄層クロマトグラフィ−においては、クロマトグラムに
本発明に従い使用する式Iのフメオロメチル化ポリシア
ノベンゼンを噴霧することができる。イオンクロマトグ
ラフィ−においては、本発明に従い使用する試験試薬の
溶液を、イオンの分離が完結した後に分離カラムからの
溶離剤に加えることができる。
【0053】以下の実施例中のパ−セントは重量による
【0054】
【実施例】実施例1
【0055】
【化11】
【0056】250mlの無水アセトニトリル中の24
.3g(0.1モル)のα,α,α,2,3,5,6−
ヘプタフルオロ−p−トルニトリル(J.Org.Ch
em.33,1658)溶液に、水分を除去し、撹拌し
ながら24.5g(0.5モル)のシアン化ナトリウム
を加え、室温で10日間混合物を撹拌する。
【0057】その後それを濾過し、残留物をアセトニト
リルで洗浄し、濾液を約30℃までの浴温の回転蒸発器
で濃縮する。未反応で残るヘプタフルオロ化合物の除去
のため、濃縮濾液を250mlの乾燥ジクロロメタンと
共に室温で撹拌し、濾過し、残留物をジクロロメタンで
洗浄し、乾燥し、31.0g(理論値の96.8%)の
上記構造の橙−赤色ナトリウム塩を得る。
【0058】元素分析:C13F3N6Na計算値:C
  48.77%,F  17.80%,N  26.
25%,Na  7.18%, 測定値:C  48.5%,F  17.2%,N  
26.4%,Na  7.0,%, IR(KBr)、cm−1:2224,2205,15
63,1472,1412,1359,1241,12
06,1175,1148,937,729。
【0059】UV/可視(DMF): νmax=19,400cm−1 λmax=515.0nm εmax=12,200 75.39MHz−19F  NMR(d6−アセトン
):δCF3=2.76ppm,CF3−COOHに対
して(外部標準) 125.77MHz  13C  NMR(d6−アセ
トン):
【0060】
【化12】
【0061】
【表1】
【0062】蛍光スペクトル(DMF):極大発光: 
     16,900cm−1極大励起:     
 19.400cm−1△スト−クス:    2,5
00cm−1量子収率:        0.62 実施例2
【0063】
【化13】
【0064】反応を室温で行わず還流下で行う以外は実
施例1を繰り変えす。約20時間後、反応は実質的に終
了する。やはり理論値の95%以上の収率でナトリウム
塩を得る。
【0065】実施例3
【0066】
【化14】
【0067】285mlの無水アセトニトリル中の28
.5g(117ミリモル)のα,α,α,2,3,5,
6−ヘプタフルオロ−p−トルニトリルの溶液に、水分
を除去し、撹拌しながら23.0g(469ミリモル)
のシアン化ナトリウムを加え、室温で8日間混合物を撹
拌する。実施例1と同様に仕上げをし、28.2g(使
用したシアン化ナトリウムに対して理論値の94%)の
上記構造のナトリウム塩を得る。
【0068】実施例4
【0069】
【化15】
【0070】250mlの無水アセトニトリル中の23
.6g(0.1モル)のペンタフルオロトリフルオロメ
チルベンゼンの溶液に、水分を除去し、撹拌しながら2
9.4g(0.6モル)のシアン化ナトリウムを加え、
室温で12日間混合物を撹拌する。実施例1と同様に仕
上げをする。20.8g(理論値の65%)の上記構造
のナトリウム塩を得る。
【0071】実施例5
【0072】
【化16】
【0073】実施例1に従って得た1.00g(3.1
25ミリモル)のナトリウム塩C13F3N6Naを5
gの酢酸に溶解する。溶液を室温に12時間放置し、5
0mlの水を加え、生じる沈澱を濾別し、水で洗浄し乾
燥する。
【0074】収量:0.78g(理論値の92.1%)
のペンタシアノトリフルオロメチルベンゼン。化合物は
270℃でも熔融せず;200−220℃/0.1ミリ
バ−ルで分解せずに昇華することができる。
【0075】IR(KBr),cm−1:2250,1
561,1419,1327,1290,1263,1
204,1181,997,853,839,792,
731,697。
【0076】75.39MHz−19F  NMR(d
6−DMSO): δCF3=−19.95ppm,CF3−COOHに対
して(外部標準) 125.77MHz  13C  NMR(d6−DM
SO):
【0077】
【化17】
【0078】
【表2】 実施例6
【0079】
【化18】
【0080】実施例1に従って得た60.5g(189
ミリモル)のナトリウム塩C13F3N6Naを1Nの
塩酸水溶液約1.5リットルと共に室温で24時間撹拌
する。沈澱を濾別し、水で洗浄し、乾燥する。
【0081】収量:48.1g(理論値の93.8%)
の、実施例5による化合物と同一のペンタシアノトリフ
ルオロメチルベンゼン。
【0082】実施例7
【0083】
【化19】
【0084】実施例1に従って得た1.00g(3.1
25ミリモル)のナトリウム塩C13F3N6Naを昇
華装置内で、220℃/0.1ミリバ−ルにて24時間
加熱する。
【0085】0.57g(理論値の67.3%)の、実
施例5による化合物と同一のペンタシアノトリフルオロ
メチルベンゼンを得る。
【0086】実施例8
【0087】
【化20】
【0088】2.53g(51.6ミリモル)のシアン
化ナトリウムを、25mlの無水ジメチルホルムアミド
中の2.43g(10ミリモル)のα,α,α,2,3
,5,6−ヘプタフルオロ−p−トルニトリルの溶液に
、水分を除去し撹拌しながら加えると、反応混合物は発
熱し、すぐに赤色に変わる。それを終夜撹拌し、200
mlの水と50mlの濃塩酸の混合物に注ぐ。室温で2
4時間撹拌した後、沈澱を濾別し、水で洗浄し、乾燥す
る。
【0089】収量:2.19g(理論値の80.1%)
の、実施例5による生成物と同一のペンタシアノトリフ
ルオロメチルベンゼン。
【0090】実施例9
【0091】
【化21】
【0092】4.90g(100ミリモル)のシアン化
ナトリウムを、100mlの無水ジメチルホルムアミド
中の5.72g(20ミリモル)の1,2,4,5−テ
トラフルオロ−3,6−ビス(トリフルオロメチル)ベ
ンゼンの溶液に、水分を除去し撹拌しながら加えると、
反応混合物は発熱し、すぐに赤色の溶液を形成する。そ
れを最初に氷水で冷却し、その後室温で終夜撹拌を続け
る。反応混合物をその後500mlの水と500mlの
濃塩酸の混合液に撹拌しながら注ぐ。1時間撹拌を続け
、沈澱を濾別し、濾液が無色になるまで水で洗浄する。 乾燥後、4.95g(理論値の78.8%)の1,2,
4,5−テトラシアノ−3,6−ビス(トリフルオロメ
チル)ベンゼンを得る。化合物は270℃でも熔融しな
い;それは200℃/0.1ミリバ−ルで分解せずに昇
華することができる。
【0093】IR(KBr),cm−1:2253,1
444,1422,1314,1206,1180,1
136,856,678。
【0094】実施例10
【0095】
【化22】
【0096】3.92g(80ミリモル)のシアン化ナ
トリウムを、80mlの無水アセトニトリル中の5.7
2g(20ミリモル)の1,2,4,5−テトラフルオ
ロ−3,6−ビス(トリフルオロメチル)ベンゼンの溶
液に、水分を除去し撹拌しながら加え、混合物を室温で
10日間撹拌する。その後反応混合物を実施例1に記載
のとおりに仕上げる。
【0097】3.40g(使用したシアン化ナトリウム
に対して理論値の58.6%)の上記構造の赤色ナトリ
ウム塩C13F6N5Naが得られる。
【0098】IR(KBr),cm−1:2206,1
544,1431,1378,1292,1239,1
207,1146,1009,892,730。
【0099】UV/可視(DMF): νmax=20,100cm−1 λmax=497.5nm εmax=8,300 実施例11
【0100】
【化23】
【0101】12.25g(0.25モル)のシアン化
ナトリウムを、約−40℃に冷却した200mlの無水
ジメチルホルムアミド中の10.9g(0.05モル)
のジフルオロメチルペンタフルオロベンゼンの溶液に、
水分を除去し撹拌しながら加える。5−10分の短時間
で、及び−40℃の内部温度にて反応混合物は強い橙−
赤色を呈する。0℃以下の温度で撹拌をさらに2時間続
け;その後反応混合物の温度を終夜徐々に室温まで上げ
、室温でさらに10日間撹拌する。その後反応混合物を
約2リットルの1N塩酸に注ぐ。反応混合物を終夜室温
で撹拌する。沈澱を濾別し、水で洗浄し、乾燥する。
【0102】ジフルオロメチルペンタシアノベンゼンを
高収率で得る;これは270℃でも熔融せず、200℃
/0.1ミリバ−ルにて分解せずに昇華することができ
る。
【0103】1H−NMR(d6−DMSO):δ=7
.6ppm(t,J=50.0Hz)IR(KBr),
cm−1:2248,1565,1431,1378,
1343,1307,1277,1136,1077,
1043,896,834,790,704,627。
【0104】実施例12
【0105】
【化24】
【0106】0.1モルのペンタフルオロトリフルオロ
メチルベンゼンの代わりに21.8g(0.1モル)の
ジフルオロメチルペンタフルオロベンゼンを用いる他は
実施例4の方法を繰り返し、上記構造の橙−赤色ナトリ
ウム塩C13HF2N6Naを高収率で得る。
【0107】IR(KBr),cm−1:2198,1
563,1476,1406,1356,1239,1
206,1128,1088,748,728。
【0108】UV/可視(DMF): νmax=19,350cm−1 λmax=516.8nm εmax=9,400 実施例13
【0109】
【化25】
【0110】0.05モルのジフルオロメチルペンタフ
ルオロベンゼンの代わりに12.63g(0.05モル
)のクロロジフルオロメチルペンタフルオロベンゼンを
使用する以外は実施例11の方法を繰り返す。
【0111】クロロジフルオロメチルペンタシアノベン
ゼンが得られ、これは270℃でも熔融せず、200℃
/1ミリバ−ルで分解せずに昇華することができる。
【0112】IR(KBr),cm−1:2247,1
415,1310,1283,1161,1018,9
21,846,792,753,669,623。
【0113】使用例 使用例1 i−プロパノ−ル:水=4:1容量部中に、溶液100
ml当たりそれぞれ10,20,50,100,200
,500mgのマロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジ
ピン酸、スベリン酸、及びセバシン酸を含む溶液2μl
をセルロ−スプレ−ト上にスポットする(例えばMer
ck  Art.No.5786より)。n−プロパノ
−ル:メタノ−ル:25%濃度のアンモニア水溶液=6
:1:3容量部を用いて展開し、クロマトグラフィ−に
より分離する。
【0114】アセトニトリル中の濃度が1%のペンタシ
アノトリフルオロメチルベンゼン(実施例5より)の溶
液を噴霧した後、アンモニウム塩として存在する酸をU
V光(366nm)下で検出することができる。検出限
界:1μg。この方法で各酸につき以下のRf値を決定
した:マロン酸  0.16;コハク酸  0.27;
グルタル酸  0.32;アジピン酸  0.39;ス
ベリン酸  0.45;及びセバシン酸  0.53。
【0115】数分という短時間で消えるメチルレッドを
用いたアニオンの着色と対照的に、ペンタシアノトリフ
ルオロメチルベンゼンを用いて着色した後、アニオンは
数日間UV下で見ることができる。
【0116】使用例2 アセトン中の蟻酸、酢酸及びプロピオン酸の溶液をセル
ロ−スプレ−ト(例えばMerck,Art.No.5
786より)上にスポットする。適用量はそれぞれ各酸
につき3μg,4μg,10μg,20μg及び40μ
gを含む。
【0117】n−プロパノ−ル:メタノ−ル:25%濃
度のアンモニア水溶液=6:1:3容量部を用いて展開
し、クロマトグラフィ−により分離する。
【0118】アセトニトリル中の濃度が1%のペンタシ
アノトリフルオロメチルベンゼンの溶液を噴霧した後、
アンモニウム塩として存在する酸をUV光(366nm
)下で検出することができる。
【0119】各酸の検出限界は:蟻酸の場合20μg、
酢酸の場合4μg及びプロピオン酸の場合2μgである
。各酸につき以下のRf値を決定した:蟻酸  0.4
7、酢酸  0.52及びプロピオン酸  0.56。
【0120】使用例3 それぞれ1μgの濃度1%の塩化ナトリウム、臭化ナト
リウム、ヨ−化ナトリウム及びカリウムイソシアナ−ト
の溶液をペ−パ−、例えばSchleicher&  
Scheull,No.2040  b  上にスポッ
トする。
【0121】ブタノ−ル:ピリジン:25%濃度アンモ
ニア水溶液=2:1:2容量部を用いてクロマトグラフ
ィ−を展開する。
【0122】アセトニトリル中の濃度が1%のペンタシ
アノトリフルオロメチルベンゼンの溶液を噴霧した後、
各場合共Rf値が0.2において黄色のスポットが現れ
、これはNaOH又はKOHによる。UV光(366n
m)下で別のスポットが検出でき、そのRf値はクロリ
ドの0.32、ブロミドの0.43、ヨ−ダイドの0.
54及びチオシアナ−トの0.62である。
【0123】セルロ−スプレ−ト上で分離を行うとRf
値はクロリドの0.46、ブロミドの0.55、ヨ−ダ
イド及びチオシアナ−トの0.66である。セルロ−ス
プレ−ト上ではサルフェ−ト(Rf値0.32)及びス
ルフィド(Rf値0.36)も検出される。
【0124】使用例4 クロロ酢酸、グリコ−ル酸、蟻酸及びマロン酸の溶液を
シリカゲルプレ−ト、例えば蛍光指示薬を含まないシリ
カゲル60(Merck  Art.No.5721)
上にスポットする。適用量は各酸につき1μg,5μg
,10μg及び50μgを含む。
【0125】サンドイッチチャンバ−中で、メタノ−ル
:エタノ−ル:i−プロパノ−ル:i−ブタノ−ル:1
0%濃度アンモニア水溶液−10:15:20:30:
25容量部−を用いてクロマトグラフィ−の展開を行う
【0126】アセトニトリル中の濃度が1%のペンタシ
アノトリフルオロメチルベンゼンの溶液を噴霧後、アン
モニウム塩として存在する酸をUV光(366nm)下
で1μgまで検出することができる。Rf値は:マロン
酸  0.16、クロロ酢酸0.36、グリコ−ル酸 
 0.44及びアミノ酢酸  0.59である。
【0127】使用例5 亜硫酸ナトリウム、硫酸ナトリウム、チオ硫酸ナトリウ
ム及び硫化ナトリウムの濃度0.1%水溶液、それぞれ
2及び10μgをセルロ−スプレ−ト、例えばMerc
k  Art.No.5786上にスポットする。
【0128】ブタノ−ル:ピリジン:25%濃度アンモ
ニア水溶液=2:1:2容量部を用いてクロマトグラフ
ィ−の展開を行う。
【0129】アセトニトリル中の濃度が1%のペンタシ
アノトリフルオロベンゼンの溶液を噴霧した後、亜硫酸
ナトリウム及びチオ硫酸ナトリウムはそれぞれ赤色及び
茶色のスポット(検出限界2μg)、硫化ナトリウムは
黄色のスポット(検出限界10μg)を呈し;硫酸ナト
リウムはUV光下で検出することができる(検出限界1
0μg)。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  次式 【化1】 [式中、Xは  水素、フッ素又は塩素であり、mは 
     1又は2であり、nは  (6−m)である]のフル
    オロメチル化ポリシアノベンゼン。
  2. 【請求項2】  請求項1に記載のフルオロメチル化ポ
    リシアノベンゼンの製造法において、次式【化2】 [式中X、m及びnは請求項1と同義であり、Yはフッ
    素又はCNである]のフルオロメチル化フルオロベンゼ
    ンを有機希釈剤中でアルカリ金属シアニドと反応させ、
    次式 【化3】 [式中X,m及びnは上記と同義であり、M+はアルカ
    リ金属カチオンである]の塩様付加物を得、この付加物
    を、望ましい場合は単離せずに、酸で処理するか又は好
    ましくは真空中で150−300℃の温度に加熱するこ
    とにより式(I)の化合物に変換することを特徴とする
    方法。
  3. 【請求項3】  次式 【化4】 [式中、Xは水素、フッ素又は塩素であり、mは  1
    又は2であり、nは  (6−m)であり、M+はアル
    カリ金属カチオンである]の塩様付加物。
  4. 【請求項4】  請求項1に記載のフルオロメチル化ポ
    リシアノベンゼンの、アニオンの視覚による検出及び/
    又は定性的又は定量的決定への利用。
JP3144238A 1990-05-26 1991-05-21 フルオロメチル化ポリシアノベンゼン、そのアルカリ金属シアニド付加物、それらの製造法及びフルオロメチル化ポリシアノベンゼンの利用 Pending JPH04235154A (ja)

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DE4022751.0 1990-07-18
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DE59101258D1 (de) 1994-05-05

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