JPH04225130A - 光伝送装置 - Google Patents
光伝送装置Info
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- JPH04225130A JPH04225130A JP40767690A JP40767690A JPH04225130A JP H04225130 A JPH04225130 A JP H04225130A JP 40767690 A JP40767690 A JP 40767690A JP 40767690 A JP40767690 A JP 40767690A JP H04225130 A JPH04225130 A JP H04225130A
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- optical transmission
- transmission line
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Landscapes
- Testing Of Optical Devices Or Fibers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は伝送装置から出力された
伝送信号を光信号に変換して光伝送路を介して端末装置
へ送信する光伝送装置に係わり、特に、稼働状態におい
て光伝送路の状態を監視および試験できる機能を備えた
光伝送装置に関する。
伝送信号を光信号に変換して光伝送路を介して端末装置
へ送信する光伝送装置に係わり、特に、稼働状態におい
て光伝送路の状態を監視および試験できる機能を備えた
光伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光通信を用いた光通信システムにおいて
は、図6に示すように、例えば親局Aと各端末B〜Dと
を光ファイバ等で構成された光伝送路1にて接続してい
る。そして、親局Aが各端末B〜Dとの間で時分割で各
種データの授受を行う場合に、光伝送路1上を伝送され
る通信信号aのフォーマットは図7に示すように構成さ
れている。
は、図6に示すように、例えば親局Aと各端末B〜Dと
を光ファイバ等で構成された光伝送路1にて接続してい
る。そして、親局Aが各端末B〜Dとの間で時分割で各
種データの授受を行う場合に、光伝送路1上を伝送され
る通信信号aのフォーマットは図7に示すように構成さ
れている。
【0003】すなわち、通信信号aは所定長さT0 毎
に区切られた連続する多数のフレーム2で構成されてい
る。そして、フレーム長T0 は例えば2.5 msに
設定されている。1つのフレーム2内には、先頭部分に
親局Aから各端末B,C,Dへ送信する送信データ信号
Dab,Dac,Dadが設定される。そして、その送
信データ信号Dab,Dac,Dadの後に無信号状態
のガードタイムTg が設定される。そのガードタイム
Tg の次に端末Bから親局Aへ送信する送信データ信
号Dbaが組込まれ、さらに、前記ガードタイムTg
より短い別のガードタイムTg1が設けられ、このガー
トタイムTg1の後に、端末Cから親局Aへ送信する送
信データ信号Dcaが組込まれている。さらにその後に
ガードタイムTg2を介して端末Dから親局Aへ送信す
る送信データ信号Ddaが組込まれる。
に区切られた連続する多数のフレーム2で構成されてい
る。そして、フレーム長T0 は例えば2.5 msに
設定されている。1つのフレーム2内には、先頭部分に
親局Aから各端末B,C,Dへ送信する送信データ信号
Dab,Dac,Dadが設定される。そして、その送
信データ信号Dab,Dac,Dadの後に無信号状態
のガードタイムTg が設定される。そのガードタイム
Tg の次に端末Bから親局Aへ送信する送信データ信
号Dbaが組込まれ、さらに、前記ガードタイムTg
より短い別のガードタイムTg1が設けられ、このガー
トタイムTg1の後に、端末Cから親局Aへ送信する送
信データ信号Dcaが組込まれている。さらにその後に
ガードタイムTg2を介して端末Dから親局Aへ送信す
る送信データ信号Ddaが組込まれる。
【0004】前記先頭のガードタイムTg は光伝送路
1上で親局Aからの各送信データ信号と各端末B〜Dか
らの各送信データ信号とが競合しないように設けられて
おり、ガードタイムTg の値は光信号が光伝送路1の
最長距離を往復するのに必要な時間、すなわち往復遅延
時間より長く設定されている。また、端末B〜Dから親
局Aへの送信データ信号Dba,Dca,Dda相互間
にもガードタイムTg1,Tg2が設けられているが、
これは各端末B,C,D相互間の距離の設定誤差を考慮
して、送信データ信号Dba,Dca,Ddaが光伝送
路1上で競合するのを未然に防止する機能を有している
。
1上で親局Aからの各送信データ信号と各端末B〜Dか
らの各送信データ信号とが競合しないように設けられて
おり、ガードタイムTg の値は光信号が光伝送路1の
最長距離を往復するのに必要な時間、すなわち往復遅延
時間より長く設定されている。また、端末B〜Dから親
局Aへの送信データ信号Dba,Dca,Dda相互間
にもガードタイムTg1,Tg2が設けられているが、
これは各端末B,C,D相互間の距離の設定誤差を考慮
して、送信データ信号Dba,Dca,Ddaが光伝送
路1上で競合するのを未然に防止する機能を有している
。
【0005】また、各送信データ信号内においては、図
示するように、先頭にプリアンブルが設定され、次に信
号種類を示すオーバーヘッドが設定され、最後に実際の
データが設定される。
示するように、先頭にプリアンブルが設定され、次に信
号種類を示すオーバーヘッドが設定され、最後に実際の
データが設定される。
【0006】このような構成のピンポン伝送における通
信信号aが伝送される光伝送路1が正常に動作するか否
かを定期的に点検する必要がある。また、新規に光通信
システムを構築した場合においても光伝送路1が正常に
動作することを確認する必要がある。具体的には、光伝
送路1を構成する各光ファイバが断線していないこと、
光ファイバの長さ及び光ファイバの伝送損失を測定する
。
信信号aが伝送される光伝送路1が正常に動作するか否
かを定期的に点検する必要がある。また、新規に光通信
システムを構築した場合においても光伝送路1が正常に
動作することを確認する必要がある。具体的には、光伝
送路1を構成する各光ファイバが断線していないこと、
光ファイバの長さ及び光ファイバの伝送損失を測定する
。
【0007】この光伝送路1の試験手順としては、例え
ば親局Aから光伝送路1を介して各端末B,C,Dへそ
れぞれ試験光パルス信号を送出して、各端末B〜Dにお
いて、親局Aから受信した試験光パルス信号が自己宛の
試験光パルス信号であるか、また受信光レベルが許容範
囲であるかを調べる。さらに、親局A側から試験光パル
ス信号を光伝送路1に送出して、親局A側で送信した試
験光パルス信号の後方散乱光を観測し、その後方散乱光
の信号レベルの減衰特性の不連続点から断線箇所または
損傷箇所を特定する手法も開発されている。
ば親局Aから光伝送路1を介して各端末B,C,Dへそ
れぞれ試験光パルス信号を送出して、各端末B〜Dにお
いて、親局Aから受信した試験光パルス信号が自己宛の
試験光パルス信号であるか、また受信光レベルが許容範
囲であるかを調べる。さらに、親局A側から試験光パル
ス信号を光伝送路1に送出して、親局A側で送信した試
験光パルス信号の後方散乱光を観測し、その後方散乱光
の信号レベルの減衰特性の不連続点から断線箇所または
損傷箇所を特定する手法も開発されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】新規に光通信システム
を構築した場合には、このシステムを稼働開始する前に
前述した各試験を十分な時間を費やして実施することが
できるが、一旦この光通信システムが稼働状態になると
、試験のために光通信システムの稼働を中断して、試験
を実施する必要がある。しかし、この光通信システムが
一般の公衆回線に組込まれている場合においては、一旦
稼働状態に移行した光通信システムを試験のために通常
の業務を一定時間停止して、試験のみを行うのは非常に
難しい。
を構築した場合には、このシステムを稼働開始する前に
前述した各試験を十分な時間を費やして実施することが
できるが、一旦この光通信システムが稼働状態になると
、試験のために光通信システムの稼働を中断して、試験
を実施する必要がある。しかし、この光通信システムが
一般の公衆回線に組込まれている場合においては、一旦
稼働状態に移行した光通信システムを試験のために通常
の業務を一定時間停止して、試験のみを行うのは非常に
難しい。
【0009】また、定期的な点検補修作業を実施する毎
に、親局Aを光伝送路1から取外して、この光伝送路1
に例えば光パルス試験装置(OTDR)等の試験装置を
取付けて試験する必要がある。また、親局Aと光伝送路
1との間に予め光切換器を挿入しておいて、試験を実施
する時のみ光切換器に試験装置を取付けて、光切換器を
試験装置側に切換えて試験を実施することが可能である
。しかし、いずれにして、別途専用の試験装置が必要で
ある。
に、親局Aを光伝送路1から取外して、この光伝送路1
に例えば光パルス試験装置(OTDR)等の試験装置を
取付けて試験する必要がある。また、親局Aと光伝送路
1との間に予め光切換器を挿入しておいて、試験を実施
する時のみ光切換器に試験装置を取付けて、光切換器を
試験装置側に切換えて試験を実施することが可能である
。しかし、いずれにして、別途専用の試験装置が必要で
ある。
【0010】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、伝送信号を所定のビット周期を有する擬似
ランダム信号でスクランブルして光伝送路に送信するこ
とによって、通常の稼働状態において、別途専用の試験
装置を用いずに、光伝送路に対する試験を簡単に、かつ
何時でも任意の時間に実施できる光伝送装置を提供する
ことを目的とする。
ものであり、伝送信号を所定のビット周期を有する擬似
ランダム信号でスクランブルして光伝送路に送信するこ
とによって、通常の稼働状態において、別途専用の試験
装置を用いずに、光伝送路に対する試験を簡単に、かつ
何時でも任意の時間に実施できる光伝送装置を提供する
ことを目的とする。
【0011】また、ピンポン伝送の場合のように、たと
え同一光伝送路に送信と受信との信号が伝送されたとし
ても、試験を実施するためにデータ伝送効率が低下しな
い光伝送装置を提供することを目的とする。
え同一光伝送路に送信と受信との信号が伝送されたとし
ても、試験を実施するためにデータ伝送効率が低下しな
い光伝送装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解消するため
に本発明は、伝送装置から出力された伝送信号を光信号
に変換して光伝送路を介して端末装置へ送信する光伝送
装置において、光信号が光伝送路を往復するための往復
遅延時間より長いビット周期を有する擬似ランダム信号
を出力する擬似ランダム信号発生回路と、伝送装置から
出力された伝送信号を擬似ランダム信号によってスクラ
ンブルするスクランブル回路と、このスクランブル回路
にてスクランブルされた合成信号を光信号に変換するE
/O変換器と、このE/O変換器から出力された光信号
を光伝送路へ送出するとともにこの光伝送路から入力さ
れた光信号を分離する光分岐器と、この光分岐器にて分
離された光信号を電気信号に変換するO/E変換器と、
スクランブル回路から出力された合成信号を遅延する遅
延回路と、この遅延回路にて遅延された合成信号とO/
E変換器の出力信号との間の相関関係を求める相関処理
部と、この相関処理部の相関データと遅延回路の遅延時
間から光伝送路から入力された光信号の光伝送路内にお
ける信号反射位置までの距離を算出するデータ解析部と
を備えたものである。
に本発明は、伝送装置から出力された伝送信号を光信号
に変換して光伝送路を介して端末装置へ送信する光伝送
装置において、光信号が光伝送路を往復するための往復
遅延時間より長いビット周期を有する擬似ランダム信号
を出力する擬似ランダム信号発生回路と、伝送装置から
出力された伝送信号を擬似ランダム信号によってスクラ
ンブルするスクランブル回路と、このスクランブル回路
にてスクランブルされた合成信号を光信号に変換するE
/O変換器と、このE/O変換器から出力された光信号
を光伝送路へ送出するとともにこの光伝送路から入力さ
れた光信号を分離する光分岐器と、この光分岐器にて分
離された光信号を電気信号に変換するO/E変換器と、
スクランブル回路から出力された合成信号を遅延する遅
延回路と、この遅延回路にて遅延された合成信号とO/
E変換器の出力信号との間の相関関係を求める相関処理
部と、この相関処理部の相関データと遅延回路の遅延時
間から光伝送路から入力された光信号の光伝送路内にお
ける信号反射位置までの距離を算出するデータ解析部と
を備えたものである。
【0013】さらに別の発明の光伝送装置においては、
上記各手段に加えて、端末装置から送信された信号を受
信処理する信号処理部を備えたものである。
上記各手段に加えて、端末装置から送信された信号を受
信処理する信号処理部を備えたものである。
【0014】
【作用】このように構成された光伝送装置であれば、伝
送装置から出力される通常の伝送信号は擬似ランダム信
号にてスクランブルされる。擬似ランダム信号は一定の
ビット周期を有している。そして、たとえ同一の擬似ラ
ンダム信号どうしであってビット列が1ビットでもずれ
ると、相関は全くない。すなわち、ビット周期を構成す
るビット列データが完全に一致したときのみ相関係数が
1となる性質を有している。このような性質を有する擬
似ランダム信号で伝送信号をスクランブルすると、スク
ランブルされた合成信号は、同一の合成信号に対しての
み相関関係が1となる。よって、この合成信号を光信号
に変換して光伝送路へ送出した場合に、端末装置方向へ
伝送中の合成信号の後方散乱光、または光伝送路の特異
点や終端におけるフレネル反射光を送信側で受光して電
気信号に変換した場合において、この受信信号に1でも
って相関する信号は前記スクランブルされかつ遅延回路
で遅延された合成信号のみである。
送装置から出力される通常の伝送信号は擬似ランダム信
号にてスクランブルされる。擬似ランダム信号は一定の
ビット周期を有している。そして、たとえ同一の擬似ラ
ンダム信号どうしであってビット列が1ビットでもずれ
ると、相関は全くない。すなわち、ビット周期を構成す
るビット列データが完全に一致したときのみ相関係数が
1となる性質を有している。このような性質を有する擬
似ランダム信号で伝送信号をスクランブルすると、スク
ランブルされた合成信号は、同一の合成信号に対しての
み相関関係が1となる。よって、この合成信号を光信号
に変換して光伝送路へ送出した場合に、端末装置方向へ
伝送中の合成信号の後方散乱光、または光伝送路の特異
点や終端におけるフレネル反射光を送信側で受光して電
気信号に変換した場合において、この受信信号に1でも
って相関する信号は前記スクランブルされかつ遅延回路
で遅延された合成信号のみである。
【0015】よって、相関が1の場合における合成信号
の遅延時間から、入力した後方散乱光またはフレネル反
射光の光伝送路上における信号反射位置を算出できる。 よって、光伝送路上における断線または損傷位置を特定
できる。
の遅延時間から、入力した後方散乱光またはフレネル反
射光の光伝送路上における信号反射位置を算出できる。 よって、光伝送路上における断線または損傷位置を特定
できる。
【0016】また、擬似ランダム信号のビット周期を光
信号が試験対象の光伝送路を往復するための往復遅延時
間より長く設定することにより、同一の合成信号が短時
間で繰り返し受光されることが未然に防止される。
信号が試験対象の光伝送路を往復するための往復遅延時
間より長く設定することにより、同一の合成信号が短時
間で繰り返し受光されることが未然に防止される。
【0017】なお、端末側で受光した光信号を電気信号
に変換して、スクランブルを解除すれば、もとの伝送信
号が復調できる。すなわち、通常の業務中に試験を実施
できる。
に変換して、スクランブルを解除すれば、もとの伝送信
号が復調できる。すなわち、通常の業務中に試験を実施
できる。
【0018】さらに、他の発明においては、ピンポン伝
送のように、たとえ同一光伝送路に送信信号と受信信号
が伝送されたとしても、ガードタイムを利用して試験光
信号を送受信していないので、試験のためにガードタイ
ムを長く設定する必要がない。
送のように、たとえ同一光伝送路に送信信号と受信信号
が伝送されたとしても、ガードタイムを利用して試験光
信号を送受信していないので、試験のためにガードタイ
ムを長く設定する必要がない。
【0019】また、端末装置までの距離を求めることが
できるので、伝送路長さの変動のためのガードタイムを
余分にとる必要がない他に、タイムスロットの自動設定
も可能となる。
できるので、伝送路長さの変動のためのガードタイムを
余分にとる必要がない他に、タイムスロットの自動設定
も可能となる。
【0020】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面を用いて説明す
る。
る。
【0021】図1は実施例の光伝送装置の概略構成を示
すブロック図である。伝送装置11から出力される伝送
信号bはスクランブル回路12へ入力される。スクラン
ブル回路12には擬似ランダム信号発生回路としての擬
似ランダム信号発生回路13から出力された擬似ランダ
ム信号としての擬似ランダム信号cが印加されている。
すブロック図である。伝送装置11から出力される伝送
信号bはスクランブル回路12へ入力される。スクラン
ブル回路12には擬似ランダム信号発生回路としての擬
似ランダム信号発生回路13から出力された擬似ランダ
ム信号としての擬似ランダム信号cが印加されている。
【0022】擬似ランダム信号発生回路13は、例えば
図2に示すように、N個のレジスタ13aを直列接続し
て、N番目のレジスタ13aの出力と(N−1)番目の
レジスタ13aの出力との排他的論理和信号を排他的論
理和ゲート13bを用いて求めて1番目のレジスタ13
aに再入力する回路であり、各レジスタ13aにはクロ
ック信号発生回路13cから周期Tc を有するクロッ
ク信号dが印加される。このような擬似ランダム信号発
生回路13においては、(2N −1)のビット周期を
有する擬似ランダム信号cを出力する。したがって、実
際の周期は(2N −1)にクロック周期Tc を乗算
した値となる。
図2に示すように、N個のレジスタ13aを直列接続し
て、N番目のレジスタ13aの出力と(N−1)番目の
レジスタ13aの出力との排他的論理和信号を排他的論
理和ゲート13bを用いて求めて1番目のレジスタ13
aに再入力する回路であり、各レジスタ13aにはクロ
ック信号発生回路13cから周期Tc を有するクロッ
ク信号dが印加される。このような擬似ランダム信号発
生回路13においては、(2N −1)のビット周期を
有する擬似ランダム信号cを出力する。したがって、実
際の周期は(2N −1)にクロック周期Tc を乗算
した値となる。
【0023】そして、この周期(2N −1)Tc が
、この光伝送装置と端末装置14とを接続する光ファイ
バからなる光伝送路15を光信号が往復するのに要する
時間で示される往復遅延時間より若干長い時間になるよ
うに、レジスタ13aの段数Nが設定されている。すな
わち、光伝送路15内を前述した図7に示すような通信
信号aが伝送されるとした場合に、伝送装置11から端
末装置14へ送信するデータ信号と端末装置14から伝
送装置11へ送信するデータ信号との間に設けられたガ
ードタイムTg より長く設定されている。
、この光伝送装置と端末装置14とを接続する光ファイ
バからなる光伝送路15を光信号が往復するのに要する
時間で示される往復遅延時間より若干長い時間になるよ
うに、レジスタ13aの段数Nが設定されている。すな
わち、光伝送路15内を前述した図7に示すような通信
信号aが伝送されるとした場合に、伝送装置11から端
末装置14へ送信するデータ信号と端末装置14から伝
送装置11へ送信するデータ信号との間に設けられたガ
ードタイムTg より長く設定されている。
【0024】例えば、伝送信号bの符号伝送速度を10
MHz(クロック周期 0.1μs)とし、光伝送路1
5の往復距離を10×2km (所要時間 100μs
)とした場合には、レジスタ13aの段数Nは10以上
となる。
MHz(クロック周期 0.1μs)とし、光伝送路1
5の往復距離を10×2km (所要時間 100μs
)とした場合には、レジスタ13aの段数Nは10以上
となる。
【0025】スクランブル回路12は、入力した伝送信
号bに擬似ランダム信号cを加算することによって伝送
信号bをスクランブルする。スクランブル回路12に擬
似ランダム信号cがスクランブルされた合成信号eは例
えばレーザ発振器等からなるE/O(電気/光)変換器
16でもって光信号fに変換されて、光分岐器15を介
して光伝送路15へ送出される。端末装置14内には、
受信した光信号fをスクランブル復調回路を用いて元の
伝送信号に戻す。
号bに擬似ランダム信号cを加算することによって伝送
信号bをスクランブルする。スクランブル回路12に擬
似ランダム信号cがスクランブルされた合成信号eは例
えばレーザ発振器等からなるE/O(電気/光)変換器
16でもって光信号fに変換されて、光分岐器15を介
して光伝送路15へ送出される。端末装置14内には、
受信した光信号fをスクランブル復調回路を用いて元の
伝送信号に戻す。
【0026】そして、端末装置14は伝送装置11へ図
7に示したタイミングで伝送信号を送信する。したがっ
て、光伝送路15内には、図7に示すような伝送装置1
1から端末装置14へ送信する送信信号の他に端末装置
14から伝送装置11へ送信する送信信号がガードタイ
ムTg を介して隣接する送信信号aが伝送される。
7に示したタイミングで伝送信号を送信する。したがっ
て、光伝送路15内には、図7に示すような伝送装置1
1から端末装置14へ送信する送信信号の他に端末装置
14から伝送装置11へ送信する送信信号がガードタイ
ムTg を介して隣接する送信信号aが伝送される。
【0027】前記光分岐器17はE/O変換器16から
出力された光信号fを光伝送路15へそのまま送出する
とともに、光伝送路15から入力された光信号を分離す
る機能を有する。光分岐器17にて分離された光信号g
はO/E(光/電気)変換器18にて電気信号に変換さ
れた後、増幅器19で増幅されて相関処理部20へ入力
される。
出力された光信号fを光伝送路15へそのまま送出する
とともに、光伝送路15から入力された光信号を分離す
る機能を有する。光分岐器17にて分離された光信号g
はO/E(光/電気)変換器18にて電気信号に変換さ
れた後、増幅器19で増幅されて相関処理部20へ入力
される。
【0028】一方、スクランブル回路12から出力され
た合成信号eは遅延回路21にて遅延された後、前記相
関処理部20へ入力される。相関処理部20は増幅器1
9の出力信号hと遅延回路21にて遅延された合成信号
eとの相関係数を算出し、算出された相関データをデー
タ解析部22へ送出する。データ解析部22は相関処理
部20から入力された相関データと遅延回路21から入
力された遅延時間とから、光伝送路15から入力された
光信号gの光伝送路15内における信号反射位置を算出
する。
た合成信号eは遅延回路21にて遅延された後、前記相
関処理部20へ入力される。相関処理部20は増幅器1
9の出力信号hと遅延回路21にて遅延された合成信号
eとの相関係数を算出し、算出された相関データをデー
タ解析部22へ送出する。データ解析部22は相関処理
部20から入力された相関データと遅延回路21から入
力された遅延時間とから、光伝送路15から入力された
光信号gの光伝送路15内における信号反射位置を算出
する。
【0029】また、増幅器19の出力信号hは信号処理
部23に入力される。この信号処理部23は、データ再
生部23aとクロック再生部23bとで構成されており
、端末装置14から伝送装置11へ送信した伝送信号i
を復元して伝送装置11へ送信する。
部23に入力される。この信号処理部23は、データ再
生部23aとクロック再生部23bとで構成されており
、端末装置14から伝送装置11へ送信した伝送信号i
を復元して伝送装置11へ送信する。
【0030】次に、図1に示す光伝送装置を用いて光フ
ァイバからなる光伝送路15の動作状態を、通常の稼働
状態において、監視および試験できる理由を説明する。
ァイバからなる光伝送路15の動作状態を、通常の稼働
状態において、監視および試験できる理由を説明する。
【0031】図3は、この光伝送装置側から一つの光パ
ルス信号jを時刻t0にて光伝送路15に印加した場合
において、この光伝送路15から入力される後方散乱光
kおよび光伝送路15の終端で反射されるフレネル反射
光mに起因する光信号gを電気信号に変換した場合の増
幅器19の出力信号hの信号レベルと経過時間tとの関
係を示す図である。時間経過とともに、光パルス信号j
は光伝送路15内を遠方へ移動するので、信号レベルは
曲線を描いて低下していく。そして、光伝送路15内の
特定位置に損傷が存在したり、鋭角で折曲げられている
と、その位置で曲線が大きく変化する。
ルス信号jを時刻t0にて光伝送路15に印加した場合
において、この光伝送路15から入力される後方散乱光
kおよび光伝送路15の終端で反射されるフレネル反射
光mに起因する光信号gを電気信号に変換した場合の増
幅器19の出力信号hの信号レベルと経過時間tとの関
係を示す図である。時間経過とともに、光パルス信号j
は光伝送路15内を遠方へ移動するので、信号レベルは
曲線を描いて低下していく。そして、光伝送路15内の
特定位置に損傷が存在したり、鋭角で折曲げられている
と、その位置で曲線が大きく変化する。
【0032】光伝送路15内を伝播する光の速度は既知
であるので、不連続点の時刻t1 ,t2 を検出する
ことによって、損傷位置が算出できる。また、フレネル
反射光mまでの時間(t3 −t0 )を求めることに
よって、光伝送路15の長さを検出できる。なお、この
長さが建設時の長さより短い場合には光ファイバが断線
していると判断でき、断線位置が特定できる。
であるので、不連続点の時刻t1 ,t2 を検出する
ことによって、損傷位置が算出できる。また、フレネル
反射光mまでの時間(t3 −t0 )を求めることに
よって、光伝送路15の長さを検出できる。なお、この
長さが建設時の長さより短い場合には光ファイバが断線
していると判断でき、断線位置が特定できる。
【0033】このように、増幅器19の出力信号hがど
の光パルス信号jに対応するものであるかが特定できる
と、光伝送路15の試験が実施できる。
の光パルス信号jに対応するものであるかが特定できる
と、光伝送路15の試験が実施できる。
【0034】この手法として、伝送装置11から出力さ
れる通常の伝送信号bを擬似ランダム信号cでスクラン
ブルして合成信号eを得ている。したがって、この合成
信号eは擬似ランダム信号cのビット周期期間内におい
ては、たとえ同一合成信号eであったとしても、1ビッ
トでもビットデータがシフトされていれば、両方の合成
信号の相関関数を算出したとしても[0]となる。そし
て、完全に一致したときのみ相関係数が[1]となる。
れる通常の伝送信号bを擬似ランダム信号cでスクラン
ブルして合成信号eを得ている。したがって、この合成
信号eは擬似ランダム信号cのビット周期期間内におい
ては、たとえ同一合成信号eであったとしても、1ビッ
トでもビットデータがシフトされていれば、両方の合成
信号の相関関数を算出したとしても[0]となる。そし
て、完全に一致したときのみ相関係数が[1]となる。
【0035】すなわち、図4に示すように、合成信号e
を時刻t0 で出力した場合に、光伝送路15の各位置
で反射された反射信号kおよび終端からの反射信号mか
らなる増幅器19の出力信号hと、遅延回路21で遅延
された合成信号eとの相関関数が[1]を示した場合に
、該当位置からの反射信号が光伝送路15へ送出した合
成信号eに対応する。よって、この時点における遅延回
路21の遅延時間が、出力された光信号が該当位置まで
達するに要した時間となる。しかして、この遅延時間と
光の伝播速度から該当位置までの距離を算出できる。
を時刻t0 で出力した場合に、光伝送路15の各位置
で反射された反射信号kおよび終端からの反射信号mか
らなる増幅器19の出力信号hと、遅延回路21で遅延
された合成信号eとの相関関数が[1]を示した場合に
、該当位置からの反射信号が光伝送路15へ送出した合
成信号eに対応する。よって、この時点における遅延回
路21の遅延時間が、出力された光信号が該当位置まで
達するに要した時間となる。しかして、この遅延時間と
光の伝播速度から該当位置までの距離を算出できる。
【0036】したがって、出力信号hの信号レベルが急
変した時点における該当反射光の反射位置を特定できる
。よって、光伝送路15内の損傷位置や断線位置を特定
できる。また、各位置における光信号の減衰率を測定で
きる。
変した時点における該当反射光の反射位置を特定できる
。よって、光伝送路15内の損傷位置や断線位置を特定
できる。また、各位置における光信号の減衰率を測定で
きる。
【0037】このように構成された光伝送装置によれば
、伝送装置11から端末装置14へ送信する通常に伝送
信号bに擬似ランタム信号cをスクランブルするのみで
、光伝送路15の各位置で反射される後方散乱光および
終端で反射されるフレネル反射光が合成信号e内のどの
ビットに対応するかを特定できる。したがって、この光
伝送装置が組込まれた光通信システムにおいて、通常の
稼働状態で光伝送路15に対する監視および試験を実施
できる。
、伝送装置11から端末装置14へ送信する通常に伝送
信号bに擬似ランタム信号cをスクランブルするのみで
、光伝送路15の各位置で反射される後方散乱光および
終端で反射されるフレネル反射光が合成信号e内のどの
ビットに対応するかを特定できる。したがって、この光
伝送装置が組込まれた光通信システムにおいて、通常の
稼働状態で光伝送路15に対する監視および試験を実施
できる。
【0038】よって、従来手法のように、試験を実施す
るために光通信システムの通常業務を中断する必要がな
い。すなわち、作業者の都合のよい時間を選んで、ゆっ
くりと試験を実施できる。あるいは、データ解析部22
での処理の仕方によっては自動監視できる。
るために光通信システムの通常業務を中断する必要がな
い。すなわち、作業者の都合のよい時間を選んで、ゆっ
くりと試験を実施できる。あるいは、データ解析部22
での処理の仕方によっては自動監視できる。
【0039】また、従来手法のように、試験を実施する
ために、別途例えば光パルス試験装置のような専用の試
験装置を準備する必要がない。
ために、別途例えば光パルス試験装置のような専用の試
験装置を準備する必要がない。
【0040】また、光ファイバを使用した光伝送路15
においては、終端や接続点からのフレネル反射を検出す
ることにより、光伝送路5の長さを常時監視することが
できるので、光伝送路長の変動に応じた通信信号aにお
ける各信号の出力タイミンクの再設定が可能である。よ
って、信号どうしの衝突を未然に防止できる。
においては、終端や接続点からのフレネル反射を検出す
ることにより、光伝送路5の長さを常時監視することが
できるので、光伝送路長の変動に応じた通信信号aにお
ける各信号の出力タイミンクの再設定が可能である。よ
って、信号どうしの衝突を未然に防止できる。
【0041】また、図7に示す通信信号aにおける無信
号状態のガードタイムTg を試験信号に用いていない
ので、試験を実施するためにこのガードタイムTg を
特に長く設定する必要はない。さらに、伝送信号bの伝
送速度(ビットレート)が同じであっても、図7に示す
カードタイムTg を必要最小限に設定できる。その結
果、光通信システムにおけるデータ伝送効率を向上でき
る。
号状態のガードタイムTg を試験信号に用いていない
ので、試験を実施するためにこのガードタイムTg を
特に長く設定する必要はない。さらに、伝送信号bの伝
送速度(ビットレート)が同じであっても、図7に示す
カードタイムTg を必要最小限に設定できる。その結
果、光通信システムにおけるデータ伝送効率を向上でき
る。
【0042】図5は本発明の他の実施例に係わる光伝送
装置の概略構成を示すブロック図である。図1の実施例
と同一部分には同一符号を付してある。したがって、重
複する部分の詳細説明を省略する。
装置の概略構成を示すブロック図である。図1の実施例
と同一部分には同一符号を付してある。したがって、重
複する部分の詳細説明を省略する。
【0043】この実施例においては、伝送装置11と端
末装置14とを2本の光伝送路15a,15bで接続し
ている。そして、一方の光伝送路15aを伝送装置11
から端末装置14へデータを送信する場合に使用し、他
方の光伝送路15bを端末装置14から伝送装置11へ
データを送信する場合に使用する。したがって、端末装
置14から出力された光信号nは光伝送路15bを経由
して光伝送装置側のO/E変換器24で電気信号に変換
され、増幅器25で増幅された後に、図1の信号処理部
23と同一構成の信号処理部26にて元の伝送信号oに
戻される。そして、伝送信号oは伝送装置11へ入力さ
れる。
末装置14とを2本の光伝送路15a,15bで接続し
ている。そして、一方の光伝送路15aを伝送装置11
から端末装置14へデータを送信する場合に使用し、他
方の光伝送路15bを端末装置14から伝送装置11へ
データを送信する場合に使用する。したがって、端末装
置14から出力された光信号nは光伝送路15bを経由
して光伝送装置側のO/E変換器24で電気信号に変換
され、増幅器25で増幅された後に、図1の信号処理部
23と同一構成の信号処理部26にて元の伝送信号oに
戻される。そして、伝送信号oは伝送装置11へ入力さ
れる。
【0044】このような構成の光伝送装置であったとし
ても、伝送装置11から出力される伝送信号bに擬似ラ
ンダム信号cをスクランブルすることによって、送信側
の光伝送路15aの監視および試験を実施できる。よっ
て、図1の実施例とほぼ同様の効果を得ることが可能で
ある。
ても、伝送装置11から出力される伝送信号bに擬似ラ
ンダム信号cをスクランブルすることによって、送信側
の光伝送路15aの監視および試験を実施できる。よっ
て、図1の実施例とほぼ同様の効果を得ることが可能で
ある。
【0045】なお、受信側の光伝送路15bに対する監
視および試験を実施する場合には、前述した各回路を端
末装置14側に取付ければよい。
視および試験を実施する場合には、前述した各回路を端
末装置14側に取付ければよい。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明の光伝送装置
によれば、伝送装置から出力される通常の業務の各デー
タを伝送するための伝送信号を、光伝送路における往復
遅延時間より長いビット周期を有する擬似ランダム信号
でもってスクランブルして光伝送路に送信し、光伝送路
から入力した信号と送信した合成信号の遅延信号との相
関関係を求めている。したがって、通常の稼働状態にお
いて、別途専用の試験装置を用いずに、光伝送路に対す
る監視および試験を簡単に、かつ何時でも任意の時間に
実施できる。
によれば、伝送装置から出力される通常の業務の各デー
タを伝送するための伝送信号を、光伝送路における往復
遅延時間より長いビット周期を有する擬似ランダム信号
でもってスクランブルして光伝送路に送信し、光伝送路
から入力した信号と送信した合成信号の遅延信号との相
関関係を求めている。したがって、通常の稼働状態にお
いて、別途専用の試験装置を用いずに、光伝送路に対す
る監視および試験を簡単に、かつ何時でも任意の時間に
実施できる。
【0047】また、ピンポン伝送のように、たとえ同一
光伝送路に送信信号と受信信号とが伝送されたとしても
、監視および試験のために信号相互間のガードタイムを
延ばす必要がない。よって、試験を実施するために特に
データ伝送効率が低下することはない。
光伝送路に送信信号と受信信号とが伝送されたとしても
、監視および試験のために信号相互間のガードタイムを
延ばす必要がない。よって、試験を実施するために特に
データ伝送効率が低下することはない。
【図1】 本発明の一実施例に係わる光伝送装置の概
略構成を示すブロック図、
略構成を示すブロック図、
【図2】 同実施例装置の擬似ランタム信号発生回路
を示す回路図、
を示す回路図、
【図3】 同実施例装置の動作原理を説明するための
図、
図、
【図4】 同実施例装置の動作を示すタイムチャート
、
、
【図5】 本発明の他の実施例に係わる光伝送装置
の概略構成を示すブロック図、
の概略構成を示すブロック図、
【図6】 一般的な光通信システムを示す模式図、
【
図7】 同システムの光伝送路を伝送される通信信号
の構成を示すフォーマット図。
図7】 同システムの光伝送路を伝送される通信信号
の構成を示すフォーマット図。
11…伝送装置、12…スクランブル回路、13…擬似
ランダム信号発生回路、14…端末装置、15,15a
,15b…光伝送路、16…E/O変換器、17…光分
岐器、18…O/E変換器、19,25…増幅器、20
…相関処理部、21…遅延回路、22…データ解析部、
23,26…信号処理部。
ランダム信号発生回路、14…端末装置、15,15a
,15b…光伝送路、16…E/O変換器、17…光分
岐器、18…O/E変換器、19,25…増幅器、20
…相関処理部、21…遅延回路、22…データ解析部、
23,26…信号処理部。
Claims (2)
- 【請求項1】 伝送装置(11)から出力された伝送
信号を光信号に変換して光伝送路(15,15a)を介
して端末装置(14)へ送信する光伝送装置において、
前記光信号が前記光伝送路を往復するための往復遅延時
間より長いビット周期を有する擬似ランダム信号を出力
する擬似ランダム信号発生回路(13)と、前記伝送装
置から出力された伝送信号を前記擬似ランダム信号によ
ってスクランブルするスクランブル回路(12)と、こ
のスクランブル回路にてスクランブルされた合成信号を
光信号に変換するE/O変換器(16)と、このE/O
変換器から出力された光信号を前記光伝送路へ送出する
とともにこの光伝送路から入力された光信号を分離する
光分岐器(17)と、この光分岐器にて分離された光信
号を電気信号に変換するO/E変換器(18)と、前記
スクランブル回路から出力された合成信号を遅延する遅
延回路(21)と、この遅延回路にて遅延された合成信
号と前記O/E変換器の出力信号との間の相関関係を求
める相関処理部(20)と、この相関処理部の相関デー
タと前記遅延回路の遅延時間から前記光伝送路から入力
された光信号の前記光伝送路内における信号反射位置ま
での距離を算出するデータ解析部(22)とを備えた光
伝送装置。 - 【請求項2】 前記端末装置から送信された信号を受
信処理する信号処理部(23,26) を備えたことを
特徴とする請求項1記載の光伝送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP40767690A JPH04225130A (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | 光伝送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP40767690A JPH04225130A (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | 光伝送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04225130A true JPH04225130A (ja) | 1992-08-14 |
Family
ID=18517232
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP40767690A Pending JPH04225130A (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | 光伝送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04225130A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07198539A (ja) * | 1993-11-04 | 1995-08-01 | Koninkl Ptt Nederland Nv | 作動中の分岐光学繊維網の相関にもとずくotdr技術の位置的独立適用 |
WO1996005665A1 (en) * | 1994-08-17 | 1996-02-22 | Northern Telecom Limited | Fault location in optical communication systems |
EP1051633A1 (en) * | 1998-01-23 | 2000-11-15 | Trilithic, Inc. | Testing of catv systems |
US6687632B1 (en) | 1998-01-23 | 2004-02-03 | Trilithic, Inc. | Testing of CATV systems |
JP2008304410A (ja) * | 2007-06-11 | 2008-12-18 | Yokogawa Electric Corp | 光測定装置および光測定方法 |
JP2013021664A (ja) * | 2011-07-14 | 2013-01-31 | Anritsu Corp | 光線路特性測定システム及び光線路特性測定方法 |
-
1990
- 1990-12-27 JP JP40767690A patent/JPH04225130A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07198539A (ja) * | 1993-11-04 | 1995-08-01 | Koninkl Ptt Nederland Nv | 作動中の分岐光学繊維網の相関にもとずくotdr技術の位置的独立適用 |
WO1996005665A1 (en) * | 1994-08-17 | 1996-02-22 | Northern Telecom Limited | Fault location in optical communication systems |
EP1051633A1 (en) * | 1998-01-23 | 2000-11-15 | Trilithic, Inc. | Testing of catv systems |
EP1051633A4 (en) * | 1998-01-23 | 2001-08-22 | Trilithic Inc | CHECKING CATV SYSTEMS |
US6687632B1 (en) | 1998-01-23 | 2004-02-03 | Trilithic, Inc. | Testing of CATV systems |
JP2008304410A (ja) * | 2007-06-11 | 2008-12-18 | Yokogawa Electric Corp | 光測定装置および光測定方法 |
JP2013021664A (ja) * | 2011-07-14 | 2013-01-31 | Anritsu Corp | 光線路特性測定システム及び光線路特性測定方法 |
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