JPH04221527A - 内視鏡装置 - Google Patents
内視鏡装置Info
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- JPH04221527A JPH04221527A JP2406113A JP40611390A JPH04221527A JP H04221527 A JPH04221527 A JP H04221527A JP 2406113 A JP2406113 A JP 2406113A JP 40611390 A JP40611390 A JP 40611390A JP H04221527 A JPH04221527 A JP H04221527A
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- circuit
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- A61B1/00—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
- A61B1/005—Flexible endoscopes
- A61B1/0051—Flexible endoscopes with controlled bending of insertion part
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B1/00—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
- A61B1/00147—Holding or positioning arrangements
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- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B1/00—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
- A61B1/04—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor combined with photographic or television appliances
- A61B1/045—Control thereof
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- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B1/00—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
- A61B1/04—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor combined with photographic or television appliances
- A61B1/05—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor combined with photographic or television appliances characterised by the image sensor, e.g. camera, being in the distal end portion
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- A61B1/00—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
- A61B1/06—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor with illuminating arrangements
- A61B1/0655—Control therefor
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- A—HUMAN NECESSITIES
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- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B1/00—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
- A61B1/06—Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor with illuminating arrangements
- A61B1/0661—Endoscope light sources
- A61B1/0669—Endoscope light sources at proximal end of an endoscope
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N23/00—Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
- H04N23/50—Constructional details
- H04N23/555—Constructional details for picking-up images in sites, inaccessible due to their dimensions or hazardous conditions, e.g. endoscopes or borescopes
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N23/00—Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
- H04N23/70—Circuitry for compensating brightness variation in the scene
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N23/00—Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
- H04N23/80—Camera processing pipelines; Components thereof
- H04N23/84—Camera processing pipelines; Components thereof for processing colour signals
- H04N23/86—Camera processing pipelines; Components thereof for processing colour signals for controlling the colour saturation of colour signals, e.g. automatic chroma control circuits
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- Image Analysis (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、撮像手段からの内視鏡
画像情報を用いて、ファジィ制御を行う内視鏡装置に関
する。
画像情報を用いて、ファジィ制御を行う内視鏡装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】内視鏡装置は周知の通り、直接目視でき
ない生体内等を観察することができ、医療分野を中心に
観察、治療に広く使用されている。そして、近年、被写
体像をCCD等の撮像手段にて電気信号に変換し、モニ
ターにて観察可能とした電子内視鏡が普及しつつある。 ここで、内視鏡からの画像を常に見やすくするために、
撮像信号に対するAGCの調整、輪郭強調等やアイリス
絞りの調整、また内視鏡の先端面対物レンズを洗浄する
送気送水動作、更には同時式撮像方式の内視鏡にあって
はフリーズ撮影時の素子シャッターの制御等を行う必要
がある。内視鏡はその使用場所や、その使用態様、つま
りどのような部位に挿入されているかとか、また使用に
あたって薬液を散布した状態での使用や出血部位での使
用等であるかとか、あるいは動きの速い被写体であるか
等の状況を判断して、それに合う適切な制御が必要とな
るのである。従来の内視鏡装置では、使用者は、観察画
像を見ることによりその内視鏡の状態を判別し、自分の
知識、経験からその状態に適したものとなるよう内視鏡
装置を制御していた。
ない生体内等を観察することができ、医療分野を中心に
観察、治療に広く使用されている。そして、近年、被写
体像をCCD等の撮像手段にて電気信号に変換し、モニ
ターにて観察可能とした電子内視鏡が普及しつつある。 ここで、内視鏡からの画像を常に見やすくするために、
撮像信号に対するAGCの調整、輪郭強調等やアイリス
絞りの調整、また内視鏡の先端面対物レンズを洗浄する
送気送水動作、更には同時式撮像方式の内視鏡にあって
はフリーズ撮影時の素子シャッターの制御等を行う必要
がある。内視鏡はその使用場所や、その使用態様、つま
りどのような部位に挿入されているかとか、また使用に
あたって薬液を散布した状態での使用や出血部位での使
用等であるかとか、あるいは動きの速い被写体であるか
等の状況を判断して、それに合う適切な制御が必要とな
るのである。従来の内視鏡装置では、使用者は、観察画
像を見ることによりその内視鏡の状態を判別し、自分の
知識、経験からその状態に適したものとなるよう内視鏡
装置を制御していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記、従来の内視鏡装
置は、AGC調整、輪郭強調、アイリス絞り調整や送気
送水動作等の各種の内視鏡装置の制御要素をそれを使用
する個人の資質に任せていたので、内視鏡使用に関して
ある程度の経験を積まなくては、良好な画像を得ること
ができない、という問題点があった。
置は、AGC調整、輪郭強調、アイリス絞り調整や送気
送水動作等の各種の内視鏡装置の制御要素をそれを使用
する個人の資質に任せていたので、内視鏡使用に関して
ある程度の経験を積まなくては、良好な画像を得ること
ができない、という問題点があった。
【0004】本発明は上述した点にかんがみてなされた
もので、経験を積むことを必要とせず、容易に良好な画
像を得られる等できる内視鏡装置を提供することを目的
とする。
もので、経験を積むことを必要とせず、容易に良好な画
像を得られる等できる内視鏡装置を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決する手段および作用】被写体像を電気信号
とする撮像手段と、この撮像手段からの電気信号から複
数の被写体情報を検出する検出手段と、上記検出手段に
よる複数の情報を入力信号とし、それから内視鏡の撮像
に係わる制御要素を制御するための信号を出力するファ
ジィ推論手段とを設けることにより、複数の情報をファ
ジィ推論によって、望ましい制御状態に自動的に設定し
て、良好な内視鏡画像等を得られるようにしている。
とする撮像手段と、この撮像手段からの電気信号から複
数の被写体情報を検出する検出手段と、上記検出手段に
よる複数の情報を入力信号とし、それから内視鏡の撮像
に係わる制御要素を制御するための信号を出力するファ
ジィ推論手段とを設けることにより、複数の情報をファ
ジィ推論によって、望ましい制御状態に自動的に設定し
て、良好な内視鏡画像等を得られるようにしている。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照して本発明を具体的に説明
する。
する。
【0007】この発明による各実施例を説明する前に、
図6を参照してファジィ推論の概要を説明する。ファジ
ィ推論とは、人間が日常の中で使用するあいまいな言葉
で表現したファジィ・ルール(ファジィ推論規則)を用
いた推論である。ファジィ・ルールは「if A=BI
G and B=NORMAL then X−SMA
LL」のように記述できる。図6で、A,Bは入力変数
、Xは出力変数である。ルールが成立するための条件を
書いた部分「if A=BIG and B=NORM
AL 」を前件部、その結論部分「X−SMALL 」
を後件部という。ファジシィ推論では各入力変数を0〜
1の値に変換して演算するが、この変換を定義するのが
メンバシップ関数(前件部メンバシップ関数)である。 メンバシップ関数はファジィ・ルールで扱う命題(BI
G, NORMAL, SMALL等)毎に定義されて
いる。メンバシップ関数を参照して入力変数が各命題を
満足する度合いを計算する。前件部に命題が複数ある場
合は、そのうちの最小値を求める。これを最小値(MI
N)演算という。次に、各ルール毎のメンバシップ値を
合成する。これは、各ルールの後件部を比べ、その最大
値をとり新しいメンバシップ関数を作ることにより行わ
れる。これを最大値(MAX)演算という。この合成さ
れたメンバシップ関数の重心値が推論結果(出力値)と
なりこれに基づいて、後段の制御が行われる。図6の推
論方式は代表的な例であるが、他にもいくつかの推論方
式が提案されている。ここでは、図6の推論方式に従っ
て説明するが、この発明は他の推論方式を採用した場合
でも適応可能である。
図6を参照してファジィ推論の概要を説明する。ファジ
ィ推論とは、人間が日常の中で使用するあいまいな言葉
で表現したファジィ・ルール(ファジィ推論規則)を用
いた推論である。ファジィ・ルールは「if A=BI
G and B=NORMAL then X−SMA
LL」のように記述できる。図6で、A,Bは入力変数
、Xは出力変数である。ルールが成立するための条件を
書いた部分「if A=BIG and B=NORM
AL 」を前件部、その結論部分「X−SMALL 」
を後件部という。ファジシィ推論では各入力変数を0〜
1の値に変換して演算するが、この変換を定義するのが
メンバシップ関数(前件部メンバシップ関数)である。 メンバシップ関数はファジィ・ルールで扱う命題(BI
G, NORMAL, SMALL等)毎に定義されて
いる。メンバシップ関数を参照して入力変数が各命題を
満足する度合いを計算する。前件部に命題が複数ある場
合は、そのうちの最小値を求める。これを最小値(MI
N)演算という。次に、各ルール毎のメンバシップ値を
合成する。これは、各ルールの後件部を比べ、その最大
値をとり新しいメンバシップ関数を作ることにより行わ
れる。これを最大値(MAX)演算という。この合成さ
れたメンバシップ関数の重心値が推論結果(出力値)と
なりこれに基づいて、後段の制御が行われる。図6の推
論方式は代表的な例であるが、他にもいくつかの推論方
式が提案されている。ここでは、図6の推論方式に従っ
て説明するが、この発明は他の推論方式を採用した場合
でも適応可能である。
【0008】次に上記ファジィ推論を行う手段を備えた
第1実施例を以下に説明する。
第1実施例を以下に説明する。
【0009】図1ないし図5は本発明の第1実施例に係
り、図1は第1実施例の電子式内視鏡装置を示し、図2
は第1実施例の主要部の構成を示し、図3は輝度・色演
算回路の構成を示し、図4はファジィルールのメンバシ
ップ関数を示し、図5はファジィルールの動作説明図を
示す。図1に示すように第1実施例の電子式内視鏡装置
1は、面順次式の電子スコープ2と、この電子スコープ
2に面順次照明光を供給する面順次式光源装置3及び画
像処理(信号処理)回路4とを内蔵したビデオプロセッ
サ5と、このビデオプロセッサ5から出力される映像信
号をカラー表示するディスプレイ6とから構成される。
り、図1は第1実施例の電子式内視鏡装置を示し、図2
は第1実施例の主要部の構成を示し、図3は輝度・色演
算回路の構成を示し、図4はファジィルールのメンバシ
ップ関数を示し、図5はファジィルールの動作説明図を
示す。図1に示すように第1実施例の電子式内視鏡装置
1は、面順次式の電子スコープ2と、この電子スコープ
2に面順次照明光を供給する面順次式光源装置3及び画
像処理(信号処理)回路4とを内蔵したビデオプロセッ
サ5と、このビデオプロセッサ5から出力される映像信
号をカラー表示するディスプレイ6とから構成される。
【0010】上記電子スコープ2は、細長の挿入部7を
有し、この挿入部7の後端には太幅の操作部8が形成さ
れている。上記挿入部7内には、照明光を伝送するライ
トガイド9が挿通され、このライトガイド9は操作部8
から延出されたユニバーサルコード10内をさらに挿通
され、このユニバーサルコード10の端部のコネクタ1
1をビデオプロセッサ5に装着できるようにしてある。 このコネクタ11の装着により、光源装置3の照明光が
ライトガイド9の入射端面に供給される。つまり、ラン
プ12の白色光は、絞り13を経てモータ14で回転さ
れる回転カラーフィルタ15を通した後、さらにコンデ
ンサレンズ16を経てライトガイド9の入射端面に照射
される。
有し、この挿入部7の後端には太幅の操作部8が形成さ
れている。上記挿入部7内には、照明光を伝送するライ
トガイド9が挿通され、このライトガイド9は操作部8
から延出されたユニバーサルコード10内をさらに挿通
され、このユニバーサルコード10の端部のコネクタ1
1をビデオプロセッサ5に装着できるようにしてある。 このコネクタ11の装着により、光源装置3の照明光が
ライトガイド9の入射端面に供給される。つまり、ラン
プ12の白色光は、絞り13を経てモータ14で回転さ
れる回転カラーフィルタ15を通した後、さらにコンデ
ンサレンズ16を経てライトガイド9の入射端面に照射
される。
【0011】上記回転カラーフィルタ15には周方向に
3つの扇状の開口が設けられ、それぞれ赤、緑、青の色
透過フィルタ17R,17G,17Bが取付けてある。 従って、ライトガイド9には、赤、緑、青の各波長の光
、つまり面順次光が順次供給される。しかして、このラ
イトガイド9により伝送され、挿入部7の先端に取付け
られた出射端面から前方の被写体18側に出射される。 上記ランプ12はランプ用電源19から電力が供給され
る。又、絞り13は、モータ等の絞り制御回路20によ
り、光路からの挿脱が制御され、照明光量を可変制御で
きるようにしてある。
3つの扇状の開口が設けられ、それぞれ赤、緑、青の色
透過フィルタ17R,17G,17Bが取付けてある。 従って、ライトガイド9には、赤、緑、青の各波長の光
、つまり面順次光が順次供給される。しかして、このラ
イトガイド9により伝送され、挿入部7の先端に取付け
られた出射端面から前方の被写体18側に出射される。 上記ランプ12はランプ用電源19から電力が供給され
る。又、絞り13は、モータ等の絞り制御回路20によ
り、光路からの挿脱が制御され、照明光量を可変制御で
きるようにしてある。
【0012】上記ライトガイド9の出射端面から出射さ
れた照明光で照明された被写体18は、挿入部7の先端
部に取付けた対物レンズ21によって、その焦点面に配
設されたCCD22の受光面(光電変換面)に、その光
学像が結ばれる。そして、このCCD22により、光電
変換されて電荷として蓄積される。
れた照明光で照明された被写体18は、挿入部7の先端
部に取付けた対物レンズ21によって、その焦点面に配
設されたCCD22の受光面(光電変換面)に、その光
学像が結ばれる。そして、このCCD22により、光電
変換されて電荷として蓄積される。
【0013】しかして、ビデオプロセッサ5のCCD駆
動回路23から出力されるドライブ信号が信号線24a
を介してCCD22に印加することにより、読出され、
信号線24bを介してビデオプロセッサ5内のビデオ信
号生成回路26に入力され、ビデオ信号を生成する信号
処理されて標準のビデオ信号、例えば3原色信号R,G
,Bが生成され、このビデオ信号生成回路26の出力端
から3原色信号R,G,Bが出力される。
動回路23から出力されるドライブ信号が信号線24a
を介してCCD22に印加することにより、読出され、
信号線24bを介してビデオプロセッサ5内のビデオ信
号生成回路26に入力され、ビデオ信号を生成する信号
処理されて標準のビデオ信号、例えば3原色信号R,G
,Bが生成され、このビデオ信号生成回路26の出力端
から3原色信号R,G,Bが出力される。
【0014】上記ビデオ信号生成回路26は、CCD出
力信号をアンプ27で増幅し、A/Dコンバータ28で
ディジタル信号に変換する。このディジタル信号はマル
チプレクサ29を介して、R,G,Bメモリ31R,3
1G,31Bに順次書込まれる。例えば、赤の照明光の
もとで撮像された信号は、Rメモリ31Rに一時書込ま
れる。これらR,G,Bメモリ31R,31G,31B
に、それぞれ1フレ−ム分の成分画像が書込まれると、
これらR,G,Bメモリ31R,31G,31Bの成分
画像は、同時に読出され、D/Aコンバータ部32によ
って、アナログ信号に変換される。つまり、標準の3原
色信号R,G,Bが出力される。これら3原色信号R,
G,Bは、それぞれゲイン制御可能なアンプ33a,3
3b,33cを経てビデオプロセッサ5から出力され、
ディスプレイ6に被写体像がカラー表示される。
力信号をアンプ27で増幅し、A/Dコンバータ28で
ディジタル信号に変換する。このディジタル信号はマル
チプレクサ29を介して、R,G,Bメモリ31R,3
1G,31Bに順次書込まれる。例えば、赤の照明光の
もとで撮像された信号は、Rメモリ31Rに一時書込ま
れる。これらR,G,Bメモリ31R,31G,31B
に、それぞれ1フレ−ム分の成分画像が書込まれると、
これらR,G,Bメモリ31R,31G,31Bの成分
画像は、同時に読出され、D/Aコンバータ部32によ
って、アナログ信号に変換される。つまり、標準の3原
色信号R,G,Bが出力される。これら3原色信号R,
G,Bは、それぞれゲイン制御可能なアンプ33a,3
3b,33cを経てビデオプロセッサ5から出力され、
ディスプレイ6に被写体像がカラー表示される。
【0015】上記挿入部7内には、送気・送水を行うた
めの送気・送水チューブ37が挿通され、このチューブ
37は操作部8の送気・送水切換ボタン38から2本の
チューブ37a,37bに分かれてユニバーサルコード
10内を挿通され、コネクタ11をビデオプロセッサ5
に接続することにより、送気・送水タンク39と接続さ
れる。上記送気・送水タンク39は、チューブを介して
ポンプ41と接続され、ポンプ41を動作/非動作させ
るスイッチ42をオンすることにより、タンク39を加
圧して、送気又は送水できるようにしてある。
めの送気・送水チューブ37が挿通され、このチューブ
37は操作部8の送気・送水切換ボタン38から2本の
チューブ37a,37bに分かれてユニバーサルコード
10内を挿通され、コネクタ11をビデオプロセッサ5
に接続することにより、送気・送水タンク39と接続さ
れる。上記送気・送水タンク39は、チューブを介して
ポンプ41と接続され、ポンプ41を動作/非動作させ
るスイッチ42をオンすることにより、タンク39を加
圧して、送気又は送水できるようにしてある。
【0016】ところで、ボタン38は通常チューブ37
aと外部とを連通する開口43が設けてあるので、スイ
ッチ42をオンしても、タンク39からチューブ37a
を経て送気された空気は開口43から外部に放出される
。この開口43を指で閉じると、送気された空気はチュ
ーブ37を経て挿入部7の先端部のノズル44から該ノ
ズル44に対向する対物レンズ21の外表面に向けて噴
出される。又、上記ボタン38を押し込むと、チューブ
37bがチューブ37と連通する状態となり、加圧によ
りタンク39内の水がチューブ37b,37を経てノズ
ル44から噴出され、対物レンズ21の外表面に付着し
た粘液等を洗い流すことができるようにしてある。また
、挿入部7内には、チャンネル45が設けてあり、チャ
ンネル挿入口45aから処置具を挿通し、挿入部7の先
端側の開口から処置具の先端側を突出して、処置するこ
とができるようになっている。
aと外部とを連通する開口43が設けてあるので、スイ
ッチ42をオンしても、タンク39からチューブ37a
を経て送気された空気は開口43から外部に放出される
。この開口43を指で閉じると、送気された空気はチュ
ーブ37を経て挿入部7の先端部のノズル44から該ノ
ズル44に対向する対物レンズ21の外表面に向けて噴
出される。又、上記ボタン38を押し込むと、チューブ
37bがチューブ37と連通する状態となり、加圧によ
りタンク39内の水がチューブ37b,37を経てノズ
ル44から噴出され、対物レンズ21の外表面に付着し
た粘液等を洗い流すことができるようにしてある。また
、挿入部7内には、チャンネル45が設けてあり、チャ
ンネル挿入口45aから処置具を挿通し、挿入部7の先
端側の開口から処置具の先端側を突出して、処置するこ
とができるようになっている。
【0017】この第1実施例では、上記ビデオ信号生成
回路26から出力される3原色信号R,G,Bは、図2
にも示すように、輝度・色演算回路46に入力され、平
均の輝度信号Yavと平均特定色信号Cavが生成され
、被写体の画像状態の推論手段としてのファジィ推論回
路47に入力される。このファジィ推論回路47により
、被写体の画像状態が通常画像か否かの判定が行われ、
その判定に応じた推論結果信号を画質制御回路48に出
力する。この画質制御回路48は、入力される推論結果
信号に基づいて、制御情報記憶回路49から読出した制
御情報としての重み付け情報を得て、撮像された信号の
レベル等を制御する制御信号を出力する。
回路26から出力される3原色信号R,G,Bは、図2
にも示すように、輝度・色演算回路46に入力され、平
均の輝度信号Yavと平均特定色信号Cavが生成され
、被写体の画像状態の推論手段としてのファジィ推論回
路47に入力される。このファジィ推論回路47により
、被写体の画像状態が通常画像か否かの判定が行われ、
その判定に応じた推論結果信号を画質制御回路48に出
力する。この画質制御回路48は、入力される推論結果
信号に基づいて、制御情報記憶回路49から読出した制
御情報としての重み付け情報を得て、撮像された信号の
レベル等を制御する制御信号を出力する。
【0018】上記制御信号は、アンプ33a〜33cの
ゲイン制御端に印加され、3原色信号R,G,Bのレベ
ルを適正なレベル値となるように制御する。尚、図2で
は、図1のアンプ33a〜33cを33で代表している
。
ゲイン制御端に印加され、3原色信号R,G,Bのレベ
ルを適正なレベル値となるように制御する。尚、図2で
は、図1のアンプ33a〜33cを33で代表している
。
【0019】上記輝度・色演算回路46の構成を図3に
示す。 3原色信号R,G,Bは、マトリクス回路51によって
、マトリクス演算が行われ、輝度信号Yと色信号C′が
生成される。輝度信号Yは積分回路52に入力され、例
えば1フレーム期間積分されて平均輝度号Yavが生成
される。又、色信号C′は特定色検出回路53に入力さ
れ、マトリクス演算等により、特定色(指定色)として
肌色成分に対応する特定色信号Cが生成され、積分回路
54により、積分されて平均特定色信号Cavが生成さ
れる。これらの平均信号Yav,Cavはファジィ推論
回路47に入力され、これらの平均信号Yav,Cav
を被写体の画像判別情報に用いて、被写体が通常観察画
像であるか否かの判別を行い、その判物に応じて度合い
の制御信号を出力し、画質制御(ここでは輝度レベルの
制御)を行う。
示す。 3原色信号R,G,Bは、マトリクス回路51によって
、マトリクス演算が行われ、輝度信号Yと色信号C′が
生成される。輝度信号Yは積分回路52に入力され、例
えば1フレーム期間積分されて平均輝度号Yavが生成
される。又、色信号C′は特定色検出回路53に入力さ
れ、マトリクス演算等により、特定色(指定色)として
肌色成分に対応する特定色信号Cが生成され、積分回路
54により、積分されて平均特定色信号Cavが生成さ
れる。これらの平均信号Yav,Cavはファジィ推論
回路47に入力され、これらの平均信号Yav,Cav
を被写体の画像判別情報に用いて、被写体が通常観察画
像であるか否かの判別を行い、その判物に応じて度合い
の制御信号を出力し、画質制御(ここでは輝度レベルの
制御)を行う。
【0020】一般に、内視鏡検査では、色素を患部及び
その周辺に吹き付け、正常部位と患部とを明瞭に識別す
る色素内視鏡法が用いられることがある。表1はこの方
法に用いられる色素を示す。
その周辺に吹き付け、正常部位と患部とを明瞭に識別す
る色素内視鏡法が用いられることがある。表1はこの方
法に用いられる色素を示す。
【0021】
【0022】これらの色素は、輝度(反射率)の低いも
のであるので、これらの色素を用いると、(自動調光を
行わないと)通常画像よりも、画面全体が暗くなってし
まう。また、内視鏡による処置具を用いた治療下におい
ても、生検時等に、出血することがしばしば生じ、出血
のために画面全体が真赤になる。この場合も、通常の内
視鏡画像の観察状態よりも、画面が暗くなり、そのまま
では診断しにくくなることになる。
のであるので、これらの色素を用いると、(自動調光を
行わないと)通常画像よりも、画面全体が暗くなってし
まう。また、内視鏡による処置具を用いた治療下におい
ても、生検時等に、出血することがしばしば生じ、出血
のために画面全体が真赤になる。この場合も、通常の内
視鏡画像の観察状態よりも、画面が暗くなり、そのまま
では診断しにくくなることになる。
【0023】この実施例では、通常画像と、この画像以
外の特殊画像(色素による画像、出血による画像)とを
、これらの判別に有効な情報を用いて、ファジィ推論に
より、推論し、診断に適した内視鏡画像状態に画質補正
を行うものである。このため、上述のように平均輝度信
号Yav及び平均特定色信号Cavを求めて、これらの
信号により、例えば図4に示すようにファジィ推論を行
うメンバシップ関数及びその推論ルールを設定している
。
外の特殊画像(色素による画像、出血による画像)とを
、これらの判別に有効な情報を用いて、ファジィ推論に
より、推論し、診断に適した内視鏡画像状態に画質補正
を行うものである。このため、上述のように平均輝度信
号Yav及び平均特定色信号Cavを求めて、これらの
信号により、例えば図4に示すようにファジィ推論を行
うメンバシップ関数及びその推論ルールを設定している
。
【0024】図4(a)に示すルール1では、肌色の平
均値が低く、且つ輝度の平均値も低い場合には、ゲイン
を高くするゲイン制御を行う。 図4(b)に示すルール2では、肌色の平均値が高く、
且つ輝度の平均値も高い場合には、ゲインを低くする等
のゲイン制御を行うように設定している。
均値が低く、且つ輝度の平均値も低い場合には、ゲイン
を高くするゲイン制御を行う。 図4(b)に示すルール2では、肌色の平均値が高く、
且つ輝度の平均値も高い場合には、ゲインを低くする等
のゲイン制御を行うように設定している。
【0025】図5は、図4に示すルールから重心法でフ
ァジィ推論を行う様子を示す。つまり、ある肌色の平均
値C1及び輝度の平均値Y1に対し、例えばルール1の
メンバシップ関数から出力値A1,B1が得られる。こ
れらの出力A1,B1は、ファジィ推論回路47内のm
in 演算回路により、これらの最小値が求められる。 この最小値、この場合A1は、ゲイン制御を設定するメ
ンバシップ関数に入力され、図5(a)の斜線S1で示
す出力値が得られる。
ァジィ推論を行う様子を示す。つまり、ある肌色の平均
値C1及び輝度の平均値Y1に対し、例えばルール1の
メンバシップ関数から出力値A1,B1が得られる。こ
れらの出力A1,B1は、ファジィ推論回路47内のm
in 演算回路により、これらの最小値が求められる。 この最小値、この場合A1は、ゲイン制御を設定するメ
ンバシップ関数に入力され、図5(a)の斜線S1で示
す出力値が得られる。
【0026】ルール2に対しても同様の処理が行われ、
図5(b)の斜線S2で示す出力値が得られる。これら
の出力値S1,S2は、max 演算回路で斜線部分の
最大値演算が行われ、重心位置のゲイン値が得られる。 このゲイン値は、画質制御回路48に入力される。この
画質制御回路48は、このゲイン値となるように、アン
プ33a〜33cのゲイン制御を行う。
図5(b)の斜線S2で示す出力値が得られる。これら
の出力値S1,S2は、max 演算回路で斜線部分の
最大値演算が行われ、重心位置のゲイン値が得られる。 このゲイン値は、画質制御回路48に入力される。この
画質制御回路48は、このゲイン値となるように、アン
プ33a〜33cのゲイン制御を行う。
【0027】この場合のゲイン制御は、制御情報記憶回
路49に記憶された制御情報を読出して行われる。この
制御情報記憶回路49は、例えばROMで構成されてい
る。この制御情報記憶回路49は、例えばアンプ33a
〜33cに対して、ゲイン値に対するゲイン制御信号の
レベル値等を記憶しているので、設定されるべきゲイン
値を入力すると、そのゲイン値に対応するゲイン制御信
号のレベル値が返されるので、このレベル値でアンプ3
3a〜33cにゲイン制御信号を出力すると、ディスプ
レイ6に出力されるビデオ信号のレベルが可変制御され
、ディスプレイ6の表示画面上に表示される被写体画像
は、診断し易い明るさで表示されることになる。
路49に記憶された制御情報を読出して行われる。この
制御情報記憶回路49は、例えばROMで構成されてい
る。この制御情報記憶回路49は、例えばアンプ33a
〜33cに対して、ゲイン値に対するゲイン制御信号の
レベル値等を記憶しているので、設定されるべきゲイン
値を入力すると、そのゲイン値に対応するゲイン制御信
号のレベル値が返されるので、このレベル値でアンプ3
3a〜33cにゲイン制御信号を出力すると、ディスプ
レイ6に出力されるビデオ信号のレベルが可変制御され
、ディスプレイ6の表示画面上に表示される被写体画像
は、診断し易い明るさで表示されることになる。
【0028】例えば、色素を散布した場合とか、出血が
あって、被写体からの輝度レベルが低下した場合には、
その輝度レベルの低下を補うようにアンプ33a〜33
cのゲインを大きくして、診断し易い内視鏡画像が表示
されるようになる。従って、この実施例によれば、術者
が経験により、ゲイン調整等を行わなくても、ファジィ
推論により、自動的に診断に適した画像となるように画
質が制御される。この画質制御は、通常の画像と、特殊
な画像との判別を行うのに適した情報を用いているので
、高精度の判別を行わなくても、ファジィ推論により、
最適に近い画質制御を行うことができる。
あって、被写体からの輝度レベルが低下した場合には、
その輝度レベルの低下を補うようにアンプ33a〜33
cのゲインを大きくして、診断し易い内視鏡画像が表示
されるようになる。従って、この実施例によれば、術者
が経験により、ゲイン調整等を行わなくても、ファジィ
推論により、自動的に診断に適した画像となるように画
質が制御される。この画質制御は、通常の画像と、特殊
な画像との判別を行うのに適した情報を用いているので
、高精度の判別を行わなくても、ファジィ推論により、
最適に近い画質制御を行うことができる。
【0029】例えば、使用される色素は、通常の臓器の
肌色から明らかに異なっているので、肌色を判別するた
めの情報に用いることにより、容易に通常画像と判別で
きる。又、出血している場合には、濃い赤色になるので
、この場合も通常の肌色と異なる。
肌色から明らかに異なっているので、肌色を判別するた
めの情報に用いることにより、容易に通常画像と判別で
きる。又、出血している場合には、濃い赤色になるので
、この場合も通常の肌色と異なる。
【0030】また、色素を散布した画像及び出血してい
る場合の画像は、通常の画像よりも輝度レベルが低下す
るので、輝度情報を判別するための情報に用いているの
で、確実に判別を行うことができる。この第1実施例で
は、簡単化のため、2種類の推論ルールのみを用いてい
るが、多くの推論ルールを設けても良い。例えば、該当
する色素ごとに推論ルールを設けても良いし、グループ
分けして、各グループごとに設けても良い。又、この実
施例では、輝度・色演算回路46は3原色信号R,G,
Bを輝度信号Yと色信号C′に変換して、推論に用いる
信号を生成しているが、これに限定されるものでなく、
入力信号の形態は例えばコンポジットビデオ信号とか、
色差信号でも良い。さらに、色信号C′から特定色を抽
出又は生成しているが、色差信号から特定色信号を生成
しても良いことは明らかである。この実施例によれば、
通常の内視鏡画像でも、特異な内視鏡画像でも、診断に
適した画像となるように設定できる。
る場合の画像は、通常の画像よりも輝度レベルが低下す
るので、輝度情報を判別するための情報に用いているの
で、確実に判別を行うことができる。この第1実施例で
は、簡単化のため、2種類の推論ルールのみを用いてい
るが、多くの推論ルールを設けても良い。例えば、該当
する色素ごとに推論ルールを設けても良いし、グループ
分けして、各グループごとに設けても良い。又、この実
施例では、輝度・色演算回路46は3原色信号R,G,
Bを輝度信号Yと色信号C′に変換して、推論に用いる
信号を生成しているが、これに限定されるものでなく、
入力信号の形態は例えばコンポジットビデオ信号とか、
色差信号でも良い。さらに、色信号C′から特定色を抽
出又は生成しているが、色差信号から特定色信号を生成
しても良いことは明らかである。この実施例によれば、
通常の内視鏡画像でも、特異な内視鏡画像でも、診断に
適した画像となるように設定できる。
【0031】次に本発明の第1実施例の変形例を説明す
る。この変形例は、第1実施例と殆ど同一の構成であり
、図1において画質制御回路48の出力が、アンプ33
a〜33cではなく、点線で示すように、絞り制御回路
20に出力されるようになっている。
る。この変形例は、第1実施例と殆ど同一の構成であり
、図1において画質制御回路48の出力が、アンプ33
a〜33cではなく、点線で示すように、絞り制御回路
20に出力されるようになっている。
【0032】つまり、制御信号は絞り制御回路20を介
して絞り13の絞り量を可変制御して、照明光量を調整
して、画質を補正するようになっている。従って、この
変形例では、ファジィ推論によって、ゲイン制御ではな
く、絞り制御を行うようになっている。ゲイン制御によ
り、アンプ33a〜33cのゲインを制御することは、
絞り制御による照明光量の制御とほぼ等価の働きをする
。例えばゲインを大きくすることは、照明光量を大きく
することとほぼ等価となる。 この変形例におけるフ
ァジィ推論ルールは、図4における後件部のゲイン制御
の代りに、絞り制御となり、その推論ルールを図7に示
す。
して絞り13の絞り量を可変制御して、照明光量を調整
して、画質を補正するようになっている。従って、この
変形例では、ファジィ推論によって、ゲイン制御ではな
く、絞り制御を行うようになっている。ゲイン制御によ
り、アンプ33a〜33cのゲインを制御することは、
絞り制御による照明光量の制御とほぼ等価の働きをする
。例えばゲインを大きくすることは、照明光量を大きく
することとほぼ等価となる。 この変形例におけるフ
ァジィ推論ルールは、図4における後件部のゲイン制御
の代りに、絞り制御となり、その推論ルールを図7に示
す。
【0033】又、この推論ルールによる絞り量の決定の
動作を図8に示す。図7及び図8は、図4及び図5と殆
ど同じであるので、その説明を省略する。この変形例の
作用は、第1実施例とほぼ同様となり、又その効果も第
1実施例とほぼ同様のものとなる。もっとも、絞り制御
では、照明光量を大きくして画質を補正する場合、照明
光量を大きくすることなく、ゲインを上げる場合よりも
、S/Nを大きくできることがある。又、近距離で観察
等を行う場合には、照明光量を小さくして適正な画質に
する方が、照明光量による損傷等を確実に防ぐことがで
きる利点を有する。尚、制御信号により、ゲイン制御と
絞り制御の両方を行うようにしても良い。このようにす
ると、より広い使用状態に対処できる。
動作を図8に示す。図7及び図8は、図4及び図5と殆
ど同じであるので、その説明を省略する。この変形例の
作用は、第1実施例とほぼ同様となり、又その効果も第
1実施例とほぼ同様のものとなる。もっとも、絞り制御
では、照明光量を大きくして画質を補正する場合、照明
光量を大きくすることなく、ゲインを上げる場合よりも
、S/Nを大きくできることがある。又、近距離で観察
等を行う場合には、照明光量を小さくして適正な画質に
する方が、照明光量による損傷等を確実に防ぐことがで
きる利点を有する。尚、制御信号により、ゲイン制御と
絞り制御の両方を行うようにしても良い。このようにす
ると、より広い使用状態に対処できる。
【0034】図9は本発明の第2実施例の内視鏡装置の
一部を示す。この第2実施例は、種類の異なる内視鏡を
用いた場合にも、診断に適した内視鏡画像を得られるよ
うにしたものである。
一部を示す。この第2実施例は、種類の異なる内視鏡を
用いた場合にも、診断に適した内視鏡画像を得られるよ
うにしたものである。
【0035】一般に、内視鏡は、使用される部位に応じ
て、各部位に適した種類の内視鏡が使用される。例えば
上部消化管用と下部消化管用では、挿入経路の内径が異
なることにより、挿入部の太さ等が異なる内視鏡が使用
される。一般の内視鏡では、対物レンズの外表面が汚れ
ると、術者がレンズ表面の汚れ具合に応じて、送水量を
切換えなければならなかった。この切換えが適切でない
と、送水量が多くなり過ぎて、後で吸引を長く行わなけ
ればならない。又、送水量が少ないと、十分に汚れを除
去できなかったり、汚れをとるのに長時間を要し、患者
に与える苦痛が多くなったり、術者の負担も大きくなる
。
て、各部位に適した種類の内視鏡が使用される。例えば
上部消化管用と下部消化管用では、挿入経路の内径が異
なることにより、挿入部の太さ等が異なる内視鏡が使用
される。一般の内視鏡では、対物レンズの外表面が汚れ
ると、術者がレンズ表面の汚れ具合に応じて、送水量を
切換えなければならなかった。この切換えが適切でない
と、送水量が多くなり過ぎて、後で吸引を長く行わなけ
ればならない。又、送水量が少ないと、十分に汚れを除
去できなかったり、汚れをとるのに長時間を要し、患者
に与える苦痛が多くなったり、術者の負担も大きくなる
。
【0036】この実施例は、スコープの種類が異なる場
合でも、適切な送気・送水を行うものである。このため
、図9に示すように2つの上部用及び下部用スコープ2
A,2Bを識別するスコープ検知手段を設けている。 上記スコープ2A,2Bのそれぞれのユニバーサルケー
ブル10A,10Bは、光源装置3のコネクタ受け62
に装着できる光源コネクタ63A,63Bが設けられ、
これら各コネクタ63A,63Bから延出されたケーブ
ル64A,64Bの端部には、前記光源装置3と別体に
した信号処理装置65の電気コネクタ受け66に装着で
きる電気コネクタ67A,67Bがそれぞれ設けてある
。
合でも、適切な送気・送水を行うものである。このため
、図9に示すように2つの上部用及び下部用スコープ2
A,2Bを識別するスコープ検知手段を設けている。 上記スコープ2A,2Bのそれぞれのユニバーサルケー
ブル10A,10Bは、光源装置3のコネクタ受け62
に装着できる光源コネクタ63A,63Bが設けられ、
これら各コネクタ63A,63Bから延出されたケーブ
ル64A,64Bの端部には、前記光源装置3と別体に
した信号処理装置65の電気コネクタ受け66に装着で
きる電気コネクタ67A,67Bがそれぞれ設けてある
。
【0037】上記光源コネクタ受け62には、光源コネ
クタ63A,63Bにそれぞれ設けた接点68a,68
bと導通可能な接点69a,69bが設けてあり、各接
点69a,69bはそれぞれ電源端及びアースに接続さ
れている。上記各接点68a,68bは、信号線71a
,71bをそれぞれ介して、電気コネクタ67A,67
Bに設けた接点72a,72bにそれぞれ導通している
。これら接点72a,72bは、信号処理装置65の電
気コネクタ受け66に設けた接点73に導通できるよう
にしてある。上記接点73は、スコープ検知回路74と
接続され、このスコープ検知回路74は、接続されたス
コープの種類に対応した検知出力を推論ルール選択回路
75に出力し、接続されたスコープに応じてファジィ推
論ルール群を切換えるようにしている。
クタ63A,63Bにそれぞれ設けた接点68a,68
bと導通可能な接点69a,69bが設けてあり、各接
点69a,69bはそれぞれ電源端及びアースに接続さ
れている。上記各接点68a,68bは、信号線71a
,71bをそれぞれ介して、電気コネクタ67A,67
Bに設けた接点72a,72bにそれぞれ導通している
。これら接点72a,72bは、信号処理装置65の電
気コネクタ受け66に設けた接点73に導通できるよう
にしてある。上記接点73は、スコープ検知回路74と
接続され、このスコープ検知回路74は、接続されたス
コープの種類に対応した検知出力を推論ルール選択回路
75に出力し、接続されたスコープに応じてファジィ推
論ルール群を切換えるようにしている。
【0038】上記スコープ検知回路74は、例えば図1
0に示すようにコンパレータCmを用いて形成され、接
点73のレベルが“H”か“L”に応じた2値化された
信号を出力し、例えばスイッチ回路で構成された推論ル
ール選択回路75を介して上部用スコープ2Aに対応し
て設けられた第1の推論ルール群84と下部用スコープ
2Bに対応して設けられた第2の推論ルール群85とを
切換えるようになっている。尚、図10において、電圧
Vr は、電源端のレベルより低い電圧値に設定され
ている。
0に示すようにコンパレータCmを用いて形成され、接
点73のレベルが“H”か“L”に応じた2値化された
信号を出力し、例えばスイッチ回路で構成された推論ル
ール選択回路75を介して上部用スコープ2Aに対応し
て設けられた第1の推論ルール群84と下部用スコープ
2Bに対応して設けられた第2の推論ルール群85とを
切換えるようになっている。尚、図10において、電圧
Vr は、電源端のレベルより低い電圧値に設定され
ている。
【0039】図11は、上記スコープ検知回路74によ
って、推論ルール群84,85を切換え、選択された推
論ルール群を用いて送気・送水制御を行うブロック構成
を示す。例えば図1のD/Aコンバータ部32から出力
される3原色信号R,G,Bは、第1及び第2の推論ル
ール群84,85をそれぞれ構成する指定色検出回路8
4−1,85−1、動画色ずれ量検出回路84−2,8
5−2、鮮鋭度検出回路84−3,85−3にそれぞれ
入力され、入力信号からそれぞれ上部用及び下部用に設
定された指定色成分、動画色ずれ量、鮮鋭度が検出され
る。
って、推論ルール群84,85を切換え、選択された推
論ルール群を用いて送気・送水制御を行うブロック構成
を示す。例えば図1のD/Aコンバータ部32から出力
される3原色信号R,G,Bは、第1及び第2の推論ル
ール群84,85をそれぞれ構成する指定色検出回路8
4−1,85−1、動画色ずれ量検出回路84−2,8
5−2、鮮鋭度検出回路84−3,85−3にそれぞれ
入力され、入力信号からそれぞれ上部用及び下部用に設
定された指定色成分、動画色ずれ量、鮮鋭度が検出され
る。
【0040】これらの検出回路84−1〜85−3の出
力信号は、推論ルール選択回路75を介して一方の検出
信号84−1〜84−3又は85−1〜85−3のみが
ファジィ演算部86に入力され、送気・送水量の適正値
を設定するための情報信号として使用される。そして、
これらの情報信号を用いてファジィ推論された結果の制
御信号が送気・送水ポンプ41(図1参照)に送られ、
送気・送水量が決定される。つまり、スコープ検知回路
74によって、接続されたスコープが上部用であるか下
部用であるか検知され、その検知信号によって、ファジ
ィ推論を行う際の入力情報を切換えるようにしている。
力信号は、推論ルール選択回路75を介して一方の検出
信号84−1〜84−3又は85−1〜85−3のみが
ファジィ演算部86に入力され、送気・送水量の適正値
を設定するための情報信号として使用される。そして、
これらの情報信号を用いてファジィ推論された結果の制
御信号が送気・送水ポンプ41(図1参照)に送られ、
送気・送水量が決定される。つまり、スコープ検知回路
74によって、接続されたスコープが上部用であるか下
部用であるか検知され、その検知信号によって、ファジ
ィ推論を行う際の入力情報を切換えるようにしている。
【0041】この切換える理由を以下に説明する。例え
ば上部用スコープ2Aを使用した場合には、レンズ表面
が汚れるのは、血液が染色あるいは粘液に起因する。こ
の場合、血液は赤であり、染色には紺のメチレンブルー
か、粘液は黄色に近い色である。一方、下部用スコープ
を用いた場合には、レンズ表面が汚れるのは、赤の血液
か便かメチレンブルーの染色に起因する。つまり、両者
の場合には、汚れの原因の色相が異なるので、それぞれ
のスコープで、汚れの原因となる特定の色相を検出すれ
ば、レンズの汚れを確実に推論できることになる。
ば上部用スコープ2Aを使用した場合には、レンズ表面
が汚れるのは、血液が染色あるいは粘液に起因する。こ
の場合、血液は赤であり、染色には紺のメチレンブルー
か、粘液は黄色に近い色である。一方、下部用スコープ
を用いた場合には、レンズ表面が汚れるのは、赤の血液
か便かメチレンブルーの染色に起因する。つまり、両者
の場合には、汚れの原因の色相が異なるので、それぞれ
のスコープで、汚れの原因となる特定の色相を検出すれ
ば、レンズの汚れを確実に推論できることになる。
【0042】このため、この実施例では、各スコープに
対し、レンズ表面に付着する付着物の程度を検出するた
めに、指定色検出回路84−1,85−1をそれぞれ設
けている。このため、指定色検出回路84−1,85−
1は、図12(a),(b)に示す各色相を検出するよ
うに設定してある。具体的には、例えば図3のように、
マトリクス回路により、それぞれ各色相の信号を抽出し
、抽出した各色相を加算(又は重み付けして加算)して
出力するようにすれば良い。
対し、レンズ表面に付着する付着物の程度を検出するた
めに、指定色検出回路84−1,85−1をそれぞれ設
けている。このため、指定色検出回路84−1,85−
1は、図12(a),(b)に示す各色相を検出するよ
うに設定してある。具体的には、例えば図3のように、
マトリクス回路により、それぞれ各色相の信号を抽出し
、抽出した各色相を加算(又は重み付けして加算)して
出力するようにすれば良い。
【0043】又、入力信号が、コンポジットビデオ信号
CVの場合には、図13に示すようにコンポジットビデ
オ信号CVをバースト検出回路91により、バースト信
号を抽出し、PLL回路92を通して、このバースト信
号に同期した副搬送派信号を生成し、位相比較器93に
入力して、クロマ検出回路94を通して抽出した被写体
画像のクロマ信号と位相比較して、副搬送派からの位相
差を検出し、指定色抽出回路95に送られる。この指定
色抽出回路95は、図12に示す指定色成分のみを抽出
し、抽出レベルに応じて、図11に示すファジィ演算部
86に指定色情報を送る。抽出された位相領域は、スコ
−プの種類に応じて、切り換えられる。動画色ずれ量検
出回路84−2又は85−2の構成の一例を図14に示
す。
CVの場合には、図13に示すようにコンポジットビデ
オ信号CVをバースト検出回路91により、バースト信
号を抽出し、PLL回路92を通して、このバースト信
号に同期した副搬送派信号を生成し、位相比較器93に
入力して、クロマ検出回路94を通して抽出した被写体
画像のクロマ信号と位相比較して、副搬送派からの位相
差を検出し、指定色抽出回路95に送られる。この指定
色抽出回路95は、図12に示す指定色成分のみを抽出
し、抽出レベルに応じて、図11に示すファジィ演算部
86に指定色情報を送る。抽出された位相領域は、スコ
−プの種類に応じて、切り換えられる。動画色ずれ量検
出回路84−2又は85−2の構成の一例を図14に示
す。
【0044】色信号Gと、色信号R及びBはそれぞれ減
算器101,102に入力され、減算されて差信号が生
成された後、それぞれ絶対値回路103,104を通し
て、絶対値が求められた後、累積加算器105で例えば
1フレ−ム期間、累積加算されて動画色ずれ量が検出さ
れる。尚、1フレ−ムだけ時間的に前後する信号を用い
て動画色ずれ量の検出を行うようにしても良い。この動
画色ずれ量検出を、推論ルールを行うための情報(変数
)に用いているのは、送気・送水により、洗浄し、汚れ
がなくなった場合は、動画の色ずれがはっきりと分るか
らである。
算器101,102に入力され、減算されて差信号が生
成された後、それぞれ絶対値回路103,104を通し
て、絶対値が求められた後、累積加算器105で例えば
1フレ−ム期間、累積加算されて動画色ずれ量が検出さ
れる。尚、1フレ−ムだけ時間的に前後する信号を用い
て動画色ずれ量の検出を行うようにしても良い。この動
画色ずれ量検出を、推論ルールを行うための情報(変数
)に用いているのは、送気・送水により、洗浄し、汚れ
がなくなった場合は、動画の色ずれがはっきりと分るか
らである。
【0045】又、上部用と下部用とで、動画色ずれ量に
対する推論ルールを切換えるのは、上部用と下部用とで
は、対物レンズ系とか使用されるCCDの画素数等が異
なり、レンズ表面の付着物の程度が同じでも、検出され
る動き量が異なるため、それぞれのスコープに適切な推
論を行えるように推論ルール群を切換えるようにしてい
る。又、鮮鋭度検出回路84−3又は85−3は、レン
ズ表面が汚れていれば、画像はぼけ、汚れがなくなれば
鮮鋭な画像が得られるので、これも推論ルールの1つに
用いている。
対する推論ルールを切換えるのは、上部用と下部用とで
は、対物レンズ系とか使用されるCCDの画素数等が異
なり、レンズ表面の付着物の程度が同じでも、検出され
る動き量が異なるため、それぞれのスコープに適切な推
論を行えるように推論ルール群を切換えるようにしてい
る。又、鮮鋭度検出回路84−3又は85−3は、レン
ズ表面が汚れていれば、画像はぼけ、汚れがなくなれば
鮮鋭な画像が得られるので、これも推論ルールの1つに
用いている。
【0046】次に、検出された指定色、動画色ずれ量、
鮮鋭度量に応じて送気・送水量を制御するメンバシップ
関数及び推論ルールの一例を図15に示す。例えばルー
ル1では、指定色の量が無であり、且つ動画色ずれ量が
大であり、且つ鮮鋭度が大であると、送気・送水量を零
にしている。又、ルールnは、指定色が中くらいあり、
且つ動画色ずれ量も中くらいであり、且つ鮮鋭度も中く
らいである場合には、送気・送水量も中くらいになるよ
うにしている。尚、上部用及び下部用スコープでは、図
15の特定を少し変えて、いずれのスコープでも、適正
な送気・送水量で、レンズ表面の汚れを除去できるよう
にしている。この第2実施例によれば、いずれのスコー
プを用いた場合でも、経験を必要とすることなく、レン
ズ表面に付着した汚れを、その汚れを除去するのに最適
な送気・送水量で除去することができる。
鮮鋭度量に応じて送気・送水量を制御するメンバシップ
関数及び推論ルールの一例を図15に示す。例えばルー
ル1では、指定色の量が無であり、且つ動画色ずれ量が
大であり、且つ鮮鋭度が大であると、送気・送水量を零
にしている。又、ルールnは、指定色が中くらいあり、
且つ動画色ずれ量も中くらいであり、且つ鮮鋭度も中く
らいである場合には、送気・送水量も中くらいになるよ
うにしている。尚、上部用及び下部用スコープでは、図
15の特定を少し変えて、いずれのスコープでも、適正
な送気・送水量で、レンズ表面の汚れを除去できるよう
にしている。この第2実施例によれば、いずれのスコー
プを用いた場合でも、経験を必要とすることなく、レン
ズ表面に付着した汚れを、その汚れを除去するのに最適
な送気・送水量で除去することができる。
【0047】尚、ファジィ推論を行わないで、図16に
示すように、指定色検出回路84−1,85−1と、動
画色ずれ量検出回路84−2,84−5−2と、鮮鋭度
検出回路84−3,85−3の各回路の出力に重み付け
回路106を通した後、切換回路107を通して加算器
108で加算した制御信号CSで、送気・送水ポンプ4
1を制御するようにしても良い。尚、切換回路107は
、スコープ検知回路74の出力で切換が制御される。
示すように、指定色検出回路84−1,85−1と、動
画色ずれ量検出回路84−2,84−5−2と、鮮鋭度
検出回路84−3,85−3の各回路の出力に重み付け
回路106を通した後、切換回路107を通して加算器
108で加算した制御信号CSで、送気・送水ポンプ4
1を制御するようにしても良い。尚、切換回路107は
、スコープ検知回路74の出力で切換が制御される。
【0048】図17は本発明の第3実施例の主要部の構
成を示す。この実施例は、第2実施例と同様にスコープ
検出回路74によって、ファジィ推論するルール群11
4,115を切換えるものである。又、この実施例は、
視野内(撮像面の有効画角内)に表われる処置具の位置
が異なるスコープをスコープ検知回路74で判別して処
置具の表われる位置を含む領域に対し、その処置具の検
出に有効な推論ルール群114又は115を用いるよう
にしている。
成を示す。この実施例は、第2実施例と同様にスコープ
検出回路74によって、ファジィ推論するルール群11
4,115を切換えるものである。又、この実施例は、
視野内(撮像面の有効画角内)に表われる処置具の位置
が異なるスコープをスコープ検知回路74で判別して処
置具の表われる位置を含む領域に対し、その処置具の検
出に有効な推論ルール群114又は115を用いるよう
にしている。
【0049】例えば図1のD/Aコンバータ32から出
力される信号R,G,Bをマトリクス回路を通して生成
した輝度信号は、アンプ111を通して増幅され、この
アンプ111の出力信号は絞り制御回路(図1の20)
を制御する絞り制御信号を出力する絞り量検出回路11
2に入力されると共に領域選択回路113に入力される
。この領域選択回路113は、スコープ検知回路74に
よって検出されたスコープに応じて、アンプ111から
出力される信号における特定の領域のみの信号を生成す
る。又、この実施例では、スコープ検出回路74は、十
二指腸用スコープとその他のスコープを判別する。
力される信号R,G,Bをマトリクス回路を通して生成
した輝度信号は、アンプ111を通して増幅され、この
アンプ111の出力信号は絞り制御回路(図1の20)
を制御する絞り制御信号を出力する絞り量検出回路11
2に入力されると共に領域選択回路113に入力される
。この領域選択回路113は、スコープ検知回路74に
よって検出されたスコープに応じて、アンプ111から
出力される信号における特定の領域のみの信号を生成す
る。又、この実施例では、スコープ検出回路74は、十
二指腸用スコープとその他のスコープを判別する。
【0050】十二指腸用スコープのチャンネルを介して
挿入されるドレナージチューブを観察した場合の内視鏡
画像は、図18(a)のように、ドレナージチューブ像
78は、第4象現に現われる。これに対し、他のスコー
プで、チャンネル内を挿通した例えば生検鉗子を観察し
た場合の内視鏡画像は、図18(b)のように、生検鉗
子像79は、第3象現に現われる。これらの処置具が、
内視鏡画像内に現われると、例えばドレナージチューブ
の場合には白色で反射率が高いので、通常の自動調光機
能を備えた装置では、画像を暗くするように調光してし
まう。又、生検鉗子の場合には、この生検鉗子に用いら
れた金属の光沢を有し、ドレナージチューブとは異なる
影響を及ぼす。
挿入されるドレナージチューブを観察した場合の内視鏡
画像は、図18(a)のように、ドレナージチューブ像
78は、第4象現に現われる。これに対し、他のスコー
プで、チャンネル内を挿通した例えば生検鉗子を観察し
た場合の内視鏡画像は、図18(b)のように、生検鉗
子像79は、第3象現に現われる。これらの処置具が、
内視鏡画像内に現われると、例えばドレナージチューブ
の場合には白色で反射率が高いので、通常の自動調光機
能を備えた装置では、画像を暗くするように調光してし
まう。又、生検鉗子の場合には、この生検鉗子に用いら
れた金属の光沢を有し、ドレナージチューブとは異なる
影響を及ぼす。
【0051】この実施例では、これらの処置具を確実に
検出(判別)できるように、スコープ検知回路74の出
力により、十二指腸用スコープであると判別した場合に
は、領域選択回路113により、第4象現の信号のみを
用いて、ドレナージチューブ78を検出する。又、他の
スコープであると判別した場合には、第3象現を用いて
、処置具を検出する。上記領域選択回路113により選
択された領域の信号は、推論ルール選択回路75を経て
、2つの推論ルール群114,115の一方が選択され
、ファジィ演算部116に入力される。上記2つの推論
ルール群114,115は、例えばピーク検出回路、平
均値検出回路、エッジ検出回路、ピーク幅検出回路、ピ
ーク長さ検出回路をそれぞれ有し、各回路の出力がファ
ジィ演算部116に入力され、これら各回路の出力情報
を用いてファジィ推論を行い、ドレナージチューブ、一
般の処置具の検出を確実に行う。
検出(判別)できるように、スコープ検知回路74の出
力により、十二指腸用スコープであると判別した場合に
は、領域選択回路113により、第4象現の信号のみを
用いて、ドレナージチューブ78を検出する。又、他の
スコープであると判別した場合には、第3象現を用いて
、処置具を検出する。上記領域選択回路113により選
択された領域の信号は、推論ルール選択回路75を経て
、2つの推論ルール群114,115の一方が選択され
、ファジィ演算部116に入力される。上記2つの推論
ルール群114,115は、例えばピーク検出回路、平
均値検出回路、エッジ検出回路、ピーク幅検出回路、ピ
ーク長さ検出回路をそれぞれ有し、各回路の出力がファ
ジィ演算部116に入力され、これら各回路の出力情報
を用いてファジィ推論を行い、ドレナージチューブ、一
般の処置具の検出を確実に行う。
【0052】このようにして、ファジィ演算部116は
、推論した結果を絞り量検出回路112に出力し、この
絞り量検出回路112のル−プ時定数及びハイライトカ
ットレベルをそれぞれ時定数制御回路117及びピ−ク
クリップレベル制御回路118を介して行う。そして、
推論した結果、つまり推論して検出された処置具の度合
いに応じて絞り量制御の際のル−プ時定数とか、ハイラ
イトレベルのカットを行い、推論した処置具に的した絞
り制御、つまり調光を行うようにしている。
、推論した結果を絞り量検出回路112に出力し、この
絞り量検出回路112のル−プ時定数及びハイライトカ
ットレベルをそれぞれ時定数制御回路117及びピ−ク
クリップレベル制御回路118を介して行う。そして、
推論した結果、つまり推論して検出された処置具の度合
いに応じて絞り量制御の際のル−プ時定数とか、ハイラ
イトレベルのカットを行い、推論した処置具に的した絞
り制御、つまり調光を行うようにしている。
【0053】上述の第3実施例では、ファジィ推論で絞
り量を制御するものについて説明したが、図19に示す
ように、アンプ111の出力信号を例えばエッジ検出回
路131、ピーク幅検出回路132、ピーク長さ検出回
路133をそれぞれ通して、エッジ、ピーク幅、ピーク
長さをそれぞれ検出し、それらをそれぞれ適当なスレッ
ショルドレベルに設定したスレッショルド回路134,
135,136を通して、設定したレベル以上に達した
3つの情報の論理積をアンド回路137で得て、特殊な
処置具であることを判別(識別)する識別手段をハード
的に構成し、この判別結果により、この特殊な処置具を
用いた際に適した絞り制御のループ時定数及びハイライ
トカットレベルに設定した調光制御に切換えるようにし
ても良い。 次に本発明の第3実施例の変形例につい
て説明する。上記第3実施例は、スコープ検知を行い、
その出力信号で、推論ルール群を切換えると共に、推論
ルール群を適用する画像の領域も切換えるようにしてい
たが、この変形例では、画像信号の複数の情報から、特
に反射率が高い特殊な処置具等が用いられても、ファジ
ィ推論により適切な調光を行うようにするものである。
り量を制御するものについて説明したが、図19に示す
ように、アンプ111の出力信号を例えばエッジ検出回
路131、ピーク幅検出回路132、ピーク長さ検出回
路133をそれぞれ通して、エッジ、ピーク幅、ピーク
長さをそれぞれ検出し、それらをそれぞれ適当なスレッ
ショルドレベルに設定したスレッショルド回路134,
135,136を通して、設定したレベル以上に達した
3つの情報の論理積をアンド回路137で得て、特殊な
処置具であることを判別(識別)する識別手段をハード
的に構成し、この判別結果により、この特殊な処置具を
用いた際に適した絞り制御のループ時定数及びハイライ
トカットレベルに設定した調光制御に切換えるようにし
ても良い。 次に本発明の第3実施例の変形例につい
て説明する。上記第3実施例は、スコープ検知を行い、
その出力信号で、推論ルール群を切換えると共に、推論
ルール群を適用する画像の領域も切換えるようにしてい
たが、この変形例では、画像信号の複数の情報から、特
に反射率が高い特殊な処置具等が用いられても、ファジ
ィ推論により適切な調光を行うようにするものである。
【0054】この変形例の主要部の構成を図20に示す
。CCD出力信号における輝度信号は、アンプ111で
増幅された後、絞り量検出回路112に入力されると共
に、ピーク検出回路141、平均値検出回路142、エ
ッジ検出回路143、ピーク幅検出回路144、ピーク
長さ検出回路145にそれぞれ入力され、ピーク値、平
均値、エッジ、ピーク幅、ピーク長さがそれぞれ検出さ
れる。つまり、通常の絞り量検出以外に、特殊な処置具
の特徴を検出する手段を設けている。
。CCD出力信号における輝度信号は、アンプ111で
増幅された後、絞り量検出回路112に入力されると共
に、ピーク検出回路141、平均値検出回路142、エ
ッジ検出回路143、ピーク幅検出回路144、ピーク
長さ検出回路145にそれぞれ入力され、ピーク値、平
均値、エッジ、ピーク幅、ピーク長さがそれぞれ検出さ
れる。つまり、通常の絞り量検出以外に、特殊な処置具
の特徴を検出する手段を設けている。
【0055】一般に、胆汁排出用のドレナージチューブ
とか造影用のカニュレーションチューブのように反射率
が高い特殊な処置具が有効画面内に入ったときの特徴と
して以下のものがあげられる。
とか造影用のカニュレーションチューブのように反射率
が高い特殊な処置具が有効画面内に入ったときの特徴と
して以下のものがあげられる。
【0056】a.輝点のレベルが通常被写体時の数倍以
上の高いレベルにある。b.その輝点の幅は、通常の被
写体時に起きるハレーションに比較して、狭いが、余り
細かい輝点ではなく、連続性がある。c.スコープの機
能及び先端部の合理的な配置によって、これら特殊処置
具の現われる画像位置がほぼ特定できる等である。
上の高いレベルにある。b.その輝点の幅は、通常の被
写体時に起きるハレーションに比較して、狭いが、余り
細かい輝点ではなく、連続性がある。c.スコープの機
能及び先端部の合理的な配置によって、これら特殊処置
具の現われる画像位置がほぼ特定できる等である。
【0057】そこで、この変形例では、(a)画面内の
ピークレベルをピーク検出回路141で検出する。(b
)画像の全体的レベルを平均値検出回路142で検出す
る。 (c)比較的にエッジが鋭い輪郭を示すかをエッジ検出
回路143で検出する。(d)ピークの幅をピーク幅検
出回路144で検出する。(e)さらにピークの長さを
ピーク長さ検出回路145で検出するようにしている。
ピークレベルをピーク検出回路141で検出する。(b
)画像の全体的レベルを平均値検出回路142で検出す
る。 (c)比較的にエッジが鋭い輪郭を示すかをエッジ検出
回路143で検出する。(d)ピークの幅をピーク幅検
出回路144で検出する。(e)さらにピークの長さを
ピーク長さ検出回路145で検出するようにしている。
【0058】上記各検出回路141〜145の出力信号
は、ファジィ演算部146に入力され、これらの信号を
ファジィ推論する情報に用いて、特殊な処置具が有効画
角内に存在するか否かの判別を行い、その推論に応じて
、絞り制御信号を出力する絞り検出回路112のループ
時定数とハイライトカットレベルをそれぞれ時定数制御
回路117及びピ−ククリップレベル制御回路118を
介して制御して処置具が有効画角内に存在しても、適切
な調光を行うようにしている。
は、ファジィ演算部146に入力され、これらの信号を
ファジィ推論する情報に用いて、特殊な処置具が有効画
角内に存在するか否かの判別を行い、その推論に応じて
、絞り制御信号を出力する絞り検出回路112のループ
時定数とハイライトカットレベルをそれぞれ時定数制御
回路117及びピ−ククリップレベル制御回路118を
介して制御して処置具が有効画角内に存在しても、適切
な調光を行うようにしている。
【0059】上記ファジィ演算部146は、例えば図6
で説明したように“MIN”−“MAX”−“重心”法
等でファジィ推論を行う。この変形例では、図21に示
すようなメンバシップ関数によりファジィ推論を行う推
論ルールを設定している。図21において、ルール1は
ドレナージチューブ等の特殊な処置具の場合に対する制
御の代表的な推論ルールを示す。又、ルール2に、通常
画像のような標準的な画像状態での推論ルールの代表例
を示す。又、ルール3は、通常画像の一部にハレーショ
ンが生じた場合に対応する代表的な推論ルールを示す。 それぞれのルールで(a)から(e)までの5つが前件
部のメンバシップ関数で、(f)が後件部のメンバシッ
プ関数を示し、ハイライトカットレベルとループ時定数
の最適制御を行うように設定される。
で説明したように“MIN”−“MAX”−“重心”法
等でファジィ推論を行う。この変形例では、図21に示
すようなメンバシップ関数によりファジィ推論を行う推
論ルールを設定している。図21において、ルール1は
ドレナージチューブ等の特殊な処置具の場合に対する制
御の代表的な推論ルールを示す。又、ルール2に、通常
画像のような標準的な画像状態での推論ルールの代表例
を示す。又、ルール3は、通常画像の一部にハレーショ
ンが生じた場合に対応する代表的な推論ルールを示す。 それぞれのルールで(a)から(e)までの5つが前件
部のメンバシップ関数で、(f)が後件部のメンバシッ
プ関数を示し、ハイライトカットレベルとループ時定数
の最適制御を行うように設定される。
【0060】ルール1では、ピークレベルの幅が中くら
いで、ピークレベルの長さも中くらいで、且つエッジレ
ベルが比較的高い場合には、有効画角内に特殊処置具が
入ったと判断し、ハイライトカットレベルを低くし、且
つ時定数を長くして、この輝点により絞り量が変化しな
いように制御する。逆に、ルール3で示すように、通常
の被写体の一部にハレーションが生じたような画像時に
は、ピークレベルの幅が比較的広く、その長さも長くな
る。又、その様な時のエッジは余り鋭くない事から、早
い応答で適切な明るさを確保するようにハイライトカッ
トはせず、且つ時定数も短く設定する。
いで、ピークレベルの長さも中くらいで、且つエッジレ
ベルが比較的高い場合には、有効画角内に特殊処置具が
入ったと判断し、ハイライトカットレベルを低くし、且
つ時定数を長くして、この輝点により絞り量が変化しな
いように制御する。逆に、ルール3で示すように、通常
の被写体の一部にハレーションが生じたような画像時に
は、ピークレベルの幅が比較的広く、その長さも長くな
る。又、その様な時のエッジは余り鋭くない事から、早
い応答で適切な明るさを確保するようにハイライトカッ
トはせず、且つ時定数も短く設定する。
【0061】この変形例によれば、特殊な処置具が有効
画角内に存在することになると、各検出回路141〜1
45によりその特徴に対応した信号が検出されるので、
それらの信号を入力情報としてファジィ演算部146で
ファジィ推論を行うことにより、確実にその存在を検出
でき、且つハイライトカットとか時定数を長く設定する
絞り制御等により、適正な調光状態を維持できる。又、
他の場合にも、ファジィ推論に基づいて適切な調光状態
に維持できる。
画角内に存在することになると、各検出回路141〜1
45によりその特徴に対応した信号が検出されるので、
それらの信号を入力情報としてファジィ演算部146で
ファジィ推論を行うことにより、確実にその存在を検出
でき、且つハイライトカットとか時定数を長く設定する
絞り制御等により、適正な調光状態を維持できる。又、
他の場合にも、ファジィ推論に基づいて適切な調光状態
に維持できる。
【0062】この変形例は、それ程早い判断を必要とし
ないので、ソフトで実現しても良いし、ハードでも勿論
構成できる。尚、上記の演算は、通常のコンピュータで
も処理できるが、前件部の条件に適合するように演算す
ると、膨大な演算量となり、装置自体が大がかりとなっ
てしまったり、非常に高速のコンピュータを必要とする
問題がある。しかし、ファジィ演算を用いれば、小規模
で、且つ短時間で処理できるという利点がある。
ないので、ソフトで実現しても良いし、ハードでも勿論
構成できる。尚、上記の演算は、通常のコンピュータで
も処理できるが、前件部の条件に適合するように演算す
ると、膨大な演算量となり、装置自体が大がかりとなっ
てしまったり、非常に高速のコンピュータを必要とする
問題がある。しかし、ファジィ演算を用いれば、小規模
で、且つ短時間で処理できるという利点がある。
【0063】図22は、第3実施例の他の変形例を示す
。この変形例では、アンプ111の出力信号を画面分割
回路149を通した後、ピーク検出回路141等に入力
している。この画面分割回路149は、図18に示すよ
うに処置具が画角内に現われる象現が決まっている場合
にその象現の画像信号のみでファジィ演算を行うと、検
出精度の向上を望めることになる。その他は図20と同
一の構成である。
。この変形例では、アンプ111の出力信号を画面分割
回路149を通した後、ピーク検出回路141等に入力
している。この画面分割回路149は、図18に示すよ
うに処置具が画角内に現われる象現が決まっている場合
にその象現の画像信号のみでファジィ演算を行うと、検
出精度の向上を望めることになる。その他は図20と同
一の構成である。
【0064】この場合、例えば第4象現の画像に対して
ファジィ演算を行って、特殊な処置具の存在の有無を検
出した後、存在しないと判断した場合には、第3象現の
画像信号に対してファジィ推論を行うようにしても良い
。
ファジィ演算を行って、特殊な処置具の存在の有無を検
出した後、存在しないと判断した場合には、第3象現の
画像信号に対してファジィ推論を行うようにしても良い
。
【0065】又、第3及び第4象現の信号に対してファ
ジィ推論を行うようにしても良い。さらに、第3実施例
のようにスコープ検知手段を設けて、その検知に応じて
第4象現又は第3象現の画像信号に対してファジィ推論
を行うようにしても良い。尚、ファジィ推論を行わない
で、例えば図19のようなハードの構成で、絞り制御を
行うようにしても良い。このようにすると、判断基準が
“0”か“1”であって、ファジィ推論では可能となる
中間的な判断ができないので、制御そのものの精度は劣
ることになり、この点でもファジィ推論を用いた制御の
優位性がある。
ジィ推論を行うようにしても良い。さらに、第3実施例
のようにスコープ検知手段を設けて、その検知に応じて
第4象現又は第3象現の画像信号に対してファジィ推論
を行うようにしても良い。尚、ファジィ推論を行わない
で、例えば図19のようなハードの構成で、絞り制御を
行うようにしても良い。このようにすると、判断基準が
“0”か“1”であって、ファジィ推論では可能となる
中間的な判断ができないので、制御そのものの精度は劣
ることになり、この点でもファジィ推論を用いた制御の
優位性がある。
【0066】図23は本発明の第4実施例の主要部の構
成を示す。この実施例は、同時式(白色照明のもとで、
カラー画像を得る方式)の内視鏡装置201である。
成を示す。この実施例は、同時式(白色照明のもとで、
カラー画像を得る方式)の内視鏡装置201である。
【0067】この内視鏡装置201は、同時式の電子ス
コープ202と、この電子スコープ202に白色照明光
を供給する光源装置203と、電子スコープ202に対
する信号処理を行う信号処理装置204と、被写体象を
表示するカラーモニタ205とから構成される。
コープ202と、この電子スコープ202に白色照明光
を供給する光源装置203と、電子スコープ202に対
する信号処理を行う信号処理装置204と、被写体象を
表示するカラーモニタ205とから構成される。
【0068】上記電子スコープ202は、図1の電子ス
コープ2において、対物レンズ21の焦点面に、カラー
モザイクフィルタ22aを取付けたCCD22が用いて
ある。その他は同一であり(簡単化のため、図1に示す
チャンネル45等を省略してある。)、同一要素には同
符号で示す。又、光源装置203は、図1の光源装置3
において、ランプ12の白色光を絞り13及びコンデン
サレンズ16を介してライトガイド9の手元側端面に照
射する構成である。
コープ2において、対物レンズ21の焦点面に、カラー
モザイクフィルタ22aを取付けたCCD22が用いて
ある。その他は同一であり(簡単化のため、図1に示す
チャンネル45等を省略してある。)、同一要素には同
符号で示す。又、光源装置203は、図1の光源装置3
において、ランプ12の白色光を絞り13及びコンデン
サレンズ16を介してライトガイド9の手元側端面に照
射する構成である。
【0069】ライトガイド9により伝送され、挿入部7
の先端側の端面から出射された白色光で照明された被写
体は、対物レンズ21で、その焦点面に配設したCCD
22に結像される。この場合、カラーモザイクフィルタ
22aにより、色分解される。CCD22には、CCD
ドライバ210からのドライブ信号の印加により、読出
された画像信号は、CDS(相関2重サンプリング)回
路211に入力され、リセットノイズ等が除去され、ベ
ースバンドに復調された後、プリプロセス回路212及
び測光回路213に入力される。
の先端側の端面から出射された白色光で照明された被写
体は、対物レンズ21で、その焦点面に配設したCCD
22に結像される。この場合、カラーモザイクフィルタ
22aにより、色分解される。CCD22には、CCD
ドライバ210からのドライブ信号の印加により、読出
された画像信号は、CDS(相関2重サンプリング)回
路211に入力され、リセットノイズ等が除去され、ベ
ースバンドに復調された後、プリプロセス回路212及
び測光回路213に入力される。
【0070】プリプロセス回路212により、ガンマ補
正とかホワイトバランス調整等が行われた信号は、A/
Dコンバータ214でディジタル信号に変換された後、
メモリ215に入力される。このメモリ215はメモリ
コントローラ216により制御され、メモリ215に書
込まれた信号データは、D/Aコンバータ217及び動
き検出回路218に入力される。D/Aコンバータ21
7でアナログ信号に変換され、ポストプロセス回路21
9により、同期信号の重畳等が行われて、標準的なコン
ポジットビデオ信号CVが生成され、カラーモニタ20
5に入力され、被写体像をカラー表示する。
正とかホワイトバランス調整等が行われた信号は、A/
Dコンバータ214でディジタル信号に変換された後、
メモリ215に入力される。このメモリ215はメモリ
コントローラ216により制御され、メモリ215に書
込まれた信号データは、D/Aコンバータ217及び動
き検出回路218に入力される。D/Aコンバータ21
7でアナログ信号に変換され、ポストプロセス回路21
9により、同期信号の重畳等が行われて、標準的なコン
ポジットビデオ信号CVが生成され、カラーモニタ20
5に入力され、被写体像をカラー表示する。
【0071】一方、上記測光回路213には、CDS回
路211から例えば輝度信号から、各フレームの画像の
明るさに対応した信号を生成し、この信号を素子シャッ
タ速さ推論部221及び絞り制御回路20に送出する。 絞り制御回路20では、絞り13の回動角を変えて、通
過光量を変え、各フレームの画像の明るさが適正の値と
なるように調光を行う。
路211から例えば輝度信号から、各フレームの画像の
明るさに対応した信号を生成し、この信号を素子シャッ
タ速さ推論部221及び絞り制御回路20に送出する。 絞り制御回路20では、絞り13の回動角を変えて、通
過光量を変え、各フレームの画像の明るさが適正の値と
なるように調光を行う。
【0072】又、動き検出回路218は、例えば1フレ
ーム/フィールド前後する輝度信号の差信号の絶対値か
ら1フレーム/フィールド前後する画像の動き量を検出
し、その動き量に対応した動き信号を素子シャッタ速さ
推論部221に送出する。
ーム/フィールド前後する輝度信号の差信号の絶対値か
ら1フレーム/フィールド前後する画像の動き量を検出
し、その動き量に対応した動き信号を素子シャッタ速さ
推論部221に送出する。
【0073】上記素子シャッタ速さ推論部221には、
測光回路213からの測光信号M1と、動き検出回路2
18からの動き信号M2とが入力され、この2つの入力
情報を前件部のメンバシップ関数として後件部となる素
子シャッタの速さをファジィ推論し、その結果の制御信
号をCCDドライバ210に出力する。この制御信号に
より、CCDドライバ210は、この制御信号に対応し
た素子シャッタの速さで、CCD22にCCDドライブ
信号を出力する。
測光回路213からの測光信号M1と、動き検出回路2
18からの動き信号M2とが入力され、この2つの入力
情報を前件部のメンバシップ関数として後件部となる素
子シャッタの速さをファジィ推論し、その結果の制御信
号をCCDドライバ210に出力する。この制御信号に
より、CCDドライバ210は、この制御信号に対応し
た素子シャッタの速さで、CCD22にCCDドライブ
信号を出力する。
【0074】次に、素子シャッタ速さ推論部221にお
けるファジィ推論について説明する。 この実施例で
は、明るさのファジィスケールとして、次の3段階で表
現する。測光結果が、a明るい、b普通、c暗い。また
、動きの速さのファジィスケールとして、次のように3
段階で表現する。動きが、a速い、b普通、c遅い。 さらに後件部である素子シャッタの速さのファジィスケ
ールとして、次の5段階で表現する。シャッタの速さを
、a高速、b中高速、c中速、d中低速、e低速とする
。
けるファジィ推論について説明する。 この実施例で
は、明るさのファジィスケールとして、次の3段階で表
現する。測光結果が、a明るい、b普通、c暗い。また
、動きの速さのファジィスケールとして、次のように3
段階で表現する。動きが、a速い、b普通、c遅い。 さらに後件部である素子シャッタの速さのファジィスケ
ールとして、次の5段階で表現する。シャッタの速さを
、a高速、b中高速、c中速、d中低速、e低速とする
。
【0075】この実施例では表2に示す9つのルールを
ファジィルールとして採用している。
ファジィルールとして採用している。
【0076】
【0077】上記9つのルールをメンバシップ関数を用
いて示すと、図24のようになる。素子シャッタ速さ推
論部221は、測光回路213からの出力信号M1と、
動き検出回路218からの出力信号M2を入力として、
上記9つのルールを同時に適用し、min 演算により
、各入力に対して、各ルールの前件部の度合いを求め、
それぞれのルールの後件部に適用して、斜線で示すシャ
ッタ速さを規定する要素を求める。これら斜線の部分に
対して、max 演算を行い、各ルールの後件部の合成
により得られた関数の例えば、重心値を図25のように
求め、この重心値をシャッタ速さを決定する出力値にす
る。そして、図23に示すメモリコントローラ216に
、フットスイッチ等で形成したフリーズスイッチ222
のON操作によるフリーズ信号が入力された後、素子シ
ャッタの速さを自動的に変化させ、像ブレと明るさの相
反する条件に対して適正な静止画像を得ることができる
ようにしている。
いて示すと、図24のようになる。素子シャッタ速さ推
論部221は、測光回路213からの出力信号M1と、
動き検出回路218からの出力信号M2を入力として、
上記9つのルールを同時に適用し、min 演算により
、各入力に対して、各ルールの前件部の度合いを求め、
それぞれのルールの後件部に適用して、斜線で示すシャ
ッタ速さを規定する要素を求める。これら斜線の部分に
対して、max 演算を行い、各ルールの後件部の合成
により得られた関数の例えば、重心値を図25のように
求め、この重心値をシャッタ速さを決定する出力値にす
る。そして、図23に示すメモリコントローラ216に
、フットスイッチ等で形成したフリーズスイッチ222
のON操作によるフリーズ信号が入力された後、素子シ
ャッタの速さを自動的に変化させ、像ブレと明るさの相
反する条件に対して適正な静止画像を得ることができる
ようにしている。
【0078】つまり、従来は、素子シャッタの機能を備
えて静止画を得られる内視鏡装置が存在したが、素子シ
ャッタの速さをマニュアルで切換える方法であったので
、素子シャッタの速さを速くしすぎると、照明光量が不
足して、暗い画像となってしまう不具合があった。 又、遅すぎると、像ブレを十分に解消できないで、鮮明
な画像が得られないという不具合が生じる。
えて静止画を得られる内視鏡装置が存在したが、素子シ
ャッタの速さをマニュアルで切換える方法であったので
、素子シャッタの速さを速くしすぎると、照明光量が不
足して、暗い画像となってしまう不具合があった。 又、遅すぎると、像ブレを十分に解消できないで、鮮明
な画像が得られないという不具合が生じる。
【0079】これに対し、この実施例では、画像の明る
さと、動き量とを入力情報として、ファジィ推論を行い
、短時間で、画像ブレの少なく、且つ診断に適した明る
さの内視鏡画像が得られるように素子シャッタの速さを
制御することができる。従って、例えばその場で診断を
行うために静止画表示にしたり、後で詳しく診断するた
めに静止画表示にして、記録装置にファイルしておく内
視鏡画像を得る場合等、診断し易い鮮明な画像を得るこ
とができる。
さと、動き量とを入力情報として、ファジィ推論を行い
、短時間で、画像ブレの少なく、且つ診断に適した明る
さの内視鏡画像が得られるように素子シャッタの速さを
制御することができる。従って、例えばその場で診断を
行うために静止画表示にしたり、後で詳しく診断するた
めに静止画表示にして、記録装置にファイルしておく内
視鏡画像を得る場合等、診断し易い鮮明な画像を得るこ
とができる。
【0080】図26は本発明の第5実施例の概念的構成
を示す。撮像素子251の出力信号は信号処理回路25
2で信号処理され、画質制御を行う画質制御手段253
及びビデオアンプ254を介して出力端から出力される
。
を示す。撮像素子251の出力信号は信号処理回路25
2で信号処理され、画質制御を行う画質制御手段253
及びビデオアンプ254を介して出力端から出力される
。
【0081】上記信号処理回路252の出力信号は、撮
像された画像画面を分割する領域分割手段255で複数
の領域に分割され、分割された各領域に対して輝度演算
手段256により輝度が演算され、平均値及び最大値が
算出される。この輝度演算手段256の出力は、制御情
報演算手段257に送出され、この制御情報演算手段2
57は、輝度の平均値及び最大値を用いて、画質制御を
行うためのファジィ演算を行う。この場合、制御情報記
憶手段258に記憶された情報を参照して、最終的なフ
ァジィ推論結果を画質制御手段253に出力する。この
画質制御手段は、画質制御を行う制御信号を光源装置の
絞り制御手段等に出力し、画質制御を行う。 図27
は、本発明の第5実施例の内視鏡装置301の主要部の
構成を示す。
像された画像画面を分割する領域分割手段255で複数
の領域に分割され、分割された各領域に対して輝度演算
手段256により輝度が演算され、平均値及び最大値が
算出される。この輝度演算手段256の出力は、制御情
報演算手段257に送出され、この制御情報演算手段2
57は、輝度の平均値及び最大値を用いて、画質制御を
行うためのファジィ演算を行う。この場合、制御情報記
憶手段258に記憶された情報を参照して、最終的なフ
ァジィ推論結果を画質制御手段253に出力する。この
画質制御手段は、画質制御を行う制御信号を光源装置の
絞り制御手段等に出力し、画質制御を行う。 図27
は、本発明の第5実施例の内視鏡装置301の主要部の
構成を示す。
【0082】CCD302の出力信号は、信号処理回路
303に入力され、信号処理された後、ビデオアンプ3
04を経て出力端から出力される。上記信号処理回路3
03の出力信号は、領域分割回路305に入力され、内
視鏡画像が複数の領域に分割され、各領域の信号部分に
分けられる。図28は、領域分割回路305によって、
内視鏡画像EIが#1〜#9の分割画像に区分けした一
例を示す。
303に入力され、信号処理された後、ビデオアンプ3
04を経て出力端から出力される。上記信号処理回路3
03の出力信号は、領域分割回路305に入力され、内
視鏡画像が複数の領域に分割され、各領域の信号部分に
分けられる。図28は、領域分割回路305によって、
内視鏡画像EIが#1〜#9の分割画像に区分けした一
例を示す。
【0083】上記領域分割回路305で分割された各信
号は、輝度演算回路306に入力され、各領域の輝度情
報が検出され、測光モード演算回路307とピーク/平
均検波回路308にそれぞれ送られる。ピーク/平均値
検波回路308は、輝度情報からそのピーク値PE及び
平均値AVを求め、重み付け加算回路309に送出する
。
号は、輝度演算回路306に入力され、各領域の輝度情
報が検出され、測光モード演算回路307とピーク/平
均検波回路308にそれぞれ送られる。ピーク/平均値
検波回路308は、輝度情報からそのピーク値PE及び
平均値AVを求め、重み付け加算回路309に送出する
。
【0084】上記測光モード演算回路307は、各画像
領域毎における輝度情報から被写体がいずれの部位に該
当するかをファジィ推論でその度合いを求め、さらに部
位別測光モード情報記憶回路310から推論した部位に
対応する重み付け情報を読出し、重み付け加算回路30
9により、加重して絞り制御を行う最終的な制御信号を
生成する。
領域毎における輝度情報から被写体がいずれの部位に該
当するかをファジィ推論でその度合いを求め、さらに部
位別測光モード情報記憶回路310から推論した部位に
対応する重み付け情報を読出し、重み付け加算回路30
9により、加重して絞り制御を行う最終的な制御信号を
生成する。
【0085】図29は、測光モード演算回路307への
入力変数である輝度情報をFuzzy集合として取り扱
うために使用するメンバシップ関数を示す。図30は胃
角部の観察を行う場合に使用するファジィ推論ルールを
示す。胃角部を観察した場合の代表的な内視鏡画像は図
31(a)のように、画面の右上から左下にかけてハイ
ライト部(胃角)が現われるという特徴がある。これに
対応して、図30では、#3,5,7の領域が明るく、
且つその他の領域#1,2,4,6,8,9が暗いと、
ほぼピーク測光にして胃角に露出を合わせる推論ルール
に設定している。
入力変数である輝度情報をFuzzy集合として取り扱
うために使用するメンバシップ関数を示す。図30は胃
角部の観察を行う場合に使用するファジィ推論ルールを
示す。胃角部を観察した場合の代表的な内視鏡画像は図
31(a)のように、画面の右上から左下にかけてハイ
ライト部(胃角)が現われるという特徴がある。これに
対応して、図30では、#3,5,7の領域が明るく、
且つその他の領域#1,2,4,6,8,9が暗いと、
ほぼピーク測光にして胃角に露出を合わせる推論ルール
に設定している。
【0086】又、図31(b)は、食道を観察した場合
の内視鏡画像の代表的な明暗分布の特徴を示し、この場
合には、中央部が明るく、周辺部が暗くなる。このため
、この食道観察時のルールを図32のように設定し、中
央部の領域#5が明るく、その他の領域が暗いと、やや
ピーク測光寄りにして食道部分を観察し易い明るさとな
るように設定している。
の内視鏡画像の代表的な明暗分布の特徴を示し、この場
合には、中央部が明るく、周辺部が暗くなる。このため
、この食道観察時のルールを図32のように設定し、中
央部の領域#5が明るく、その他の領域が暗いと、やや
ピーク測光寄りにして食道部分を観察し易い明るさとな
るように設定している。
【0087】上述した各推論ルールを用いて、一般的な
“min−max ”法により、図33に示すように測
光モード決定の出力値が得られ、これらの出力値に対す
る“重心法”で合成して推論結果を得ることができる。 尚、この実施例では、代表的な2種類についての推論ル
ールを説明したが、実際には観察部位によりそれぞれの
推論ルールを設定し、それらを合成して推論結果を得る
ものである。
“min−max ”法により、図33に示すように測
光モード決定の出力値が得られ、これらの出力値に対す
る“重心法”で合成して推論結果を得ることができる。 尚、この実施例では、代表的な2種類についての推論ル
ールを説明したが、実際には観察部位によりそれぞれの
推論ルールを設定し、それらを合成して推論結果を得る
ものである。
【0088】以上のように、本実施例によれば、観察部
位に応じて、各観察部位に適した推論ルールを設定して
ファジィ推論を行うようにしているので、各観察部位に
最適な絞り制御を行うことができる。従って、観察部位
が異なる場合でも、診断を行おうとする部位が適正な明
るさとなる内視鏡画像を得ることができ、診断する上で
非常に有用な装置となる。尚、上述の実施例では、測光
制御の方法として、ピーク検波、平均値検波の重み付け
という形で絞り制御を行うようにしているが、これに限
定されるものでなく、例えば単純化して、ピーク測光と
平均値測光の切換を行うものでも良いし、またはある領
域を重心的に測光するものでも良い。
位に応じて、各観察部位に適した推論ルールを設定して
ファジィ推論を行うようにしているので、各観察部位に
最適な絞り制御を行うことができる。従って、観察部位
が異なる場合でも、診断を行おうとする部位が適正な明
るさとなる内視鏡画像を得ることができ、診断する上で
非常に有用な装置となる。尚、上述の実施例では、測光
制御の方法として、ピーク検波、平均値検波の重み付け
という形で絞り制御を行うようにしているが、これに限
定されるものでなく、例えば単純化して、ピーク測光と
平均値測光の切換を行うものでも良いし、またはある領
域を重心的に測光するものでも良い。
【0089】図34は本発明の第6実施例の内視鏡装置
401の主要部の構成を示す。尚、図27と同一要素に
は同符号を用いる。この実施例は、ファジィ推論により
、輪郭強調を、観察部位が異なる部位にも、その観察部
位に適した輪郭強調となるように制御するものである。
401の主要部の構成を示す。尚、図27と同一要素に
は同符号を用いる。この実施例は、ファジィ推論により
、輪郭強調を、観察部位が異なる部位にも、その観察部
位に適した輪郭強調となるように制御するものである。
【0090】信号処理回路303の出力信号は、図27
の場合と同様に、領域分割回路305を経て輝度演算回
路306に入力される。又、この信号処理回路303の
出力は、加算器402、ビデオアンプ304を経て出力
端から出力される。上記信号処理回路303の出力信号
は、ディレイライン等で形成した輪郭抽出回路403に
入力され、この抽出回路403により抽出された輪郭信
号成分は、強調レベル演算回路404からの出力信号で
利得が制御される利得可変アンプ405により増幅され
て加算器402に入力され、信号処理回路303の出力
信号に加算される。
の場合と同様に、領域分割回路305を経て輝度演算回
路306に入力される。又、この信号処理回路303の
出力は、加算器402、ビデオアンプ304を経て出力
端から出力される。上記信号処理回路303の出力信号
は、ディレイライン等で形成した輪郭抽出回路403に
入力され、この抽出回路403により抽出された輪郭信
号成分は、強調レベル演算回路404からの出力信号で
利得が制御される利得可変アンプ405により増幅され
て加算器402に入力され、信号処理回路303の出力
信号に加算される。
【0091】上記強調レベル演算回路404には、輝度
演算回路306からの分割された各領域での輝度情報が
入力される。そしてこの強調レベル演算回路404は、
各領域の画像の輝度分布から被写体がどの部位に該当す
るかの度合いを求め、さらにROMで形成された部位別
強調レベル情報記憶回路406から読出した各部位別毎
の輪郭強調レベルを度合いに応じて加重平均して、最終
的な輪郭強調レベルを決定する。演算手法としては、第
6実施例と同様にFuzzy推論で行うことができる。
演算回路306からの分割された各領域での輝度情報が
入力される。そしてこの強調レベル演算回路404は、
各領域の画像の輝度分布から被写体がどの部位に該当す
るかの度合いを求め、さらにROMで形成された部位別
強調レベル情報記憶回路406から読出した各部位別毎
の輪郭強調レベルを度合いに応じて加重平均して、最終
的な輪郭強調レベルを決定する。演算手法としては、第
6実施例と同様にFuzzy推論で行うことができる。
【0092】この実施例によれば、例えば表面組織の微
細観察が要求される胃壁の正面視では強調レベルをやや
強めに設定でき、また大腸では暗部のざらつきを抑える
ために、弱めの強調レベルに設定すること等を自動的に
行うことができる。
細観察が要求される胃壁の正面視では強調レベルをやや
強めに設定でき、また大腸では暗部のざらつきを抑える
ために、弱めの強調レベルに設定すること等を自動的に
行うことができる。
【0093】尚、上述した各実施例を組合わせて、異な
る実施例を構成することができ、それらの実施例も本発
明に属する。又、電子スコープの代りに、ファイバスコ
ープに、CCD等の撮像素子を内蔵したTVカメラを装
着した外付け型の内視鏡でも同様に適用できる。
る実施例を構成することができ、それらの実施例も本発
明に属する。又、電子スコープの代りに、ファイバスコ
ープに、CCD等の撮像素子を内蔵したTVカメラを装
着した外付け型の内視鏡でも同様に適用できる。
【0094】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、撮像
手段で撮像した画像信号から生成した複数の情報を用い
てファジィ推論を行い、内視鏡の撮像に係わる制御を行
うようにしているので、診断し易い内視鏡画像を得るこ
とができる。
手段で撮像した画像信号から生成した複数の情報を用い
てファジィ推論を行い、内視鏡の撮像に係わる制御を行
うようにしているので、診断し易い内視鏡画像を得るこ
とができる。
【図1】本発明の第1実施例の電子式内視鏡装置の構成
図。
図。
【図2】第1実施例の主要部の構成を示すブロック図。
【図3】図2の輝度・色演算回路のブロック図。
【図4】第1実施例におけるメンバシップ関数を示す図
。
。
【図5】ファジィルールにより推論結果を得る説明図。
【図6】一般的なファジィ推論の説明図。
【図7】本発明の第1実施例の変形例におけるファジィ
ルールを示す説明図。
ルールを示す説明図。
【図8】図7の変形例におけるファジィルールにより推
論結果を得る説明図。
論結果を得る説明図。
【図9】本発明の第2実施例における一部を示す構成図
。
。
【図10】図9におけるスコープ検知回路等の回路構成
を示す回路図。
を示す回路図。
【図11】第2実施例の主要部の構成図。
【図12】上部用及び下部用で指定色が異なることを示
す説明図。
す説明図。
【図13】指定色検出回路の具体例を示すブロック図。
【図14】動画色ずれ量検出回路の具体例を示す回路図
。
。
【図15】第2実施例におけるファジィルールを示す説
明図。
明図。
【図16】ファジィ推論を用いないで、送気・送水制御
を行う構成図。
を行う構成図。
【図17】本発明の第3実施例の構成図。
【図18】スコープに応じて処置具が現われる位置が異
なることを示す説明図。
なることを示す説明図。
【図19】ファジィ推論を行わないで、絞り制御を行う
構成を示すブロック図。
構成を示すブロック図。
【図20】本発明の第3実施例の変形例の主要部の構成
図。
図。
【図21】第3実施例におけるファジィルールの代表例
を示す説明図。
を示す説明図。
【図22】第3実施例の他の変形例の主要部の構成図。
【図23】本発明の第4実施例の構成図。
【図24】第4実施例におけるファジィルールを示す説
明図。
明図。
【図25】図24の推論結果を示す図。
【図26】本発明の第5実施例の概念的構成図。
【図27】第5実施例の主要部の構成図。
【図28】内視鏡を複数の領域に分割した様子を示す説
明図。
明図。
【図29】第5実施例における前件部のメンバシップ関
数を示す図。
数を示す図。
【図30】胃角部の観察時に対するファジィルールを示
す図。
す図。
【図31】胃角部及び食道を観察した時の明暗の分布を
示す図。
示す図。
【図32】食道の観察時に対するファジィルールを示す
図。
図。
【図33】ファジィルールによる推論結果を得るための
説明図。
説明図。
【図34】本発明の第6実施例における主要部の構成図
。
。
1……電子式内視鏡装置
2……電子スコープ
3……光源装置
4……信号処理回路
5……ビデオプロセッサ
6……ディスプレイ
46…輝度・色演算回路
47…ファジィ推論回路
48…画質制御回路
49…制御情報記憶回路
Claims (2)
- 【請求項1】被写体像を電気信号に変換する撮像手段と
、前記撮像手段による電気信号から複数の被写体情報を
検出する検出手段と、前記検出手段による複数の被写体
情報を入力情報として、これらの入力情報から内視鏡の
撮像にかかわる制御要素を制御するための信号を出力す
るファジィ推論手段と、を具備したことを特徴とする内
視鏡装置。 - 【請求項2】前記ファジィ推論手段は、異なるファジィ
ル−ルを有する複数のファジィ制御部と、該複数のファ
ジィ制御部を選択的に動作させる切換手段を有すること
を特徴とする請求項1記載の内視鏡装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2406113A JP3012341B2 (ja) | 1990-12-25 | 1990-12-25 | 内視鏡装置 |
US07/683,360 US5269289A (en) | 1990-12-25 | 1991-04-09 | Cavity insert device using fuzzy theory |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2406113A JP3012341B2 (ja) | 1990-12-25 | 1990-12-25 | 内視鏡装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04221527A true JPH04221527A (ja) | 1992-08-12 |
JP3012341B2 JP3012341B2 (ja) | 2000-02-21 |
Family
ID=18515737
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2406113A Expired - Fee Related JP3012341B2 (ja) | 1990-12-25 | 1990-12-25 | 内視鏡装置 |
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