JPH04217212A - レンズ鏡筒 - Google Patents
レンズ鏡筒Info
- Publication number
- JPH04217212A JPH04217212A JP2412070A JP41207090A JPH04217212A JP H04217212 A JPH04217212 A JP H04217212A JP 2412070 A JP2412070 A JP 2412070A JP 41207090 A JP41207090 A JP 41207090A JP H04217212 A JPH04217212 A JP H04217212A
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- Japan
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- lens
- holding member
- barrel
- lens barrel
- optical axis
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Links
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- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 13
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- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 3
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Landscapes
- Lens Barrels (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は35mmフィルムの写真
用カメラやビデオカメラ等で用いられる撮影レンズ(交
換レンズ)のレンズ鏡筒に関し、特にレンズ鏡筒を構成
する各要素を適切に設定することによりレンズ鏡筒全体
を簡素にし、組立、分解及び組立調整を容易にしたレン
ズ鏡筒に関するものである。
用カメラやビデオカメラ等で用いられる撮影レンズ(交
換レンズ)のレンズ鏡筒に関し、特にレンズ鏡筒を構成
する各要素を適切に設定することによりレンズ鏡筒全体
を簡素にし、組立、分解及び組立調整を容易にしたレン
ズ鏡筒に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりカメラ本体に装着する撮影レン
ズ(交換レンズ)のレンズ鏡筒の一構成部材としてレン
ズを保持するレンズ保持部材と該レンズ保持部材を取着
する外径寸法の異なる円筒保持部材とがある。このとき
外径寸法の異なるレンズ保持部材と円筒保持部材とは例
えば特開昭58−78132号公報で提案されているよ
うにビスで止めたり又は接着剤で固定して取着していた
。
ズ(交換レンズ)のレンズ鏡筒の一構成部材としてレン
ズを保持するレンズ保持部材と該レンズ保持部材を取着
する外径寸法の異なる円筒保持部材とがある。このとき
外径寸法の異なるレンズ保持部材と円筒保持部材とは例
えば特開昭58−78132号公報で提案されているよ
うにビスで止めたり又は接着剤で固定して取着していた
。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のレンズ鏡筒はレ
ンズ保持部材と円筒保持部材とを固定する際、ビスで止
めたり、接着剤で固定していた為に組立、分解及び組立
調整に多くの時間を要し、コスト高となるという問題点
があった。
ンズ保持部材と円筒保持部材とを固定する際、ビスで止
めたり、接着剤で固定していた為に組立、分解及び組立
調整に多くの時間を要し、コスト高となるという問題点
があった。
【0004】本発明はレンズ鏡筒の一要素であるレンズ
保持部材とそれを取着する円筒保持部材の構成を適切に
設定することによりレンズ鏡筒全体を簡素にし、かつ組
立及び組立調整を容易にしたレンズ鏡筒の提供を目的と
する。
保持部材とそれを取着する円筒保持部材の構成を適切に
設定することによりレンズ鏡筒全体を簡素にし、かつ組
立及び組立調整を容易にしたレンズ鏡筒の提供を目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のレンズ鏡筒は、
レンズ保持部材の外周面に所定間隔で複数の突出部及び
該突出部と光軸方向の異なる位置に所定間隔で複数の胴
付突出部とを設け、該レンズ保持部材を取着する円筒保
持部材に該突出部が挿入する複数の空隙部と該突出部が
係止する係合段部そして該胴付突出部と当接する胴付面
とを設けたことを特徴としている。
レンズ保持部材の外周面に所定間隔で複数の突出部及び
該突出部と光軸方向の異なる位置に所定間隔で複数の胴
付突出部とを設け、該レンズ保持部材を取着する円筒保
持部材に該突出部が挿入する複数の空隙部と該突出部が
係止する係合段部そして該胴付突出部と当接する胴付面
とを設けたことを特徴としている。
【0006】特に本発明では、前記レンズ保持部材に設
けた複数の突出部と前記円筒保持部材の係合段部とはバ
ヨネット結合しており、又前記レンズ保持部材の外周部
に複数のカシメ足部を、内周部の一部に保持するレンズ
の光軸方向の位置決めを行う複数のレンズ胴付部を設け
たこと等を特徴としている。
けた複数の突出部と前記円筒保持部材の係合段部とはバ
ヨネット結合しており、又前記レンズ保持部材の外周部
に複数のカシメ足部を、内周部の一部に保持するレンズ
の光軸方向の位置決めを行う複数のレンズ胴付部を設け
たこと等を特徴としている。
【0007】
【実施例】図1は本発明の一実施例の要部断面図、図2
,図3,図4は各々図1の一部分の要部斜視図である。
,図3,図4は各々図1の一部分の要部斜視図である。
【0008】図中、1は固定筒であり、プラスチック等
の樹脂により成形している。固定筒1の後端部にはカメ
ラ本体(不図示)とバヨネット結合するマウント部材と
してのバヨネット爪1aを、又先端部の内周面には補強
リング2をバヨネット結合する為の保持部材としてのバ
ヨネット爪1cと溝1dとを設けている。固定筒1の筒
部1bの内周面には複数のキー溝1gを後述する第2レ
ンズ保持部材の一部を構成する円筒保持部材としての中
筒9の外周面に植設したキー部9cに嵌入する為に光軸
と平行方向に設けている。
の樹脂により成形している。固定筒1の後端部にはカメ
ラ本体(不図示)とバヨネット結合するマウント部材と
してのバヨネット爪1aを、又先端部の内周面には補強
リング2をバヨネット結合する為の保持部材としてのバ
ヨネット爪1cと溝1dとを設けている。固定筒1の筒
部1bの内周面には複数のキー溝1gを後述する第2レ
ンズ保持部材の一部を構成する円筒保持部材としての中
筒9の外周面に植設したキー部9cに嵌入する為に光軸
と平行方向に設けている。
【0009】補強リング2は金属材料より成り、固定筒
1の変形(たわみ)を防止する為に用いている。該補強
リング2にはその外周面に固定筒1の内周面に設けたバ
ヨネット爪1cに係合する溝2aを、又その内周面に後
述する焦点調節部材8のバヨネット爪8aが嵌入する溝
2bを設けている。そして補強リング2を固定筒1の内
周に嵌め込んだ後、光軸まわりに回転させ、このとき補
強リング2の溝2aの側面2a1が固定筒1に設けたス
トッパー部1hに当接するようにしている。これにより
光軸方向の位置決めを行うと共に固定筒1の内周面との
摩擦力によって該固定筒1に固定している。
1の変形(たわみ)を防止する為に用いている。該補強
リング2にはその外周面に固定筒1の内周面に設けたバ
ヨネット爪1cに係合する溝2aを、又その内周面に後
述する焦点調節部材8のバヨネット爪8aが嵌入する溝
2bを設けている。そして補強リング2を固定筒1の内
周に嵌め込んだ後、光軸まわりに回転させ、このとき補
強リング2の溝2aの側面2a1が固定筒1に設けたス
トッパー部1hに当接するようにしている。これにより
光軸方向の位置決めを行うと共に固定筒1の内周面との
摩擦力によって該固定筒1に固定している。
【0010】3はマウント蓋部材であり、固定筒1の後
側に固着しており、固定筒1の後側からゴミや塵等が内
部に入らないようにしている。マウント蓋部材3に円板
部3aの外周部には複数の係合用爪3bを外周部より突
出するように円板部3aと一体的に樹脂成形している。 このマウント蓋部材3は該係合用爪3bを該固定筒1に
設けた係合用溝、又は孔に樹脂の弾性力を利用して嵌入
固定し、これにより固定筒1と一体化している。
側に固着しており、固定筒1の後側からゴミや塵等が内
部に入らないようにしている。マウント蓋部材3に円板
部3aの外周部には複数の係合用爪3bを外周部より突
出するように円板部3aと一体的に樹脂成形している。 このマウント蓋部材3は該係合用爪3bを該固定筒1に
設けた係合用溝、又は孔に樹脂の弾性力を利用して嵌入
固定し、これにより固定筒1と一体化している。
【0011】4は切換スイッチであり、焦点調節部材8
の自動焦点調節及び手動焦点調節の切換えを行っており
、その一端の突出部4aにビス6によりスイッチバネ5
を固定している。又切換スイッチ4は銘板7に設けた溝
7a内をスイッチバネ5の弾性力で光軸と平行方向(矢
印4b方向)に移動可能となるように取着している。銘
板7は固定筒1に設けた孔1e内で切換スイッチ4の突
出部4aとスイッチバネ5が移動可能となる状態で固定
筒1の銘板固定面1fに固着している。
の自動焦点調節及び手動焦点調節の切換えを行っており
、その一端の突出部4aにビス6によりスイッチバネ5
を固定している。又切換スイッチ4は銘板7に設けた溝
7a内をスイッチバネ5の弾性力で光軸と平行方向(矢
印4b方向)に移動可能となるように取着している。銘
板7は固定筒1に設けた孔1e内で切換スイッチ4の突
出部4aとスイッチバネ5が移動可能となる状態で固定
筒1の銘板固定面1fに固着している。
【0012】8は焦点調節部材(焦点調節リング)であ
り、手動又は後述する電磁モータ14からの駆動力で電
動的に光軸回りに回動している。焦点調節部材8の外周
面の一部にはバヨネット爪8aを設けており、前述の補
強リング2の内周面に設けた溝2bに嵌入することによ
り光軸回りに回動自在に保持している。
り、手動又は後述する電磁モータ14からの駆動力で電
動的に光軸回りに回動している。焦点調節部材8の外周
面の一部にはバヨネット爪8aを設けており、前述の補
強リング2の内周面に設けた溝2bに嵌入することによ
り光軸回りに回動自在に保持している。
【0013】又、焦点調節部材8の外周面の一部に複数
個の突出した摺動面8bを設け、該摺動面8bが補強リ
ング2の内周面と摺動しながら定位置回転するようにし
ている。
個の突出した摺動面8bを設け、該摺動面8bが補強リ
ング2の内周面と摺動しながら定位置回転するようにし
ている。
【0014】9は円筒保持部材としての中筒であり、前
群鏡筒10と後述する後群鏡筒11との間に配置してい
る。
群鏡筒10と後述する後群鏡筒11との間に配置してい
る。
【0015】まず中筒9及び中筒9に対する前方部材で
ある前群鏡筒10と焦点調節部材8との相互関係につい
て図3を中心に説明する。
ある前群鏡筒10と焦点調節部材8との相互関係につい
て図3を中心に説明する。
【0016】中筒9は外周面の一部に直進用のキー部9
cを設け、該キー部9cを固定筒1に設けたキー溝1g
に嵌入している。これにより中筒9を光軸と平行方向に
移動可能となるように保持している。
cを設け、該キー部9cを固定筒1に設けたキー溝1g
に嵌入している。これにより中筒9を光軸と平行方向に
移動可能となるように保持している。
【0017】10は前群鏡筒であり、撮影レンズの前方
レンズ群を保持する第1レンズ保持部材を構成している
。中筒9はその外周面に係合用穴9fを有し、前群鏡筒
10に一体形成された複数の係合用爪10cに嵌入する
ことにより固定している。
レンズ群を保持する第1レンズ保持部材を構成している
。中筒9はその外周面に係合用穴9fを有し、前群鏡筒
10に一体形成された複数の係合用爪10cに嵌入する
ことにより固定している。
【0018】11は後述するレンズ保持部材としての後
群鏡筒であり、撮影レンズの後方レンズ群41を保持し
ており、バヨネット爪11aを有し、中筒9に設けたバ
ヨネット溝9aとバヨネット固定している。中筒9と後
群鏡筒11は第2レンズ保持部材を構成している。
群鏡筒であり、撮影レンズの後方レンズ群41を保持し
ており、バヨネット爪11aを有し、中筒9に設けたバ
ヨネット溝9aとバヨネット固定している。中筒9と後
群鏡筒11は第2レンズ保持部材を構成している。
【0019】中筒9の前端にはカム面9bを設け、又前
群鏡筒10の後側に中筒9のカム面9bと対向させてカ
ム面10bを設けている。そして中筒9と前群鏡筒10
を対向固定することにより、2つのカム面9bと10b
とで対向する平行なカム溝空間を形成している。
群鏡筒10の後側に中筒9のカム面9bと対向させてカ
ム面10bを設けている。そして中筒9と前群鏡筒10
を対向固定することにより、2つのカム面9bと10b
とで対向する平行なカム溝空間を形成している。
【0020】そしてこのときのカム面9bとカム面10
bとによって形成したカム溝空間に焦点調節部材8より
伸長したカムフォロー部8cを嵌入し、これによりカム
構造を構成している。
bとによって形成したカム溝空間に焦点調節部材8より
伸長したカムフォロー部8cを嵌入し、これによりカム
構造を構成している。
【0021】本実施例では焦点調節部材8を光軸回りに
回動することにより、カムフォロー部8cを介して前群
鏡筒10及び後群鏡筒11とそれと一体構成した中筒9
とを光軸と平行方向に移動させている。
回動することにより、カムフォロー部8cを介して前群
鏡筒10及び後群鏡筒11とそれと一体構成した中筒9
とを光軸と平行方向に移動させている。
【0022】次に中筒9及び中筒9に対する後方部材で
ある後群鏡筒11との相互関係について図4を用いて説
明する。
ある後群鏡筒11との相互関係について図4を用いて説
明する。
【0023】レンズ保持部材としての後群鏡筒11は合
成樹脂で成形している。11fは嵌合部であり、後方レ
ンズ群41が嵌合している。11bは胴付部であり、後
群鏡筒11の内周部に略等分角で3カ所に設けており、
後方レンズ群41が当接している。11cはカシメ足部
であり、胴付部11bと対向位置に設け、後方レンズ群
41を熱カシメにより固定している。11aは突出部(
バヨネット部)であり、後群鏡筒11の外周部の3カ所
に設けている。11a´は係合面であり、突出部11a
の一面より成り、中筒9の係合段部(バヨネット部)9
gと係合している。11eは胴付突出部であり、後群鏡
筒11の外周部の突出部11aと角度方向にずれた位置
に略等分角で3カ所に設けている。11e´は胴付面で
あり、突出部11eの一面より成り、中筒9の胴付面9
jに当接しており、これにより後群鏡筒11の光軸方向
の位置決めを行っている。
成樹脂で成形している。11fは嵌合部であり、後方レ
ンズ群41が嵌合している。11bは胴付部であり、後
群鏡筒11の内周部に略等分角で3カ所に設けており、
後方レンズ群41が当接している。11cはカシメ足部
であり、胴付部11bと対向位置に設け、後方レンズ群
41を熱カシメにより固定している。11aは突出部(
バヨネット部)であり、後群鏡筒11の外周部の3カ所
に設けている。11a´は係合面であり、突出部11a
の一面より成り、中筒9の係合段部(バヨネット部)9
gと係合している。11eは胴付突出部であり、後群鏡
筒11の外周部の突出部11aと角度方向にずれた位置
に略等分角で3カ所に設けている。11e´は胴付面で
あり、突出部11eの一面より成り、中筒9の胴付面9
jに当接しており、これにより後群鏡筒11の光軸方向
の位置決めを行っている。
【0024】中筒9の係合段部9gとバヨネット結合す
る後群鏡筒11の突出部11aの係合面11a´と中筒
9と胴付けされる後群鏡筒11の胴付突出部11eの胴
付面11e´との光軸方向の間隔寸法は高精度に維持さ
れている。
る後群鏡筒11の突出部11aの係合面11a´と中筒
9と胴付けされる後群鏡筒11の胴付突出部11eの胴
付面11e´との光軸方向の間隔寸法は高精度に維持さ
れている。
【0025】係合段部9gは中筒9の内周部に略等分角
で3カ所に設けており、後群鏡筒11の突出部(バヨネ
ット部)11aが係合し、これによりバヨネット結合し
ている。9hは係止突部であり、係合段部9gに隣接し
て3カ所に設けており、後群鏡筒11の突出部11aが
係合したときに係止している。9iは空隙部であり、係
合段部9gに隣接して3カ所に設けており、後群鏡筒1
1の突出部11aを装入する為のものである。9jは胴
付面であり、後群鏡筒11の胴付突出部11eの胴付面
11e´が当接している。
で3カ所に設けており、後群鏡筒11の突出部(バヨネ
ット部)11aが係合し、これによりバヨネット結合し
ている。9hは係止突部であり、係合段部9gに隣接し
て3カ所に設けており、後群鏡筒11の突出部11aが
係合したときに係止している。9iは空隙部であり、係
合段部9gに隣接して3カ所に設けており、後群鏡筒1
1の突出部11aを装入する為のものである。9jは胴
付面であり、後群鏡筒11の胴付突出部11eの胴付面
11e´が当接している。
【0026】次に図4を用いて後方レンズ群41、後群
鏡筒11、中筒9の組立動作について説明する。
鏡筒11、中筒9の組立動作について説明する。
【0027】まず後方レンズ群41を後群鏡筒11の嵌
合部11fに嵌入し、後方レンズ群41の一部を胴付部
11bに当接させた状態でカシメ足部11cで熱カシメ
によって固定する。
合部11fに嵌入し、後方レンズ群41の一部を胴付部
11bに当接させた状態でカシメ足部11cで熱カシメ
によって固定する。
【0028】次に後群鏡筒11の突出部11aを中筒9
の空隙部9iより挿入し、該後群鏡筒11を時計方向に
回転させることにより、突出部11aを中筒9の係止突
部9h上を摺動させ、係合段部9gに落込ませて後群鏡
筒11を中筒9に取着している。このとき後群鏡筒11
の光軸方向の位置は胴付突出部11eの胴付面11e´
と中筒9の胴付面9jが係接することによって決定され
るように後群鏡筒11は突出部11aの変形による弾性
力により保持されるように寸法設定している。
の空隙部9iより挿入し、該後群鏡筒11を時計方向に
回転させることにより、突出部11aを中筒9の係止突
部9h上を摺動させ、係合段部9gに落込ませて後群鏡
筒11を中筒9に取着している。このとき後群鏡筒11
の光軸方向の位置は胴付突出部11eの胴付面11e´
と中筒9の胴付面9jが係接することによって決定され
るように後群鏡筒11は突出部11aの変形による弾性
力により保持されるように寸法設定している。
【0029】図1に戻り12は絞りユニットであり、公
知の電磁モータ12aによって絞り開口を駆動制御して
いる。絞りユニット12は中筒9より突出した係合爪を
絞りユニット12の前側円盤面に嵌め込むことにより固
定している。
知の電磁モータ12aによって絞り開口を駆動制御して
いる。絞りユニット12は中筒9より突出した係合爪を
絞りユニット12の前側円盤面に嵌め込むことにより固
定している。
【0030】13はメイン実装部品(基板)であり、電
気部品を組み込んでおり、中筒9にビスによって固定し
ている。絞りユニット12の駆動用の電磁モータ12a
から延長したコイル端子12bはメイン実装部品13に
直接半田付している。
気部品を組み込んでおり、中筒9にビスによって固定し
ている。絞りユニット12の駆動用の電磁モータ12a
から延長したコイル端子12bはメイン実装部品13に
直接半田付している。
【0031】14は電磁モータであり、前群鏡筒10と
中筒9そして後群鏡筒11を駆動させており、中筒9の
外周部に設けたモータ取付部9dにビスによって固定し
ている。
中筒9そして後群鏡筒11を駆動させており、中筒9の
外周部に設けたモータ取付部9dにビスによって固定し
ている。
【0032】15はギア列であり、電磁モータ14の回
転トルクを伝達しており、各々のギアは中筒9に一体成
形したギア軸(ギアトレイン軸)9eに各々嵌入し、最
終段のギアは焦点調節部材8の内周面の一部に設けたイ
ンナギア15fと噛合するように構成している。
転トルクを伝達しており、各々のギアは中筒9に一体成
形したギア軸(ギアトレイン軸)9eに各々嵌入し、最
終段のギアは焦点調節部材8の内周面の一部に設けたイ
ンナギア15fと噛合するように構成している。
【0033】次に本実施例のレンズ鏡筒の動作について
説明する。まず本実施例のレンズ鏡筒をカメラ本体に装
着する。自動焦点検出モードのときはカメラ本体側に設
けた自動焦点検出装置で得られた信号に基づいて電磁モ
ータ14が駆動する。電磁モータ14の回転トルクはギ
ア列15を介し、焦点調節部材8の内周面に設けたイン
ナーギア15fに伝達され、これにより焦点調節部材8
を固定筒1に対し光軸回りに回転させている。
説明する。まず本実施例のレンズ鏡筒をカメラ本体に装
着する。自動焦点検出モードのときはカメラ本体側に設
けた自動焦点検出装置で得られた信号に基づいて電磁モ
ータ14が駆動する。電磁モータ14の回転トルクはギ
ア列15を介し、焦点調節部材8の内周面に設けたイン
ナーギア15fに伝達され、これにより焦点調節部材8
を固定筒1に対し光軸回りに回転させている。
【0034】このとき中筒9のカム面9bと中筒9に固
定した前群鏡筒10のカム面10bとによって形成した
カム溝空間には焦点調節部材8のカムフォロー部8aが
嵌入している。又中筒9はキー部9cとキー溝1gとか
ら成るキー構造により固定筒1に対して光軸と平行方向
に移動可能となっている。
定した前群鏡筒10のカム面10bとによって形成した
カム溝空間には焦点調節部材8のカムフォロー部8aが
嵌入している。又中筒9はキー部9cとキー溝1gとか
ら成るキー構造により固定筒1に対して光軸と平行方向
に移動可能となっている。
【0035】この為、焦点調節部材8の回動に伴いカム
フォロー部8aを介して前群鏡筒10と中筒9が光軸方
向に移動する。又中筒9にバヨネット結合している後群
鏡筒11も中筒9と一体的に同時に光軸方向に移動する
。
フォロー部8aを介して前群鏡筒10と中筒9が光軸方
向に移動する。又中筒9にバヨネット結合している後群
鏡筒11も中筒9と一体的に同時に光軸方向に移動する
。
【0036】又、手動焦点調節のときは切換スイッチ4
を手動モードに切換えることにより、電磁モータ14か
らの回転トルクが焦点調節部材8に伝達されないように
ギア列15の一部を切り離している。このときは手動で
焦点調節部材8を回動させることにより前述と同様の動
作を行っている。
を手動モードに切換えることにより、電磁モータ14か
らの回転トルクが焦点調節部材8に伝達されないように
ギア列15の一部を切り離している。このときは手動で
焦点調節部材8を回動させることにより前述と同様の動
作を行っている。
【0037】このように本実施例では焦点調節部材8を
光軸回りに回動させることにより、前群鏡筒10、中筒
9そして後群鏡筒11、更に中筒9の外周部のモータ取
付部9dに組み込んだ電磁モータ14、中筒9に一体成
形したギア軸に嵌入しているギア列15そして中筒9に
固着したメイン実装部品13等の各要素を一体的に光軸
と平行方向に移動させて焦点調節を行っている。
光軸回りに回動させることにより、前群鏡筒10、中筒
9そして後群鏡筒11、更に中筒9の外周部のモータ取
付部9dに組み込んだ電磁モータ14、中筒9に一体成
形したギア軸に嵌入しているギア列15そして中筒9に
固着したメイン実装部品13等の各要素を一体的に光軸
と平行方向に移動させて焦点調節を行っている。
【0038】
【発明の効果】本発明によればレンズ鏡筒の一部を構成
するレンズ保持部材と円筒保持部材とを前述の如く構成
することにより、レンズ鏡筒構造を簡素にし、組立、分
解及び組立調整を容易にし、経済性を向上させたレンズ
鏡筒を達成することができる。
するレンズ保持部材と円筒保持部材とを前述の如く構成
することにより、レンズ鏡筒構造を簡素にし、組立、分
解及び組立調整を容易にし、経済性を向上させたレンズ
鏡筒を達成することができる。
【図1】本発明の一実施例の要部断面図。
【図2】図1の一部分の要部斜視図。
【図3】図1の一部分の要部斜視図。
【図4】図1の一部分の要部斜視図。
1 固定筒
9g 係合段部2 補強リング
9h 係止突部3 マウント蓋部
材 9j 胴付面4 切換
スイッチ 11a 突出
部(バヨネット爪) 5 スイッチバネ 11
b 胴付部7 銘板
11c カシメ足部8 焦点調節
部材 11e 胴付突出
部9 中筒
41 後方レンズ群10 前群鏡筒 11 後群鏡筒 12 絞りユニット 12a 電磁モータ 13 メイン実装部品 14 電磁モータ 15 ギア列 1c バヨネット爪 1d 溝 1g キー溝 8a バヨネット爪 8b 摺動面 8c カムフォロー部
9g 係合段部2 補強リング
9h 係止突部3 マウント蓋部
材 9j 胴付面4 切換
スイッチ 11a 突出
部(バヨネット爪) 5 スイッチバネ 11
b 胴付部7 銘板
11c カシメ足部8 焦点調節
部材 11e 胴付突出
部9 中筒
41 後方レンズ群10 前群鏡筒 11 後群鏡筒 12 絞りユニット 12a 電磁モータ 13 メイン実装部品 14 電磁モータ 15 ギア列 1c バヨネット爪 1d 溝 1g キー溝 8a バヨネット爪 8b 摺動面 8c カムフォロー部
Claims (3)
- 【請求項1】 レンズ保持部材の外周面に所定間隔で
複数の突出部及び該突出部と光軸方向の異なる位置に所
定間隔で複数の胴付突出部とを設け、該レンズ保持部材
を取着する円筒保持部材に該突出部が挿入する複数の空
隙部と該突出部が係止する係合段部そして該胴付突出部
と当接する胴付面とを設けたことを特徴とするレンズ鏡
筒。 - 【請求項2】 前記レンズ保持部材に設けた複数の突
出部と前記円筒保持部材の係合段部とはバヨネット結合
していることを特徴とする請求項1記載のレンズ鏡筒。 - 【請求項3】 前記レンズ保持部材の外周部に複数の
カシメ足部を、内周部の一部に保持するレンズの光軸方
向の位置決めを行う複数のレンズ胴付部を設けたことを
特徴とする請求項1記載のレンズ鏡筒。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2412070A JPH04217212A (ja) | 1990-12-18 | 1990-12-18 | レンズ鏡筒 |
US07/806,361 US5264966A (en) | 1990-12-18 | 1991-12-13 | Lens barrel |
KR1019910023307A KR950006463B1 (ko) | 1990-12-18 | 1991-12-18 | 렌즈배럴 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2412070A JPH04217212A (ja) | 1990-12-18 | 1990-12-18 | レンズ鏡筒 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04217212A true JPH04217212A (ja) | 1992-08-07 |
Family
ID=18520959
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2412070A Pending JPH04217212A (ja) | 1990-12-18 | 1990-12-18 | レンズ鏡筒 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04217212A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003084177A (ja) * | 2001-09-07 | 2003-03-19 | Canon Inc | レンズ装置 |
JP2006259158A (ja) * | 2005-03-16 | 2006-09-28 | Canon Inc | レンズ鏡筒および光学機器 |
KR101409695B1 (ko) * | 2012-09-25 | 2014-06-19 | 최국진 | 원심분리기의 분리판 |
-
1990
- 1990-12-18 JP JP2412070A patent/JPH04217212A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003084177A (ja) * | 2001-09-07 | 2003-03-19 | Canon Inc | レンズ装置 |
JP2006259158A (ja) * | 2005-03-16 | 2006-09-28 | Canon Inc | レンズ鏡筒および光学機器 |
KR101409695B1 (ko) * | 2012-09-25 | 2014-06-19 | 최국진 | 원심분리기의 분리판 |
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