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JPH04212697A - 船用スタビライザー - Google Patents

船用スタビライザー

Info

Publication number
JPH04212697A
JPH04212697A JP3037723A JP3772391A JPH04212697A JP H04212697 A JPH04212697 A JP H04212697A JP 3037723 A JP3037723 A JP 3037723A JP 3772391 A JP3772391 A JP 3772391A JP H04212697 A JPH04212697 A JP H04212697A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stabilizer
drive unit
wall
arm portion
lifting member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3037723A
Other languages
English (en)
Inventor
Arthur R Templeman
アーサー・アール・テンプルマン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Marine Dynamics Inc
Original Assignee
Marine Dynamics Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Marine Dynamics Inc filed Critical Marine Dynamics Inc
Publication of JPH04212697A publication Critical patent/JPH04212697A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63HMARINE PROPULSION OR STEERING
    • B63H20/00Outboard propulsion units, e.g. outboard motors or Z-drives; Arrangements thereof on vessels
    • B63H20/32Housings
    • B63H20/34Housings comprising stabilising fins, foils, anticavitation plates, splash plates, or rudders
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B61/00Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
    • F02B61/04Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
    • F02B61/045Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for marine engines

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Ocean & Marine Engineering (AREA)
  • Vehicle Body Suspensions (AREA)
  • Gas Or Oil Filled Cable Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は船尾を持ち上げるために
舶用エンジンの下部駆動ユニットに直接取り付けられる
形式の船用スタビライザーに関する。
【0002】
【従来技術及びその課題】ボートの下部駆動ユニットに
引き上げ用の板又は部材を付加することにより、ある種
の船(例えば水上スキー用のボート及びます釣り用ボー
トのようなレジャー用ボート)の安定性、操舵性能及び
安全性を非常に改善できることが知られている。かかる
板又は部材(スタビライザー)は、普通は、駆動ユニッ
トの前面又は駆動ユニットの後ろ側のいずれかを回りに
適合しかつその反(アンチ)キャビテーション板の上方
又は近傍にあるように設計される。例えばUS−A−2
96300、3433195、及び4487152は、
駆動ユニットの反キャビテーション板の上方で駆動ユニ
ットの前面の回りに延び、船尾を持ち上げ船首を下げさ
せてボートをより迅速に「ホール(hole)」からに
平面に脱出させ、総合的な乗り心地と船舶の制御能力を
改良するスタビライザーを開示している。
【0003】この形式のスタビライザーの取り付けられ
る駆動ユニットに関するスタビライザーの形状は重要で
ある。駆動ユニットに関する適正な位置を保つほかに、
スタビライザーは駆動ユニットの周囲に十分に緊密に適
合しなければならず、さもなければ取り付けが困難であ
りかつ/又は十分な強度に欠けることになるであろう。 具合の悪いことには、舶用エンジンの駆動ユニット及び
これに対応する反キャビテーション板の寸法及び形式は
船により幾分か異なる。存在する舶用エンジンの各形式
について別々のスタビライザーを設計することは非現実
的である。
【0004】この問題の部分的な解決法として、反キャ
ビテーション板の一方の側に取り付けられる一つの持ち
上げ用部材と反キャビテーション板の反対側に取り付け
られる第2の持ち上げ用部材とよりなるツーピース式の
スタビライザーが利用できる。このスタビライザーは、
駆動ユニットの寸法及び形状に拘わらず大多数の駆動ユ
ニットに適合できるが、ワンピース式のスタビライザー
の構造的な完全性と強度とを持たず、そのため、使用中
に比較的破損しやすい。例えば、ツーピース式スタビラ
イザーは、スイマー又は水上スキーヤーがボート内に入
ろうとしてこれに足をかけたとき、破損する傾向がある
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明により、駆動ユニ
ットの第1の側に隣接して位置決めするための第1の内
部壁及び前記駆動ユニットの回りに延びる第1のアーム
部分を有する第1の持ち上げ用部材; 並びに前記駆動
ユニットの第2の側に隣接して位置決めするための第2
の内部壁及び前記第1のアーム部分の方に面して前記駆
動ユニットの回りに延びる第2のアーム部分を有する第
2の持ち上げ用部材を具備し、前記第2の内側壁は前記
第1の内側壁から間隔を空けてこれと向かい合い更に前
記第1のアーム部分と第2のアーム部分とは一緒に取り
付けられ前記第1の内側壁と前記第2の内側壁との間の
距離を減らすように互いに近付くように選択的に動きう
るように舶用エンジンの下部駆動ユニットに取り付けら
れた船用スタビライザーを提供する。
【0006】本発明のスタビライザーは効果的にはワン
ピース式ユニットであり、その構造的完全性と強度とを
有するが、実際上通常のいかなる船外機又は船内機/船
外機の駆動ユニットにも適合するように幅の調節ができ
る。
【0007】ある実施例においては、第1のアーム部分
と第2のアーム部分とは、一方が他方の上に重なった相
互関係になるように選択的に摺動可能に位置決めされる
。第1の持ち上げ用部材は第2の持ち上げ用部材に面し
た第1の肩段部を有し、第2の持ち上げ用部材は第1の
持ち上げ用部材に面した第2の肩段部を備える。アーム
位置が互いにできるだけ近付くように選択的に動かされ
ると、第1のアーム部分の内側壁が第2の肩段部と直接
当たり、第2の内側壁は第1の肩段部と直接当たる。
【0008】
【実施例】本発明をより容易に理解するために、例示と
して添付図面を参照し以下の説明が与えられる。
【0009】船舶用の船外機又は船外機/船内機の下部
駆動ユニットに取り付けられるようにスタビライザー2
0が設計される。この説明及び特許請求の範囲において
使用される「下部駆動ユニット」(以下駆動ユニットと
いう)は、実際のエンジンをプロペラに連結しているボ
ートの部分を意味する(時にはモーターポスト又はプロ
ペラポストと呼ばれる)。船外機においては、駆動ユニ
ットはエンジンから直接水中に延びる。船内機/船外機
においては、駆動ユニットはエンジンからボートの船尾
部を通って水中に延びる。
【0010】スタビライザー20は、駆動ユニットの側
部に隣接して位置決めされる第1の内側壁23と第2の
内側壁30、及び駆動ユニットの回りに延びる一体式の
第1のアーム部分26と第2のアーム部分32を有する
第1の持ち上げ用部材22及び第2の持ち上げ用部材2
8を備える。第1及び第2の内側壁23及び30は互い
に鏡像的関係にあり両者間に溝34を定める。第1の持
ち上げ用部材22と第2の持ち上げ用部材28とは、そ
れぞれ上面35と下面37とを持つ。第1及び第2のア
ーム部分26及び32は、一緒に取り外し可能に取り付
けられ、側壁23と30との間の距離を増減するように
選択的に互いに近付いたり離れたりすることができる。 持ち上げ用部材22及び28の連結は、ともにこれに大
きな強度を付加する。第1及び第2のアーム部分26及
び32の連結は、全体としてのスタビライザー20の構
造的な完全性及び強度を大きく改良する。
【0011】各持ち上げ用部材22及び28は、前縁部
42を持ったノーズ部分36、水の流れる本体部分38
及びフラップ部分40を備える。各本体部分38は、前
縁部46を有する第1の翼部分44、及び前縁部50と
側縁部52とを有する第2の翼部分48を持つ。各フラ
ップ部分40は外縁部54、内縁部56及び後縁部58
を持つ。図1、5及び7に最もよく見られるように、第
1及び第2の持ち上げ用部材22と28の各は、そのノ
ーズ部分36からその後縁部58及び側縁部52と54
に向かって下向き(第1の負の上反角)かつ外向き(第
2の負の上反角)に傾斜が付けられる。負の上反角は部
材22及び28が取り付けられた面に関して形成される
【0012】持ち上げ用部材22と28とを駆動ユニッ
トの反キャビテーション板又はその他の部分にボルト止
めするために、これらは開口60を有し、その各はボル
トの頭を受け入れるように62において座ぐりされ、ス
タビライザーの水力特性及び外観を良好にする。各持ち
上げ用部材22及び28の下面37は、調整式のトルク
イコライザー(図1−8には図示せず)を受け入れるた
めに、開口64と多数の開口66とを備える。かかるト
ルクイコライザーの性質と作用とは後で図11に関連し
て説明されるであろう。
【0013】持ち上げ用部材22と28の上面、好まし
くはフラップ部分40に、粗面にされた表面68が設け
られ、更に下面にも設けることができる。部材22と2
8との間の優れた構造的関係のため、スタビライザー2
0をスイマー及び水上スキーヤーが水中からボートに乗
り降りするさいの踏み板として使用できる。粗面68は
裸足のスイマー及びスキーヤーが滑ることを防ぐ。また
粗面68は境界層効果を減らすようにも作用しその水力
性能を改善する。
【0014】アーム部分26と32とは、上面70、8
0、下面72、82、前壁74、84、後壁76、86
及び内壁78、88を備える。ある種の駆動ユニットに
更に良く適合できるように、第2のアーム部分32の前
壁84は、その後壁86に向かって頂部から底部に下が
るように傾斜を付けることができる。
【0015】図5−7に最もよく見られるように、第1
及び第2のアーム部分26及び32は、互いに重なるよ
うに選択的に摺動可能に位置決めされる。第1の持ち上
げ用部材22の下面37は、第2の持ち上げ用部材28
の方に向いた第1の肩段部92が内部に形成された第1
の凹所90を持つ。第2のアーム部分32の上面80は
、第1の持ち上げ用部材22に方に向いた第2の肩段部
96を形成している凹所94を備える。第1及び第2の
凹所90及び94は、それぞれ第2及び第1のアーム部
分32及び26の形状及び幅とほぼ同じ形状及び深さを
持つ。
【0016】複数の第1及び第2のスペーサーバー98
(a)−98(d)及び100(a)−100(d)が
、それぞれ第1及び第2のアーム部分26及び32の内
側壁78及び88に取り外し可能に取り付けられる。こ
れらは、内側壁78、88と肩段部96、92との間に
一緒に横並びに取り外し可能に取り付けられる。
【0017】図4に最もよく示されるように、各スペー
サーバー98及び100は、上下の面102、104、
端面106、108、及び内外の側面110、112を
備える。外側面110は上下の凹所114、116を有
し、これらはスペーサーが一緒に取り付けられたとき多
数の長手方向の溝118を形成する。各スペーサーバー
98及び100は実質的に長方形であり、アーム部分2
6と32の内側壁78及び88の長さ及び高さとほぼ等
しい長さ及び高さを有し、幅は約6.3mmである。
【0018】スペーサーバー98(a)、100(a)
の第1の外側部110はアーム部分26、32の内側壁
78、88と直接接触し、一方、スペーサーバー98(
d),100(d)の内側部112は肩段部96、92
と直接接触する。スペーサーバー98及び100は、ア
ーム部分26と32との間の重なり連結を強化すること
により、スタビライザー20に大きな構造的完全性と強
度とを与える。
【0019】スペーサーバー98及び100は、これを
通る開口120を有するとして図1に示される。相補的
な円孔122がアーム部分26及び32の内側壁78及
び88を貫いて形成され、ねじ123が開口120を通
って円孔122内に差し込まれる。スペーサーバー98
及び100を、内側壁78及び88に対して取り付けか
つスペーサーバー相互を取り付けるこの手段により、い
つでも任意数のスペーサーバーが着脱可能である。ある
いは、スペーサーバー98及び100は、アーム部分2
6及び32と一体式又はその他により形成してもよく、
また鋸その他の工具によりこれから切り去ることもでき
る。この取り付け手段は連結の構造的完全性及び強度を
増加させるので有利である。スペーサーバー98及び1
00の外側部110の凹所114と116により形成さ
れた溝118は、鋸の案内として作用し切断又は除去の
作業に便利である。溝118はまたスタビライザー20
の水力性能並びに美的アピールを良くするようにも作用
する。
【0020】図示された配置は構造的完全性及び強度を
提供し好ましいものではあるが、持ち上げ用部材の凹所
と肩段部及びアーム部分の位置は希望するならば変更可
能である。同様に、もし必要ならば、その他の寸法及び
数のスペーサーを使用することができる。
【0021】第1のアーム部分26に1組の穴126が
配され、第2のアーム部分132には1組の細長い溝1
28が配される。溝128の長手方向中心線130が、
第2の肩段部96に隣接した点132から第1の持ち上
げ用部材22に方に延びる。穴126の上方で第1のア
ーム部分26の上面70に六角の凹所134が開口し、
ナット140を受け入れる。1組のボルト135が第2
のアーム部分32の下面82から溝128と穴126と
を通って延びる。ボルト135の頭部136が第2のア
ーム部分32の下面82と当たり、ボルト135のねじ
の切られた端部138はナット140内にねじ込まれ、
第1及び第2のアーム部分が一緒に連結される。凹所1
34内のナット140の位置は、スタビライザー20の
水力性能及び美的アピールの両者を改善する。長手方向
の溝128は、アーム部分を一緒に連結しながら第1の
アーム部分26が第2の肩段部96に近付いたり離れた
り滑ることを許し、従って持ち上げ用部材22と28と
の第1の内側壁23と第2の内側壁28との間の距離は
、駆動ユニット上にスタビライザーを適合させるように
容易に調整できる。
【0022】アーム部分26、32の上面70、80は
、スタビライザー20の水力性能を改善しかつ溝118
と適合するように多数の溝142、144を備える。 アーム部分26と32及びスペーサーバー98と100
を有する持ち上げ用部材22及び26は、高温と低温の
双方において安定でありかつ強くて耐久性の有る材料、
好ましくはポリプロピレン及びゴム共重合体のような高
分子量プラスチックで形成される。かかるプラスチック
は強度/重量比が非常に大きい。
【0023】特に図8−11を参照して、舶用エンジン
の駆動ユニットにスタビライザー20を取り付ける方法
が説明されるであろう。
【0024】通常の船外機150が船体の横梁152に
連結されて図9及び10に示され、これはハウジング1
56内に囲まれた推進軸(図示せず)により駆動される
プロペラ154を備える。プロペラの上方に実質的に水
平の位置に配された通常の反キャビテーション板160
は、これが無ければプロペラの回転により発生するであ
ろう確実なキャビテーションを無くし減少させる。更に
舶用エンジン150は、モーターハウジング162及び
エンジン(図示せず)を備える。プロペラ154、シャ
フト、シャフトハウジング156及び反キャビテーショ
ン板160が、前後の端部166、168及び第1と第
2の左右対象の側部170、172を有する下部駆動ユ
ニット164を形成する。
【0025】下部ユニット164に関するスタビライザ
ー20の位置は厳密である。スタビライザーは、十分な
大きさの揚力を与えるように水中に十分に沈められる限
りプロペラの付近で間隔を空けてプロペラ154の上方
の種々の点において下部ユニットに取り付けることがで
きるが、反キャビテーション板160の直ぐ上方又は直
ぐ下方に取り付けられることが好ましい。通常は、反キ
ャビテーション板160は、船の横梁/キールの最低点
より下方12.7mmから25.4mmである。好まし
くは、第1及び第2の持ち上げ用部材22、28は、そ
れぞれ駆動ユニット164の第1及び第2の側部170
、172において反キャビテーション板160の頂部に
ボルト止めされる。
【0026】適正に位置決めされると、第2の翼部分4
8の側縁部52、及び持ち上げ用部材22と28のフラ
ップ部分40の側縁部54は、船の旋回中は水中に沈み
、巡航速度において前後に揺れる。これによりスタビラ
イザー20はキールとして作用し、船の後部が旋回中に
跳ね上がることを防止し、船体における非水平面による
前後の揺れを減少させ又は無くす。
【0027】図10に示されるように、スタビライザー
20は、駆動ユニット164の反キャビテーション板の
上方でユニットの後端168の回りに置かれる。これは
上述の好ましい実施例ほどは効果的ではないが、持ち上
げ用部材はそのノーズ部分で一緒に連結できかつ下部ユ
ニットを受け入れる溝を反対側端部において位置決めし
、スタビライザーを下部ユニット上でその前側から滑ら
せることができる。
【0028】スタビライザー20は、これを非常に短時
間で取り付けることができる。まず、持ち上げ用部材の
後縁部58が駆動ユニットと直角な状態で内側壁23、
30が駆動ユニット164の第1及び第2の側部170
、172に対してしっかりと適合するようにスタビライ
ザー20を適正な幅に調整する。これは総ての位置にお
いて効果的であるが、スタビライザーはこれが下部ユニ
ット164の後端168からできるだけ遠くに置かれた
ときに最も効果的である(例えば、より大きな揚力を与
える)。スタビライザーは、大多数の駆動ユニットのハ
ウジングが中央溝34を完全には満たさないように設計
された。これにより適切な水流が冷却水取り入れ口に流
入できる。
【0029】スタビライザー20が適切に適合しないと
きは、これは調整可能である。図8に示されるように、
溝34の幅は約70mmから44.5mmに減らすこと
ができる。これは翼のスパンを356mmから330.
4mmに減少させる。この幅の範囲で、スタビライザー
を普通のいかなる下部駆動ユニットにも実際上適切に適
合させることができる。溝34の幅を狭くするには、ま
ず穴126及び溝128からボルト135を外し第1の
持ち上げ用部材22と第2の持ち上げ用部材28とを分
離することにより、第1の部材22を第2の部材28か
ら外す。 次いで適切な数のスペーサーバーが各アーム部分から取
り除かれる。例えば、溝34が12.7mm広すぎた場
合は、2個のスペーサーバーが各アーム部分から除かれ
る。もしスペーサーバーがねじでアーム部分の内側壁に
固定されかつスペーサーバーが互いに固定された場合に
は、これらは外され、スペーサーバーはアーム部分の内
側壁78及び88に最寄りのスペーサーバーから順に外
される。溝幅を12.7mm狭くするには、スペーサー
バー98(a)、98(b)、100(a)及び100
(b)が外される。アームを一緒に正しく再び適合させ
るには、各アーム部分から常に同数のスペーサーバーを
外さなければならない。
【0030】スペーサーバーがアーム部分及びバー相互
と一体式に形成された場合は、スペーサーバーはアーム
部分の内側壁78及び88から最も遠いスペーサーバー
から順に外される。溝幅を12.7mm減らすには、ス
ペーサーバー98(c)、98(d)、100(c)及
び100(d)が外される。溝34の幅が適正にされる
と、部材22及び28が再び一緒に固定され、スタビラ
イザー20が反キャビテーション板に取り付けられる。 案内用に開口60を使って4個の穴が反キャビテーショ
ン板に空けられ、これにスタビライザーがボルト止めさ
れる。
【0031】スタビライザーは船尾を上げキールを下げ
ように強制する。これにより船は普通の半分以下の時間
で水平になり多くの船にある危険でかつ厄介なキャビテ
ーション及び跳躍を減少させる。本発明のスタビライザ
ーを有する船は、少ない動力でより速く水上スキーヤー
を曳くことができ、更に改良された操舵性能と乗り心地
を有しより安定である。スタビライザーは燃料を節約し
かつ最高速度を増加させる。
【0032】スタビライザー20は、持ち上げ用部材の
下面により大きな水圧を発生させ船尾を上げるように強
制する作用をする。低速においても、後部を持ち上げる
力は船首を下げた状態に保ち、短時間に小さい力で船を
平らにする。トリムタブとは違って、スタビライザーは
非常に抵抗係数が小さく各船の隠された最高性能を引き
出す。取り付けられたスタビライザー20を有する船は
操舵性能、乗り心地及び(旋回中においても)追随性能
が良好である。
【0033】スタビライザーは取り付けが容易であり、
実際上壊れずかつ何等の保守も必要としない。幅を調整
できるため、1又は2馬力から300馬力及びそれ以上
までのいかなる舶用エンジンについても使用できる。こ
れは大小のモーターボート、水上スキー用ボート、魚釣
り用ボート、平底ボート、膨張式ボート及びクルーザー
に使用可能である。スタビライザーは船がキャビテーシ
ョンを起こすことなく旋回することを許し、また高速に
おける安定性及び操舵性能を良くし、更に低速における
不愉快な前後のワンダー(wander)を減少させる
【0034】図11におけるように、両持ち上げ用部材
22及び28の下面37にトルクイコライザー174を
取り付けることができる。案内として開口64を使用し
、持ち上げ用部材を通って穴が空けられ、ボルトが持ち
上げ用部材の上面35から開口64を通ってトルクイコ
ライザーの上面180の対応開口178内に差し込まれ
る。トルクイコライザーは、最大の許容範囲及び調整を
提供するように10°間隔(左右に40°まで)で位置
決めできる。イコライザーの上面180のペグ182が
持ち上げ用部材の下面37の適切な開口66内に位置決
めされる。
【0035】トルクイコライザーは、総ての船で経験す
る面倒でかつ危険な操舵/推進トルクを中立化するよう
に作用する。スタビライザー20及びこれに取り付けら
れた対応トルクイコライザー174を有する船は、直進
性があり制御が容易である。トルクイコライザー174
をこのようにうまく機能させるのはスタビライザー20
の位置決めと形状とである。トルクイコライザー174
はスタビライザー20を形成したものと同じ材料より形
成することができる。
【0036】本発明の特徴及び態様は以下のとおりであ
る: 1.船舶用原動機(150)の下部駆動ユニット(16
4)に取り付ける船用スタビライザー(29)にして、
前記駆動ユニット(164)の第1の側(170)に隣
接して位置決めするための第1の内側壁(23)及び前
記駆動ユニットの回りに延びる第1のアーム部分(26
)を有する第1の持ち上げ用部材(22); 並びに前
記駆動ユニット(164)の第2の側(172)に隣接
して位置決めするための第2の内側壁(30)及び前記
第1のアーム部分(26)の方に面して前記駆動ユニッ
トの回りに延びる第2のアーム部分(32)を有する第
2の持ち上げ用部材(28)を具備し、前記第2の内側
壁(30)は前記第1の内側壁(23)から間隔を空け
てこれと向き合い、更に前記第1及び第2のアーム部分
(26、32)は一緒に取り付けられ前記第1の内側壁
と前記第2の内側壁との間の距離を減らすように互いに
近付くように選択的に動きうる船用スタビライザー(2
0)。
【0037】 2.第1及び第2ののアーム部分(26、32)は、一
方が他方の上に重なった相互関係になるように選択的に
摺動可能に位置決めされることを特徴とする実施態様1
による船用スタビライザー。
【0038】 3.前記第1の持ち上げ用部材(22)が前記第2の持
ち上げ用部材(28)に面した第1の肩段部(92)を
備え、前記第2の持ち上げ用部材(28)が前記第1の
持ち上げ用部材(22)に面した第2の肩段部(96)
を備え、前記第1のアーム部分(26)が上面(70)
、下面(72)及び第1の内側壁(78)を備え、前記
第1の内側壁は前記第2の肩段部に面し、更に前記第2
のアーム部分(32)が上面(80)、下面(82)及
び第2の内側壁(88)を備え、前記第2の内側壁が前
記第1の肩段部に面することを特徴とする実施態様2に
よる船用スタビライザー。
【0039】 4.前記第1及び第2のアーム部分(22、26)が上
面(70、80)及び下面(72、82)を備え、第1
のアーム部分の下面(72)は前記第1の肩段部(92
)を形成する第1の凹所(90)を有し、第2のアーム
部分の上面(80)は第2の肩段部(96)を形成する
第2の凹所(94)を有することを特徴とする実施態様
3による船用スタビライザー。
【0040】 5.少なくも1個の第1のスペーサーバー(98)が前
記第1のアーム部分に取り外し可能に取り付けられかつ
前記第1の内側壁(78)と前記第2の肩段部(96)
との間に位置決めされ、前記少なくも1個の第1のスペ
ーサーバーは前記第1の内側壁(78)と接する外側部
(110)及び前記第2の肩段部(96)と接する内側
部(112)を有し、更に少なくも1個の第2のスペー
サーバー(100)が前記第2のアーム部分に取り外し
可能に取り付けられかつ前記第2の内側壁(88)と前
記第1の肩段部(92)との間に位置決めされ、前記少
なくも1個の第2のスペーサーバーは前記第2の内側壁
(88)と接する外側部(110)及び前記第1の肩段
部(92)と接する内側部(112)を持つことを特徴
とする実施態様3又は4による船用スタビライザー。
【0041】 6.前記第1のアーム部分に取り外し可能に一緒に取り
付けられかつ前記第1の内側壁と前記第2の肩段部との
間に横並びに取り外し可能に取り付けられた多数の第1
のスペーサーバー(98)があり、前記第1の内側壁に
最寄りの第1のスペーサーバーは前記第1の内側壁に接
する外側部を有しかつ前記第2の肩段部に最寄りの第1
のスペーサーバーは前記第2の肩段部に接する外側部を
有し、更に前記第2のアーム部分に取り外し可能に取り
付けられかつ前記第2の内側壁と前記第1の肩段部との
間に横並びに取り外し可能に一緒に取り付けられた多数
の第2のスペーサーバー(100)があり、前記第2の
内側壁に最寄りの第2のスペーサーバーは前記第2の内
側壁に接する外側部を有しかつ前記第1の肩段部に最寄
りの第2のスペーサーバーは前記第1の肩段部に接する
内側部を持つことを特徴とする実施態様5による船用ス
タビライザー。
【0042】 7.多数の第1のスペーサーバー(98)が前記第1の
アーム部分(26)と一体式の形成され、多数の第2の
スペーサーバー(100)が前記第2のアーム部分(3
2)と一体式に形成され、更に選定された数の前記第1
及び第2のスペーサーバーを前記第1及び第2のアーム
部分より取り除きうることを特徴とする実施態様1ない
し4のいずれかによる船用スタビライザー。
【0043】 8.前記第1のアーム部分(26)がその上面と下面と
の間に延びている少なくも1個の開口(126)を有し
、前記第2のアーム部分(32)がその上面と下面との
間に延びている少なくも1個の長手方向の溝(128)
を有し、前記溝の長手方向中心線は前記第1の持ち上げ
用部材の方に延び、更にボルト(135)が各開口(1
26)及び前記長手方向溝(128)を通って延び、そ
してナット(140)が各ボルトにねじ込まれ前記第1
及び第2のアーム部分を一緒に連結することを特徴とす
る前記実施態様のいずれかによる船用スタビライザー。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の調整可能な船用スタビライザーの1実
施例の分解図である。
【図2】図1のスタビライザーの左側の持ち上げ用部材
の底面図である。
【図3】図1のスタビライザーの右側の持ち上げ用部材
の底面図である。
【図4】図1のスタビライザーのスペーサーバーの斜視
図である。
【図5】図1のスタビライザーの斜視図である。
【図6】図1のスタビライザーの底面図である。
【図7】図1のスタビライザーの背面図である。
【図8】スタビライザーの幅の調整方法を示す図である
【図9】普通の船用エンジン及びスタビライザーを取り
付けない対応の下部駆動ユニットを示す。
【図10】取り付けられたスタビライザーのある図9の
船用エンジンを示す。
【図11】図1のスタビライザーに関連したトルクイコ
ライザーの使用を示す。
【符号の説明】
20  船用スタビライザー 22  第1の持ち上げ用部材 23  第1の内側壁 26  第1のアーム 28  第2の持ち上げ用部材 29  船用スタビライザー 30  第2の内側壁 32  第2のアーム部分 150  原動機 164  下部駆動ユニツト 170  第1の側 172  第2の側

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  船舶用原動機の下部駆動ユニットに取
    り付ける船用スタビライザーにおいて、前記駆動ユニッ
    トの第1の側に隣接して位置決めするための第1の内側
    壁及び前記駆動ユニットの回りに延びる第1のアーム部
    分を有する第1の持ち上げ用部材と、前記駆動ユニット
    の第2の側に隣接して位置決めするための第2の内側壁
    及び前記第1のアーム部分の方に面して前記駆動ユニッ
    トの回りに延びる第2のアーム部分を有する第2の持ち
    上げ用部材とを具備し、前記第2の内側壁は前記第1の
    内側壁から間隔を空けてこれと向き合つており、前記第
    1及び第2のアーム部分は一緒に取り付けられ前記第1
    の内側壁と前記第2の内側壁との間の距離を減らすよう
    に互いに近付くように選択的に動きうることを特徴とす
    る船用スタビライザー。
JP3037723A 1990-02-09 1991-02-08 船用スタビライザー Pending JPH04212697A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/478,589 US5048449A (en) 1988-06-23 1990-02-09 Adjustable boat stabilizer
US478589 2000-01-06

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04212697A true JPH04212697A (ja) 1992-08-04

Family

ID=23900535

Family Applications (1)

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JP3037723A Pending JPH04212697A (ja) 1990-02-09 1991-02-08 船用スタビライザー

Country Status (8)

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US (1) US5048449A (ja)
EP (1) EP0445922B1 (ja)
JP (1) JPH04212697A (ja)
AU (1) AU643745B2 (ja)
CA (1) CA2022893C (ja)
DE (1) DE69101068T2 (ja)
DK (1) DK0445922T3 (ja)
ES (1) ES2051080T3 (ja)

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EP0445922A1 (en) 1991-09-11
EP0445922B1 (en) 1994-01-26
AU643745B2 (en) 1993-11-25
US5048449A (en) 1991-09-17
CA2022893C (en) 1995-04-25
AU7089391A (en) 1991-08-15
DE69101068T2 (de) 1994-05-05
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