JPH04212091A - トカマク型核融合装置の遠隔保全装置 - Google Patents
トカマク型核融合装置の遠隔保全装置Info
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- JPH04212091A JPH04212091A JP3040661A JP4066191A JPH04212091A JP H04212091 A JPH04212091 A JP H04212091A JP 3040661 A JP3040661 A JP 3040661A JP 4066191 A JP4066191 A JP 4066191A JP H04212091 A JPH04212091 A JP H04212091A
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G21—NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
- G21B—FUSION REACTORS
- G21B1/00—Thermonuclear fusion reactors
- G21B1/25—Maintenance, e.g. repair or remote inspection
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/10—Nuclear fusion reactors
Landscapes
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- High Energy & Nuclear Physics (AREA)
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
装置等のトーラス状中空構造体の内部に配置された機器
を保全するための遠隔保全装置に関に関する。
後の炉の放射化のため炉内機器の保全作業は総て遠隔装
置によって行わねばならない。
はトーラス状スペース2の外径が約10mにも及ぶ中空
ドーナツ状の容器を有し、厚さ数メートルの遮蔽体3で
覆われている。このトーラス状スペース2の周部には、
トロイダルコイル4及びポロイダルコイル5が複雑に配
置されている。したがって、これらの周部の機器を回避
してダイバータ6や第一壁アーマタイル7等の炉内機器
にアクセスするには、炉外のキャスク8に収納された保
全装置をトーラス状スペース2に放射状に設けられたメ
インテナンスポート9を経てトーラス状スペース2内に
挿入させ、更にこの保全装置をトーラス状スペース内で
周方向に移動する必要がある。また、対象としている炉
内機器は重量1トンを越えるダイバータ6等であり、保
全装置として多くの技術課題を抱えていた。
別した2種類のものがある。その一つは、図35に示す
ように、炉外に基節を持つ片持ち状の多関節アーム10
をメインテナンスポート9よりトーラス状スペース2内
に挿入させ、炉内機器にアクセスするものである。この
他関節アームを用いる保全装置は欧米において既に実績
もある。
ティーエフティーアールメインテナンス マニピュ
レータ」(THE TFTR MAINTENAN
CE MANIPULATOR)と題する論文(イン
ターナショナル アトミックエネルギ エイジェン
シイによる1989年2月22−24日のカールスルー
エにおける学会に関する会報(Proceedings
of a TechnicalCommtte
e Meeting on Robotics
and Remote Maintenance
Concepts for FushinMa
chines−Karlsruhe,22−24 F
ebruary 1989−issued by
The International Atom
ic Energy Agency))に記載され
ている。
ス内に敷設した軌道を走行するビークルを用いて炉内機
器へアクセスし、これらをハンドリングするものである
。このビークルを用いる保全装置は、炉内機器にアクセ
スする際の位置決めが、軌道上のビークルの走行と言う
単一の自由度によって行われるため精度が良く、しかも
機器の搬出入も能率良く行えるという特徴を持っている
。このように軌道上を走行するビークルを用いる形式の
遠隔保全装置の例がマイスナによる「ビークルコンセプ
ト フォー エヌイーティー インベッセル
インスペクション アンド メインテナンス」(V
EHICLE CONCEPT FOR NET
IN−VESSEL INSPECTION AN
D MAINTENANCE)と題する論文(インタ
ーナショナル アトミック エネルギ エイジェ
ンシイによる1989年2月22−24日のカールスル
ーエにおける学会に関する会報)に記載されている。
ス内で90°にわたって展開される2つのブーム状のレ
ールを互いに対向するメインテナンスポートから挿入し
、各軌道の先端を結合し、これによりトーラス状スペー
ス内の180°にわたるビークル案内用の軌道を形成す
る。この各ブーム状のレールはそれぞれの端部を順に関
節結合した3つの湾曲リンク部材を備える。この論文中
には詳細には説明されていないが、これらの各リンク部
材のジョイントはレバー機構により駆動される旨が記載
されており、また、リンク部材内には各ジョイントを駆
動するドライブロッドが図示されている。そして、ビー
クルはこの軌道の半径方向外側を移動する。
ールの両端が支えられているため、上記図35に示す多
関節アームよりも剛性を高めることができる。
するために、円弧状テレスコープ軌道を用いる保全装置
もある。
示す多関節アームを用いる保全装置は、炉の大形化によ
って、多関節アーム10が長大となり、また、ハンドリ
ングの対象となる機器の重量も増してきたため、その先
端を精度よく位置決めすることが困難であると言う欠点
を持っていた。更に機器の搬出入の度に狭いトーラス状
スペース内で長大な多関節アーム10全体を動作させね
ばならず、作業能率、信頼性の面でも問題があった。
合は、半円状のレールが両端の2点でのみ支持されるた
め、半円の中央付近でビークルが重い機器をハンドリン
グすると、支持点付近のレールの曲げモーメント及びね
じりモーメントが大きくなり、たわみが生じやすくなる
ばかりでなく、各ブーム状レールを形成する湾曲リンク
部材を極めて大きくする必要がある(レール半径520
0mmに対し、高さ1000mm、幅150mm、長さ
2250mm)。したがって、これらの各ブーム状レー
ルの収容に大きなスペースを要する。しかも、レールの
外側に沿ってビークルが移動するため、このレールの中
間部を支持することができない。また、このレール内に
は、レールを屈曲するためのレバー機構やドライブロッ
ド等の複雑な機構が必要であり、容器内での展開動作に
おいては複雑な制御が必要になる。
な駆動機構を内蔵する必要があり、長期に亘るメインテ
ナンス期間中高レベルの放射能環境下に軌道が放置され
ることを考慮すると信頼性の面で問題がある。
道の太さが一定でないために、ビークルを安定的にガイ
ドしながら移動させるのが困難であり、機構や制御が複
雑になる。
業能率及び信頼性に優れ、特にトカマク型核融合装置に
有用な遠隔保全装置を提供することを目的とする。
明のトカマク型核融合装置の遠隔保全装置は、内部のト
ーラス状スペースを半径方向に延びる複数のメインテナ
ンスポートで外部に連通した容器と、この容器の内部に
配置された機器とを備えるトカマク型核融合装置を保全
するための遠隔保全装置であって、互いに枢着された複
数の円弧状リンクから形成され、前記トーラス状スペー
ス内に連続した半円状に延設される軌道と、この軌道に
沿って移動し、前記機器を取扱う少なくとも1のマニピ
ュレータを搭載したビークルと、前記容器の外部に配置
されて前記軌道を収容する軌道収納手段と、この軌道収
納手段に収納された軌道の各リンクを1つのメインテナ
ンスポートから前記スペース内に周方向に沿って順次送
出し、このスペースと同心状に軌道を延設し、この軌道
の最後端のリンクを支持する軌道敷設手段と、前記1つ
のメインテナンスポートに隣接する他のメインテナンス
ポートから挿入されて前記スペース内に延設された軌道
の中間部を支持する軌道支持装置とを備えることを特徴
とするものである。
ボモータを持ち、少なくとも前記軌道の延設・収容動作
およびマニピュレータの取扱い動作を行わせる複数の駆
動機構と、これらの駆動機構の動作位置、動作速度およ
び駆動力を制御するための制御装置とを備え、この制御
装置が前記サーボモータを制御して駆動機構の動作位置
、動作速度および駆動力を制御するサーボモータ制御手
段と、前記サーボモータで駆動される駆動機構の動作位
置および駆動力を検出して動作状態を監視し、この検出
データを出力する動作状態監視手段と、前記サーボモー
タ制御手段を制御するための複数の制御方法を格納し、
前記動作状態監視手段で検出された検出データに基づい
てこの制御方法を切換えて前記駆動機構の位置制御の剛
性を変更する制御則切換手段と、前記動作状態監視手段
からのデータに基づいて前記駆動機構の動作位置、動作
速度および駆動力の修正指令を出力する統括制御手段と
を有することを特徴とする。
タは、前記軌道の軸線と同心状に前記ビークルに一側を
固定され、ビークルが軌道上を移動するときに互いに各
リンクを枢着する関節との干渉を防止する切り欠きを有
する固定リングと、この固定リングの他側にこの固定リ
ングの周方向に沿って移動可能に装着され、一部に切り
欠きを有する可動リングと、この可動リングを固定リン
グに対して移動する駆動装置と、前記可動リングに結合
された多関節マニピュレータとを有することを特徴とす
るものである。
互いに枢着された円弧状リンクから形成される軌道が炉
外の軌道収納手段に収容されている。そして、保全を行
う場合は、軌道敷設手段により軌道収納手段からこの軌
道をトーラス状スペース内に送込む。このため、限られ
たスペースの軌道収納手段内に各円弧状リンクが収納さ
れ、またトーラス状スペース内に軌道を送込むときは軌
道敷設手段により先端の円弧状リンクから順次送込まれ
、狭いポートでも容易に通過する。
各リンクが連続した半円状に延設され、軌道敷設手段で
この最終端のリンクを支持され、中間部が隣接する他の
メインテナンスポートから挿入された軌道支持装置で支
持される。このため、軌道の剛性が高くなり、この上を
沿って移動するビークルの動作が安定する。また装置全
体を小形軽量化することもできる。
これに搭載されたマニピュレータの動作も安定し、機器
を高い作業能率で取扱うことができる。
する円弧状リンクを円弧の内方への回動を阻止し、外方
への回動を許容する複数の関節を有し、これらの各関節
は回動自在なローラをその軸線方向下方に有し、軌道収
納手段は、このローラを案内するガイド溝を有し、この
ガイド溝は各円弧状リンクをその円弧の中心に対して反
対方向に屈曲させた状態で軌道を収容する円形状に延設
される。これにより、軌道をコンパクトな状態として軌
道収納手段に収容することができる。
スの外部で前記1のメインテナンスポートの延長線上に
固定された固設ガイドと、この固設ガイドで案内されて
前記1のメインテナンスポート内を移動可能なスライド
リンクと、このスライドリンクに沿って移動可能で軌道
収納手段からこの1のメインテナンスポートを介してト
ーラス状スペース内に各円弧状リンクを順次送出す軌道
送り台車とを備えるものであってもよい。このスライド
リンクは、上記固設ガイドに沿って駆動される第2スラ
イドリンクと、この第2スライドリンクに沿って駆動さ
れる第1スライドリンクとを有し、この第1スライドリ
ンクは上記軌道送り台車により軌道収納手段から送られ
てきた軌道の各ローラを順次収容し、各円弧状リンクを
上記1のメインテナンスポートに送る案内するガイド溝
を有する。
ースに近接する端部に駆動可能に枢着された支持アーム
を有し、上記軌道送り台車はこれに枢着された旋回リン
クを有し、この旋回リンクは最も最後にトーラス状スペ
ース内に送出される円弧状リンクに上記関節の1つで枢
着され、上記各円弧状リンクがトーラス状スペース内で
連続した円弧状の軌道を形成したときにこの円弧状リン
クを介して軌道を支える。また、上記第1スライドリン
クは上記ガイド溝内でこの溝内に沿って駆動されるロー
ラホルダを有し、このローラホルダは上記軌道の各ロー
ラをガイド溝内で所定ストロークを移動することが好ま
しい。
に装着され、ビークルは軌道の各円弧状リンクをその円
弧に沿って移動可能な駆動手段を有するのが好ましい。
リンクを上記軌道収納手段から第1スライドリンクに送
り、上記ローラホルダはこの旋回リンクに同期してガイ
ド溝内を往復動し、上記ビークルの駆動手段はこれら旋
回リンクとローラホルダとに同期して駆動される。
が連続する円弧を形成した状態でこれらの互いに隣接す
る円弧状リンクを枢動不能にロックする複数の機械的ロ
ック機構を有し、上記ビークルはこの機械的ロック機構
を作動する作動手段を有する。この機械的ロック機構は
、互いに隣接する円弧状リンクのうちの一方の円弧状リ
ンクの一端に枢着された支持軸を持つフック部材と、こ
の一端に対向する他方の円弧状リンクの端部に形成した
ピン部材とを有し、上記支持軸は上記一方の円弧状リン
クの内方に突出する突起を有し、上記ビークルの作動手
段はこの突起に噛合う凹部を有するのが好ましい。
ス内で上記隣接するメインテナンスポートに近接する円
弧状リンクの外周面に形成された突起を有し、上記軌道
支持装置は、トーラス状スペースの外部に配置された基
台と、この基台に沿って上記隣接するポート内を前後進
可能なスライドリンクと、このスライドリンクが前進さ
れたときに上記軌道に近接する先端部とを有し、この先
端に設けられ、上記軌道の突起を強固に把持可能な一対
の把持部材とを有する。
ーラス状スペース内に延設される間、トーラス状スペー
ス内をこ周方向に移動される軌道の各円弧状リンクの下
面を支えるガイドローラを有し、このガイドローラは各
円弧状リンクを支える位置と、円弧状リンクから離隔す
る位置との間を選択的に駆動されるのが好ましい。
インテナンスポートを介して上記機器をトーラス状スペ
ースの内部から外部に送出しかつ外部から内部に搬入可
能な機器搬出入装置を配置することにより、上記機器の
搬出入を容易に行うことができる。
外し可能に搭載する場合には、上記機器搬出入装置でこ
の他のマニピュレータを搬送することが好ましい。
通路と、この軌道に対して移動するときにこの軌道の各
関節及び上記一対の把持部材で把持された突起との干渉
を回避するための開口と、それぞれ上記軌道の外面上を
転動する複数の車輪とを有するフレームとを設けること
により、ビークルはトーラス状スペース内に延設された
軌道の全長にわたって移動することができる。ビークル
の駆動手段を、サーボモータとこのサーボモータで駆動
される弧状リンクはその内周面に上記ピニオンギヤに噛
合うラックギヤとで形成することにより、ビークルは軌
道に沿って容易に目的位置に移動することができる。
供給しかつ外部の制御装置とビークルとの間に信号を伝
達するケーブル手段をビークルに接続するため、ケーブ
ル手段を巻取りかつ送出すケーブルドラムをトーラス状
スペースの外部に配置し、軌道送り台車上には旋回自在
に装着されて上記旋回リンクの位置に応じた方向に沿っ
てケーブル手段を移動するドライブローラと、上記各関
節に搭載されてケーブル手段を出入れ自在の複数のケー
ブルサポートとを設けることが好ましい。
された円弧状リンクをトーラス状スペース内に最後に送
出した後、上記1のメインテナンスポートに対向するメ
インテナンスポートからトーラス状スペース内に上記軌
道と共に連続した円を形成するように延設された他の軌
道の先端の円弧状リンクの先端部を強固に支持する場合
には、トーラス状スペース内に極めて強固な円形の軌道
が形成される。
双方に沿って移動される。
このアームを軌道に直行する面内で揺動する駆動機構と
を持つマニピュレータを搭載することにより、容器内の
種々の位置に配置された大重量の機器でも容易に取扱う
ことができる。
と、互いに関連しつつ作動する各駆動機構の動作に応じ
て制御方法が切換えられ、複数の駆動機構を安定して制
御することができる。
搭載した遠隔保全装置の場合については、この多関節マ
ニピュテータが、上記可動リングに対して軸線方向に摺
動可能なスライドアームと、上記機器を直接取扱うツー
ルと、このスライドアームとツールとを接続する複数の
アーム及び関節とを有し、このツールは少なくとも6自
由度を有するのが好ましい。
動リングに対して一定の比率で駆動力を伝達するギヤ列
を有する。
ュレータをを搭載してもよい。
ニピュレータを搭載することもできる。
を示す。
マク型核融合装置1の炉内機器を保全するために形成さ
れたものであり、このようなトカマク型核融合装置は一
般にトーラス状のスペース2を形成する容器と、このト
ーラス状スペースを形成する容器の周部に配置されたキ
ャスク8と、このキャスク8をトーラス状スペース2に
連通する4つのメインテナンスポート9とを備えている
(図34)。
のようなメインテナンスポート9のいずれか1を通して
トーラス状スペース状容器内に挿入される。この遠隔保
全装置は、互いに枢着された複数の円弧状リンクからな
る軌道100と、マニピュレータ330を搭載して軌道
100上を走行するビークル300とを備える。この軌
道100は、遠隔保全装置が使用されないときに、キャ
スク8内に配設された軌道収納ガイド206に収容され
ている。そして、炉内機器の保全が必要となったときに
、トカマク型核融合炉のメインテナンスポート9内をト
ーラス状スペースの中心方向に伸縮して軌道100をキ
ャスク8内のからトーラス状スペース内に送り込み可能
な第1,第2スライドリンク203,204と、このス
ライドリンクの先端に揺動可能に装着されてビークル3
00を着脱自在に保持する支持アーム205とを有する
軌道敷設装置200により、軌道100がトーラス状ス
ペース内に延設される。したがって、これらの軌道収納
ガイド206および軌道敷設装置200も遠隔保全装置
を形成するものである。
軌道100は、軌道収容ガイド206から第1,第2ス
ライドリンク203,204に沿って移動され、核融合
炉のトーラス状スペース内に半周すなわち180°にわ
たって敷設され、隣接する1または他の複数のメインテ
ナンスポート9から挿入される1または複数の軌道支持
装置250により強固に支持される。
敷設装置200を用いてトーラス状スペースの全周36
0°にわたる軌道100を敷設することもでき、あるい
は、1組の軌道敷設装置200を用いてトーラス状スペ
ースの半周にのみ軌道100を敷設することもできる。 いずれの場合も、軌道100は同様に敷設され、ビーク
ル300により同様に保全作業を行うことができる。
の軌道100が、キャスク内に収納されている状態、(
2)メインテナンスポート9内を移動する状態、(3)
トーラス状スペース2内を移動するる状態、(4)トー
ラス状スペース2内に展開されて軌道支持装置250に
よって支持される状態、(5)ビークル300が軌道1
00に沿って移動し、ビークル300に備えたマニピュ
レータ330でダイバータ6の交換作業を行う状態、及
び(6)展開された装置全体をキャスクに収納する場合
にしたがって説明する。なお、図1では上記の(4)の
状態を示している。
ンテナンス用マニピュレータ360(後述する)による
作動状態、(8)ビークル300に接続されるケーブル
の引回し方法についても説明する。
2は軌道100がキャスク内に収納されている状態を上
方から示す。
ある複数の円弧状リンク101と、互いに隣接するリン
ク101を回動自在に接続する関節102とから成って
いる。この関節102を中心として、リンク101は図
2のように円弧の外側方向に屈曲できるが、内側方向に
は隣接するリンク101が連続的な円弧をなす位置まで
しか屈曲できないようになっている。各リンク101は
円弧の半径を4500mmとしたときに、幅250mm
、高さ500mmに形成することができる。この場合は
、各リンク101は肉厚20mmの好適な材料により中
空構造に形成される。
に付した記号a、b、c、d、e、fは軌道100の先
端から順次付けたものである。
回リンク201が関節102fを介して取付けられてお
り、この旋回リンク201は軌道敷設装置200の一部
である軌道送り台車202の上面に回動自在に支持され
ている。この軌道送り台車202には上記旋回リンク2
01を旋回する駆動手段(図示せず)と、軌道送り用の
第1スライドリンク203およびその下側(図2におい
て第1スライドリンク203の陰になっている)の第2
スライドリンク204(図1)に対してスライド可能に
支持されるとともにそれぞれのスライドリンク203、
204を相互に移動するための走行駆動機構(図示せず
)とを備えている。
ほぼ同心の位置にある軸を中心として軌道敷設装置20
0の第1スライドリンク203に対して回動自在に支持
されるとともに、図示しない駆動手段によりスライドリ
ンク203に対して回動される。この支持アーム205
の先端には図示しないビークル保持機構により着脱自在
にビークル300が取付けられている。
ドリンク203の延長線上はメインテナンスポート9が
配置されている。
には関節102と同軸状に回動自在に支持された関節ロ
ーラ103が取付けられている。この関節ローラ103
は円弧状の軌道収納ガイド206(図2)に設けられた
案内溝内を案内され、円弧の半径方向の動きが拘束され
る。また、リンク101の下面は軌道収納ガイド206
の上面にスライド可能に支持される。軌道100の先端
のリンク101aの先端部は軌道100を走行するビー
クル300内に保持されている。なお、符号401はビ
ークル300に動力エネルギを供給し、更にビークル3
00と外部の制御装置との間で信号を授受するための後
述するケーブルを案内するためのケーブルサポートであ
る。このケーブルサポート401は支持軸406により
関節102に対して回動自在な略U字状のケーブル受け
405を有し、このU字の開口部は力を加えることによ
り開かれるレバー404で閉じられている。このケーブ
ル受け405にはケーブルの損傷を防止するために3つ
のローラ405Aが装着されている。
内側にはラックギヤ104が取付けられており、ビーク
ル300にはこれに噛み合うピニオンギヤ301と例え
ばサーボモータ及び減速機である駆動手段302とが備
えられている。
置した軌道敷設装置200を横から見たようすを示して
いる。第1スライドリンク203は、その下側の第2ス
ライドリンク204に対して長手方向にスライド可能に
支持されるとともに、図示しない駆動手段により駆動さ
れ、第2スライドリンク204も同様に固設ガイド20
7に対して長手方向にスライド可能に設けられるととも
にその駆動手段(図示せず)を備えている。さらに第2
スライドリンク204の前方の下面にはボギー構造をな
す複数のローラ208を備えており、メインテナンスポ
ート9内に進入したときに、その床面上を案内されるよ
うになっている。
6は軌道100の先端が第1スライドリンク203とと
もにメインテナンスポート9内をトーラス状スペース2
の中心の方向に移動している状態を示している。図6に
おいて、第1スライドリンク203が第2スライドリン
ク204の上をスライドしながらメインテナンスポート
9内に進入し、同時に、旋回リンク201が軌道送り台
車202の旋回軸まわりに旋回駆動される。この時軌道
送り台車202の本体は固設ガイド207に対して静止
しているが、第1スライドリンク203に対する走行駆
動手段は動作している。
方のリンクから順次第1スライドリンク203の上に移
動するとともに、前記関節ローラ103が第1スライド
リンク203の上面に設けられたガイド溝209内に進
入する。
ンク203は第2スライドリンク204上を所定の距離
だけ移動した後、第2スライドリンク204が固設ガイ
ド207上を所定の距離だけ移動する。やがて、軌道1
00は軌道収納ガイド206から出て、その6個の関節
102全てが2つのスライドリンク203、204の上
で長手方向に直線状に並び、第2スライドリンク204
の後端部に軌道送り台車202が付いた状態になる。
機構を停止させ、第2スライドリンク204と軌道送り
台車202とを同時に固設ガイド207上を移動させる
。すると、先端のビークル300はトーラス状スペース
2内に進入する。ビークル300や支持アーム205が
トーラス状スペースの壁面と干渉しないよう第2スライ
ドリンク204のスライド移動と、支持アーム205の
回転とを所定の速度で同期させながらおこない、先端の
リンク101aの円弧の中心とトーラス状スペースの中
心Oとがほぼ一致する位置で停止させる。その時の状態
を図7に示す。
軸と先端のリンク101aの関節102aの回転軸とは
ほぼ一致させているので、支持アーム205の回転に伴
なって、リンク101aはスムーズに屈曲する。
、図8を用いて前記第1スライドリンク203のガイド
溝209中で関節ローラ103(図3)をスライド駆動
する手段について説明する。図8は図7から軌道100
を取除いて描いたものである。このスライドリンク20
3のガイド溝209内には、円筒の側面の一部を切欠い
た様な開口部を持ち、関節ローラ103をガイド溝20
9の幅方向及び、上下方向に拘束しながらガイド溝20
9内を移動できる関節ローラホールダ210が配置され
ている。このローラホールダ210は、ガイド溝209
内を所定のストロークAをスライド可能とするリニアガ
イド(図示せず)と駆動手段(図示せず)とによりガイ
ド溝209内を移動され、さらにこのローラホールダ自
体は、このローラホールダを回動可能に支持手段(図示
せず)とその駆動手段(図示せず)とにより、このガイ
ド溝209内で回転される。
節ローラホールダ210により軌道100をトーラス状
スペース2内に展開する動作について説明する。まず、
図7の状態において、関節ローラホールダ210は上記
の開口部をトーラス状スペース2の中心の方に向けて関
節102bの下部の関節ローラ103bを保持している
。また、前述のようにビークル300は支持アーム20
5に固定されている。この状態でビークル300の前記
の走行駆動手段を駆動し、リンク101aをビークル3
00を介して送り出しながら関節ローラホールダ210
を所定の量だけトーラス状スペースの中心の方向に移動
させるとともに、軌道100の基端部の軌道送り台車2
02を第2スライドリンク204に沿って同じ量だけス
ライドさせる。これにより、第1及び第2スライドリン
ク上の軌道100全体がトーラス状スペースの中心方向
に移動し、関節102aがビークル300の後端部に至
ったところで移動を停止する。
スク8の方へ僅かに移動し、関節ローラ103bから離
れた後、180°回転させて開口部をキャスク8の方へ
向け移動させ、次の関節ローラ102cに設けられた関
節ローラ103cをその内部に収容させる。
03cを保持したまま関節ローラホールダ210を回転
させ、開口部を再びトーラス状スペース2の中心方向に
向ける。
手段を停止させたまま、関節ローラホールダ210をト
ーラス状スペース2の中心方向へスライドさせ、同時に
軌道送り台車202を第2スライドリンク204に沿っ
て同じ量スライドさせると、軌道全体がトーラス状スペ
ース2の中心方向に移動し、リンク101bは関節10
2aのまわりに回転し、図10の状態を経て図11の状
態に至る。この時、リンク101aと101bとは連続
的な円弧をなす状態となっており、その中心はトーラス
状スペース2の中心Oとほぼ一致している。
連続的な円弧状になった時に関節をロックさせる手段と
その作用について説明する。
部にはフック105が内蔵されており、その支持軸10
6はリンク101の円弧の半径方向に向いており、揺動
自在に支持されている。上記支持軸106の端部のうち
リンク101の円弧の内側に面した部分には、マイナス
ドライバの先端のような突起107が形成されており、
フック105が隣接するリンク101に内蔵されたピン
108に掛かっている時及び外れている時には上記突起
107の向きはリンク101の円周方向と一致するよう
になっている。
のようにマイナスネジの頭部状をなす溝303aを形成
した作動部材303が回転自在に支持されている。この
作動部材303の駆動機構304が図11に示すように
ビークル300の端部に設けられている。また、この溝
303aはリンク101が図11の位置にある時に上記
の突起107とかみ合うように構成されている。
300に設けた上記の溝303aを180°回転駆動し
、フック105をピン108に掛けることにより、リン
ク101a,101bが強固に固定され、これらのリン
クは互いに回転することができなくなる。
回転させてその開口部をキャスク8の方に向け、ビーク
ル300の走行手段によりリンク101aを送出する。 それと同時に関節ローラホールダ210をキャスク8の
方へ所定量移動させるとともに、軌道送り台車202も
同じ量だけキャスク8の方へ移動させる。やがて、関節
102bが支持アーム205の回転軸の位置に至ったと
ころで関節ローラホールダ210を180°回転させる
と図13の状態になり、最初に軌道の先端部がトーラス
状スペース2内に進入した図7の状態と同様になる。
ナンスポート9内の軌道100を連続する円弧状にロッ
クした状態でトーラス状スペース2内に展開することが
できる。
置によって支持される状態 図1は先にも述べた如く、展開された軌道100が支持
装置250によって支持された状態を示す。
装置250は炉外に設けられた基台251と、この基台
に沿ってトーラス状スペース2の半径方向に摺動可能な
第1スライドリンク252a及びこの第1スライドリン
クに沿って摺動可能な第2スライドリンク252bから
なる2段階にスライド可能なスライドリンク252と、
図示しない駆動機構と、第2スライドリンク252bの
先端に設けられ駆動装置253により軌道100に近接
する位置と離隔する位置との間を回動するガイドローラ
254と、図示しない駆動機構により開閉する軌道把持
機構255と、スライドリンク252の伸縮方向にこれ
に沿って前後進する搬出入機構256とを備える。
2内に軌道100を展開する際には、軌道支持装置25
0のスライドリンク252を図示しない駆動機構によっ
てメンテナンスポート9を経てトーラス状スペース2内
にその先端を位置決めする。軌道100の展開中におい
ては、ガイドローラ254が軌道100の下面に当接さ
れており、展開を終了した後図示しない駆動機構によっ
て把持機構255が作動して、軌道外周面の関節間に設
けられた突起部分109を把持する。次ぎに、駆動装置
253によって図中二点鎖線によって示されるごとくガ
イドローラ254がビークル300の走行の障害になら
ない位置へと回動することができる。
部を固定する場合について説明する。
軌道敷設装置、対向するメインテナンスポート9(図1
)から挿入されるものを第2の軌道敷設装置と呼ぶと、
第1の軌道敷設装置200で展開される軌道100の先
端のリンクは第2の軌道敷設装置により固定され、第2
の軌道敷設装置で展開される軌道100′の先端リンク
101a′は第1の軌道敷設装置200で固定される。
回リンク201の先端に設けられた図示しない軌道把持
装置が、リンク101fの関節102eのまわりの回転
および軌道送り台車202の移動に伴なって対向する軌
道100′の先端リンク101a′の先端部に移動し、
このリンク101a′の先端部を把持、固定する。その
後、ビークル300により関節102eをロックする。 これにより、軌道100,100′は円形に延設され、
4カ所で強固に支持される。
ない場合、すなわち1組の軌道敷設装置200によりト
ーラス状スペースの半周にのみ軌道100を敷設する場
合(図1)には、この軌道敷設装置200に隣接するメ
インテナンスポート及び対向するメインテナンスポート
からそれぞれ軌道支持装置250を挿入し、これらの2
組の軌道支持装置250により、軌道の先端リンクと中
間のリンクとを支持してもよい(図1には隣接するメイ
ンテナンスポート9から挿入した軌道支持装置250に
より支持する状態を示し、軌道敷設装置200と対向す
るメインテナンスポート9から挿入する軌道支持装置は
簡略にするために図示を省略してある)。この場合も、
軌道100は3カ所で強固に支持される。
で展開され固定される。
うに、ビークル300は先に述べたように、軌道側面に
設けられたラック102と噛み合うピニオン301及び
その駆動機構302(図4)に加え、テレスコープ状に
伸縮し、軌道100と直交する面内を揺動するアーム3
31とそれら駆動機構とから成るマニピュレータ330
と、軌道100のロック機構を作動させる駆動機構30
4などによって構成されている。
を持つフレーム305の内側には複数の車輪306がそ
れぞれ軌道100の上下面及び側面に当接して回転する
ように軸支されており、チャンネルの開口部は軌道10
0の関節102が通過できるようになっている。また、
既に述べたように軌道100の内径側面に設けられたラ
ック104と噛み合うピニオン301(図4)は駆動機
構302によって駆動される。また、このフレーム30
5のトーラス状スペース内径側には図示しない駆動機構
によって伸縮し、且つ先端に炉内機器をハンドリングす
るため揺動、回転及び把持の自由度を有するエンドイフ
ェクタ333を備えたテレスコープ状アーム331が軌
道100と直交する面内を揺動自在に支持されており、
伸縮形アクチュエータ332によって揺動駆動される。 フレーム305の後端部には先に述べた軌道関節102
のロック機構の駆動機構304が設けられている。
支持アーム205に設けられたビークル保持機構のため
の突起が設けられている。
の作用を、炉内機器の一つであるダイバータの交換作業
を例にとって説明する。前記(1)から(4)の手順に
よってトーラス状スペース2内に軌道100を展開、固
定した後、支持アーム205のビークル保持機構が解除
される。ビークル300はピニオン301を駆動するこ
とによって軌道100に沿って移動することができる。 そして交換対象のダイバータ6の上空に到達すると、走
行を停止し、図18に示すように、テレスコープ状のア
ーム331を伸縮、揺動させ、またそれ自身が持つ自由
度の動作により、エンドイフェクタ333をダイバータ
把持の位置へと位置決めする。
イバータ6を把持し、図18中のa、b、cに示す動作
を経てダイバータ6を吊り上げる。更に、ビークル30
0を軌道100に沿って移動させ、軌道支持装置250
が挿入されているメインテナンスポートの正面へと到達
する(図14の状態)。ここにおいて、アーム331を
揺動及び伸縮させて、図18のdに示す位置にダイバー
タ6を引き上げる。次にメインテナンスポートより炉内
機器搬出入機構256を炉内に挿入する。この搬出入機
構256は炉内機器を搭載しポート床面に対してボギー
構造を備えた複数のローラ257によって支持された台
車と図示しない駆動機構によって構成されており、前進
時には受け台が軌道直下まで到達し、ビークル300と
の間で機器の受渡しを行う。この場合はダイバータ6を
ビークル300より受け取り、後退して炉外の図示しな
いメインテナンスキャスクへとダイバータ6を運搬する
。これらの手順の逆を行うことによって新しいダイバー
タ6を据え付けることももちろんできる。
インテナンスポートや炉内に展開された装置の収納は基
本的に展開と逆の動作により行われる。以下にその手順
を説明する。なお、対向するメインテナンスポートから
挿入される軌道敷設装置についてもほぼ同時に同様の手
順が行われる。
し、ビークル保持機構 によりビークル300を支持アーム205に固定する。 この時マニピュレータ330は収縮させて所定の姿勢に
しておく(図16)。
進させて、軌道100を支持するとともに、軌道外周の
突出部分109の把持を解除する(図15)。
ックを解除する(図16)。
第2軌道敷設装置の先端リンク101a′の把持を解除
し、対向ポートから挿入された第2軌道敷設装置による
第1軌道敷設装置200の先端のリンクの把持も解除す
る(図16)。
せながら、旋回リンク201を所定量回転させ、軌道1
00の最終端のリンク101fを所定の角度屈曲させる
(図16の鎖線)。
節102のロックが解除できる位置までリンク101を
引き込み、これに同期して、軌道送り台車202も動作
させる(図13)。
る(図12)。
クの方へ移動させながら関節ローラホールダ210を作
動させ、ロックを解除した関節のリンクを所定の角度だ
け屈曲させる(図11)。
が解除できる位置まで軌道を引き込むとともに、これに
同期して軌道送り台車202および関節ローラホールダ
210も所定の動作を行なう(図9及び図10)。
0の関節102をメインテナンスポート9内に直線状に
並べる(図7)。
支持アーム205を所定の角度回転させ、ビークル30
0をメインテナンスポート内に進入させる。
台車202をキャスク8内で収納されていた位置に戻す
と共に、旋回リンク201の先端の関節101fを軌道
収納ガイド206に沿って移動させ、軌道100を収納
する(図6)。
ら旋回リンク201を所定量回転させて、軌道100と
第1スライドリンク203およびビークル300をキャ
スクの中に収納する(図2)。
同期動作を行うためには、各駆動機構のサーボモータの
回転角度を時間とともに所定の角度となるように位置制
御することが通常行われている。しかし、一般に機械に
はバックラッシュやたわみ、寸法のばらつきや摩擦力の
ばらつき等があり、あらかじめ定められた目標の位置と
実際の機械の位置がずれてしまうことがある。位置がず
れると位置制御ループ内での位置偏差が増大し、目標位
置に戻そうとする復元力が発生する。前記のように、円
弧状リンクのトーラス状スペース2内への送り込み動作
等においては、拘束される方向が異なるため、位置がず
れると拘束される部分での摩擦が増大する。ここで強い
復元力が動くと摩擦がさらに増大し、いわゆるくさび効
果により機械がこじれた状態になって動かなくなったり
過大な応力が発生したりする虞れがある。また、軌道1
00が把持されることによる固定の時に位置ずれがある
と、把持によって機械の位置が変化する時に反力が生じ
、機械の内部に過大な応力が発生する心配がある。
段により駆動される駆動機構の目的位置と実際の位置に
誤差があっても駆動機構がこじれて動けない状態になっ
たり、過大な応力が発生したりすることがなく、信頼性
の高い制御装置が設けられる。
するための制御装置の実施例の全体を示すブロック図で
ある。本図において、500は統括制御手段であり、上
述の軌道100の展開や収納、マニピュータ330の動
作等の各シーケンス毎に動作指示を行う。510は目標
値発生手段で、上記動作指示に基づいて、所定の動作を
実現するための各駆動軸の位置や駆動力の目標値を作る
。520はサーボモータ制御手段で、上記目標値とサー
ボモータ530に組付けられた回転角検出手段540の
フィードバック信号及び、駆動力の検出信号とに基づき
サーボモータ530を制御する。尚、サーボモータ53
0等に付した記号a,b,c,…は各サーボモータ53
0を識別するためのものである。
タ制御手段520により観測される各サーボモータ53
0の回転角度や速度、駆動力等の状態データを入力し、
動作の異常の有無等を判定し、その結果を統括制御手段
500に伝送する。560は機械位置検出手段で、遠隔
保全装置内の各機構が協調動作をする時の制御対象とな
る機械の相対位置を検出したり、駆動機構の動作限位置
を検出し、この検出信号を上記動作状態監視手段550
に伝送する。
500からの指令に基づき、サーボモータ制御手段52
0で用いる制御方法をあらかじめ用意していたものの中
から選択する。例えば高い剛性の位置制御、低い剛性の
位置制御、カ・トルク制御、サーボオフ、ブレーキオン
・オフ等の制御方法を用意しておく。ここで高い剛性の
位置制御とは、位置決め後の制御対象機械に外力により
変化を与えようとした時に、サーボモータ530の位置
制御によって発生する復元力が大きく、いわゆるサーボ
剛性が高い制御をいい、低い剛性の位置制御とは復元力
が小さいものをいう。
〜11、図13、図15,16及び図18に示す遠隔保
全装置の各作動状態における制御動作を説明する。
ス内に送り出す動作このとき、ビークル300の走行駆
動手段のサーボモータ530mと、関節ローラホールダ
210のスライド駆動用サーボモータ530rhと、軌
道送り台車202のスライド駆動用サーボモータ530
rcは、それぞれのサーボモータ制御手段520rh,
520rcによって位置制御され、同期動作を行ってい
る。
道100の円周方向への円弧状リンク101の送りが機
械の誤差や位置ずれ等により進み過ぎた状態になると、
関節102bの下部の関節ローラ103bとスライドリ
ンク203上面のガイド溝の側面との接触力が増大する
とともに、ビークル300による軌道送りの駆動力が増
大し、その結果、関節ローラ103bとガイド溝の側面
との摩擦力も増え、円弧状リンク101bが滑らかに移
動しなくなって行く。この時ビークル300の軌道送り
を制御しているサーボモータ制御手段520mで検出さ
れる駆動力が所定の範囲を超えていることや、位置偏差
が増大し速度が減少したことが動作状態監視手段550
により検出され、円弧状リンク101bの移動が滑らか
でなくなったことが統括制御手段500に伝送される。 統括制御手段500では目標値発生手段510を介して
関節ローラホールダ210及び軌道送り台車202の目
標移動量を適当量増加させたり、ビークル300の軌道
送り機構を適当量戻したりして、円弧状リンク101b
の移動を正常な状態に戻す。
に進んだ状態を示す。図9においてビークル300の走
行駆動手段を停止させたまま、関節ローラホールダ21
0をトーラス状スペース2の中心方向へスライドさせ、
同時に軌道送り台車202を第2スライドリンク204
に沿って同じ量スライドさせると、スライドリンク20
3,204上の円弧状リンク101全体がトーラス状ス
ペース2の中心方向に移動し、円弧状リンク101bは
関節102aのまわりに回転し、図10の状態を経て図
11の状態に至る。この時、円弧状リンク101aと1
01bとは連続的な円弧をなす状態となっており、その
円弧の中心はトーラス状スペース2の中心とほぼ一致し
ている。このような動作においては、図11に示す状態
より手前の所定の位置まで関節ローラホールダ210と
軌道送り台車202は位置制御により駆動され、その位
置の情報が動作状態監視手段550を介して統括制御手
段500に伝送される。統括制御手段500は制御則切
換手段570を介して関節ローラホールダ210と軌道
送り台車202のサーボモータ制御手段520rh,5
20rfでの制御方法を切換え、駆動力が所定の値以下
になるように抑制しながらこれを駆動する。やがて制御
対象の機械の速度が急に低下し駆動力が増大して図11
の状態になったことが、動作状態監視手段550により
検出される。これに基づき統括制御手段500は制御対
象機械の動作を停止させる。このような制御により機械
の誤差や位置ずれがあっても円弧状リンク101bは確
実に図11の状態に至り、さらに、行き過ぎる状態に強
制的に位置制御されることもないので、円弧状リンク1
01aを支持しているビークル300等の機構にも無理
な力がかからない。さらに円弧状リンク101の関節1
02aをビークル300によりロックした後、ビークル
300の走行駆動機構により円弧状リンク101bを送
り出すとともに、軌道送り台車202をキャスク8の方
向へ同期して移動させる。この時、制御則切換え手段5
70により軌道送り台車202の駆動力を所定の値の以
下に抑制し、低い剛性位置制御を行うと、やがて、関節
102bが支持アーム205の回転軸の位置に至り、図
13の状態になり、図7と同様の状態に戻る。このよう
に制御することにより、制御対象機械の誤差や位置ずれ
があっても軌道送り台車202が過大な力で円弧状リン
ク101をキャスク8の方へ引っ張ることを防止する。
展開する動作軌道100を構成する最後の円弧状リンク
101fが図16の実線で示す状態に至るまで関節10
2eを中心に回転する時における本制御装置の動作につ
いて説明する。
ラス状スペース2の半径方向を向いている状態(図示せ
ず)から円弧状リンク101fの揺動に伴って旋回を始
める時点で、制御則切換え手段570を介して旋回リン
ク201のサーボモータ制御手段520による位置制御
を止め、サーボオフのフリーの状態にする。その後は前
述した円弧状リンク101の送りだしの動作と同様にし
て軌道送り台車202を前進させ、実線で示す状態に関
節102eをロックする。さらに、対向するメンテナン
スポート9から展開されたもう一方の半円の軌道100
′の先端と関節102fを固定する。この時旋回リンク
201はフリーまたは低い剛性の位置制御し、軌道送り
台車202の走行も低い剛性の位置制御として、対向す
る軌道100′との固定時に制御対象の機械に変位が生
じても反力の発生を緩和する。
15に示すように軌道100の展開中においては、ガイ
ドローラ254が軌道100の下面に当接されており、
展開を終了した後図示しない駆動機構によって把持機構
255が作動して、軌道外周面の関節間に設けられた突
起部分109を把持する。このときにおいても旋回リン
ク201や軌道送り台車202の制御をフリーや低い剛
性の位置制御にしておき、軌道支持装置250の軌道把
持機構255が動作する時の反力を緩和する。この時さ
らに、軌道支持装置250のスライドリンク252の制
御も低い剛性の位置制御にしておいてもよい。
定や支持が終了した後は、制御則切換手段570により
、旋回リンク201、軌道送り台車202、スライドリ
ンク252等のように軌道の支持に関わる機能をすべて
高い剛性の位置制御にしたり、ブレーキによりロックし
て、展開された軌道100の剛性を確保する。
持アーム205のビークル保持機構が解除され、ビーク
ル300の走行機構を駆動することによって、ビークル
300は軌道100に沿って移動する。そして交換対象
のダイバータ6の上に到達すると、走行を停止し、図1
8に示すテレスコープ状のアーム331を伸縮、揺動さ
せ、またそれ自身に自由度を持たせた動作より、エンド
イフェクタ333をダイバータ把持の位置へと位置決め
する。次にエンドイフェクター333を作動してダイバ
ータ6を把持する。ダイバータ6を把持するときに、ビ
ークル300の走行機構およびアーム331の揺動、エ
ンドイフェクタ333の自由度の駆動機構は低い剛性位
置制御とし、ダイバータ6の把持に伴う反力を緩和する
。把持が終了し、ダイバータ6を吊り上げた後は高い剛
性の位置制御に切換えて、機械的安定性を高めて搬送す
る。新しいダイバータ6を装着する時にも同様に低い剛
性の位置制御として、装着に伴なう反力を緩和する。
が展開された軌道100を走行し、所定の作業を終了し
た後、ビークル300を支持アーム205のところに戻
すとき、支持アーム205の旋回駆動軸およびスライド
リンク203の駆動軸や軌道送り台車202の位置決め
制御の剛性を下げておく。これにより、軌道と支持アー
ム205にずれが生じていたとしても、相互に過大な力
が作用するのを防止する。
ース2内に展開された軌道100をキャスク8に収納す
る動作は基本的に展開と逆の動作であり、上記に述べた
ように位置制御の剛性を切換えたり、駆動力を監視した
り、抑制しながら動作させる。
る。
置や速度などの変化を検出して動作を監視し、協調する
動作を修正できる構成としたので、制御対象機械の目標
位置と実際の位置に誤差が生じたり、軌道の円弧状リン
クがこじれて動かなくなったり、過大な応力が発生する
のを防止できる。
動作における旋回リンクの駆動軸をフリーとし、従動的
に動けるように設定できるので、(a)項と同様に制御
対象機械がこじれて動かなくなったり、過大な応力が発
生したりするのを防止できる。
る時に、軌道を支持している他の機構の位置制御の剛性
を下げるようにしたので、上記動作に伴う反力を緩和で
き、機構に過大な応力が発生するのを防止できる。
保持できるように位置制御するので軌道の機械的安定性
が確保できる効果がある。
ムの位置制御の剛性を低くできるようにしたので、制御
対象機械の位置に誤差があっても、過大な反力が発生す
るのを防止できる。また搬送の時には高い剛性に切換え
るので動作の安定性が確保できる。
して過大な応力の発生を防止できる。
の検出をサーボモータ制御手段で行っていたが、更に駆
動機構内に力やトルクのセンサを設けてもよい。また先
の実施例で述べた以外にも同期動作や協調動作があるが
、それらの動作においても以上に述べた実施例のように
制御装置を作用させれば同様の効果があることはもちろ
んである。
ル300にアーマタイルのメインテナンス用マニピュレ
ータを装着することができる。
ュレータがビークルに装着されて作動する状態図20は
上記マニピュレータ360を折りたたんで上下方向に移
動できる昇降台361に搭載している状態を示すもので
、上記昇降台361は、図示しない前後進機構により軌
道支持装置250の挿入されているポート内を移動し、
軌道100の直下に位置決めされる。
の外接面より大きい円環を略1/4切欠いた形状をなす
2つのリング362,363から成り、それらは互いに
円環の中心まわりにスライド可能に支持されるとともに
、駆動機構を備えており、その駆動源及び制御信号は図
示しないコネクタを経て昇降台361と接続されている
。一方のスライドリング362にはビークル300が機
械的に固定できるとともに、信号線や電源線が接続でき
る図示しない接続機構が備えられており、もう一方のス
ライドリング363はマニピュレータ360のスライド
アーム364をスライド可能に支持するとともに図示し
ない駆動装置を備えている。
位置決めされた昇降台361(図20)を上昇させ、軌
道100がスライドリング362,363の切欠部を経
てこれらのリングの内側に入り、軌道100の中心とリ
ング362,363の回転中心とが一致する位置で停止
させる。その後、スライドリング362を回転させ、切
欠部と軌道100の関節102のある位置とが合う位置
で停止させる。ここでビークル300をスライドリング
362の方に走行駆動し、接続機構によりビークル30
0と接続する。
ニピュレータ360と昇降台361とのコネクタを外し
、昇降台361をトーラス状スペース2から後退させる
。その後、ビークル300を走行させながらマニピュレ
ータ360をトーラス状スペース2内で動作させ、トー
ラス状スペース2内の壁面の任意の位置に位置決めし、
アーマタイル7のメインテナンスを行なう。
102を通過する時には可動側のスライドリング363
の位置を図21のように固定側と同一にし、関節102
との干渉を回避する。
ル300に搭載したにはマニピュレータ360について
説明する。図23及び図24はそれぞれ図22のB−B
線及びC−C線に沿う図である。
300に搭載されたマニピュレータ360は一部に切欠
部を有するリング362がビークル300の先端に着脱
自在に固定されている。この固定リング362には周方
向にガイド溝369が設けられており、その切欠部両端
のブロック368には各々ローラ370a,370bが
回動自在に取付けられ、固定リング362と同様に一部
に切欠部を有するスライドリング363に設けられたガ
イド溝369内に転動可能に挿入されている。
との間には、減速機371を介して駆動モータ372が
取付けられたギアケース373が設けられている。この
ギアケース373はその両側面に固定リング362およ
びスライドリング363のガイド溝369,369に案
内されて転動する複数のローラ370c,370dを持
っている。また、減速機371の出力軸には傘歯車37
4,375と噛合する傘歯車376が取付けられており
、傘歯車374に取付けられた軸379は軸受378を
介し、また傘歯車375に取付けられた軸377は軸受
380を介してギアケース373に各々回転自在に支持
されている。さらに、各々の軸377,379の他端に
は固定リング362の外周に支持された平歯車382お
よびスライドリング363の外周に支持された平歯車3
81と噛合する平歯車384,383が取付けられてい
る。
図28に示すようにマニピュレータ360のスライドア
ーム364の固定部364aが取付けられている。この
マニピュレータ360のスライドアーム364の先端に
は、図29に示すようにスライドアーム364の軸線を
中心として回動する関節R1、これと直交する軸回りに
第1アーム365を揺動する関節S1、これと平行な軸
回りに第2アーム366を揺動する関節S2が設けられ
、さらに第2アーム366の軸を中心として回転する関
節R2、これと直交する軸回りの揺動関節S3、ツール
390の回転関節R3の3自由度を備えた手首機構36
7が設けられており、各々図示しない駆動機構を備えて
いる。
ビークル300を備える遠隔保全装置の作用について述
べる。
3に取付けられたマニピュレータ360は、固定リング
362とスライドリング363とが重なり合う状態では
、これらのリングの切り欠き部が軌道100の関節10
2や軌道支持装置250の支持部と干渉することなく、
ビークル300がこれらを通過して走行することができ
る。
う際は、まずビークル300を軌道100上を走行させ
て関節102や軌道支持装置250のない所定の位置へ
位置決めする。次に駆動モータ372を駆動してスライ
ドリング363を所定の角度に回転し、マニピュレータ
360のスライドアーム364の方向を決める。
駆動モータ372を回転すると減速機371を介して傘
歯車376が回転し、これと噛合う傘歯車374,37
5を介して軸377,379は各々反対方向に回転し、
平歯車383,381および384,382の噛合によ
って、固定リング362に対するギアケース373と、
ギアケース373に対するスライドリング363は相対
的に同一方向に、各々噛合う平歯車383,381およ
び384,382の歯数比に応じた角度分αおよびβの
揺動を行ない、結果として固定リング362に対してス
ライドリング363はα+βだけ揺動したことになる。 しかもこのとき固定リング362に対しマニピュレータ
360の基部を持つスライドリング363は少なくとも
マニピュレータ360の基部を挟む2箇所においてガイ
ド溝368,369に案内されたローラ370a,37
0b,370c,370dを介して支持されている。従
って、平歯車383と381および384と382の歯
数比を適切に選ぶことによって、マニピュレータスライ
ドアーム364の方向を軌道100の回りに360度任
意に向け、しかもマニピュレータ360の基部を強固に
支持することができる。
けられた第一壁7にアクセスするため、マニピュレータ
360の各関節を図示しない駆動手段によって駆動し、
マニピュレータ360の姿勢を変化させる。この時マニ
ピュレータ360は、軌道100の軸線を中心とする回
転及び伸縮と、スライドアーム364の軸線を中心とす
る回転と、第1アーム365の揺動と、第2アーム36
6の揺動と、手首367の3自由度の8自由度、さらに
ビークル300の走行も含めて合計9自由度を備えてい
るため、炉内面の任意の第一壁7にアクセスできる姿勢
が何通りか取れる。
は軌道100が軌道支持装置250に支持される位置、
即ちマニピュレータ360のスライドアーム364の方
向決め動作が制限を受ける位置の断面にある第一壁7に
対しても、その近傍にビークル300を位置決めするこ
とによってマニピュレータ360の手先をアクセスさせ
ることができる。
たトカマク型核融合炉の遠隔保全装置にあっては、次の
ような効果を得ることができる。
の固定リング362と同形状のスライドリング363、
その両者と相対運動を行なう駆動手段によって構成した
ことにより、軌道100および軌道の関節102、軌道
支持装置250等と干渉せずにビークル300の軌道1
00上の走行を可能とし、これらがない位置での軌道回
りの全方向へのマニピュレータ360の動作が可能とな
る。
2により駆動される2系列の歯車列を用いて固定リング
362とギアケース373間、ギアケース373とスラ
イドリング363間の動作が個別に行われるので、歯数
比の選定により固定リング362、スライドリング36
3とギアケース373の相対位置を、相互の支持が最も
強固になる配置とすることができる。
とを同一形状とし、一部に切欠部を有する円環状とした
ので、軌道敷設後のビークル300への着脱が可能であ
る。
の回転、伸縮、スライドアーム回りの回転、第1アーム
365の揺動、第2アーム366の揺動、手首3軸の計
8自由度としたことにより、縦長D断面の炉内面の全域
にアクセス可能であり、しかも軌道関節、軌道支持装置
250との干渉によって軌道回りの回転が制約を受けて
もその冗長性によって、他の位置から希望箇所へのアク
セスを行なうことができる。
をビークル300に軌道100上にて着脱したが、予め
ビークル300に搭載しておいてもよい。また、図30
は変形例によるビークル300′を示す。
ピュレータ360が両端部に予め搭載されている。この
場合には2つのマニピュレータ360により互いに協働
して効率よく作業を行うことができる。また、一方のマ
ニピュレータ360にカメラ等の監視装置を取付けるこ
ともできる。
20〜22及び図28に示すようにダイバータ交換用の
マニピュレータ330とアーマタイル交換用のマニピュ
レータ360とを備えたビークル300、あるいは、図
30に示すように、アーマタイル交換用マニピュレータ
360のみを2本備えたビークル300′を保全作業の
内容に応じて準備することができる。
設装置を使用してトーラス状スペースの全周に軌道を敷
設する場合は、両軌道敷設装置のそれぞれ±180°の
範囲で移動できるビークルを使用することができる。こ
の場合は、これらの各軌道敷設装置のビークルを作業内
容に応じてその組合わせを種々選択することができる。 また、このように2台のビークルを使用する場合は、一
方のビークルが故障しても他方のビークルを救援用に使
用できる。
備え、かつ移動する機構として、主なものに第1、第2
スライドリンク203、204、送り台車202、ビー
クル300(上記変形例のビークル300′も同様)が
ある。それら軌道の機構にはケーブルが接続され、移動
に伴ない引き回される。ここではビークル300に接続
されるケーブルの引き回し方法について説明する。
ている状態でのケーブル400の収納状態を示すもので
あり、ビークル300に接続されたケーブル400はリ
ンク101に沿って関節102毎に設けられた後述する
ケーブルサポート401に支持され、リンク101の最
終端で旋回リンク201の上を通り、軌道送り台車20
2上で、ケーブル400の送り出し駆動手段(図示せず
)を備えたケーブル送りローラ402を経て、図示しな
い巻取駆動機構を備えたケーブルドラム403に巻き取
られ、さらに図示しない制御装置に接続されている。
401の構成を図3に基づいて説明する。通常閉じてい
て押されると開く開閉自在のレバー404が組付けられ
るとともに、内側の下面及び側面にローラ405Aが組
付けられたケーブル受け405が支持軸406まわりに
回動自在に支持され、更に支持軸406は関節102の
軸まわりに揺動自在に支持されているとともに、リンク
101が屈曲しても常に関節102の両側のリンク10
1で挟まれる角のほぼ中央に位置するように図示しない
リミッタ機構を備えている。
びビークル300の移動に伴なうケーブル400の引き
回しの状態について説明する。軌道100の先端がメイ
ンテナンスポート9内でトーラス状スペース2の中心に
向かって進入する時には、ケーブル400は軌道100
と一体になって移動する。
態に至り、第2スライドリンク204と軌道送り台車2
02が一体となってメインテナンスポート9内を移動し
た後、トーラス状スペース2内で支持アーム205が回
転し、所定の位置で停止させるまでの状態においては、
ケーブル400は、ケーブルドラム403から順次送り
出される。
展開される動作において、軌道のリンク101が、ビー
クル300の後端部にある関節102のまわりに回転す
る時には、ケーブル400はケーブル送りローラ402
及びケーブルドラム403によってトーラス状スペース
の中心方向に送り出され、図32に示す状態になる。
には、ケーブル400はケーブル送りローラ402及び
ケーブルドラム403によって、キャスクの方へ引き込
まれ、図33のようになる。また、関節102がビーク
ル300に接近するとケーブルサポート401のレバー
404がビークル300の図示しない突出部によって開
けられ、ケーブル400はケーブルサポート401から
外れ、軌道100だけが送り出される。
100の先端に向かって移動する状態においては、ケー
ブル400はケーブル送りローラ402及びケーブルド
ラム403によって送り出され、また、ビークル300
が関節102を通過する時にはケーブルサポート401
のレバー404を図示しないビークル300の突出部に
より開け、ケーブル400はケーブル受け405の内側
に載せられ、ローラ405Aによって滑らかにガイドさ
れる。
向かって移動する状態においては、ケーブル400はケ
ーブル送りローラ402及びケーブルドラム403によ
って引き込まれ、ビークル300が関節102を通過す
る時にはケーブルサポート401のレバー404が開け
られ、ケーブル400はケーブルサポート401から外
される。
み説明したが、ビークル300′についても同様なこと
は明らかである。
以下の効果が得られる。
0を円弧の外側方向に屈曲させて収納し、また第1およ
び第2スライドリンク203、204を2段重ねた状態
で収納する構成としたので、限られたスペースのキャス
クに装置全体を収納できるとともに、狭いポートを通過
させることができる。
弧となる位置までしか屈曲できないように関節102を
構成したので、複雑な制御をおこなわなくても容易に円
弧状の軌道を得ることができる。
ークル300には軌道の先端のリンクが支持されている
ので、トーラス状スペース内で支持アーム205を所定
の角度に位置決めすることにより容易に軌道100を所
望の位置に展開できる。
ル300を軌道に沿って走行させることだけでなく、ビ
ークル300を支持アーム205に固定することにより
、軌道100の送り出しも可能としたので、機構が簡単
になる効果がある。
弧状となった時に関節102をロックするので、軌道1
00の剛性と強度を確保することができる。また、ロッ
ク機構はビークル300側に設けた駆動装置により動作
させるので、関節の機構を簡単なものにできる効果があ
る。さらに、上記駆動装置が作用するフックの支持軸部
をマイナスドライバのように構成したので、ロックをか
けたり外したりした後に退避動作などの特別な動作をす
ることなしにそのまま軌道を送り出すことができ、機構
が簡素になる効果がある。
10や軌道送り台車202で移動させることにより、軌
道100のリンク101を屈曲させる構成としたので、
関節102に屈曲のための駆動機構を設ける必要がなく
、関節102の機構を簡単にすることができる効果があ
る。
に、軌道支持装置250のガイドローラ254により軌
道の下面を支持する構造としたので、展開時の動作が安
定になるとともに、軌道100の送り出しの位置精度が
確保できる効果がある。
た後に側面のポートの軌道支持装置250で軌道を把持
固定するとともに、対向ポートにおいても軌道の先端を
把持固定する構成としたので、軌道の剛性を高めること
ができるとともに安定した動作が可能となり装置を小形
、軽量化できる。
開された軌道全体を揺動させる必要がないので、安定し
た状態で動作できる。
クル300が走行する構成としたので、作業能率が向上
する。
持つ構造となっているので、走行時に関節102や軌道
支持装置250と干渉せず走行動作が単純になり、また
、軌道支持装置250を退避させる必要もないので軌道
の剛性も損なわない効果がある。
レスコープ形としたので、小さく収納してメインテナン
スポート内を移動でき、しかも、大きなストロークが確
保できる効果がある。
わりに揺動駆動されるので、所定の動作領域の中の任意
の位置にエンドイフェクタを位置決めできる。
を側面のポートから挿入し、ビークルに装着する構成と
したので、ビークルの走行機構や軌道の敷設機構がその
まま使用でき機構が簡単になる効果がある。また、ダイ
バータのメインテナンス作業とアーマタイルのメインテ
ナンス作業の切替えが速やかに行なえ、作業の能率が向
上する。
を介して軌道のまわりに回転できる構成としたので、広
い動作領域が得られる効果がある。
端部をスライドリンク362、363のまわりに回転さ
せる穴長の自由度を設けたので、軌道の関節部等のよう
にスライドリングが回転できない場所があってもそれに
よってマニュピレータの手首367が到達不可能となる
領域が生じるようなことがなく、所望の動作領域を確保
できる効果がある。
源の信号の授受を接続機構を介してビークル300との
間で行なう構成としたので、ビークル300のケーブル
処理機構をそのまま利用でき、機構が簡単になる効果が
ある。
トにおいて、前後進する台車202により、ダイバータ
の搬出入ができるので、機構およびその動作が単純であ
るばかりでなく、作業の効率も高くなる効果がある。
付けられたケーブルサポートを備えているので、軌道1
00の送り出し時やビークル300の走行時等に軌道1
00とビークル300が相対的に移動する状態になって
も、ケーブルが過度に引張られたり、たるんだり、から
まったりするようなことがなくない。
とともに、軌道100のリンク101の屈曲角のほぼ中
央に位置するようにリミッタ機構が備えられているので
、リンク101が屈曲してもケーブル400が挟まった
り過度に屈曲したりすることがない。
ポートからも軌道100を展開し、軌道100を円環状
に敷設するとしたが、対向ポートから軌道の支持装置2
50のみを挿入して軌道100の先端を固定するように
してもよい。これにより全周にわたってメインテナンス
する必要のない場合に作業を簡素化することができる。
インテナンス用のマニピュレータを挿入し、スライドリ
ンク362、363を用いてビークル300に装着する
ようにしたが、検査装置や他のメインテナンス機器も装
着できるようにしてもよい。これにより、多様なメイン
テナンス作業を行うことができ、効率が向上する。
ンパクトに収納できかつトーラス状スペース内に延設し
たときの剛性の高い軌道及びこの軌道上を移動するビー
クルにより、作業能率及び信頼性が高く、特にトカマク
型核融合装置に有用な遠隔保全装置が提供される。
応して制御することができるため、この遠隔保全装置の
作動信頼性を極めて高いものとすることができる。
定リング及び可動リングを介してビークルに多関節マニ
ピュレータを搭載することにより、トーラス状スペース
内のあらゆる機器に対する作業能率を極めて高いものと
することができる。
概略的な斜視図である。
されている状態を示す概略的な平面図である。
す概略的な斜視図である。
クに収納されている状態の概略的な側面図である。
ともにメインテナンスポートに進入している状態を示す
概略的な平面図である。
ラス状スペース内に位置決めした状態を示す概略的な平
面図である。
節ローラホルダを示す概略的な平面図である。
る。
明図である。
説明図である。
動機構を示す斜視図である。
説明図である。
な側面図である。
斜視図である。
た他の軌道の先端の固定状態を示す平面図である。
的な斜視図である。
交換作業を行う状態を概略的に示す側面図である。
を示すブロック図である。
マタイル用メインテナンスマニピュレータとその昇降台
を示す側面図である。
が軌道の関節を通過する状態の一例を示す説明図である
。
タを装着したビークルを示す概略的な斜視図である。
タの2つのリングの作動状態を説明する図である。
ュレータの2つのリングの作動状態を説明する図である
。
ュレータの2つのリングの作動状態を説明する図である
。
ピュレータのトーラス状スペース内における作動状態の
説明図である。
テナンス用マニピュレータの自由度を示す概略的な説明
図である。
ュレータを搭載したビークルの変形例の斜視図である。
の収納状態を示す概略的な平面図である。
きのケーブルの処理を説明するための概略的な平面図で
ある。
れるときのケーブルの処理を説明するための概略的な平
面図である。
面図である。
。
リンク、102....関節、103…ローラ、104
…ラックギヤ、105…フック部材、106…支持軸、
107,109…突起、108…ピン部材、200…軌
道敷設手段、201…旋回リンク、202…台車、20
3,204,252…スライドリンク、206…軌道収
納手段、207…固設ガイド、209…ガイド溝、21
0…ローラホルダ、250…軌道支持装置、254…ガ
イドローラ、255…把持部材、300,300′…ビ
ークル、302…サーボモータ、305…フレーム手段
、330,360…マニピュレータ、362…固定リン
グ、363…可動リング、364…スライドアーム、4
00…ケーブル手段。
Claims (3)
- 【請求項1】 内部のトーラス状スペースを半径方向
に延びる複数のメインテナンスポートで外部に連通した
容器と、この容器の内部に配置された機器とを備えるト
カマク型核融合装置を保全するための遠隔保全装置であ
って、互いに枢着された複数の円弧状リンクから形成さ
れ、前記トーラス状スペース内に連続した半円状に延設
される軌道と、この軌道に沿って移動し、前記機器を取
扱う少なくとも1のマニピュレータを搭載したビークル
と、前記容器の外部に配置されて前記軌道を収容する軌
道収納手段と、この軌道収納手段に収納された軌道の各
リンクを1つのメインテナンスポートから前記スペース
内に周方向に沿って順次送出し、このスペースと同心状
に軌道を延設し、この軌道の最後端のリンクを支持する
軌道敷設手段と、前記1つのメインテナンスポートに隣
接する他のメインテナンスポートから挿入されて前記ス
ペース内に延設された軌道の中間部を支持する軌道支持
装置とを備えることを特徴とする遠隔保全装置。 - 【請求項2】 それぞれがサーボモータを持ち、少な
くとも前記軌道の延設・収容動作およびマニピュレータ
の取扱い動作を行わせる複数の駆動機構と、これらの駆
動機構の動作位置、動作速度および駆動力を制御するた
めの制御装置とを備え、この制御装置が前記サーボモー
タを制御して駆動機構の動作位置、動作速度および駆動
力を制御するサーボモータ制御手段と、前記サーボモー
タで駆動される駆動機構の動作位置、動作速度および駆
動力を検出して動作状態を監視し、この検出データを出
力する動作状態監視手段と、前記サーボモータ制御手段
を制御するための複数の制御方法を格納し、前記動作状
態監視手段で検出された検出データに基づいてこの制御
方法を切換えて前記駆動機構の位置制御の剛性を変更す
る制御則切換手段と、前記動作状態監視手段からのデー
タに基づいて前記駆動機構の動作位置、動作速度および
駆動力の修正指令をサーボモータ制御手段に出力する目
標値発生手段とを有することを特徴とする請求項1記載
の遠隔保全装置。 - 【請求項3】 内部のトーラス状スペースを半径方向
に延びる複数のメインテナンスポートで外部に連通した
容器と、この容器の内部に配置された機器とを備えるト
カマク型核融合装置を保全するための遠隔保全装置であ
って、それぞれ関節により互いに枢着された複数の円弧
状リンクから形成され、前記トーラス状スペース内にこ
れと同心状の連続した円弧状に延設される軌道と、この
スペース内で軌道上を走行するビークルと、このビーク
ルに搭載され、前記機器を取扱うマニピュレータとを備
え、このマニピュレータは、前記軌道の軸線と同心状に
前記ビークルに一側を固定され、ビークルが軌道上を移
動するときに前記関節との干渉を防止する切り欠きを有
する固定リングと、この固定リングの他側にこの固定リ
ングの周方向に沿って移動可能に装着され、一部に切り
欠きを有する可動リングと、この可動リングを固定リン
グに対して移動する駆動装置と、前記可動リングに結合
された多関節マニピュレータとを有することを特徴とす
る遠隔保全装置。
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JP2-340600 | 1990-11-30 | ||
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