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JPH04211807A - ロボットの設置誤差の推定方法及びその装置並びにロボット駆動制御方法及び基準付き作業台及び基準 - Google Patents

ロボットの設置誤差の推定方法及びその装置並びにロボット駆動制御方法及び基準付き作業台及び基準

Info

Publication number
JPH04211807A
JPH04211807A JP2180391A JP2180391A JPH04211807A JP H04211807 A JPH04211807 A JP H04211807A JP 2180391 A JP2180391 A JP 2180391A JP 2180391 A JP2180391 A JP 2180391A JP H04211807 A JPH04211807 A JP H04211807A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
robot
coordinates
coordinate system
work
positional relationship
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2180391A
Other languages
English (en)
Inventor
Ichiro Taniguchi
一郎 谷口
Koichi Sugimoto
浩一 杉本
Yoshie Matsuzaki
松崎 吉衛
Muneyuki Sakagami
坂上 志之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2180391A priority Critical patent/JPH04211807A/ja
Publication of JPH04211807A publication Critical patent/JPH04211807A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はロボットの据付け時にそ
の据付け位置を推定して据え付け位置を頻繁に変える場
合の例えば移動体に搭載されたロボットにおいて、作業
座標系に設置されたワークに対して高精度にロボットを
制御するために好適に利用できる方法あるいはワークを
搭載してコンベアを流れる作業パレットに作業座標系を
設置してこれに対して高精度にロボットを制御するため
に好適に利用することができる方法としてのロボットの
設置誤差の推定方法及びその装置並びにロボット駆動制
御方法及び基準付き作業台及び基準に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の移動するロボットや移動体上に搭
載されるロボットの移動後の設置位置(据付け位置)の
目標値との誤差を推定する方法として、特開平1−13
5485号公報に開示されているように無人搬送車上の
ロボットの位置補正装置が移動先の作業座標系内に設け
られた基準マークをCCDカメラで検出し、これより無
人搬送車の水平面内の位置ずれを算出してロボット座標
を補正する方法があった。
【0003】またロボットの据付け位置の誤差について
は水平面内の位置ずれ及び回転位置並びに傾きの誤差が
あり、これらの誤差を有するロボットで作業を行う場合
には従来ではティーチングによって作成した教示データ
に基づいて制御を行うことにより誤差を吸収していた。 また上記の方法によらない場合にはロボット座標系と作
業座標系の間のずれがおこらないように床に基準となる
ブロックなどを設置して位置決めを行い据付け位置の誤
差を低減していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】オフラインで作成した
数値データを用いてロボットを制御する場合には上記の
誤差及びずれがあるとこれらの誤差を補正してロボット
を駆動しなければ数値データに基づいた所定の作業を行
うことができない。水平面内の位置ずれ及び回転の誤差
や、ロボット自体の傾きや高さ位置にずれが合った場合
に推定及び補正を行う必要がある。上記従来技術におい
ては水平面内の位置ずれ及び回転の誤差の推定に限定さ
れていた。このため精密な作業を行う場合には床面及び
移動体を精密にして傾きをなくさなければならずコスト
の上昇を招くことになる問題があった。また上記の床に
ブロックなどを設ける方法ではロボットの移動や移設の
障害となる問題があった。
【0005】本発明の目的は上記した問題点を解決して
、ロボット座標と作業座標との高さや傾きを含めて設置
誤差を推定する方法及びその装置ならびに推定された設
置誤差を用いて設置位置を補正して高精度にロボットを
制御するための方法及び上記設置誤差を推定する基準点
を設けた作業台あるいは作業台に代わる組立てのベース
となる部品としてのロボットの設置誤差の推定方法及び
その装置並びにロボット駆動制御方法及び基準付き作業
台及び基準を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のロボットの設置誤差の推定方法はロボット
を高精度に制御するためのロボット座標と作業座標との
間の設置誤差の推定方法において、ロボット座標系内に
作業座標系を設定し、作業座標系内に複数の既知の基準
を設置し、ロボットの末端または末端と一定の位置関係
にある部位の基準位置検出部により上記基準との位置関
係を検出し、この検出位置関係のロボット座標系におけ
る位置関係をロボットに付設した対偶位置検出器により
求め、これに基づいて上記基準の位置と対偶位置検出器
による基準の検出位置の関係からロボット座標と作業座
標との相対位置関係の設計値との誤差を推定するように
したものである。
【0007】また上記のロボットの設置誤差の推定方法
において、ロボットの末端または末端と一定の位置関係
の部位に取り付けた基準位置検出部をセンサを用いた基
準位置検出器により構成するようにしたものである。ま
た基準位置検出器にカメラを用いるようにしたものであ
る。
【0008】また、上記の基準位置検出器にカメラを用
いた構成においてカメラにより検出される基準に同心円
形状のマークを用いるようにしたものである。
【0009】またロボットを高精度に制御するためのロ
ボット座標と作業座標との間の設置誤差の推定方法にお
いて、ロボット座標系内に作業座標系を設定し、作業座
標系内に複数の既知の基準を設置し、ロボットの末端ま
たは末端と一定の位置関係にある部位の位置合わせ部材
を上記基準に対して位置合わせし、この検出位置関係の
ロボット座標系における位置関係をロボットに付設した
対偶位置検出器により求め、これに基づいて上記基準の
位置と対偶位置検出器による基準の検出位置の関係から
ロボット座標と作業座標との相対位置関係の設計値との
誤差を推定するようにしたものである。
【0010】また上記のロボットの設置誤差の推定方法
において、ロボットの末端または末端と一定の位置関係
の部位に取り付け位置合わせ部材をセンサにより作業座
標に設けられた基準に位置合わせするようにしたもので
ある。
【0011】また本発明のロボットの設置誤差の推定装
置は、ロボットを高精度に制御するためのロボット座標
と作業座標との相対位置誤差の推定装置において、ロボ
ット座標系内に作業座標系を設定し、作業座標系内に複
数の基準を設置し、ロボットの末端または末端と一定の
位置関係にある部位の基準位置検出により上記基準との
位置関係を検出し、ロボットに付設した対偶位置検出器
を有し、該対偶位置検出器により検出される値からこの
基準位置検出部のロボット座標系における位置を求め、
これに基づいて上記基準の位置と対偶位置検出器による
基準の検出位置の関係からロボット座標と作業座標との
相対位置の設計値との誤差を推定するようにしたもので
ある。
【0012】また本発明のロボット駆動制御方法におい
て、ロボット座標系内に作業座標系を設定し、作業座標
系内に複数の既知の基準を設置し、該基準を位置検出器
を用いて計測するかあるいは該基準に対してロボットの
位置合わせ部材を位置合わせすることにより、該基準の
ロボット座標系における位置をロボットに付設した対偶
位置検出部により求め、これに基づいて基準の作業座標
における位置とロボット座標に対する設置誤差を推定し
、該設置誤差を用いてロボット座標の補正を行うことに
よりロボットを高精度に制御するようにしたものである
【0013】また本発明の基準付き作業台はロボットの
作業台あるいは作業台に代わる組立てのベースとなる部
品において、ロボット座標系内において最低限ロボット
座標と作業座標との相対的な設置誤差を推定できる数の
データ数を得られ、かつロボットの末端部材あるいは末
端部材と一定の位置関係の部位に具備された基準位置検
出部によりその位置を検出可能な基準点を作業座標系内
に設置するようにしたものである。
【0014】また、本発明の同心円形状基準は、ロボッ
ト座標と作業座標の相対的な設置誤差を推定するために
、ロボットの末端部材と一定の位置関係にあるカメラに
よりその位置を検出可能な同心円形状基準である。
【0015】
【作用】上記のロボットの設置誤差の推定方法及びその
装置並びにロボット駆動制御方法及び基準付き作業台は
ロボットの手先または手先と位置関係の判っている部位
に基準の位置検出部を持ち、作業座標系内に作業座標に
おいて正確に位置の判っている複数個の基準を設置して
おり、ロボットはコントローラによって制御されて位置
合わせを行うことができ、基準の位置検出部は、基準を
認識して該基準の位置を検出することができ、ロボット
の手先などにある基準の位置検出部の位置はロボットに
付設された対偶位置検出器により求めることができ、ま
たコントローラ内の演算装置においてロボット座標の作
業座標との設置誤差の推定計算を行うことができるよう
になっている。
【0016】このようなロボットのシステムにおいて、
まず所定の場所に据付けられたロボットを駆動して予め
位置の判っている基準を検出可能な位置に位置合わせし
てロボットの基準位置検出部により基準を検出し、この
時の基準の作業座標系における位置をロボット座標系に
おいて求めるが、これはロボットに付設された対偶位置
検出器により得られる対偶変位の値とロボットの機構定
数から求めることが可能である。ここで基準の位置検出
部で検出した位置と対偶位置検出器で対偶変位の値から
求めた位置は同一のものであるので作業座標とロボット
座標の関係がわかり、もしロボットに作業座標との相対
位置誤差がなければ両者は一致するが、しかし実際の作
業座標との相対位置が設計値と異なるために両者は一致
しないので、同一基準を検出するためには対偶変位の値
が設計値と異なってくる。そこでこの対偶変位の設計値
と実際の位置決め時の値の違いからロボット座標の作業
座標への設計値との設置誤差を推定することができ、ま
たその後にロボットの動作プログラムに該推定値を取り
込んでロボットの高精度な動作の制御を行うことが可能
である。
【0017】
【実施例】以下に本発明の実施例を図1から図8により
説明する。
【0018】図1は本発明によるロボットの設置誤差の
推定方法及びその装置並びにロボット駆動制御方法及び
基準付き作業台の一実施例を示す全体構成図である。図
1において、ロボット1の手先のエンドエフェクタ1a
にはエンドエフェクタ1aとカメラ座標系の位置関係が
予め判っているような作業台5上の基準であるマーク6
の位置検出器であるカメラ4が取り付けられている。X
C,YC,ZC はカメラ座標系で、X,Y,Zはロボ
ット座標系を示し、ロボット座標系X,Y,Zとカメラ
座標系XC,YC,ZC の関係はロボット1に付設さ
れている対偶位置検出器の値から算出できる。XW,Y
W,ZW は作業座標系を示し、作業座標系XW,YW
,ZW の中にカメラ4で検出できるような作業座標に
おいて正確に位置の判っている複数個の基準であるマー
ク6が設置される。マーク6は図6に示すように、同心
円形状を成している。ロボット1は移動台車7に搭載さ
れて移動台車7により平面内を移動し、移動後にその場
所に固定据付けられる。このロボット1及び移動台車7
はコントローラ2によって制御されている。またカメラ
4は画像処理装置3に接続されており、これによってカ
メラ4の検出画像を処理してカメラ4によるマーク6の
位置を算出できる。この画像処理装置3はコントローラ
2に接続され、コントローラ2において画像処理装置3
によって得られたデータを用いることができる。またコ
ントローラ内2の演算装置において作業座標への設置誤
差の推定計算を行うことができるようになっている。
【0019】上記の構成におけるロボット1の作業座標
への設置誤差の推定方法を次に説明する。まず予め定め
られた位置まで移動台車7によりロボット1の概略移動
を行って位置固定する。ここで予め判っている移動位置
及びマーク6の位置よりカメラ4が作業台5のマーク6
を検出する位置になるようにロボット1を駆動して位置
決めする。次にカメラ4により作業座標系XW,YW,
ZW に設けられている基準であるマーク6を計測し、
ロボット座標系X,Y,Zにおいてマーク6の位置を求
める。これはロボット1に付設されている対偶位置検出
器(図示せず)の値とカメラ4による計測位置からも求
めることが可能である。ここで計測された基準であるマ
ーク6の位置は同一のものであるから、これより作業座
標とロボット座標の関係が判る。このさいロボット1の
作業台5に対する設置誤差がなければ両者の関係は予め
設定した値と一致する。しかし実際にはロボット1の移
動後の作業台5との相対位置が設計値と異なるために両
者の位置関係は設定した値と一致せず、同一マーク6を
計測するためにロボット1の対偶位置検出器から得られ
る対偶変位の値及びカメラ4の検出画像により得られる
マーク6の位置と作業座標のマーク6の位置とが異なる
。 そこでこの値の違いから実際の作業座標との相対位置の
設計値との誤差を推定する。この推定方法ではロボット
1に付設されている対偶位置検出器からロボット座標を
得るために実際の据付け動作状態でロボット1の作業座
標に対する設置誤差を推定できる。次に推定方法につい
て詳述する。
【0020】図2,図3は図1のロボット機構のDH記
法を示す説明図である。図2,図3により上記の設置誤
差の推定方法について、ここではスカラ形ロボットの例
で次に詳細に説明する。図2,図3において、図2に示
すようにデナビット・ハーテンベルグの記法(DH記法
)によりロボット1の対偶を表す。対偶にはロボットの
第1番の対偶より1から順に番号を付け、隣り合う対偶
の関係は図示のように表される。aijはi番とj番の
対偶軸の共通垂線の距離(リンク長さ)、αijはai
jに垂直な平面内の対偶軸間の角度、di はi番の対
偶軸上の2つの垂線間の距離(オフセット)、θi は
i番の対偶軸に垂直な平面内の垂線間の角度を表わし、
i番の座標Xi,Yi,Zi の原点Oi の位置ベク
トルri で表す。ここで移動台車7の据付け位置を第
0番としてロボット1の第1番の対偶との関係を同様に
定めておく。これより図1の設置したカメラ4のロボッ
ト座標X,Y,Zに対する位置ベクトルrは4自由度の
スカラ形ロボットの例の場合には、d0,θ0,a01
,α01,d1 ,θ1 ,a12,α12,・・・,
d4 ,θ4 ,a45の19個の機構定数の関数であ
り、次のように表すことができる。
【0021】
【数1】
【0022】ここでこれらの機構定数の値が誤差を持っ
ていて実際の値が設計値に対して、
【0023】
【数2】
【0024】であったとする。このときカメラ4による
設計位置はrに対して、
【0025】
【数3】
【0026】となったとする。ここでΔdi ,Δai
j,Δθi ,Δαijが十分に小さいときには、
【0
027】
【数4】
【0028】と表される。ここで図3に示すように隣り
合う関節の回転軸Zi ,Zj が平行の場合すなわち
sin αij=0の場合にはdi の代りにβi を
導入する。
【0029】βi はYJ 軸回りのZJ 軸の回転角
であり、誤差がない場合にはβi =0とする。ここで
パラメータβi の係数は、
【0030】
【数5】
【0031】である。ここで据付けに関係する誤差のみ
を考えて、
【0032】
【数6】
【0033】
【数7】
【0034】とおくと、数4は、
【0035】
【数8】
【0036】と表すことができる。ここでTは転置行列
を表わす。上記の関係を用いてロボット座標と作業座標
との相対位置誤差を次の図4のフローに示す手順で推定
する。図4は図1のロボット座標と作業座標の相対位置
誤差の推定方法の一実施例を示すフロー図である。まず
ロボット座標系内に設定した作業座標に対して位置が精
密に判っている基準であるマーク6を持つ作業台5を設
置する。このマーク6の位置ベクトルを r1′, r
2′, ・・・ (1からmまで)と定める。つぎにこ
れらの基準となるマーク6の検出位置を記憶する。これ
とロボット座標と作業座標との相対位置として設定され
た値から数1に従ってrを求め、数7からPを求める。 ここで作業座標との相対位置の値が誤差を持っていると
、rとr’は一致しないためこの差を、
【0037】
【数9】
【0038】とすると、
【0039】
【数10】
【0040】の関係が得られる。ここでカメラ4を用い
て位置のデータを得る場合に、マーク6の1個に対して
計測面上の位置の2つのデータが得られる。相対位置に
関する定数は5個であるから、mの値が3以上であれば
、作業座標との相対位置の誤差を推定することができる
。その結果は、m個の点を計測した場合に、
【0041
【数11】
【0042】とおくと、
【0043】
【数12】
【0044】として得られる。ここでΔrsetall
は2m×1,Psetallは2m×5の行列である。
【0045】なお上記において床面が十分に水平であっ
て、移動台車7の停止固定の再現性がよい場合には、傾
き及び高さのずれを考慮しなくてもよい場合が考えられ
る。この場合は数6を、
【0046】
【数13】
【0047】として簡略化し、測定点を減らすことがで
きる。
【0048】またmが十分に大きい場合には統計的に最
小2乗法となり、精度よく推定することができ、これに
よりマーク6が多いほど精度よく作業座標との相対位置
の誤差を推定できる。またマーク6の位置精度よりも精
度よく相対位置の誤差を推定でき、これにより高精度に
推定するためにマーク6を超精密に設置する必要がなく
、マーク6の製作及び設置のコストを低くすることがで
きる。また高精度に検出可能な位置検出器(この場合に
はカメラ4に解像度の高いものを用いたり、光学系の倍
率を上げることを示す。)を用いなくともよいために、
そのコストを低くすることができる。
【0049】また、マークを同心円形状とすることによ
り精度を向上させることができる。図6に同心円形状の
マークの例を示す。マークの位置検出においては黒と白
の境界を検出する。図6に示すマークでは4重の同心円
であり、この場合、黒白の境界は円形に8個あり、円1
個で構成されるマークに比べ、各境界から求められるマ
ーク位置が平均されるため大幅な精度の向上が可能とな
る。例えば図6に示す最外径の直径8mm,内側に行く
につれ交互に1mmおきに黒白である4重円マークでは
、画素数512×480、視野範囲50mm角の視覚系
で検出し、位置繰返し精度10μmが得られる。これは
、黒色円形マークの場合に比べ1桁良い繰返し精度であ
る。
【0050】また、マークが同心円であることをチェッ
クすることにより、ねじ穴やねじの頭などをマークと誤
って認識することを防止できる効果もある。
【0051】図5は図1のロボット座標と作業座標の相
対位置誤差の推定方法の他の実施例を示すフロー図であ
る。またマーク6を計測するごとに推定する相対位置の
定数の数を再設定して増やしていく方法が考えられ、こ
の方法の手順が図5のフロー図に示される。ここでカメ
ラ4を用いて位置のデータを得る場合に、マーク6の1
点に対してカメラ6の計測面上の位置の2つのデータが
得られるとすると、1回の計測で2つのデータを得るこ
とができる。これより数6,数7においてPのベクトル
を2列ずつ増加させてΔr及びPを計算し、数11を用
いることでxの要素を2行ずつ増加させて推定していく
ことができる。この方法によれば次のマーク6を計測す
るごとに相対位置が補正されているために、マーク6を
計測するさいの計測部であるカメラ4のずれ量が小さく
なり、マーク探索等が減少し、計測が次第に容易になる
利点がある。
【0052】また上記の基準であるマーク6の形状によ
っては水平面上の位置及び回転の3つのデータを得るこ
とができるこのマークの例を図7に示す。この場合には
上記のように検出するマーク6の数を減らすことができ
る。
【0053】上記のロボット座標と作業座標の相対位置
誤差の推定方法によりロボット1の設置誤差の推定がで
きると、これに応じてコントローラ2内の設置位置のデ
ータを適宜変更修正してロボット1を高精度に駆動制御
することができる。
【0054】上記の実施例ではロボット1の手先のカメ
ラ4を用いて作業台5上の基準であるマーク6を検出し
たが、カメラ4を作業台5側に設置してマーク6をロボ
ット1側に設けるようにしても同様にロボット座標と作
業座標の相対位置の推定補正を行うことができる。この
場合ではロボット1側にはマーク6を設けるだけでよい
ため軽量となって可搬重量が増加でき、またロボット1
がカメラ4の配線を持たなくてもよいために構造の簡略
化を図ることができる。
【0055】またマーク6の位置に光ビームの発光孔を
設け、この光ビームをエリアセンサなどで検出する方法
によっても同様にロボット1の設置位置の推定を行うこ
とができる。
【0056】またワークを載せた作業台5がロボット座
標系内に移動位置決めされて、ロボット1が作業を行う
場合にも同様に本発明の推定方法を適用することがか能
である。この場合には作業台5にマーク6を設置してお
くことにより、作業座標とロボット座標の相対位置誤差
を推定することができる。
【0057】図8は本発明によるロボットの設置誤差の
推定方法及び基準付き作業台の他の実施例を示す構成図
である。図1のロボット1にカメラ4などの位置検出器
を持たなくとも設置位置の推定を行うことができ、作業
座標系に設けられた基準となる穴や棒に対してエンドエ
フェクタ1aを位置決めし、このときのロボット1の対
偶変位の設計値に対するずれからロボット1の作業座標
に対する設置誤差を推定することができる他の実施例を
図8に示す。図8においてロボット1の手先部にはグリ
ッパなどのエンドエフェクタ1aとの位置関係が予め判
っている位置合わせの部材であるペグ8が取り付けられ
ている。ロボット座標系X,Y,Zのロボット1はコン
ベア10上のパレット11に設けられた作業座標系XW
 ,YW ,ZWに対して作業を行う。この作業座標系
XW ,YW ,ZW の中にはペグ8と嵌合して位置
決めを行うことのできる作業座標系において正確に位置
の判っている複数個の基準点である穴9を設けている。 ロボット1はコントローラ2によって制御され、ペグ8
はロボット1の動作により基準である穴8に位置決めを
行うことができる。またコントローラ2内の演算装置に
おいて設置誤差の推定計算を行うことができる。
【0058】上記の構成におけるロボット1の作業座標
との設置誤差の推定方法を次に説明する。まずロボット
1の手先部のペグ8をコンベア10上のパレット11の
基準である穴9に位置決めする。つぎにこの時のペグ8
と穴9によって定められる作業座標系XW ,YW ,
ZW における位置をロボット座標系X,Y,Zにおい
て求める。 これはロボット1の対偶変位の値から求めることが可能
である。ここで位置決めされた位置は同一であるから、
その作業座標とロボット座標の関係が判る。これにより
、図1により説明した実施例と同様にこの対偶変位の設
計値と実際の位置決め時の値の違いから実際に設置位置
の設計値との誤差を推定できる。
【0059】上記の関係を用いてロボット座標と作業座
標との相対位置誤差を図4のフローに示す手順と同様の
手順で推定する。まずロボット座標系内に設定した作業
座標系(この場合はパレット上)において位置が精密に
判っている基準である穴9を持つパレット11を設置す
る。この基準穴9の位置ベクトルをr1′, r2′,
…(1からmまで)と定める。つぎにこれらの基準穴9
にペグ8を位置決めするときのロボット1の対偶位置検
出器から得られる対偶変位及び設置位置として設定され
た値から数1に従ってrを求め、数7からPを求める。 ここで作業座標との設置位置が誤差を持っていると、r
とr′は一致しないためこの差を数9と同様に、
【00
60】
【数14】
【0061】とすると数10と同様に、
【0062】
【数15】
【0063】の関係が得られる。ここでペグ9と基準穴
9により位置のデータを得る場合に、基準穴9の1箇所
に対して位置の3つのデータが得られる。相対位置に関
する定数は5個であるから、mの値が2以上であれば、
作業座標との設置誤差を推定することができる。その結
果は、
【0064】
【数16】
【0065】として得られる。ここでΔrsetall
は3m×1,Psetallは3m×5の行列である。
【0066】上記の推定方法では基準穴9へのペグ8の
位置決めにセンサを用いることにより自動的に行わせる
ことが可能である。これには図8に示すようにロボット
1のエンドエフェクタ1aの取付け部に力センサ12を
取り付け、この力センサには先端にテーパ面を持つペグ
8を取り付ける。パレット11にはペグ8と嵌合して位
置合わせされることによりペグ8を基準位置に位置決め
する面を持つ基準穴9が複数個設けられている。この力
センサ12を用いることによりペグ8に加わる力及びモ
ーメントを検出して、ペグ8と穴9が嵌合位置合わせさ
れるように倣わせて制御することによりペグ8の位置合
わせを自動かつ高精度に行うことができる。これにより
人間が位置決めを行うことなく、容易にまた短時間に本
方法による設置誤差の推定を行うことができる。また推
定された誤差を用いて設置誤差の補正を行いロボット1
を高精度に駆動制御できる。
【0067】上記の実施例ではペグ8にテーパ状のもの
を用いたが、先端が半球状のペグとテーパ穴の組合せあ
るいは別の形状のペグと穴の組合せであってもよい。ま
た力センサ12以外のゲージやセンサを用いて例えば基
準面を有するブロックに、ロボットの末端部材に取付け
た長さゲージを当接させて位置合せを行うなど位置決め
を行うことも勿論できる。
【0068】上記の実施例はすべて位置検出に人間を介
さないために自動的にロボット座標と作業座標の相対位
置誤差の推定が可能である。
【0069】本発明は上記した実施例に限定されるもの
ではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々
変形して実施できる。
【0070】
【発明の効果】本発明によれば、ロボット据付け時ある
いは移動体上のロボットの移動体停止時のロボット座標
の作業座標に対する設置誤差量を推定できるので、これ
を設計値に対して補正することによりロボットを高精度
に制御することができる。
【0071】また基準点を計測するごとに推定できる数
の設置誤差の推定を行って設置位置を再設定していくこ
とにより、次の基準点の計測を行うたびに設置位置が補
正されているようにできるので、基準点を計測するさい
のロボットの基準位置検出部のずれ量が小さくなって計
測が次第に容易にできる。
【0072】また、カメラを用いて基準となるマークの
位置を検出し設置誤差の推定を行う際に、前記マークを
同心円形状のものとすることにより、円形マークに比べ
て精度を大幅に向上させることができる。また、同心円
形状であることをチェックすることによりマークでない
他物体の影などをマークして誤認識することを防止でき
る。
【0073】また基準の計測にセンサや特にカメラを用
いることにより自動的に設置誤差推定を行わせることが
可能であり、容易に設置誤差を推定することができる。
【0074】また基準を作業座標系内に設置した作業台
あるいは作業台に代わるベースとなる組立て部品などを
用いることにより、頻繁に移動移設を行うロボットある
いは移動移設を行う作業台に対してロボットを高精度に
制御するためのロボット座標と作業座標の設置誤差の推
定を容易に行わせることができるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す全体構成図。
【図2】図1のロボット機構のDH記法を示す説明図。
【図3】図1のロボット機構のDH記法を示す説明図。
【図4】図1のロボット座標と作業座標の相対位置誤差
の推定方法の一実施例を示すフロー図。
【図5】図1のロボット座標と作業座標の相対位置誤差
の推定方法の他の実施例を示すフロー図。
【図6】本発明の一実施例における同心円形状マークを
示す図。
【図7】他の形状のマークを示す図。
【図8】本発明の他の実施例を示す構成図である。
【符号の説明】
1・・・ロボット、 1a・・・エンドエフェクタ、 2・・・コントローラ、 3・・・画像処理装置、 4・・・カメラ(基準位置検出部)、 5・・・作業台、 6・・・基準(マーク)、 7・・・移動台車、 8・・・ペグ(位置合わせ部材)、 9・・・基準(穴)、 10・・・コンベア、 11・・・パレット、 12・・・力センサ。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロボットを高精度に制御するためのロボッ
    ト座標と作業座標との間の設置誤差の推定方法において
    、ロボット座標系内に作業座標系を設定し、作業座標系
    内に複数の既知の基準を設置し、ロボットの末端または
    該末端と一定の位置関係にある部位の基準位置検出部に
    より上記基準との位置関係を検出し、この検出位置関係
    のロボット座標系における位置関係をロボットに付設し
    た対偶位置検出器により求め、これに基づいて上記基準
    の位置と上記対偶位置検出器による基準の検出位置の関
    係からロボット座標と作業座標との相対位置関係の設計
    値との誤差を推定することを特徴とするロボットの設置
    誤差の推定方法。
  2. 【請求項2】上記ロボットの末端または該末端と一定の
    位置関係の部位に取り付けた基準位置検出部にセンサを
    用いた基準位置検出器により構成したものを用いること
    を特徴とする請求項1記載のロボットの設置誤差の推定
    方法。
  3. 【請求項3】上記ロボットの末端または該末端と一定の
    位置関係の部位に取り付けた基準位置検出部にカメラを
    用いた基準位置検出器により構成したものを用いること
    を特徴とする請求項1記載のロボットの設置誤差の推定
    方法。
  4. 【請求項4】上記基準位置検出部にカメラを用いた構成
    において、カメラにより検出される基準に同心円形状の
    マークを用いることを特徴とする請求項3記載のロボッ
    トの設置誤差の推定方法。
  5. 【請求項5】ロボットを高精度に制御するためのロボッ
    ト座標と作業座標との間の設置誤差の推定方法において
    、ロボット座標系内に作業座標系を設定し作業座標系内
    に複数の既知の基準を設置し、ロボットの末端または該
    末端と一定の位置関係にある部位の位置合わせ部材を上
    記基準に対して位置合わせし、この検出位置関係のロボ
    ット座標系における位置関係をロボットに付設した対偶
    位置検出器により求め、これに基づいて上記基準の位置
    と上記対偶位置検出器による基準の検出位置の関係から
    ロボット座標と作業座標との相対位置関係の設計値との
    誤差を推定することを特徴とするロボットの設置誤差の
    推定方法。
  6. 【請求項6】上記ロボットの末端または該末端と一定の
    位置関係の部位に取り付けた位置合わせ部材を、ロボッ
    トにセンサを設け、該センサの信号により作業座標に設
    けられた基準に位置合わせすることを特徴とする請求項
    5記載のロボットの設置誤差の推定方法。
  7. 【請求項7】ロボットを高精度に制御するためのロボッ
    ト座標と作業座標との間の設置誤差の推定装置において
    、ロボット座標系内に作業座標系を設定し、作業座標系
    内に複数の基準を設置し、ロボットの末端または該末端
    と一定の位置関係にある部位に取り付けた基準位置検出
    部により上記基準との位置関係を検出し、ロボットに付
    設した対偶位置検出器を有し、該対偶位置検出器により
    ロボット座標系における前記基準の位置を算出し、これ
    に基づいて上記基準の位置と上記対偶位置検出器の検出
    位置の関係からロボット座標と作業座標との相対位置の
    設計値との誤差を推定する手段を具備したことを特徴と
    するロボットの設置誤差の推定装置。
  8. 【請求項8】ロボットを高精度に駆動するための制御方
    法において、ロボット座標系内に作業座標系を設定し、
    作業座標系内に複数の既知の基準を設置し、該基準をロ
    ボットの位置検出器により計測するかあるいは該基準に
    対してロボットの部材を位置合わせすることにより、上
    記基準のロボット座標系における位置をロボットに付設
    した対偶位置検出器を用いて求め、これに基づいて基準
    の作業座標における位置とロボット座標おける位置の関
    係からロボット座標の作業座標に対する設置誤差を推定
    し、該設置誤差を用いてロボット座標の補正を行うこと
    によりロボットを高精度に制御することを特徴とするロ
    ボット駆動制御方法。
  9. 【請求項9】ロボットの作業台あるいは作業台に代わる
    組立のベースとなる部品において、ロボット座標系内に
    おいて最低限ロボット座標と作業座標との相対的な設置
    誤差を推定できる数のデータ数を得られ、かつロボット
    の末端部材あるいは該末端部材と一定の位置関係の部位
    に具備された基準位置検出部によりその位置を検出可能
    な基準を作業座標系内に設置したことを特徴とするロボ
    ットの作業台あるいは作業台に代わる組立のベースとな
    る部品としての基準付き作業台。
  10. 【請求項10】請求項4において上記ロボットの末端部
    材と一定の位置関係の部位に具備された基準検出部であ
    るカメラによりその位置を検出可能である、同心円形状
    をしたロボット座標系内に設置する基準。
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