JPH04269194A - 平面計測方法 - Google Patents
平面計測方法Info
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- JPH04269194A JPH04269194A JP2992891A JP2992891A JPH04269194A JP H04269194 A JPH04269194 A JP H04269194A JP 2992891 A JP2992891 A JP 2992891A JP 2992891 A JP2992891 A JP 2992891A JP H04269194 A JPH04269194 A JP H04269194A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロボットの作業対象面
の方向 (ずれ)を検出する平面計測方法に関し、特に
作業対象面に設けたマーカを撮像し、その画像から得ら
れる情報に基づいて作業対象面の方向を検出する平面計
測方法に関する。
の方向 (ずれ)を検出する平面計測方法に関し、特に
作業対象面に設けたマーカを撮像し、その画像から得ら
れる情報に基づいて作業対象面の方向を検出する平面計
測方法に関する。
【0002】ロボットに作業を行わせる場合、作業対象
に対してロボットハンドを正確に位置づけることが必要
となる。例えば、ロボットに部品の取りつけ作業を行わ
せる場合、(1)取りつけるべき部品の把持、(2)部
品の運搬、(3)締結または嵌合といった作業工程が考
えられ、このうち、(1)部品の把持、及び(3)締結
等の作業工程においては、その作業対象面に対して、ロ
ボットハンドを正対させる(垂直に位置づける)ことが
必要となる。
に対してロボットハンドを正確に位置づけることが必要
となる。例えば、ロボットに部品の取りつけ作業を行わ
せる場合、(1)取りつけるべき部品の把持、(2)部
品の運搬、(3)締結または嵌合といった作業工程が考
えられ、このうち、(1)部品の把持、及び(3)締結
等の作業工程においては、その作業対象面に対して、ロ
ボットハンドを正対させる(垂直に位置づける)ことが
必要となる。
【0003】
【従来の技術】従来、ロボットに、上述した(1)や(
3)の様な作業を行わせる際には、予めティーチングボ
ックス等の手段により、作業対象となる部品の位置や方
向をすべて教示しておく必要があった。ロボットは、そ
の教示された位置や方向に部品があるとしてロボットハ
ンドを動作させ、作業を行う。
3)の様な作業を行わせる際には、予めティーチングボ
ックス等の手段により、作業対象となる部品の位置や方
向をすべて教示しておく必要があった。ロボットは、そ
の教示された位置や方向に部品があるとしてロボットハ
ンドを動作させ、作業を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、作業対象とな
る部品は、いつも同じ位置や方向にあるとは限らず、何
らかの原因によりずれてしまう場合もある。このような
場合、その部品の位置や方向は、教示した時点における
位置や方向と一致しない。このため、ロボットは、ロボ
ットハンドを正確に動作させることができなくなり、ロ
ボットによる作業が、それ以降は継続不能になるという
問題点があった。
る部品は、いつも同じ位置や方向にあるとは限らず、何
らかの原因によりずれてしまう場合もある。このような
場合、その部品の位置や方向は、教示した時点における
位置や方向と一致しない。このため、ロボットは、ロボ
ットハンドを正確に動作させることができなくなり、ロ
ボットによる作業が、それ以降は継続不能になるという
問題点があった。
【0005】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、作業対象がずれた場合でも、その作業対象と
なる面の位置や方向を正確に検出することができる平面
計測方法を提供することを目的とする。
のであり、作業対象がずれた場合でも、その作業対象と
なる面の位置や方向を正確に検出することができる平面
計測方法を提供することを目的とする。
【0006】また、本発明の他の目的は、作業対象面の
方向検出に有効なマーカを提供することである。
方向検出に有効なマーカを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1に本発明の原理説明
図を示す。ロボットの作業対象面1にマーカ2を設ける
。このマーカ2は、例えば作業対象面1に平行で一定距
離離れた2つの平面内にそれぞれ存在する2面2a、2
bを有する。その2面2a、2bは、2つの平面に垂直
な同一直線上にそれぞれの中心点を持ち、一方の面 (
輪郭部) 2aはより大きな輪環状または角状の上下左
右対称の面であり、他方の面 (中心部) 2bはより
小さな中実状の面である。
図を示す。ロボットの作業対象面1にマーカ2を設ける
。このマーカ2は、例えば作業対象面1に平行で一定距
離離れた2つの平面内にそれぞれ存在する2面2a、2
bを有する。その2面2a、2bは、2つの平面に垂直
な同一直線上にそれぞれの中心点を持ち、一方の面 (
輪郭部) 2aはより大きな輪環状または角状の上下左
右対称の面であり、他方の面 (中心部) 2bはより
小さな中実状の面である。
【0008】このマーカ2を視覚センサ3で撮像するよ
うに構成する。その画像4のデータは画像処理部5に送
られる。画像処理部5では、その画像4のデータから、
輪郭部2aの代表座標及び中心部2bの代表座標を求め
る。その2つの代表座標から、作業対象面1の方向を検
出する。
うに構成する。その画像4のデータは画像処理部5に送
られる。画像処理部5では、その画像4のデータから、
輪郭部2aの代表座標及び中心部2bの代表座標を求め
る。その2つの代表座標から、作業対象面1の方向を検
出する。
【0009】
【作用】作業対象面1に設けられるマーカ2は、輪郭部
2aと中心部2bとを持つ。この輪郭部2aと中心部2
bとのそれぞれの中心点を結ぶ直線上に視覚センサ3を
設置してマーカ2を撮像すると、その各中心点は一致し
て見える。
2aと中心部2bとを持つ。この輪郭部2aと中心部2
bとのそれぞれの中心点を結ぶ直線上に視覚センサ3を
設置してマーカ2を撮像すると、その各中心点は一致し
て見える。
【0010】ここで、作業対象面1が移動してずれた場
合、マーカ2を視覚センサ3で撮像すると、その画像4
における輪郭部2aと中心部2bとは相対的にずれて見
える。画像処理部5は、そのずれを画像4のデータから
検出する。すなわち、画像4において、輪郭部2a及び
中心部2bのそれぞれの代表座標を求め、その2つの代
表座標間のずれを検出する。この2つの代表座標間のず
れが作業対象面1の方向に相当する。
合、マーカ2を視覚センサ3で撮像すると、その画像4
における輪郭部2aと中心部2bとは相対的にずれて見
える。画像処理部5は、そのずれを画像4のデータから
検出する。すなわち、画像4において、輪郭部2a及び
中心部2bのそれぞれの代表座標を求め、その2つの代
表座標間のずれを検出する。この2つの代表座標間のず
れが作業対象面1の方向に相当する。
【0011】このため、作業対象面1がずれた場合でも
、マーカ2を撮像するだけでその方向を検出することが
できる。また、その検出データに基づいて、ロボットハ
ンドの位置を補正し、ロボットを正確に動作させること
ができる。したがって、作業対象面1がずれた場合でも
、ロボットによる作業を継続して行うことができる。
、マーカ2を撮像するだけでその方向を検出することが
できる。また、その検出データに基づいて、ロボットハ
ンドの位置を補正し、ロボットを正確に動作させること
ができる。したがって、作業対象面1がずれた場合でも
、ロボットによる作業を継続して行うことができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図2は本発明の平面計測方法を実施するための
全体構成を示す図である。図において、ロボット30の
ハンド31にはテレビカメラ (視覚センサ) 3が取
り付けられている。ロボット30はロボット制御装置4
0によって制御される。部品10の作業対象面1には、
マーカ2が設けられている。その詳細は後述する。テレ
ビカメラ3はマーカ2を撮像し、その画像データを画像
処理部5に送る。
明する。図2は本発明の平面計測方法を実施するための
全体構成を示す図である。図において、ロボット30の
ハンド31にはテレビカメラ (視覚センサ) 3が取
り付けられている。ロボット30はロボット制御装置4
0によって制御される。部品10の作業対象面1には、
マーカ2が設けられている。その詳細は後述する。テレ
ビカメラ3はマーカ2を撮像し、その画像データを画像
処理部5に送る。
【0013】画像処理部5はプロセッサ(CPU)51
を中心に構成されている。ROM52には、本発明を実
施するためのプログラムが格納され、プロセッサ51は
、このプログラムに従って作業対象面1の計測動作等を
制御する。RAM53はフレームメモリであり、マーカ
2の形状データ等が格納されている。RAM54には、
テレビカメラ3からの画像データがインタフェース59
を経由して格納される。画像処理プロセッサ55は、R
AM53、54の各データに基づいて、マーカ2の代表
座標のずれを求める。その詳細は後述する。この代表座
標のずれに関するデータはRAM56に格納される。
を中心に構成されている。ROM52には、本発明を実
施するためのプログラムが格納され、プロセッサ51は
、このプログラムに従って作業対象面1の計測動作等を
制御する。RAM53はフレームメモリであり、マーカ
2の形状データ等が格納されている。RAM54には、
テレビカメラ3からの画像データがインタフェース59
を経由して格納される。画像処理プロセッサ55は、R
AM53、54の各データに基づいて、マーカ2の代表
座標のずれを求める。その詳細は後述する。この代表座
標のずれに関するデータはRAM56に格納される。
【0014】ロボット制御装置40は、RAM56に格
納された上記データを通信回線57を経由してインタフ
ェース58から読み取り、そのデータに基づいて作業対
象面1の方向を認識し、ロボット30を制御する。
納された上記データを通信回線57を経由してインタフ
ェース58から読み取り、そのデータに基づいて作業対
象面1の方向を認識し、ロボット30を制御する。
【0015】図3は本発明に使用されるマーカの例を示
す図であり、(A)は円錐状の加工穴形状を有するマー
カを、(B)は円錐状の突起形状を有するマーカを、(
C)は四角錐状の突起形状を有するマーカをそれぞれ示
す。図3(A)に示すマーカ2は、作業対象面1に円錐
状の加工穴を施したものである。図3(B)に示すマー
カ20は円錐状の突起形状を有し、マーカ2に比べより
簡単に制作することができる。また、作業対象面1上に
設置すればよいので、簡易に使用することができる。 図3(C)に示すマーカ21は四角錐状の突起形状を有
する。このマーカ21の利点は、その画像も四角形とな
るため、後述する輪郭部21aのウインドによる切り出
しが容易になるということである。また、マーカ20と
同様に、設置するだけなので、簡易に使用することがで
きる。
す図であり、(A)は円錐状の加工穴形状を有するマー
カを、(B)は円錐状の突起形状を有するマーカを、(
C)は四角錐状の突起形状を有するマーカをそれぞれ示
す。図3(A)に示すマーカ2は、作業対象面1に円錐
状の加工穴を施したものである。図3(B)に示すマー
カ20は円錐状の突起形状を有し、マーカ2に比べより
簡単に制作することができる。また、作業対象面1上に
設置すればよいので、簡易に使用することができる。 図3(C)に示すマーカ21は四角錐状の突起形状を有
する。このマーカ21の利点は、その画像も四角形とな
るため、後述する輪郭部21aのウインドによる切り出
しが容易になるということである。また、マーカ20と
同様に、設置するだけなので、簡易に使用することがで
きる。
【0016】各マーカは2面を有し、その各マーカの2
面2aと2b、20aと20b、21aと21bは、作
業対象面1に平行で一定距離離れた2つの平面内にそれ
ぞれ存在し、その2つの平面に垂直な同一直線上にそれ
ぞれの中心点を持つ。輪郭部2a、20a、21aはそ
れぞれ、より大きな輪環状または角状の上下左右対称の
面であり、中心部2b、20b、21bはより小さな中
実状の面である。各輪郭部及び中心部は黒色に塗装され
ており、テレビカメラ3による画像4において容易に識
別できるようになっている。
面2aと2b、20aと20b、21aと21bは、作
業対象面1に平行で一定距離離れた2つの平面内にそれ
ぞれ存在し、その2つの平面に垂直な同一直線上にそれ
ぞれの中心点を持つ。輪郭部2a、20a、21aはそ
れぞれ、より大きな輪環状または角状の上下左右対称の
面であり、中心部2b、20b、21bはより小さな中
実状の面である。各輪郭部及び中心部は黒色に塗装され
ており、テレビカメラ3による画像4において容易に識
別できるようになっている。
【0017】図4は本発明の平面計測方法を説明するた
めの図であり、(A)はテレビカメラによる撮像状況を
、(B)はテレビカメラがL1方向から撮像したときの
画像を、(C)はテレビカメラがL2方向から撮像した
ときの画像をそれぞれ示す。図4(A)において、まず
テレビカメラ3が、マーカ2を撮像する。このマーカ2
は、上述したように、作業対象面1に円錐状の加工穴を
施して作成されたものであり、輪郭部2a及び中心部
(基底部) 2bの2面を有する。また、マーカ2の代
表座標として、重心座標を用いた場合について説明する
。
めの図であり、(A)はテレビカメラによる撮像状況を
、(B)はテレビカメラがL1方向から撮像したときの
画像を、(C)はテレビカメラがL2方向から撮像した
ときの画像をそれぞれ示す。図4(A)において、まず
テレビカメラ3が、マーカ2を撮像する。このマーカ2
は、上述したように、作業対象面1に円錐状の加工穴を
施して作成されたものであり、輪郭部2a及び中心部
(基底部) 2bの2面を有する。また、マーカ2の代
表座標として、重心座標を用いた場合について説明する
。
【0018】マーカ2をテレビカメラ3がL1方向から
撮像すると、その取得画像4は図4(B)に示すように
なり、マーカ2の中心部2bの位置が、輪郭部2aに対
して相対的にずれる。画像処理部5は、この画像4のデ
ータに基づいて、輪郭部2aの重心座標及び中心部2b
の重心座標をそれぞれ求める。この場合、中心部2bの
重心座標は、輪郭部2aを消去 (ウインドで切り出し
) した状態で求める。
撮像すると、その取得画像4は図4(B)に示すように
なり、マーカ2の中心部2bの位置が、輪郭部2aに対
して相対的にずれる。画像処理部5は、この画像4のデ
ータに基づいて、輪郭部2aの重心座標及び中心部2b
の重心座標をそれぞれ求める。この場合、中心部2bの
重心座標は、輪郭部2aを消去 (ウインドで切り出し
) した状態で求める。
【0019】ここで、座標系を図に示すように設定し、
輪郭部2aのX方向座標をX2、中心部2bのX方向座
標をX1とすれば、 X1>X2 となる。このX方向座標を一致させるためにテレビカメ
ラ3の撮像方向を変更する。すなわち、ロボットハンド
31 (テレビカメラ3) をロボットハンド31のβ
軸の正の方向に回転させる。なお、ロボット30のロボ
ットハンド31は、α軸、β軸、γ軸からなり、その各
軸は図4(A)に示すようにX、Y、Z軸を中心にして
回転するものとする。
輪郭部2aのX方向座標をX2、中心部2bのX方向座
標をX1とすれば、 X1>X2 となる。このX方向座標を一致させるためにテレビカメ
ラ3の撮像方向を変更する。すなわち、ロボットハンド
31 (テレビカメラ3) をロボットハンド31のβ
軸の正の方向に回転させる。なお、ロボット30のロボ
ットハンド31は、α軸、β軸、γ軸からなり、その各
軸は図4(A)に示すようにX、Y、Z軸を中心にして
回転するものとする。
【0020】逆に、マーカ2をテレビカメラ3がL2方
向から撮像すると、その取得画像4は図4(C)に示す
ようになり、このときのX方向座標X1、X2はX1<
X2 となる。したがって、ロボットハンド31 (テレビカ
メラ3) をβ軸の負の方向に回転させる。
向から撮像すると、その取得画像4は図4(C)に示す
ようになり、このときのX方向座標X1、X2はX1<
X2 となる。したがって、ロボットハンド31 (テレビカ
メラ3) をβ軸の負の方向に回転させる。
【0021】以上の動作をα軸方向 (Y軸方向) に
ついても行い、最終的に X1=X2 Y1=Y2 となるように、テレビカメラ3を移動すれば、輪郭部2
a及び中心部2bの各重心座標を一致させることができ
る。そのとき、テレビカメラ3すなわちロボットハンド
31を作業対象面1が正対している。
ついても行い、最終的に X1=X2 Y1=Y2 となるように、テレビカメラ3を移動すれば、輪郭部2
a及び中心部2bの各重心座標を一致させることができ
る。そのとき、テレビカメラ3すなわちロボットハンド
31を作業対象面1が正対している。
【0022】図5及び図6は本発明の平面計測方法を実
行するためのフローチャートであり、図5はステップS
1〜S7を、図6はステップS8〜S11を示す。図に
おいて、Sに続く数値はステップ番号を示す。 〔S1〕マーカ2をテレビカメラ3で撮像する。 〔S2〕輪郭部2aの重心座標を求める。 〔S3〕中心部2bの重心座標を求める。 〔S4〕輪郭部2aの重心座標のX方向座標X2と、中
心部2bの重心座標のX方向座標X1とが等しいか否か
を判別する。等しいならS8に、等しくないならS5に
進む。 〔S5〕X1がX2より大きいか否かを判別する。大き
ければS6に、小さければS7に進む。 〔S6〕+β軸回りにロボットハンド31 (テレビカ
メラ3) を回転させる。 〔S7〕−β軸回りにロボットハンド31 (テレビカ
メラ3) を回転させる。 〔S8〕輪郭部2aの重心座標のY方向座標Y2と、中
心部2bの重心座標のY方向座標Y1とが等しいか否か
を判別する。等しいならプログラムを終了し、等しくな
いならS9に進む。 〔S9〕Y1がY2より大きいか否かを判別する。大き
ければS10に、小さければS11に進む。 〔S10〕+α軸回りにロボットハンド31 (テレビ
カメラ3) を回転させる。 〔S11〕−α軸回りにロボットハンド31 (テレビ
カメラ3) を回転させる。
行するためのフローチャートであり、図5はステップS
1〜S7を、図6はステップS8〜S11を示す。図に
おいて、Sに続く数値はステップ番号を示す。 〔S1〕マーカ2をテレビカメラ3で撮像する。 〔S2〕輪郭部2aの重心座標を求める。 〔S3〕中心部2bの重心座標を求める。 〔S4〕輪郭部2aの重心座標のX方向座標X2と、中
心部2bの重心座標のX方向座標X1とが等しいか否か
を判別する。等しいならS8に、等しくないならS5に
進む。 〔S5〕X1がX2より大きいか否かを判別する。大き
ければS6に、小さければS7に進む。 〔S6〕+β軸回りにロボットハンド31 (テレビカ
メラ3) を回転させる。 〔S7〕−β軸回りにロボットハンド31 (テレビカ
メラ3) を回転させる。 〔S8〕輪郭部2aの重心座標のY方向座標Y2と、中
心部2bの重心座標のY方向座標Y1とが等しいか否か
を判別する。等しいならプログラムを終了し、等しくな
いならS9に進む。 〔S9〕Y1がY2より大きいか否かを判別する。大き
ければS10に、小さければS11に進む。 〔S10〕+α軸回りにロボットハンド31 (テレビ
カメラ3) を回転させる。 〔S11〕−α軸回りにロボットハンド31 (テレビ
カメラ3) を回転させる。
【0023】このように、マーカ2の画像4のデータか
ら、作業対象面1の方向を検出し、その方向に応じて、
ロボットハンド31の位置を補正するようにした。この
ため、ロボットハンド31を作業対象面1に正対させる
ことができ、作業対象面1がずれた場合でも、ロボット
30に正確な動作を行わせることができる。したがって
、ロボット30による作業を継続して行うことができる
。
ら、作業対象面1の方向を検出し、その方向に応じて、
ロボットハンド31の位置を補正するようにした。この
ため、ロボットハンド31を作業対象面1に正対させる
ことができ、作業対象面1がずれた場合でも、ロボット
30に正確な動作を行わせることができる。したがって
、ロボット30による作業を継続して行うことができる
。
【0024】また、マーカ2は、一定距離にある輪郭部
2aと中心部2bとの2面を有し、その2面2a、2a
を撮像するようにした。このため、その画像4において
、輪郭部2a及び中心部2bの相対的なずれが明確に判
別できる。したがって、それぞれの重心座標を求めたと
き、その重心座標間のずれを正確に求めることができる
。
2aと中心部2bとの2面を有し、その2面2a、2a
を撮像するようにした。このため、その画像4において
、輪郭部2a及び中心部2bの相対的なずれが明確に判
別できる。したがって、それぞれの重心座標を求めたと
き、その重心座標間のずれを正確に求めることができる
。
【0025】図7は本発明の第2の実施例を示す図であ
る。第1の実施例との相違点は、作業対象面1に、深さ
(開口角) の異なるマーカ2を複数個 (例えば2
個) 設けるように構成した点である。開口角θの大き
いマーカ2Aは、より広い範囲からの撮像に有効である
。一方、開口角θの小さいマーカ2Bは、ずれの検出を
より高精度で行うことができる。したがって、まず開口
角θの大きいマーカ2Aをもとにおよその方向決めを行
った後、開口角θの小さいマーカ2Bで補正することに
より、高精度で作業対象面1の方向を決定することがで
きる。
る。第1の実施例との相違点は、作業対象面1に、深さ
(開口角) の異なるマーカ2を複数個 (例えば2
個) 設けるように構成した点である。開口角θの大き
いマーカ2Aは、より広い範囲からの撮像に有効である
。一方、開口角θの小さいマーカ2Bは、ずれの検出を
より高精度で行うことができる。したがって、まず開口
角θの大きいマーカ2Aをもとにおよその方向決めを行
った後、開口角θの小さいマーカ2Bで補正することに
より、高精度で作業対象面1の方向を決定することがで
きる。
【0026】この場合、マーカ2を3個以上設け、その
マーカ2の開口角θを順次小さくすれば、より広い範囲
からより高精度で作業対象面1の方向を検出することが
できる。
マーカ2の開口角θを順次小さくすれば、より広い範囲
からより高精度で作業対象面1の方向を検出することが
できる。
【0027】上記の説明ではマーカの代表座標として、
重心座標を用いたが、中央値(メジアン)を用いても同
様の効果が得られることは明らかである。
重心座標を用いたが、中央値(メジアン)を用いても同
様の効果が得られることは明らかである。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、マーカ
の画像データから、作業対象面の方向を検出するように
構成した。ロボットはその作業対象面の方向に応じて、
ロボットハンドの位置を補正する。このため、ロボット
ハンドを作業対象面に正対させることができ、作業対象
面がずれた場合でも、ロボットに正確な動作を行わせる
ことができる。したがって、ロボットによる作業を継続
して行うことができる。
の画像データから、作業対象面の方向を検出するように
構成した。ロボットはその作業対象面の方向に応じて、
ロボットハンドの位置を補正する。このため、ロボット
ハンドを作業対象面に正対させることができ、作業対象
面がずれた場合でも、ロボットに正確な動作を行わせる
ことができる。したがって、ロボットによる作業を継続
して行うことができる。
【0029】また、マーカは、一定距離離れた輪郭部と
中心部との2面を有し、その2面を撮像するようにした
。このため、その画像において、輪郭部及び中心部の相
対的なずれが明確に判別できる。したがって、それぞれ
の代表座標を求めたとき、そのずれを正確に求めること
ができる。
中心部との2面を有し、その2面を撮像するようにした
。このため、その画像において、輪郭部及び中心部の相
対的なずれが明確に判別できる。したがって、それぞれ
の代表座標を求めたとき、そのずれを正確に求めること
ができる。
【0030】さらに、複数個のマーカを順次開口角が小
さくなるように設けたので、より広い範囲からより高精
度で作業対象面の方向を検出することができる。
さくなるように設けたので、より広い範囲からより高精
度で作業対象面の方向を検出することができる。
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の平面計測方法を実施するための全体構
成を示す図である。
成を示す図である。
【図3】本発明に使用されるマーカの例を示す図であり
、(A)は円錐状の加工穴形状を有するマーカを、(B
)は円錐状の突起形状を有するマーカを、(C)は四角
錐状の突起形状を有するマーカをそれぞれ示す。
、(A)は円錐状の加工穴形状を有するマーカを、(B
)は円錐状の突起形状を有するマーカを、(C)は四角
錐状の突起形状を有するマーカをそれぞれ示す。
【図4】本発明の平面計測方法を説明するための図であ
り、(A)はテレビカメラによる撮像状況を、(B)は
テレビカメラがL1方向から撮像したときの画像を、(
C)はテレビカメラがL2方向から撮像したときの画像
をそれぞれ示す図である。
り、(A)はテレビカメラによる撮像状況を、(B)は
テレビカメラがL1方向から撮像したときの画像を、(
C)はテレビカメラがL2方向から撮像したときの画像
をそれぞれ示す図である。
【図5】図5は本発明の平面計測方法を実行するための
フローチャートであり、ステップS1〜S7をを示す。
フローチャートであり、ステップS1〜S7をを示す。
【図6】図6は本発明の平面計測方法を実行するための
フローチャートであり、ステップS8〜S11を示す。
フローチャートであり、ステップS8〜S11を示す。
【図7】本発明の第2の実施例を示す図である。
1 作業対象面
2,20,21 マーカ
3 テレビカメラ
4 画像
5 画像処理部
10 部品
30 ロボット
31 ロボットハンド
40 ロボット制御装置
Claims (3)
- 【請求項1】 マーカ(2) を撮像してロボットの
作業対象面(1) の方向を検出する平面計測方法にお
いて、作業対象面(1) にマーカ(2) を設け、前
記マーカ(2) を視覚センサ(3) で撮像し、前記
マーカ(2) の画像(4) から、前記マーカ(2)
の輪郭部(2a)の代表座標及び中心部(2b)の代
表座標を求め、前記輪郭部(2a)の代表座標及び中心
部(2b)の代表座標に基づいて、前記作業対象面 (
1)の方向を検出することを特徴とする平面計測方法。 - 【請求項2】 前記マーカ(2) は、前記作業対象
面(1) に平行で一定距離離れた2つの平面内にそれ
ぞれ存在する2面(2a,2b) を有し、前記2面(
2a,2b) は、前記2つの平面に垂直な同一直線上
にそれぞれの中心点を持ち、前記2面(2a,2b)
の内一方の面(2a)は、より大きな輪環状または角状
の上下左右対称の面であり、他方の面(2b)は、より
小さな中実状の面であることを特徴とする請求項1記載
の平面計測方法。 - 【請求項3】 前記作業対象面 (1)内に、前記2
つの平面の距離が異なる複数の前記マーカ(2) を設
けたことを特徴とする請求項2記載の平面計測方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2992891A JPH04269194A (ja) | 1991-02-25 | 1991-02-25 | 平面計測方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2992891A JPH04269194A (ja) | 1991-02-25 | 1991-02-25 | 平面計測方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04269194A true JPH04269194A (ja) | 1992-09-25 |
Family
ID=12289655
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2992891A Withdrawn JPH04269194A (ja) | 1991-02-25 | 1991-02-25 | 平面計測方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04269194A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1991
- 1991-02-25 JP JP2992891A patent/JPH04269194A/ja not_active Withdrawn
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