JPH04203080A - キー保管システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 １産業上の利用分野１ 本発明は、複数のキー（カギ）を保管管理する保管シス
テムに関する。

［従来の技術及び発明が解決しようとする問題点１従来
のキー保管方式は、大別すると、次の３通りがあった。

（１）保管されるキー自体をそれに合致するような嵌合
内部形状にしたシリンダー内に保管する方式。

（２）保管されるキーを別のキーにぶらさげて、その別
のキーを、それに合致する形状に形成されたシリンダー
に保管する方式。

（３）箱の中にキーを保管する方式。

以上の３つの方式には、各々一長一短があるが、次のよ
うな点を改良すべきものであった。

第１に、キー保管ボックス本体の設置後、全体のキープ
ランが決定されるまで、キー固定用シリンダーの取り付
けができないこと、 第２に、キーの種類が変わると、該シリンダーを取り替
えなければならなくなること、第３に、各々錠前メーカ
ーの違う錠が、各テナント等の扉についているような雑
居ビル等を管理するためには、従来の、保管すべきキー
に対応するシリンダーでキー保管するキー保管システム
は、使用できないこと、 第４に、従来の箱の中に保管する方式では、キー以外の
ものでも、保管できるため、間違ったキーを保管できた
り、悪戯されたりする恐れがあること、 また、従来のキー保管方式のある場合では、保管された
キー頭部が出ているので、キ一番号が読み取れるので、
防犯上好ましくないことになっている。

また更に、従来使用されているキー保管ボックスは、大
きくて据え付は場所の選択に困難で、また、据え付は工
事が大変になる。また、このキー保管ボックスは、筐体
自体が製作し難いもので、複雑な構造になるものである
。

上記のような状況において、本発明者は、キー保管ボッ
クスを設置するときに、キープランと関係なく、設置で
き、使用するキーの種類とは関係なく、キー保管に使用
でき、適合するキー以外のものは、保管穴に嵌合固定で
きないキー保管システムを提供することを目的とする。

更に、本発明は、小型化、薄型化、軽量化の容易な構造
のキー保管システムを提供することを目的とする。

［問題点を解決するための手段］ 本発明の要旨とするものは、複数のキーを集中的に保管
するシステムにおいて、各キーをキーキャップ部材に固
定したものを、各キー保管ボックスの保管穴に差し込み
、自動的に収納固定し、磁気カード、テンキー或いはそ
の両者を操作することにより、そのキー収納固定を解除
するキー保管システムである。

更に、前記キー保管システムにはセンター制御部を備え
、各保管ボックスからのキーの保管状態を記憶し、その
情報を管理会社にオンラインで伝達する伝達線に接続し
ているようにできる。また、キーキャップ部Ｊオは、前
記キー保管ボックスの保管穴に差し込んだときに、自動
的に固定手段が働き、嵌合固定され、該キーキャップ部
材を固定できる。

即ち、本発明のキー保管システムの構成は、頭部をキー
キャップ部材でカバーされたキー、キー保管のためのキ
ー保管穴及びキーをキー保管穴内に固定する固定手段等
からなる。

本発明のキー保管システムは、キーの一部、特に、キー
頭部をキーキャップ部材でホールドする方式であり、次
のようなものである。

第１に、そのために、錠前メーカー、キ一種、キープラ
ンに関係なく、キー保管が可能になる。

第２に、キーキャップ部材に、ある場合は、ＥＥＦＲＯ
Ｍ　（エレクトリック　エレイザブルプログラブル　リ
ード　オンリ　メモリ）を内蔵できることにより、その
キーが保管されるべきボックス番号を記憶しているため
、登録されたキー以外は保管できないものである。

第３に、テナント等で現在使用している錠シリンダーに
簡単な追加加工を行なうことにより、テナント等の錠の
施錠、解錠の情報をキーキャップ部材に内蔵されている
ＥＥＰＲＯＭに記憶させ、テナントとキー保管ボンラス
間が無配線でも施錠、解錠の関係の情報を伝達できる構
成にすることができる。更に、施錠されているときは、
キーを保管し、施錠していなかった場合は、音声等で施
錠忘れを知らせるようにもできるものである。

第４に、キーキャップ部材でキー頭部をホールドするた
めに、保管されているキーのキ一番号が読み取られない
ものである。

第５に、キー保管システムを小型化、薄型化、軽量化で
きるものである。

本発明のキー保管システムは、従来開発された機能の全
てを見直し、電子回路部を新たに設計見直し、」１記の
ようなシステムにしたものである。

次に、実施例により、本発明のキー保管システムを説明
するが、本発明は、これによって限定されるものではな
い。

［実施例］ 本発明のカギ保管システムの構造は、次のようなもので
ある。

即ち、第１図Ａの斜視図は、キー保管ボックス２を示し
、第１図Ｂに示す拡大されたキー１を各々のキー保管穴
に入れ、保管するものである。

各テナント或いは部屋、家、マンション等（本明細書で
は、これらを代表させてテナントと称する）のカギ（キ
ー）を施錠した後に、解錠するまでの間に、キー１を本
発明のキー保管ボックス４に保管するものである。そし
て、保管されるキー自体５を、合致するキー保管ボック
スの保管穴３に係合保管する。保管されたキー】を取り
出すときは、磁気カード挿入口８或いはテンキー１０又
はその両方を利用することにより、キー１の固定を解除
して、取り出す。９は、磁気カード挿入口８或いはテン
キー１０又はその両方を利用するときに、その指示のた
めの信号点灯である。

従って、キー本体のメーカー、錠種類を問わないで、キ
ーを保管できるキー保管システムである。そして、その
キーキャップ部材７には、表示部としてＬＥＤを有する
ことができる。そして、キーを保管したときに、点灯し
、キーを入れたのにキー保管ボックスに異常が起きてい
るか、施錠がなされていないときは、点灯しないような
構成にできる。

或いは、図示の表示灯９が、キーを保管したときは、黄
色が点灯し、保管しているキーを抜き取ることができる
間だけ、緑色が点灯し、テナントの扉を施錠していない
ときに、キーを保管しようとしたとき、警報として、赤
色が点灯するようにできる。また、キーを保管しており
、各テナントの警備中に不正解錠されてときに、赤色が
点滅するようにできる。

各キー保管ボックス４は、図示のように筐体であり、そ
こにはキー保管穴３を有し、各々、キーを固定保管する
ために手段、例えば、ソレノイド手段、キー固定部等を
内部に備える。

更に、キー保管システム（装置）２には、電源部、制御
部、カードリーダ部８、テンキ一部分１０、表示点灯部
９を備える。

このうち、カードリーダ部８は、磁気カードを挿入して
、操作し、表示点灯部９は、電源ＯＮのときに点灯する
赤色のものと、挿入されたカードが登録されているカー
ドならば点灯する緑色のもの、挿入されたカードが登録
されていないカード又は登録されたカードでも読み取れ
なかった赤色に点灯するものを備えることができる。

更に、テンキ一部１０は、単独で使用し、デジタル信号
で、キー保管を解除するか、或いはカードリーダ部８と
併用して解除するかの両方の方法で使用できる。

本発明のカギ保管システムでは、キー本体５は、第２図
の斜視図に示すように、キーキャップ部材７でホールド
されている方式である。キー本体５は、キーキャンプ部
材７には、キー本体を嵌合固定できる凸部２】、２２を
備える。この凹部２１．２２は、ある程度の多くの種類
のキーの頭部に合う形状と寸法を有する。キーキャップ
部材７は、図示のように、２つに割れる形であり、その
間に前記の凹部２１．２２を設ける。

このキーキャップ部材７の中には、プリント基板、ＩＣ
基板、ＲＯＭ、磁気記録手段等を内蔵させることができ
、それにより、キー保管の操作とキー保管の管理を行な
うことができる。

更に、１つの例として、キーキャップ部材７には、固定
溝６も設ける。また、キーギャップ部材の中には、セン
サー１１、ＥＥＰＲＯＭｌ、２、回路基板等を内蔵させ
ることもできる。

その−例を、第３図Ｂ、Ｃに示す。キー本体の頭部がキ
ーキャップ部材７に固定されている。即ち、第３図Ｂの
断面図に示すように、キー本体５の頭部をキーキャップ
７でカバーしである。このキーキャップ部材７には、固
定用溝６を有し、それにより、第３図Ａに示すように、
停止機構１６の固定バーにより嵌合されて、固定される
。

センサー１１及びＥＥＰＲＯＭＩ　２を備える場合、セ
ンサー１１は、キーキャップ部材７のキー側に、第３図
Ｃに示すように、設けられる。このセンサー１１は、例
えば、各テナントの扉キーを施錠するとき、各界のキー
シリンダーなどの施錠、解錠面についているデジタル記
号等を読み取るためである。読み取った信号を、キーキ
ャップ部材７に内蔵するＥＥＦＲＯＭＩ２に記憶して、
次に、キー保管ボックス４の各保管穴３に保管するとき
に、各保管ボックスにおいて、 ＥＥＦＲＯＭＩ　２から入力させ、本発明のキー保管シ
ステムの管理システムにその信号を入れ、各種の利用に
供する。キーは、第１図Ａのように、キー保管ボックス
の保管穴３に入られると、自動的に、第３図Ａに示すよ
うに、停止機構１６のソレノイド１４が働いて、固定溝
６に嵌合し、固定される。

更に、保管穴３の底には図示のようにバネ１８を備え、
ソレノイド１４が動いて、停止機構１６が外れると、バ
ネ１８が働いて、キー本体５とキーキャップ部材７を外
に押し出す。

或いは、他の固定手段として、ソレノイドに代えて極小
モータを用いて、固定バー等で、キーキャップ部材を固
定する手段にすることもできる。

更に、本発明のキー保管システムの構成を、ブロック図
で示すと第４図のようである。即ち、各キー１を各キー
保管ボックス（保管部）４の保管穴３に差し込み、保管
する。キーの保管がされているか否かの信号は各保管部
３から制御部２１に入力される。制御部２１には、電源
部２０から駆動電力が供給される。また、前記のカード
リーダ部８からの信号及びテンキ一部１０からの信号は
、電源部２０を通して、制御部２１に入力する。例えば
、磁気カード２５が、第１図に示すカード挿入口８に入
れられ、カード２５に磁気記録される情報が、カードリ
ーダ部で読み取られ、電源部２０を通して、制御部２１
に入り、予め制御部２１に入力された情報と一致してい
ると、キー保管部３のキー固定ソレノイド１４が働いて
、固定状態を解除する。

更に、本発明によると、各キー１が、各キー保管ボック
スの保管穴３に挿入固定されるとき、前記のように、キ
ーキャップ部材７に内蔵されているＥＥＰＲＯＭＩ　２
からの情報が、キー保管部３で受は取られ（Ｍみ取られ
）で、制御部２１に入力されように構成することもでき
る。

更に、制御部２１には、他の例として、各テナント扉の
キーシリンダーから信号が、直接に外部入力部Ｉ／Ｆを
通して、入力される。これは、例えば、各テナント扉が
施錠されていることの確認、或いは、キーが保管されて
いるのに、不正解錠されたかを監視するシステムとして
も機能できるものである。

更に、制御部２１は、外部出力部１／Ｆを備えることが
でき、例えば、各テナントを管理するために、制御部２
１に集められた情報を管理会社、警備会社に送られる。

［発明の効果］ 本発明のキー保管システムは、次のごとき技術的効果が
ある。

第１に、キーキャップ部材で管理制御するため、各キー
の錠前メーカー、キ一種、キープランに関係なく、キー
保管が可能になる。

第２に、キー保管に更に１つの例として付加的な機能を
付けることができ、例えば、キーキャップ部材にＥＥＰ
ＲＯＭを内蔵させることにより、そのキーが保管される
べきボックス番号を記憶しているため、登録されたキー
以外は保管できないようにできる。

第３に、更にキー保管に付加的な機能を付けることがで
き、各テナントの扉に現在使用しているシリンダー簡単
な追加加工を行なうことにより、テナントの錠の施錠、
解錠の情報をキーキャップ部材に内蔵されているＥＥＰ
ＲＯＭに記憶させ、テナントとキー保管ボックス間が無
配線でも施錠、解錠の関係の情報を伝達できるものであ
る。

施錠されているときは、キーを保管し、更に、例えば施
錠していなかった場合は、音声等で施錠忘れを知らせる
ようにできるものである。

第４に、キーキャンプ部材でホールドするために、保管
されるキーのキ一番号が読み取られないものである。

第５に、キー保管システムを小型化、薄型化、軽量化で
きるものである。

４、簡単な図面の説明 第１図Ａ、Ｂは、本発明のキー保管システムを示す説明
斜視図である。

第２図は、キー本体とキーキャップの嵌合溝遺体を示す
模式斜視図である。

第３図Ａ、Ｂ、Ｃは、本発明によるキーキャップとそれ
を保管ボックスの保管穴に固定する様子を説明する模式
図である。

第４図は、本発明のキー保管システムの構成を説明する
ブロック図である。

［主要部分の符号の説明］ １　、、、、、、、、、保管キ一体 ２　、、、、、、、、、キー保管装置 ３　、、、、、、、、、キー保管穴 ４　、、、、、、、、、キー保管ボックス５　、、、、
、、、、、キー本体 ７　、、、、、、、、、キーキャップ部材８　、、、、
、、、、、磁気カード挿入口１０　、、、、、、、、、
テンキー １１　、、、、、、、、、センサー １４　、、、、、、、、、キー固定手段（ソレノイド）
２１．２２　、、、、、、、、、キー嵌合部第１図 第２図 第３図 （Ａ）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、複数のキーを集中的に保管するシステムにおいて、 各キーをキーキャップ部材に固定したもの を、各キー保管ボックスの保管穴に差し込み、自動的に
   収納固定し、磁気カード、テンキー或いはその両者を操
   作することにより、そのキー収納固定を解除することを
   特徴とするキー保管システム。 ２、請求項第１記載のキー保管システムにおいて、 前記キー保管システムにはセンター制御部を備え、各保
   管ボックスからのキーの保管状態を記憶し、その情報を
   管理会社にオンラインで伝達する伝達線に接続している
   ことを特徴とする前記キー保管システム。 ３、請求項第１記載のキー保管システムにおい前記キー
   キャップ部材は、前記キー保管ボックスの固定穴に差し
   込んだときに、自動的に固定手段が働き、該キーキャッ
   プ部材が固定されることを特徴とする前記キー保管シス
   テム。